JP2901942B2 - 版板用の緊締装置 - Google Patents
版板用の緊締装置Info
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- JP2901942B2 JP2901942B2 JP9252034A JP25203497A JP2901942B2 JP 2901942 B2 JP2901942 B2 JP 2901942B2 JP 9252034 A JP9252034 A JP 9252034A JP 25203497 A JP25203497 A JP 25203497A JP 2901942 B2 JP2901942 B2 JP 2901942B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F27/00—Devices for attaching printing elements or formes to supports
- B41F27/12—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
- B41F27/1218—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes comprising printing plate tensioning devices
- B41F27/1225—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes comprising printing plate tensioning devices moving in the printing plate end substantially rectilinearly
- B41F27/1231—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes comprising printing plate tensioning devices moving in the printing plate end substantially rectilinearly by translatory motion substantially tangential to support surface
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Screen Printers (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１に発明の
上位概念として記載したように、前縁を固定された版板
が印刷終端部では、配設されたばねの力に抗して周方向
及び横方向に運動可能でかつ版板に穿設された開口と協
働する複数の保持エレメント内に固定される形式の、印
刷機特に枚葉紙オフセット印刷機の版胴における印刷担
体の伸びを補正するための版板用の緊締装置に関する。
上位概念として記載したように、前縁を固定された版板
が印刷終端部では、配設されたばねの力に抗して周方向
及び横方向に運動可能でかつ版板に穿設された開口と協
働する複数の保持エレメント内に固定される形式の、印
刷機特に枚葉紙オフセット印刷機の版胴における印刷担
体の伸びを補正するための版板用の緊締装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】枚葉紙オフセット印刷機では、版胴上に
固定すべき版板は先ず、印刷始端部に配設されたクラン
プ装置に固定され、かつ版胴を順方向に回動することに
よって該版胴外周面に張設される。次いで版板後端部が
対応配設された装置に固定される。その場合、版板の印
刷終端部をやはりクランプして保持する固定装置が普及
・汎用されている。このような版板固定装置の場合は、
版板を支持する版胴に対する該版板の位置修正は、印刷
始端部並びに印刷終端部に配設された固定装置をそれ相
応に動かすことによって実施されねばならない。
固定すべき版板は先ず、印刷始端部に配設されたクラン
プ装置に固定され、かつ版胴を順方向に回動することに
よって該版胴外周面に張設される。次いで版板後端部が
対応配設された装置に固定される。その場合、版板の印
刷終端部をやはりクランプして保持する固定装置が普及
・汎用されている。このような版板固定装置の場合は、
版板を支持する版胴に対する該版板の位置修正は、印刷
始端部並びに印刷終端部に配設された固定装置をそれ相
