JP2866209B2 - 三次元地中聴音器 - Google Patents

三次元地中聴音器

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JP2866209B2
JP2866209B2 JP3021795A JP2179591A JP2866209B2 JP 2866209 B2 JP2866209 B2 JP 2866209B2 JP 3021795 A JP3021795 A JP 3021795A JP 2179591 A JP2179591 A JP 2179591A JP 2866209 B2 JP2866209 B2 JP 2866209B2
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大地内の過渡地震信号を
検出するための地震計、より詳細には、地上あるいは浅
瀬の水の環境内においてこのような信号の直交成分を検
出するためのセンサーに関する。
【0002】反射法探査は、大地内に人工的に導入され
た反射音響インパルスを使用して大地内の地層を調べる
ための方法である。このような探査を行なうためには、
大地の表面に沿ってアレイの地震ケーブルが位置され、
これによって、一連の地中聴音器が中央に位置する記録
ステーションに相互接続される。伝統的には、個々の地
中聴音器は、上方向に伝播する波が検出されるように大
地の表面に対して垂直に方位された単一のセンサー ユ
ニットを持ち、従って、地震信号の一つの成分、例え
ば、垂直成分のみを記録できる。但し、地震信号の水平
成分が地球物理学者にとって非常に重要なものとなって
いる。地震信号の水平及び垂直成分を検出するために
は、通常、各々がそれらの感度の軸が互いに直角に方位
するように位置された三つの地中聴音器が使用される。
この構成においては、これら三つのセンサーは、二つの
水平成分及び一つの垂直成分を検出し、これらが計算的
に結合され、大地内の伝播特性が決定される。
【0003】先行技術による三次元(3−D)地中聴音
器ユニットは、個々がそれらの感度の軸が互いに直交す
るように同一平面内に位置される三つの別個の地中聴音
器を使用する。オイオ社(Oye Corporation )のモデル
SC−3D及びマーク プロダクト社(Mark Products
)のモデルL−400は、同一平面内にお互いに等距
離だけ離れて位置される三つの地中聴音器を持つ円形ハ
ウジングを持つ。ウエスタン アトラス インターナシ
ョナル(Western Atlas International )社の支社であ
るLRS(以前のリトン リゾース システム社)は、
ハウジングの縦軸に沿って位置される三つの地中聴音器
を持つ長方形ハウジングを使用する。これら3−D地中
聴音器は、単一地中聴音器ユニットと比較して、かなり
大きく重い。個々のユニットが大きいために、個々の地
震ケーブルが、現場で実際にこの地中聴音器を表面位置
に運ぶことができるように短いことが要求される。従っ
て、同数の3−D地中聴音器を設置するために、同数の
単一地中聴音器ユニットを設置するよりも多くのマン
パワーが必要とされる。単一地中聴音器アプリケーショ
ンの場合と同一範囲をカバーできるよりコンパクトでよ
り軽い3−D地中聴音器アセンブリーの必要性が従来か
ら感じられており、未だに実現されてない。
【0004】地中聴音器は、一般的に、浅瀬におかれる
とき、水浸しになる傾向を持つ。上に述べられた中聴音
器ユニットもこの問題を持つ。水浸しになる一つの原因
は、ハウジングへの電気ケーブルの入り口である。現場
での長期の使用に十分に耐えるように頑丈であり、さら
にその耐水性を保持するような地中聴音器ハウジングに
対する必要性が従来より感じられており、未だに解決さ
れてない。
【0005】先行技術には上述のような短所があるが、
本発明の1つの目的は、取扱いが簡単で、かつサイズの
小さな3−D地中聴音器を提供することにある。これに
より、ケーブルの単位長さあたりについてより多くの地
中聴音器を設置することが可能となる。本発明のもう1
つの目的は、浅い水の中に置かれたとき防水/耐水性を
