JP2893019B2 - プロキシ階層におけるステージング／バッファリングを伴う動的プッシュ・フィルタリング方法 - Google Patents
プロキシ階層におけるステージング／バッファリングを伴う動的プッシュ・フィルタリング方法Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良されたデータ
処理システムに関する。本発明の特定の態様は、プロキ
シ・サーバの階層内でオブジェクトまたはドキュメント
を送達する動的プッシュ（または同報通信）フィルタリ
ング方式に関する。本発明のさらに特定の態様は、ウェ
ブ・オブジェクトをワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷ
Ｗ）にプッシュする手順に関する。
処理システムに関する。本発明の特定の態様は、プロキ
シ・サーバの階層内でオブジェクトまたはドキュメント
を送達する動的プッシュ（または同報通信）フィルタリ
ング方式に関する。本発明のさらに特定の態様は、ウェ
ブ・オブジェクトをワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷ
Ｗ）にプッシュする手順に関する。
【０００２】用語集 本明細書で使用する用語の一部は辞書にある意味もある
が、次の用語集も役立つであろう。
が、次の用語集も役立つであろう。
【０００３】インターネット 一連のＴＣＰ／ＩＰプロトコルを使用するネットワーク
およびゲートウェイからなるネットワーク。
およびゲートウェイからなるネットワーク。
【０００４】クライアント クライアントとは、コマンドをサーバに発行してそのコ
マンドに対応するタスクを実行させるコンピュータであ
る。
マンドに対応するタスクを実行させるコンピュータであ
る。
【０００５】サーバ 他のコンピュータのコマンドに従ってタスクを実行する
任意のコンピュータがサーバである。ウェブ・サーバは
通常１つまたは複数のクライアントをサポートする。
任意のコンピュータがサーバである。ウェブ・サーバは
通常１つまたは複数のクライアントをサポートする。
【０００６】ワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷまたは
ウェブ） 強調表示された言葉や関心がある語句（ハイパーリン
ク）をクリックすることにより、サーバ間およびデータ
ベース間でインターネット・スイッチ上で情報を探すた
めのインターネットのアプリケーション。インターネッ
トＷＷＷサーバはクライアントをサポートし、情報を提
供する。ウェブはすべての資源がＵＲＬとしてアドレス
指定され、ＨＴＭＬを使ってＵＲＬに対応する情報を表
示し、他のＵＲＬへのポイント・アンド・クリックによ
るインタフェースを提供するインターネットと見なすこ
とができる。
ウェブ） 強調表示された言葉や関心がある語句（ハイパーリン
ク）をクリックすることにより、サーバ間およびデータ
ベース間でインターネット・スイッチ上で情報を探すた
めのインターネットのアプリケーション。インターネッ
トＷＷＷサーバはクライアントをサポートし、情報を提
供する。ウェブはすべての資源がＵＲＬとしてアドレス
指定され、ＨＴＭＬを使ってＵＲＬに対応する情報を表
示し、他のＵＲＬへのポイント・アンド・クリックによ
るインタフェースを提供するインターネットと見なすこ
とができる。
【０００７】ユニバーサル・リソース・ロケータ（ＵＲ
Ｌ） インターネット上の情報を一意的に識別またはアドレス
指定するための方法。Ｅメール・アドレスのウェブ・ド
キュメント・バージョンまたは完全に資格があるファイ
ル名。これらはハーパーリンクでアクセス可能である。
ＵＲＬの１例は、「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｈｉｌｉ
ｐｙｕ．ｃｏｍ：８０／ｔａｂｌｅ．ｈｔｍｌ」であ
る。ここでＵＲＬは４つの成分を備える。左から始め
て、最初は使用するプロトコルを指定するもので、残り
のロケータと"："で分離される。２番目は目標ホストの
ホスト名またはＩＰアドレスである。これは左側が「／
／」で、右側が「／」または任意選択として"："で区切
られる。ポート番号は任意選択で、左側はホスト名
と「：」で区切られ、右側は「／」で区切られる。第４
の成分は実際のファイル名またはプログラム名である。
この例では、「．ｈｔｍｌ」の拡張子がＨＴＭＬファイ
ルであることを示している。
Ｌ） インターネット上の情報を一意的に識別またはアドレス
指定するための方法。Ｅメール・アドレスのウェブ・ド
キュメント・バージョンまたは完全に資格があるファイ
ル名。これらはハーパーリンクでアクセス可能である。
ＵＲＬの１例は、「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｈｉｌｉ
ｐｙｕ．ｃｏｍ：８０／ｔａｂｌｅ．ｈｔｍｌ」であ
る。ここでＵＲＬは４つの成分を備える。左から始め
て、最初は使用するプロトコルを指定するもので、残り
のロケータと"："で分離される。２番目は目標ホストの
ホスト名またはＩＰアドレスである。これは左側が「／
／」で、右側が「／」または任意選択として"："で区切
られる。ポート番号は任意選択で、左側はホスト名
と「：」で区切られ、右側は「／」で区切られる。第４
の成分は実際のファイル名またはプログラム名である。
この例では、「．ｈｔｍｌ」の拡張子がＨＴＭＬファイ
ルであることを示している。
【０００８】ハイパーテキスト・マークアップ言語（Ｈ
ＴＭＬ） ＨＴＭＬはとりわけ、ドキュメントを作成し、ウェブ・
クライアントから閲覧できる他のウェブ・ドキュメント
に（ハイパーリンク経由で）接続するためにウェブ・サ
ーバが使用する言語である。
ＴＭＬ） ＨＴＭＬはとりわけ、ドキュメントを作成し、ウェブ・
クライアントから閲覧できる他のウェブ・ドキュメント
に（ハイパーリンク経由で）接続するためにウェブ・サ
ーバが使用する言語である。
【０００９】ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴ
Ｐまたはｈｔｔｐ） ＨＴＴＰはクライアントからサーバへのすべての要求が
独立して扱われることを意味する無状態プロトコルの例
である。サーバは以前の接続の記録を持たない。ＵＲＬ
の冒頭にある「ｈｔｔｐ：」は要求元クライアントと目
標サーバが指定の資源に関してＨＴＴＰを使って通信を
行うことを示している。
Ｐまたはｈｔｔｐ） ＨＴＴＰはクライアントからサーバへのすべての要求が
独立して扱われることを意味する無状態プロトコルの例
である。サーバは以前の接続の記録を持たない。ＵＲＬ
の冒頭にある「ｈｔｔｐ：」は要求元クライアントと目
標サーバが指定の資源に関してＨＴＴＰを使って通信を
行うことを示している。
【００１０】インターネット・ブラウザまたはウェブ・
ブラウザ ｈｔｔｐなどのインターネット・プロトコルを実行し、
その結果をユーザの画面に表示するクラフィカル・イン
タフェース。ブラウザは、ユーザがインターネットの
「サーフィン」をする際に使用されるデスクトップ画
面、ディレクトリおよび検索ツールを備えたインターネ
ットのツアー・ガイドとして機能できる。この適用例で
はウェブ・ブラウザはワールド・ワイド・ウェブと通信
するクライアント・サービスである。
ブラウザ ｈｔｔｐなどのインターネット・プロトコルを実行し、
その結果をユーザの画面に表示するクラフィカル・イン
タフェース。ブラウザは、ユーザがインターネットの
「サーフィン」をする際に使用されるデスクトップ画
面、ディレクトリおよび検索ツールを備えたインターネ
ットのツアー・ガイドとして機能できる。この適用例で
はウェブ・ブラウザはワールド・ワイド・ウェブと通信
するクライアント・サービスである。
【００１１】クライアント・キャッシュ クライアント・キャッシュは通常、クライアントがアク
セスするオブジェクト用の１次キャッシュとして使用さ
れる。ＷＷＷ環境では、クライアント・キャッシュは通
常ウェブ・ブラウザによって実施され、現在の呼出し中
にオブジェクトをキャッシュする非持続性キャッシュで
もよく、複数の呼出しにまたがってオブジェクトをキャ
ッシュすることもできる。
セスするオブジェクト用の１次キャッシュとして使用さ
れる。ＷＷＷ環境では、クライアント・キャッシュは通
常ウェブ・ブラウザによって実施され、現在の呼出し中
にオブジェクトをキャッシュする非持続性キャッシュで
もよく、複数の呼出しにまたがってオブジェクトをキャ
ッシュすることもできる。
【００１２】キャッシング・プロキシ クライアントのためにエージェントとして働いて、オブ
ジェクトのキャッシュされたコピーを見つける、ネット
ワーク内の専用サーバ。キャッシング・プロキシは、ク
ライアント・キャッシュからのキャッシュ・ミスの結果
として呼び出されるため、通常は２次またはそれ以上の
レベルのキャッシュとして動作する。
ジェクトのキャッシュされたコピーを見つける、ネット
ワーク内の専用サーバ。キャッシング・プロキシは、ク
ライアント・キャッシュからのキャッシュ・ミスの結果
として呼び出されるため、通常は２次またはそれ以上の
レベルのキャッシュとして動作する。
【００１３】ＨＴＴＰデーモン（ＨＴＴＰＤ） ハイパーテキスト転送プロトコルおよび共通ゲートウェ
イ・インタフェース機能を備えるサーバ。ＨＴＴＰＤは
通常、イントラネット上のマシンへのハードウェア接
続、およびＴＣＰ／ＩＰカプリングなどインターネット
へのアクセスを提供する、アクセス・エージェントによ
ってサポートされる。
イ・インタフェース機能を備えるサーバ。ＨＴＴＰＤは
通常、イントラネット上のマシンへのハードウェア接
続、およびＴＣＰ／ＩＰカプリングなどインターネット
へのアクセスを提供する、アクセス・エージェントによ
ってサポートされる。
【００１４】ワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷまたは
ウェブ）の人気の急激な高まりに伴って、インターネッ
ト上のトラフィック量も増加している。その結果、ウェ
ブはネットワーク・パフォーマンスの主要なボトルネッ
クになってきた。低速ネットワーク・リンクを介してサ
ーバに接続されているユーザからドキュメントまたは情
報の要求があった場合、ユーザ・エンドではかなりの待
ち時間を覚悟しなくてはならない。要求されたドキュメ
ントを「プル」するのに長時間待つという手間を避ける
ための代替方法は、コンテンツ・プロバイダに該当する
ドキュメントが使用可能になると同時にあらかじめ規定
したユーザ・プリファレンスまたはプロファイルに基づ
いてユーザへドキュメントを「プッシュ」させる方法で
ある。
ウェブ）の人気の急激な高まりに伴って、インターネッ
ト上のトラフィック量も増加している。その結果、ウェ
ブはネットワーク・パフォーマンスの主要なボトルネッ
クになってきた。低速ネットワーク・リンクを介してサ
ーバに接続されているユーザからドキュメントまたは情
報の要求があった場合、ユーザ・エンドではかなりの待
ち時間を覚悟しなくてはならない。要求されたドキュメ
ントを「プル」するのに長時間待つという手間を避ける
ための代替方法は、コンテンツ・プロバイダに該当する
ドキュメントが使用可能になると同時にあらかじめ規定
したユーザ・プリファレンスまたはプロファイルに基づ
いてユーザへドキュメントを「プッシュ」させる方法で
ある。
【００１５】このプッシュ方法は、ネットワークからオ
ーバフローする傾向がある。これは、ユーザのプリファ
レンス指定が不適切になりがちなため、あまりにも多く
のドキュメントがユーザの元にプッシュされることが原
因で起こる。
ーバフローする傾向がある。これは、ユーザのプリファ
レンス指定が不適切になりがちなため、あまりにも多く
のドキュメントがユーザの元にプッシュされることが原
因で起こる。
【００１６】従来の「プル」方法では、アクセスの待ち
時間を減らす１つの方法は人気があるドキュメントまた
はユーザに身近な情報のコピーをキャッシュすること
で、そこからのアクセスの待ち時間はより短くなる。こ
のキャッシングはネットワーク上のさまざまなポイント
で実施できる。例えば、大きな大学や会社では独自のロ
ーカル・キャッシュがあり、そこからネットワークの加
入したすべてのユーザがドキュメントを取り出すことが
できる場合がある。場合によっては、クライアントのた
めのエージェントとして動作できる、キャッシング・プ
ロキシと呼ばれる専用サーバが、ドキュメントのキャッ
シュされたコピーを見つけるためにネットワーク中で実
施される。通常、キャッシング・プロキシは（１次）ク
ライアント・キャッシュからのキャッシュ・ミスにのみ
関連しているため、２次またはそれ以上のレベルのキャ
ッシュとして動作する。クライアント・キャッシュは通
常ウェブ・ブラウザの一部であり、現在の呼出し中にア
クセスされたオブジェクトを記憶する（Ｍｏｓａｉｃで
実施されるような非持続性キャッシュ）、または、複数
の呼出しにまたがってアクセスされたドキュメントを記
憶することができる。
時間を減らす１つの方法は人気があるドキュメントまた
はユーザに身近な情報のコピーをキャッシュすること
で、そこからのアクセスの待ち時間はより短くなる。こ
のキャッシングはネットワーク上のさまざまなポイント
で実施できる。例えば、大きな大学や会社では独自のロ
ーカル・キャッシュがあり、そこからネットワークの加
入したすべてのユーザがドキュメントを取り出すことが
できる場合がある。場合によっては、クライアントのた
めのエージェントとして動作できる、キャッシング・プ
ロキシと呼ばれる専用サーバが、ドキュメントのキャッ
シュされたコピーを見つけるためにネットワーク中で実
施される。通常、キャッシング・プロキシは（１次）ク
ライアント・キャッシュからのキャッシュ・ミスにのみ
関連しているため、２次またはそれ以上のレベルのキャ
ッシュとして動作する。クライアント・キャッシュは通
