JP2862722B2 - 取り外し自在のデルタを有する炉屋根冷却システム - Google Patents

取り外し自在のデルタを有する炉屋根冷却システム

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JP2862722B2
JP2862722B2 JP4005689A JP568992A JP2862722B2 JP 2862722 B2 JP2862722 B2 JP 2862722B2 JP 4005689 A JP4005689 A JP 4005689A JP 568992 A JP568992 A JP 568992A JP 2862722 B2 JP2862722 B2 JP 2862722B2
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    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D9/00Cooling of furnaces or of charges therein
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B3/00Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
    • F27B3/10Details, accessories, or equipment peculiar to hearth-type furnaces
    • F27B3/24Cooling arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/18Door frames; Doors, lids, removable covers
    • F27D1/1808Removable covers
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炉のような容器のカバ
ーに関する。炉ではこのようなカバーは取り外し自在の
内側カバーセグメント(デルタ)が取付けられる開口を
構成する外側カバーセグメントを有する。取り外し自在
の内側カバーセグメントは、閉鎖空間を構成する底壁と
直立壁と上壁とを有し、この閉鎖空間には、水のスプレ
ーを少なくとも底壁に差し向けてこの底壁を冷却するた
めのスプレー手段が配置されている。
【0002】
【従来の技術】溶融材料、特に溶融金属を収容するため
の従来技術のシステムは、溶融材料が発生する高温及び
廃ガスからこのような容器の壁、底、及びカバーを保護
するため、耐火ライニング又は水冷却又はこれらの組み
合わせに頼っていた。鋼のような溶融金属の場合には、
1540℃(2800°F )を越えることがある。
【0003】このような容器に設置された耐火ライニン
グは、このようなライニングを容器の溶融線の上方で使
用した場合でも費用がかかり寿命が短い。従来、これら
の容器(一般に構造用鋼板でできている)の内面を冷却
するのに水が使用されてきたが、通常、容器の壁、屋
根、等内の循環通路を加圧水が完全に満たした閉システ
ムが使用されてきた。このようなシステムは、一般に比
較的高圧の大量の水を必要とする。クーラント水の閉塞
により内壁につくられる「ホットスポット」が水を蒸気
に瞬間蒸発させて封じ込め構造を破壊することがある。
容器の内壁で漏れが起こると、冷却水が溶融材料に流れ
込むことによって、蒸気への水の瞬間蒸発又は他の反応
により爆発のような深刻な事故を起こすことがある。こ
うした問題点は寿命及び設備に対する深刻な障害をつく
りだすことがある。このような問題点を緩和しようとす
る他の従来技術のシステムは、複雑で高価で保守の困難
な設備を使用する。こうした設備は、鋼製の炉又は他の
溶融材料取り扱い容器の周囲領域及び環境にとって明ら
かに望ましいものではない。
【0004】米国特許第4,813,055 号は、溶融金属の溶
融及び処理用の炉、特に電気アーク炉、プラズマアーク
炉、及びとりべ炉の屋根及び/又は側壁を冷却するため
のスプレー冷却システムを開示する。スプレーヘッダ及
び配管が屋根構造内のクーラント空間内に分布されたス
プレーノズルにクーラントを供給し、このクーラントを
屋根の作用板にスプレーする。クーラントは、作用板に
スプレーされた後、クーラント空間から迅速に且つ効果
的に除去され、これによって、空間内でのクーラントの
潜在的に有害な運動及びクーラントの局部的な滞留が阻
止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カバ
ーの冷却されるべき表面にクーラントのスプレーを差し
向けるように配置されたノズルに連結された管を収容す