応に動かすことによって実施されねばならない。
【０００３】版板の印刷始端部を前位の緊締ストリップ
に固定し、しかも該緊締ストリップを、版胴に対して周
方向にも軸方向にも可動に配置した形式の、版胴周面に
版板を張設する装置が、ドイツ連邦共和国特許出願公開
第４２０５２７６号明細書に基づいて公知になってい
る。版板の後端部は、軸方向で相互に隔てられたポンチ
穴の形の穿穴部を有しており、該穿穴部は、版板を固定
するための複数本のピンエレメントと協働し、該ピンエ
レメントは、版胴の周方向にも、これに対して垂直な方
向つまり版胴の軸方向にも可動支承されておりかつばね
エレメントと結合されている。このように装備された版
胴における版板の固定はその場合、先ず版板前縁を対応
した緊締ストリップ内に固定し、次いで版胴の外周面に
版板を張設した後に版板の穿穴部を、フック状に形成さ
れたばね運動可能なピンエレメントに係合させるように
して行われる。次いで前位の緊締ストリップは、該緊締
ストリップに配設された調整モータの適当な作動制御に
よって、胴溝前壁の方向の零位置（印刷始端部）へ移動
させられ、これによってばね運動可能に支承されたピン
エレメントは版板の印刷終端部を保持するために緊締さ
れる。公知の当該装置はこの場合、このようにして版胴
外周面に固定された版板が前位の緊締ストリップの移動
によって、機械の運転中であっても周方向レジスタ修正
や横方向レジスタ修正のため、また斜めレジスタ修正の
ためにも運動可能であるという利点を有している。しか
しながらこの場合の欠点は、特に印刷担体の伸びに起因
して生じる、印刷済み枚葉紙の印刷終端部において始め
て気付くレジスタ偏差を簡単には修正できず、特に版板
の相応の伸張によっては修正できないことである。
に固定し、しかも該緊締ストリップを、版胴に対して周
方向にも軸方向にも可動に配置した形式の、版胴周面に
版板を張設する装置が、ドイツ連邦共和国特許出願公開
第４２０５２７６号明細書に基づいて公知になってい
る。版板の後端部は、軸方向で相互に隔てられたポンチ
穴の形の穿穴部を有しており、該穿穴部は、版板を固定
するための複数本のピンエレメントと協働し、該ピンエ
レメントは、版胴の周方向にも、これに対して垂直な方
向つまり版胴の軸方向にも可動支承されておりかつばね
エレメントと結合されている。このように装備された版
胴における版板の固定はその場合、先ず版板前縁を対応
した緊締ストリップ内に固定し、次いで版胴の外周面に
版板を張設した後に版板の穿穴部を、フック状に形成さ
れたばね運動可能なピンエレメントに係合させるように
して行われる。次いで前位の緊締ストリップは、該緊締
ストリップに配設された調整モータの適当な作動制御に
よって、胴溝前壁の方向の零位置（印刷始端部）へ移動
させられ、これによってばね運動可能に支承されたピン
エレメントは版板の印刷終端部を保持するために緊締さ
れる。公知の当該装置はこの場合、このようにして版胴
外周面に固定された版板が前位の緊締ストリップの移動
によって、機械の運転中であっても周方向レジスタ修正
や横方向レジスタ修正のため、また斜めレジスタ修正の
ためにも運動可能であるという利点を有している。しか
しながらこの場合の欠点は、特に印刷担体の伸びに起因
して生じる、印刷済み枚葉紙の印刷終端部において始め
て気付くレジスタ偏差を簡単には修正できず、特に版板
の相応の伸張によっては修正できないことである。
【０００４】印刷担体の伸びを保証するための版板修正
装置がドイツ連邦共和国特許第４２４４２７９号明細書
に基づいて公知になっているが、この場合は、端部で屈
曲された版板が、互いに相対運動可能な２つのクランプ
面間に保持され、かつ全体的に複数のばねの力によって
版胴の外周面をめぐって張設される。この装置では、夫
々回動不能に並列支承された複数の緊締エレメントを備
えた、版胴の胴溝を貫通する伸び軸が設けられており、
前記緊締エレメントによって、版板端部の伸張を或る程
度導入することが可能である。この装置では、印刷画像
の変化をクランプ状態のままで版板の伸張によって得る
ことができる。
装置がドイツ連邦共和国特許第４２４４２７９号明細書
に基づいて公知になっているが、この場合は、端部で屈
曲された版板が、互いに相対運動可能な２つのクランプ
面間に保持され、かつ全体的に複数のばねの力によって
版胴の外周面をめぐって張設される。この装置では、夫
々回動不能に並列支承された複数の緊締エレメントを備
えた、版胴の胴溝を貫通する伸び軸が設けられており、
前記緊締エレメントによって、版板端部の伸張を或る程
