JP2887969B2 - ニューラルネットワークによる部品配置最適化方法 - Google Patents

ニューラルネットワークによる部品配置最適化方法

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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品などの配置を
適化する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず部品最適配置問題について説明す
る。部品最適配置問題とは、例えば部品を配置する位置
と、表1に示されるような4つの部品間の配線本数が与
えられた時、配線の総延長が最短となるような部品配置
を見つける問題である。
【0003】
【表1】
【0004】この問題の場合の最適解と非最適解の例を
図4に示す。図4において、5は部品を、6は配線を表
わす。図4(a)に示される配置が最適配置であり、図
4(b)は総配線長が図4(a)より長い非最適解であ
る。部品最適配置問題には解析的な解法が存在せず、最
適解を見つけるためには一般にすべての配置を調べる必
要がある。しかし、部品配置の組合せは部品数Nに対し
てN!存在し、最適解を見つけるための計算時間はNと
ともに爆発的に増大する。即ち、部品最適配置問題は、
組合せ最適化問題の一種である。従って、通常この問題
を解くにあたっては最適解に近い解(近似解)を高速に
見つけることを目的とする。図5は例えば高橋、W.B
alzer、久間「ボルツマンマシンにおける学習の高
性能化と認識・最適化問題への応用」((社)電気学会
システム・制御研究会資料、SC−91−2、pp.
17−18、1991年3月19日)に示された、相互
結合型ニューラルネットワークモデルの1つであるボル
ツマンマシンモデルを用いた従来の部品配置最適化方法
を示すフローチャートである。
【0005】次に従来の方法について説明する。この
は、N個の部品(部品番号1〜N)とNカ所の部品配
置場所(場所番号1〜N)が与えられた時、個の部品
の配置場所を(準)最適化する方法である。まず、場所
番号と部品番号のすべての組合せ(N2 通り)に対して
1つずつニューロンを割り当てる(ステップST1
3)。例えば、表2は部品数4個の場合の割当て方の一
例である。
【0006】
【表2】
【0007】ni はi番目のニューロンを表わしてい
る。この場合N2 個のニューロンが使用され、それぞれ
のニューロンの状態は、ある1つの部品がある1つの場
所へ配置されるかどうかを表わしている。例えば、N10
が興奮状態(ニューロンの出力1)にあるということ
は、場所2に部品3が配置されることを意味する。この
ことから、ニューロンの状態に関して種々の拘束条件、
例えば制約条件が導かれる。即ち、1つの部品は1つの
場所にしか配置できないことから、表2の1行のニュー
ロンのうち同時に興奮状態になれるニューロンは1つだ
けである。また、1つの場所には1つの部品しか置けな
いことから、1列のニューロンのうち同時に興奮状態に
なれるニューロンもまた1つだけである。次に、部品間
の配線本数の情報をもとに、次式に従ってニューロン間
の結合の重みを決定する(ステップST14)。
【0008】
【数1】
【0009】Wijはニューロンjからiへの結合の重み
を表わす。c1 とc2 は定数である。Wij s は、先に述
べた制約条件、即ち1行1列のニューロン中で1つのニ
ューロンだけを興奮状態にするため、行方向、列方向の
ニューロン間で相互に興奮を抑制させるための抑制性
(負)の重みである。Wij c は総配線長を反映する重み
で、次式で与えられる。
【0010】
【数2】
【0011】ここで、c3 は定数である。hpi,pj は部
品pi 、pj 間の配線の本数であり、dqi,qj は場所番
号qi 、qj 間の距離である。なお、pi はiをNで割
った余りで、qi は商である。一方、この例のように相
互結合型ニューラルネットワークモデルで、Wij=Wji
の場合、ネットワークには次式で与えられるエネルギー
Eが定義できる。
【0012】
【数3】
【0013】ここで、Vi はi番目のニューロンの出力
(興奮状態:1、非興奮状態:0)である。(1)式、
(2)式にしたがって重みWijを決めた場合、エネルギ
ーEは次式のように表わせる。
【0014】
【数4】
【0015】エネルギーEはニューロンの状態を更新す
ることにより、変化しないか、あるいは低減される性質
がある。従って、ニューロンの状態を更新してゆくと、
やがてはエネルギーEが最小となる状態でネットワーク
の状態は安定する。そして、その時のニューロンの状態
がエネルギーが最小、即ち(4)式より総配線長が最小
となる部品配置を与える。実際には、エネルギーの局所
