JP2875212B2 - 移動式鶏舎及び鶏の飼育法 - Google Patents

移動式鶏舎及び鶏の飼育法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動式鶏舎及び鶏の
飼育法に関し、特には、小規模の平飼いの養鶏におい
て、鶏舎を設営・撤去が簡単な移動式とすると共に、該
鶏舎を内部に支柱を有さないドーム(パオ型)とする
ことにより、鶏を病気や害虫から守り育成率及び生存率
を高めると共に、鶏卵や鶏肉の質を良好とすることがで
きるものである。
【0002】
【従来の技術】平飼いの養鶏の鶏舎には、何千何万羽の
鶏を収容するトンネル型等の大規模鶏舎から、数十羽を
対象とする小規模なものまで、種々のものが使用されて
いるが、いずれも固定式の構築物からなるものである。
【0003】大規模鶏舎では消毒の徹底、餌の機械的供
給、鶏糞の自動的処理等の無人化によって疾病の感染を
防いで鶏に適切な環境を維持している。一方小規模の放
飼鶏舎では大規模鶏舎のような機械的な疾病防止策をと
ることは困難である。
【0004】自然飼育を主体とする小規模の放飼養鶏で
は、大規模養鶏のようなケージ飼育、ウインドウレス鶏
舎、土を踏ませない人工コントロール下での飼育ではな
く、放飼場での放飼、地面での飼育を行っている。即
ち、日中は放飼場に放飼し夜間や雨天は鶏舎で飼育して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる放飼場での飼育
は土中の細菌によって鶏に寄生虫や疾病が発生し易い。
この土中の細菌感染による疾病を防ぐことが、小規模養
鶏の最大の課題であり、そのためには一定期間毎に或は
疾病が発生した場合に、投薬しない方法として迅速に放
飼する場所を移動することが最も適切な疾病防止手段で
ある。しかしながら、従来より小規模養鶏の場合にあっ
ても鶏舎は固定式の構造物であり、移動をすることがで
きないし、移動の必要が生じる毎に鶏舎を建築すること
は経済的に到底許されない。
【0006】そこで、本発明は、鶏舎を内部に支柱のな
いドーム(モンゴルのパオ型又はゲル型)とすること
により設営・撤去を簡単にするとともに、ドームであ
るから円形又は多角形の鶏舎となるために放飼場が36
0度の方向に変換することができるようにした移動式鶏
舎及び鶏の飼育法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、全体形状を組み立て解体可能なドーム
し、周囲の一部に出入口を設け、外周面をカバーで着脱
可能に被覆してなり、内部に支柱が立設されていない構
成、及び通気筒に一定間隔を有して放射状に縦フレーム
を着脱可能に連結し、該縦フレームを高さ方向で包囲す
円形又は多角形の横フレームを前記縦フレームに着脱
可能に連結するとともに、周囲の一部に出入口を設け、
外周面をカバーで着脱可能に被覆してなり、組み立て解
体可能で内部に支柱がないドーム状とした構成を基本構
成とする移動式鶏舎を提供する。
【0008】したがって、鶏舎内部に支柱等がなくて、
しかもドーム状であるから空間的に広いスペースを確保
できて作業性がよく、かつ、鶏が自由・活達に生育でき
る環境を提供でき、自然で衛生的であって寄生虫や疾病
にかかりにくく、美味な鶏卵や鶏肉を得ることが可能と
なる。
【0009】また本発明にかかる鶏の飼育法は、組み立
て解体可能なドーム状の移動式鶏舎を放飼場に設営して
所定期間が経過すると鶏舎を他の放飼場内に移転する構
成を提供する。
【0010】したがって、所定期間毎に放飼場を移転す
ることによって鶏の飼育環境を変えることができて、常
に一定の場所で飼育することによる弊害を除去でき、常
に自然で衛生的であって寄生虫や疾病に感染しにくい環
境を提供できるから、美味な鶏卵や鶏肉を得ることが可
能となる。
【0011】さらに、組み立て解体可能なドーム状の
動式鶏舎を放飼場に設営して該鶏舎の出入口に面して所
定の区画を区分する囲いを設けて鶏を放飼し、所定期間
が経過すると前記囲いを鶏舎を中心として右又は左回り
で放飼場内の他の部位に移転する構成を提供する。
【0012】したがって、放飼場が所定の区画で所定期
間毎に変化することによって鶏の飼育環境を変えること
ができて、常に一定の場所で飼育することによる弊害を
除去でき、常に自然で衛生的であって寄生虫や疾病に犯
されることの無い環境を提供できるから、鶏を健康に飼
育できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1,2に示すように、移動式鶏舎
1はドーム状の縦フレーム2と、縦フレーム2を高さ方
向で包囲して連結する横フレーム3と、縦フレーム2の