示す3−D地中聴音器を提供することにある。
【0006】本発明によれば、コンパクトなハウジング
を持つ改良された3−D地中聴音器が提供される。重力
垂直に対するハウジングの方位決定を助けるためのあわ
水準器がハウジングの外側に設けられる。このハウジン
グ内に3つの地中聴音器が配置され、これらの1つは、
ハウジングのサイズを小さくするため互いに積み重ねら
れる。個々の地中聴音器は、ハウジング内に、感度の軸
が互いに直交するように方位される。地中聴音器を遠隔
記録ユニットと相互接続するためのケーブルは、ハウジ
ング内の開口を通過し、圧縮スリーブ及び固定ナットに
よって保持される独特のシールによって包囲される。地
中聴音器組立体の底部からは、大地に突刺さり大地と地
中聴音器ハウジングとの間の改良された結合を提供する
ための少なくとも1つの好ましくは3つのスパイクが伸
びる。
【0007】本発明のより深い理解は、本発明の以下の
より詳細な説明及び付録の図面を参照することによって
得られるものである。
【0008】
【実施例】図1は、反射法探査の概要を示す。地球10
の表面は、対象とされる地下領域の上の地表付近に分布
される複数個の地中聴音器12を持つ。地表付近の別の
ポイントには、震源14が位置する。当技術分野におい
て周知のように、好ましくは複数の震源14がポイント
震源として挙動するように実質的に同一ポイントに配置
される。このような震源の例としては、機械式振動機、
爆薬あるいは共振器あるいは空気ガン等のようなボアホ
ール ソースが含まれる。震源14の作動は、大地内に
地震信号16を発生させる。これら信号16は、球状に
広がる波面として下側方向に伝播し、様々な地下層18
に当たり、これら地層間の音響インピーダンスの差をも
って地表に向かって反射される。地表10の所に到達す
る反射地震信号20が複数の地中聴音器12によって検
出され、電気あるいは光信号に変換され、相互接続ケー
ブル26を通して中央記録ユニットあるいはデバイス2
3に送られ、これら信号は、ここで後の処理のために記
録される。
【0009】図2aは、本発明によって提案され、図1
の反射法探査において採用される一例としての地中聴音
器12の拡大された斜視図である。この地中聴音器12
は、注入成形あるいはその他の周知の製造技術によって
形成されたポリカーボネート材料から成る概ね長方形の
ハウジング22を持つ。地中聴音器12の底部には、当
技術分野において周知の複数の大地結合スパイク24が
結合される。1つあるいは複数の導線ケーブル26が、
地中聴音器12の内側から外側へと延長され、聴音器1
2に内蔵されたセンサーを遠隔記録ユニットに結合す
る。
【0010】図2b−2cは、図2aの地中聴音器の異
なる断面図を示す。ハウジング22は、片方の端がキャ
ップ30を受けるように設計された下側ケース28を含
む。ゴム ガスケットのようなシール32が、ケース2
8とキャップ30の間で、かつケースの上側部分にそっ
て区画されるリップ34の回りに配置される。キャップ
30は、ケースを閉じ、そしてキャップ30はこれがね
じ36によって固定されたときシール32を圧縮し、防
水シールを実現する。ケースの底部は、前述の結合スパ
イク24を受けるための複数のナットあるいはねじ山を
持つ柱38を含む。これらスパイク及び様々な結合の可
能性は、当技術分野において周知であるからここでは議
論されない。
【0011】ケースの内側は、単一のチャンバーを含む
こともできるが、本発明の1つの好ましい実施態様にお
いては、2つのチャンバー40及び42が区画される。
個々のチャンバーは、実質的に2つのチャンバーの上部
に伸びる壁44によって互いに部分的に分離される。チ
ャンバー40及び42は、ケース内において中心を異に
する。チャンバー40は、概ね円筒の形状を持ち、その
円筒の長手方向の軸が垂直になる方位を持つ。チャンバ
ー42も半円筒状の凹部あるいは谷を持ち、その円筒の
長手方向の軸が水平方向に方位する。個々のチャンバー
40あるいは42の寸法は、電気接続のために十分な余
裕を与えられ、後に説明されるセンサーの外寸と実質的
に同一とされる。
【0012】チャンバー40内には、センサー46が設