的な安定点(極小点)の影響を避けるためニューロンの
状態を確率的に更新する模擬焼きなまし法と呼ばれる手
法を用いてエネルギーの最小点(極小点)を求める(ス
テップST15)。そして、その時のニューロンの状態
をもとに配置を決定する(ステップST16)。この配
置が求める最適解(準最適解)である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の部品配置最適化
方法は以上のようであるので、部品数Nの問題に対して
2 個のニューロンとN4 個の重みが必要であり、計算
機上で実行する場合、N4 に比例したメモリ容量と計算
時間が必要となるため、部品数の多い大規模な問題に適
用できないという問題点があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、部品数の多い大規模な問題に適
用できる部品配置最適化方法を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るニューラ
ルネットワークによる部品配置最適化方法は、部品間に
配線を有するN個の部品の配置を決定する場合、N個の
ニューロンとNに比例した個数の結合の重みを用いる構
成とし、部品のそれぞれに上記ニューロンを1つずつ割
り当てる第1手順、あらかじめ決めてある部品配置位置
から、部品配置位置を一つ選択する第2手順、選択され
た部品配置位置の座標を入力信号として上記ニューロン
に入力する第3手順、あらかじめ決めてある基準を基に
して入力信号に対する最適適合ニューロンを選択する第
4手順、選択した最適適合ニューロンの重みを入力信号
に近づける第5手順、及び最適適合ニューロン以外のニ
ューロンの重みを該ニューロン間の配線本数に応じて更
新する第6手順を備え、全ての部品配置位置が選択され
るまで第2手順〜第6手順を繰り返すのを1回の学習サ
イクルとし、学習サイクルを1回または複数回繰り返し
て、学習により重みを更新しながらN個の部品を最適に
配置するようにしたものである。また、第6手順におい
て重みを更新するニューロンを最適適合ニューロンと接
続のあるニューロンであることを規定するものである。
この発明の別の発明に係るニューラルネットワークによ
る部品配置最適化方法は、 N個の部品の配置を決定す
る場合、N個のニューロンとNに比例した個数の結合の
重みを用いる構成とし、上記部品のそれぞれに上記ニュ
ーロンを1つずつ割り当てる第1手順、あらかじめ決め
てある少なくともN箇所の部品配置位置から、部品配置
位置を一つ選択する第2手順、選択された上記部品配置
位置の座標を入力信号として上記ニューロンに入力する
第3手順、あらかじめ決めてある基準を基にして上記入
力信号に対する最適適合ニューロンを選択する第4手
順、選択した上記最適適合ニューロンの重みを上記入力
信号に近づける第5手順、及び上記最適適合ニューロン
以外のニューロンの重みを拘束条件に応じて更新する第
6手順を備え、少なくともN箇所の部品配置位置のうち
選ばれていない部品配置位置から部品配置位置を順次選
択し、且つN個のニューロンのうち選ばれていないニュ
ーロンから最適適合ニューロンを順次選択し、全ての部
品配置位置が選択されるまで第2手順〜第6手順を繰り
返すのを1回の学習サイクルとし、上記1 回の学習サイ
クルの中では第4手順で選択された最適適合ニューロン
に割り当てられた部品を第2手順で選択された部品配置
位置に配置し、上記学習サイクルを1回または複数回繰
り返して、N個の上記部品を最適に配置するようにした
ものである。また、この発明において、部品配置位置の
数が部品数より多い場合に、その差の数に相当する数の
他の部品と結合のない部品を導入することを規定する
のである。
【0019】
【作用】この発明におけるニューラルネットワークによ
る部品配置最適化方法は、N個のニューロンとNに比例
した個数の重みを用いて(準)最適配置を求めれるよう
にしたので、計算機上で実行する場合、Nに比例したメ
モリ容量とN2 に比例した計算時間で(準)最適配置を
求めることができ、その結果、部品数の多い大規模な問
題も解くことができる。また、同じ理由により、(準)
最適配置を求めるためのコスト(計算時間、メモリ容
量)を大幅に低減できる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は、この発明の一実施例を示すフローチャート
である。本実施例では、部品数N個の問題に対して、N
個のニューロンを用いる。各ニューロンは各部品にそれ
ぞれ1個づつ割り当てられる。ここでは、i番目のニュ
ーロンがi番目の部品に割り当てられるとする。部品を
2次元に配置する場合、ニューロンには2本の入力線が
ある。そして各入力線には、後で述べるように、位置座
標が入力として与えられる。また、ニューロンiは各入
力線に対応して2次元の重みWi =(Wi1、Wi2)[i
=1〜N]を持っている。図2は、この発明の一実施例
によるニューラルネットワークモデルを表わしている。
図2において、1a、1b、1cはニューロン、2a、
2bは入力線、3a〜3fは重みである。また、部品数
N個の問題の場合、Nカ所の部品配置位置をあらかじめ
決める。図3は部品数9個の場合の部品配置位置の一例
を表わしている。図3において、4で示される○は部品
配置位置、即ち1つの部品が置かれる中心位置を表わ
し、中の番号は位置番号を表わす。各位置の座標は、X
i =(Xi1、Xi2)[i=1〜N]で与えられる。
【0021】次に、図1に示されるフローチャートに基
づき、本実施例による部品配置最適化方法について説明
する。まず初めに学習サイクル数Tを0に設定する(ス
テップST1)。次に、ニューロンの重みWi を初期化
するが、通常は適当な乱数で初期化する(ステップST
2)。次に、1回の学習サイクル中で選ばれていない部
品配置位置からランダムに1つの部品配置位置Sを選ぶ
(ステップST3)。そして、選ばれた部品配置位置の
位置座標Xs を入力線2a、2bから入力し、入力信号
に最も近い重みを持つニューロン(これを最適適合ニュ
ーロンと呼ぶ)を、1回の学習サイクル中でまだ選ばれ
ていないニューロンから選ぶ(ステップST4)。これ
を式で表わすと、最適適合ニューロンの番号bは次式で
与えられる。
【0022】
【数5】
【0023】ここで、Uは1回の学習サイクル中でまだ
選ばれていないニューロンの番号の集合である。例え
ば、部品配置位置Sに対する最適適合ニューロンとして
b番目のニューロンが選ばれた場合、その1回の学習サ
イクル中ではb番目の部品が部品配置位置Sに配置され
ることを意味する。次に、拘束条件を考慮して、すべて
のニューロンの重みを次式で与えられる重み更新量によ
って更新する(ステップST5)。
【0024】
【数6】
【0025】
【0026】
【数7】
【0027】ここで、εは学習レートと呼ばれる定数で
あり、通常は1以下に設定する。また、f(i,b) はi番
目のニューロンが最適適合ニューロンのとき1となり、
それ以外の時はa×hibとなる。ここで、aは配線係数
と呼ばれる定数であり、hibはi番目とb番目の部品間
の配線本数である。次に、1回の学習サイクルにおいて
すべての部品配置位置が選ばれていない場合、ふたたび
部品配置位置の選択(ステップST3)にもどる。しか
し、すべての部品配置位置が選ばれた場合、決定された
部品配置に対する仮想配線長の総和Lを求める(ステッ
プST7)。仮想配線長は、例えば図3に示されるよう
な部品配置位置の場合、2つの部品配置位置の水平方向
(X1 方向)と垂直方向(X2 方向)の距離の和として
計算する。次に、それまでの学習サイクルで得られた最
小の総配線長Lmin と求めたLを比較する(ステップS
T8)。そして、LがLmin 以上の場合はなにもしない
が、LがLmin よりも小さい場合、この学習サイクルに
おいて求まった新しい部品配置をそれまでの学習サイク
ルで最適の配置として記憶し、Lを最小の総配線長とし
てLmin に代入する(ステップST9)。ここまでが1
回の学習サイクルである。従って、学習サイクルTに1
を加える(ステップST10)。次に、学習サイクルT
とあらかじめ決められた最大学習回数Tmax を比較する
(ステップST11)TがTmax に達していなければ再
びステップST3より次の学習サイクルを開始する。T
がTmax であれば最終的に最適配置として記憶した部品
配置を求める(準)最適配置として出力する(ステップ
ST12)。
【0028】なお、上記実施例では、部品配置位置を図
3に示されるように2次元の格子状配列としたが、部品
配置位置は部品が配置できるなら任意に決めて良く、3
次元であっても良い。
【0029】また、上記実施例では、位置と部品の数を
等しくしたが、位置の数が部品数Nより多い場合につい
ても、ほかのどの部品とも結合していないダミーの部品
を考えることにより、同様に最適化できる。
【0030】また、上記実施例では、ステップST3に
おける部品配置位置の選択順序をランダムにしたが、な
んらかの基準により選択順序を決めてもよい。
【0031】また、上記実施例では、2つのパラメータ
ε、aは学習中はある値に固定されているが、学習中に
変更してもよい。
【0032】また、上記実施例では、(6)式、(7)
式に基づいて重みを更新しているが、(6)式、(7)
式は厳密にそのままである必要はなく、変更してもよ
い。例えば、(6)式の(Xi −Wi )を除いても、
(7)式の1を2とする程度の変更を加えても同様に最
適化を行える。
【0033】また、上記実施例では、総配線長をなるべ