常ウェブ・ブラウザの一部であり、現在の呼出し中にア
クセスされたオブジェクトを記憶する（Ｍｏｓａｉｃで
実施されるような非持続性キャッシュ）、または、複数
の呼出しにまたがってアクセスされたドキュメントを記
憶することができる。
【００１７】一般的に、プロキシの階層はクライアント
とサーバ（１つまたは複数の）によって構成される。コ
ンピュータ・ネットワークでは、プロジェクト・プロキ
シ、部門プロキシ、サイト・プロキシなどが１つまたは
複数存在する。インターネットのサービス・プロバイダ
は各近隣、各下位地域、各地域などの１つまたは複数で
プロキシを実施できる。クライアントまたはプロキシあ
るいはその両方がキャッシング階層を形成する。厳密な
階層では、キャッシュ・ミスが生じると（クライアン
ト）またはプロキシは、ＣＥＲＮ ＨＴＴＰキャッシュ
で使われるＨＴＴＰインタフェースのようなキャッシン
グ・プロキシ・インタフェースを介して階層のすぐ上位
レベルから欠落したオブジェクトを要求する。より最近
では、ハーベストにおいて、キャッシュ・ミス時に「兄
弟」または「近隣」キャッシュに問い合わせすることが
できる（Ｃ．Ｍ．ブラウン（Brown）他、「Harvest: A
Scalable, Customizable Discovery and Access Syste
m」コロラド大学、コンピュータ科学部、技術レポート
ＣＵ−ＣＳ−７３２−９４、１９９４年を参照）。いず
れの場合も、キャッシングの決定は他のプロキシでキャ
ッシングされたオブジェクトとは無関係にそれぞれのロ
ーカル・プロキシで行われる。言い換えると、キャッシ
ングの決定はローカル・キャッシュのコンテンツまたは
オブジェクト特性あるいはその両方の関数としてのみ実
行される。
とサーバ（１つまたは複数の）によって構成される。コ
ンピュータ・ネットワークでは、プロジェクト・プロキ
シ、部門プロキシ、サイト・プロキシなどが１つまたは
複数存在する。インターネットのサービス・プロバイダ
は各近隣、各下位地域、各地域などの１つまたは複数で
プロキシを実施できる。クライアントまたはプロキシあ
るいはその両方がキャッシング階層を形成する。厳密な
階層では、キャッシュ・ミスが生じると（クライアン
ト）またはプロキシは、ＣＥＲＮ ＨＴＴＰキャッシュ
で使われるＨＴＴＰインタフェースのようなキャッシン
グ・プロキシ・インタフェースを介して階層のすぐ上位
レベルから欠落したオブジェクトを要求する。より最近
では、ハーベストにおいて、キャッシュ・ミス時に「兄
弟」または「近隣」キャッシュに問い合わせすることが
できる（Ｃ．Ｍ．ブラウン（Brown）他、「Harvest: A
Scalable, Customizable Discovery and Access Syste
m」コロラド大学、コンピュータ科学部、技術レポート
ＣＵ−ＣＳ−７３２−９４、１９９４年を参照）。いず
れの場合も、キャッシングの決定は他のプロキシでキャ
ッシングされたオブジェクトとは無関係にそれぞれのロ
ーカル・プロキシで行われる。言い換えると、キャッシ
ングの決定はローカル・キャッシュのコンテンツまたは
オブジェクト特性あるいはその両方の関数としてのみ実
行される。
【００１８】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、プッシ
ュ・ベースのフィルタリングおよびプロキシ・サーバを
開発し、ビューワの実際の利用状況に基づくシステムが
必要である。さらに、ステージング決定がプッシュ・フ
ィルタリング決定およびプッシュ・アクティビティの結
果に基づいて実行されるシステムおよび方法が必要であ
る。また、プロキシ・サーバ間、コンテンツ・サーバと
クライアント間での情報の送受信または交換によってプ
ロキシ階層をより効果的に運用する必要がある。本発明
は上記の必要に関する。
ュ・ベースのフィルタリングおよびプロキシ・サーバを
開発し、ビューワの実際の利用状況に基づくシステムが
必要である。さらに、ステージング決定がプッシュ・フ
ィルタリング決定およびプッシュ・アクティビティの結
果に基づいて実行されるシステムおよび方法が必要であ
る。また、プロキシ・サーバ間、コンテンツ・サーバと
クライアント間での情報の送受信または交換によってプ
ロキシ階層をより効果的に運用する必要がある。本発明
は上記の必要に関する。
【００１９】
【課題を解決するための手段】上記の必要に応じて、本
発明は、実際の利用情報に基づくクライアント−サーバ
階層でプッシュ情報をフィルタリングする方法およびシ
ステムを対象とする。利用状況情報は実際のオブジェク
ト参照／アクセス・パターンを含むことができる。ステ
ージング・キャッシュ・マネジャはサーバ（１つまたは
複数）で実施され、フィルタリングされたオブジェクト
が後で要求された時点で高速アクセスを可能にできる。
発明は、実際の利用情報に基づくクライアント−サーバ
階層でプッシュ情報をフィルタリングする方法およびシ
ステムを対象とする。利用状況情報は実際のオブジェク
ト参照／アクセス・パターンを含むことができる。ステ
ージング・キャッシュ・マネジャはサーバ（１つまたは
複数）で実施され、フィルタリングされたオブジェクト
が後で要求された時点で高速アクセスを可能にできる。
【００２０】プッシュされたオブジェクトが階層中を下
方に送信されるプロキシ階層においてプッシュされたオ
ブジェクトを動的にフィルタリングする本発明による機
能を備えた方法は、プッシュされたオブジェクトに関連
する利用情報を階層中を上方に送信するステップと、そ
の後、送信されたオブジェクト利用情報に基づいてプッ
シュされたオブジェクトをフィルタリングするステップ
を含む。
方に送信されるプロキシ階層においてプッシュされたオ
ブジェクトを動的にフィルタリングする本発明による機
能を備えた方法は、プッシュされたオブジェクトに関連
する利用情報を階層中を上方に送信するステップと、そ
の後、送信されたオブジェクト利用情報に基づいてプッ
シュされたオブジェクトをフィルタリングするステップ
を含む。
【００２１】本発明の別の態様は、情報を総合してノー
ド間で交換する追加ステップと、プッシュされたオブジ
ェクトを、総合され交換された情報に基づいてフィルタ
リングする追加ステップを含む。このフィルタリング・
ステップは、さらにフィルタリングされたオブジェクト
に関連するメタ情報を送信するステップを含むことがで
きる。
ド間で交換する追加ステップと、プッシュされたオブジ
ェクトを、総合され交換された情報に基づいてフィルタ
リングする追加ステップを含む。このフィルタリング・
ステップは、さらにフィルタリングされたオブジェクト
に関連するメタ情報を送信するステップを含むことがで
きる。
【００２２】本発明のさらに別の態様は、フィルタリン
グ決定、選択された下位レベル・プロキシ／クライアン
トへのプッシュの成功裏の完了、利用状況情報、および
階層内の他のプロキシ・ノードでのステージング決定の
いずれかに基づいてオブジェクトの適応ステージングを
行うステップを含む。その他の機能によってプロキシ・
サーバはステージングされたオブジェクトをタイムリに
パージし、オブジェクトの冗長ステージングを削減する
ことによってより有効にキャッシュを管理することがで
きる。
グ決定、選択された下位レベル・プロキシ／クライアン
トへのプッシュの成功裏の完了、利用状況情報、および
階層内の他のプロキシ・ノードでのステージング決定の
いずれかに基づいてオブジェクトの適応ステージングを
行うステップを含む。その他の機能によってプロキシ・
サーバはステージングされたオブジェクトをタイムリに
パージし、オブジェクトの冗長ステージングを削減する
ことによってより有効にキャッシュを管理することがで
きる。
【００２３】本発明のさらに別の態様では、プッシュさ
れたオブジェクトがメタ情報のコンテンツ階層を含み、
その後プッシュされたオブジェクトをフィルタリングす
るステップがプロキシ階層中を下方にメタ情報を送信す
るステップをさらに含む。
れたオブジェクトがメタ情報のコンテンツ階層を含み、
その後プッシュされたオブジェクトをフィルタリングす
るステップがプロキシ階層中を下方にメタ情報を送信す
るステップをさらに含む。
【００２４】本発明の別の態様では、プッシュ・フィル
タリングはコンテンツ・レベルでのプッシュの決定を含
む。フィルタリングの決定はタイトルまたはサマリ（コ
ンテンツ全体ではなく）だけを次の（下位の）レベルの
階層のいくつかのノードへプッシュすることでもよい。
このように、フィルタリングの決定は次のどの（下位
の）レベルのノードがプッシュを受信するかだけでな
く、各ノードが受信するコンテント・レベルで可能であ
る。次の（下位の）レベルのノードへのフィルタリング
の決定はその次の（下位の）レベルのノードの下のすべ
てのユーザの利用状況の総合情報に基づくことができ
る。
タリングはコンテンツ・レベルでのプッシュの決定を含
む。フィルタリングの決定はタイトルまたはサマリ（コ
ンテンツ全体ではなく）だけを次の（下位の）レベルの
階層のいくつかのノードへプッシュすることでもよい。
このように、フィルタリングの決定は次のどの（下位
の）レベルのノードがプッシュを受信するかだけでな
く、各ノードが受信するコンテント・レベルで可能であ
る。次の（下位の）レベルのノードへのフィルタリング
の決定はその次の（下位の）レベルのノードの下のすべ
てのユーザの利用状況の総合情報に基づくことができ
る。
【００２５】本発明のさらに別の態様では、プッシュさ
れたオブジェクトのストリームが階層中を下方に送信さ
れ、その後プッシュされたオブジェクトを動的にフィル
タリングする方法が、プッシュ・ストリームにメタ情報
の注釈を付けるステップと、注釈付けのステップに応答
してプッシュされた１つまたは複数のオブジェクトをフ
ィルタリングするステップを含む。
れたオブジェクトのストリームが階層中を下方に送信さ
れ、その後プッシュされたオブジェクトを動的にフィル
タリングする方法が、プッシュ・ストリームにメタ情報
の注釈を付けるステップと、注釈付けのステップに応答
してプッシュされた１つまたは複数のオブジェクトをフ
ィルタリングするステップを含む。
【００２６】本発明のさらに別の態様では、インターネ
ット環境で、ＰＩＣＳプロトコルを使って各種の情報を
送信できる。まず、コンテンツ・プロバイダまたは上位
レベルのプロキシ・ノードはＰＩＣＳを使ってオブジェ
クトに注釈を付ける、すなわち、プッシュ・オブジェク
トに関する情報の特性を指定できる。この情報はプッシ
ュ・オブジェクトの緊急度または優先度、オブジェクト
・コンテンツのサマリまたはタイトル、グループ分類、
またはプッシュの送信元チャネル（識別）あるいはこれ
らすべてを含むことができる。第２に、ＰＩＣＳを使っ
てプッシュ・オブジェクトのプリファレンス情報の利用
状況を階層の下位レベルから上方に送信できる。これに
はオブジェクト・グループ分類に基づく利用状況情報お
よびユーザ・プリファレンスを含むことができる。第３
に、ＰＩＣＳを使って、それぞれのステージングされた
オブジェクト（上位階層のいくつかまたはすべての）の
ステージング状態を階層中を下方へ送信することができ
る。この場合、ＰＩＣＳプロトコルを一般化して階層全
体にわたって情報の交換または送信を行うことができ
る。より詳細に言えば、これらの各種の情報はＰＩＣＳ
プロトコルを使ってオブジェクトのヘッダに記憶するこ
とができる。各情報タイプについて新しいＰＩＣＳラベ
ルを定義してＰＩＣＳカテゴリ値を特定の状況に対応さ
せることができる。下位レベル・サーバ（またはクライ
アント）はＰＩＣＳカテゴリ値を解釈してプッシュまた
はステージングの決定を効率化することができる。
ット環境で、ＰＩＣＳプロトコルを使って各種の情報を
送信できる。まず、コンテンツ・プロバイダまたは上位
レベルのプロキシ・ノードはＰＩＣＳを使ってオブジェ
クトに注釈を付ける、すなわち、プッシュ・オブジェク
トに関する情報の特性を指定できる。この情報はプッシ
ュ・オブジェクトの緊急度または優先度、オブジェクト
・コンテンツのサマリまたはタイトル、グループ分類、
またはプッシュの送信元チャネル（識別）あるいはこれ
らすべてを含むことができる。第２に、ＰＩＣＳを使っ
てプッシュ・オブジェクトのプリファレンス情報の利用
状況を階層の下位レベルから上方に送信できる。これに
はオブジェクト・グループ分類に基づく利用状況情報お
よびユーザ・プリファレンスを含むことができる。第３
に、ＰＩＣＳを使って、それぞれのステージングされた
オブジェクト（上位階層のいくつかまたはすべての）の
ステージング状態を階層中を下方へ送信することができ
る。この場合、ＰＩＣＳプロトコルを一般化して階層全
体にわたって情報の交換または送信を行うことができ
る。より詳細に言えば、これらの各種の情報はＰＩＣＳ
プロトコルを使ってオブジェクトのヘッダに記憶するこ
とができる。各情報タイプについて新しいＰＩＣＳラベ
ルを定義してＰＩＣＳカテゴリ値を特定の状況に対応さ
せることができる。下位レベル・サーバ（またはクライ
アント）はＰＩＣＳカテゴリ値を解釈してプッシュまた
はステージングの決定を効率化することができる。
【００２７】
【発明の実施の形態】図１に本発明の機能を備えたプロ
キシ・サーバの階層の全体アーキテクチャを示す。図に
示すように、クライアント（６００．．．６０３）はプ
ロキシ・サーバ（３０．．．５５）の階層（レベル
０．．．レベル３）を介してインターネット（２５）に
接続できる。この例に限って言うと、図示のプロキシ階
層は４つのレベルのプロキシ・サーバを含む。プロキシ
階層のレベルはいくつでもかまわず、クライアント（６
００．．．６０３）は実際そのどのレベルにも接続でき
ることを当業者なら理解するであろう。最高レベル（レ
ベル０）のプロキシ（３０）はインターネットに接続す
る。レベル１のプロキシは２つ（３５と３７）あり、一
方のレベル１プロキシ３５はレベル２のプロキシ（４０
と４３）に接続される。クライアント６０３はそのすぐ
上のレベル（レベル３）のプロキシ（５０）に、次いで
レベル２、１、０のプロキシ（４０、３５、３０）に結
合される。クライアントは、インターネット（２５）を
介して様々なウェブ・サイト（２０）にアクセスするこ
とができる。クライアントはステージングおよびユーザ
情報を管理するためそれ自体のクライアント・プロキシ
を有することができる。プロキシ・サーバの階層は１つ
のクライアント（６００）と単一のプロキシ・サーバを
含むこともできることを当業者なら理解するであろう。
キシ・サーバの階層の全体アーキテクチャを示す。図に
示すように、クライアント（６００．．．６０３）はプ
ロキシ・サーバ（３０．．．５５）の階層（レベル
０．．．レベル３）を介してインターネット（２５）に
接続できる。この例に限って言うと、図示のプロキシ階
層は４つのレベルのプロキシ・サーバを含む。プロキシ
階層のレベルはいくつでもかまわず、クライアント（６
００．．．６０３）は実際そのどのレベルにも接続でき
ることを当業者なら理解するであろう。最高レベル（レ
ベル０）のプロキシ（３０）はインターネットに接続す
る。レベル１のプロキシは２つ（３５と３７）あり、一
方のレベル１プロキシ３５はレベル２のプロキシ（４０
と４３）に接続される。クライアント６０３はそのすぐ
上のレベル（レベル３）のプロキシ（５０）に、次いで
レベル２、１、０のプロキシ（４０、３５、３０）に結
合される。クライアントは、インターネット（２５）を
介して様々なウェブ・サイト（２０）にアクセスするこ
とができる。クライアントはステージングおよびユーザ
情報を管理するためそれ自体のクライアント・プロキシ
を有することができる。プロキシ・サーバの階層は１つ
のクライアント（６００）と単一のプロキシ・サーバを
含むこともできることを当業者なら理解するであろう。
【００２８】クライアント（６０３）から見ると、ある
種のプロキシ（５５、４３、および３７）はそのプロキ
シ階層の一部ではない。代表的な通信パスがすぐ上位レ
ベルのプロキシ経由であるが下位レベルのプロキシは直
接インターネットの他の上位レベルのプロキシへ通信が
可能であることを当業者なら理解するであろう。
種のプロキシ（５５、４３、および３７）はそのプロキ
シ階層の一部ではない。代表的な通信パスがすぐ上位レ
ベルのプロキシ経由であるが下位レベルのプロキシは直
接インターネットの他の上位レベルのプロキシへ通信が
可能であることを当業者なら理解するであろう。
【００２９】従来のプロキシ階層では、プッシュされた
オブジェクトの受信後、オブジェクトは次の（下位の）
レベルのプロキシへ下方にプッシュされる。他方、ロー
カルに使用できないオブジェクトでの「プル」要求の場
合、欠落オブジェクトの要求は次の上位レベルのプッシ
ュに対して行われる。上位レベル・プロキシが以前にオ
ブジェクトをステージングした場合、このプロキシはオ
ブジェクトを下方に渡す。そうでない場合、このプロキ
シは上位レベル・プロキシからオブジェクトを入手しよ
うとする。入力されたオブジェクトはそのオブジェクト
を要求している次の下位レベルのプロキシへ下方に渡さ
れる。
オブジェクトの受信後、オブジェクトは次の（下位の）
レベルのプロキシへ下方にプッシュされる。他方、ロー
カルに使用できないオブジェクトでの「プル」要求の場
合、欠落オブジェクトの要求は次の上位レベルのプッシ
ュに対して行われる。上位レベル・プロキシが以前にオ
ブジェクトをステージングした場合、このプロキシはオ
ブジェクトを下方に渡す。そうでない場合、このプロキ
シは上位レベル・プロキシからオブジェクトを入手しよ
うとする。入力されたオブジェクトはそのオブジェクト
を要求している次の下位レベルのプロキシへ下方に渡さ
れる。
【００３０】図１はオブジェクトおよび要求の情報のフ
ローを表す論理接続だけを示す図であることに注意され
たい。この図は物理的接続図ではない。論理接続は作業
負荷やノードまたはリンク障害などの物理的イベントに
よって変わる場合がある。オブジェクトのタイプが異な
れば、ユーザへ到達する論理パスも異なる場合がある。
ローを表す論理接続だけを示す図であることに注意され
たい。この図は物理的接続図ではない。論理接続は作業
負荷やノードまたはリンク障害などの物理的イベントに
よって変わる場合がある。オブジェクトのタイプが異な
れば、ユーザへ到達する論理パスも異なる場合がある。
【００３１】概観すると、本発明のサーバ（３０．．．
５０）は、オブジェクトと共にプッシュ・オブジェクト
およびそのステージングの決定に関する情報を次の（下
位の）レベルのプロキシへプッシュする。実際、それ自
体のステージングの決定だけでなく、上位階層全体のス
テージングの決定（１つまたは複数の）を下方に渡すこ
とができる。
５０）は、オブジェクトと共にプッシュ・オブジェクト
およびそのステージングの決定に関する情報を次の（下
位の）レベルのプロキシへプッシュする。実際、それ自
体のステージングの決定だけでなく、上位階層全体のス
テージングの決定（１つまたは複数の）を下方に渡すこ
とができる。
【００３２】本発明は階層の上下方に情報を効率的に送
信するための機能をさらに備える。ｈｔｔｐを実施する
場合、情報交換は既存のウェブ・プロトコルを使ってオ
ブジェクト・ヘッダ内に含めることができる。ＰＩＣＳ
（「インターネット・コンテンツ選択用プラットフォー
ム」）は電子コンテンツに関するメタ情報を送信する方
法を規定する。ＰＩＣＳはウェブ・コンソーシアム・プ
ロトコル勧告である（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｗ３．ｏ
ｒｇ／ＰＩＣＳを参照）。ＰＩＣＳは「このコンテンツ
にどれくらいの量のｎｕｄｉｔｙ（ヌーディティ）が関
連付けられているか」などの値ベースの評価ラベルを昇
進するために初めて使用されたが、メタ情報のフォーマ
ットと意味は完全に一般的である。ＰＩＣＳでは、電子
コンテンツのメタ情報が「評価サービス」または情報の
生成源および予定利用状況に従ってグループ分けされそ
のグループの１つの中で情報の任意の数のカテゴリまた
はディメンションを送信できる。各カテゴリには許され
る値の範囲があり、特定の１件のコンテンツについて、
特定のカテゴリが単一または複数の値をとることができ
る。さらに、メタ情報グループ（「ＰＩＣＳラベル」と
して知られている）は満了情報を含むことができる。ま
た、ＰＩＣＳが複数の電子コンテンツに適用する機能も
ある。特定の１件の電子コンテンツのＰＩＣＳラベルは
独立してコンテンツに追加またはそこから削除できる。
信するための機能をさらに備える。ｈｔｔｐを実施する
場合、情報交換は既存のウェブ・プロトコルを使ってオ
ブジェクト・ヘッダ内に含めることができる。ＰＩＣＳ
（「インターネット・コンテンツ選択用プラットフォー
ム」）は電子コンテンツに関するメタ情報を送信する方
法を規定する。ＰＩＣＳはウェブ・コンソーシアム・プ
ロトコル勧告である（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｗ３．ｏ
ｒｇ／ＰＩＣＳを参照）。ＰＩＣＳは「このコンテンツ
にどれくらいの量のｎｕｄｉｔｙ（ヌーディティ）が関
連付けられているか」などの値ベースの評価ラベルを昇
進するために初めて使用されたが、メタ情報のフォーマ
ットと意味は完全に一般的である。ＰＩＣＳでは、電子
コンテンツのメタ情報が「評価サービス」または情報の
生成源および予定利用状況に従ってグループ分けされそ
のグループの１つの中で情報の任意の数のカテゴリまた
はディメンションを送信できる。各カテゴリには許され
る値の範囲があり、特定の１件のコンテンツについて、
特定のカテゴリが単一または複数の値をとることができ
る。さらに、メタ情報グループ（「ＰＩＣＳラベル」と
して知られている）は満了情報を含むことができる。ま
た、ＰＩＣＳが複数の電子コンテンツに適用する機能も
ある。特定の１件の電子コンテンツのＰＩＣＳラベルは
独立してコンテンツに追加またはそこから削除できる。
【００３３】例えば、「評価サービス」フィールドが
「Ｓａｆｅｓｕｒｆ」評価システムに従って値ベースの
評価ラベルを含むことを示す単一のＰＩＣＳラベルを付
けたサーバへイメージ・ファイルを送信することができ
る。本発明によれば、イメージ・ファイルは企業プロキ
シ通過する際に「評価サービス」フィールドがプロキシ
・ステージング情報を含むことを示す第２のＰＩＣＳラ
ベルを受信することができる。部門プロキシを通過する
際に第２のＰＩＣＳラベルをはがすことができる。この
ように、クライアント・コンピュータは第１のＰＩＣＳ
ラベルだけを参照することができる。ｈｔｔｐプロトコ
ルはＰＩＣＳをサポートする要求ヘッダおよび応答ヘッ
ダを増強している。ＮＮＴＰなどの他の共通アプリケー
ション・プロトコルを規定する技術機関もＰＩＣＳサポ
ートを追加することを考慮している。こうしたプロトコ
ルの一部として、要求によって、所望のＰＩＣＳラベル
のタイプのリストを含めることもできる。またＰＩＣＳ
は中央のラベル局サーバからＰＩＣＳ情報を受信する照
会フォーマットを規定している。ＰＩＣＳラベルの例
は、（ＰＩＣＳ−１．１ "ｈｔｔｐ：／／ｔｈｅ．ｒａ
ｔｉｎｇ．ｓｅｒｖｉｃｅ"ｌａｂｅｌ ｆｏｒ "ｈｔ
ｔｐ：／／ｔｈｅ．ｃｏｎｔｅｎｔ"ｅｘｐ"１９９７．
０７．０１Ｔ０８：１５−０５００"ｒ（ｎ４ｓ３ｖ２
１０））で、ここで「ｎ」、「ｓ」、「ｖ」、「ｌ」は
各種メタ情報タイプの送信名、このコンテンツの適用可
能な値は４（ｎの場合）、３（ｓの場合）、２（ｖの場
合）、および０（ｌの場合）である。ＩＤ「ｈｔｔｐ：
／／ｔｈｅ．ｒａｔｉｎｇ．ｓｅｒｖｉｃｅ」を認識す
るソフトウェアだけがこれらのカテゴリおよび値の解釈
が可能であろう。
「Ｓａｆｅｓｕｒｆ」評価システムに従って値ベースの
評価ラベルを含むことを示す単一のＰＩＣＳラベルを付
けたサーバへイメージ・ファイルを送信することができ
る。本発明によれば、イメージ・ファイルは企業プロキ
シ通過する際に「評価サービス」フィールドがプロキシ
・ステージング情報を含むことを示す第２のＰＩＣＳラ
ベルを受信することができる。部門プロキシを通過する
際に第２のＰＩＣＳラベルをはがすことができる。この
ように、クライアント・コンピュータは第１のＰＩＣＳ
ラベルだけを参照することができる。ｈｔｔｐプロトコ
ルはＰＩＣＳをサポートする要求ヘッダおよび応答ヘッ
ダを増強している。ＮＮＴＰなどの他の共通アプリケー
ション・プロトコルを規定する技術機関もＰＩＣＳサポ
ートを追加することを考慮している。こうしたプロトコ
ルの一部として、要求によって、所望のＰＩＣＳラベル
のタイプのリストを含めることもできる。またＰＩＣＳ
は中央のラベル局サーバからＰＩＣＳ情報を受信する照
会フォーマットを規定している。ＰＩＣＳラベルの例
は、（ＰＩＣＳ−１．１ "ｈｔｔｐ：／／ｔｈｅ．ｒａ
ｔｉｎｇ．ｓｅｒｖｉｃｅ"ｌａｂｅｌ ｆｏｒ "ｈｔ
ｔｐ：／／ｔｈｅ．ｃｏｎｔｅｎｔ"ｅｘｐ"１９９７．
０７．０１Ｔ０８：１５−０５００"ｒ（ｎ４ｓ３ｖ２
１０））で、ここで「ｎ」、「ｓ」、「ｖ」、「ｌ」は
各種メタ情報タイプの送信名、このコンテンツの適用可
能な値は４（ｎの場合）、３（ｓの場合）、２（ｖの場
合）、および０（ｌの場合）である。ＩＤ「ｈｔｔｐ：
／／ｔｈｅ．ｒａｔｉｎｇ．ｓｅｒｖｉｃｅ」を認識す
るソフトウェアだけがこれらのカテゴリおよび値の解釈
が可能であろう。
【００３４】好ましい実施形態では、３つの異なるＰＩ
ＣＳラベルが使用される。プッシュ・ラベルまたは（Ｐ
-ラベル）と呼ばれる第１の種類のＰＩＣＳラベルはコ
ンテンツ・プロバイダまたは上位レベルのプロキシが使
用してオブジェクトの注釈付け、すなわち、プッシュ・
オブジェクトの特性を指定したりそれに関する情報を指
定する。このラベルは次のカテゴリのいずれの組み合わ
せも含むことができるがそれだけには限定されない。
ＣＳラベルが使用される。プッシュ・ラベルまたは（Ｐ
-ラベル）と呼ばれる第１の種類のＰＩＣＳラベルはコ
ンテンツ・プロバイダまたは上位レベルのプロキシが使
用してオブジェクトの注釈付け、すなわち、プッシュ・
オブジェクトの特性を指定したりそれに関する情報を指
定する。このラベルは次のカテゴリのいずれの組み合わ
せも含むことができるがそれだけには限定されない。
【００３５】・緊急度カテゴリ：「緊急度」カテゴリの
値はオブジェクトを下方にプッシュする緊急度を示す。
そのカテゴリ値として「ＵＶ」を定義する。
値はオブジェクトを下方にプッシュする緊急度を示す。
そのカテゴリ値として「ＵＶ」を定義する。
【００３６】・サマリ・カテゴリ：「サマリ」カテゴリ
の値はプッシュ・オブジェクト／ドキュメントの短いサ
マリを示す。より一般的なケースでは、１つのオブジェ
クトを複数の詳細レベルで指定できる。このコンテンツ
階層は上記の３つ以上のレベル（フル・コンテンツおよ
びサマリ）からなることができる。例えば、別のタイト
ル・レベルを含むことができる。ニュース・オブジェク
トの場合、「テロリストがショッピング・センタに爆弾
をしかけて２名が死亡した。」のサマリとニュースの全
コンテンツである「爆弾の爆発」などのタイトルを含む
ことができる。それぞれの追加のコンテンツ・レベルの
別のカテゴリを使ってタイトルなど追加のコンテンツ・
レベルをＰ−ラベルで指定できる。この例には、オブジ
ェクト・タイトルの「タイトル」カテゴリがある。さら
に、サマリ・カテゴリに全オブジェクト（すなわち、全
コンテンツ）からの異なる緊急カテゴリ値を指定もでき
る。例えば、より高い緊急度カテゴリ値をサマリに指定
できる。
の値はプッシュ・オブジェクト／ドキュメントの短いサ
マリを示す。より一般的なケースでは、１つのオブジェ
クトを複数の詳細レベルで指定できる。このコンテンツ
階層は上記の３つ以上のレベル（フル・コンテンツおよ
びサマリ）からなることができる。例えば、別のタイト
