JP2825794B2 - 医科歯科用映像器具 - Google Patents

医科歯科用映像器具

Info

Publication number
JP2825794B2
JP2825794B2 JP8232428A JP23242896A JP2825794B2 JP 2825794 B2 JP2825794 B2 JP 2825794B2 JP 8232428 A JP8232428 A JP 8232428A JP 23242896 A JP23242896 A JP 23242896A JP 2825794 B2 JP2825794 B2 JP 2825794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
main body
connector
spool
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8232428A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1066677A (ja
Inventor
パスマナブハン ラヴィ
イー. オーゲイン ジェイソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RARIIZU RISAACHI Inc
Original Assignee
RARIIZU RISAACHI Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RARIIZU RISAACHI Inc filed Critical RARIIZU RISAACHI Inc
Priority to JP8232428A priority Critical patent/JP2825794B2/ja
Publication of JPH1066677A publication Critical patent/JPH1066677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825794B2 publication Critical patent/JP2825794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して撮像システ
ムを備える歯科用及び医療用器具に関し、より詳細に
は、コネクタ部に対して器具本体が360度回転動作可
能であり、照明及び撮像システムを備える医科歯科用器
具に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、歯の回復処置、例えば、腐食
又は損傷を受けた歯の部位をドリル又は摩砕により除去
するために歯科用ハンドピースが使用され、これによ
り、その部位を金属又は合成充填材料で置き換えること
を可能にする。この種の歯科治療は、直接目視すること
のできない口腔内の部位で頻繁に行われる。伝統的に、
歯科医は、歯科治療の部分を見るためにハンドルに取り
付けられた小さなミラーを使用する。そのようなミラー
の使用は困難であり、治療部位を常にはっきりと映し出
すとは限らない。治療における歯科医の視界は、さらに
ドリルに付随する水噴射器により隠され、水噴射器はミ
ラー表面を曇らせ又は見にくくする傾向がある。同様
に、医師又は他の医療関係者も、頻繁に組織、器官など
によって隠される領域で処置を行わなければならない。
【0003】ビデオ及び内視鏡技術の進歩は、ビデオ又
は他の撮像システムを備えた歯科用又は医療用器具の開
発を進め、歯科治療中のミラーの必要性を減少させた。
例えば、米国特許No.5、178、536は、ドリル軸に対して
傾斜したヘッドを備え、視覚的制御を使用した歯科医術
セットを開示し、その中では照明ヘッドが光ファイバか
らの光をドリル先端部の周りに提供し、そこから得られ
た映像が窓を通りミラーを介してCCDカメラに伝達さ
れる。米国特許No.5、052、924は、光ファイバ撮像式歯
科用ドリルを開示し、その中では光ファイバ撮像スコー
プが映像を半導体映像ピックアップに送る。米国特許N
O.5、049、070は、積分カメラ及び光学系を備える歯科用
ドリルを開示し、その光学系は光ファイバレンズにより
ワークエリアを照明し、ワークエリアの映像をビデオ撮
像装置に送る。米国特許No.4、917、603は、光ファイバ
照明、観察システムを備えた歯科用分離システムを開示
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上から理解されるよ
うに、照明及び撮像システムを備えた多くの歯科用器具
が知られている。しかし、そのような装置は、ハンドピ
ースが付属の供給ホースに対して旋回又は回転不可能で
あるという重大な不利益を被る。
【0005】多くの非撮像式歯科用ハンドピースは旋回
構造を有し、それによりハンドピースが、使用中に付属
の供給ホースに対して旋回又は回転可能となっている。
ハンドピースの旋回動作は、口腔内の部位への接触を容
易にし、ハンドピースを使用する歯科医の手の圧迫、疲
労を減少させる。ハンドピースの回転中に、中断無く、
空気、水及び照明光を旋回コネクタ又は旋回構造内を通
過させることを可能にする種々の配置が開示されてい
る。例えば、米国特許No.4,614,498、No.4,534,734、N
o.4,512,189、及び、No.4,431,412を参照すると、映像
ではなく、光、空気、水及び照明が旋回構造を通過する
歯科用ハンドピースが記載されている。そのような旋回
構造を撮像又は映像歯科用ハンドピースに採用すること
は、ハンドピースの旋回又は回転動作中においても、光
ファイバその他の光学的伝達チャネルが撮像システムと
のインターフェースを維持することを要求する。そのよ
うな運動中の部分を通過して伝達された映像は容易に歪
み又は破壊され、よって実行不可能である。現在まで、
コネクタ部及び供給ホースに対してハンドピースの本体
部が360度回転運動するような撮像システムを備えた
歯科用ハンドピースは開示されたことがない。
【0006】従って、器具の本体部が接続ホース又はケ
ーブルに対して旋回又は360度回転しながらその間で
歪みの無い映像を伝達し、器具を使用する者の手に圧迫
又は疲労を与えることなく、また、容易に分離、交換可
能な本体部を備えるビデオ医科歯科用器具の要求が存在
する。本発明は、他の要求と同様にこれらの要求を満足
するものであり、映像システムを有する従来の医科歯科
用器具に見られる欠点を広く解消する。
【0007】上述の特許は、出願人が気づいた従来の技
術を反映するものであり、本願の審査において関連ある
と思われる情報を開示することについて、出願人が認め
る率直な義務を履行するという考えの下に提出されるも
のである。しかし、これらのいずれの特許も、単独であ
るいは組み合わせにおいても、出願人のクレームした発
明を教示し、又は、自明とするものではないことを明記
しておく。
【0008】本発明は、映像医科歯科用器具に関し、そ
の器具の本体部はコネクタ部から容易に取り外し可能で
あり、その器具の本体部は、使用中に、コネクタ部及び
コネクタ部に付属する供給ホース又はケーブル等に対し
て360度回転するように構成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる装置は、
歯科用ツール、医療用ツール、その他の治療ツールを取
り付けるヘッドを備えた略細長形状の本体部と、本体部
から取り外し可能な略細長形状のコネクタ部と、を備え
る。本体部及びコネクタ部は取り外し可能に結合し、そ
の結合部分に旋回手段を備え、その旋回手段は本体部と
コネクタ部を相対的に回転可能とする。好適には、本体
部及びコネクタ部には照明伝達手段が設けられ、その照
明伝達手段はコネクタ部に設けられた光源からの光をツ
ール近傍のワークエリアに伝達する。本体部はさらに映
像伝達手段を備え、その映像伝達手段は映像をコネクタ
部の内部又は外部に設けられた映像検出手段に伝達す
る。
【0010】照明伝達手段は好適には2つの可撓性非干
渉性光ファイバ束により構成されるが、代わりに溶融干
渉性光ファイバ束を使用することも可能である。そのよ
うな光ファイバ束の一方は本体部内部に設けられ、他方
の光ファイバ束はコネクタ部内部に設けられる。コネク
タ部内部の光ファイバ束は、光源の近傍の堅く束ねられ
た端部と、旋回手段近傍のフレア状環状端部とを備え、
本体部内部の光ファイバ束は、旋回部近傍のフレア状環
状端部と、二股形状を有し本体部のヘッドに近接する一
対の堅く束ねられた端部とを備える。2つの光ファイバ
束のフレア状環状端部は、本体部とコネクタ部の回転軸
に対して同軸状に整列されており、本体部とコネクタ部
が一体に結合し両者間での光の伝達が可能となった時に
光を伝達する。本体部の光ファイバ束を二股形状とする
代わりに、本体部の光ファイバ束の先端部を単一の堅く
束ねられた端部として形成することもできる。さらに代
替的な構成として、本体部の光ファイバ束の先端部をフ