る、容器のカバーの取り外し自在のセグメント用の冷却
システムを提供することである。本発明の他の目的は、
スプレークーラント手段で冷却される取り外し自在のデ
ルタ区分を有する、炉屋根を提供することである。
【0006】本発明の更に他の目的は、冷却されるべき
屋根の表面にクーラントのスプレーを差し向けるように
配置されたノズルに連結された管を有する取り外し自在
のスプレークーラント手段を使用する、屋根の取り外し
自在のデルタ区分を提供することである。本発明の別の
目的は、対費用効果の優れた、屋根又は溶融材料を取り
扱う炉のような容器用の取り外し自在のデルタを提供す
ることである。本発明これらの目的及び他の目的は、以
下の説明を添付図面を参照して読むことにより明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は加熱した物質を
取り扱うための容器に関し、前記容器は、底壁と直立壁
と閉鎖空間を構成するための上壁とを有する取り外し自
在の内側カバー(デルタ)が着座する内側開口を構成す
る外側カバーを有するカバーと、前記閉鎖空間内に配置
されたスプレーノズルに連結された複数の管を有するス
プレー手段とを有し、これらのスプレーノズルは底壁を
所望温度に維持するようにスプレーノズルからクーラン
トのスプレーを少なくとも底壁に差し向けるように構成
され、更に、管、及びスプレーノズルにクーラントを運
ぶための入口手段と、消費したクーラントを閉鎖空間か
ら除去するための出口手段とを有し、前記内側カバーは
直立壁によって少なくとも一つの開口を構成し、そのた
め閉鎖空間内のクーラントが前記カバーの前記少なくと
も一つの開口に入らない。
【0008】本発明の好ましい実施例では、容器の外カ
バーは閉鎖空間を間に構成する内側壁及び外側壁と、こ
の空間内への流体クーラント用入口と、内壁を所望の温
度に維持するためクーラントを内壁にスプレーするため
の手段と、消費したクーラントを除去するための出口と
を有する。外側カバーは、クーラントを単一のクーラン
ト源からカバー全体に与えることができるようにクーラ
ントを内側カバー内の管に供給するための手段を更に有
してもよい。これは、外側カバーのクーラント供給管を
内側カバーのクーラント入口管に連結するのに従来の接
手手段を使用することによって行うことができる。内側
カバー内の消費したクーラントを内側カバー内の管から
外側カバー内の管へ供給することもでき、そこで消費し
たクーラントを外側カバーから排出することができる。
内側カバーからの消費したクーラント管を外側カバー内
の管に連結するのに従来の接手手段を使用するのがよ
い。
【0009】好ましくは、カバー及びスプレーノズル手
段は、内側カバーから上壁を取り外すときに全ての管及
びスプレーノズル手段が上壁とともに取り外されて内側
カバーの底壁及び直立壁だけが残されるように、内側カ
バーの上壁に固定されているのがよい。底壁は、容器内
からの熱が加わるため、通常、周期的に熱に曝されるこ
とによる磨耗及び亀裂を受ける。かくして、管及びスプ
レーノズル手段が内側カバーの上壁に固定されているた
め、上壁を取り外すと底壁が剥き出しになり、これによ
って、検査及び必要な場合の保守を容易に行うことがで
きる。
【0010】本発明の他の好ましい実施例では、内側カ
バーは、電気アーク炉で必要とされるように、容器内に
入れることのできる電極を収容する三つの開口を内側カ
バーに構成する。各開口は底壁のところで終端する直立
壁によって構成され、この際、上壁を底壁上に組み立て
たときに開口が上壁及び底壁の両方を貫通するように、
上壁は同様の開口を有する。開口を構成する直立壁は、
クーラントが内壁の閉鎖空間に入らないようにする。所
望であれば、スプレーノズルを底壁に差し向けるのに加
えて、内側カバーの開口を構成する直立壁にも差し向け
てもよい。これによって、スプレーしたクーラントで底
壁ばかりでなく直立壁も冷却することができる。
【0011】本発明の作動炉では、検査及び保守のた
め、外側カバーに干渉することなく内側カバーを容易に
取り外すことができる。内側カバーは、一般により多く
の保守を要するため、スプレー冷却式内側カバーの取外
し自在の特徴は、検査のため、及び必要であれば修理の
ため内側カバーを容易に外せるようにした追加の特徴を
持つ内側カバーにスプレー冷却の利点を効果的に与え
る。修理は、効果的に且つ効率的に行うことができる。
【0012】本発明の好ましい実施例は、金属学的容
器、例えば電気アーク炉の、炉屋根の内側カバー即ちデ
ルタとして使用される。カバーの底又は内壁の下側は、
その底から突出部が延びていてもよく、これらの突出部
は、溶融材料の固化部分、例えば撥ねたスラッグを捕捉
してこれを保持するため、炉の内部へ延びている。撥ね
たスラッグは屋根の下側と接触してそこに貼り付き、屋