ル・レベルを含むことができる。ニュース・オブジェク
トの場合、「テロリストがショッピング・センタに爆弾
をしかけて２名が死亡した。」のサマリとニュースの全
コンテンツである「爆弾の爆発」などのタイトルを含む
ことができる。それぞれの追加のコンテンツ・レベルの
別のカテゴリを使ってタイトルなど追加のコンテンツ・
レベルをＰ−ラベルで指定できる。この例には、オブジ
ェクト・タイトルの「タイトル」カテゴリがある。さら
に、サマリ・カテゴリに全オブジェクト（すなわち、全
コンテンツ）からの異なる緊急カテゴリ値を指定もでき
る。例えば、より高い緊急度カテゴリ値をサマリに指定
できる。
【００３７】・グループ・カテゴリ：「グループ」カテ
ゴリの値はオブジェクトの分類を示す。例えば社内報の
同報通信の場合、代表的なグループ・カテゴリ値は「企
業」、「ＨＲ」、「部門」、「競合他社」などを含むこ
とができる。グループ・カテゴリを導入する第１の目的
は、ユーザ情報（次節で説明する）をグループ・カテゴ
リが収集できるようにし、グループ・カテゴリによるプ
ッシュを可能にすることである。
ゴリの値はオブジェクトの分類を示す。例えば社内報の
同報通信の場合、代表的なグループ・カテゴリ値は「企
業」、「ＨＲ」、「部門」、「競合他社」などを含むこ
とができる。グループ・カテゴリを導入する第１の目的
は、ユーザ情報（次節で説明する）をグループ・カテゴ
リが収集できるようにし、グループ・カテゴリによるプ
ッシュを可能にすることである。
【００３８】・チャネル・カテゴリ：「チャネル」カテ
ゴリの値は同報通信チャネルまたはコンテンツ送信源を
示す。例えば、内部企業チャネル、またはＰＯＩＮＴＣ
ＡＳＴ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｏｉｎｔｃａｓｔ．
ｃｏｍ）の商標でＰｏｉｎｔｃａｓｔ，Ｉｎｃ．から利
用できる外部チャネルである。異なるチャネルは異なる
グループ・カテゴリを備えることができる。
ゴリの値は同報通信チャネルまたはコンテンツ送信源を
示す。例えば、内部企業チャネル、またはＰＯＩＮＴＣ
ＡＳＴ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｏｉｎｔｃａｓｔ．
ｃｏｍ）の商標でＰｏｉｎｔｃａｓｔ，Ｉｎｃ．から利
用できる外部チャネルである。異なるチャネルは異なる
グループ・カテゴリを備えることができる。
【００３９】好ましい実施形態では、１つのグループ・
カテゴリおよび１つのチャネル・カテゴリが形態を簡素
化すると議論される。当業者は複数のグループまたはチ
ャネル・カテゴリあるいはその両方への一般化は容易で
ある−チャネルごとに別々にグループ単位で統計情報が
保持され、プッシュ・フィルタリングの決定がオブジェ
クト・グループに対して利用状況に基づいてなされるた
め−ことを理解するであろう。
カテゴリおよび１つのチャネル・カテゴリが形態を簡素
化すると議論される。当業者は複数のグループまたはチ
ャネル・カテゴリあるいはその両方への一般化は容易で
ある−チャネルごとに別々にグループ単位で統計情報が
保持され、プッシュ・フィルタリングの決定がオブジェ
クト・グループに対して利用状況に基づいてなされるた
め−ことを理解するであろう。
【００４０】ユーザ・ラベル（Ｕ−ラベル）と呼ばれる
第２の種類のＰＩＣＳラベルを使って階層の下位のレベ
ルから上方にプッシュ・オブジェクトの利用またはプリ
ファレンス情報を送信できる。このラベルは次のカテゴ
リのいずれの組み合わせも含むことができるがそれだけ
には限定されない。
第２の種類のＰＩＣＳラベルを使って階層の下位のレベ
ルから上方にプッシュ・オブジェクトの利用またはプリ
ファレンス情報を送信できる。このラベルは次のカテゴ
リのいずれの組み合わせも含むことができるがそれだけ
には限定されない。
【００４１】・利用状況（usage）カテゴリ：「利用状
況」カテゴリの値はオブジェクト（オブジェクト・グル
ープ内の）はどのくらいの頻度で下位階層で参照／アク
セスされているかを示す。このカテゴリ値は「ＲＶ」で
示される。
況」カテゴリの値はオブジェクト（オブジェクト・グル
ープ内の）はどのくらいの頻度で下位階層で参照／アク
セスされているかを示す。このカテゴリ値は「ＲＶ」で
示される。
【００４２】・プリファレンス・カテゴリ：「プリファ
レンス」カテゴリの値はユーザがプロファイル指定によ
って指定する興味がある対象を示す。プロファイル情報
はユーザの興味が変わって更新しなくなると廃止でき
る。このカテゴリ値は「ＰＶ」で示される。
レンス」カテゴリの値はユーザがプロファイル指定によ
って指定する興味がある対象を示す。プロファイル情報
はユーザの興味が変わって更新しなくなると廃止でき
る。このカテゴリ値は「ＰＶ」で示される。
【００４３】「ステージング」ラベル（Ｃ−ラベル）と
呼ばれる第３のタイプのＰＩＣＳラベルはプロキシがオ
ブジェクトが階層を通過する際に動作情報（キャッシン
グ／ステージング情報などの）を送信し、共用するため
に使用する。このラベルは次のカテゴリのいずれの組み
合わせも含むことができるがそれだけには限定されな
い。
呼ばれる第３のタイプのＰＩＣＳラベルはプロキシがオ
ブジェクトが階層を通過する際に動作情報（キャッシン
グ／ステージング情報などの）を送信し、共用するため
に使用する。このラベルは次のカテゴリのいずれの組み
合わせも含むことができるがそれだけには限定されな
い。
【００４４】・ステータス・カテゴリ：「ステータス」
カテゴリの値はオブジェクトが上位カテゴリ内でステー
ジングされるかまたはステージングの方法あるいはその
両方を示す。このラベルはそれぞれの上位レベル階層で
オブジェクトがステージングされるかどうか指定でき
る。コンテンツ階層が使用できる場合、カテゴリ値は全
ドキュメントとサマリのどちらをステージングするかを
さらに示すことができる。
カテゴリの値はオブジェクトが上位カテゴリ内でステー
ジングされるかまたはステージングの方法あるいはその
両方を示す。このラベルはそれぞれの上位レベル階層で
オブジェクトがステージングされるかどうか指定でき
る。コンテンツ階層が使用できる場合、カテゴリ値は全
ドキュメントとサマリのどちらをステージングするかを
さらに示すことができる。
【００４５】オブジェクトのステージング・ステータス
は「ＣＶ」で示される。任意のプロキシでＣＶ値を決定
する方法の１つを以下に説明する。例えば、２進値表記
を使って次のようにＣＶ値を決定できる。ｎ番目のレベ
ルのプロキシの場合、下方に渡されるオブジェクトのＣ
Ｖ値はｎ個のビットを備え、ｋ番目のビットには（ｎ−
ｋ）レベルのプロキシが階層内を下方にオブジェクトを
送信した際にオブジェクトをステージングした場合は１
となる。そうでない場合、ｋ番目のビットは０になる。
さらに、ステージング・ステータス情報を使って、オブ
ジェクトをすぐ上位のレベルのプロキシに要求せずに、
オブジェクト要求をオブジェクトをステージングした可
能性が高い最も近い上位のレベルのプロキシへ転送する
こともできる。
は「ＣＶ」で示される。任意のプロキシでＣＶ値を決定
する方法の１つを以下に説明する。例えば、２進値表記
を使って次のようにＣＶ値を決定できる。ｎ番目のレベ
ルのプロキシの場合、下方に渡されるオブジェクトのＣ
Ｖ値はｎ個のビットを備え、ｋ番目のビットには（ｎ−
ｋ）レベルのプロキシが階層内を下方にオブジェクトを
送信した際にオブジェクトをステージングした場合は１
となる。そうでない場合、ｋ番目のビットは０になる。
さらに、ステージング・ステータス情報を使って、オブ
ジェクトをすぐ上位のレベルのプロキシに要求せずに、
オブジェクト要求をオブジェクトをステージングした可
能性が高い最も近い上位のレベルのプロキシへ転送する
こともできる。
【００４６】図１を再度参照して、例えばオブジェクト
ＡのＣＶ値を考える。レベル０プロキシ（３０）とレベ
ル２プロキシ（４０）はオブジェクトＡをステージング
し、レベル１プロキシ（３５）はオブジェクトＡをステ
ージングしていないものとする。レベル３プロキシ５０
へ下方に渡されたオブジェクトＡのＣＶ値はこの場合
「１０１」（２進値）または５（１０進値）になる。プ
ロキシ３５オブジェクトプロキシ４０へ下方に渡された
オブジェクトＡのＣＶ値はそれぞれ「１」と「１０」で
ある。階層内でステージング・ステータスを表す別の方
法もあることを当業者は理解するであろう。これより簡
素ではあるが正確さが低い方法として、単一のビットを
使っていずれかの上位レベルのプロキシがオブジェクト
をステージングしたかどうか表す方法がある。ビットが
オンの場合、上位レベル・プロキシがオブジェクトをス
テージングしている。そうでない場合、どの上位レベル
のプロキシもオブジェクトをステージングしていない。
ＡのＣＶ値を考える。レベル０プロキシ（３０）とレベ
ル２プロキシ（４０）はオブジェクトＡをステージング
し、レベル１プロキシ（３５）はオブジェクトＡをステ
ージングしていないものとする。レベル３プロキシ５０
へ下方に渡されたオブジェクトＡのＣＶ値はこの場合
「１０１」（２進値）または５（１０進値）になる。プ
ロキシ３５オブジェクトプロキシ４０へ下方に渡された
オブジェクトＡのＣＶ値はそれぞれ「１」と「１０」で
ある。階層内でステージング・ステータスを表す別の方
法もあることを当業者は理解するであろう。これより簡
素ではあるが正確さが低い方法として、単一のビットを
使っていずれかの上位レベルのプロキシがオブジェクト
をステージングしたかどうか表す方法がある。ビットが
オンの場合、上位レベル・プロキシがオブジェクトをス
テージングしている。そうでない場合、どの上位レベル
のプロキシもオブジェクトをステージングしていない。
【００４７】図２に図１のプロキシ・サーバのアーキテ
クチャの詳細例を示す。慣例として、プロキシ・サーバ
はＣＰＵ（２００）、ディスク（２０５）、持続性デー
タまたはプログラム／コード記憶用の磁気、電子、また
は光記憶メディア、およびＣＰＵ（２００）によるデー
タまたはプログラムあるいはその両方の動的アクセスま
たは実行あるいはその両方を行うためのメモリ（２０
７）を含む。本発明の精神と範囲を逸脱することなく、
メモリ（２０７）内にインスタンス化された１つまたは
複数のコンポーネントがディスク（２０５）、ネットワ
ーク（２５）他のサーバから直接アクセスして保守で
き、複数のサーバに配布できることを当業者は理解する
であろう。好ましくはＣＰＵ（２００）上で実行可能な
ソフトウェアとして具体化されたプロキシ・サーバの３
つの主要コンポーネントは、プッシュ・ハンドラ（２２
０）、欠落プッシュ・オブジェクト要求ハンドラ（２４
０）、およびヘッド要求ハンドラ（２６０）である。こ
れらのコンポーネントについてはそれぞれ図５、１０お
よび４を参照しながら以下に詳述する。
クチャの詳細例を示す。慣例として、プロキシ・サーバ
はＣＰＵ（２００）、ディスク（２０５）、持続性デー
タまたはプログラム／コード記憶用の磁気、電子、また
は光記憶メディア、およびＣＰＵ（２００）によるデー
タまたはプログラムあるいはその両方の動的アクセスま
たは実行あるいはその両方を行うためのメモリ（２０
７）を含む。本発明の精神と範囲を逸脱することなく、
メモリ（２０７）内にインスタンス化された１つまたは
複数のコンポーネントがディスク（２０５）、ネットワ
ーク（２５）他のサーバから直接アクセスして保守で
き、複数のサーバに配布できることを当業者は理解する
であろう。好ましくはＣＰＵ（２００）上で実行可能な
ソフトウェアとして具体化されたプロキシ・サーバの３
つの主要コンポーネントは、プッシュ・ハンドラ（２２
０）、欠落プッシュ・オブジェクト要求ハンドラ（２４
０）、およびヘッド要求ハンドラ（２６０）である。こ
れらのコンポーネントについてはそれぞれ図５、１０お
よび４を参照しながら以下に詳述する。
【００４８】メモリ（２０７）は本発明の機能に関連し
たいくつかのその他の構造を含む。図８を参照しながら
以下に詳述するように、キャッシュ（２７０）は各プロ
キシ・ノードで保守される。プッシュがフィルタリング
された場合にキャッシュを使ってプッシュ・オブジェク
トをステージングする。オブジェクトを後に要求する場
合、この手順でアクセス時間が短縮される。キャッシュ
がディスク（２０５）などの記憶階層の下位レベルまで
拡張できることに注意されたい。したがって、プロキシ
内のキャッシングまたはステージングされたオブジェク
トは階層のどのレベルにも常駐できる。図４を参照しな
がら以下に詳述するように、それぞれの次のレベルのノ
ードの総合ユーザ情報はユーザ情報２８０が示すように
保守されてフィルタリングの決定を支援する。図８を参
照しながら以下に詳述するように、それぞれのステージ
ングされたオブジェクトに関連する一定のオブジェクト
情報２９０（ＵＶなどの）はフィルタリングの決定のた
めに保守される。このことは、図１０を参照しながら以
下に詳述するように、ステージングされたオブジェクト
をパージするかどうかについての後の決定に影響する。
たいくつかのその他の構造を含む。図８を参照しながら
以下に詳述するように、キャッシュ（２７０）は各プロ
キシ・ノードで保守される。プッシュがフィルタリング
された場合にキャッシュを使ってプッシュ・オブジェク
トをステージングする。オブジェクトを後に要求する場
合、この手順でアクセス時間が短縮される。キャッシュ
がディスク（２０５）などの記憶階層の下位レベルまで
拡張できることに注意されたい。したがって、プロキシ
内のキャッシングまたはステージングされたオブジェク
トは階層のどのレベルにも常駐できる。図４を参照しな
がら以下に詳述するように、それぞれの次のレベルのノ
ードの総合ユーザ情報はユーザ情報２８０が示すように
保守されてフィルタリングの決定を支援する。図８を参
照しながら以下に詳述するように、それぞれのステージ
ングされたオブジェクトに関連する一定のオブジェクト