レア状環状端部として形成し、映像伝達手段をそのフレ
ア状環状端部の内部で同軸状に整列することもできる。
【0011】映像伝達手段は、好適には本体部内部に設
けられた溶融干渉性光ファイバ束を備える。光ファイバ
束の一端はヘッド近傍に位置してワークエリアからの映
像を受け取り、他端は本体部の結合端部近傍に位置し、
本体部とコネクタ部の回転軸に対して同軸状に整列され
る。映像伝達手段は、好適にはコネクタ部の開放した同
軸路内に映像を発射する。好適な実施例においては、本
体部内であって、ワークエリア近傍の光ファイバ束端部
の位置に対物レンズが設けられ、コネクタ内部であっ
て、映像検出手段の前方の結合端部の位置にフォーカス
レンズが設けられる。代替的実施例においては、フォー
カスレンズは本体部の結合端部に配置される。さらに他
の代替的構成においては、第1フォーカスレンズを本体
部の結合端部に配置し、第2フォーカスレンズを撮像手
段近傍に配置し、撮像光ファイバ束をコネクタ部内部の
結合端部と第2フォーカスレンズとの間に配置すること
もできる。これら個々の構成において、映像は撮像手段
に至る同軸光路に沿って伝達され、同軸光路は旋回手段
を通って本体部とコネクタ部との間を延びている。この
点に関し、映像通路は、照明伝達手段の光ファイバ束の
フレア状端部に設けられた同軸穴を通過することに注意
すべきである。
【0012】好適には、撮像手段はCCDカメラにより
構成する。そして、CCDカメラは、典型的には外部の
映像プロセッサユニット及びビデオディスプレイと接続
され、それにより歯科医又は患者が歯科治療を観察し、
医師その他の医療関係者が治療処置を観察することが可
能となる。データ記憶手段を設け、その後の参照のため
に歯科治療の映像を記憶するように構成することができ
る。
【0013】装置の本体部とコネクタ部とを回転可能に
結合する旋回手段は、スプールとスプールボディとを備
え、スプールはコネクタ部の結合端部に位置し、スプー
ルボディは本体部の結合端部に位置する。代わりに、ス
プールとスプールボディの配置を逆にすることもでき
る。スプールとスプールボディは、本体部とコネクタ部
の回転軸に対して同軸状であり、スプールがスプールボ
ディに対してはめ込み形構成で噛み合わされる。本体部
の圧縮気、排気、水、又は他の流体(ガス又は液体)の
通路は、従来の手段によって、スプールとスプールボデ
ィとを介して、それぞれコネクタ部の同様の通路と接続
する。スプールボディは、本体部がコネクタ部に対して
旋回又は回転している時に、空気、排気、水、又は他の
流体の通路が流れの伝達を維持することを可能とする。
上記の映像及び照明伝達手段は、好適には本体部とコネ
クタ部の結合端部において同軸形状であり、好適にはス
プールとスプールボディの構造を貫くように構成され
る。
【0014】上述の映像及び照明伝達手段は、旋回手段
を設けることなく装置に設けることができる。本発明の
代替的実施例においては、照明光ファイバ束部と映像光
ファイバ束と光路とが同軸状であることは必要とされな
い。
【0015】以上のように、本発明は、歯科及び医療処
置の映像による監視を可能とする内部撮像システムを備
えた装置を提供する。
【0016】また、本発明は、ハンドピースの本体部が
旋回コネクタ部又は供給ホースに対して360度旋回又
は回転し、その回転中においても映像の歪み又は破壊を
伴うことなく使用可能な撮像器具を提供する。
【0017】本発明の他の観点は、撮像システムにより
提供されたビデオ画像が器具本体の回転又は旋回動作に
伴って回転する映像器具を提供することにある。
【0018】本発明の他の観点は、滅菌可能で迅速に取
り外し及び交換可能な部分を有する撮像器具を提供し、
異常部又は口腔内のワークエリアの映像を拡大可能な装
置を提供し、到達することが困難な部分に接近すること
が可能な撮像器具を提供し、他の器具と交換可能なコネ
クタ部材を有する撮像器具を提供し、従来の撮像機能を
有しないハンドピースと交換可能なコネクタ部材を提供
する。
【0019】
【発明の実施の形態】例示のための図面をより詳細に参
照すると、本発明の実施例にかかる装置は図1乃至図2
1に示される。本発明の装置は、以下に示される基本的
発想から逸脱することなく、その構成及び細部を変更す
ることが可能であることが理解される。
【0020】先ず始めに、図1乃至図6を参照して、本
発明にかかる医科歯科用器具10の第1実施例を説明す
る。図1、図2及び図4に示すように、医科歯科用器具
10は、細長形状の器具本体部12と、細長形状のコネ
クタ部14と、を備える。本体部12は、第1の又は近
位の端部16と、第2の又は遠位の端部18(図2)と、
を備える。コネクタ部14は、第1の又は近位の端部2
0(図4)と、第2の又は遠位の端部22と、を備え
る。本体部12の第2端部18は、後に詳述するように
コネクタ部14の第1端部20に可逆的に結合する。供
給ホース24がコネクタ部14の第2端部22に結合す
る。
【0021】ドリル、バードリル、レーザカッター、吸
気器、研磨器などの治療ツール26が本体部12の第1
端部16近傍に位置するヘッド28に結合する。ドリル
等の回転駆動される器具が使用される場合、通常行われ
ているように治療ツール26は交換可能であり、ヘッド
28から取り外し、他の器具に取り換えることが可能で
ある。治療ツール26に動力を供給する手段としては、
治療ツール26を直接駆動するために電気モータなどを
ヘッド28内に設け、或いは、モータと治療ツールとを
結合するためのベルトやギアなどと共に本体部12内に
設けることが可能である。電気モータの場合は、外部の
電源により或いは器具自身の内部に設けられたバッテリ
により電力供給することが可能である。その他の方法と
して、治療ツール26を回転させるためにガス又は液体
が使用される場合には従来型のタービンなど、治療ツー
ルに結合された回転動力手段をヘッド28に設けること
もできる。例えば、タービンが空気により駆動される場
合には、本体部12に駆動空気路30を設けるとともに
コネクタ部14に駆動空気路32を設け、本体部12と
コネクタ部14とが結合した時に、駆動空気路30及び
32が本体部12とコネクタ部14との間の流路を形成
するようにすることもできる。また、必要であれば、本
体部12とコネクタ部14とを接合した時にコネクタ部
14の補助空気路36と流路を形成する補助空気路34
を本体部12に設けることもできる。また、駆動空気路
32及び補助空気路36に圧縮空気(図示せず)を供給
する手段の一部として、供給ホース24をコネクタ部1
4の第2端部近傍22に設けることもできる。駆動空気
路及び補助空気路は、本体部12及びコネクタ部14に
形成されたホース、チューブ、通路、パス、又は、チャ
ネルにより構成することができ、また、タービンに圧縮
空気を供給するための他の適当な手段により構成するこ
ともできる。本体部12及びコネクタ部14には複数の
駆動空気路及び補助空気路を形成することができる。図
1乃至図5に示す空気路の詳細な構成は、本発明におい
て使用可能な多くの適当な構成の単なる一例に過ぎな
い。
【0022】流体により駆動されるタービンを使用する
場合には、器具10の本体部12に排気路38、40
(図3)を設けるとともにコネクタ部14に排気路4
2、44、46及び48(図5)を設け、本体部12と
コネクタ部14とが結合した時にそれらが流路を形成す
るようにすることが望ましい。排気路はタービンからの
排気を受け取り、器具10から遠ざけ、好ましくは供給
ホース24と結合する適当な排気受け取り手段(図示せ
ず)を介して排出される。排気通路38乃至48は、タ
ービンからの排気を受け取り、それを歯科治療を妨げる
ことの無いような離れた場所に送るためのチューブ、ホ
ース、チャネル、パス、通路、その他の手段により構成
することができる。タービンがガスにより駆動される場
合には、空気などの排気ガスを治療ツール26に向けて
破片などの除去を助け、或いは、水、その他の物質が後
に詳述される撮像の妨げとなるのを防止する補助空気と
しても機能させることができる。
【0023】治療ツール26がタービンや電気モータに
より駆動される回転ツールである場合には、水を治療ツ
ール26へ送り、摩擦面を冷却し、また、遊離した破片
を治療ツール26及び治療ツール26に近接するワーク
エリア50から除去するのを助けるための手段を医科歯
科用器具10に設けることもできる。水送り手段は、好
適には本体部12に設けられた水路52を有し、本体部
12とコネクタ部14とが接続した時にコネクタ部14
に設けられた水路54との間で流路を形成するように構
成することができる。供給ホース24に設けられた水供
給手段(図示せず)は、水を水路52、54に供給す
る。水路52のオリフィス又はノズル56は、水路58
に沿って治療ツール26まで水を送る。水路の実現可能
な多くの構成及び配置を本発明に好適に使用することが
でき、図1乃至図5に示す詳細な水送り手段の構成は単
なる例示に過ぎない。水路52、54は、チューブ、ホ
ース、チャネル、パス、通路、その他により構成するこ