根に加わる熱衝撃を減少する断熱ライニングをその場に
形成する。断熱スラッグでできたその場ライニングを内
壁の下側に適正に形成し、こうしたスラッグを内壁の前
記下面に固定することによって、装入等のために屋根を
取り外すことができ、断熱スラッグライニングを損なう
ことなく炉上に戻し位置決めすることができる。これ
は、底壁が大きな熱変動に曝されないように保護し、こ
れによって、内壁の応力亀裂を引き起こすことのある熱
衝撃を効果的に最小にする。中空環状突出部を使用する
ことによって、スラッグライニングの固定手段を提供す
るように、撥ねたスラッグを環状突出部に及びこれらの
突出部の周りに捕捉することができる。スラッグライニ
ングは、次いで、カバー全体を取り外したときでもカバ
ーの底壁の下側に固定されたままである。
【0013】水をクーラントとして使用する場合、本発
明のシステムは非常に効率的であり、溢水システムより
もかなり少量の水を使用する。例えば、本発明のシステ
ムを使用する一つの例では、従来技術の代表的な溢水シ
ステムと比べて約半分のクーラントしか使用しない。必
要とされるクーラント水の量をこのように大きく減少指
せることは、現在利用できる水冷システムに必要とされ
る適切な給水を持たない金属製造者にとって、特に重要
である。更に、作用板に当たるスプレーの洗浄作用が作
用板をきれいに保ち、これによって冷却効率を高め、炉
及び/又は構成要素の寿命を長くする。従来技術の装置
では、スケール及びスラッジが管又は封入された構造内
のいずれかに溜まり易く、効率的な冷却を行うため頻繁
な清掃又は水の化学処理を必要とした。
【0014】クーラント流体は、好ましくは水、又は水
を基材とした流体であり、スプレーした液滴が表面積接
触によって熱を吸収するような量がスプレーされる。所
望であれば、温度を計測するため熱電対を板に埋め込む
のがよい。これらの熱電対は、所望の温度を維持するた
めクーラントの流量を調節する適当な調節装置に連結さ
れる。スプレーシステムでつくられたクーラント流体の
液滴は非常に大きな表面積と接触し、そのため大きな冷
却能力を持ち、水は液体の形態で除去される。しかしな
がら、クーラント流体の温度は、通常は100℃(21
2°F )に到らないけれども、一次的なホットスポット
等の発生によりかかる温度に到った場合には、クーラン
ト流体は瞬間蒸発し、これによってクーラントの蒸発熱
が作用板の冷却に使用され、溢水で奪うことのできる熱
量の約10倍の熱量を奪う。
【0015】従来技術の溢水システムで必要とされたの
と比べてスプレー式冷却システムでは必要とされる保守
の回数が激減する。例えば、従来技術の溢水システムで
水温が約60℃(140°F )を越える場合には、沈殿
物が沈降し、冷却されるべき表面上にスケールが形成さ
れ、冷却効率を下げてしまう。更に、従来技術のシステ
ムで水温が約100℃(212°F )を越える場合に
は、水蒸気が発生することがあり、爆発の可能性のある
危険な状態をつくりだす。上述のように、水のスプレー
は冷却されるべき表面に洗浄効果を及ぼし、この表面を
スケール等のないきれいな状態に保つ。更に、本発明の
システムは、スプレーを行うのに十分な圧力で使用する
ことができ、冷却空間に容易に近づくことができ、必要
な場合に清掃及び修理を容易に行うことができるように
する。他方、溢水システムは個々のパネルを有し、これ
らのパネルはその寿命を維持するため、取り外してフラ
ッシ(洗浄)しなければならない。更に、溢水システム
は、連結、分解、及び保守を行うのに大量のホース、
管、弁等を必要とする。
【0016】上述のように、スプレー冷却式内側カバー
が取り外し自在になっているため、検査及び修理のため
内側カバーに容易に近づくことができる。更に上述のよ
うに、好ましい実施例では、管及びスプレーノズル手段
を上壁に固定することができ、そのため、これらを検査
のため内側カバーから容易に取り外すことができ、これ
と同時に底壁及び直立壁を検査のため露呈することがで
きる。かくして、底壁及び直立壁に必要とされる修理を
容易に且つ効果的に行うことができる。修理を行った
後、内側カバーの組み立てを完了するように、上壁は、
これに取付けられた管及びスプレーノズルとともに底壁
上に容易に位置決めされる。内側カバーのクーラント入
口手段は入口管に連結でき、内側カバーの消費したクー
ラント用の出口手段は、消費したクーラントを除去する
ため排出管に連結できる。上述のように、外側カバーに
もスプレークーラント手段が設備されており、外側カバ
ー内に供給されるクーラントを内側カバー内にも供給で
き、消費したクーラントを外側カバー上の又は外側カバ
ー内の管を通して供給でき、外側カバーの周囲領域で排
出される。
【0017】
【実施例】本明細書中で使用されているように、容器と
