JP2888130B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2888130B2 JP4827694A JP4827694A JP2888130B2 JP 2888130 B2 JP2888130 B2 JP 2888130B2 JP 4827694 A JP4827694 A JP 4827694A JP 4827694 A JP4827694 A JP 4827694A JP 2888130 B2 JP2888130 B2 JP 2888130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記憶装置に係り、さ
らに詳しくは円板状の記憶媒体を有する超小型の磁気記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置である磁気ディスク装置の
記録密度は、磁気変換器である磁気ヘッド、記録媒体で
ある磁気ディスクの改良や信号処理技術の進展に従い、
年々高密度化しつつある。
【0003】このため、記録密度の増加にともない例え
ば磁気ディスクの径が5.25インチや3.5インチの
装置が同一の記憶容量でサイズの小さな3.5インチや
2.5インチの装置により置き換えられることが起こり
つつある。この小型化は、装置の消費電力と設置面積の
点で大きな効果を持つ。すなわち、磁気ディスク装置の
消費電力は磁気ディスクの回転に伴い、まわりの空気と
の摩擦により発生する風損が最も大きく、この風損の大
きさは磁気ディスクの径のほぼ4乗に比例するから、磁
気ディスク装置を小径化することにより、その消費電力
を大きく低減することができる。
【0004】このように磁気記録装置の小型化を図るも
のとして、特公平5−65957号公報に記載されたも
のがある。この従来技術では、多層のセラミック基盤に
磁気ディスク回転駆動モータ駆動回路等の電子回路を直
接形成し、さらに1インチの磁気ディスクを実装した回
転駆動モータあるいはボイスコイルモ−タ(VCM)の
一部を基盤上に直接設けることにより、小型化と低消費
電力化を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、小型化により消費電力を大きく低減することがで
きるが、磁気記録装置の小型化に伴い、磁気記録装置単
体として持ち得る記憶容量に限界がある。このため、こ
の種の小型の磁気記録装置をコンピュ−タの外部記憶装
置として用いる場合、デ−タの転送速度が問題になる。
すなわち、この磁気記録装置を外部記憶装置として用い
る機器、例えばプリンタ、ファックス等の画像データを
扱う機器に対して、デ−タ記憶の大容量化とデ−タの高
速転送化とを両立させることができず、前述した機器の
処理性能を向上させることができないと言う問題があっ
た。
【0006】本発明は上記の事柄にもとづいてなされた
もので、小型でしかもデ−タ記憶の大容量化とデ−タの
高速転送化とを両立させることができ磁気記憶装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対
移動によって情報を読み書きする磁気記録装置におい
て、前記記憶媒体と前記磁気変換器との駆動モ−タのコ
イルを、基盤の一方の面から他方の面に渡ってそれぞれ
形成し、これらのコイルの中心孔にそれぞれ回転軸もし
くは固定軸を挿入し、この軸の両側端から前記記憶媒
体、磁気変換器、その支持体、駆動部品およびこれらを
覆うカバ−をそれぞれ組付けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】記憶媒体と磁気変換器との駆動モ−タの多数の
コイルを、基盤の厚さ方向に形成し得るので、磁気記憶
装置の長さ方向および高さ方向の寸法を小さくすること
ができる。その結果、メモリカードの基盤に少なくとも
6台の磁気記憶装置を搭載することができるようにな
り、これらを並列運転することで、デ−タ転送速度を大
きくすることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0010】図1乃至図4は本発明の装置の第1の実施
例を示すもので、図1において、1は基盤、2は基盤1
に設けた磁気記憶装置本体、3は基盤1に設けた集積回
