JP2893521B2 - 歩行移動型埋設爆発物探査装置 - Google Patents
歩行移動型埋設爆発物探査装置Info
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- JP2893521B2 JP2893521B2 JP8286667A JP28666796A JP2893521B2 JP 2893521 B2 JP2893521 B2 JP 2893521B2 JP 8286667 A JP8286667 A JP 8286667A JP 28666796 A JP28666796 A JP 28666796A JP 2893521 B2 JP2893521 B2 JP 2893521B2
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- JP
- Japan
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- buried
- walking
- explosive
- explosives
- metal
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J11/00—Manipulators not otherwise provided for
- B25J11/002—Manipulators for defensive or military tasks
- B25J11/0025—Manipulators for defensive or military tasks handling explosives, bombs or hazardous objects
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋設爆発物探査に
際して埋設爆発物に接触しないようにした無人の歩行移
動型埋設爆発物探査装置に関する。
際して埋設爆発物に接触しないようにした無人の歩行移
動型埋設爆発物探査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】埋設爆発物を探査できるセンサとして
は、金属探知器や電磁波レーダが知られている。これら
を用いて地中に埋設されている埋設爆発物を探査する場
合、人員が携帯型の探知装置を操作して探査するのが一
般的であるが、車両の前方に埋設爆発物探知装置を取り
付けて埋設爆発物を探査する方法等が検討されている。
は、金属探知器や電磁波レーダが知られている。これら
を用いて地中に埋設されている埋設爆発物を探査する場
合、人員が携帯型の探知装置を操作して探査するのが一
般的であるが、車両の前方に埋設爆発物探知装置を取り
付けて埋設爆発物を探査する方法等が検討されている。
【０００３】上記埋設爆発物は、対人用と対装軌車両用
の２種類があり、対装軌車両用のものは、百数十ｋｇの
圧力で爆発するが、対人用のものは、数ｋｇ程度の圧力
や数ｋｇの張力で爆発する。このため、人員による埋設
爆発物探査は、わずかなミスも許されず、危険度が非常
に大きい。また、車両による埋設爆発物探査でも、常
に、埋設爆発物への接触の危険があり、生命への危険も
大きく、機器の損害額も少なくない。
の２種類があり、対装軌車両用のものは、百数十ｋｇの
圧力で爆発するが、対人用のものは、数ｋｇ程度の圧力
や数ｋｇの張力で爆発する。このため、人員による埋設
爆発物探査は、わずかなミスも許されず、危険度が非常
に大きい。また、車両による埋設爆発物探査でも、常
に、埋設爆発物への接触の危険があり、生命への危険も
大きく、機器の損害額も少なくない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一般に、対人埋設爆発
物は、小型で検出し難く危険であるが、地表面近傍に埋
設されていることが多く、少なくとも信管の部分等に金
属製の部品を使用しているため、金属探知器は、埋設爆
発物以外の金属体とともに埋設爆発物をも検出する。
物は、小型で検出し難く危険であるが、地表面近傍に埋
設されていることが多く、少なくとも信管の部分等に金
属製の部品を使用しているため、金属探知器は、埋設爆
発物以外の金属体とともに埋設爆発物をも検出する。
【０００５】従って、金属反応のある場所を避けて移動
できれば埋設爆発物に接触することなく、埋設爆発物の
範囲を探査することができる。本発明は、係る知見に基
づいてなされたものであり、その目的とするところは、
埋設爆発物探査に際して、埋設爆発物に接触しないよう
な無人の歩行移動型埋設爆発物探査装置を提供すること
にある。
できれば埋設爆発物に接触することなく、埋設爆発物の
範囲を探査することができる。本発明は、係る知見に基
づいてなされたものであり、その目的とするところは、
埋設爆発物探査に際して、埋設爆発物に接触しないよう
な無人の歩行移動型埋設爆発物探査装置を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の歩行移動
型埋設爆発物探査装置は、本体に埋設爆発物探知レーダ
センサと金属反応のない地表面を自律的に選択して歩行
脚を着地させる制御装置とを設けると共に、前記本体に
設けた複数本の歩行脚の先端に金属探知センサを設けた
ことを特徴とするものである。
型埋設爆発物探査装置は、本体に埋設爆発物探知レーダ
センサと金属反応のない地表面を自律的に選択して歩行
脚を着地させる制御装置とを設けると共に、前記本体に
設けた複数本の歩行脚の先端に金属探知センサを設けた
ことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図１及び図２に示すよ
うに、歩行型埋設爆発物探査装置１０は、本体１と、本
体１に放射状に設けた６本の歩行脚２とを有し、遠隔操
作によって地表面Ｇ上を自由に移動できるようになって
いる。歩行脚２の本数は、４本以上であることが望まし
い。
の実施の形態について説明する。図１及び図２に示すよ
うに、歩行型埋設爆発物探査装置１０は、本体１と、本
体１に放射状に設けた６本の歩行脚２とを有し、遠隔操
作によって地表面Ｇ上を自由に移動できるようになって
いる。歩行脚２の本数は、４本以上であることが望まし
い。
【０００８】そして、歩行脚２の先端、即ち、接地部２
ａに磁気センサなどの金属探知センサ３を備えると共
に、本体１内に、金属反応のない地点を自律的に選択し
て１本の脚にかかる荷重を１００ｋｇ以下に制御しなが
ら歩行脚２を地表面Ｇ上に着地させる制御装置４と、地
中に埋設されている埋設爆発物を探知する埋設爆発物探
知レーダセンサ５を備えている。
ａに磁気センサなどの金属探知センサ３を備えると共
に、本体１内に、金属反応のない地点を自律的に選択し
て１本の脚にかかる荷重を１００ｋｇ以下に制御しなが
ら歩行脚２を地表面Ｇ上に着地させる制御装置４と、地
中に埋設されている埋設爆発物を探知する埋設爆発物探
知レーダセンサ５を備えている。
【０００９】上記本体１は、金属探知センサ３や埋設爆
発物探知レーダセンサ５への悪影響を避けるために、非
磁性の複合材料で構成することが望ましい。次に、歩行
移動型埋設爆発物探査装置の歩行動作について説明す
る。図３に示すように、歩行脚２を、矢印ａのように、
降下させる場合、歩行脚２の接地面２ａに設けた金属探
知センサ３に金属反応がない場合は、歩行脚２を、矢印
ｂのように、引続き降下させて地表面Ｇ上に接地させ
る。
発物探知レーダセンサ５への悪影響を避けるために、非
磁性の複合材料で構成することが望ましい。次に、歩行
移動型埋設爆発物探査装置の歩行動作について説明す
る。図３に示すように、歩行脚２を、矢印ａのように、
降下させる場合、歩行脚２の接地面２ａに設けた金属探
知センサ３に金属反応がない場合は、歩行脚２を、矢印
ｂのように、引続き降下させて地表面Ｇ上に接地させ
る。
【００１０】一方、図４に示すように、矢印ｃの方向に
降下させた歩行脚２の接地面２ａの金属探知センサ３が
埋設爆発物６を感知したら歩行脚２を、矢印ｄのよう
に、一旦、引揚げる。そして、図５に示すように、歩行
脚２を感知範囲の外へ移動させた後、矢印ｅのように、
埋設爆発物６のない地点に着地させる。また、本装置を
完全自律型装置に適用することも可能である。この場合
は、埋設爆発物探査領域を完全に無人探査することが可
能であり、より安全に、且つ、より効率的に埋設爆発物
探査することが可能になる。複数の本装置を同時に使用
すれば、広域の探査を迅速に実施できる。
降下させた歩行脚２の接地面２ａの金属探知センサ３が
埋設爆発物６を感知したら歩行脚２を、矢印ｄのよう
に、一旦、引揚げる。そして、図５に示すように、歩行
脚２を感知範囲の外へ移動させた後、矢印ｅのように、
埋設爆発物６のない地点に着地させる。また、本装置を
完全自律型装置に適用することも可能である。この場合
は、埋設爆発物探査領域を完全に無人探査することが可
能であり、より安全に、且つ、より効率的に埋設爆発物
探査することが可能になる。複数の本装置を同時に使用
すれば、広域の探査を迅速に実施できる。
【００１１】
【発明の効果】上記のように、本発明は、本体に埋設爆
発物探知レーダセンサと金属反応のない地表面を自律的
に選択して歩行脚を着地させる制御装置とを設けると共
に、前記本体に設けた複数本の歩行脚の先端に金属探知
センサを設けたので、歩行脚の接地面に設けた金属探知
センサによって地中に埋設された埋設爆発物や、散布爆
発物とともに、わな線等の有無を自律的に判断して、埋
設爆発物を回避しながら歩行できる。
発物探知レーダセンサと金属反応のない地表面を自律的
に選択して歩行脚を着地させる制御装置とを設けると共
に、前記本体に設けた複数本の歩行脚の先端に金属探知
センサを設けたので、歩行脚の接地面に設けた金属探知
センサによって地中に埋設された埋設爆発物や、散布爆
発物とともに、わな線等の有無を自律的に判断して、埋
設爆発物を回避しながら歩行できる。
【００１２】従って、埋設爆発物への接触に起因する機
体の損傷や損害もなく、機体に設けた埋設爆発物探査レ
ーダセンサによって持続的に埋設爆発物探査作業を行な
うことができる。また、本発明は、歩行型の移動機構を
採用しているので、不整地や斜面での埋設爆発物探査も
可能であるばかりでなく、本体に搭載した埋設爆発物探
知レーダセンサなどに悪影響を及ぼす振動も少なくする
ことが可能である。
体の損傷や損害もなく、機体に設けた埋設爆発物探査レ
ーダセンサによって持続的に埋設爆発物探査作業を行な
うことができる。また、本発明は、歩行型の移動機構を
採用しているので、不整地や斜面での埋設爆発物探査も
可能であるばかりでなく、本体に搭載した埋設爆発物探
知レーダセンサなどに悪影響を及ぼす振動も少なくする
ことが可能である。
【００１３】また、本装置を遠隔操作すれば、埋設爆発
物原以外の安全な場所から埋設爆発物探査を行うことが
できるため、人員が埋設爆発物に接触することなく、安