度導入することが可能である。この装置では、印刷画像
の変化をクランプ状態のままで版板の伸張によって得る
ことができる。
【０００５】しかしながら公知の当該装置における欠点
は、版板の印刷終端部をクランプ又は固定するその方式
に基づいて、印刷始端部に配設された緊締ストリップを
それ相応に運動させることによっては、版胴の外周面に
おいて版板を全体的に位置変化させることができないこ
とである。印刷終端部に配設されたクランプ装置は確か
に、印刷始端部を介して導入された版板運動に或る程度
は追従できるけれども、版胴に対して軸方向での版板の
変化に追従することはできない。
は、版板の印刷終端部をクランプ又は固定するその方式
に基づいて、印刷始端部に配設された緊締ストリップを
それ相応に運動させることによっては、版胴の外周面に
おいて版板を全体的に位置変化させることができないこ
とである。印刷終端部に配設されたクランプ装置は確か
に、印刷始端部を介して導入された版板運動に或る程度
は追従できるけれども、版胴に対して軸方向での版板の
変化に追従することはできない。
【０００６】台形状のレジスタ偏差を補正するための方
法と装置がドイツ連邦共和国特許第４２２６１９２号明
細書に基づいて公知であり、この場合も版板の印刷終端
部はやはり互いに相対運動可能な２つのクランプ面間に
固定される。最初の試刷の後にはレジスタ偏差の検出が
続き、次いでクランプのための２つの版板後縁部分の横
方向距離を変化させることによって、版板終端部の伸張
又は圧縮が、印刷終端部において先に確認されたレジス
タ偏差を最小限にするため又は完全に補償するために行
われる。その場合、補正前には、横方向距離を変化させ
るために設けられた前記２つの版板後縁部分が付加的な
クランプ力でもって負荷され、かつ補正中には版板後縁
の中央部分が、このクランプ域において版板の伸張をな
お可能にするようなクランプ力でもって負荷され、しか
も版板の円弧状変形を補正するために相応の版板後縁部
分が付加的に周方向で調整される。しかしながらこの公
知の装置並びにこれに関連して記載された方法では、版
板終端部つまり印刷終端部に対応した版板後縁を専らク
ランプすることによって、印刷機の運転中には版胴の外
周面に沿って版板を移動させることができないという欠
点がある。
法と装置がドイツ連邦共和国特許第４２２６１９２号明
細書に基づいて公知であり、この場合も版板の印刷終端
部はやはり互いに相対運動可能な２つのクランプ面間に
固定される。最初の試刷の後にはレジスタ偏差の検出が
続き、次いでクランプのための２つの版板後縁部分の横
方向距離を変化させることによって、版板終端部の伸張
又は圧縮が、印刷終端部において先に確認されたレジス
タ偏差を最小限にするため又は完全に補償するために行
われる。その場合、補正前には、横方向距離を変化させ
るために設けられた前記２つの版板後縁部分が付加的な
クランプ力でもって負荷され、かつ補正中には版板後縁
の中央部分が、このクランプ域において版板の伸張をな
お可能にするようなクランプ力でもって負荷され、しか
も版板の円弧状変形を補正するために相応の版板後縁部
分が付加的に周方向で調整される。しかしながらこの公
知の装置並びにこれに関連して記載された方法では、版
板終端部つまり印刷終端部に対応した版板後縁を専らク
ランプすることによって、印刷機の運転中には版胴の外
周面に沿って版板を移動させることができないという欠
点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、前記の従来技術の欠点を避けると共に、版板終端部
を版胴の周方向でも版胴の軸方向でも必要に応じて伸張
又は圧縮できるように、請求項１に発明の上位概念とし
て記載した形式の装置を改良することである。
は、前記の従来技術の欠点を避けると共に、版板終端部
を版胴の周方向でも版胴の軸方向でも必要に応じて伸張
又は圧縮できるように、請求項１に発明の上位概念とし
て記載した形式の装置を改良することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、請求項１に特徴部分として記載
したように、保持ピンとして構成された保持エレメント
には、版板の下面に対して作用しかつ版胴の周方向及び
／又は横方向に調整移動可能なストリップが配設されて
おり、該ストリップには、必要に応じて版板の終端部を
クランプするためにクランプストリップが装着可能であ
る点にある。
の本発明の構成手段は、請求項１に特徴部分として記載
