JP2843611B2 - 水酸基ラジカル消去剤 - Google Patents

水酸基ラジカル消去剤

Info

Publication number
JP2843611B2
JP2843611B2 JP23860489A JP23860489A JP2843611B2 JP 2843611 B2 JP2843611 B2 JP 2843611B2 JP 23860489 A JP23860489 A JP 23860489A JP 23860489 A JP23860489 A JP 23860489A JP 2843611 B2 JP2843611 B2 JP 2843611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nicorandil
hydroxyl radical
hydroxyl
present
active ingredient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23860489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03101621A (ja
Inventor
雄三 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP23860489A priority Critical patent/JP2843611B2/ja
Publication of JPH03101621A publication Critical patent/JPH03101621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843611B2 publication Critical patent/JP2843611B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水酸基ラジカル消去作用を有するN−(2
−ヒドロキシエチル)ニコチン酸アミド硝酸エステル
[一般名:ニコランジル]を有効成分として含有する水
酸基ラジカル消去剤、水酸基ラジカルに起因する疾患治
療剤、臓器保護剤および臓器保存剤に関する。
(従来技術) 水酸基ラジカル(・OH)は、細胞膜脂質の過酸化、酵
素や蛋白質の変性および核酸の障害等を引き起こし、こ
れらが様々な疾病の原因となることが知られている。
かかる水酸基ラジカルを消去する作用を有する化合物
として、アルコール類、チオウレア、ジメチルチオウレ
ア、マンニトール、DMSO(ジメチルスルホキシド)等が
従来より知られている。しかし、アルコール類はそれ自
体が生体に有害な作用を及ぼすばかりでなく、水酸基ラ
ジカルを消去するために自身がメトキシラジカル、エト
キシラジカル等のアルコキシラジカルとなり、これらが
連鎖反応の開始剤となって新たなラジカル反応を引き起
こす。また、チオウレア、ジメチルチオウレアは、油に
対する溶解度が低いため水系でしか有効に使用できず、
さらに催奇形性や発癌性を有するという問題がある。さ
らにマンニトールは、細胞膜を通過できず、しかも水酸
基ラジカルを消去するには高濃度を必要とするし、DMSO
は溶血作用があることが明らかになっている。以上の様
々な問題を有することから、水酸基ラジカル消去作用を
有する従来化合物はいずれも臨床的な使用に適さないも
のである。また、これらの化合物による水酸基ラジカル
消去機構は、必ずしも水酸基ラジカルそのものを捕らえ
て消去するものではなく、その前駆体を消去したり水酸
基ラジカルを発生する反応を阻害することによるものも
ある。特に、酵素であって水酸基ラジカルそのものを直
接消去するものは現在まで発見されていない。
従って、生体内の水酸基ラジカルそのものを、生体に
悪影響を及ぼさずに有効に消去できる水酸基ラジカル消
去剤を開発することが望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、細胞膜、細胞内に存在する水酸基ラジカル
を消去することができ、かつ従来化合物がかかえる上記
の問題を有しない化合物を有効成分とする水酸基ラジカ
ル消去剤を提供することを目的とする。
また、本発明は水系、油系溶媒のいずれにも溶解し得
る水酸基ラジカル消去剤を提供することも目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、これらの目的を達成すべく種々研究し
た結果、ニコランジルおよびその塩に水酸基ラジカル消
去作用があることを見いだし、本発明を完成した。
本発明の活性成分であるニコランジルは、冠血管拡張
作用、拡張動脈れん縮抑制作用を有し、心血行動態、心
機能に及ぼす影響の少ない各種病型の狭心症治療剤とし
て有効な薬物であることが知られている(特公昭58−17
463号、特公昭61−8057号および特公昭60−52685号)。
しかし、上記化合物の水酸基ラジカルに対する作用につ
いては、従来まったく知られていなかった。
本発明の有効成分であるニコランジルは、水酸基ラジ
カルを効果的に消去することができる。
過酸化水素水に紫外線を照射して発生させた水酸基ラ
ジカルを、ジメチル−1−ピロリン−N−オキシド(DM
PO)によってトラップし、生成した付加物を電子共鳴装
置で観測する試験を行った(試験例1)。この反応系に
ニコランジルを存在させておくと付加物のシグナル強度