頂上部に設置された通気筒4により骨組が構成されてい
る。更に、移動式鶏舎1の外周面を着脱可能に被覆する
カバー5と、移動式鶏舎1の周囲に設置されたドア6
と、移動式鶏舎1の下部を囲繞するメッシュ部材7とを
有し、全体形状がドームであって、恰もモンゴルの住
宅として著名なパオ型又はゲル型をしたものである。
【0014】図3に示すように通気筒4の下部周辺に放
射状に配置された複数個のブラケット8にそれぞれ縦フ
レーム2の一端部16を連結し、該縦フレーム2の他端
部付近に円環状の横フレーム3を当てて前記縦フレーム
2を所定間隔で着脱可能に連結してドームの骨組を形
成し、この骨組の上部にビニールシート、不織布等の防
水性のあるカバー5を着脱可能に被覆し、下部にメッシ
ュ部材7を巻いて被覆している。更に、メッシュ部材7
の内側の下部には所定高さの柵1を立設している。
【0015】通気筒4は雨避けのための傘9を隙間を有
して支持部材11で一端部に取り付けた円筒体10から
なり、図3に示すように、下部周辺に所定間隔で複数個
のブラケット8が放射状に溶接等にて取り付け固定され
ている。このブラケット8は偏平に押圧した縦フレーム
2の一端部16を挿入できるように偏平な矩形の溝12
と、溝12に連通する透孔13を有するアングル型部材
であり、一端部14が通気筒4の円筒体10に溶接等に
よって連結されている。
【0016】縦フレーム2はパイプ材からなり、偏平に
押圧した一端部16を前記ブラケット8の溝12に係合
させることができるとともに、一端部16にブラケット
8に穿設された透孔13と合致する透孔15が穿設され
ている。よって、ブラケット8の溝12に縦フレーム2
の一端部16を挿入して透孔13と透孔15を合致させ
てボルトまたはねじを挿通して着脱可能に締結して、縦
フレーム2を通気筒4の周囲に一定間隔を有して放射状
に連結する。
【0017】この縦フレーム2には2種類があり、その
一つは図1に示すように全体が所定の弧状に形成されて
おり、他の一つは図2に示すように直線状の下部2a
と、下部2aの一端側を所定の曲率で円弧状に曲げ形成
された上部2bに形成したものである。したがって、図
1,図2に示すように、2種類の移動式鶏舎1を構築で
きる。
【0018】横フレーム3は前記縦フレーム2の高さ方
向で上部、中部及び下部の少なくとも3カ所を包囲して
各縦フレーム2を着脱可能に連結することによってドー
ムの補強をするものであって、縦フレーム2と同じパイ
プ材からなる。横フレーム3は円形であることが望まし
いが、折り畳んで格納するスペースの都合を考慮して半
円形、又は円弧の一部をなす複数本として構成してもよ
い。複数本にて円形を構成する横フレーム3とする場合
には、それらの接続をするための凸凹を端部に形成して
おくのがよい。横フレーム3は縦フレーム2の内側又は
外側にクロスさせて適宜結合する。なお、図2(B)に
示すように横フレーム3は多角形を形成するものとして
もよい。その場合には縦フレーム2間の長さを有する短
尺のパイプを連結部材を介在して縦フレーム2に結合す
る。
【0019】カバー5は移動式鶏舎1を着脱可能に被覆
するものであって、風雨避けの機能を有するビニールシ
ート、或は不織布等の強靭な防水性を有するシートから
なる。なお、好ましくは防水性と共に通気性を有する強
靱な不織布を使用するとよい。このカバー5は偏平な一
枚のシートでなくて移動式鶏舎1より一回り大きなドー
ム型をしている。即ち、前記通気筒4が通過できる孔を
中心部に形成した略円形で前記縦フレーム2に沿いドー
ム型を形成できるシートである。このカバー5は可撓性
を有する公知の挟着具で縦フレーム2又は横フレーム3
にカバー5の上から挟持固定させる。この挟着具は断面
C字型をした樹脂成形部材であり、その割れ目を拡開し
てカバー5の上から縦・横フレーム2,3に嵌着させる
ものである。これによってカバー5は縦フレーム2及び
横フレーム3の円形断面の半分以上に巻き付いて固定さ
れるものである。
【0020】メッシュ部材7は縦フレーム2の下部に巻
き付けて移動式鶏舎1の外周面下部を着脱可能に被覆す
るものであって、カバー5を巻き上げたときの柵として
機能するものである。このメッシュ部材7は強靭な樹脂
製のメッシュシートを使用したが、金網等であってもよ
い。このメッシュ部材7も縦フレーム2、横フレーム3
に適宜の挟着具で固定することができる。このメッシュ
部材7は雨天の日にはカバー5で覆われて内部を風雨か
ら守り、晴天の日にはカバー5の下部をめくり上げてメ
ッシュ部材7を露出させることで通気や室温を調整でき
る。
【0021】移動式鶏舎1への鶏や人の出入りを可能に
するために、横フレーム3の一部を左右の縦フレーム2