したように、保持ピンとして構成された保持エレメント
には、版板の下面に対して作用しかつ版胴の周方向及び
／又は横方向に調整移動可能なストリップが配設されて
おり、該ストリップには、必要に応じて版板の終端部を
クランプするためにクランプストリップが装着可能であ
る点にある。
【０００９】本発明の有利な構成は、請求項２以降に記
載した手段によって得られる。
載した手段によって得られる。
【００１０】要するに本発明によれば、版胴の周方向及
び横方向に可動支承されていて、かつばね力によって版
板終端部を緊締する、特にピンとして構成された複数の
保持エレメントに、少なくとも版胴の周方向及び／又は
横方向のレジスタ方向に可動の、保持エレメントによっ
て固定される版板終端部下敷きとしてのストリップが付
加的に配置されており、かつ必要に応じて、要するに、
特に湿し剤の影響を受けて伸張及び／又は圧縮を必要と
する場合、及び／又は版胴の周方向で行われる版胴後縁
の変形を必要とする場合にはクランプストリップが前記
下敷きとしてのストリップに固定可能である。クランプ
装置にまで作用拡張可能な前記下敷き、つまりストリッ
プは版胴の判幅全体にわたって分割されているので、版
板後縁を適当にクランプした後に、該版板後縁はその幅
を伸張又は圧縮することができる。また印刷終端部にお
けるクッション状又は樽状の像歪みは印刷担体の相応の
変形によって補正することができる。
び横方向に可動支承されていて、かつばね力によって版
板終端部を緊締する、特にピンとして構成された複数の
保持エレメントに、少なくとも版胴の周方向及び／又は
横方向のレジスタ方向に可動の、保持エレメントによっ
て固定される版板終端部下敷きとしてのストリップが付
加的に配置されており、かつ必要に応じて、要するに、
特に湿し剤の影響を受けて伸張及び／又は圧縮を必要と
する場合、及び／又は版胴の周方向で行われる版胴後縁
の変形を必要とする場合にはクランプストリップが前記
下敷きとしてのストリップに固定可能である。クランプ
装置にまで作用拡張可能な前記下敷き、つまりストリッ
プは版胴の判幅全体にわたって分割されているので、版
板後縁を適当にクランプした後に、該版板後縁はその幅
を伸張又は圧縮することができる。また印刷終端部にお
けるクッション状又は樽状の像歪みは印刷担体の相応の
変形によって補正することができる。
【００１１】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【００１２】版胴１はその外周の一部分に軸平行の胴溝
２を有している。胴溝２の底には胴溝２の全長にわたっ
て、従って版胴１の判幅全体にわたつて、ストリップと
して構成された支持体３が配置されており、該支持体に
は、胴溝２の壁に向くように版胴１の軸方向に相互間隔
をおいて複数の球面継手４が装着されている。各球面継
手４には保持ピン５が、版胴１の周方向のレジスタ方向
にも横方向のレジスタ方向にも可動に支承されており、
該保持ピン５の端部は、版胴１の外周面に張設された版
板８の印刷端部に設けた固定用の穿穴部７と協働するフ
ック６を備えている。各保持ピン５には、１本の引張り
棒を介して該保持ピンに作用するばねエレメント９が配
設されており、該ばねエレメントは、図１に図示したよ
うに前記支持体３に支持されている。保持ピン５に配設
されたばねエレメント９によって版板８の印刷終端部は
前記フック６を介して版胴１の外周面をめぐって引張ら
れる。版板８の印刷終端部は、保持ピン５の可動性に基
づいて、図１には図示を省いた前位の緊締ストリップを
介して導入されるレジスタ補正量に相応して連動するこ
とができる。
２を有している。胴溝２の底には胴溝２の全長にわたっ
て、従って版胴１の判幅全体にわたつて、ストリップと
して構成された支持体３が配置されており、該支持体に
は、胴溝２の壁に向くように版胴１の軸方向に相互間隔
をおいて複数の球面継手４が装着されている。各球面継
手４には保持ピン５が、版胴１の周方向のレジスタ方向
にも横方向のレジスタ方向にも可動に支承されており、
該保持ピン５の端部は、版胴１の外周面に張設された版
板８の印刷端部に設けた固定用の穿穴部７と協働するフ
ック６を備えている。各保持ピン５には、１本の引張り
棒を介して該保持ピンに作用するばねエレメント９が配
設されており、該ばねエレメントは、図１に図示したよ
うに前記支持体３に支持されている。保持ピン５に配設
されたばねエレメント９によって版板８の印刷終端部は
前記フック６を介して版胴１の外周面をめぐって引張ら
