JP2831262B2 - エスカレータ作業用安全柵の固定装置 - Google Patents
エスカレータ作業用安全柵の固定装置Info
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- JP2831262B2 JP2831262B2 JP5064394A JP5064394A JP2831262B2 JP 2831262 B2 JP2831262 B2 JP 2831262B2 JP 5064394 A JP5064394 A JP 5064394A JP 5064394 A JP5064394 A JP 5064394A JP 2831262 B2 JP2831262 B2 JP 2831262B2
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- Japan
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- safety fence
- escalator
- rod
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータの保守
点検時に乗降口に設置される作業用安全柵の固定装置に
関するものである。
点検時に乗降口に設置される作業用安全柵の固定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】エスカレータの保守点検の際には、図3
に示されるような安全柵2Aをエスカレータ1の乗降口
3の手前に設置して、周囲の人々に注意を喚起してい
る。
に示されるような安全柵2Aをエスカレータ1の乗降口
3の手前に設置して、周囲の人々に注意を喚起してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この安全柵2
Aには以下のような課題がある。すなわち、この安全柵
2Aを、例えば地下鉄のホームや屋外に設置すると、強
風を受けて倒れてしまう場合がある。また、室内に設置
した場合でも、人が接触して、倒れたり動いたりしてし
まう場合もある。
Aには以下のような課題がある。すなわち、この安全柵
2Aを、例えば地下鉄のホームや屋外に設置すると、強
風を受けて倒れてしまう場合がある。また、室内に設置
した場合でも、人が接触して、倒れたり動いたりしてし
まう場合もある。
【0004】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたもので、強風や人の接触による安全
柵の転倒や移動を防止でき、かつその設置、撤去が容易
で、構造が簡単なエスカレータ安全柵の固定装置を得る
ことを目的とする。
するためになされたもので、強風や人の接触による安全
柵の転倒や移動を防止でき、かつその設置、撤去が容易
で、構造が簡単なエスカレータ安全柵の固定装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ータ作業用安全柵の固定装置は、一対のロッドと、上記
ロッドの一端をエスカレータの左右のデッキにそれぞれ
着脱自在に連結するために上記エスカレータの左右のデ
ッキにそれぞれ設置される連結手段と、上記ロッドの他
端に設けられ、作業用安全柵のフレームの左右脚部を挿
入して上記左右脚部を上記ロッドで他端でそれぞれ保持
する保持手段とを備えたものである。
ータ作業用安全柵の固定装置は、一対のロッドと、上記
ロッドの一端をエスカレータの左右のデッキにそれぞれ
着脱自在に連結するために上記エスカレータの左右のデ
ッキにそれぞれ設置される連結手段と、上記ロッドの他
端に設けられ、作業用安全柵のフレームの左右脚部を挿
入して上記左右脚部を上記ロッドで他端でそれぞれ保持
する保持手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明に係るエスカレータ作業用安全柵の固
定装置においては、エスカレータの左右のデッキに設置
された連結手段に、ロッドの一端をそれぞれ係合させて
から、作業用安全柵フレームの左右脚部を、それぞれロ
ッドの他端に設けた保持部に上方から挿入するだけで、
作業用安全柵の固定が完了する。
定装置においては、エスカレータの左右のデッキに設置
された連結手段に、ロッドの一端をそれぞれ係合させて
から、作業用安全柵フレームの左右脚部を、それぞれロ
ッドの他端に設けた保持部に上方から挿入するだけで、
作業用安全柵の固定が完了する。
【0007】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明に係るエスカレータ作業用安全柵の
固定装置を示す斜視図である。図1において、1はエス
カレータ、2はエスカレータ乗降口3の手前に設置され
た作業用安全柵である。エスカレータ2の左右のデッキ
4の外側面には、連結手段としての連結具5がそれぞれ
設置されている。
る。図1はこの発明に係るエスカレータ作業用安全柵の
固定装置を示す斜視図である。図1において、1はエス
カレータ、2はエスカレータ乗降口3の手前に設置され
た作業用安全柵である。エスカレータ2の左右のデッキ
4の外側面には、連結手段としての連結具5がそれぞれ
設置されている。
【0008】連結具5は、詳しくは図2に示されるよう
にデッキ4の外側面4aに固定されたプレート6と、プ
レート6に溶接などで固着されたパイプ状の保持部材7
とからなり、保持部材7にはL型の係止溝8が形成され
ている。9はその一端を連結具5に係合させる一対のロ
ッドであり、その一端部にはピン10が突設されるとと
もに、その他端には保持手段としての角型パイプ部材1
1が溶接などで固着されている。そして、角型パイプ部
材11に安全柵フレーム12の前方側の左右脚部12a
が挿入保持される。なお、ピン10と角形パイプ部材1
1はロッド9の周方向に約90°ずらして配置されてい
る。
にデッキ4の外側面4aに固定されたプレート6と、プ
レート6に溶接などで固着されたパイプ状の保持部材7
とからなり、保持部材7にはL型の係止溝8が形成され
ている。9はその一端を連結具5に係合させる一対のロ
ッドであり、その一端部にはピン10が突設されるとと
もに、その他端には保持手段としての角型パイプ部材1
1が溶接などで固着されている。そして、角型パイプ部
材11に安全柵フレーム12の前方側の左右脚部12a
が挿入保持される。なお、ピン10と角形パイプ部材1
1はロッド9の周方向に約90°ずらして配置されてい
る。
【0009】つぎに、この装置を用いて安全柵2を固定
する手順について説明する。まず、保持部材7の係止溝
8の水平部8aにロッド9のピン10を係合させてロッ
ド9を保持部材7内に差し込み、ロッド9を左に回して
ピン10を係止溝8の垂直部8bに係合させる。このよ
うにして、左右の連結具5にロッド9の一端をそれぞれ
連結させておく。次いで、角型パイプ部材11にフレー
ム12の左右の脚部12aを上方から差し込み、安全柵