とが可能である。
【0024】本発明においては撮像手段が設けられ、歯
科治療中に歯科医及び患者が治療ツール26及びワーク
エリア50を見ることができる。好ましくは、撮像手段
はCCDカメラ60、他の固体撮像デバイス、又は、内
視鏡検査の分野で通常使用される撮像手段を有する。図
においてCCDカメラ60はコネクタ部14内に設けら
れているが、その代わりに器具10から離隔して設け、
光ファイバその他の既存の映像伝達手段により映像を受
信するように構成することもできる。また、映像プロセ
ッサ(図示せず)を備えるように構成することもでき
る。CCDカメラ60は、適当な手段により遠隔のビデ
オディスプレイ又はTVモニタ(図示せず)に接続さ
れ、歯科治療の観察が可能となる。データ記憶装置(図
示せず)及び映像プリント装置(図示せず)を設け、歯
科治療により得られた映像を記憶して後に参照すること
も可能である。
【0025】好適な実施例においては、全ての流体通路
をコネクタ部14内に設け、全ての流体がCCDカメラ
60を冷却するように構成する。コネクタ部14の水路
54をCCDカメラ60を冷却できる位置に設けること
もできる。CCDカメラ60を冷却することは、信号対
雑音比を改善し、映像の画質を向上させるとともにカメ
ラの寿命を延ばす。
【0026】本発明は、光源から治療ツール26及びワ
ークエリア50に照明を送る照明伝達手段、及び、ドリ
ル26及びワークエリア50からCCDカメラなどの撮
像手段へ映像を送る映像伝達手段を備える。本発明の照
明伝達手段及び映像伝達手段は図1乃至図6と同様に図
7乃至図11を参照することにより、より十分に理解す
ることができる。
【0027】特に図7乃至図9を参照すると、照明伝達
手段は、好適には、本体部12内の第1照明光ファイバ
束62、及び、コネクタ部14内の第2照明光ファイバ
束64を備える。第1及び第2照明光ファイバ束62、
64は、好適には可撓性、非干渉性の光ファイバ束であ
るが、代わりに溶融干渉性光ファイバ束を使用すること
ができる。図7から最も明確に分かるように、第1照明
光ファイバ束62は、二股の端部を形成する第1照明分
岐66及び第2照明分岐68と、照明分岐66、68の
逆側のフレア状環状端部70とを備える。図9を参照す
ると、第2照明光ファイバ束64は、フレア状環状端部
72と、堅く束ねられた中実の端部74とを備える。光
ファイバ束64内の個々の光ファイバ76は、中実の端
部74で束ねられ、束64の長さに沿って位置的に再配
置されて、環状端部72で光ファイバ76の円形又は環
状配列を形成し、それにより環状端部72内にチャンネ
ル又は空洞78を規定する。同様に、第1照明光ファイ
バ束62内の個々の光ファイバ(図示せず)は、環状端
部70の環状配列から照明束66、68へ、束62の長
さに沿って位置的に再配置される。通常、チャンネル又
は空洞80が環状端部70内に規定される。第2照明光
ファイバ束64の中実端部74は、光源、例えば、コネ
クタ部14又は供給ホース24内の光電球又は他の光フ
ァイバ照明源と、インターフェースされ又は接続され
る。希望により、光源は本体部12内に設けても、コネ
クタ部14内に設けてもよいことが理解される。例え
ば、光源は小さな電球とし、本体部12内に設けられ、
電球を駆動するためにコネクタ部14と動的接続される
ように構成することができる。
【0028】第1照明光ファイバ束62は本体部12内
に設けられ、第1照明光ファイバ束64はコネクタ部1
4内に設けられ、その結果、第1照明光ファイバ束62
の環状端部70が本体部12の第2端部18近傍に位置
し、第2照明光ファイバ束64の環状端部72がコネク
タ部14の第1端部20近傍に位置する。第1及び第2
光ファイバ束62、64の環状端部70、72は、本体
部12とコネクタ部14とが結合した場合に、それぞれ
相互に整列され、接続されるように位置する。しかし、
注意すべきことは、環状端部は、回転抵抗を生じないよ
う、相互に接触しない構成とする。この構成は、第2照
明束64の中実端部74から受光された照明が、環状端
部72から環状端部74へ、よって、第1照明束62の
第1及び第2照明分岐66、68へ伝達又は移動するこ
とを可能とする。第1及び第2照明分岐66、68は、
本体部の第1端部16近傍に位置し、図14に示される
ように、治療ツール26及びワークエリア50に対して
二重照明を提供する。この好適な二重照明は影を少なく
し、ワークエリア50から得られる映像を最適化する。
好適には、第1及び第2照明束62、64の環状端部7
0、72は、図1乃至図6に示されるように、本体部1
2及びコネクタ部14の回転軸82に対して同軸状に配
置され、その結果、本体部12のコネクタ部14に対す
る回転又は旋回動作中においても環状端部70、72の
相対位置及び方向が固定状態を維持し、旋回動作中の照
明の伝達を可能とする。換言すれば、第1及び第2照明
束62、64の光軸が、本体部12及びコネクタ部14
の回転軸82と同軸状である時、360度の回転にわた
って連続した照明伝達が行われる。
【0029】特に図1乃至図5と同様に図6、図10、
及び図11を参照すると、好適な映像伝送手段が照明伝
達手段と共に示されている。映像伝達手段は、本体部1
2内に光ファイバ撮像束84を有する。撮像束84は好
適には溶融干渉性光ファイバ束であるが、映像の位置合
わせが維持されることを条件に、代替的に可撓性干渉性
光ファイバ束により構成することができる。撮像束84
は治療ツール26及びワークエリア50近傍に位置する
第1端部86と、本体部の第2端部18近傍に位置する
第2端部88とを備える。撮像束84は光軸90(図1
0)を有し、撮像束84の端部86、88は好適には光
軸90に垂直な面を備える。注意すべきことには、撮像
束88の第2端部88は本体部12の結合端部と縦方向
にずれて位置しており、照明束62、64のフレア状環
状端部における光漏れによる干渉を防止する。
【0030】対物レンズ系92が撮像束84の第1端部
86に構成され、ワークエリア50から映像を受けとる
ように位置する。好適には、ドリル26及びワークエリ
ア50に対して対物レンズ系92を位置調整するフォー
カス手段(図示せず)が対物レンズ系92に含めて構成
される。撮像窓94(図6)が撮像側の第2端部88に設
けられ、保護撮像窓96(図14)がヘッド近傍に設け
られ、映像の伝達中に、対物レンズ系92をワークエリ
ア50からの散水、異物から保護する。
【0031】映像伝達手段は、光軸98に沿って映像を
投射し、その光軸98は図6に最も明確に示されるよう
に本体部12とコネクタ部14との間で延びている。対
物レンズ系92により受け取られた映像は撮像束84内
を光路98に沿ってCCDカメラ60まで伝達される。
光路98は、好適には第1及び第2照明束62、64の
環状端部70、72により規定される通路又は空洞7
8、80内に位置する。光路98は、好適には回転軸8
2及びCCDカメラ60と同軸状であり、その結果、本
体部12とコネクタ部14とが一体に結合すると撮像束
84からの映像が光路98に沿って伝送される。光路9
8は回転軸82と同軸状であり、その結果、本体部12
のコネクタ部14に対する回転動作中に、映像を撮像束
84から光路98に沿って、映像の中断又は歪みなく伝
達することが可能となる。
【0032】フォーカスレンズ系100は、コネクタ部
14内で、CCDカメラ60と撮像束84の第2端部8
8との間において、光路98に沿って配置される。図1
1を参照すると、フォーカスレンズ系100は光路98
に沿ったいずれの場所に配置してもよく、好適には、光
路98に沿って、コネクタ部14内の第2照明束64の
環状端部72の部分の通路78内に配置される。フォー
カスレンズ系100は、光路98、及び、本体部12と
コネクタ部14の回転軸82と同軸状である。フォーカ
スレンズ系100は、通常、平坦化装置や複数の複レン
ズなどの光ファイバ伝達用の従来型光学系を備える。
【0033】図12及び図13を参照すると、フォーカ
スレンズ系100の代替実施例が図示されており、同様
の参照数字は同様の部分を示す。図12を参照すると、
フォーカスレンズ系100は、本体部12内で、照明束
62の環状端部70の空洞80内に配置され、撮像束8
4の第2端部88近傍の光路98に沿って配置される。
この実施例においては、フォーカスレンズ系100は、
図11に示す位置に配置される代わりに、コネクタ部1
4から除去することができる。又は、図13に示すよう
に、第2撮像束102を、フォーカスレンズ系100と
コネクタ部14の端部との間に、光路98に沿ってコネ
クタ部14内に含めるように構成することができる。第
2撮像束102は、好適には溶融干渉性光ファイバ束で
あるが、代替的に可撓性干渉性束とすることもできる。
撮像束84からの映像は光路98に沿って第2撮像束1
02を介してCCDカメラ60へと伝送又は伝達され
る。図13に示すように、フォーカスレンズ系100
は、第2撮像束102を適合させるために、光路98に
沿って、図11に示すよりCCD検出器60に近い位置