付近で切断して上下の開口部を確保して出入口とし、こ
の出入口を開閉するためのドア6を隣接する縦フレーム
2の一方に回転可能に取り付ける。ドア6は略矩形の枠
体にメッシュ部材7又は金網若しくは板を張ったもので
よい。このドア6の開閉をするために支障となるカバー
5には、ドア6の大きさ分の切欠部を設けてもよいが、
ドア6の側部に相当する二つの切り込み部を設けてその
部分を上方へ捲り上げることができるようにするのがよ
い。
【0022】また、移動式鶏舎1内には図5に示すよう
に床18を敷設することによって鶏が直接地面に接触し
ないようにする。床18は角材にて円形又は多角形に形
成した簀の子(すのこ)19とする。この簀の子19は
分割して形成してもよい。簀の子の隙間から糞が地面に
落下することによってドーム内が清潔に保持され、鶏に
寄生虫が発生しなくなる。さらに、この床上に従来から
使用されている公知の餌場や水飲み場及び産卵場として
の容器や箱等を載置する。水飲み器は通気筒4や縦フレ
ーム2の上部から宙吊りにして設置することもできる。
【0023】このようにして形成された移動式鶏舎1
は、移動自在で内部に支柱のないドームであるため、
平飼いによる病害虫の発生を防ぐため、計画的な一定期
間毎の移動が容易であり、かつ、病害虫が発生した場合
には直ちに移動できる。また、ドームであるため、風
雨に強く、堅牢であるとともに、内部に支柱がないた
め、作業性が良い。更に、カバー5を剥離自在としてあ
るため移動式鶏舎1内の温度をコントロールできる。そ
して、全体の設置費用が安価であり、中山間地域での小
規模(数10羽程度)の飼育であっても、安価に移動式
の鶏舎を使用することができる。
【0024】次に上記移動式鶏舎1を用いた鶏の飼育法
につき説明する。図6に示すように、移動式鶏舎1を放
飼場20に設営して所定期間が経過すると、移動式鶏舎
1を他の場所の放飼場23に移転するのである。よっ
て、移動式鶏舎と放飼場との組合せが簡単であり、移動
式鶏舎を他の場所の放飼場に移動させることができる。
したがって、放飼場を所定期間毎に移転することによっ
て鶏の飼育環境を変えることができて、常に一定の場所
で飼育することによる弊害を除去でき、常に自然で衛生
的であって寄生虫や疾病に感染しにくい環境を提供で
き、美味な鶏卵や鶏肉を得ることが可能となる。
【0025】さらに、図7に示すように、移動式鶏舎1
を放飼場21に設営して該移動式鶏舎1のドア6のある
出入口に面して所定の区画Y1を区分する金網等の囲い
22を設けて鶏を放飼し、所定期間が経過すると前記囲
い22を移動式鶏舎1を中心として右又は左回りで放飼
場21内の他の部位Y2,Y3,Y4に移転するのであ
る。勿論、これらの中間部に設置してもよく、全く別の
地に移動してもよい。したがって、放飼場21が所定の
区画Yで所定期間毎に新規になることによって鶏の飼育
環境を変えることができて、常に一定の場所で飼育する
ことによる弊害を除去でき、常に自然で衛生的であって
寄生虫や疾病に犯されることの無い環境を提供でき、鶏
を健康に飼育できる。
【0026】なお、上記移動式鶏舎1には坪当たり十羽
を基準として(1鶏舎50羽以下として)、30日齢の
ひよこから飼育を始めて、150〜450日齢の飼育期
間中に鶏卵を採取することができる。鶏は日中の天気の
よい日には放飼場に2〜3時間程度放飼する。雨天には
放飼場には出さないこととする。勿論、移動式鶏舎1の
中には餌箱、水樋や産卵箱を設置しておく。このように
して飼育した鶏(品種名:土佐ジロー)の卵は、いわゆ
る「ハウユニット(Hugh unit)」による指数
が、産卵後24時間以内ではほぼ80に近く、また、1
週間経過後であっても70以上を示した。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ドーム状
の移動式鶏舎としたことにより、内部に支柱等がなくて
空間的に広いスペースを確保できて作業をすることが容
易となり、かつ、鶏が自由・活達に生育できる環境を提
供でき、自然で衛生的であって寄生虫や疾病に犯される
ことなく、美味な鶏卵や鶏肉を得ることが可能となる。
【0028】さらに、複数本の縦フレームと横フレー
ム、通気筒、カバー、ドア及びメッシュ部材からなり、
モンゴルの住宅として著名なパオ型で組み立て解体が可
能であるから、移動が容易でしかもコスト安価である。
【0029】また、放飼場内を所定期間毎に鶏舎又は囲
いが移転することによって鶏の飼育環境を変えることが
できて、常に一定の場所で飼育することによる弊害を除
去でき、常に自然で衛生的であって寄生虫や疾病に感染