情報２９０（ＵＶなどの）はフィルタリングの決定のた
めに保守される。このことは、図１０を参照しながら以
下に詳述するように、ステージングされたオブジェクト
をパージするかどうかについての後の決定に影響する。
【００４９】図３に本発明の機能を備えたプロキシ・サ
ーバ論理の例を示す。図示のように、ステップ３１０で
プロキシ・サーバは入力待ち状態となる。ステップ３１
５で、受信した入力によって、処置が分岐する。受信し
た入力（次の上位レベルから）がプッシュの場合、ステ
ップ３２０でプッシュ・ハンドラ３２０が呼び出され
る。プッシュ・ハンドラの詳細例は図５を参照しながら
後述する。ステップ３３０で、受信した入力が欠落プッ
シュ・オブジェクト要求の場合、欠落プッシュ・オブジ
ェクト要求ハンドラ２４０がステップ３３５で呼び出さ
れる。欠落プッシュ・オブジェクト要求ハンドラ２４０
は上位レベル・プロキシ・ノードによってフィルタリン
グされたオブジェクトに関して下位レベル・プロキシ
（またはクライアント）からの要求を処理する。欠落プ
ッシュ・オブジェクト要求ハンドラの詳細例は図１０を
参照しながら後述する。ステップ３５０で、受信した入
力がヘッド要求の場合（下位レベル・プロキシまたはク
ライアントからの）、ステップ３６０でヘッド要求ハン
ドラ２６０が呼び出される。ヘッド要求ハンドラ２６０
はＨＴＴＰヘッド要求を処理して下位レベル・プロキシ
からのユーザ情報を送信する。。ヘッド要求ハンドラの
詳細例は図４を参照しながら後述する。ステップ３５０
で、本発明の対象ではない他のタイプの入力について
（従来のＨＴＴＰ「プル」要求またはＦＴＰ要求な
ど）、該当するミセレニアス・ハンドラ（３７０）が呼
び出される。
ーバ論理の例を示す。図示のように、ステップ３１０で
プロキシ・サーバは入力待ち状態となる。ステップ３１
５で、受信した入力によって、処置が分岐する。受信し
た入力（次の上位レベルから）がプッシュの場合、ステ
ップ３２０でプッシュ・ハンドラ３２０が呼び出され
る。プッシュ・ハンドラの詳細例は図５を参照しながら
後述する。ステップ３３０で、受信した入力が欠落プッ
シュ・オブジェクト要求の場合、欠落プッシュ・オブジ
ェクト要求ハンドラ２４０がステップ３３５で呼び出さ
れる。欠落プッシュ・オブジェクト要求ハンドラ２４０
は上位レベル・プロキシ・ノードによってフィルタリン
グされたオブジェクトに関して下位レベル・プロキシ
（またはクライアント）からの要求を処理する。欠落プ
ッシュ・オブジェクト要求ハンドラの詳細例は図１０を
参照しながら後述する。ステップ３５０で、受信した入
力がヘッド要求の場合（下位レベル・プロキシまたはク
ライアントからの）、ステップ３６０でヘッド要求ハン
ドラ２６０が呼び出される。ヘッド要求ハンドラ２６０
はＨＴＴＰヘッド要求を処理して下位レベル・プロキシ
からのユーザ情報を送信する。。ヘッド要求ハンドラの
詳細例は図４を参照しながら後述する。ステップ３５０
で、本発明の対象ではない他のタイプの入力について
（従来のＨＴＴＰ「プル」要求またはＦＴＰ要求な
ど）、該当するミセレニアス・ハンドラ（３７０）が呼
び出される。
【００５０】図４にヘッド要求ハンドラ（２６０）の例
を示す。図示のように、ステップ４１０でプロキシは次
の下位レベル・ノードｉから受信したヘッド要求がヘッ
ダ内にユーザ・ラベル（Ｕ−ラベル）を含むかどうかチ
ェックする。Ｕ−ラベルは関連するカテゴリ値がそれぞ
れＲＶとＰＶで表される利用状況およびプリファレンス
の２つのカテゴリを含む。次の下位レベル・ノードｉの
それぞれについて、プロキシ・サーバはメモリ内にその
利用状況とプリファレンス・カテゴリ値をユーザ情報
（２８０）のＲＶ（ｉ）とＰＶ（ｉ）内にそれぞれ保守
する。ステップ４２０で、ＲＶ（ｉ）およびＰＶ（ｉ）
はノードｉの新たに受信した値に合わせて更新される。
ステップ４３０で、プロキシ・ノードは総合利用状況と
プリファレンス値（それぞれＲＶｎｏｄｅおよびＰＶｎ
ｏｄｅで示されている）をすべての次の下位レベルのノ
ードにわたって保守する。これらの２つの平均方法を更
新する際は指数平均法を用いることが好ましい。より詳
細に言えば、ＰＶｎｏｄｅはその現在の値プラス新しい
ＰＶ（ｉ）と旧ＰＶ（ｉ）値の差の小数部分に設定され
る。この一例は小数部分が０．５である。ＲＶｎｏｄｅ
値も同様に設定される。ステップ４４０で、ＨＴＴＰヘ
ッダ中の他の情報を処理することができる。この一例は
オブジェクトが最後に変更された時点に基づくオブジェ
クトの「新鮮度」をチェックすることである。
を示す。図示のように、ステップ４１０でプロキシは次
の下位レベル・ノードｉから受信したヘッド要求がヘッ
ダ内にユーザ・ラベル（Ｕ−ラベル）を含むかどうかチ
ェックする。Ｕ−ラベルは関連するカテゴリ値がそれぞ
れＲＶとＰＶで表される利用状況およびプリファレンス
の２つのカテゴリを含む。次の下位レベル・ノードｉの
それぞれについて、プロキシ・サーバはメモリ内にその
利用状況とプリファレンス・カテゴリ値をユーザ情報
（２８０）のＲＶ（ｉ）とＰＶ（ｉ）内にそれぞれ保守
する。ステップ４２０で、ＲＶ（ｉ）およびＰＶ（ｉ）
はノードｉの新たに受信した値に合わせて更新される。
ステップ４３０で、プロキシ・ノードは総合利用状況と
プリファレンス値（それぞれＲＶｎｏｄｅおよびＰＶｎ
ｏｄｅで示されている）をすべての次の下位レベルのノ
ードにわたって保守する。これらの２つの平均方法を更
新する際は指数平均法を用いることが好ましい。より詳
細に言えば、ＰＶｎｏｄｅはその現在の値プラス新しい
ＰＶ（ｉ）と旧ＰＶ（ｉ）値の差の小数部分に設定され
る。この一例は小数部分が０．５である。ＲＶｎｏｄｅ
値も同様に設定される。ステップ４４０で、ＨＴＴＰヘ
ッダ中の他の情報を処理することができる。この一例は
オブジェクトが最後に変更された時点に基づくオブジェ
クトの「新鮮度」をチェックすることである。
【００５１】図５にプッシュ・ハンドラ２２０の例を示
す。図示のように、ステップ５１０で次の（上位）レベ
ルからプッシュされたオブジェクトが全オブジェクトの
場合、すなわち、ヘッダだけではなく全コンテンツの場
合、ステップ５１５でプッシュ・オブジェクト・フィル
タリング・ルーチンが呼び出され、次の下位レベル・ノ
ード（１つまたは複数）へのプッシュのフィルタリング
決定がなされる。プッシュ・オブジェクト・フィルタリ
ング・ルーチンの詳細例は図６を参照しながら後述す
る。ステップ５２０で、このノードのオブジェクトをス
テージングするかどうか決定するため、ステージング決
定ルーチンが呼び出される。ステージング決定ルーチン
の詳しい例については、図８に関して述べる。ステップ
５１０で、上位レベル・プロキシからサマリ情報だけが
プッシュされた場合、ステップ５２５でプッシュ・サマ
リ・フィルタリング・ルーチンが呼び出され、サマリを
下位レベル・ノードへプッシュするかどうか決定され
る。プッシュ・サマリ・フィルタリング・ルーチンの詳
細例は図７を参照しながら後述する。ステップ５３０で
プッシュ実行ルーチンが呼び出されて下位レベル・ノー
ドへのプッシュが実行される。プッシュ実行ルーチンの
詳細例は図１１を参照しながら後述する。
す。図示のように、ステップ５１０で次の（上位）レベ
ルからプッシュされたオブジェクトが全オブジェクトの
場合、すなわち、ヘッダだけではなく全コンテンツの場
合、ステップ５１５でプッシュ・オブジェクト・フィル
タリング・ルーチンが呼び出され、次の下位レベル・ノ
ード（１つまたは複数）へのプッシュのフィルタリング
決定がなされる。プッシュ・オブジェクト・フィルタリ
ング・ルーチンの詳細例は図６を参照しながら後述す
る。ステップ５２０で、このノードのオブジェクトをス
テージングするかどうか決定するため、ステージング決
定ルーチンが呼び出される。ステージング決定ルーチン
の詳しい例については、図８に関して述べる。ステップ
５１０で、上位レベル・プロキシからサマリ情報だけが
プッシュされた場合、ステップ５２５でプッシュ・サマ
リ・フィルタリング・ルーチンが呼び出され、サマリを
下位レベル・ノードへプッシュするかどうか決定され
る。プッシュ・サマリ・フィルタリング・ルーチンの詳
細例は図７を参照しながら後述する。ステップ５３０で
プッシュ実行ルーチンが呼び出されて下位レベル・ノー
ドへのプッシュが実行される。プッシュ実行ルーチンの
詳細例は図１１を参照しながら後述する。
【００５２】図６にプッシュ・オブジェクト・フィルタ
リング・ルーチンの例を示す。ステップ６１０で、イン
デックス変数ｉが０に初期化される。ステップ６１０
で、インデックス変数ｉが次の下位レベルのノードの数
Ｎより小さい場合、ステップ６１５でｉの値が例えば１
インクリメントし、プッシュ決定変数Ｐ（ｉ）が例えば
０に初期化される。ステップ６２０で、オブジェクトの
プッシュ（ＵＶ）の緊急度レベルが緊急プッシュしきい
値（ＰＴＨ）より大きく、ＰＶ（ｉ）が０より大きい場
合（複数の下位レベルユーザがオブジェクト内にプロフ
ァイルなどによってインタレストを指定した場合）、ス
テップ６６０でプッシュ決定が選択され（Ｐ（ｉ）が１
に設定され）、全オブジェクトがノードｉへプッシュさ
れる（図１１のステップ１１２０を参照）。そうでない
場合、ステップ６３０で、（論理）関数Ｆ（ＲＶ
（ｉ），ＰＶ（ｉ），ＵＶ）、すなわち、オブジェクト
のプロパティ（例：ＵＶ）と、オブジェクトユーザ特性
（例：ＲＶ（ｉ）およびＰＶ（ｉ））の関数が呼び出さ
れ、フィルタリング決定を行う。Ｆ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ
（ｉ），ＵＶ）が真の場合、ステップ６６０が実行され
てＰ（ｉ）は１に設定され、全オブジェクトがノードｉ
へプッシュされる。Ｆ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ（ｉ），Ｕ
Ｖ）の簡素な例は論理式（（ＲＶ（ｉ）ＵＶ＞ＱＴＨ）
ａｎｄ（ＰＶ（ｉ）＞０）である。ただし、ＱＴＨは１
などのしきい値である。より複雑なＦ関数を設計してオ
ブジェクトの帯域幅またはサイズあるいはその両方の因
数を考慮できる。例えば、別のＦ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ
（ｉ），ＵＶ）を（（ＲＶ（ｉ）ＵＶ＞ＷＴＨ）ａｎｄ
（ＰＶ（ｉ）＞０）の論理式で表すことができる。ただ
し、ＷＴＨはオブジェクト・サイズと共に増加し、利用
可能な帯域幅と共に減少するしきい値である。ＷＴＨは
ドキュメントの満了時間を考慮することもできる。この
値を満了時間が長いオブジェクトに関して低く設定でき
る。ステップ６４０で、（論理）関数Ｇ（ＲＶ（ｉ），
ＰＶ（ｉ））が呼び出され、プッシュ・サマリ決定が実
行される。Ｇ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ（ｉ））の例は論理式
（（ＲＶ（ｉ）＞０）ａｎｄ（ＰＶ（ｉ）＞０）であ
る。Ｆ関数と同様に、より複雑なＧ関数を設計して帯域
幅などの他の因数をプッシュ・サーバの決定で考慮する
ことができる。ステップ６５０で、Ｐ（ｉ）は０．５に
設定され、サマリは下方にノードｉへプッシュされる。
リング・ルーチンの例を示す。ステップ６１０で、イン
デックス変数ｉが０に初期化される。ステップ６１０
で、インデックス変数ｉが次の下位レベルのノードの数
Ｎより小さい場合、ステップ６１５でｉの値が例えば１
インクリメントし、プッシュ決定変数Ｐ（ｉ）が例えば
０に初期化される。ステップ６２０で、オブジェクトの
プッシュ（ＵＶ）の緊急度レベルが緊急プッシュしきい
値（ＰＴＨ）より大きく、ＰＶ（ｉ）が０より大きい場
合（複数の下位レベルユーザがオブジェクト内にプロフ
ァイルなどによってインタレストを指定した場合）、ス
テップ６６０でプッシュ決定が選択され（Ｐ（ｉ）が１
に設定され）、全オブジェクトがノードｉへプッシュさ
れる（図１１のステップ１１２０を参照）。そうでない
場合、ステップ６３０で、（論理）関数Ｆ（ＲＶ
（ｉ），ＰＶ（ｉ），ＵＶ）、すなわち、オブジェクト
のプロパティ（例：ＵＶ）と、オブジェクトユーザ特性
（例：ＲＶ（ｉ）およびＰＶ（ｉ））の関数が呼び出さ
れ、フィルタリング決定を行う。Ｆ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ
（ｉ），ＵＶ）が真の場合、ステップ６６０が実行され
てＰ（ｉ）は１に設定され、全オブジェクトがノードｉ
へプッシュされる。Ｆ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ（ｉ），Ｕ
Ｖ）の簡素な例は論理式（（ＲＶ（ｉ）ＵＶ＞ＱＴＨ）
ａｎｄ（ＰＶ（ｉ）＞０）である。ただし、ＱＴＨは１
などのしきい値である。より複雑なＦ関数を設計してオ
ブジェクトの帯域幅またはサイズあるいはその両方の因
数を考慮できる。例えば、別のＦ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ
（ｉ），ＵＶ）を（（ＲＶ（ｉ）ＵＶ＞ＷＴＨ）ａｎｄ
（ＰＶ（ｉ）＞０）の論理式で表すことができる。ただ
し、ＷＴＨはオブジェクト・サイズと共に増加し、利用
可能な帯域幅と共に減少するしきい値である。ＷＴＨは
ドキュメントの満了時間を考慮することもできる。この
値を満了時間が長いオブジェクトに関して低く設定でき
る。ステップ６４０で、（論理）関数Ｇ（ＲＶ（ｉ），
ＰＶ（ｉ））が呼び出され、プッシュ・サマリ決定が実
行される。Ｇ（ＲＶ（ｉ），ＰＶ（ｉ））の例は論理式
（（ＲＶ（ｉ）＞０）ａｎｄ（ＰＶ（ｉ）＞０）であ
る。Ｆ関数と同様に、より複雑なＧ関数を設計して帯域
幅などの他の因数をプッシュ・サーバの決定で考慮する
ことができる。ステップ６５０で、Ｐ（ｉ）は０．５に
設定され、サマリは下方にノードｉへプッシュされる。
【００５３】図７にプッシュ・サマリ・フィルタリング
・ルーチンの例を示す。ステップ７１０で、インデック
