JP2914687B2 - 電波警報装置 - Google Patents

電波警報装置

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JP2914687B2 JP1301853A JP30185389A JP2914687B2 JP 2914687 B2 JP2914687 B2 JP 2914687B2 JP 1301853 A JP1301853 A JP 1301853A JP 30185389 A JP30185389 A JP 30185389A JP 2914687 B2 JP2914687 B2 JP 2914687B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、所定警備領域内に電波送信部と電波受信部
とを対向配置で設け、同領域内に放射された電波を用い
て警備領域内への侵入者を含む侵入物体の有無を検知
し、侵入検知時に警報を行う対向遮断方式の電波警報装
置に関し、特に、受信電波のレベルの低下幅と時間との
積算値として得られる減衰面積値の大小から侵入物を検
出する電波警報装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より放射電波を利用した侵入物検知方式は既に種
々提案されているが、一般的には警備領域内に送信され
た電波レベルに対して受信レベルが所定値以下に低下し
たとき、電波網が張られた同領域内に侵入物が発生した
ことを検知し、警報を発生させる電波警報方式が取られ
ている。
〔発明が解決すべき課題〕
然し、この従来の方式では、侵入物、例えば、侵入者
が立ち姿勢で送信部と受信部との間の電波網を通過した
ときと、匍匐姿勢で同電波網を通過したときでは、受信
電波の減衰度が大きく異なるから、何れの場合にも検知
できるように減衰値に関する所定の検知レベル値を設定
しなければならない。従って、この様な方式では減衰度
の低い匍匐姿勢に合わせるため、所定の検知レベル値は
比較的低い設定値になり、その結果、偶然に、犬や猫が
同警備領域を通過しても侵入物として検知してしまい、
警報を発してしまうと言う問題点がある。
ここで、上述の様な電波による警備領域に就いて考察
すると、人が匍匐姿勢により警備領域を通過するとき
は、受信電波の減衰度は少ないが、他方、匍匐姿勢であ
るから警備領域内を移動する際の通過時間は長くなり、
又侵入者が走行姿勢で走って警備領域を通過する場合、
通過時間は短いが減衰度は多くなる。更に、犬や猫など
の小動物が警備領域の電波網を通過して遮断する場合、
減衰レベルも小さく通過時間が短いという現象に着目で
きる。
従って、本発明の目的は、警備領域内における受信電
波の減衰度と減衰発生時間との積による減衰面積量を定
義し、この減衰面積量に基づいて侵入者や侵入車等の侵
入物を検知する電波警報装置を提供することにある。以
下、本発明を実施例に基づいて説明する。
〔解決手段と作用〕
本発明によれば、警備領域内に電波を放射する送信部
と、前記送信部と対向した配置で設けられ、前記送信部
から前記警備領域内に放射された電波を受信する受信部
とを備え、警備領域内における電波の減衰状態を監視す
ることにより、侵入物の有無を判別するとともに侵入物
の報知警報を発する対向遮断方式の電波警報装置におい
て、 前記受信部は、受信した電波の減衰度を予め定めた設
定値と比較するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段による減衰度の判断に応動して減
衰度と所定の減衰継続時間との積からなる減衰面積値を
算出し、出力する減衰面積値算出手段と、 前記減衰面積値算出手段が算出した減衰面積値を予め
定めた比較基準値と比較すると共に該減衰面積値が該比
較基準値を越えたときに前記警備領域に侵入物があるこ
とを判別する判別回路とを、具備した電波警報装置を提
供し、減衰度と時間との積から成る減衰面積値を定義
し、その減衰面積値に基づいて電波が放射されている所
定の警備空間内における電波減衰の起因となる侵入物の
有無を判定するようにしたから、侵入物の大きさと動き
との2つの変量に基づいて侵入物の有無を判定すること
ができ、故に、侵入物検知精度を向上させることができ
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるマイクロ波による対向遮断式
の電波警報装置のブロック図、第2図は、第1図に基づ
く電波警報装置の作用の説明用タイムチャートである。
また、第3図は、本発明による対向遮断式の電波警報装
置の他の実施例を示すブロック図である。
さて、第1図を参照すると、本発明による電波警報装
置に共通して警備すべき領域(以下、警備領域と言う)
には電波の送信部、受信部が空間を隔てて設けられ、
今、1は、送信部であり、2は受信部である。送信部1