に配置される。フォーカスレンズを他の位置に配置する
ことも可能であることは、当業者であれば理解できるで
あろう。光路98に沿う光学媒体は好適には空気である
が、真空、液体、溶融ガラス、又は、映像を伝達する他
の光学媒体により光路98に沿った光学媒体を構成する
ことも考えられる。
【0034】さて、図15及び図16を参照すると、本
発明の照明伝達手段の代替構成、及び、映像伝達手段と
の位置関係が示され、その中で同様の参照数字は同様の
部分を示す。この実施例においては、本体部12は2つ
のフレア状環状端部106、108を有する第1照明束
104を備え、個々のファイバ110は、第1照明束1
04の個々の端部106、108において円形又は環状
形状に形成されている。環状端部108は本体部12の
第2端部18近傍に位置し、環状端部106は本体部の
第1端部16の部分のドリルヘッド28近傍に位置し、
その結果、コネクタ部14の第2照明束64の環状端部
72からの照明が第1照明束104の環状端部108に
伝達され、それゆえ環状端部106に伝達される。この
構成は、図16に示すように、ワークエリア50に環状
照明パターンを提供し、撮像窓96の周辺に円形又は長
円形の照明を提供する。図7、図10、及び、図12の
二股照明ファイバの形状は、対照的に、通路110に沿
った照明分岐66、68からの照明を提供する(図10
及び図12)。
【0035】しかし、これに関連する映像及び照明伝達
手段が、映像を治療ツール26からCCDカメラ60へ
伝達し、照明を光源から治療ツール26へ伝達する多く
の方法及び構成のうちの幾つかにずぎないことは当業者
にとって容易に理解できる。適当な方向に向けられ、ヘ
ッド28近傍のエリアからCCDカメラ60に延びた光
軸に沿って配置された複数のレンズ及びミラーによって
も、光ファイバ束を使用せずに映像及び照明の伝達手段
を構成することができる。照明手段は治療ツール26及
びワークエリア50近傍に光源を配置して構成すること
ができ、又は、光源を本体部12に含めて光ファイバ又
はその他の手段によりワークエリア50及び治療ツール
26に照明を伝達するように構成することもできる。ま
た、照明手段は、遠隔に設けられ、上述の好適な実施例
のように光ファイバ照明束62、64によって伝達され
るように構成することもできる。CCDカメラ60は図
1及び図4において、コネクタ部14の内部に同軸状に
設けられ、映像接続装置112又は供給ホース24内の
他の電気的又は光学的通信路によって、遠隔の映像モニ
タ又はその他のディスプレイ手段(図示せず)と通信す
る。CCDカメラ60は、代わりに、映像をCCDカメ
ラ60に伝えるためのミラー又は追加の溶融性又は可撓
性光ファイバ束を含む照明伝達手段と共に、コネクタ部
14内で中心からずれた状態で配置することもできる。
他の光ファイバの構成を上述の構成の代わりに、又は、
追加して使用することもできる。例えば、光路98は、
代わりに、本体部12及びコネクタ部14の結合部で接
続されるペアの可撓性又は溶融性光ファイバ束を有する
ように構成することができる。一般的に、伝達手段は本
体部12及びコネクタ部14の結合部近傍に幾つかの同
軸部分を必要とし、それにより本体部12とコネクタ部
14の相対的な回転中においても、映像及び照明の連続
的な伝達を可能とする。
【0036】図1、図2、図4及び図6を再度参照する
と、本発明は好適には、本体部12をコネクタ部14に
対して回転可能に結合する旋回手段を有し、その結果、
本体部12及び治療ツール26がコネクタ部14及び供
給ホース24に対して相対的に360度移動可能に構成
される。特に、図2、図4及び図6を参照すると、旋回
手段は好適には、本体部12の第2端部18近傍に位置
する環状旋回リング114を有し、その環状旋回リング
114は、コネクタ部14の第1端部20に設けられ、
通常は全周包囲フランジ118に含まれるスナップオン
リング116に逆転可能に噛み合う。旋回リング114
及びスナップオンリング116は、本体部12がコネク
タ部14に対して容易に回転又は旋回するように噛み合
い又は結合する。
【0037】旋回手段は、コネクタ部の第1端部にスプ
ール120を備え、そのスプール120は、コネクタ部
14と本体部12とが一体に結合した時に本体部の第2
端部のスプールボディ122と噛み合う。スプール12
0は、代わりに、スプールボディ122をコネクタ部の
第1端部20は設けた状態で、本体部の第2端部18に
設けることもできる。スプールボディ122には、内部
に向けて配列された複数の横方向チャネル124、12
6及び128(図2)が設けられ、また、スプール12
0には、外部へ向けて配列された複数の横方向チャネル
130、132及び134(図4)が設けられる。スプ
ール120は、また、横方向溝136(図4)を備え、
その横方向溝136はチャネル130、132及び13
4と平行である。スプール120とスプールボディ12
2とが噛み合うと、スプールボディ122のチャネル1
24、126、128がスプール120の個々のチャネ
ル130、132及び134に対して整列され、その結
果、複数の横方向通路138、140、142(図6)
がスプール120とスプールボディ122との間に形成
される。スプール120の溝136はスプールボディ1
22と接触し、横方向チャネル144(図6)を形成す
る。駆動空気路30、32、補助空気路34、36、及
び、水路52、54は、本体部12のコネクタ部14に
対する回転動作中に、スプール120及びスプールボデ
ィ122が噛み合い又は結合することにより形成される
通路を通じて行われる流れの伝達を維持する。図6に示
すように、本体部12の水路52は通路142を通じて
コネクタ部14の水路54と流れの伝達が行われ、本体
部12の補助空気路34は通路138を通じてコネクタ
部14の補助空気路36と接続され、本体部12の駆動
空気路30は通路144を通じてコネクタ部14の駆動
空気路32と流れの伝達を行う。水路52は、流水をヘ
ッド28(図14、図16)近傍のスプレーノズル56
に送り、水噴霧を行う。図2に示されるように、好適な
実施例では、補助空気路34は水路52との流れの伝達
を行い、補助空気が水噴霧に使用される。加えて、駆動
空気路32は好適には栓を設けられ、圧縮気をエアーノ
ズル146(図14、図16)に送って、撮像窓96を
清潔に保つためのエアーカーテンを形成する。代わり
に、排気をエアーカーテンのために使用することもでき
る。しかし、回転動作中に空気及び水の流れを伝達する
スプール120及びスプールボディ122については、
多くの配置が可能であることは当業者が容易に理解でき
ることであり、図2、図4及び図6に示された配置は本
発明の範囲内の可能な変形のうちの一つに過ぎない。
【0038】映像及び照明伝達手段は、好適には、スプ
ール120及びスプールボディ122を通過する。図4
に示すように、第2照明光ファイバ束64の環状端部7
2はスプール120を通過し、レンズ系100はその内
部に配置される。第1照明光ファイバ束62の環状端部
70は本体部12に、スプールボディ122と同軸状に
取り付けられ、その結果、スプール120とスプールボ
ディ122とが噛み合った時に、環状端部70が第2照
明束64の環状端部72と接続される。スプール120
とスプールボディ122とが噛み合った時、撮像束84
からの映像が光軸98に沿ってスプール120及びスプ
ールボディ122を通ってCCDカメラ60まで伝達さ
れる。これにより、圧縮気及び給水同様に、映像及び照
明の伝達は、歯科治療中に、本体部12のコネクタ部1
4に対する回転動作によって中断することがなくなる。
旋回手段はハンドピース10の操作を容易にし、本発明
を使用する歯科医師の手をほとんど又は全く圧迫するこ
とがない。本発明の旋回構成はまた、本体部12のコネ
クタ部14からの迅速な分離及び他の器具への交換を可
能とする。本体部12に含まれる全ての部分は、好適に
は、高圧滅菌器その他の手段により滅菌された材料によ
り作られる。
【0039】本発明の旋回接続は、歯科医師が歯を識別
すること及びハンドピース10の向きを合わせること
を、従来の撮像装置付きの医科歯科用器具に比べて容易
に行うことを可能とするけれども、以下に述べるように
旋回手段は必要に応じて除去することが可能である。本
発明は、ツールから歯に至る方向の正確な表示を提供
し、本発明を使用する歯科医師が、映像スクリーン上の
ツール26の先端の向き又は位置を(例えば、ツール2
6がドリルビットである時に)、それが常に可視状態に
あることから、ポインタとして使用することができる。
【0040】本発明の本体部12が、ヘッド28及びツ
ール26が特定の歯を指した状態で配置された時には、
本発明によりビデオモニタに送られる映像は、歯に対す
るツール26及びヘッド28の向きを正確に表示するも
のとなる。コネクタ部14に対する本体部12の回転
は、これに対応してスクリーンに表示される映像の回転
を生じさせ、ツール26と歯の正確な方向を示すビデオ
映像を維持する。ツール26は常に表示され、ハンドピ