いう語は、溶融材料、高温のガス又は液体等を取り扱う
ための容器のような、加熱した物質を取り扱うための容
器を意味する。本発明の好ましい実施例を添付図面に示
す。これらの図面には電気アーク炉及びこれと関連した
屋根構造が図示してある。これらの図面に亘って、同じ
特徴を表するのに同じ参照番号が使用してある。本発明
の液冷式封じ込め手段の好ましい実施例を図1及び図2
に示す。この実施例では、封じ込め手段は、代表的な電
気アーク炉12上に配置された円形の電気アーク炉屋根
10(断面で示す)を有する。炉12のリム13の真下
の部分は、耐火煉瓦17又は他の断熱材料で裏打ちされ
た鋼製の炉シェル15でできている。溶融線よりも上方
の炉の側壁は、変形例では、屋根10と関連して以下に
説明するスプレー式内部冷却システムを使用した内側プ
レート及び外側プレートで構成されているのがよい。炉
屋根は外側カバー18及び内側カバー20を有する。外
側カバー18は、上壁11と底壁39との間に中空内部
区分23を有する。
【0018】この内部空間23の内部には、同心リング
状中央給水マニホールド29からクーラントを受入れる
複数のスポーク状冷却スプレーノズル33が設けられて
いる。屋根を許容し得る温度に維持するため、炉12内
での溶融材料の溶融又は他の処理中、下方に延びるスプ
レーヘッド34がクーラント36をカバーの底壁39の
内側38にスプレーする。クーラントは、外側カバー1
8の下外周の周りに延びるドレンマニホールド47の開
口51を介して屋根の内側から除去される。出口45を
外ドレン配管に連結するのがよく、これによってマニホ
ールド47からクーラントを排出することができる。内
側カバー即ちデルタ20は、図5及び図6に示すよう
に、底壁51、上壁53、及び直立壁55を有する。三
つの直立壁57が電極70を、図1に示すように受入れ
るための開口59を構成する。上壁53には、図6に示
すように、リング状クーラント供給マニホールド61が
固定されている。このマニホールドは、延長されたスポ
ーク状冷却管63を有し、これらの冷却管はクーラント
36を空間67内で底壁51に差し向けるスプレーノズ
ル65に連結されている。所望であれば、クーラント3
6を直立壁57にも差し向けるのがよい。
【0019】図1及び図2に示すように、クーラント3
6は外側カバー18の空間23内のスプレーマニホール
ド29と連通した入口21から内側カバー20の空間6
7内のスプレーマニホールド61へ供給される。管21
の出口をスプレーマニホールド61の入口に連結するの
に連結部材69を使用する。内側カバー20内で消費し
たクーラントは、外側カバー18の上部上を延びる管又
はホース71を通して吸い出される。図示の好ましい実
施例では、消費したクーラントを除去するため、管71
Aが内側カバー20内に延び且つ上外壁53の真上で終
端し、従来の接手手段73を使用して管71に固定され
る。この管71は外側カバー18の周囲まで延びてい
る。消費したクーラントを内側カバー20の空間67か
ら除去するため、従来の吸引手段が管71の出口に連結
されている。所望であれば、管71を外側カバー18の
外上面11に固定してもよい。
【0020】かくして、連結部材69を介してスプレー
マニホールド61を入口21から分離し、連結部材73
を介して管71を管71Aから分離することによって内
側カバー20を容易に外すことができ、その後内側カバ
ー20を屋根10から外す。所望であれば、内側カバー
20に外側カバー18とは別個の独自のクーラント供給
手段を設けてもよい。好ましい実施例では、クーラント
供給マニホールド61、延長したスポーク状冷却管6
3、及びノズル65は上壁53に固定されているが、所
望であれば、これらの構成要素を直立壁及び/又は底壁
に固定してもよい。これらのスプレー要素は、いずれの
壁にも固定されずに底壁上に載っていてもよい。
【0021】製鋼時の炉12の作動中、例えば、溶融し
た鋼は溶融スラッグ又は他の保護材料で覆われており、
この保護材料は様々な方向に飛んだり撥ねたりする傾向
がある。このように撥ねたスラッグは外側カバー18の
下側39と接触し、部分的に固化してカバーの下側にく
っつく傾向がある。このスラッグは、固化すると断熱層
として作用し、この断熱層は、これが覆う屋根の前記部
分の温度を低くする傾向がある。炉−屋根組立体の通常
の作動中、スラッグは、例えば屋根を取り外したり高温
と比較的低温を屋根の下側に周期的に加えるとき、時々
砕け落ちる傾向がある。炉を停止するために電極への電
力を止める場合と、程度は小さいが同じ温度周期が起こ
る。
【0022】この結果、通常は鋼板等でできた外側カバ
ー18の下側39に熱衝撃及び応力が加わり、これによ
って金属疲労及び鋼板の終局的亀裂が生じる。スラッグ
をカバー18の下側に更に固定的に捕捉し且つ保持する