しにくい環境を提供できるから、鶏を健康に飼育でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる移動式鶏舎の第1実施形態を示
す正面図(A)及び平面図(B)。
【図2】本発明にかかる移動式鶏舎の第2実施形態を示
す正面図(A)及び平面図(B)。
【図3】通気筒の断面正面図。
【図4】通気筒と縦フレームの連結部分解斜視図。
【図5】床の一例を示す平面図。
【図6】本発明にかかる鶏の飼育法を示す模式図。
【図7】本発明にかかる鶏の飼育法を示す模式図。
【符号の説明】
1…移動式鶏舎 2…縦フレーム 3…横フレーム 4…通気筒 5…カバー 6…ドア 7…メッシュ部材 20,21…放飼場 22…囲い
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 1/00 A01K 31/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体形状を組み立て解体可能なドーム
    とし、周囲の一部に出入口を設け、外周面をカバーで着
    脱可能に被覆してなり、内部に支柱が立設されていない
    ことを特徴とする移動式鶏舎。
  2. 【請求項2】 頂上部に内部と連通する通気筒を付設し
    た請求項1記載の移動式鶏舎。
  3. 【請求項3】 通気筒に一定間隔を有して放射状に縦フ
    レームを着脱可能に連結し、該縦フレームを高さ方向で
    包囲する円形又は多角形の横フレームを前記縦フレーム
    に着脱可能に連結するとともに、周囲の一部に出入口を
    設け、外周面をカバーで着脱可能に被覆してなり、組
    立て解体可能で内部に支柱がないドーム状としたことを
    特徴とする移動式鶏舎。
  4. 【請求項4】 雨避けのための傘を複数の支持体で離間
    して円筒体に結合した通気筒の前記円筒体の下部周辺に
    所定間隔で複数個のブラケットを放射状に配置し、該ブ
    ラケットに縦フレームを着脱可能に連結し、該縦フレー
    ムを高さ方向で包囲する円形又は多角形の横フレームを
    前記縦フレームに着脱可能に連結するとともに、周囲の
    一部に出入口を設け、外周面をカバーで着脱可能に被覆
    してなり、組み立て解体可能で内部に支柱がないドーム
    状としたことを特徴とする移動式鶏舎。
  5. 【請求項5】 雨避けのための傘を複数の支持体で離間
    して円筒体に結合した通気筒の前記円筒体の下部周辺に
    所定間隔で複数個のブラケットを放射状に配置し、該ブ
    ラケットに縦フレームを着脱可能に連結し、該縦フレー
    ムを高さ方向で上部、中部及び下部の少なくとも3カ所
    を包囲する円形又は多角形の横フレームを前記縦フレー
    ムに着脱可能に連結するとともに、周囲の一部に出入口
    を設け、外周面をカバーで着脱可能に被覆してなり、組
    み立て解体可能で内部に支柱がないドーム状としたこと
    を特徴とする移動式鶏舎。
  6. 【請求項6】 外周面下部にメッシュ部材を着脱可能に
    被覆した請求項1,2,3,4又は5記載の移動式鶏
    舎。
  7. 【請求項7】 縦フレームは所定の曲率で円弧状に曲げ
    形成されている請求項1,2,3,4,5又は6記載の
    移動式鶏舎。
  8. 【請求項8】 縦フレームは直線状の下部とその一端側
    が所定の曲率で円弧状に曲げ形成された上部とからなる
    請求項1,2,3,4,5又は6記載の移動式鶏舎。
  9. 【請求項9】 鶏舎内に簀の子状に形成した円形又は多
    角形の床が敷設されている請求項1,2,3,4,5,
    6,7又は8記載の移動式鶏舎。
  10. 【請求項10】 カバーをビニールシート又は防水性を
    有する不織布により形成した請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8又は9記載の移動式鶏舎。
  11. 【請求項11】 組み立て解体可能なドーム状の移動式
    鶏舎を放飼場に設営して所定期間が経過するとその鶏舎
    を他の放飼場内に移転することを特徴とする鶏の飼育
    法。
  12. 【請求項12】 組み立て解体可能なドーム状の移動式
    鶏舎を放飼場に設営して該鶏舎の出入口に面して所定の
    区画を区分する囲いを設けて鶏を放飼し、所定期間が経
    過すると前記囲いを鶏舎を中心として右又は左回りで放
    飼場内の他の部位に移転することを特徴とする鶏の飼育
    法。
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