ース10の動きに追従する。よって、本発明の使用時
に、ツール26はポインタ又は位置決めガイドとして使
用することが可能となる。本発明によれば、歯科医師と
同様に患者も処置を見ることができる。
【0041】さて、図17乃至図21を参照すると、本
発明の代替実施例であるハンドピース148が示されて
いる。ハンドピース148は、細長形状のコネクタ部1
52と逆転可能に結合される細長形状の本体部150を
備える。本体部150は第1端部154及び第2端部1
56(図18)を備え、コネクタ部152は第1端部15
2及び第2端部160(図20)を備える。コネクタ部
152は、コネクタ部の第1端部158近傍に環状筒部
162を備え、環状筒部162は内部方向に面したネジ
山164を備える。本体部の第2端部156は、外方向
に配列された複数のネジ山166を備え、そのネジ山1
66はネジ山164と逆転可能に噛み合い、本体部15
0とコネクタ部152とを結合させる。本体部150は
ヘッド168を備え、そのヘッド168は交換可能なツ
ール170などを備える。回転式ツール170を使用す
る場合には、ヘッド168はツール170に結合するタ
ービンを備える。タービンは、本体部150の駆動空気
路174及びコネクタ部152の駆動空気路176を流
れる圧縮気その他により駆動され、駆動空気路172、
174は、本体部150及びコネクタ部152が一体に
結合された時に流れを伝達するように構成される。本体
部150にはさらに補助空気路又は補助空気管170が
設けられ、本体部150とコネクタ部152とが一体に
結合された場合に、コネクタ部152の補助空気路17
8(図21)と間の流れの伝達を行う。コネクタ部の第2
端部160に結合した供給ホース180は、駆動空気路
174と接続され、圧縮気を供給する手段(図示せず)
を備える。本体部150の排気路182はコネクタ部1
52の排気路184、186と接続する。コネクタ部1
52の排気路184、186は好適には、撮像手段に空
気冷却を行うように配置される。ツール又はバー170
に水を送る手段は、本体部150に設けられた水路又は
通路188であり、それはコネクタ部152の水路19
0と接続される。供給ホース180の水供給手段(図示
せず)は、水路188、190に水を供給する。水路1
88のオリフィス又はノズル(図示せず)は、水を水路
192に沿ってツール170へ送る。
【0042】コネクタ部152には、好適にはCCDカ
メラ194(図17、図20)の形態の撮像手段が含ま
れる。撮像手段は、好適にはさらに映像プロセッサ及び
ビデオディスプレイ(図示せず)を備え、それらはCC
Dカメラ194と接続される。コネクタ部152内に
は、好適には照明光ファイバ束196(図21)の形態
の照明手段が設けられ、それは光源(図示せず)からの
照明を受ける。
【0043】光ファイバ束198(図19)の形態の照
明伝達手段が設けられ、それは第1照明分岐200及び
第2照明分岐(図示せず)を有する第1の二股部を備え
る。光ファイバ束198は、本体部の第2端部156近
傍に位置する第2端部202(図18)を備え、その結
果、第2端部202がコネクタ部152の照明束196
の一端部(図示せず)と接続する。照明束196は、好
適には可撓性、非干渉性の光ファイバ束であるが、代わ
りに、溶融性、干渉性の光ファイバ束を使用することも
できる。
【0044】映像伝達手段は、本体部150に光ファイ
バ映像束204として含められ、ツール170及びワー
クエリア208近傍の対物レンズ系206に結合され
る。撮像束204は、好適には溶融性、干渉性の光ファ
イバ束であるが、代わりに、可撓性、干渉性の光ファイ
バ束を使用することもできる。映像伝達手段は、光軸2
10に沿って映像を投射し、その光軸210は、本体部
150とコネクタ部152との間をCCDカメラ194
に沿って延びている。レンズ系212は撮像束からの映
像を、光軸210に沿ってCCDカメラ194へ送る。
【0045】本発明の代替的又は第2の実施例を構成す
るハンドピース102は、第1実施例に存在した旋回手
段が無いという基本的事項を除いて、上述のハンドピー
ス10と大体において同様に動作する。ネジ部により本
体部150とコネクタ部152とが結合すると、本体部
150はコネクタ部152及び供給ホース180に対し
て位置的に固定した状態を維持する。回転動作が生じな
いので、回転軸は無く、映像伝達手段及び照明伝達手段
は第1実施例と異なり同軸部分を必要とせず、同軸状で
あることは全く必要としない。図17乃至図21に示さ
れるように、光軸212の位置は、本体部150及びコ
ネクタ部152の中心軸(図示せず)に対して中心を外れ
ている。同様に、照明光ファイバ束196、198も中
心を外れている。本実施例では、照明及び映像伝達手段
はハンドピース148の回転軸と同軸状である必要が無
いので、照明の伝達のために環状の光ファイバ束端部は
必要でない。本発明の第1実施例の場合と同様に、映像
及び照明伝達手段として、多くの光路、光ファイバ構成
及び配置が採用可能である。第1実施例に関する伝達手
段は、代替実施例においても使用可能である。同様に、
CCDカメラ以外の撮像手段、及び、照明光ファイバ束
以外の照明手段をハンドピース148に使用することが
可能である。また、代替実施例は第1実施例に含まれる
旋回構造を採用しないので、ハンドピース148により
得られるビデオ映像は、ツール又はバーが患者の口内で
上方向を指している場合でも、ビデオモニタ上では常に
下向きとなる。映像を電気的に反転させてツールの歯に
対する正確な方向を表示するように構成することもでき
る。
【0046】以上より、本発明は、本体部が迅速かつ容
易にコネクタ部から取り外し可能であり、本体部をコネ
クタ部に対して360度回転可能とする旋回構造を有す
る医科歯科用器具を提供することが理解される。以上の
記述は多くの特定を含んでいるが、それらは本発明の範
囲を限定するものと解してはならず、単に本発明の現在
における好適な実施例の幾つかを例示したに過ぎないと
解釈すべきである。よって、本発明の範囲は添付のクレ
ーム及びその適法な均等物によって定められるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタ部に対して本体部が回転可能な本発明
の医科歯科用器具の横断立面図である。
【図2】図1に示す医科歯科用器具の本体部の横断立面
図である。
【図3】線3−3に沿って切った図2のハンドピース本
体の断面図である。
【図4】図1に示す医科歯科用器具のコネクタ部の横断
側面図である。
【図5】線5−5で切った図4のコネクタ部の断面図で
ある。
【図6】図1に示す医科歯科用器具の部分横断側面図で
あり、旋回結合及び映像送信光学系の詳細を示す図であ
る。
【図7】図2に示す本発明の本体部に設けられた第1光
ファイバ照明束として使用される二股光ファイバケーブ
ルの底面図である。
【図8】図7に示す光ファイバケーブルのフレア状環状
端部の端面図である。
【図9】図4に示す本発明のコネクタ部に設けられた第
2光ファイバ照明束として使用される環状光ファイバケ
ーブルの斜視図である。
【図10】図2に示すハンドピース本体部に設けられた
撮像及び照明光ファイバケーブル束の好適な構成を示す
部分切断側面図である。
【図11】図4に示す本発明の器具のコネクタ部に設け
られた、照明光ファイバ束、撮像光路及びレンズの好適
な構成を示す側面図である。
【図12】図10に示す光ファイバ構成の代替実施例の
部分切断側面図であり、ハンドピース本体部内に撮像レ
ンズが配置されている状態を示す。
【図13】図11に示す照明光ファイバ束、撮像光路及
びレンズの代替実施例を示す側面図であり、撮像光ファ
イバケーブルがコネクタ部端部と撮像レンズの間に配置
された状態を示す。
【図14】図2に示すハンドピース本体部のヘッド部を
示す底面図であり、図7に示す照明用二股光ファイバケ
ーブルを示す。
【図15】図10に示す撮像及び照明光ファイバ束の代
替実施例の部分切断側面図であり、本体部のヘッド部に
近接するフレア状環状端部を有する照明光ファイバ束を
示す。
【図16】図14に示すハンドピースのヘッド部の代替
実施例を示す底面図であり、図15に示す撮像及び照明
光ファイバ束構成を有している。
【図17】図1に示す医科歯科用器具の代替実施例の横
断側面図であり、本体部とコネクタ部とが旋回しないも
のである。
【図18】図17に示す医科歯科用器具の本体部の横断
側面図である。
【図19】図18に示すハンドピース本体部の端面図で
ある。
【図20】図17に示す器具のコネクタ部の横断側面図
である。
【図21】線21−21に沿って切った図20に示すコ
ネクタ部の断面図である。
フロントページの続き (73)特許権者 596129330 295 Lockheed Avenue, Chico,Ca1ifornia 95973,U.S.A. (72)発明者 ジェイソン イー. オーゲイン アメリカ合衆国,95926 カリフォルニ ア州,チコ,ノース アヴェニュー 2219 (56)参考文献 特開 平8−131455(JP,A) 特開 平2−257927(JP,A) 実開 昭61−86712(JP,U) 実開 昭61−114411(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/24