置され、地震信号に対するセンサーの感度の軸は、チャ
ンバーの軸に対して、平行になるように置かれる。チャ
ンバー42内には、第2のセンサー48が、その感度の
軸が、これもまた、チャンバーの軸と平行になるように
配置される。水平センサー48の真上には、可撓性部材
52によって分離される第3のセンサー50が、その感
度の軸が他の2つのセンサー46及び48の軸に対して
直交するように配置される。センサー48と50の間の
可撓性部材52は、サドル タイプのマウントであり、
センサー48をチャンバー42内にしっかりと固定し、
また、第3のセンサー50を揺りかごのように受ける。
サドル マウント52は、好ましくは、弾性材料、例え
ばネオプレーン ゴムから製造され、これはキャップ3
0がケース28に対して固定されるとき上側センサーに
よって圧縮される。当業者においては、地中聴音器組立
体内に使用されるべきタイプのセンサーは容易に理解で
きるものであり、従って、ここでは、これについての詳
細な説明は行われない。但し、一般的に言うと、(個々
に地中聴音器としても知られる)センサーは、2つの剛
性ばねによって磁界内に宙吊りにされたワイヤー コイ
ルから成る。コイルの任意の距離に対して、任意の特定
の自然周波数における動作の最大傾斜角度は予測できる
ものである。典型的な垂直14ヘルツ センサーは、典
型的には、これが動作を停止するまでに約55度傾斜で
きる。10ヘルツ センサーは、通常これが動作不能と
なるまでに約35度傾斜する。従って、センサーの自然
周波数が低ければ低いほどこれが動作を停止するまでの
傾斜角度が鋭くなる。水平センサーの動作傾斜角度の限
界は、垂直センサーのそれよりも、重力の異なるベクト
ル回復力のために非常に厳しくなる。水平センサーの組
み立て手順は、垂直センサーの組み立て手順とほぼ同一
である。但し、その構造において、底部ばねは、コイル
組立体を支持するよう逆にされ、周知の保持リングによ
って定位置に固定される。この構成においては、この垂
直センサーがここでの水平センサーとなる。垂直センサ
ーとは異なり、ここでは、上部ばねと底部ばねとが正反
対となる。センサーの自然共振周波数は同一であり変わ
ることはない。これらばねからは、実質的に回復力は要
求されない。センサーが水平面内にとどまる限り、セン
サーは正常に動作しその電気特性が維持される。
【0013】図面にもどる。センサー46の上には、保
持プレート54が横たわるが、これは、センサーをチャ
ンバ内に保持するように設計される。この保持プレート
の上部に結合され、スペーサ56によってこれから分離
されたプリント回路(PC)基板58が存在する。保持
プレート54及びPC基板58の両者は、ねじ60によ
ってケース28に固定される。PC基板58は、複数の
センサーと上に述べた導線ケーブルとの間の交信路とし
て機能し、センサーと導線ケーブルとを相互接続するた
めに十分な数の導線コンタクトを持つ。
【0014】ケース28のキャップ30内には、ハウジ
ングが地上に設置されたとき水平であるか否かを決定す
るための水平手段が提供される。この水平手段は、好ま
しくは、凹み、つまり、カウンター シンク64内に搭
載されたあわ水準器から成る。凹み64内の底部内のあ
わ水準器62とキャップ30との間には、クッションと
して働くO−リング シール66が存在する。水準器6
2は、この凹み内に耐久性透明カバー及び複数のねじ
(図示なし)によってキャップ30に対して固定された
第2のO−リング70によって保持される。この透明カ
バー68は、好ましくは、その周囲が複数の突起74に
よって取り巻かれたレンズ72を持つ。レンズ72は、
この凹み64内のあわを拡大する。レンズを取り巻く突
起74は、より高い盛り上げを提供し、レンズの摩滅を
防止する障壁として働き、また外来物による衝撃を軽減
する働きを持つ。
【0015】図2c、3a及び3bは、地中聴音器と導
線ケーブルの間の結合関係を示す。図2cに示されるよ
うに、少なくとも1つ、好ましくは、2つの穴80及び
82がハウジング28の壁にあけられる。図面内に示さ
れるこの2つの穴のうちの穴82のみが実際にハウジン
グ内を貫通する。図示されるように、もう1つの穴80