には安定化電源回路11と、この安定化電源回路11から所
定の電圧が印加されると所定のマイクロ波を発生するガ
ン発振器12と、例えば2KHzのパルス信号を出力して該マ
イクロ波を振幅変調させる変調器13と、振幅変調したマ
イクロ波を警備領域の空間内に放射するために同警備領
域内の適所に設置された送信用空中線14とを具備して構
成されている。
一方、前記受信部2は、受信用空中線21を備え、この
受信用空中線21は、上記送信用空中線14から所定の間隔
をおいた警備領域内の適所に設置されている。上記受信
用空中線21によって受信されたマイクロ波は、帯域通過
濾波器22に送信され、同帯域通過濾波器22により送信部
1から放射されたマイクロ波から変調波分が識別され
る。上記帯域通過濾波器22は検波器23で検波され、検波
された信号は、次いで低周波増幅器24で増幅される。
受信部2には、更には、低周波増幅器24の出力電圧が
予め定めた所定値と比較して該所定値より低いか否かを
判断するレベル低下検出器25が設けられ、同レベル低下
検出器25は安定化電源回路31により励起されており、低
周波増幅器24の出力電圧が所定値より低いことが上記レ
ベル低下検出器25により判断されると、その判断信号を
受けてタイマ発生器26は起動し、タイマ信号を発生す
る。そして、このタイマ発生器26は所定時間経過後にス
トップトリガーパルスを後述するカウンタ回路28のカウ
ンタ動作停止用の指示信号として出力するように接続、
配置されている。更に、受信部2には、減衰面積値算出
手段20が設けられ、同減衰面積値算出手段20は、ピーク
電圧検出器27、上述したカウンタ回路28、クロック信号
発生器30を具備して構成される。ピーク電圧検出器27は
前述した低周波増幅器24に接続され、かつ、上記レベル
低下検出器25により、前記低周波増幅器24の出力電圧が
所定値以下と判別されたとき起動して、クロック信号発
生器30のクロック信号に応じてその時点の電圧ピーク値
の検出を行う。上記カウンタ回路28は、図示のように、
ピーク電圧検出器27と接続されてピーク値を順次に積算
するカウンタ回路であり、積算値を後述する判別回路29
へ出力する。ピーク電圧検出器27は、タイマ発生器26が
所定時間経過後に発するストップトリガーパルス(スト
ップ信号)で作動を停止し、他方、カウンタ回路28は上
記ストップ信号で積算値を判別回路29に送出した後、該
積算値をクリアーする。判別回路29は、閾値設定回路32
にて予め定めた所定値を読み出し、上記減衰面積値算出
手段20のカウンタ回路28の積算値と比較判別して該積算
値が該所定値より大きいときに、警備領域内への侵入者
又は侵入物が有りと判別し、図示しない警報器へ警報信
号を出力する。
次に、第2図のタイムチャートに基づき、本実施例の
動作を説明する。前述の如く送信部1の送信用空中線14
から約2KHzにて振幅変調されたマイクロ波が送出され
る。このとき、受信部2は前述の如く変調されたマイク
ロ波を受信用空中線21により受信し、帯域通過濾波器2
2、検波器23、及び低周波増幅器24を介してレベル低下
検出器25に入力する。レベル低下検出器25においては、
入力されたマイクロ波の電波信号Tが予め定めた所定の
減衰値a(第2図の検出レベル値a)と比較され、当該
所定減衰値aより低いときに第2図(イ)に示すスター
トパルスP1をタイマ発生器26に出力し、同タイマ発生器
26を起動する。このとき、起動したタイマ発生器26は、
第2図(ウ)に示すように、所定時間Tr(タイマパルス
P3の発生時間)を経過した後、第2図(エ)に示すスト
ップパルスP2をカウンタ回路28へ出力し、同カウンタ回
路28の積算値を判別回路29へ送出した後、該積算値をク
リアーする。ここで上記所定時間Trは、侵入者が警備領
域内を匍匐姿勢により横切るときに必要な平均的な時間
より、やや長目の時間に設定する。警備領域内を人が立
姿勢で走って横切った場合は、通過時間は短いが、減衰
度が大きいので減衰面積か大きくなり、又、小動物であ
れば、減衰度が小さいので減衰面積が小となる。ピーク
電圧検出器27はクロック信号発生器30から常時、クロッ
ク信号を受け、クロック信号に対応して上記タイマパル
スP2の発生時間Trの間中、第2図(オ)に示すようなク
ロック信号のサンプリング幅に対するピーク電圧値を低
周波増幅器24のマイクロ波の電波信号Tから検出する。
検出されたピーク値に対応した信号が同ピーク電圧検出
器27からカウンタ回路28へ出力され、カウンタ回路28で
カウントを加算する。このカウント値が、減衰度と減衰
時間との積、つまり、減衰面積値となる。判別回路29で
は、該減衰面積値が閾値設定回路32で予め設定された所
定値と比較され、それが当該所定値より大きいときに侵
入者が有りと判別される。その結果、判別回路29は警報
信号を出力する。なお、この閾値設定回路32に設定され