路、4は基盤1に設けたコネクタである。
【0011】前述した基盤1は、例えば米国のICメモ
リカ−ドの標準化団体であるパ−ソナル・コンピュ−タ
・メモリ・カ−ド・インタ−ナショナル・アソシエ−シ
ョン(Personal Computer Memory Card International
Association)〔略称PCMCIA〕の規格のタイプ3
における幅54mm、長さ86.5mmであり、また基
盤1に設けた4台の磁気記憶装置本体2を含む高さ寸法
は、同PCMCIA規格の高さ寸法10.5mm以内に
納められている。
【0012】基盤1はセラミック、エポキシ、ポリカー
ボネイト、シリコン等の多層基盤で作られており、この
基盤1には、図3に示すように4台の磁気記憶装置本体
2における磁気記録媒体である磁気デイスク4の駆動モ
ータコイル5及び磁気変換器である磁気ヘッド6の駆動
モータコイル7がエッチング加工により作られている。
すなわち、これらのコイル5、7は基盤1にエッチング
加工されたものを多層に積層して構成され、前述した基
盤1の一方の面から他方の面に渡って設けられている。
【0013】磁気デイスク4の回転駆動モータコイル5
の中央には孔が形成されている。この孔には回転体であ
るシャフト8とハブ9の一部が貫通している。シャフト
8の両端は図4に示すようにそれぞれ軸受10を介して
ほとんど摩擦なしに回転可能な状態でカバー11により
支えられている。軸受10は銅合金の焼結金属で形成さ
れた液体潤滑型の滑り軸受が使用されている。この軸受
10の材料として、焼結金属を用いることにより、機械
加工を用いない型成形で軸受10を作ることができるか
ら、径が小さくなっても、加工コストを大きくせずに安
く高精度の軸受を作ることができる。
【0014】ハブ9はシャフト8に焼きばめあるいは接
着で固着されており、シャフト8と一体で回転する。ハ
ブ9は基盤1に対して上下対称形になっており、シャフ
ト8の両端から組み込める構造になっている。上下のハ
ブ9には各々マグネット4が回転駆動モータコイル5を
挟みこむように各々マグネット12が配置され、ここで
ブラッシレスの直流モータを構成している。
【0015】このような構成にすることにより、回転駆
動モータコイル5に対する磁束密度を大きくすることが
でき、高速回転においても、高効率で消費電力の小さな
モータを実現できる。また、上下方向に磁束密度の分布
が小さいから上下振動の小さな高精度回転が可能とな
る。
【0016】上下のハブ11には磁気ディスク4がディ
スククランプ13により取り付けられおり、回転駆動モ
ータの回転に従って高速で回転する。
【0017】磁気ディスク4の両面には磁気ヘッド6が
対向して設けられており、磁気ディスク4の回転により
発生する空気流の流体力により、磁気ディスク4から非
常に微小に浮上した状態で磁気ディスク4上に磁気的情
報を読み書きする。磁気ヘッド6の浮上量は0.05ミ
クロン以下と非常に小さいから微小な塵埃によっても大
きな影響を受ける。このため、装置内には図2に示すよ
うにフィルタ14が設けられており、常に内部空気を清
浄に保つようになっている。
【0018】磁気ヘッド6は、図2及び図4に示すよう
に磁気ヘッド6の支持体であるロードアーム15を介し
てキャリジ16に連結されている。キャリジ16は磁気
ヘッド6の駆動モータコイル7の中心孔に挿入され、回
転軸であるピボットシャフト17に固定されている。ピ
ボットシャフト17の両端はそれぞれ玉軸受18を介し
てカバー11に取り付けられて入る。
【0019】これらの磁気ヘッド6、ロードアーム1
5、キャリジ16系は先に述べた磁気ディスク4の回転
駆動モータ系と同様、ステータに対して上下対称を成す
構成になっており、キャリジ16は上下に半割れ構造
で、ピボットシャフト17両端から組み立てることがで
きる。
【0020】キャリジ16の磁気ヘッド6とピボットシ
ャフト17に対して反対側にはステータのボイスコイル
モ−タコイル7を挟みこむようにボイスコイルマグネッ
ト19が設けられており、ボイスコイルモ−タを構成し
ている。
【0021】このように構成することにより、キャリジ
16の組み立ての作業性を大幅に改善でき、また高剛性
で位置決め精度のよいキャリジ16の構造が可能にな
る。キャリジ16は、ボイスコイルモ−タに流れる電流