は、後に説明される理由によって完全には貫通されず、
場合によっては、キャップがかぶせられる。個々の穴の
外側部分には、相補的にねじ山を作られたキャップある
いは固定ナットを受けるように84の所にねじ山を持
つ。穴82は、センサーを遠隔記録ユニットに結合する
ための十分な数の導線を持つ導線ケーブル26のための
通路を与える。複数の地中聴音器が直列に配置されるよ
うな運用状態においては、第2の導線ケーブルが提供さ
れ、これを穴80に通過させて類似の方法にてセンサー
を遠隔記録ユニットに結合する。地球物理探査の分野に
おける専門家であれば、このような運用状態における基
本的電気要件は明白である。
【0016】図3a及び3bは、図2aから図2c内に
示される導線ケーブルに対する密閉構成を拡大して示す
ものである。弾性材料、例えば、ネオプレーン ゴムか
ら製造されるブーツ90が導線ケーブル26に沿って同
心円状に設けられ、この回りにしっかりと取り付けられ
る。ネオプレーン ゴムが示唆されたが、他の材料も同
様に使用することができる。ブーツ90は先細りの外側
表面92を持つが、これは、薄い遠方端94から伸び、
厚い近端96に向かって厚さを増し、穴82内に受けら
れる。ブーツ90の近端96付近は実質的に一定の直径
部分100をもつ、またこのブーツの形状は中程に比較
的急な傾斜の部分98を有する。ブーツ90の近端96
の所に、穴82の円周と実質的に同一の円周を持つ外側
フランジ102が形成される。フランジ102の端面1
04は、ブーツの軸に対し同心円状に設けられた凹み1
06を含む。この凹み内には、ケーブル アンカー10
8が置かれ、ここでケーブル アンカー108は、凹み
内に形成される内側フランジ110によって保持され
る。ケーブル アンカー108は、導線ケーブル26内
の複数の導線を受けてそれらを通過させるための複数の
穴を持つディスクである。このディスクは、導線間の電
気的短絡を防止するために絶縁材で製造される必要があ
る。ケーブル アンカーは、ケーブル アンカーの内側
の個々の導線に半田ブロック114を付けることによっ
て伝送ケーブル26を保持し、こうしてケーブル アン
カーを通して導線が引きずり出されるのを防止する。
【0017】ブーツ90の一定の直径部分100の外径
よりも少し小さな内径を持つ圧縮スリーブ120が導線
26にそって同心円状に設けられ、部分的にブーツ90
を包囲する。スリーブ120の一端において、内径が減
少され、圧縮リング122が形成される。スリーブの反
対端は外側フランジ124を持ち、この外寸はブーツの
フランジ102とほぼ等しい。圧縮スリーブ120は、
固定ナット126によって包囲される。固定ナット12
6のねじ山は穴82内のねじ山84と噛み合い、締めつ
けられたとき、伝送ケーブル、ブーツ及び圧縮スリーブ
をケース28に対して固定する。穴82内で固定ナット
が締めつけられると、固定ナットの端が圧縮スリーブ1
20の外側フランジ124と密着し、スリーブをブーツ
の先細の表面92に対して上に押し付ける。固定ナット
が実質的に全部締めつけられると、圧縮リング122が
ブーツにおける比較的急な傾斜の部分98を越えて移動
し、ブーツをケーブルの回りに圧縮し、防水密閉を実現
する。伝送ケーブルの回りにブーツを圧縮するのに加え
て、固定ナット126は、圧縮スリーブ120の外側フ
ランジ124をブーツの近端96に追いやり、ブーツの
フランジ102及び110を穴82の端に押しつけ、こ
こでもハウジングとの防水密閉を実現する。
【0018】いったん地中聴音器組立体が組み立てら
れ、これを伝送ケーブルに結合するために適当な配線変
更が行われると、この地中聴音器組立体とケーブルの集
合体は調査地域に運ばれる。地表にそってケーブルが付
設されると、地中聴音器組立体が現場オペレータによっ
て大地に結合される。地中聴音器組立体を大地に結合す
る場合に、オペレータは地中聴音器組立体をあわ水準器
が上を向くように方位させる。地中聴音器組立体が次に
そのスパイクが大地を突き刺すように下方に押される。
地中聴音器組立体を大地に固定しながら、オペレータ
は、あわ水準器を観察し、ハウジングが水平になるよう