れる。版板８の印刷終端部は、保持ピン５の可動性に基
づいて、図１には図示を省いた前位の緊締ストリップを
介して導入されるレジスタ補正量に相応して連動するこ
とができる。
【００１３】本発明によれば支持体３の上位には、版胴
の中央で分割されたストリップ１０が、版胴１の周方向
及び横方向で可動支承されている。版板８の下面に面し
た前記ストリップ１０の上面はこの場合、保持ピン５も
しくは該保持ピンのフック６によって保持された版板８
の端部が延びる平面内で延在している。必要に応じてス
トリップ１０の各半部と一緒に夫々１つのクランプスト
リップ１１を複数本のねじ１２を介して固定することが
可能であり、その場合ねじ１２の緊締によって、版板８
の端部は、クランプストリップ１１とストリップ１０と
の対応面間にクランプされる。版板８の端部をストリッ
プ１０とクランプストリップ１１との間にクランプした
後、確認された所要補正量に相応してストリップ１０
は、支持体３に支持される調整ねじ１３を介して周方向
で調整される。
の中央で分割されたストリップ１０が、版胴１の周方向
及び横方向で可動支承されている。版板８の下面に面し
た前記ストリップ１０の上面はこの場合、保持ピン５も
しくは該保持ピンのフック６によって保持された版板８
の端部が延びる平面内で延在している。必要に応じてス
トリップ１０の各半部と一緒に夫々１つのクランプスト
リップ１１を複数本のねじ１２を介して固定することが
可能であり、その場合ねじ１２の緊締によって、版板８
の端部は、クランプストリップ１１とストリップ１０と
の対応面間にクランプされる。版板８の端部をストリッ
プ１０とクランプストリップ１１との間にクランプした
後、確認された所要補正量に相応してストリップ１０
は、支持体３に支持される調整ねじ１３を介して周方向
で調整される。
【００１４】図３から判るように本発明の緊締装置は、
図示を省いた版胴１の判中心で分割されたストリップ１
０と、各ストリップ半部に必要に応じて夫々装着可能な
クランプストリップ１１とから成っている。版胴１の周
方向に実施すべき修正操作（伸張もしくは圧縮）を開始
するためにストリップ１０の各半部毎に全部で２本の調
整ねじ１３が配設されている。従って、版胴１の外周面
をめぐって張設された版板８の印刷終端部を、必要に応
じて判中央域の方を強く伸張したり、或いは判中央域よ
りも判縁部域の方を伸張したりすることが可能である。
印刷終端部で同じく印刷幅を補正できるようにするため
に、印刷胴左半部と印刷胴右半部の両ストリップ１０間
には、２本のねじボルトから成る別の調整ねじ１４が付
加的に配置されており、しかも該調整ねじ１４の一方の
ねじボルトは、一方のストリップ１０の雌ねじ孔に螺入
して右ねじ山を有し、また他方のねじボルトは、他方の
ストリップ１０の雌ねじ孔に螺入して左ねじ山を有して
いる。従って版板８の端部をクランプするストリップ１
０並びにクランプストリップ１１は、調整ねじ１４をそ
れ相応に回動することによって、互いに間隔をおいて調
整することができる。
図示を省いた版胴１の判中心で分割されたストリップ１
０と、各ストリップ半部に必要に応じて夫々装着可能な
クランプストリップ１１とから成っている。版胴１の周
方向に実施すべき修正操作（伸張もしくは圧縮）を開始
するためにストリップ１０の各半部毎に全部で２本の調
整ねじ１３が配設されている。従って、版胴１の外周面
をめぐって張設された版板８の印刷終端部を、必要に応
じて判中央域の方を強く伸張したり、或いは判中央域よ
りも判縁部域の方を伸張したりすることが可能である。
印刷終端部で同じく印刷幅を補正できるようにするため
に、印刷胴左半部と印刷胴右半部の両ストリップ１０間
には、２本のねじボルトから成る別の調整ねじ１４が付
加的に配置されており、しかも該調整ねじ１４の一方の
ねじボルトは、一方のストリップ１０の雌ねじ孔に螺入
して右ねじ山を有し、また他方のねじボルトは、他方の
ストリップ１０の雌ねじ孔に螺入して左ねじ山を有して
いる。従って版板８の端部をクランプするストリップ１
０並びにクランプストリップ１１は、調整ねじ１４をそ
れ相応に回動することによって、互いに間隔をおいて調
整することができる。
【００１５】図１に示したように調整ねじ１３は、支持
体３の上面に配置されたストリップ１０の、前記支持体
３に後方から係合する脚部内に穿設した孔を貫通して螺
入されており、かつ端部でもって前記支持体３に支持さ
れている。更にまた支持体３に対してストリップ１０を
ガイドするために、図２から判るように、支持体３内に