を制御することにより、ピボットシャフト17回りに遥
動される。
【0022】従って、このキャリジ16に固定されてい
る磁気ヘッド6は、磁気ディスク4上の任意のトラック
位置に移動することができ、任意の磁気ディスク4のト
ラック上に磁気情報の読み書きが可能となる。
【0023】以上の様に回転駆動モータ系、ヘッド駆動
系共に基盤1に対して上下に半割れ構造となっているか
ら、組み立ては部品を基盤1に対して順番に積上げて行
くだけで構成でき自動化が容易で多数の装置を効率的に
製造することが可能である。
【0024】基盤1上には集積回路3が設けられてい
る。この集積回路3はモータ駆動、ボイスコイルモ−タ
制御、磁気ヘッドのリードライト、外部装置とのインタ
ーフェイスの働きをする。これらの回路と回転駆動モー
タコイル5やボイスコイルモ−タ7との配線は、回転駆
動モータコイル5やボイスコイルモ−タコイル7の基盤
1への形成と同時に、銅パターンとして形成されてい
る。このため、配線の手間や組み立て工程の簡略化が可
能となり大幅なコスト削減できる。
【0025】集積回路3を基盤1上に取り付ける代わり
に、基盤1上にあらかじめ必要とされる電子回路を直接
形成してもよく、これによれば、さらに大きな削減が期
待できる。
【0026】上述した本発明の実施例によれば、アレイ
ディスクを構成する場合、1台1台の転送速度をあげな
くても、並列にデータを転送できるから、アレイディス
ク全体の転送速度は個々の装置に並列台数をかけた値と
なり、非常に大きな転送速度を実現できる。また、アレ
イディスクの場合、エラー修復用のディスクを設けるこ
とにより、装置全体の信頼性を高めることもできる。小
型化により消費電力は大きく低減できるから、複数の小
型装置を駆動しても1台の大型の装置を高速で駆動する
より消費電力の大きさはほとんど変わらないか小さくす
ることができる。 また、本発明の実施例によれば、カ
ード型メモリ規格としてPCMCIA規格に対応させる
ことができるので、コンピュ−タの外部記憶装置として
だけでなく、プリンタ、ファックス、コピー器等への利
用も可能となる。
【0027】磁気ディスク装置の特徴は、半導体メモリ
に比べ低コストで大容量記憶が可能である点であるが、
反面、転送速度は半導体メモリに比べ遅い点が欠点とな
っている。先に述べたよに、これから需要が増加すると
みられる大容量記憶と高速転送を両立させる必要がある
プリンタ、ファックス等の画像データを扱う機器に、本
発明を用いると有効である。
【0028】また、従来技術における1インチディスク
装置の大きさは長さ幅共に36mmであり、一方PCM
CIA規格では長さ85.6mm、幅54mmと定めら
れているから、この規格上で1.0インチ装置は2台ま
でしか搭載できない。並列化による高速転送化は並列台
数が増えるほどそのメリットは大きい。転送速度はディ
スク径の比と回転速度の比に比例し並列運転台数のほぼ
0.8倍に比例する。この考え方で1台の1.8インチ
と2台の並列運転する1.0インチの装置の転送速度を
比較する。回転速度は同じとし、回転速度比は1、ディ
スク径比は1.0/1.8=0.56とすると1.0イ
ンチを2台並列運転する装置の1.8インチ装置に転送
速度比は1×0.56×2×0.8=0.90となり、
規格上で考えると、1インチディスクでは転送速度に関
して並列運転のメリットが活かせないが、本発明ではこ
れを解消することができる。
【0029】さらに、本発明では、寸法的な問題と精度
の問題から従来の構成部品が使用できないという問題を
解決する。特に、スピンドルの軸受は従来の玉軸受けで
は、現在作られている最少のものを用いても寸法的に難
しい。1.0インチの磁気ディスクを仮定すると、その
内径は5mm程度になると考えられるが、現在作られて
いる玉軸受のもっとも小さなものの外径は3mmで加工
しろを考えると非常に難しいが、これを解決している。
【0030】また、磁気ディスク装置では、非常に高密
度の記録を行うから、磁気ヘッドの位置決め精度も非常
に高精度が要求される。例として1.0インチ磁気ディ
スク1枚あたりの記憶容量を、200メガバイト程度と
仮定すると、磁気ディスクに書き込まれるデータトラッ
クの本数は1インチあたり10000本(10KTP
I)程度必要となりこのために必要とされる軸受の回転