く小さくすることだけを目的としていたが、他の条件
(例えば配線が混まないようにする、特定の部品を隣り
に配置しない等)を含んだうえで、部品配置最適化を行
なうことも可能である。そのためには、例えば(5)式
にこれらの条件を反映する項を導入し、ステップST4
において最適適合ニューロンを選択する時にこれらの条
件を満たすようにすればよい。
【0034】また、上記実施例では、最適適合ニューロ
ンの選択に際して入力信号に最も近い重みを持つニュー
ロンを選択しているが、例えば(5)式にノイズ項を導
入するなどして、ある確率で別のニューロンが選択され
るようにしてもよい。このような確率的なゆらぎによ
り、問題によっては最適解の発見能力が向上する。
【0035】また、上記実施例では、部品最適配置問題
を扱ったが、この発明はこれに限定されるものではな
い。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、部品
間に配線を有するN個の部品の配置を決定する場合、N
個のニューロンとNに比例した個数の結合の重みを用い
る構成とし、部品のそれぞれに上記ニューロンを1つず
つ割り当てる第1手順、あらかじめ決めてある部品配置
位置から、部品配置位置を一つ選択する第2手順、選択
された部品配置位置の座標を入力信号としてニューロン
に入力する第3手順、あらかじめ決めてある基準を基に
して入力信号に対する最適適合ニューロンを選択する第
4手順、選択した最適適合ニューロンの重みを入力信号
に近づける第5手順、及び最適適合ニューロン以外のニ
ューロンの重みを該ニューロン間の配線本数に応じて更
新する第6手順を備え、全ての部品配置位置が選択され
るまで第2手順〜第6手順を繰り返すのを1回の学習サ
イクルとし、学習サイクルを1回または複数回繰り返し
て、N個の部品を最適に配置するようにしたことによ
り、部品数N個の部品配置最適化問題をN個のニューロ
ンとNに比例した個数の重みを用いて解くことができる
ため、部品数の多い大規模な問題を解くことができ、ま
た、問題を解くために必要なコスト(計算時間、メモリ
容量)を大幅に低減できる効果がある。また、重みの更
新は該ニューロン間の配線本数に応じて更新するので、
配線に係る条件、すなわち、総配線長をできるだけ小さ
くすることや、配線が混まないようにすることの問題が
解決された最適部品配置が達成できる。さらに、重みの
更新を行うニューロンは、最適適合ニューロンと接続の
あるニューロンとしたので、計算時間が大幅に短縮され
ることは言うまでもない。この発明の別の発明によれ
ば、 N個の部品の配置を決定する場合、N個のニュー
ロンとNに比例した個数の結合の重みを用いる構成と
し、上記部品のそれぞれに上記ニューロンを1つずつ割
り当てる第1手順、あらかじめ決めてある少なくともN
箇所の部品配置位置から、部品配置位置を一つ選択する
第2手順、選択された上記部品配置位置の座標を入力信
号として上記ニューロンに入力する第3手順、あらかじ
め決めてある基準を基にして上記入力信号に対する最適
適合ニューロンを選択する第4手順、選択した上記最適
適合ニューロンの重みを上記入力信号に近づける第5手
順、及び上記最適適合ニューロン以外のニューロンの重
みを 拘束条件に応じて更新する第6手順を備え、少なく
ともN箇所の部品配置位置のうち選ばれていない部品配
置位置から部品配置位置を順次選択し、且つN個のニュ
ーロンのうち選ばれていないニューロンから最適適合ニ
ューロンを順次選択し、全ての部品配置位置が選択され
るまで第2手順〜第6手順を繰り返すのを1回の学習サ
イクルとし、上記1回の学習サイクルの中では第4手順
で選択された最適適合ニューロンに割り当てられた部品
を第2手順で選択された部品配置位置に配置し、上記学
習サイクルを1回または複数回繰り返して、N個の上記
部品を最適に配置するようにしたので、部品数N個の部
品をN箇所の部品配置位置へ配置する配置最適化問題を
N個のニューロンとNに比例した個数の重みを用いて解
くことができるため、部品数の多い大規模な問題を解く
ことができ、また、問題を解くために必要なコスト(計
算時間、メモリ容量)を大幅に低減できる効果がある。
また、確実に部品数N個の部品をN箇所の部品配置位置
へ配置する配置最適化問題を解くことができる。また、
この発明において、部品配置位置の数が部品数より多い
場合に、その差の数に相当する他の部品と結合のない部
品を導入することを規定したので、より確実に配置最適
化問題を解くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による部品配置最適化
法を示すフローチャートである。
【図2】 この発明の一実施例によるニューラルネット
ワークモデルを示す構成図である。
【図3】 この発明の一実施例による部品数9個の場合