る所定値は可変調節できるので、本電波警報装置の設置
条件によって、その都度、調整することができるのであ
る。
次に、第3図に基づいて、本発明に係る電波警報装置
の他の実施例を説明する。なお、第3図において、第1
図と同じ数字は、同電気的要素又は部分を示す。第1図
に示した実施例の構成との差異は、受信部2の内部構成
にある。即ち、この第3図の実施例では、レベル低下検
出器40が、超過検出器41と復帰検出器42との2つの要素
から構成されており、上記超過検出器41は、電波減衰度
が予め定めた所定値より超過したとき起動パルスをピー
ク電圧検出器51に出力する。復帰検出器42は、減衰度が
予め定めた所定値より超過していたものが、該所定値以
下に復帰したときにストップパルスをピーク電圧検出器
51とカウンタ回路52の両者へ出力する。ピーク電圧検出
器51は、前述と同様クロック信号発生器53のクロックパ
ルスに応答して受信したマイクロ波電波入力中のピーク
電圧を検出してカウンタ回路52へ出力する。カウンタ回
路52は、ピーク値を積算する。カウンタ回路52は復帰検
出器42のストップパルスの受信によって、判別回路29へ
積算値を出力するとともに積算値をクリアーする。判別
回路29は前述と同様に閾値設定回路32から予め定めた所
定値を読み出し、該所定値とカウント値を比較して侵入
者の有無の判別を行うものである。叉、他の実施例とし
て、少しでも早く侵入者の有無を判別する場合、カウン
ト回路52にてカウントされる毎に判別回路29へカウント
値を送出し、復帰検出器42からのストップパルスを受信
する前に侵入者有無の判別を行っても良い。
〔発明の効果〕
本発明は、前述の如く所定の警備領域に放射された電
波網が侵入物により減衰される減衰度の値と減衰継続時
間との積による減衰面積値を定義し、この減衰面積値を
所定の比較基準値に対比し、対比結果から所定値を越え
た状態のときには侵入者や侵入車等の侵入物が有ること
を判別するようにしたので、侵入物とは見なさない小動
物が偶然に警備領域内に入り込んでも侵入有りとは判定
することなく、故に電波警報装置の誤動作を排除でき信
頼性の向上が図れる。また、減衰面積値算出手段にて入
力される電波信号をディジタル処理することで判別回路
での判定精度が向上し、且つ、回路設計が容易に成る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるマイクロ波による対向遮断式の
電波警報装置のブロック図、第2図は、第1図に基づく
電波警報装置の作用の説明用タイムチャート図、第3図
は、本発明による対向遮断式の電波警報装置の他の実施
例を示したブロック図。 1……送信部、2……受信部、14……送信用空中線、2
0、50……減衰面積値算出手段、21……受信用空中線、2
5……レベル低下検出器、26……タイマ発生器、27……
ピーク電圧検出器、28……カウンタ回路、29……判別回
路、30……クロック信号発生器、32……閾値設定回路、
40……レベル低下検出器。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 13/00 - 13/26 G01V 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】警備領域内に電波を放射する送信部と、前
    記送信部と対向した配置で設けられ、前記送信部から前
    記警備領域内に放射された電波を受信する受信部とを備
    え、警備領域内における電波の減衰状態を監視すること
    により、侵入物の有無を判別するとともに侵入物の報知
    警報を発する対向遮断方式の電波警報装置において、 前記受信部は、受信した電波の減衰度を予め定めた設定
    値と比較するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段による減衰度の判断に応動して減衰
    度と所定の減衰継続時間との積からなる減衰面積値を算
    出し、出力する減衰面積値算出手段と、 前記減衰面積値算出手段が算出した減衰面積値を予め定
    めた比較基準値と比較すると共に該減衰面積値が該比較
    基準値を越えたときに前記警備領域に侵入物があること
    を判別する判別回路とを 具備したことを特徴とする電波警報装置。
  2. 【請求項2】前記減衰面積値算出手段は、クロック信号
    発信器と、前記レベル検出手段の減衰度の判断に応動し
    且つ前記クロック信号発信器からのクロックパルスに応
    じて前記受信した電波入力中のピーク値を検出するピー
    ク電圧検出器と、該ピーク電圧検出器のピーク値を積算
    カウントするカウンタ回路とを少なくとも具備して構成
    された請求項1に記載の電波警報装置。
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