に適当に調節し、次の地中聴音器組立体へと進む。
【0019】本発明は、ある程度の具体性を持って、つ
まり、電気感知ユニットの使用との関連で説明された。
修正及び変更、例えば、この発明への光ファイバー技術
の適用は、当業者においては当然考えられるものであ
り、これらも、請求項によってのみ制約される本発明の
範囲に入るものと考えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射法探査の概略を図解する。
【図2a】本発明によって考えられ、図1の反射法探査
によって使用される地中聴音器の拡大斜視図である。
【図2b】図2aに示される地中聴音器の断面図であ
る。
【図2c】図2aに示される地中聴音器の断面図であ
る。
【図3a】図2a−2c内に示される導線ケーブルに対
する密閉構成の拡大図である。
【図3b】図2a−2c内に示される導線ケーブルに対
する密閉構成の拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01V 1/00 - 1/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過渡地震信号の直交成分を検出するため
    の装置(12)において、該装置が (a)互いに重ね合わせて閉じられ得る2つの部分(2
    8、30)から成るハウジング、 (b)該ハウジング内に互いに直交して配置される複数
    の振動センサー(46、48、50)であって、少なく
    とも1つの振動センサー(50)が取り外し可能なスペ
    ーサとしての可撓性部材(52)を介して別の振動セン
    サー(48)の上に積み重ねられている複数の振動セン
    サー、ここで該可撓性部材は、該2つの部分(28、3
    0)を閉じて該ハウジングを形成する際に隣接する振動
    センサーの間で圧縮されるものであり、 (c)該振動センサーを遠隔記録ユニット(23)と相
    互接続するための導体手段であって、該ハウジングの内
    部から外部へと延長される導体手段(26)、 (d)該導体手段と該ハウジングを実質的に密閉するた
    めの手段(92)、及び (e)該密閉するための手段内の該導体手段を該ハウジ
    ングに固定するための手段(108)を含むことを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】 媒体(18)を通じて伝播する過渡地震
    信号の直交成分を検出するための組立体(12)におい
    て、該組立体が (a)該媒体に結合されるハウジングであって、互いに
    重ね合わせて閉じられ得る2つの部分(28、30)か
    ら成るハウジング、 (b)該ハウジング内に互いに直交して配置される複数
    の振動センサー(46、48、50)であって、少なく
    とも1つの振動センサー(50)が取り外し可能なスペ
    ーサとしての可撓性部材(50)を介して別の振動セン
    サー(48)の上に積み重ねられている複数の振動セン
    サー、ここで該可撓性部材は、該2つの部分(28、3
    0)を閉じて該ハウジングを形成する際に隣接する振動
    センサーの間で圧縮されるものであり、 (c)該振動センサーを遠隔記録ユニット(23)に相
    互接続するための導体手段であって、該ハウジングの内
    部から外部へと延長される導体手段(26)、 (d)該導体手段のまわりに同心円状に配置され該導体
    手段と該ハウジングとを実質的に密閉するための手段
    (42)、 (e)該ハウジング内に置かれる手段であって、該ハウ
    ジングが重力の垂直方向に対して好ましい方位にあるか
    否かを決定するための手段(68)、及び (f)該導体手段を該ハウジングと固定するための、該
    密閉手段内に統合される手段(108)を含むことを特
    徴とする組立体。
  3. 【請求項3】 大地を通じて伝播する過渡地震信号の直
    交成分を検出するための3次元地中聴音器組立体(1
    2)において、該組立体が (a)中に空洞(40)を区画し、またこの側面を貫通