が明らかに減少することが判明した。しかもその減少
は、反応系にマンニトールを存在させた場合よりも大き
かった(第2図)。このことから、ニコランジルは、水
酸基ラジカル消去作用を有する化合物として従来より知
られているマンニトールよりも、強力な水酸基ラジカル
消去作用を有することが明らかになった。
過酸化水素水の光分解によって発生する水酸基ラジカ
ル(・OH)は、酸素原子を取り込んで・OOHに変化する
ことが知られている。そこで、・OOHに由来するシグナ
ルを電子共鳴装置で観測することによって、間接的に水
酸基ラジカルの存在を検討した(試験例2)。反応系に
種々の濃度のニコランジルとジメチルチオウレアを添加
して試験したところ、ニコランジルはジメチルチオウレ
アより低濃度で水酸基ラジカルを消去していることが示
された(第4図)。
さらに、水酸基ラジカル発生源であるパラコートと混
合した大腸菌にニコランジルを適用してインキュベーシ
ョンしたところ、ニコランジルは大腸菌の死滅を阻止す
ることが明らかになった(試験例3、第5図)。さら
に、種々の水酸基ラジカル消去剤を大腸菌に適用した場
合と比較したところ、ニコランジルはスーパーオキシド
ジスムターゼ(SOD)、カタラーゼおよびチオウレアと
同程度で、DMSOおよびマンニトールより大きい消去活性
を有していることが明らかになった(試験例4、第6
図)。さらに、反応系に鉄イオンを存在させて水酸基ラ
ジカルの発生を促進し同様の試験を行って大腸菌の生存
率低下を検討したところ、従来品であるSOD、カタラー
ゼ、チオウレア、DMSOおよびマンニトールはいずれも生
存率低下が3〜12%の範囲内であったのに対し、ニコラ
ンジルは約40%も減少した(第6図)。このことから、
本発明の有効成分であるニコランジルは、水酸基ラジカ
ルそのものを直接かつ効果的に消去していることが示さ
れた。
以上述べたように、ニコランジルは水酸基ラジカル消
去作用を有する化合物であることから、これを水酸基ラ
ジカルに起因する疾患治療剤の有効成分とすることがで
きる。ニコランジルは水系溶媒、油系溶媒のいずれにも
溶解するために、本治療剤は広範囲にわたる疾患の治療
に適用できる極めて有用な治療剤である。
水酸基ラジカルに起因する疾患としては、悪性腫瘍、
放射線障害、炎症、リュウマチ、消化器系の潰瘍、肺浮
腫、白内障、老化、ショック時に発生する水酸基ラジカ
ルに起因する疾患、制癌剤の副作用により生じた水酸基
ラジカルに起因する疾患、肝臓障害および腎臓障害等が
挙げられる。本発明の治療剤はこれらの疾患の予防およ
び治療に極めて有用である。
本発明の疾患治療剤の投与方法は、経口、注射、外用
のいずれであってもよいが、血中のニコランジル濃度を
速やかに高めうることから注射剤として投与するのが好
ましい。注射剤としてヒトに投与する場合のニコランジ
ル濃度は、通常10-9〜10-2Mであり、好ましくは10-3〜1
0-5Mである。投与量は通常1〜20ml/hであり、好ましく
は4〜6ml/hである。また、単回投与の場合は一回あた
り2mg程度とするのが一般的である。また、錠剤として
投与する場合の投与量は、通常5〜90mg/日であり、好
ましくは7.5〜60mg/日である。
なお、ニコランジルの毒性試験については特公平1−
41126号に記載されている。
ニコランジルを有効成分とする本発明の水酸基ラジカ
ル消去剤は、水酸基ラジカルによる劣化を受け易い臓器
の保護剤および保存剤としても有用である。
対象とされる臓器は、心臓、腎臓および肝臓等のヒト
および動物のあらゆる臓器である。本発明の保護剤を使
用すれば、浮腫や潰瘍等を有効に予防することができる
ため、臓器を長期間安定に保護することができる。ま
た、本発明の保存剤を使用すれば、摘出臓器を劣化させ
ずに保存することができ、移植後まで臓器の機能を維持
することができる。なお、移植を目的として臓器を摘出
し保存する場合は、前もってドナーに本発明のニコラン
ジル製剤を投与しておき、臓器細胞に一定量のニコラン
ジルをあらかじめ存在させておくのが有効である。
保存剤または保護剤として使用する場合の、ニコラン
ジル濃度は特に制限されないが、飽和濃度に近い高濃度
で使用するのが好ましい。
本発明で用いるニコランジルは、特公昭58−17463号
に示される方法等により合成することができるが、合成
方法に特に制限はない。
また、ニコランジルは必要に応じて常法により、塩酸
塩、硝酸塩、シュウ酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、
マレイン酸塩等の無機酸塩または有機酸塩にし、これを
本発明のニコランジル製剤の有効成分として使用しても
よい。
以下、試験例により本発明をさらに詳細に説明する
が、これらは本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
試験例1 ニコランジルの水酸基ラジカル消去作用をスピントラ
ップ法によって検討した。
再々蒸留水を用いて調製した5%過酸化水素水150μ
とスピントラップ剤であるジメチル−1−ピロリン−
N−オキシド(DMPO)50μとを平板セル中に入れた。
これを電子共鳴装置(JOEL FEIX:日本電子社)のキャビ
ティーに装置して、第1図に示すスペクトルを有する紫
外線を照射したところ、第2図(a)に示すシグナルが
得られた。このシグナルは、強度1:2:2:1でaN=aS H=1.