の部品配置位置の一例を示す説明図である。
【図4】 表1に示されるように部品間の配線本数が与
えられた時の、部品の最適配置と非最適配置の一例を示
す説明図である。
【図5】 従来の部品配置最適化アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b、1c ニューロン 2a、2b 入力線 3a〜3f 重み 4 部品配置位置 5 部品 6 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4372(JP,A) 特開 昭62−93760(JP,A) 特開 昭64−21670(JP,A) Sung−Soo Kim,Chon g−Min kyung,“Circu it Placement in Ar bitrarily−Shaped R egion using Self−O rganization”,IEEE International Symp osium on Circuits And Systems,p.1879− p.1882(1989) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/18 G06G 7/60 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品間に配線を有するN個の部品の配置
    を決定する場合、N個のニューロンとNに比例した個数
    の結合の重みを用いる構成とし、上記部品のそれぞれに
    上記ニューロンを1つずつ割り当てる第1手順、あらか
    じめ決めてある部品配置位置から、部品配置位置を一つ
    選択する第2手順、選択された上記部品配置位置の座標
    を入力信号として上記ニューロンに入力する第3手順、
    あらかじめ決めてある基準を基にして上記入力信号に対
    する最適適合ニューロンを選択する第4手順、選択した
    上記最適適合ニューロンの重みを上記入力信号に近づけ
    る第5手順、及び上記最適適合ニューロン以外のニュー
    ロンの重みを該ニューロン間の配線本数に応じて更新す
    る第6手順を備え、全ての部品配置位置が選択されるま
    で第2手順〜第6手順を繰り返すのを1回の学習サイク
    ルとし、上記学習サイクルを1回または複数回繰り返し
    て、N個の上記部品を最適に配置するようにしたことを
    特徴とするニューラルネットワークによる部品配置最適
    化方法。
  2. 【請求項2】 第6手順において重みを更新するニュー
    ロンが、最適適合ニューロン以外であって上記最適適合
    ニューロンと接続のあるニューロンであることを特徴と
    する請求項1に記載のニューラルネットワークによる部
    品配置最適化方法。
  3. 【請求項3】 N個の部品の配置を決定する場合、N
    個のニューロンとNに比例した個数の結合の重みを用い
    る構成とし、上記部品のそれぞれに上記ニューロンを1
    つずつ割り当てる第1手順、あらかじめ決めてある少な
    くともN箇所の部品配置位置から、部品配置位置を一つ
    選択する第2手順、選択された上記部品配置位置の座標
    を入力信号として上記ニューロンに入力する第3手順、
    あらかじめ決めてある基準を基にして上記入力信号に対
    する最適適合ニューロンを選択する第4手順、選択した
    上記最適適合ニューロンの重みを上記入力信号に近づけ
    る第5手順、及び上記最適適合ニューロン以外のニュー
    ロンの重みを拘束条件に応じて更新する第6手順を備
    え、少なくともN箇所の部品配置位置のうち選ばれてい
    ない部品配置位置から部品配置位置を順次選択し、且つ
    N個のニューロンのうち選ばれていないニューロンから
    最適適合ニューロンを順次選択し、全ての部品配置位置
    が選択されるまで第2手順〜第6手順を繰り返すのを1
    回の学習サイ クルとし、上記1回の学習サイクルの中で
    は第4手順で選択された最適適合ニューロンに割り当て
    られた部品を第2手順で選択された部品配置位置に配置
    し、上記学習サイクルを1回または複数回繰り返して、
    N個の上記部品を最適に配置するようにしたことを特徴
    とするニューラルネットワークによる部品配置最適化方
    法。
  4. 【請求項4】 部品配置位置の数が部品数より多い場合
    に、その差の数に相当する数の他の部品と結合のない部
    品を導入することを特徴とする請求項3に記載のニュー
    ラルネットワークによる部品配置最適化方法。
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