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1端部及び第2端部を有する本体部
    と、 第1端部及び第2端部を有するコネクタ部と、 前記本体部の前記第2端部を、前記コネクタ部の前記第
    1端部に取り外し可能に結合する結合手段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記結合手段近傍に位置するとともに同軸穴を有する対向
    環状端部を有し、光源から前記本体部の前記第1端部近
    傍に位置するワークエリアに照明を伝達する照明伝達手
    段と、前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、
    記ワークエリアの映像を、前記照明伝達手段の同軸穴を
    通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示又は記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備え、前記照明伝達手段は、第1照明光ファイバ束と第2照明
    光ファイバ束とを備え、 前記第1光ファイバ束は、前記本体部に含められ、第1
    端部及び環状の第2端部を有し、前記第1照明光ファイ
    バ束の前記第1端部は前記本体部の前記第1端部近傍に
    位置し、前記第1照明光ファイバ束の環状の前記第2端
    部は前記本体部の第2端部近傍に位置し、 前記第2光ファイバ束は、前記コネクタ部に含められ、
    前記コネクタ部の第1端部近傍に位置する環状の第1端
    部を有し、前記光源からの光を受け取る束ねられた端部
    を有する 医科歯科用器具。
  2. 【請求項2】 第1端部及び第2端部を有する本体部
    と、 第1端部及び第2端部を有するコネクタ部と、 前記本体部の前記第2端部を、前記コネクタ部の前記第
    1端部に取り外し可能に結合する結合手段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記結合手段近傍に位置するとともに同軸穴を有する対向
    環状端部を有し、光源から前記本体部の前記第1端部近
    傍に位置するワークエリアに照明を伝達する照明伝達手
    段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記ワークエリアの映像 を、前記照明伝達手段の同軸穴を
    通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示又は記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備え、 前記映像伝達手段は撮像光ファイバ束を有し、前記撮像
    光ファイバ束は前記本体部に含められ、前記本体部の第
    1端部近傍に位置する第1端部と、前記本体部の第2端
    部近傍に位置する第2端部とを有する医科歯科用器具。
  3. 【請求項3】 第1端部及び第2端部を有する本体部
    と、 第1端部及び第2端部を有するコネクタ部と、 前記本体部の前記第2端部を、前記コネクタ部の前記第
    1端部に取り外し可能に結合する結合手段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記結合手段近傍に位置するとともに同軸穴を有する対向
    環状端部を有し、光源から前記本体部の前記第1端部近
    傍に位置するワークエリアに照明を伝達する照明伝達手
    段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記ワークエリアの映像を、前記照明伝達手段の同軸穴を
    通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示又は記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、 前記本体部内の、前記映像伝達手段の第1端部近傍に設
    けられ、映像を前記映像伝達手段に送る第1レンズ手段
    と、 前記映像伝達手段からの映像を前記撮像手段へ送る第2
    レンズ手段と、を備える医科歯科用器具。
  4. 【請求項4】 第1端部及び第2端部を有する本体部
    と、 第1端部及び第2端部を有するコネクタ部と、 前記本体部の前記第2端部を、前記コネクタ部の前記第
    1端部に取り外し可能に結合する結合手段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記結合手段近傍に位置するとともに同軸穴を有する対向
    環状端部を有し、光源から前記本体部の前記第1端部近
    傍に位置するワークエリアに照明を伝達する照明伝達手
    段と、 前記本体部及び前記コネクタ部の内部を通って延び、前
    記ワークエリアの映像 を、前記照明伝達手段の同軸穴を
    通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示又は記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備え、前記結合手段は、前記本体部と前記コネ
    クタ部とを回転可能に結合する旋回手段である医科歯科
    用器具。
  5. 【請求項5】 前記本体部と前記コネクタ部は共通の回
    転軸を有し、前記第1照明光ファイバ束の環状端部は前
    記回転軸と同軸状に配置され、前記第2照明光ファイバ
    束の環状端部は前記回転軸と同軸状に配置され、前記撮
    像束の第1端部は前記回転軸と同軸状に配置され、前記
    光路は前記回転軸と同軸状に配置される請求項4記載の
    医科歯科用器具。
  6. 【請求項6】 第1端部及び第2端部を有する、細長形
    状の本体部と、 第1端部及び第2端部を有する、細長形状のコネクタ部
    であって、前記本体部と回転軸を共用するコネクタ部
    と、 前記本体部の第2端部及び前記コネクタ部の第1端部近
    傍に位置し、スプール及びスプールボディを有し、前記
    本体部を前記コネクタ部に対して回転可能かつ逆転可能
    に結合する旋回手段であって、前記スプールは前記スプ
    ールボディに噛み合い、前記スプール及び前記スプール
    ボディは前記回転軸と同軸状に配置されている旋回手段
    と、 光源からの光を器具近傍のワークエリアに伝達する照明
    伝達手段と、 前記ワークエリアの映像を、前記旋回手段の回転軸と同
    軸状の光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示及び記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備える医科歯科用器具。
  7. 【請求項7】 前記映像伝達手段は撮像光ファイバ束を
    有し、前記撮像光ファイバ束は前記本体部に含められ、
    前記本体部の第1端部近傍に位置する第1端部と、前記
    本体部の第2端部近傍に位置する第2端部とを有する請
    求項6記載の医科歯科用器具。
  8. 【請求項8】 前記本体部内の、前記映像伝達手段の第
    1端部近傍に設けられ、映像を前記映像伝達手段に送る
    第1レンズ手段と、 前記映像伝達手段からの映像を前記撮像手段へ送る第2
    レンズ手段と、を備える請求項6記載の医科歯科用器
    具。
  9. 【請求項9】 前記照明伝達手段は、第1照明光ファイ
    バ束と第2照明光ファイバ束とを備え、 前記第1光ファイバ束は、前記本体部に含められ、二股
    形状の第1端部及び環状の第2端部を有し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記二股形状の第1端部は第1照明分
    岐及び第2照明分岐を有し、前記第1及び第2照明分岐
    は前記本体部の前記第1端部近傍に位置し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記環状の第2端部は前記本体部の第
    2端部近傍に位置し、 前記第2光ファイバ束は、前記コネクタ部に含められ、
    前記コネクタ部の第1端部近傍に位置する環状の第1端
    部を有し、前記光源からの光を受け取る束ねられた端部
    を有する請求項6記載の医科歯科用器具。
  10. 【請求項10】 第1端部及び第2端部を有し、少なく
    とも一の圧縮気通路と排気通路と水供給路を有する、細