ス変数ｉは０に初期化される。ステップ７２０で、イン
デックス変数ｉが次の下位レベルのノードの数Ｎより小
さい場合、ステップ７３０でｉの値が例えば１インクリ
メントする。ステップ７４０で、関数Ｇ（ＲＶ（ｉ），
ＰＶ（ｉ））が呼び出され、プッシュ・サマリ決定が実
行される（これはステップ６４０に呼び出される関数と
同じ関数である）。ステップ７４０で、Ｇ関数が真の場
合、ステップ７５０でＰ（ｉ）は０．５に設定され、サ
マリは下方にノードｉへプッシュされる（図１１のステ
ップ１１４０を参照）。
・ルーチンの例を示す。ステップ７１０で、インデック
ス変数ｉは０に初期化される。ステップ７２０で、イン
デックス変数ｉが次の下位レベルのノードの数Ｎより小
さい場合、ステップ７３０でｉの値が例えば１インクリ
メントする。ステップ７４０で、関数Ｇ（ＲＶ（ｉ），
ＰＶ（ｉ））が呼び出され、プッシュ・サマリ決定が実
行される（これはステップ６４０に呼び出される関数と
同じ関数である）。ステップ７４０で、Ｇ関数が真の場
合、ステップ７５０でＰ（ｉ）は０．５に設定され、サ
マリは下方にノードｉへプッシュされる（図１１のステ
ップ１１４０を参照）。
【００５４】図８にステージング決定ルーチンの例を示
す。ステップ８１０で、オブジェクトＯの「ステージン
グ緊急度」因数が計算される。この因数はＣａｃｈｅＵ
（Ｏ）として表される。オブジェクトのステージング緊
急度の計算論理の例は図９を参照しながら以下に詳述す
る。ステップ８１５で、ＣａｃｈｅＵ（Ｏ）の値は上位
レベル・プロキシにあるオブジェクトＯのステージング
・ステータスに基づいて下方に調整できる。ステージン
グ・ステータス情報はＨＴＴＰヘッダのステージング・
ラベル（Ｃ−ラベル）に指定される。オブジェクトＯが
どこかの上位レベル・プロキシ・キャッシュですでにス
テージングされている場合、それを現在のノードでステ
ージングする必要は減少する。ステップ８２０で、Ｃａ
ｃｈｅＵ（Ｏ）が０より大きい場合、ステップ８３０
で、空間量（Ｓ）が（１）オブジェクトＯよりもステー
ジング緊急度が低いすべてのオブジェクトＯｊによって
占められているか、（２）利用可能、すなわち、現在使
用されていないかが判定される。ステップ８４０でＳが
オブジェクトＯのサイズ（Ｏ）より大きいと判定された
場合、ステップ８５０でオブジェクトＯのＣＶ値が更新
されて現在のノードでステージングされたことを示す。
詳細に言えば、元のＣＶ値は２倍して１を加えて新しい
ＣＶ値とすることができる。ステップ８７０で、オブジ
ェクトＯはキャッシュ（２７０）に記憶され、オブジェ
クトに関連するＣＶ、ＵＶ、およびＣｈａｃｈｅＵの値
はメモリのオブジェクト情報（２９０）部分に記憶され
る。オブジェクトＯは必要に応じて、ステージング緊急
度がより低い値を持つ他のオブジェクトと交換できる。
ステップ８２０でＣａｃｈｅＵ（Ｏ）の値がゼロの場
合、オブジェクトはステージングされず、ＣＶ値は更新
されてこのプロキシでステージングされていないことを
示す。具体的には、元のＣＶ値に２を掛けて新しいＣＶ
値を得ることができる。さらに、オブジェクトのＣ−ラ
ベルはステップ８５０またはステップ８８０で生成され
た新しいＣＶ値をとり、オブジェクトが階層中を下方に
プッシュされる際のステージング・ステータスを示す
（図１１のステップ１１００を参照）。
す。ステップ８１０で、オブジェクトＯの「ステージン
グ緊急度」因数が計算される。この因数はＣａｃｈｅＵ
（Ｏ）として表される。オブジェクトのステージング緊
急度の計算論理の例は図９を参照しながら以下に詳述す
る。ステップ８１５で、ＣａｃｈｅＵ（Ｏ）の値は上位
レベル・プロキシにあるオブジェクトＯのステージング
・ステータスに基づいて下方に調整できる。ステージン
グ・ステータス情報はＨＴＴＰヘッダのステージング・
ラベル（Ｃ−ラベル）に指定される。オブジェクトＯが
どこかの上位レベル・プロキシ・キャッシュですでにス
テージングされている場合、それを現在のノードでステ
ージングする必要は減少する。ステップ８２０で、Ｃａ
ｃｈｅＵ（Ｏ）が０より大きい場合、ステップ８３０
で、空間量（Ｓ）が（１）オブジェクトＯよりもステー
ジング緊急度が低いすべてのオブジェクトＯｊによって
占められているか、（２）利用可能、すなわち、現在使
用されていないかが判定される。ステップ８４０でＳが
オブジェクトＯのサイズ（Ｏ）より大きいと判定された
場合、ステップ８５０でオブジェクトＯのＣＶ値が更新
されて現在のノードでステージングされたことを示す。
詳細に言えば、元のＣＶ値は２倍して１を加えて新しい
ＣＶ値とすることができる。ステップ８７０で、オブジ
ェクトＯはキャッシュ（２７０）に記憶され、オブジェ
クトに関連するＣＶ、ＵＶ、およびＣｈａｃｈｅＵの値
はメモリのオブジェクト情報（２９０）部分に記憶され
る。オブジェクトＯは必要に応じて、ステージング緊急
度がより低い値を持つ他のオブジェクトと交換できる。
ステップ８２０でＣａｃｈｅＵ（Ｏ）の値がゼロの場
合、オブジェクトはステージングされず、ＣＶ値は更新
されてこのプロキシでステージングされていないことを
示す。具体的には、元のＣＶ値に２を掛けて新しいＣＶ
値を得ることができる。さらに、オブジェクトのＣ−ラ
ベルはステップ８５０またはステップ８８０で生成され
た新しいＣＶ値をとり、オブジェクトが階層中を下方に
プッシュされる際のステージング・ステータスを示す
（図１１のステップ１１００を参照）。
【００５５】本発明の精神と範囲を逸脱することなく、
さまざまなキャッシュ組込み処理が可能であることを当
業者は理解するであろう。例えば、今まで要求がなかっ
たとしても新しいカテゴリ内のオブジェクトを空間変数
単位でステージングすることができる。
さまざまなキャッシュ組込み処理が可能であることを当
業者は理解するであろう。例えば、今まで要求がなかっ
たとしても新しいカテゴリ内のオブジェクトを空間変数
単位でステージングすることができる。
【００５６】図９にオブジェクトＯのステージング緊急
度の計算論理の例を示す。ステップ９０５で、ステージ
ング緊急度の値ＣａｃｈｅＵ（Ｏ）が例えば０に初期化
される。ステップ９１０で、インデックス変数ｉが０に
初期化される。ステップ９２０で、インデックス変数ｉ
が次の下位レベルのノードの数Ｎより小さく、ステップ
９３０でプッシュ決定変数Ｐ（ｉ）が１でない場合、ス
テップ９４０でＣａｃｈｅＵ（Ｏ）はＲＶ（ｉ）ＵＶ
（Ｏ）だけインクリメントする。ステップ９４５で、ｉ
はインクリメントし、処理はステップ９２０に戻る。ス
テップ９２０でｉ＞Ｎの場合、処理は終了する。
度の計算論理の例を示す。ステップ９０５で、ステージ
ング緊急度の値ＣａｃｈｅＵ（Ｏ）が例えば０に初期化
される。ステップ９１０で、インデックス変数ｉが０に
初期化される。ステップ９２０で、インデックス変数ｉ
が次の下位レベルのノードの数Ｎより小さく、ステップ
９３０でプッシュ決定変数Ｐ（ｉ）が１でない場合、ス
テップ９４０でＣａｃｈｅＵ（Ｏ）はＲＶ（ｉ）ＵＶ
（Ｏ）だけインクリメントする。ステップ９４５で、ｉ
はインクリメントし、処理はステップ９２０に戻る。ス
テップ９２０でｉ＞Ｎの場合、処理は終了する。
【００５７】図１０に欠落プッシュ・オブジェクト要求
ハンドラ（２４０）の例を示す。プッシュ・オブジェク
トＯがフィルタリングされ、その後下位レベル・ノード
から要求された場合、ステップ１００５でオブジェクト
Ｏが現在のノードでステージングされているか判定され
る。ステージングされている場合、ステップ１０１０で
オブジェクトはそのＣ−ラベルにＣＶ値を挿入して要求
されたノードへ返送される。ステップ１０２０で、オブ
ジェクトＯのステージング緊急度の値が再び計算され
る。ステップ１０３０で、この値がゼロまで低下した
（オブジェクト上のインタレストを持つすべての次の下
位レベルのノードがそのオブジェクトのコピーを受信し
た）場合、または何か別の規定値もしくは計算値にまで
低下した場合、ステップ１０４０でオブジェクトＯはも
はやステージングされない。ステップ１００５で、オブ
ジェクトがステージングされない場合、ステップ１０８
０で要求は上位レベル・プロキシ・サーバまたはコンテ
ンツ送信元へ転送される。
ハンドラ（２４０）の例を示す。プッシュ・オブジェク
トＯがフィルタリングされ、その後下位レベル・ノード
から要求された場合、ステップ１００５でオブジェクト
Ｏが現在のノードでステージングされているか判定され
る。ステージングされている場合、ステップ１０１０で
オブジェクトはそのＣ−ラベルにＣＶ値を挿入して要求
されたノードへ返送される。ステップ１０２０で、オブ
ジェクトＯのステージング緊急度の値が再び計算され
る。ステップ１０３０で、この値がゼロまで低下した
（オブジェクト上のインタレストを持つすべての次の下
位レベルのノードがそのオブジェクトのコピーを受信し
た）場合、または何か別の規定値もしくは計算値にまで
低下した場合、ステップ１０４０でオブジェクトＯはも
はやステージングされない。ステップ１００５で、オブ
ジェクトがステージングされない場合、ステップ１０８
０で要求は上位レベル・プロキシ・サーバまたはコンテ
ンツ送信元へ転送される。
【００５８】図１１にプッシュ実行ルーチンの例を示す
（図５、ステップ５３０）。ステップ１１００で、オブ
ジェクトのＣＶ値（図８のステップ８５０または８８０
から）がＨＴＴＰヘッダのＣ−ラベルに挿入される。ス
テップ１１２０で、オブジェクトＯ全体がＰ（ｉ）が１
に等しいすべての次の下位レベルのノードへプッシュさ
れる。ステップ１１４０で、オブジェクト０のサマリ・
ヘッダがＰ（ｉ）が０．５のすぐ下のレベルのすべての
ノードにプッシュされる。ステップ１１６０で、あるノ
ードｉへのプッシュが不成功の場合（リンクまたはノー
ド障害もしくはモービル・クライアントがアクセス不
能）、Ｐ（ｉ）値がゼロにリセットされる。さらに、オ
ブジェクトＯのステージング決定ルーチン（図５のステ
ップ５２０）がチェックされる。ステージング決定出力
がオブジェクトのステージングを実行しない場合、ステ
ージング決定ルーチン（図８）は新しいＰ（ｉ）値のセ
ットを指定して再呼び出され、プッシュの一部が失敗し
たためにオブジェクトを今ステージングするかどうかを
決定する。
（図５、ステップ５３０）。ステップ１１００で、オブ
ジェクトのＣＶ値（図８のステップ８５０または８８０
から）がＨＴＴＰヘッダのＣ−ラベルに挿入される。ス
テップ１１２０で、オブジェクトＯ全体がＰ（ｉ）が１
に等しいすべての次の下位レベルのノードへプッシュさ
れる。ステップ１１４０で、オブジェクト０のサマリ・
ヘッダがＰ（ｉ）が０．５のすぐ下のレベルのすべての
ノードにプッシュされる。ステップ１１６０で、あるノ
ードｉへのプッシュが不成功の場合（リンクまたはノー
ド障害もしくはモービル・クライアントがアクセス不
能）、Ｐ（ｉ）値がゼロにリセットされる。さらに、オ
ブジェクトＯのステージング決定ルーチン（図５のステ
ップ５２０）がチェックされる。ステージング決定出力
がオブジェクトのステージングを実行しない場合、ステ
ージング決定ルーチン（図８）は新しいＰ（ｉ）値のセ
ットを指定して再呼び出され、プッシュの一部が失敗し
たためにオブジェクトを今ステージングするかどうかを
決定する。
【００５９】プロキシの一部がフィルタリング・プロト
コルに適合せずコラボレーションに参加しない従来のプ
ロキシである異機種プロキシ・サーバ環境では動的プッ
シュ・フィルタリングが有効であることを当業者は理解
するであろう。
コルに適合せずコラボレーションに参加しない従来のプ
ロキシである異機種プロキシ・サーバ環境では動的プッ
シュ・フィルタリングが有効であることを当業者は理解
するであろう。
【００６０】本発明の好ましい実施形態で、ウェブ・サ
ーバの一般のプッシュ・フィルタリング方式について説
明してきた。ただし、本発明はプッシュ対象のオブジェ
クトが同様の特性を備えるいかなる種類の状況にも適用
可能で、必ずしもインターネットやＷＷＷの適用分野に
限定されないことを当業者は理解するであろう。
ーバの一般のプッシュ・フィルタリング方式について説
明してきた。ただし、本発明はプッシュ対象のオブジェ
クトが同様の特性を備えるいかなる種類の状況にも適用
可能で、必ずしもインターネットやＷＷＷの適用分野に
限定されないことを当業者は理解するであろう。
【００６１】本発明の好ましい実施形態は階層の親ノー
ドおよび子ノード間のステージングを伴う協動的なプッ
シュ・フィルタリングであるが、兄弟ノード間のコラボ
レーションを含めるように容易に適合させることができ
る。例えば、上位階層でプロキシが要求されたオブジェ
クトをステージングしていない場合、プロキシから兄弟
プロキシへ照会ができる。さらに、図８のステージング
決定を、兄弟ノードを含め、だだしこれに限定されず、
階層外のプロキシ・ノードのステージング決定の因数に
容易に適応させてそのステージング決定に使用すること
ができる。
ドおよび子ノード間のステージングを伴う協動的なプッ
シュ・フィルタリングであるが、兄弟ノード間のコラボ
レーションを含めるように容易に適合させることができ
る。例えば、上位階層でプロキシが要求されたオブジェ
クトをステージングしていない場合、プロキシから兄弟
プロキシへ照会ができる。さらに、図８のステージング
決定を、兄弟ノードを含め、だだしこれに限定されず、
階層外のプロキシ・ノードのステージング決定の因数に
容易に適応させてそのステージング決定に使用すること
ができる。
【００６２】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【００６３】（１）プッシュされたオブジェクトが階層
中を下方に送信されるプロキシ階層においてその後プッ
シュされたオブジェクトを動的にフィルタリングする方
法であって、プッシュされたオブジェクトに関連する利
用状況情報を階層中を上方に送信するステップと、送信
されたオブジェクト利用状況情報に基づいてその後プッ