ため、及び熱周期及び炉からの外側カバーの取り外し中
の剥げ落ちの可能性を減少させるため、屋根の下側39
は複数の突出部25(即ち管状又は弧状の突出部)で覆
われている。これらの突出部25は、図4に示すよう
に、屋根の内面全体に間隔を隔てられて溶接され、スラ
ッグ保持カップ即ちスリーブとして作用する。溶融物か
ら上方に撥ねたスラッグは、図1に示すように、突出部
25の周り及び内部に貼り付いてその場所に断熱耐火ラ
イニング27を形成する。スプレー冷却システムが温度
制御機能を良好に行うため、屋根の下側39の定常的な
温度制御にはこのライニング27は必要とされないとい
うことは理解されよう。
【0023】しかしながら、通常はこうしたライニング
が形成されるため、本発明は、植え込み突出部25によ
ってスラッグライニング27が更に良好に貼り付くよう
にしている。そのため、屋根には望ましからぬ熱応力が
あまり加わらない。図示のように、クーラント36は、
外側カバー18のマニホールド29に供給され、スプレ
ーノズル34に供給される。クーラント36を底壁38
に差し向けて底壁38を冷却する。クーラントは、好ま
しくは、水又は水を基材とした液体である。
【0024】クーラントを壁の内側38にスプレーした
後に除去するため、外側カバー18の内部の周りに延び
るドレンマニホールド47を有するドレンシステム即ち
排出システムが設けられている。図示のドレンマニホー
ルド47は矩形の管でできており、傾斜した下壁38か
ら消費したクーラントを受け入れる細長いスロット51
又は下側内向き壁部分に沿った間隔を隔てられた他の開
口を使用する。下壁38に滞留するクーラントを最小に
して壁38に直接当たるクーラントのスプレーとの干渉
を最小にするため、消費したクーラントはできるだけ迅
速に排出されなければならない。マニホールド開口即ち
クーラント出口51の全ては、異物がマニホールドに進
入してクーラントの除去の邪魔になることのないように
するため、好ましくは、網49で覆われている。次い
で、排出口45(図2参照)を介してクーラントをマニ
ホールド47のそれぞれの区分から除去する。消費した
クーラント36を外側カバー18の内部から迅速に除去
するため、負圧又はポンプ手段を使用するのがよい。
【0025】クーラント36は同様の方法で内側カバー
20のマニホールド61に供給され、スプレーノズル6
5に供給される。図1に示すように、外側カバー18へ
のクーラントの供給もまた内側カバー20へクーラント
を供給するのに使用される。開閉弁75が管21の端部
近くに位置決めされ、管21の出口が接手69でマニホ
ールド61の入口に連結され、そのため、クーラントは
内側カバー18及び外側カバー20の両方について同じ
供給源から供給される。消費したクーラントを内側カバ
ー20から除去するため、管71Aは一端が閉鎖空間6
7内に延び、上壁53上に突出し、ここで接手73で管
71に連結される。消費したクーラントを内側カバー2
0の内部から迅速に除去するため、管71を負圧手段又
はポンプ手段に連結するのがよい。接手69及び73を
外すことによって内側カバー20を容易に外すことがで
きる。
【0026】かくして、本発明は、図示のアーク炉並び
に他の種類の溶融炉やとりべ等のような様々な種類の底
の閉鎖した容器の内面の簡単で非常に効率的な冷却を提
供する。更に、封じ込め手段内部の圧力が比較的低いた
め、クーラントが容器内に漏れる危険を最小にする。本
発明は、容器内部で発生することのある高温のガスの腐
食性からの保護体として任意の種類の薄い被覆を配置す
るのが望ましいけれども、一般的には、封じ込め手段の
底壁39及び50に沿って任意の種類の耐火又は他の断
熱物を設置することが不必要であるような冷却効率を提
供する。断熱事体については必要とされないけれども、
中空管状突出部25は撥ねたスラッグ又は他の材料を保
持でき、かくして貼り付いた保護壁をその場所に形成
し、これは封じ込め手段の内壁に加わる熱応力を減少す
ることによって、容器の寿命を延ばす。
【0027】本発明を特定の実施例を参照して説明した
が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の
変形を行うことができ、例示の目的で本明細書中に開示
した、本発明の精神及び範囲を逸脱するものでない本発
明の全ての変更及び変形を含むものであるということは
当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した電気アーク炉のカバーの上
部の側断面図である。
【図2】一部を切欠いて炉のカバーを部分的に断面で示
す、本発明の電気アーク炉のカバーの平面図である
【図3】炉のカバーの図2の3−3線に沿った部分の側
面図である。
【図4】図2の炉のカバーの下側の一部の斜視図であ