    長形状の本体部と、 前記本体部と取り外し可能に結合し、第1端部及び第2
    端部を有し、前記本体部の前記圧縮気通路と接続される
    少なくとも一の圧縮気通路と、前記本体部の前記水供給
    路と接続される少なくとも一の水供給路と、前記本体部
    の前記排気通路と接続される少なくとも一の排気通路
    と、を有するコネクタ部と、 治療ツールと、 前記本体部の第1端部と結合し、前記治療ツールを回転
    させる回転動力手段と、 光源から前記治療ツール近傍のワークエリアに照明を伝
    達する照明伝達手段と、 前記ワークエリアの映像を、前記照明伝達手段の同軸穴
    を通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示及び記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備え、前記圧縮気通路は、空気を前記回転動力
    手段に供給する位置に配置され、前記水路は、水を前記
    治療ツールに送る位置に配置され、前記排気通路は、前
    記回転動力手段からの排気を受け取る位置に配置される
    医科歯科用器具。
  11. 【請求項11】 前記映像伝達手段は撮像光ファイバ束
    を有し、前記撮像光ファイバ束は前記本体部に含めら
    れ、前記本体部の第1端部近傍に位置する第1端部と、
    前記本体部の第2端部近傍に位置する第2端部とを有す
    る請求項10記載の医科歯科用器具。
  12. 【請求項12】 前記本体部内の、前記映像伝達手段の
    第1端部近傍に設けられ、映像を前記映像伝達手段に送
    る第1レンズ手段と、 前記映像伝達手段からの映像を前記撮像手段へ送る第2
    レンズ手段と、を備える請求項10記載の医科歯科用器
    具。
  13. 【請求項13】 前記本体部の第2端部及び前記コネク
    タ部の第1端部近傍に位置し、スプール及びスプールボ
    ディを有し、前記本体部を前記コネクタ部に対して回転
    可能かつ逆転可能に結合する旋回手段であって、前記ス
    プールは前記スプールボディに噛み合い、前記スプール
    及び前記スプールボディは前記回転軸と同軸状に配置さ
    れている旋回手段とを備える請求項10記載の医科歯科
    用器具。
  14. 【請求項14】 前記映像伝達手段は、前記スプール及
    び前記スプールボディを通り、前記スプール及び前記ス
    プールボディ近傍で前記回転軸と同軸状に配置され、前
    記照明伝達手段は、前記スプール及び前記スプールボデ
    ィ近傍で前記回転軸と同軸状に配置される請求項13記
    載の医科歯科用器具。
  15. 【請求項15】 前記照明伝達手段は、第1照明光ファ
    イバ束と第2照明光ファイバ束とを備え、 前記第1光ファイバ束は、前記本体部に含められ、二股
    形状の第1端部及び環状の第2端部を有し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記二股形状の第1端部は第1照明分
    岐及び第2照明分岐を有し、前記第1及び第2照明分岐
    は前記本体部の前記第1端部近傍に位置し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記環状の第2端部は前記本体部の第
    2端部近傍に位置し、 前記第2光ファイバ束は、前記コネクタ部に含められ、
    前記コネクタ部の第1端部近傍に位置する環状の第1端
    部を有し、前記光源からの光を受け取る束ねられた端部
    を有する請求項10記載の医科歯科用器具。
  16. 【請求項16】 第1端部及び第2端部を有し、少なく
    とも一の圧縮気通路 と排気通路と水供給路を有する、細
    長形状の本体部と、 前記本体部と取り外し可能に結合し、第1端部及び第2
    端部を有し、前記本体部の前記圧縮気通路と接続される
    少なくとも一の圧縮気通路と、前記本体部の前記水供給
    路と接続される少なくとも一の水供給路と、前記本体部
    の前記排気通路と接続される少なくとも一の排気通路
    と、を有するコネクタ部と、 治療ツールと、 光源から前記治療ツール近傍のワークエリアに照明を伝
    達する照明伝達手段と、 前記ワークエリアの映像を、前記照明伝達手段の同軸穴
    を通って延びる光路を通じて伝達する映像伝達手段と、 可視的表示及び記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備える医科歯科用器具。
  17. 【請求項17】 前記映像伝達手段は撮像光ファイバ束
    を有し、前記撮像光ファイバ束は前記本体部に含めら
    れ、前記本体部の第1端部近傍に位置する第1端部と、
    前記本体部の第2端部近傍に位置する第2端部とを有す
    る請求項16記載の医科歯科用器具。
  18. 【請求項18】 前記本体部内の、前記映像伝達手段の
    第1端部近傍に設けられ、映像を前記映像伝達手段に送
    る第1レンズ手段と、 前記映像伝達手段からの映像を前記撮像手段へ送る第2
    レンズ手段と、を備える請求項16記載の医科歯科用器
    具。
  19. 【請求項19】 前記本体部の第2端部及び前記コネク
    タ部の第1端部近傍に位置し、スプール及びスプールボ
    ディを有し、前記本体部を前記コネクタ部に対して回転
    可能かつ逆転可能に結合する旋回手段であって、前記ス
    プールは前記スプールボディに噛み合い、前記スプール
    及び前記スプールボディは前記回転軸と同軸状に配置さ
    れている旋回手段とを備える請求項16記載の医科歯科
    用器具。
  20. 【請求項20】 前記映像伝達手段は、前記スプール及
    び前記スプールボディを通り、前記スプール及び前記ス
    プールボディ近傍で前記回転軸と同軸状に配置され、前
    記照明伝達手段は、前記スプール及び前記スプールボデ
    ィ近傍で前記 回転軸と同軸状に配置される請求項19記
    載の医科歯科用器具。
  21. 【請求項21】 前記照明伝達手段は、第1照明光ファ
    イバ束と第2照明光ファイバ束とを備え、 前記第1光ファイバ束は、前記本体部に含められ、二股
    形状の第1端部及び環状の第2端部を有し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記二股形状の第1端部は第1照明分
    岐及び第2照明分岐を有し、前記第1及び第2照明分岐
    は前記本体部の前記第1端部近傍に位置し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記環状の第2端部は前記本体部の第
    2端部近傍に位置し、 前記第2光ファイバ束は、前記コネクタ部に含められ、
    前記コネクタ部の第1端部近傍に位置する環状の第1端
    部を有し、前記光源からの光を受け取る束ねられた端部
    を有する請求項16記載の医科歯科用器具。
  22. 【請求項22】 第1端部及び第2端部を有する、細長
    形状の本体部と、 前記本体部と取り外し可能に結合し、第1端部及び第2
    端部を有するコネクタ部と、 治療ツールと、 前記治療ツールに電源供給する回転動力手段と、 光源から前記治療ツール近傍のワークエリアに照明を伝
    達する照明伝達手段と、 前記ワークエリアの映像を光路を通じて伝達する映像伝
    達手段と、 可視的表示及び記録のために前記映像を検出する撮像手
    段と、を備える医科歯科用器具。
  23. 【請求項23】 前記映像伝達手段は撮像光ファイバ束
    を有し、前記撮像光ファイバ束は前記本体部に含めら
    れ、前記本体部の第1端部近傍に位置する第1端部と、
    前記本体部の第2端部近傍に位置する第2端部とを有す
    る請求項22記載の医科歯科用器具。
  24. 【請求項24】 前記本体部内の、前記映像伝達手段の
    第1端部近傍に設けられ、映像を前記映像伝達手段に送
    る第1レンズ手段と、 前記映像伝達手段からの映像を前記撮像手段へ送る第2
    レンズ手段と、を備える請求項22記載の医科歯科用器
    具。
  25. 【請求項25】 前記本体部の第2端部及び前記コネク
    タ部の第1端部近傍に位置し、スプール及びスプールボ
    ディを有し、前記本体部を前記コネクタ部に対して回転
    可能かつ逆転可能に結合する結合手段であって、前記ス
    プールは前記スプールボディに噛み合い、前記スプール
    及び前記スプールボディは前記回転軸と同軸状に配置さ
    れている旋回手段とを備える請求項22記載の医科歯科
    用器具。
  26. 【請求項26】 前記映像伝達手段は、前記スプール及
    び前記スプールボディを通り、前記スプール及び前記ス
    プールボディ近傍で前記回転軸と同軸状に配置され、前