シュされたオブジェクトをフィルタリングするステップ
とを含む方法。 （２）プッシュされたオブジェクトが階層中を下方に送
信されるプロキシ階層においてプッシュされたオブジェ
クトを動的にフィルタリングする方法であって、情報を
総合しノード間で交換するステップと、プッシュされた
オブジェクトを、総合され交換された情報に基づいてフ
ィルタリングするステップとを含む方法。 （３）前記フィルタリング・ステップがフィルタリング
されたオブジェクトに関連するメタ情報を送信するステ
ップをさらに含む、上記（２）に記載の方法。 （４）フィルタリング決定、選択された下位レベル・プ
ロキシ／クライアントへのプッシュの成功裏の完了、利
用状況情報、および階層内の他のプロキシ・ノードでの
ステージング決定のいずれかに基づいてオブジェクトの
適応ステージングを行うステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （５）プッシュされたオブジェクトがメタ情報のコンテ
ンツ階層を含み、その後プッシュされたオブジェクトを
フィルタリングする前記ステップがプロキシ階層中を下
方にメタ情報を送信するステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （６）メタ情報を送信する前記ステップが、オブジェク
トの短い説明を階層中を下方に送信するステップと、フ
ィルタリングされたオブジェクトをプロキシ階層内でス
テージングするステップとをさらに含む、上記（５）に
記載の方法。 （７）オブジェクトをステージングする前記ステップ
が、ユーザ・プロファイルで示された潜在的なインタレ
ストを有するすぐ下位のレベルのすべてのプロキシまた
はクライアント・ノードがオブジェクトを受信したか、
あるいはステージング緊急度因数が所定および計算しき
い値を下回ったか、そのいずれかの後にステージングさ
れたオブジェクトをパージするステップをさらに含む、
上記（４）に記載の方法。 （８）前記フィルタリング・ステップがさらに階層内の
すべての下位クライアント・ノードによるプッシュされ
たオブジェクトの総合利用状況およびプリファレンスを
規定するステップをさらに含む、上記（１）に記載の方
法。 （９）オブジェクトがオブジェクト・グループに分類さ
れ、各オブジェクト・グループの利用状況情報が以前の
ユーザ要求パターンに基づく、上記（４）に記載の方
法。 （１０）利用状況情報が下位レベル・プロキシまたはク
ライアントの要求パターンを含み、前記プッシュされた
オブジェクトを異なるグループに分類するステップと、
プッシュされたオブジェクトのグループ分けを含む利用
状況情報を総合しノード間で交換するステップと、総合
され交換された情報およびプッシュされたオブジェクト
のグループ化に基づいてプッシュされたオブジェクトを
フィルタリングするステップとをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （１１）フィルタリング決定またはステージング決定が
帯域幅、オブジェクト・プロパティ、またはクライアン
ト特性のいずれかの関数である、上記（４）に記載の方
法。 （１２）クライアント特性がユーザ・プロファイルまた
はプリファレンス情報を含む、上記（１１）に記載の方
法。 （１３）オブジェクト緊急度標識をプッシュされたオブ
ジェクトに関連付けて階層中を下方に送信するステップ
をさらに含み、前記フィルタリング・ステップがオブジ
ェクト緊急度標識の関数である、上記（１）に記載の方
法。 （１４）緊急度標識を１つまたは複数の異なる階層レベ
ルに関連付けるステップをさらに含み、前記ステージン
グ・ステップが、緊急度標識の関数としてコンテンツ階
層の１つまたは複数のレベルでオブジェクトをステージ
ングするステップを含む、上記（４）に記載の方法。 （１５）前記フィルタリング・ステップとステージング
・ステップのいずれかがオブジェクト・サイズの関数で
ある、上記（４）に記載の方法。 （１６）前記フィルタリング・ステップと前記ステージ
ング・ステップのいずれかがオブジェクトの寿命または
満了時間の関数である、上記（４）に記載の方法。 （１７）前記ステージング・ステップに応答して、プッ
シュされたオブジェクトのステージング・ステータスを
プッシュされたオブジェクトへ送信するステップをさら
に含む、上記（４）に記載の方法。 （１８）プロキシ階層が、前記フィルタリング・ステッ
プと前記ステージング・ステップのいずれがが階層内の
すべてのサーバによっては実行されない異種プロキシ階
層を含む、上記（４）に記載の方法。 （１９）ＰＩＣＳ利用状況ラベルを作成し、ＰＩＣＳカ
テゴリ値を使ってプロキシ階層の下位レベルでの総合利
用状況情報を表すステップをさらに含み、前記送信ステ
ップがＰＩＣＳ利用状況ラベルを使って総合利用状況情
報を階層中を上方に送信するステップを含む、上記
（２）に記載の方法。 （２０）ＰＩＣＳステージング・ラベルを作成し、ＰＩ
ＣＳカテゴリ値を使ってプロキシ階層の所与のレベルに
おけるステージングされたオブジェクトのステージング
・ステータスを表すステップと、ＰＩＣＳステージング
・ラベルを使ってステージング・ステータスを階層中を
下方に送信するステップをさらに含む、上記（４）に記
載の方法。 （２１）ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、ＰＩＣＳ
カテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクトの緊急
度標識を表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを
使って緊急度標識を階層中を下方に送信するステップと
をさらに含む、上記（４）に記載の方法。 （２２）メタ情報プロトコルを使って階層中を情報を送
信する、上記（１）ないし（３）、（５）、（６）、
（９）ないし（１０）、（１４）ないし（１５）、（１
９）ないし（２０）または（２１）のいずれか一項に記
載の方法。 （２３）ＰＩＳＣプロトコルを使って階層中を情報を送
信する、上記（１）ないし（３）、（５）、（６）、
（９）ないし（１０）、（１４）ないし（１５）、（１
９）ないし（２０）または（２１）のいずれか一項に記
載の方法。 （２４）ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、ＰＩＣＳ
カテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクトのサマ
リを表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを使っ
てサマリを階層中を下方に送信するステップとをさらに
含む、上記（４）に記載の方法。 （２５）階層外のプロキシ・ノードについてのステージ
ング決定に基づいてオブジェクトの適応ステージングを
行うステップをさらに含む、上記（１）に記載の方法。 （２６）プッシュされたオブジェクトのストリームが階
層中を下方に送信されるプロキシ階層において、その後
プッシュされるオブジェクトを動的にフィルタリングす
る方法であって、プッシュ・ストリームにメタ情報の注
釈を付けるステップと、前記の注釈付けステップに応答
して、１つまたは複数のプッシュされたオブジェクトを
フィルタリングするステップとを含む方法。 （２７）フィルタリング決定とステージング決定のいず
れかが、コンテンツ階層のレベルが異なると変わる、上
記（６）に記載の方法。
中を下方に送信されるプロキシ階層においてその後プッ
シュされたオブジェクトを動的にフィルタリングする方
法であって、プッシュされたオブジェクトに関連する利
用状況情報を階層中を上方に送信するステップと、送信
されたオブジェクト利用状況情報に基づいてその後プッ
シュされたオブジェクトをフィルタリングするステップ
とを含む方法。 （２）プッシュされたオブジェクトが階層中を下方に送
信されるプロキシ階層においてプッシュされたオブジェ
クトを動的にフィルタリングする方法であって、情報を
総合しノード間で交換するステップと、プッシュされた
オブジェクトを、総合され交換された情報に基づいてフ
ィルタリングするステップとを含む方法。 （３）前記フィルタリング・ステップがフィルタリング
されたオブジェクトに関連するメタ情報を送信するステ
ップをさらに含む、上記（２）に記載の方法。 （４）フィルタリング決定、選択された下位レベル・プ
ロキシ／クライアントへのプッシュの成功裏の完了、利
用状況情報、および階層内の他のプロキシ・ノードでの
ステージング決定のいずれかに基づいてオブジェクトの
適応ステージングを行うステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （５）プッシュされたオブジェクトがメタ情報のコンテ
ンツ階層を含み、その後プッシュされたオブジェクトを
フィルタリングする前記ステップがプロキシ階層中を下
方にメタ情報を送信するステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （６）メタ情報を送信する前記ステップが、オブジェク
トの短い説明を階層中を下方に送信するステップと、フ
ィルタリングされたオブジェクトをプロキシ階層内でス
テージングするステップとをさらに含む、上記（５）に
記載の方法。 （７）オブジェクトをステージングする前記ステップ
が、ユーザ・プロファイルで示された潜在的なインタレ
ストを有するすぐ下位のレベルのすべてのプロキシまた
はクライアント・ノードがオブジェクトを受信したか、
あるいはステージング緊急度因数が所定および計算しき
い値を下回ったか、そのいずれかの後にステージングさ
れたオブジェクトをパージするステップをさらに含む、
上記（４）に記載の方法。 （８）前記フィルタリング・ステップがさらに階層内の
すべての下位クライアント・ノードによるプッシュされ
たオブジェクトの総合利用状況およびプリファレンスを
規定するステップをさらに含む、上記（１）に記載の方
法。 （９）オブジェクトがオブジェクト・グループに分類さ
れ、各オブジェクト・グループの利用状況情報が以前の
ユーザ要求パターンに基づく、上記（４）に記載の方
法。 （１０）利用状況情報が下位レベル・プロキシまたはク
ライアントの要求パターンを含み、前記プッシュされた
オブジェクトを異なるグループに分類するステップと、
プッシュされたオブジェクトのグループ分けを含む利用
状況情報を総合しノード間で交換するステップと、総合
され交換された情報およびプッシュされたオブジェクト
のグループ化に基づいてプッシュされたオブジェクトを
フィルタリングするステップとをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （１１）フィルタリング決定またはステージング決定が
帯域幅、オブジェクト・プロパティ、またはクライアン
ト特性のいずれかの関数である、上記（４）に記載の方
法。 （１２）クライアント特性がユーザ・プロファイルまた
はプリファレンス情報を含む、上記（１１）に記載の方
法。 （１３）オブジェクト緊急度標識をプッシュされたオブ
ジェクトに関連付けて階層中を下方に送信するステップ
をさらに含み、前記フィルタリング・ステップがオブジ
ェクト緊急度標識の関数である、上記（１）に記載の方
法。 （１４）緊急度標識を１つまたは複数の異なる階層レベ
ルに関連付けるステップをさらに含み、前記ステージン
グ・ステップが、緊急度標識の関数としてコンテンツ階
層の１つまたは複数のレベルでオブジェクトをステージ
ングするステップを含む、上記（４）に記載の方法。 （１５）前記フィルタリング・ステップとステージング
・ステップのいずれかがオブジェクト・サイズの関数で
ある、上記（４）に記載の方法。 （１６）前記フィルタリング・ステップと前記ステージ
ング・ステップのいずれかがオブジェクトの寿命または
満了時間の関数である、上記（４）に記載の方法。 （１７）前記ステージング・ステップに応答して、プッ
シュされたオブジェクトのステージング・ステータスを
プッシュされたオブジェクトへ送信するステップをさら
に含む、上記（４）に記載の方法。 （１８）プロキシ階層が、前記フィルタリング・ステッ
プと前記ステージング・ステップのいずれがが階層内の
すべてのサーバによっては実行されない異種プロキシ階
層を含む、上記（４）に記載の方法。 （１９）ＰＩＣＳ利用状況ラベルを作成し、ＰＩＣＳカ
テゴリ値を使ってプロキシ階層の下位レベルでの総合利
用状況情報を表すステップをさらに含み、前記送信ステ
ップがＰＩＣＳ利用状況ラベルを使って総合利用状況情
報を階層中を上方に送信するステップを含む、上記
（２）に記載の方法。 （２０）ＰＩＣＳステージング・ラベルを作成し、ＰＩ
ＣＳカテゴリ値を使ってプロキシ階層の所与のレベルに
おけるステージングされたオブジェクトのステージング
・ステータスを表すステップと、ＰＩＣＳステージング
・ラベルを使ってステージング・ステータスを階層中を
下方に送信するステップをさらに含む、上記（４）に記
載の方法。 （２１）ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、ＰＩＣＳ
カテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクトの緊急
度標識を表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを
使って緊急度標識を階層中を下方に送信するステップと
をさらに含む、上記（４）に記載の方法。 （２２）メタ情報プロトコルを使って階層中を情報を送
信する、上記（１）ないし（３）、（５）、（６）、
（９）ないし（１０）、（１４）ないし（１５）、（１
９）ないし（２０）または（２１）のいずれか一項に記
載の方法。 （２３）ＰＩＳＣプロトコルを使って階層中を情報を送