2を固定保持する。安全柵2を取り外す場合には、以上
の手順を逆に行えばよい。
する手順について説明する。まず、保持部材7の係止溝
8の水平部8aにロッド9のピン10を係合させてロッ
ド9を保持部材7内に差し込み、ロッド9を左に回して
ピン10を係止溝8の垂直部8bに係合させる。このよ
うにして、左右の連結具5にロッド9の一端をそれぞれ
連結させておく。次いで、角型パイプ部材11にフレー
ム12の左右の脚部12aを上方から差し込み、安全柵
2を固定保持する。安全柵2を取り外す場合には、以上
の手順を逆に行えばよい。
【0010】このように、以上の実施例では、保持部材
7にL型の係止溝8を形成し、その垂直部8bにロッド
9のピン10を係合させているので、ロッド9の着脱が
容易に行えるとともに、構造が簡単なので、製作コスト
も安価であるという効果を生じる。
7にL型の係止溝8を形成し、その垂直部8bにロッド
9のピン10を係合させているので、ロッド9の着脱が
容易に行えるとともに、構造が簡単なので、製作コスト
も安価であるという効果を生じる。
【0011】なお、上記実施例では、ロッド9を保持部
材7に挿入係止しているが、この連結手段は他の公知技
術、例えばロッド9をネジ込み式にすることで代用して
もよい。
材7に挿入係止しているが、この連結手段は他の公知技
術、例えばロッド9をネジ込み式にすることで代用して
もよい。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上のように、一対のロッ
ドと、上記ロッドの一端をエスカレータの左右のデッキ
にそれぞれ着脱自在に連結するために上記エスカレータ
の左右のデッキにそれぞれ設置される連結手段と、上記
ロッドの他端に設けられ、作業用安全柵のフレームの左
右脚部を挿入して上記左右脚部を上記ロッドで他端でそ
れぞれ保持する保持手段とを備えて構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。この発明に
よれば、作業用安全柵フレームの左右の脚部がロッドに
よってエスカレータの左右のデッキにそれぞれ支持され
るので、強風や人の接触によって、作業用安全柵が転
倒、移動する虞れが全くなくなる。また、ロッド他端の
保持部に作業用安全柵のフレームの脚部を挿入保持して
あるので、作業用安全柵の着脱が容易に行えるととも
に、構造が簡単なので、製作コストも安価であるという
効果を奏する。
ドと、上記ロッドの一端をエスカレータの左右のデッキ
にそれぞれ着脱自在に連結するために上記エスカレータ
の左右のデッキにそれぞれ設置される連結手段と、上記
ロッドの他端に設けられ、作業用安全柵のフレームの左
右脚部を挿入して上記左右脚部を上記ロッドで他端でそ
れぞれ保持する保持手段とを備えて構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。この発明に
よれば、作業用安全柵フレームの左右の脚部がロッドに
よってエスカレータの左右のデッキにそれぞれ支持され
るので、強風や人の接触によって、作業用安全柵が転
倒、移動する虞れが全くなくなる。また、ロッド他端の
保持部に作業用安全柵のフレームの脚部を挿入保持して
あるので、作業用安全柵の着脱が容易に行えるととも
に、構造が簡単なので、製作コストも安価であるという
効果を奏する。
【図1】この発明のエスカレータ作業用安全柵の固定装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す分解斜視図である。
【図3】従来のエスカレータ作業用安全柵の設置状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 エスカレータ 2 作業用安全柵 3 乗降口 4 デッキ 5 連結具(連結手段) 7 保持部材 8 係止溝 9 ロッド 10 ピン 11 角型パイプ部材(保持手段) 12 フレーム 12a 脚部
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のロッドと、 上記ロッドの一端をエスカレータの左右のデッキにそれ
ぞれ着脱自在に連結するために上記エスカレータの左右
のデッキにそれぞれ設置される連結手段と、 上記ロッドの他端に設けられ、作業用安全柵のフレーム
の左右脚部を挿入して上記左右脚部を上記ロッドの他端
でそれぞれ保持する保持手段と、 を備えたことを特徴とするエスカレータの作業用安全柵
の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064394A JP2831262B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレータ作業用安全柵の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064394A JP2831262B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレータ作業用安全柵の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257870A JPH07257870A (ja) | 1995-10-09 |
JP2831262B2 true JP2831262B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12864637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064394A Expired - Fee Related JP2831262B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレータ作業用安全柵の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831262B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105905726B (zh) * | 2016-06-23 | 2018-06-22 | 沃克斯电梯(中国)有限公司 | 一种自动扶梯维修口的防跌落结构 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5064394A patent/JP2831262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07257870A (ja) | 1995-10-09 |
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Date | Code | Title | Description |
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