る。
【図5】本発明の内カバー即ちデルタの底壁及び直立壁
を見下ろした斜視図である。
【図6】本発明の内カバー即ちデルタの上壁の下側を見
た、上壁に固定された管及びスプレーノズルを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 電気アーク炉屋根 11 上壁 12 電気アーク炉 13 リム 15 炉シェル 17 耐火煉瓦 18 外側カバー 20 内側カバー 23 中空内部区分 27 スラッグライニング 29 給水マニホールド 33 冷却スプレーノズル 34 スプレーヘッド 36 クーラント 39 底壁 47 ドレンマニホールド 49 網 51 底壁 53 上壁 55 直立壁 57 直立壁 59 開口 61 クーラント供給マニホールド 63 スポーク状冷却管 65 ノズル 67 空間 69 接手 70 電極 71 管 73 接手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク、ヘンリー、マイナー、ジュニ ア アメリカ合衆国オハイオ州、ノース、オ ルムステッド、キーツ、ドライブ、 25832 (56)参考文献 特開 平2−10092(JP,A) 特開 昭56−16082(JP,A) 特開 昭59−104076(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱した物質を取り扱うための容器のカバ
    ーであって、このカバーは、取り外し可能な内側カバー
    20が着座可能な内側開口を有する外側カバー18を有
    し、この外側カバーは、底壁39と直立外側壁ど直立内
    側壁と上壁39とで閉鎖空間23を形成し、前記直立内
    側壁は、前記内側カバーが着座する内側開口を形成し、
    さらに、カバーは、前記閉鎖空間内に配置されたスプレ
    ーノズルに連結された複数の管を有するスプレー手段
    と、外側カバーの少なくとも底壁にクーラントのスプレ
    ーを指向するように配置したスプレーノズルで外側カバ
    ーの閉鎖空間の管とスプレーノズルに対してクーラント
    を運ぶための入口手段と、外側カバーの閉鎖空間からク
    ーラントを除去するための出口手段とを有し、前記内側
    カバーは、内側空間を形成するための底壁と直立壁と上
    壁とを有し、前記スプレー手段は、前記内側カバーの空
    間内に配置されたスプレーノズルに連結された多数の管
    と、内側カバーの少なくとも底壁にクーラントのスプレ
    ーを指向するように配置された前記内側カバー内のスプ
    レーノズルと管に対してクーラントを運ぶための入口手
    段と、内側カバー内の閉鎖空間からクーラントを除去す
    る出口手段とを有し、前記内側カバーは、底壁から上壁
    に対して延出した直立壁によって少なくとも1つの開口
    部を形成し、その結果、閉鎖空間内のクーラントが内側
    カバーの少なくとも1つの開口から入ることが防止さ
    れ、外側カバーの入口手段は、連結手段によって内側カ
    バーの入口手段に対して連結され、さらに、内側カバー
    の出口手段は、内側カバーの閉鎖空間から内側カバーの
    上壁を貫通して延びる第1の管と、入口端と出口端を有
    し外側カバーの外側を通る第2の管とを有し、前記第2
    の管の入口端は、内側カバーから延在する第1の管に対
    して連結器を介して連結され、第1の管と第2の管とが
    接断可能となっていることを特徴とする、加熱した物質
    を取り扱うための容器のカバー。
  2. 【請求項2】ポンプ手段が、内側カバーの出口手段に接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載のカバ
    ー。
  3. 【請求項3】ポンプ手段が、外側カバーの出口手段に接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載のカバ
    ー。
  4. 【請求項4】ポンプ手段が、内側カバーの出口手段およ
    び外側カバーの出口手段に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載のカバー。
  5. 【請求項5】内側カバーが、3つの独立した直立壁によ
    って形成された少なくとも3つの開口部を有することを
    特徴とする請求項1に記載のカバー。
  6. 【請求項6】第2の菅が、外側カバーの上壁に固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカバー。
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