    記照明伝達手段は、前記スプール及び前記スプールボデ
    ィ近傍で前記回転軸と同軸状に配置される請求項25記
    載の医科歯科用器具。
  27. 【請求項27】 前記照明伝達手段は、第1照明光ファ
    イバ束と第2照明光ファイバ束とを備え、 前記第1光ファイバ束は、前記本体部に含められ、二股
    形状の第1端部及び環状の第2端部を有し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記二股形状の第1端部は第1照明分
    岐及び第2照明分岐を有し、前記第1及び第2照明分岐
    は前記本体部の前記第1端部近傍に位置し、前記第1照
    明光ファイバ束の前記環状の第2端部は前記本体部の第
    2端部近傍に位置し、 前記第2光ファイバ束は、前記コネクタ部に含められ、
    前記コネクタ部の第1端部近傍に位置する環状の第1端
    部を有し、前記光源からの光を受け取る束ねられた端部
    を有する請求項22記載の医科歯科用器具。
  28. 【請求項28】 前記本体部は少なくとも一の圧縮気通
    路及び少なくとも一の水供給路を有し、前記コネクタ部
    は少なくとも一の圧縮気通路及び少なくとも一の水供給
    路を有し、前記コネクタ部の前記圧縮気通路は前記本体
    部の圧縮気通路と接続され、前記コネクタ部の水供給路
    は前記本体部の水供給路と接続される請求項22記載の
    医科歯科用器具。
  29. 【請求項29】 圧縮気を前記第1レンズ手段に向け
    て、外部からの粒子を光路から除去する手段を備える請
    求項3、8、12、18、24のいずれかに記載の医科
    歯科用器具。
  30. 【請求項30】 前記本体部及び前記コネクタ部内の感
    熱部を冷却する冷却 手段を備える請求項10、16、2
    2のいずれかに記載の医科歯科用器具。
  31. 【請求項31】 前記冷却手段は前記空気通路及び水供
    給路である請求項30記載の医科歯科用器具。
JP8232428A 1996-07-30 1996-07-30 医科歯科用映像器具 Expired - Lifetime JP2825794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8232428A JP2825794B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 医科歯科用映像器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8232428A JP2825794B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 医科歯科用映像器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1066677A JPH1066677A (ja) 1998-03-10
JP2825794B2 true JP2825794B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=16939120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8232428A Expired - Lifetime JP2825794B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 医科歯科用映像器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2825794B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5085732B2 (ja) 2008-06-06 2012-11-28 株式会社モリタ製作所 歯科治療用撮像装置及び撮像装置付歯科治療用インスツルメント装置
JP6262936B2 (ja) * 2012-08-31 2018-01-17 株式会社吉田製作所 カメラ内蔵ハンドピース
JP6324680B2 (ja) * 2013-08-02 2018-05-16 株式会社吉田製作所 撮像窓曇り防止機能付カメラ内蔵ハンドピース
JP2016214331A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 有限会社アイデック企画 液流を用いた撮像装置
EP3470007B1 (en) * 2017-06-30 2021-07-28 GC Corporation Dental handpiece device
JP2023092273A (ja) * 2021-12-21 2023-07-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 口腔洗浄装置用ノズルおよび口腔洗浄装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186712U (ja) * 1984-11-07 1986-06-06
JPH0328412Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-06-19
JPH02257927A (ja) * 1989-03-30 1990-10-18 Olympus Optical Co Ltd 歯科用テレビジョンカメラ
JPH08131455A (ja) * 1994-11-14 1996-05-28 Olympus Optical Co Ltd 手術用顕微鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1066677A (ja) 1998-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5634790A (en) Video dental medical instrument
US5743731A (en) Instrument holder with integrated camera capability and interchangeable instrument tips
US5049070A (en) Dental drill integral camera and optics
US5124797A (en) Modular view lens attachment for micro video imaging camera
US5527261A (en) Remote hand-held diagnostic instrument with video imaging
US6276934B1 (en) Dental camera
JP2001008885A (ja) 電子内視鏡
US4947245A (en) Image picking-up and processing apparatus
US5928137A (en) System and method for endoscopic imaging and endosurgery
US5512034A (en) Surgical instrument including viewing optics and a ball probe
US20020103420A1 (en) Endoscope with alterable viewing angle
US5329936A (en) Portable arthroscope with periscope optics
US5528432A (en) Intra-oral optical viewing device
US20040185412A1 (en) Lighted Ultrasonic Handpiece and Color Code Grip System
CA2094631A1 (en) Endoscope scope assembly for full hemisphere view
WO2005104926A1 (ja) 生体観察機器、口腔内撮影装置及び医療用診療器具
US5052924A (en) Fiberoptic imaging dental drill
US7217241B2 (en) Device for orthodontic interventions
US5919129A (en) Fiber optic periodontal endoscope
JP3687145B2 (ja) 観察機能を有する歯科用ハンドピース装置
JP2825794B2 (ja) 医科歯科用映像器具
US20080231695A1 (en) Device for dental operations
JPH0749041B2 (ja) 歯科用の作業ハンドピース
JP2005304600A (ja) 生体観察機器、口腔内撮影装置、医療用照射額帯装置及びデンタルミラー
JP5063419B2 (ja) 内視鏡用先端フードおよびそれを備える内視鏡ユニット