全に埋設爆発物探査を行なうことが可能になる。
物原以外の安全な場所から埋設爆発物探査を行うことが
できるため、人員が埋設爆発物に接触することなく、安
全に埋設爆発物探査を行なうことが可能になる。
【図１】本発明に係る歩行移動型埋設爆発物探査装置の
正面図である。
正面図である。
【図２】本発明に係る歩行移動型埋設爆発物探査装置の
平面図である。
平面図である。
【図３】地中に埋設爆発物がない時の着地動作を示す説
明図である。
明図である。
【図４】着地しようとする脚のセンサが地中の埋設爆発
物をキャッチした時、その脚を再度持ち上げる動作を示
す説明図である。
物をキャッチした時、その脚を再度持ち上げる動作を示
す説明図である。
【図５】地中の埋設爆発物をキャッチした脚を埋設爆発
物の埋設個所から離れた個所に着地させた様子を示す説
明図である。
物の埋設個所から離れた個所に着地させた様子を示す説
明図である。
１ 本体 ２ 脚 ３ 金属探知センサ ４ 埋設爆発物
探知レーダセンサ ５ 制御装置
探知レーダセンサ ５ 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 誠一郎 東京都中央区築地５丁目６番４号 三井 造船株式会社内 (72)発明者 檢見崎 徹 東京都中央区築地５丁目６番４号 三井 造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平８−43540（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−341053（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−134183（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−134184（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−55582（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01V 3/17 B25J 5/00 G01V 3/08 G01V 3/165
Claims (1)
- 【請求項１】 本体に埋設爆発物探知レーダセンサと金
属反応のない地表面を自律的に選択して歩行脚を着地さ
せる制御装置とを設けると共に、前記本体に設けた複数
本の歩行脚の先端に金属探知センサを設けたことを特徴
とする歩行移動型埋設爆発物探査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8286667A JP2893521B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 歩行移動型埋設爆発物探査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8286667A JP2893521B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 歩行移動型埋設爆発物探査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132951A JPH10132951A (ja) | 1998-05-22 |
| JP2893521B2 true JP2893521B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17707406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8286667A Expired - Lifetime JP2893521B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 歩行移動型埋設爆発物探査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2893521B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107253204A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-10-17 | 西安航空学院 | 远程遥控排爆机器人 |
| CN114347091B (zh) * | 2022-03-17 | 2022-06-21 | 浙江省水利河口研究院(浙江省海洋规划设计研究院) | 自移步机械测量臂、自移步式地形测量装置及测量方法 |
| DE202022105220U1 (de) | 2022-09-15 | 2022-09-28 | Biswaranjan Acharya | Unfall- und unfallfreies Landminenerkennungssystem mit Künstlicher Intelligenz |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP8286667A patent/JP2893521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10132951A (ja) | 1998-05-22 |
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