    する少なくとも1つの開口を有するハウジングであっ
    て、互いに重ね合わせて閉じられ得る2つの部分(2
    8、30)から成るハウジング、 (b)該空洞内に互いに直交して配置される複数の振動
    センサー(46、48、50)であって、少なくとも1
    つの振動センサー(50)が取り外し可能なスペーサと
    しての可撓性部材(52)を介して別の振動センサー
    (46、48)のうちの1つのものの上に積み重ねられ
    ている複数の振動センサー、ここで該可撓性部材は、該
    2つの部分(28、30)を閉じて該ハウジングを形成
    する際に隣接する振動センサーの間で圧縮されるもので
    あり、 (c)該複数の振動センサーを遠隔記録ユニットと相互
    接続するための伝送手段であって、該ハウジング内の該
    開口から外部に延長される伝送手段(26)、 (d)該開口及び該伝送手段と密着する先細り外部表面
    を有する可撓性ブーツ(92)、 (e)該可撓性ブーツの該先細り外部表面のまわりに同
    心円状に設けられ該先細り外部表面と密着する圧縮スリ
    ーブであって、該ブーツを該伝送手段のまわりに圧着さ
    せるための圧縮スリーブ(120)、 (f)該圧縮スリーブ及び該ハウジングと密着する固定
    ナットであって、該ブーツを該ハウジング及び該伝送手
    段のまわりに圧着させるよう保持するための固定ナット
    (126)、 (g)該ハウジングの重力垂直に対する所定の方位を示
    すための手段であって、該ハウジングに結合される手段
    (68)、及び (h)該ハウジングに結合される手段であって、大地を
    突き刺し該ハウジングをこれに結合するための手段(2
    4)を含むことを特徴とする3次元地中聴音器組立体。
  4. 【請求項4】 該振動センサーを遠隔記録ユニットに相
    互接続するための、該ハウジングの内部から外部へと延
    長される該導体手段が、 その中に少なくとも1つの導体を持つ少なくとも1つの
    ケーブルを含むことを特徴とする請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 該導体手段と該ハウジングとを実質的に
    密閉するための該手段が、 (a)該ハウジングに近いケーブルの一部分を包囲する
    ためのブーツ(92)、 (b)該ブーツのまわりに同心円状に設けられる圧縮ス
    リーブ(120)、及び (c)該圧縮スリーブのまわりに同心円状に設けられる
    固定ナット(126)を含み、該固定ナットが該ハウジ
    ングに対してねじの形式で挿入され、該圧縮スリーブを
    上の方向にブーツを越えて押しやり、これによって該ブ
    ーツをケーブルのまわりに固く圧縮し、該ブーツを該ハ
    ウジングに圧着させることを特徴とする請求項4の装
    置。
  6. 【請求項6】 該導体手段のまわりに同心円状に配置さ
    れ該導体手段と該ハウジングとを実質的に密閉するため
    の該手段が、 (a)弾性ブーツ(92)、及び (b)該ハウジングと結合され、かつ該ブーツのまわり
    に同心円状に設けられる手段であって、該ハウジング及
    び該導体手段の双方に対して該ブーツを圧縮させるため
    の手段(120、126)を含むことを特徴とする請求
    項2の組立体。
  7. 【請求項7】 該ハウジングが水平であるか否かを決定
    するための手段(68)がさらに含まれることを特徴と
    する請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 該導体手段が、その中に少なくとも単一
    の導体を含む導体ケーブルを含むことを特徴とする請求
    項2の装置。
  9. 【請求項9】 該伝送手段を該ハウジングに固定するた
    めの手段(108)がさらに含まれることを特徴とする
    請求項3の地中聴音器組立体。
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