穿設された孔を貫通するねじ１５が、該支持体３内に形
成された雌ねじ孔に螺入されており、該ねじ１５は、調
整ねじ１３が作動されない場合、所属のばね１６（皿ば
ね）を介してストリップ１０を支持体３に接した基本位
置に保持する。
体３の上面に配置されたストリップ１０の、前記支持体
３に後方から係合する脚部内に穿設した孔を貫通して螺
入されており、かつ端部でもって前記支持体３に支持さ
れている。更にまた支持体３に対してストリップ１０を
ガイドするために、図２から判るように、支持体３内に
穿設された孔を貫通するねじ１５が、該支持体３内に形
成された雌ねじ孔に螺入されており、該ねじ１５は、調
整ねじ１３が作動されない場合、所属のばね１６（皿ば
ね）を介してストリップ１０を支持体３に接した基本位
置に保持する。
【００１６】図２では、必要に応じて装着可能なクラン
プストリップ１１をストリップ１０に固定する固定方式
が図示されている。クランプストリップ１１は、ストリ
ップ１０に該クランプストリップ１１を固定するために
設けられたねじ１２の本数に相当する数の長穴状の開口
１７（環部）を有しており、しかもこの場合、クランプ
ストリップ１１の差し嵌めのために、前記開口１７の一
端は、ねじ１２のねじヘッドの直径に相応して拡張され
ている。クランプストリップ１１を載設し、かつ図２に
示した位置へ該クランプストリップ１１を横方向にシフ
トした後に、ねじ１２を回動することによってクランプ
ストリップ１１は、該クランプストリップ１１とストリ
ップ１０との間に版板８をクランプするために緊締され
る。その上で、図３に基づいて説明した補正動作が、調
整ねじ１３，１４の回動によって行われる。それ相応の
必要な修正処置を施して受注分の印刷を終了した後に、
ねじ１２を弛めることによってクランプストリップ１１
は再びストリップ１０から取り外され、従って版板８を
自動的に張設するために該版板は再び専ら、ばね運動可
能に支承された保持ピン５と協働する。
プストリップ１１をストリップ１０に固定する固定方式
が図示されている。クランプストリップ１１は、ストリ
ップ１０に該クランプストリップ１１を固定するために
設けられたねじ１２の本数に相当する数の長穴状の開口
１７（環部）を有しており、しかもこの場合、クランプ
ストリップ１１の差し嵌めのために、前記開口１７の一
端は、ねじ１２のねじヘッドの直径に相応して拡張され
ている。クランプストリップ１１を載設し、かつ図２に
示した位置へ該クランプストリップ１１を横方向にシフ
トした後に、ねじ１２を回動することによってクランプ
ストリップ１１は、該クランプストリップ１１とストリ
ップ１０との間に版板８をクランプするために緊締され
る。その上で、図３に基づいて説明した補正動作が、調
整ねじ１３，１４の回動によって行われる。それ相応の
必要な修正処置を施して受注分の印刷を終了した後に、
ねじ１２を弛めることによってクランプストリップ１１
は再びストリップ１０から取り外され、従って版板８を
自動的に張設するために該版板は再び専ら、ばね運動可
能に支承された保持ピン５と協働する。
【図１】版胴の印刷端部に配設された版板保持装置並び
に本発明による緊締装置の断面図である。
に本発明による緊締装置の断面図である。
【図２】本発明の緊締装置並びに該緊締装置に配設され
た緊締ストリップの固定機構の平面図である。
た緊締ストリップの固定機構の平面図である。
【図３】胴中心で分割された補正装置並びにその調整手
段の平面図である。
段の平面図である。
１ 版胴、 ２ 胴溝、 ３ 支持体、 ４
球面継手、 ５ 保持ピン、 ６ フック、 ７
穿穴部、 ８ 版板、 ９ ばねエレメント、
１０ ストリップ、 １１ クランプストリップ、
１２ ねじ、 １３，１４ 調整ねじ、 １５
ねじ、 １６ 皿ばね、 １７開口
球面継手、 ５ 保持ピン、 ６ フック、 ７
穿穴部、 ８ 版板、 ９ ばねエレメント、
１０ ストリップ、 １１ クランプストリップ、
１２ ねじ、 １３，１４ 調整ねじ、 １５
ねじ、 １６ 皿ばね、 １７開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルノート モーゼル ドイツ連邦共和国 リューデスハイム フレヒターヴェーク 24アー (56)参考文献 特開 平６−8401（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−325254（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−199445（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 27/12