精度は0.05ミクロン以下となる。現在の軸受の精度
は高精度のものでも0.2ミクロン程度であり、先の小
さな軸受は加工精度の問題もありその回転精度はさらに
低下するが、この点も本発明は解決する。
【0031】図5乃至図7は本発明の第2の実施例を示
すもので、これらの図において、図1乃至図4に示す符
号と同一符号のもは、同一部分または相当する部分であ
る。この実施例はカバー11内に納まる様な基盤20と
カバー11に固定され外部に突出した多数の電極ピン2
1を設けたことを特徴とし、他の機構要素の構成は第1
の実施例と同じ構成になっている。
【0032】基盤20は前述した実施例の基盤1と同様
にポリイミド、セラミック、エポキシ、あるいはシリコ
ン等の多層基盤でできており、モータコイル5及びボイ
スコイルモ−タコイル7がエッチング法により形成され
ている。
【0033】電極ピン21はこのモータコイル5及びボ
イスコイルモ−タコイル7、磁気ヘッド6と電気的に結
合されており、このピン21を介して、信号伝達及び駆
動制御電流の供給を行うことができる。これら両者の間
の配線は前述したコイル形成と同時に基盤上に形成する
ことができるから、配線の手間を省くことができる。こ
れらの形成はエッチング法によるため、安く多量に形成
することが可能である。 この1個の超小型の磁気ディ
スク装置本体2は図8の第3実施例に示すように前述し
た第1の実施例と同様に基盤1上に複数台並べて並列運
転を行うことができる。
【0034】また、この実施例によれば、第1の実施例
の効果に加えて、モータ及びボイスコイルモ−タを簡単
に交換することができ、また磁気ディスク以外の半導体
メモリと混合して使うこともでき応用範囲が広い。
【0035】図9は本発明の第4の実施例を示すもの
で、この図9において、図1に示す符号と同一符号のも
は、同一部分または相当する部分である。この実施例で
は機構部分を覆う大きなカバー11を設けて構成したも
のである。
【0036】この実施例によれば、第1の実施例の効果
に加えて、モータ回転軸8およびピボットシャフト17
の基準位置合わせを、カバー11により1度で済ませる
ことができる。このため、作業行程を少なくすることが
できる。
【0037】図10は本発明の第5の実施例を示すもの
で、この図において、図4に示す符号と同一符号のも
は、同一部分または相当する部分である。この実施例
は、薄型で組立性の良い構成にしたものである。すなわ
ち、基盤1には第1の実施例と同様、回転駆動モータコ
イル5とボイスコイルモ−タコイル7が形成されてい
る。
【0038】固定のシャフト22と固定のピボットシャ
フト23がそれぞれ回転駆動モータコイル5およびボイ
スコイルモ−タコイル7の孔を貫通して設けられてお
り、図の下側のカバー11に圧入あるいは接着で固定さ
れ、上カバー11にボルトで固定されている。
【0039】ハブ9は軸受10を介してシャフト22に
固定されている。このハブ9の下面にはステータ上の回
転駆動モータコイル5に対向して回転駆動モータマグネ
ット12が設けられている。この実施例では、軸受10
に玉軸受を使った構成を示しているが、この軸受10は
第1の実施例のように滑り軸受を使った構成でもよい。
これは、軸受10に必要とされる精度および回転数、軸
受10のコストにより決定される。第1の実施例のよう
に滑り軸受10を用いた方が高速で高精度の回転が可能
になる。
【0040】また、下側カバー11には回転駆動モータ
コイル5と対向して、ヨーク24が形成され、磁束の漏
れをなくしている。ハブ9には磁気ディスク4がディス
ククランプ13により固定されており、回転駆動モータ
の回転とともに高速で回転する。
【0041】キャリジ16も回転駆動モータとほぼ同様
の構成となっている。キャリジ16はピボットシャフト
17に玉軸受け10を介して滑らかに回転できるよう取
り付けられており、また、キャリジ16にはステータ上
のボイスコイイルモ−タコイル7に対向してマグネット
19が形成されている。基盤1を挟んでこのマグネット
と反対側のベース面にはヨーク25が形成されている。
【0042】キャリジ16にはロードアーム15を介し
て磁気ディスク4上に磁気ヘッド6が設けられている。
【0043】この実施例によれば、第1の実施例と同様