信する、上記（１）ないし（３）、（５）、（６）、
（９）ないし（１０）、（１４）ないし（１５）、（１
９）ないし（２０）または（２１）のいずれか一項に記
載の方法。 （２４）ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、ＰＩＣＳ
カテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクトのサマ
リを表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを使っ
てサマリを階層中を下方に送信するステップとをさらに
含む、上記（４）に記載の方法。 （２５）階層外のプロキシ・ノードについてのステージ
ング決定に基づいてオブジェクトの適応ステージングを
行うステップをさらに含む、上記（１）に記載の方法。 （２６）プッシュされたオブジェクトのストリームが階
層中を下方に送信されるプロキシ階層において、その後
プッシュされるオブジェクトを動的にフィルタリングす
る方法であって、プッシュ・ストリームにメタ情報の注
釈を付けるステップと、前記の注釈付けステップに応答
して、１つまたは複数のプッシュされたオブジェクトを
フィルタリングするステップとを含む方法。 （２７）フィルタリング決定とステージング決定のいず
れかが、コンテンツ階層のレベルが異なると変わる、上
記（６）に記載の方法。
【図１】本発明の機能を備えた上位レベル・クライアン
ト−サーバ・アーキテクチャの図である。
ト−サーバ・アーキテクチャの図である。
【図２】図１のサーバの例を示す図である。
【図３】サーバ論理の例を示す図である。
【図４】ヘッド要求ハンドラの例を示す図である。
【図５】プッシュ・ハンドラの例を示す図である。
【図６】プッシュ・オブジェクト・フィルタリング・ル
ーチンの例を示す図である。
ーチンの例を示す図である。
【図７】プッシュ・サマリ・フィルタリング・ルーチン
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図８】ステージング決定ルーチンの例を示す図であ
る。
る。
【図９】ステージング緊急度の計算例を示す図である。
【図１０】欠落したプッシュ・オブジェクト要求ハンド
ラの例を示す図である。
ラの例を示す図である。
【図１１】プッシュ実行ルーチンの例を示す図である。
２０ ウェブ・サイト ２５ インターネット ３０ レベル０プロキシ ３５ レベル１プロキシ ３７ レベル１プロキシ ４０ レベル２プロキシ ４３ レベル２プロキシ ５０ レベル３プロキシ ６００ クライアント ６０３ クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・ケニス・マルキン アメリカ合衆国10502 ニューヨーク州 アーズレイ ブランブル・ブルック・ロ ード 64 (72)発明者 ロバート・ジェフリー・シュロス アメリカ合衆国10510 ニューヨーク州 ブライアークリフ・マナー ホルブルッ ク・レーン 155 (72)発明者 フィリップ・シー＝ルン・ユー アメリカ合衆国10514 ニューヨーク州 チャパクア ストーノウェイ 18 (56)参考文献 特開 平４−135261（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−44153（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−141242（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−204347（ＪＰ，Ａ) Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ ａｎｄ ＩＳＤＮ Ｓｙｓｔｅｍｓ （1998）Ｐｈｉｌｉｐ Ｓ．Ｙｕ，Ｅｄ ｗａｅｄ Ａ．ＭａｃＮａｉｒ”Ｐｅｒ ｆｏｍａｎｃｅ ｓｔｕｄｙ ｏｆ ａ ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｖｅ ｍｅｔ ｈｏｄ ｆｏｒ ｈｉｅｒａｒｃｈｉｃ ａｌ ｃａｃｈｉｎｇ ｉｎ ｐｒｏｘ ｙ ｓｅｒｖｅｒｓ”ｐ．215−224 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06F 12/00 546 G06F 13/00 355
Claims (27)
- 【請求項１】プッシュされたオブジェクトが階層中を下
方に送信されるプロキシ階層においてその後プッシュさ
れたオブジェクトを動的にフィルタリングする方法であ
って、 プッシュされたオブジェクトに関連する利用状況情報を
階層中を上方に送信するステップと、 送信されたオブジェクト利用状況情報に基づいてその後
プッシュされたオブジェクトをフィルタリングするステ
ップとを含む方法。 - 【請求項２】プッシュされたオブジェクトが階層中を下
方に送信されるプロキシ階層においてプッシュされたオ
ブジェクトを動的にフィルタリングする方法であって、 情報を総合しノード間で交換するステップと、 プッシュされたオブジェクトを、総合され交換された情
報に基づいてフィルタリングするステップとを含む方
法。 - 【請求項３】前記フィルタリング・ステップがフィルタ
リングされたオブジェクトに関連するメタ情報を送信す
るステップをさらに含む、請求項２に記載の方法。 - 【請求項４】フィルタリング決定、選択された下位レベ
ル・プロキシ／クライアントへのプッシュの成功裏の完
了、利用状況情報、および階層内の他のプロキシ・ノー
ドでのステージング決定のいずれかに基づいてオブジェ
クトの適応ステージングを行うステップをさらに含む、
請求項１に記載の方法。 - 【請求項５】プッシュされたオブジェクトがメタ情報の
コンテンツ階層を含み、その後プッシュされたオブジェ
クトをフィルタリングする前記ステップがプロキシ階層
中を下方にメタ情報を送信するステップをさらに含む、
請求項１に記載の方法。 - 【請求項６】メタ情報を送信する前記ステップが、 オブジェクトの短い説明を階層中を下方に送信するステ
ップと、 フィルタリングされたオブジェクトをプロキシ階層内で
ステージングするステップとをさらに含む、請求項５に
記載の方法。 - 【請求項７】オブジェクトをステージングする前記ステ
ップが、 ユーザ・プロファイルで示された潜在的なインタレスト
を有するすぐ下位のレベルのすべてのプロキシまたはク
ライアント・ノードがオブジェクトを受信したか、ある
いはステージング緊急度因数が所定および計算しきい値
を下回ったか、そのいずれかの後にステージングされた
オブジェクトをパージするステップをさらに含む、請求
項４に記載の方法。 - 【請求項８】前記フィルタリング・ステップがさらに階
層内のすべての下位クライアント・ノードによるプッシ
ュされたオブジェクトの総合利用状況およびプリファレ
ンスを規定するステップをさらに含む、請求項１に記載
の方法。 - 【請求項９】オブジェクトがオブジェクト・グループに
分類され、各オブジェクト・グループの利用状況情報が
以前のユーザ要求パターンに基づく、請求項４に記載の
方法。 - 【請求項１０】利用状況情報が下位レベル・プロキシま
たはクライアントの要求パターンを含み、 前記プッシュされたオブジェクトを異なるグループに分
類するステップと、 プッシュされたオブジェクトのグループ分けを含む利用
状況情報を総合しノード間で交換するステップと、 総合され交換された情報およびプッシュされたオブジェ
クトのグループ化に基づいてプッシュされたオブジェク
トをフィルタリングするステップとをさらに含む、請求
項１に記載の方法。 - 【請求項１１】フィルタリング決定またはステージング
決定が帯域幅、オブジェクト・プロパティ、またはクラ
イアント特性のいずれかの関数である、請求項４に記載
の方法。 - 【請求項１２】クライアント特性がユーザ・プロファイ
ルまたはプリファレンス情報を含む、請求項１１に記載
の方法。 - 【請求項１３】オブジェクト緊急度標識をプッシュされ
たオブジェクトに関連付けて階層中を下方に送信するス
テップをさらに含み、 前記フィルタリング・ステップがオブジェクト緊急度標
識の関数である、請求項１に記載の方法。 - 【請求項１４】緊急度標識を１つまたは複数の異なる階
層レベルに関連付けるステップをさらに含み、 前記ステージング・ステップが、緊急度標識の関数とし
てコンテンツ階層の１つまたは複数のレベルでオブジェ
クトをステージングするステップを含む、請求項４に記
載の方法。 - 【請求項１５】前記フィルタリング・ステップとステー
ジング・ステップのいずれかがオブジェクト・サイズの
関数である、請求項４に記載の方法。 - 【請求項１６】前記フィルタリング・ステップと前記ス
テージング・ステップのいずれかがオブジェクトの寿命
または満了時間の関数である、請求項４に記載の方法。 - 【請求項１７】前記ステージング・ステップに応答し
て、プッシュされたオブジェクトのステージング・ステ
ータスをプッシュされたオブジェクトへ送信するステッ
プをさらに含む、請求項４に記載の方法。 - 【請求項１８】プロキシ階層が、前記フィルタリング・
ステップと前記ステージング・ステップのいずれがが階
層内のすべてのサーバによっては実行されない異種プロ
キシ階層を含む、請求項４に記載の方法。 - 【請求項１９】ＰＩＣＳ利用状況ラベルを作成し、ＰＩ
ＣＳカテゴリ値を使ってプロキシ階層の下位レベルでの
総合利用状況情報を表すステップをさらに含み、 前記送信ステップがＰＩＣＳ利用状況ラベルを使って総
合利用状況情報を階層中を上方に送信するステップを含
む、請求項２に記載の方法。 - 【請求項２０】ＰＩＣＳステージング・ラベルを作成
し、ＰＩＣＳカテゴリ値を使ってプロキシ階層の所与の
レベルにおけるステージングされたオブジェクトのステ
ージング・ステータスを表すステップと、ＰＩＣＳステ
ージング・ラベルを使ってステージング・ステータスを
階層中を下方に送信するステップをさらに含む、請求項
４に記載の方法。 - 【請求項２１】ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、Ｐ
ＩＣＳカテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクト
の緊急度標識を表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラ
ベルを使って緊急度標識を階層中を下方に送信するステ
ップとをさらに含む、請求項４に記載の方法。 - 【請求項２２】メタ情報プロトコルを使って階層中を情
報を送信する、請求項１ないし３、５、６、９ないし１
０、１４ないし１５、１９ないし２０または２１のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項２３】ＰＩＳＣプロトコルを使って階層中を情
報を送信する、請求項１ないし３、５、６、９ないし１
０、１４ないし１５、１９ないし２０または２１のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項２４】ＰＩＣＳプッシュ・ラベルを作成し、Ｐ
ＩＣＳカテゴリ値を使ってプッシュされたオブジェクト
のサマリを表すステップと、ＰＩＣＳプッシュ・ラベル
を使ってサマリを階層中を下方に送信するステップとを
さらに含む、請求項４に記載の方法。 - 【請求項２５】階層外のプロキシ・ノードについてのス
テージング決定に基づいてオブジェクトの適応ステージ
ングを行うステップをさらに含む、請求項１に記載の方
法。 - 【請求項２６】プッシュされたオブジェクトのストリー
ムが階層中を下方に送信されるプロキシ階層において、
その後プッシュされるオブジェクトを動的にフィルタリ
ングする方法であって、 プッシュ・ストリームにメタ情報の注釈を付けるステッ
プと、前記の注釈付けステップに応答して、１つまたは
複数のプッシュされたオブジェクトをフィルタリングす
るステップとを含む方法。 - 【請求項２７】フィルタリング決定とステージング決定
のいずれかが、コンテンツ階層のレベルが異なると変わ
る、請求項６に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/854226 | 1997-05-09 | ||
| US08/854,226 US6065058A (en) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | Dynamic push filtering based on information exchanged among nodes in a proxy hierarchy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117407A JPH117407A (ja) | 1999-01-12 |
| JP2893019B2 true JP2893019B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=25318091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10117344A Expired - Fee Related JP2893019B2 (ja) | 1997-05-09 | 1998-04-27 | プロキシ階層におけるステージング／バッファリングを伴う動的プッシュ・フィルタリング方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6065058A (ja) |
| JP (1) | JP2893019B2 (ja) |
| KR (1) | KR100283453B1 (ja) |
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