5mTの超微細構造を有するDMPOの水酸基ラジカル付加物
であり、このシグナルが観測されたことから反応系内で
水酸基ラジカルが発生していることが確認された。
この反応系にニコランジル(10-6M)またはマンニト
ール(10-5M)を添加したところ,付加物のシグナルは
第2図(b)および(c)に示すように変化した。この
結果から、10-5Mのマンニトールは水酸基ラジカルを殆
ど消去しないが、10-6Mのニコランジルは約50%消去す
ることが明らかであり、ニコランジルが強力な水酸基ラ
ジカル消去作用を有することが示された。
試験例2 ・OOHを観測することによって、ニコランジルの水酸
基ラジカル消去作用を検討した。
再々蒸留水を用いて調製した5%過酸化水素水0.8ml
を試験管に入れ、液体窒素によって凍結後ただちに−80
〜−150℃に温度設定したFEIXキャビティー中に入れ
て、第1図に示すスペクトルを有する紫外線を照射し
た。その結果、第3図(a)に示すような・OOHに由来
するシグナルを得た。
この反応系に、1/20M〜1/1280Mのニコランジルまたは
ジメチルチオウレアを添加したところシグナルの積分値
が減少した。一例として、1/20Mのニコランジルを添加
したときのシグナルを第3図(b)に示した。各々の濃
度における積分値を、添加前の積分値を100%とする相
対積分値に換算して、添加濃度との関係をグラフ化した
(第4図)。その結果、ニコランジルと水酸基ラジカル
との反応速度は、ジメチルチオウレアの約100倍(2.07
〜4.1x109M-1s-1)であることが明らかになった。
試験例3 ニコランジルを添加することによって、水酸基ラジカ
ルによる大腸菌の死滅を阻止しうるか否かを検討した。
大腸菌(ATCC−25922)をBHI培地にて増菌し生理食塩
水1mlに入れて10CFU/mlとした。これにパラコート(10
-2M)およびニコランジル(10-2M、10-3Mまたは10-4M)
を加えて室温で24時間インキュベーションした後、一定
量を血液寒天培地に取り出しさらに24時間インキュベー
ションしてコロニー数をカウントした。比較のため、ニ
コランジルを加えなかった場合とニコランジルもパラコ
ートも加えなかった場合についても同様の方法で検討し
た。その結果、第5図に示すように、ニコランジルを加
えることによってコロニー数の減少はかなり抑制される
ことが明らかになった。
このことから、ニコランジルを添加することによっ
て、水酸基ラジカルによる大腸菌の死滅を阻止しうるこ
とが明らかになった。
試験例4 水酸基ラジカルによる大腸菌の死滅に対する保護作用
を、種々の水酸基ラジカル消去剤について比較した。
試験例3と同様の方法によって、大腸菌にパラコート
と水酸基ラジカル消去剤とを加えて室温で24時間インキ
ュベーションし、コロニー数をカウントした。水酸基ラ
ジカル消去剤として、ニコランジル、SOD、カタラー
ゼ、チオウレア、DMSOおよびマンニトールを用いた。ま
た、各々の水酸基ラジカル消去剤の他にさらに触媒量の
鉄イオンを加えた場合についても同様の検討を行った。
結果は第6図に示す通りであった。
これにより、ニコランジルはSOD、カタラーゼおよび
チオウレアと同程度の強力な水酸基ラジカル消去作用を
有していることが明らかになった。また、水酸基ラジカ
ルの発生を促進する鉄イオンの有無により生存率に比較
的大きな差が生じたことから、ニコランジルがまさに水
酸基ラジカルそのものを消去していることが裏付けられ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水酸基ラジカルを発生させるために過酸化水
素水に照射した紫外線のスペクトルである。 第2図は、DMPOの水酸基ラジカル付加物のシグナルであ
り、ニコランジルまたはマンニトールを添加した後の変
化を示したものである。 第3図は、・OOHに由来するシグナルであり、ニコラン
ジルを添加した後の変化を示したものである。 第4図は、ニコランジルまたはジメチルチオウレアの添
加濃度と・OOHシグナルの相対積分値との関係を示した
グラフである。 第5図は、ニコランジルによる処理前後の大腸菌のコロ
ニー数の変化を示したグラフである。 第6図は、種々の水酸基ラジカル消去剤による処理前後
の大腸菌の生存率を示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/445 A01N 1/02 CA(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチン酸
    アミド硝酸エステルまたはその塩を有効成分として含有
    する水酸基ラジカル消去剤。
  2. 【請求項2】N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチン酸
    アミド硝酸エステルまたはその塩を有効成分として含有
    する水酸基ラジカルに起因する疾患治療剤。
  3. 【請求項3】N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチン酸
    アミド硝酸エステルまたはその塩を有効成分として含有
    する臓器保護剤。
  4. 【請求項4】N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチン酸
    アミド硝酸エステルまたはその塩を有効成分として含有
    する臓器保存剤。
JP23860489A 1989-09-14 1989-09-14 水酸基ラジカル消去剤 Expired - Fee Related JP2843611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23860489A JP2843611B2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 水酸基ラジカル消去剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23860489A JP2843611B2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 水酸基ラジカル消去剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101621A JPH03101621A (ja) 1991-04-26