Claims (6)
- 【請求項１】 前縁を固定された版板が印刷終端部で
は、配設されたばねの力に抗して周方向及び横方向に運
動可能でかつ版板に穿設された開口と協働する複数の保
持エレメントに固定される形式の、印刷機の版胴におけ
る印刷担体の伸びを補正するための版板用の緊締装置に
おいて、保持ピンとして構成された保持エレメント
（５）には、版板（８）の下面に対して作用しかつ版胴
（１）の周方向及び／又は横方向に調整移動可能なスト
リップ（１０）が配設されており、該ストリップには、
必要に応じて版板（８）の終端部をクランプするために
クランプストリップ（１１）が装着可能であることを特
徴とする、版板用の緊締装置。 - 【請求項２】 周方向及び／又は横方向のレジスタ方向
に調整可能なストリップ（１０）並びに必要に応じて前
記ストリップに装着可能なクランプストリップ（１１）
が版胴（１）の判幅全体にわたって分割構成されてい
る、請求項１記載の緊締装置。 - 【請求項３】 ストリップ（１０）が、版胴に固定的に
支持された調整ねじ（１３）を介して、版胴（１）の周
方向で調整可能である、請求項１又は２記載の緊締装
置。 - 【請求項４】 クランプストリップ（１１）が、必要に
応じて複数本のねじ（１２）を介してストリップ（１
０）に固定可能である、請求項１から３までのいずれか
１項記載の緊締装置。 - 【請求項５】 ストリップ（１０）が版胴（１）の判中
心で分割され、かつ、この分割されたストリップには夫
々クランプストリップ（１１）が配設されており、前記
ストリップ（１０）間若しくはクランプストリップ（１
１）間には、前記のストリップ相互若しくはクランプス
トリップ相互の間隔を版胴軸方向で変化させる調整手段
が配設されている、請求項１から４までのいずれか１項
記載の緊締装置。 - 【請求項６】 ストリップ（１０）の相互間隔若しくは
クランプストリップ（１１）の相互間隔を変化させる調
整手段が、右ねじ山付きねじボルトと左ねじ山付きねじ
ボルトとを有する調整ねじ（１４）として構成されてい
る、請求項５記載の緊締装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29616278.7 | 1996-09-19 | ||
| DE29616278U DE29616278U1 (de) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | Spannvorrichtung für Druckplatten |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100380A JPH10100380A (ja) | 1998-04-21 |
| JP2901942B2 true JP2901942B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=8029400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9252034A Expired - Fee Related JP2901942B2 (ja) | 1996-09-19 | 1997-09-17 | 版板用の緊締装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901942B2 (ja) |
| DE (1) | DE29616278U1 (ja) |
-
1996
- 1996-09-19 DE DE29616278U patent/DE29616278U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9252034A patent/JP2901942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10100380A (ja) | 1998-04-21 |
| DE29616278U1 (de) | 1996-10-31 |
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Legal Events
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