な効果が得られると共に、下カバー11を元に、部品を
順に上から重ねればよい構成となっており、また磁気デ
ィスク4と磁気ヘッド6の各々の回転中心は、カバー1
1にあらかじめ固定されたシャフト22とピボットシャ
フト23により決定されるから、位置合わせも簡単で自
動化しやすく第1の実施例よりさらに多数の装置を効率
良く製造できる構造となっている。
【0044】また、この実施例は第1の実施例に比べて
下側のマグネットおよび磁気ディスク4を取り去ること
により、装置の厚みが薄くなりこの磁気ディスク4を使
った装置全体の小型化ができる。この構成を使い、装置
の最大高さを5mm以下とすることができ、PCMCI
A規格のタイプ2のカードスロットが使用できるように
なり、より汎用性が高まる。
【0045】この実施例の場合、第1の実施例と同様に
基盤1上にモータコイル5、ボイスコイルモ−タコイル
7を形成しているが、第2の実施例の様に基盤1は個々
の配線パターンのみを形成し、各磁気ディスク装置内に
基盤20及び外部との接続電極21を設け、この基盤2
0にコイルパタンを形成し、電極で基盤1もしくは他の
機器あるいは基盤に取り付ける構成としてもよい。ま
た、第3の実施例の様にカバー11の替わりに複数台で
共通の大きなカバー11を使う構造としても同様の効果
を期待することができる。
【0046】図11は本発明の第6の実施例を示すもの
で、この図において、図10に示す符号と同一符号のも
は、同一部分または相当する部分である。この実施例
は、装置と外部をつなぐ端子26を下側のカバー11に
設けたもので、装置のメンテナンスを容易にしている。
多数の装置を並列運転する場合、その内の1台が故障し
ても、全体としては影響しないような構成となっている
から、故障した装置のメンテナンスが容易にできること
は重要なことである。
【0047】図12及び図13は本発明の第7の実施例
を示すもので、これらの図において、図1及び図5に示
す符号と同一符号のもは、同一部分または相当する部分
である。この実施例は、第2の実施例で述べた基盤20
に形成された電極ピン21と同様にこの電極ピン21よ
りははるかに幅広の放熱板27を形成したものである。
【0048】この放熱板27により、装置内部の熱は効
果的に外部に伝達され、装置の温度上昇を押さえること
ができる。この放熱板27は電極の一種として使え、例
えばグランド端子としてもよい。
【0049】超小型の磁気ディスク装置1個あたりの発
熱量はその消費電流に比例して非常に小さいが多数のチ
ップを同時に運転するから、全体としての発熱量は無視
しえない。装置温度が高くなると、各部品の熱膨張の差
から装置自体に歪みを生じ、磁気ヘッド6の位置決めが
困難なる。磁気ディスク装置で発熱するのは主に回転駆
動モータコイル5とボイスコイルモ−タコイル7である
から、本発明の場合、これに直接接している基盤1を冷
却し、その効果を向上させている。
【0050】なお、この実施例の場合、その内部構造は
第1あるいは第2の実施例と同じであるので、その詳細
な説明は省略する。
【0051】図14及び図15は本発明の第8の実施例
を示すもので、これらの図において、図1及び図5に示
す符号と同一符号のもは、同一部分または相当する部分
である。この実施例は、第6の実施例と同じ冷却効果を
狙ったものであり、カバー11に放熱用の突出部28を
多数形成したものである。
【0052】この放熱用の突出部28はカバー11と一
体で形成しても、カバー11とは別に形成し、後からカ
バー11に取り付けもよい。この実施例の場合、外部か
ら強制冷却をおこなう場合、その効率が良いように放熱
用の突出部28の形状、方向を簡単に変えることができ
る。本実施例は第3の実施例の大きなカバー11に対し
ても同様に適用できるのは言うまでもない。この実施例
は第6の実施例と互いに複合して使うことも可能であ
る。
【0053】図16は本発明の第9の実施例を示すもの
で、この実施例は直径0.7インチ(約17mm)の磁
気ディスクを有する磁気ディスク装置本体2を用いた実
施例を示し、6台の磁気ディスク装置本体2を基盤1上
に搭載して構成したものである。
【0054】この実施例によれば、デ−タの転送速度
は、1インチディスクに対してディスク周速度が一定と
すると、並列台数の分多くすることができるので、1.
5倍のデ−タ転送速度を実現できる。この実施例の機構
構造は前記実施例がそのまま適用できる。ディスク径が
小さくなるに従い、1インチの磁気ディスク装置よりも
薄型化が容易であるから、PCMCIA規格のタイプ2
(最大厚さ5mm)、タイプ1(最大厚さ3mm)への
適用も容易になる。
【0055】さらに、磁気ディスクの径を小さくするこ
とにより、台数は多くなり、並列化によるデ−タ転送速
度を大きくすることができる。しかし、これ以下の装置
では記憶容量が小さくなることや、部品個々の大きさが
小さくなりすぎるため組立性や加工が難しくなりコスト
上昇を招く問題がある。
【0056】図17は本発明の第10の実施例を示すも
ので、この図において、図16に示す符号と同一符号の
もは、同一部分または相当する部分である。この実施例
は、基盤1上に、前述した実施例の超小型の磁気ディス
ク装置本体2と、CPU29およびROM30、および
その他の集積回路3を搭載し、この基盤1自体で電源お
よび入出力装置以外のコンピュ−タ機能を持ったカード
型コンピュウ−タ装置を構成したものである。
【0057】この実施例によれば、搭載されている超小
型の磁気ディスク4に所有者個々の特殊な環境を作り記
憶させておくことができるから、これと任意の入出力装
置あるいはコンピュ−タを接続することにより、使用者
の好ましい環境を作ることができる。また、このカード
型コンピュ−タを複数台接続し並列運転することによ
り、非常に高速なコンピュ−タ装置を実現することもで
きる。また、半導体の製造技術を用いてCPU29、R
OM30およびその他の集積回路3を磁気ディスク装置
本体の回転駆動モータコイルおよびボイスコイルモ−タ
コイルとともに同一の基盤1上に形成することにより、
さらに小型にすることも可能である。このカード型コン
ピュ−タの大きさは、先の実施例で述べたPCMCIA
規格に準拠させることができ、さらに汎用性を高めるこ
とができる。
【0058】上述した本発明の実施例によれば、PCM
CIA規格上で複数の磁気ディスク装置本体の並列運転
が可能になるので、デ−タの高速転送が可能になる。ま
た、基盤上に回転駆動モータコイルとボイスコイルモ−
タコイルおよびこれらに付随する配線を、コイル形成と
同時に作りこむことができるから、自動化が容易で低コ
ストで大量生産できる。さらに、コイル部を基盤に埋め
込むことにより、コイル厚さ分の装置高さを低くでき、
装置薄型化を可能にする。また、回転駆動モータおよび
ボイスコイルモ−タのコイルに対してマグネットを両面
に配置することにより、高効率の回転駆動モータを構成
でき、低消費電力で高速回転が可能となる。さらに、軸
受を流体潤滑の滑り軸受けとし、軸受け材料に焼結金属
を用い型成形で加工をおこなうことにより、小さな径で
も低コストで高精度な軸受けを実現でき大容量装置を実
現できる。また、放熱板を設けることにより、装置の温
度上昇をおさえ熱変形による装置信頼性の低下なくすこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、例えばPCMCIA規
格内に納まる超小型の磁気記憶装置を提供することがで
きると共に、複数の超小型の磁気記憶装置の並列運転に
よるデ−タの高速転送が可能になリ、デ−タの処理能力
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の第1の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す本発明の装置の第1の実施例のII−
II矢視断面図である。
【図3】図1に示す本発明の装置の第1の実施例のIII
−III矢視断面図である。
【図4】図1に示す本発明の装置の第1の実施例を構成
する磁気記録装置本体の縦断正面図である。
【図5】本発明の装置の第2の実施例の縦断正面図であ
る。
【図6】図5に示す本発明の装置の第2の実施例のVI−
VI矢視断面図である。
【図7】図5に示す本発明の装置の第2の実施例のVII
−VII矢視断面図である。
【図8】本発明の装置の第3の実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の装置の第4の実施例を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の装置の第5の実施例を示す縦断正面
図である。
【図11】本発明の装置の第6の実施例を示す縦断正面
図である。
【図12】本発明の装置の第7の実施例を示す平面図で
ある
【図13】図12に示す本発明の装置の第7の実施例の
正面図である。
【図14】本発明の装置の第8の実施例の平面図であ
る。
【図15】図14に示す本発明の装置の第8の実施例の
正面図である。
【図16】本発明の装置の第9の実施例を示す斜視図で
ある。
【図17】本発明の装置の第10の実施例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…基盤、2…磁気記録装置本体、3…集積回路、4…
磁気ディスク、5…駆動コイルモ−タ、6…磁気ヘッ
ド、7…駆動コイルモ−タ、8…シャフト、9…ハブ、
10…軸受、11…カバー、12…マグネット、13…
ディスククランプ、14…フィルタ、15…ロードアー
ム、16…キャリジ、17…ピボットシャフト、18…
玉軸受、19…マグネット、20…基盤、21…電極ピ
ン、22…シャフト、23…ピボットシャフト、24,
25…ヨーク、26…端子、27…放熱板、28…突出
部、29…CPU、30…ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幸生 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 松田 泰洋 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 吉田 忍 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平6−22483(JP,A) 特開 平6−162731(JP,A) 特開 平3−108178(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/12 313 G11B 19/20 G11B 25/04 101 H02K 29/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気変換器
    駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および他方の
    面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆動用の
    コイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中心孔に
    それぞれ第1および第2の回転軸体を挿入して、その端
    部を前記カバ−に設けた第1および第2の軸受によって
    支持し、前記第1の回転軸体に、前記記憶媒体駆動用の
    コイルの端面にそれぞれ対向するマグネットおよび前記
    記憶媒体を設け、前記第2の回転軸体に、前記磁気変換
    器駆動用のコイルの端面にそれぞれ対向するマグネット
    および前記磁気変換器を備えるア−ムを設けたことを特
    徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気変換器
    駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および他方の
    面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆動用の
    コイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中心孔に
    それぞれ第1および第2の固定軸を挿入して、その端部
    を前記カバ−に固定し、前記第1および第2の固定軸に
    それぞれ軸受を介して第1および第2の回転軸体を設
    け、前記第1の回転軸体に、前記記憶媒体駆動用のコイ
    ルの端面にそれぞれ対向するマグネットおよび前記記憶
    媒体を設け、前記第2の回転軸体に、前記磁気変換器駆
    動用のコイルの端面にそれぞれ対向するマグネットおよ
    び前記磁気変換器を備えるア−ムを設けたことを特徴と
    する磁気記録装置。
  3. 【請求項3】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気変換器
    駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および他方の
    面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆動用の
    コイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中心孔に
    それぞれ第1および第2の固定軸を挿入して、その端部
    を前記カバ−に固定し、前記第1および第2の固定軸に
    それぞれ軸受を介して第1および第2の回転軸体を設
    け、前記第1の回転軸体に、前記記憶媒体駆動用のコイ
    ルの一方の端面に対向するマグネットおよび前記記憶媒
    体を設け、前記第2の回転軸体に、前記磁気変換器駆動
    用のコイルの一方の端面に対向するマグネットおよび前
    記磁気変換器を備えるア−ムを設け、前記記憶媒体駆動
    用のヨ−クおよび前記磁気変換器駆動用のヨ−クをそれ
    ぞれ前記コイルの他方の端面に対向するように前記一方
    のカバ−に設けたことを特徴とする磁気記録装置。
  4. 【請求項4】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した複数の前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気
    変換器駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および
    他方の面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆
    動用のコイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中
    心孔にそれぞれ第1および第2の回転軸体を挿入して、
    その端部を前記カバ−に設けた第1および第2の軸受に
    よって支持し、前記第1の回転軸体に、前記記憶媒体駆
    動用のコイルの端面にそれぞれ対向するマグネットおよ
    び前記記憶媒体を設け、前記第2の回転軸体に、前記磁
    気変換器駆動用のコイルの端面にそれぞれ対向するマグ
    ネットおよび前記磁気変換器を備えるア−ムを設けたこ
    とを特徴とする磁気記録装置。
  5. 【請求項5】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した複数の前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気
    変換器駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および
    他方の面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆
    動用のコイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中
    心孔にそれぞれ第1および第2の固定軸を挿入して、そ
    の端部を前記カバ−に固定し、前記第1および第2の固
    定軸にそれぞれ第1および第2の軸受を介して第1およ
    び第2の回転軸体を設け、前記第1の回転軸体に、前記
    記憶媒体駆動用のコイルの端面にそれぞれ対向するマグ
    ネットおよび前記記憶媒体を設け、前記第2の回転軸体
    に、前記磁気変換器駆動用のコイルの端面にそれぞれ対
    向するマグネットおよび前記磁気変換器を備えるア−ム
    を設けたことを特徴とする磁気記録装置。
  6. 【請求項6】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対移
    動によって情報を読み書きする磁気記録装置において、
    基盤と、この基盤の一方の面から他方の面に渡って形成
    した複数の前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁気
    変換器駆動用のコイルと、前記基盤の一方の面側および
    他方の面側にそれぞれ設けたカバ−と、前記記憶媒体駆
    動用のコイルおよび前記磁気変換器駆動用のコイルの中
    心孔にそれぞれ第1および第2の固定軸を挿入して、そ
    の端部を前記カバ−に固定し、前記第1および第2の固
    定軸にそれぞれ軸受を介して第1および第2の回転軸体
    を設け、前記第1の回転軸体に、前記記憶媒体駆動用の
    コイルの一方の端面に対向するマグネットおよび前記記
    憶媒体を設け、前記第2の回転軸体に、前記磁気変換器
    駆動用のコイルの一方の端面に対向するマグネットおよ
    び前記磁気変換器を備えるア−ムを設け、前記記憶媒体
    駆動用のヨ−クおよび前記磁気変換器駆動用のヨ−クを
    それぞれ前記コイルの他方の端面に対向するように前記
    一方のカバ−に設けたことを特徴とする磁気記録装置。
  7. 【請求項7】前記記憶媒体駆動用のコイルおよび前記磁
    気変換器駆動用のコイルは、基盤に形成したコイル体を
    多層に積層して構成したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかに記載の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】前記基盤に、CPU,ROM,RAMおよ
    びインタフェイス用の集積回路を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の磁気記録装
    置。
  9. 【請求項9】前記第1の軸受は、液体潤滑型の滑り軸受
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    かに記載の磁気記録装置。
  10. 【請求項10】前記滑り軸受は、銅合金を用いた焼結金
    属であることを特徴とする請求項9記載の磁気記録装
    置。
  11. 【請求項11】前記コイル及び磁気変換器に接続する端
    子を前記基盤に設けたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれかに記載の磁気記録装置。
  12. 【請求項12】前記カバ−に放熱用の突出部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の磁気記録装置。
  13. 【請求項13】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対
    移動によって情報を読み書きする磁気記録装置におい
    て、前記記憶媒体と前記磁気変換器との駆動モ−タのコ
    イルを、基盤の一方の面から他方の面に渡ってそれぞれ
    形成し、これらのコイルの中心孔にそれぞれ回転軸もし
    くは固定軸を挿入し、この軸の両側端から前記記憶媒
    体、磁気変換器、その支持体、駆動部品およびこれらを
    覆うカバ−をそれぞれ組付けたことを特徴とする磁気記
    録装置。
  14. 【請求項14】円板状の記憶媒体と磁気変換器との相対
    移動によって情報を読み書きする磁気記録装置におい
    て、前記記憶媒体と前記磁気変換器との駆動モ−タのコ
    イルを、幅54mm以下、長さ85.6mm以下の基盤
    の一方の面から他方の面に渡って多くとも6個形成し、
    これらのコイルの中心孔にそれぞれ回転軸もしくは固定
    軸を挿入し、この軸の両側端から前記記憶媒体、磁気変
    換器、その支持体、駆動部品およびこれらを覆うカバ−
    をそれぞれ組付け、この全体の高さを10.5mm以下
    にしたことを特徴とする磁気記録装置。
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