JP2843611B2 true JP2843611B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=17032656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23860489A Expired - Fee Related JP2843611B2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 水酸基ラジカル消去剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2843611B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5262419A (en) * 1992-06-11 1993-11-16 E. R. Squibb & Sons, Inc. Method for the prophylaxis and/or treatment of ulcerative gastrointestinal conditions using a potassium channel activator
EP0697169B1 (en) * 1993-05-07 2000-11-15 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Organ preservative
CA2571717A1 (en) * 2004-06-23 2006-01-05 Josette-Nicole Mahy Gehenne Compounds for the treatment of inflammation of the central nervous system

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Am.J.Cardiol.,Vol.63,No.21,p.11J〜17J(1989)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03101621A (ja) 1991-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1272201B1 (de) Verwendung von kompatiblen soluten als substanzen mit radikalfangenden eigenschaften
JP4162263B2 (ja) フリーラジカル―誘発状態を治療するためのキレート化剤およびその金属キレート
US6403627B1 (en) Spin trapping pharmaceutical compositions and methods for use thereof
JPH0629196B2 (ja) 超音波による腫瘍治療用生理作用増強剤
WO1992022290A1 (en) Use of spin trapping for the treatment of diseases associated with oxidation of lipids and proteins
WO2020069330A2 (en) Inhibitors of vap-1
EP1471902A1 (en) Methods for treating hearing loss
US6605619B1 (en) Nitroxides as protectors against oxidatives stress
US5622994A (en) Spin trapping pharmaceutical compositions and methods for use thereof
US20050272724A1 (en) Spin trapping pharmaceutical compositions and methods for use thereof
SK5796A3 (en) Use of indenoindole compounds
JP2843611B2 (ja) 水酸基ラジカル消去剤
US5681845A (en) DMPO spin trapping compositions and methods of use thereof
US6350772B1 (en) Treatment of auto-immune diseases by photochemotherapy
US5661188A (en) Therapeutic uses for sodium 2-mercaptoethanesulphonate (mesna)
US4107331A (en) Zinc chelating fungicidal composition
US5015478A (en) Porphycene anti-cancer agents and treatment methods
Evans et al. Modification of the sensitivity and repair of potentially lethal damage by diethyldithiocarbamate during and following exposure of plateau-phase cultures of mammalian cells to radiation and cis-diamminedichloroplatinum (II)
WO2003024434A2 (en) Use of a superoxide dismutase mimetic catalyst in the manufacture of a medicament for preventing and treating hiv-mediated central nervous system damage
Nordquist et al. The role of free radicals in paraquat-induced corneal lesions
CA2095606A1 (en) Hydroxamic acids for preventing reperfusion injury
RU2606834C2 (ru) Гель-фотосенсибилизатор для фотодинамической терапии
RU2296570C2 (ru) Способ лечения нагноившихся остаточных полостей печени после эхинококкэктомии
JPH06507610A (ja) 酸化防止剤及び細胞保護剤として有用なプルプロガリンを含む医薬用組成物
JP2018199649A (ja) 超音波増感剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees