JP2823731B2 - 応急操作決定システム - Google Patents
応急操作決定システムInfo
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
システムに係わり、特に原子炉プラント運転時に発生し
た異常事態に対応した応急操作を決定することができる
応急操作決定システムに関する。
属するため、その開発及び実用化には極めて高度の技術
的信頼性が要求されるとともに、その運転管理において
も高度の安全性が要求される。
何らかの異常が発生した場合には、まずその原因を同定
し、それを取り除くような操作を行う必要がある。しか
しながら、その第一原因を同定する以前にプラントが緊
急状態に陥り、原因を同定する時間的余裕のない場合に
は、とりあえず観測された事象を緩和するための操作
(以下応急操作と呼ぶ)を行う必要がある。そのために
は、プラント運転をトリップ(停止)させなければなら
ないか、あるいはトリップさせずに安全性を確保するた
めの何らかの手段・操作が存在するかを迅速に判断して
処置する必要がある。
が操作マニュアルを参照したり、あるいは運転支援のた
めのガイダンスシステムを利用し、最適と思われる操作
決定を行っていた。そのため、異常事態発生時に迅速か
つ的確に応急処置を行うことができるように、運転訓練
シミュレータを使用して、運転員の質の維持・向上が図
られている。
いわゆるエキスパートシステムにより行おうとする試み
もある。このシステムは、過去に発生した事象とそれに
対応した運転員の経験等を予め蓄積しておき、これを基
に新たに発生した事象に対応しようとするものである。
内容には予め想定し得ない事象が存在することも事実で
あり、上記したマニュアルやガイダンスのみでは運転員
は緊急事態に迅速・的確に対応できない場合も多い。ま
た、エキスパートシステムにおいても、蓄積された事象
に対しては迅速・的確に対応できるが、事象の内容がわ
ずかでも異なる場合には対応できず、応用が効かない。
従って、このような場合には、運転員の知識・経験・思
考パターンを総動員して異常事態に対応せざるを得な
い。
長期間を要するため、人的資源の確保と質の維持・向上
は容易ではなく、また、相当訓練された運転員であって
も、その思考パターンミス等により的確な操作決定をで
きない場合も存在するため、応急対策の万全を期すこと
が困難であった。
ないという課題がある。
なされたもので、人的判断によらずにプラントの緊急事
態に自律的に対応しうる応急操作決定システムを得るこ
とを目的とする。
決定システムは、プラントの運転目標をプラントの機能
・構造・運転マニュアル等に基づいて階層的に細分化す
るとともに相互にネットワーク化した知識ベースを設
け、プラント運転に際して周期的に得られる各種のプラ
ント計測データを基に、知識ベースの上位に位置する各
運転目標ごとに状態の正常性の度合いを示す達成度を求
め、この達成度の値が所定の範囲内にある場合は異常状
態にはあるものの応急操作が可能と判定して、達成度、
各周期ごとの達成度の変化を示す達成度変化率、最上位
の運転目標を達成するための重要度、及び外乱に対する
感度等をパラメータとしてファジィ推論により緊急度を
求め、この緊急度と他に異常の発生している運転目標に
ついての緊急度とを比較考量して、最優先的に異常抑制
を行うべき運転目標を決定し、知識ベースに基づき、当
該決定された運転目標の下位に属する運転目標について
の正常性チェックを順次行うことにより、より正常な状
態に移行させるために有効な異常状態抑制操作の対象と
なる機器を特定し、さらに、異常となっているすべての
プラント計測データの予測値と、抑制操作機器を単位量
だけ操作したときのプラント計測データの変化量の時間
経過を示す操作影響度関数とを用い、プラント計測デー
タの将来値が所定の制限範囲内に入るように、先に特定
された抑制操作対象機器の操作量を決定するようにした
ものである。
ラントが異常状態に陥った場合であっても、その異常の
程度が一定範囲内であれば緊急停止措置を採ることなく
異常状態を抑制して安全を確保するための異常状態抑制
操作を採るべきと判定され、そのための操作対象機器の
特定とその操作量の決定が行われる。
る。
作決定システム及びその周辺部を表したものである。こ
の応急操作システム10には、各種の演算及び判断等の
処理を行う中央処理装置11が設けられ、外部記憶装置
12及び主記憶装置13に接続されると共に、プラント
データ入力インターフェース14を介し各種プラントデ
ータを収集するプラントデータ収集システム15へと接
続されている。更にこの中央処理装置11は実際のプラ
ント運転管理を行うプラント運転システム16に接続さ
れている。外部記憶装置12内には、図2に示すような
運転目標機能階層化知識ベース(以下、知識ベースと呼
ぶ)17が格納されている。
把握するためにプラントの機能や構造に関するデータに
基づいて作成された知識ベースであり、図2に示すよう
に、運転目標レベル21、プラントレベル22、制御シ
ステムレベル23、及び機器レベル24の4つに階層化
された構造を有している。各レベルは、更に1又は複数
のノードから構成される。ここでノードとは、具体的な
プラントの運転目標やその目標の達成のための手段を表
すものである。従って、上位のノードほど包括的な内容
を表し、下位ノードはより具体的な内容を示している。
各ノードは、その種類に応じて操作決定に必要な以下の
ような情報を選択的に有している。
す情報、すぐ上位のノードを示す情報、及びすぐ下位の
ノードを算出するための情報とからなる。
か異常かを示す情報、異常の場合の緊急度を示す情報、
健全性を示す情報等からなる。
変更または維持するために必要な操作量を算出するため
の情報である。
統に属するかを示す情報である。
るために必要な情報をいう。
以下のような5つの種類に分けられている。
では例えば出力運転状態の維持が運転目標となってい
る。またノード32−1,32−2は、上位の運転目標
を達成するための要素を示すノードであり、状態評価ノ
ードと呼ぶ。ここでは、例えばヒートシンク制御ノー
ド、炉熱出力制御ノード等がある。状態評価ノードの下
位には、更に健全性評価ノードが位置している。例え
ば、状態評価ノードの1つであるヒートシンク制御ノー
ド32−1の下位には、2次Na流量確保ノード33−
1〜主冷却器出口Na温度制御ノード33−3等があ
る。
4−1〜34−3が位置している。更に中継ノードの下
位には、それぞれ複数の抑制操作ノードが設けられてい
る。例えばNa温度抑制操作ノード34−2の下位に
は、1A主冷却器等価抑制操作装置ノード35−1等が
配置されている。この抑制操作ノードの下位には、実際
に操作を行うための機器が配置されている。例えば2A
主冷却器等価抑制操作装置ノード35−2の下には、入
口ベーン用操作装置36−1等が配置されている。
制御ノード32−2についても同様の階層構造を有して
いる。
より発生した熱エネルギを炉心から外に取り出すための
冷却材として用いられる液体ナトリウムを意味してお
り、また、主冷却器とは、中間熱交換器を介して送られ
てきた炉心の熱を空気により冷却する熱交換器等を示
す。
の動作を図3と共に説明する。ここでは、上記システム
を例えば高速増殖炉の実験炉である「常陽」に適用する
場合について説明する。まず中央処理装置11は、一定
の周期でプラントデータ収集システム15に対し起動を
かける(ステップS101)。プラントデータ収集シス
テム15は、起動毎に、プラントの必要なデータを収集
して、プラントデータ入力インターフェース14を介し
て中央処理装置11に送出する。これを受けた中央処理
装置11は、図4に示すような処理により、状態評価ノ
ードの達成度AFを求める(ステップS102)。ここ
では一例として、図2におけるヒートシンク制御ノード
32−1を状態評価ノードとした場合の達成度を求める
場合について説明する。
と(ステップS201)、まず次の(1)式に基づい
て、プラント評価指標Iを求める(ステップS20
2)。
れぞれ主冷却器入口Naエンタルピー及び主冷却器出口
Naエンタルピーを表している。これにより求められる
プラント評価指標Iは、ここではいわゆる主冷却器によ
る除熱量を表している。このようにプラント評価指標I
としては、一般にプラントデータを独立変数とする関数
により表現し、上位ノードほどより包括的でプラントの
より広い範囲を評価し得るものを選定する。
を正規化して独立変数xを求める(ステップS20
3)。
示す。このようにして求められた独立変数xに対して、
図5に示すような状態評価関数f(x)の値を求める
(ステップS204)。この状態評価関数f(x)は、
不感帯下限値x2 から不感帯上限値x3 の間は“0”の
値をとり、トリップ下限値x1 以下の値に対しては値
“−1”、トリップ上限値x4 以上の値に対しては値
“1”をとる。
ら、次の(3)式に基づき達成度AFを求める(ステッ
プS205)。
成度は0となり、反対にf(x)が0の場合には達成度
AFは“1”の値をとる。
基づき、次にどのような応急操作をとるべきかの判定を
行う。すなわち達成度AFが“1”の場合には(ステッ
プS103;Y)、運転目標が100%達成され正常状
態にあると判定され(ステップS104)、特に応急操
作の決定は行われず、このサイクルの処理を終了する。
テップS105;Y)、いかなる応急操作も不可能と判
定され、緊急停止を行う旨の決定がなされる(ステップ
S106)。そして、緊急停止のタイミング等の決定が
行われ(ステップS107)、プラント運転システム1
6(図1)に対して、決定されたタイミングで緊急停止
を行う旨の指示を行う。
を有する場合には、なんらかの応急操作が可能な異常状
態であると判定し、緊急度EFを求める(ステップS1
08)。
に、例えばファジー推論によることができる。
常ノードが発生している場合には(ステップS109;
Y)、相互の緊急度を比較し(ステップS110)、そ
の新たな異常ノードの緊急度の方が大きい場合には(ス
テップS110;N)そちらの異常ノードに優先度を移
行する。一方、当該異常ノードのほうが緊急度が大きい
場合には(ステップS110;Y)、当該異常ノード
を、応急操作の対象として決定する(ステップS11
1)。
断された場合には、次に、その異常状態の程度を抑制
し、より正常な状態に移行させるための操作を行うため
のノード(以下、異常状態抑制操作ノードと呼ぶ)を、
後述する手順(図6)に従い、知識ベース17を用いて
決定する(ステップS112)。そして、更に後述する
手順(図7)により、その決定された異常状態抑制操作
ノードについての操作量の決定を行う(ステップS11
3)。このようにして、異常が発生した段階で、その異
常状態を抑制するための操作が可能であるかあるいは緊
急停止を行う必要があるかの判断を行うと共に、応急操
作が可能な場合には、具体的に操作を行うべき対象の特
定とその操作量の決定を行うのである。
Fを求める場合の手順を説明する。上記したように、こ
こではいわゆるファジー推論を用いて緊急度EFを求め
る。この際、ファジー関数への入力パラメータとして
は、達成度AF,達成度変化率AF´,重要度IF,及
び感度RFを用いる。そして次の表1〜表4に示すよう
なルール群を用いて、ファジー推論に基づいて緊急度を
求める。
値が次の周期でどの程度変化したかを示すものであり、
その変化が負の場合には、緊急度EFを高くする方向へ
影響を与える。また、重要度IFは、運転目標を達成す
るための重要度を示し、上位ノードほどその値が大き
い。感度RFは、外乱に対してどの程度敏感に応答する
かを示す尺度であり、その値が高いほど緊急度EFを高
くする方向へ影響を与える。
種のファジー変数を設定するが、各変数は複数の領域、
例えば達成度AFについてみると、高中低の3つの領域
に表され、これに対応した緊急度EFも低中高の3つの
領域に分けて表される。同様にして達成度変化率AF´
や重要度IF及び感度RFについてもそれぞれ複数の領
域について表される。そして、これらの各領域に対して
いわゆるメンバーシップ関数が以下のように定義され
る。すなわち、本推論においては、代数積−加算−重心
法による手順により行われる。この推論において用いら
れる各変数ごとにまとめたメンバーシップ関数は、次の
(4)式に示す通りである。
度を示す。またhi は、i番目の変数が緊急度に与える
影響の度合いを示すメンバーシップ関数であり、f
ijは、i番目の前件部変数のj番目の領域の内容を示す
メンバーシップ関数、gijは、i番目の後件部変数のj
番目の領域の内容を示すメンバーシップ関数である。こ
こに、前件部変数とは、例えば表1における達成度AF
等をいい、後件部変数とは緊急度EFをいう。なお、す
べての変数と関数値は“0”から“1”の値をとるよう
に正規化している。但し、負の値をとる場合には、“−
1”から“1”をとるようにしている。
合いを示すメンバーシップ関数は、次の(5)式より求
められる。
を示すメンバーシップ関数であり、wi は、i番目の変
数が緊急度に与える影響の度合いを示す重み係数であ
る。
により求め、これを緊急度EFとして採用する。
抑制操作ノードの決定の手順を説明する。
ードを探すことより出発する。健全性評価ノードとは、
上述したように、例えば図2における主冷却器出口Na
温度制御ノード33−3等を示し、これを探すことによ
り、その系統の目標達成度が評価でき異常系統の同定も
可能となる。この処理においては、まず当該ノードのチ
ェックを行い(ステップS301)、異常でなければ
(ステップS302;N)次のノードのチェックを行
い、異常であれば(ステップS302;Y)、そのノー
ドがANDノードかORノードを判定する。
健全性を確保するためには、当該ノードに属するすべて
の下位ノードが健全である必要があるものをいい、また
ORノードとは、当該ノードの健全性を確保するために
は、その下位に属するいずれか1つのノードが健全であ
ればそれにより他のノードの代替手段となるものであ
る。但し代替手段となるためには使用可能である必要が
ある。
テップS303;N)、使用可能であるすべての下位ノ
ードにフラグを立てるある一定のルールを用いて優先順
位を決定する(ステップS304)。一方、ANDノー
ドであった場合には(ステップS303;Y)、下位ノ
ードを1つ抽出し(ステップS305)、そのノードの
チェックを行う(ステップS306)。この結果その下
位ノードが異常であった場合には(ステップS307;
Y)、当該下位ノードにフラグを立て(ステップS30
8)、異常でなかった場合には(ステップS307;
N)フラグは立てない。そして、自己に属するすべての
下位ノードのチェックが終了するまでステップS305
からステップS309の処理を行う。
るすべての健全性評価ノードについて、異常状態抑制操
作ノードに到達するまで順次行う。そして、フラグの立
てられた抑制操作ノードが、異常状態抑制操作の対象と
なる。
ける異常状態抑制操作のための操作量の決定について説
明する。
立てられた異常状態抑制操作ノードのうち、最高優先度
の組み合わせを抽出する(ステップS401)。そし
て、この組み合わせにより、次の(7)式に示した条件
を満足する抑制操作量をサーチする(ステップS40
2)。
示し、jはそれらを抑制するための抑制操作ノードを示
す。またxi (t)は、異常ノードiのプラント変数の
予測値を示し、外挿により求める。またximinは上記プ
ラント変数の許容下限値を示し、ximaxは、同じく上限
値を示す。またδikは、i=kのときのみ1で他は0で
ある。Sjk(t)は、抑制操作ノードjを操作したと
き、ノードkに与える操作影響度関数を表し、U
j (t)は、抑制操作ノードjのステップ状の入力関数
を表す。
った場合には(ステップS403;Y)、当該操作量の
操作が可能であるかの判定を行う(ステップS40
4)。そして当該操作量の操作が可能である場合には、
その操作量を採用する(ステップS405)。一方、
(7)式を満たす操作量を見出だせなかった場合(ステ
ップS403;N)、及び当該操作量の操作が不可能な
場合(ステップS404)には、他の抑制操作ノードの
組み合わせを抽出し(ステップS406)、ステップS
402以下の処理を行う。
合には、使用不能な操作機器、OR結合の下にある使用
可能な操作機器の優先順位、及びプラントより要求され
る制約等を考慮して、運転要領等に基づいて具体的操作
方法を決定する。
異常状態発生時にプラントの緊急停止を行うことなく異
常状態抑制操作を採ることが可能と判定した場合には、
そのための操作対象機器の特定とその操作量の決定を行
うこととしたので、人的判断によらずにプラントの緊急
事態に自律的に対応して応急操作を決定することができ
る。従って、従来、操作員の能力、経験、及び勘に依存
していた緊急操作の決定を、人間の判断によることなく
客観的かつ迅速に行うことができるという効果がある。
ムを示すブロック図である。
標機能階層化知識ベースを示す説明図である。
る。
細に示す流れ図である。
細に示す流れ図である。
細に示す流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラントの運転目標をプラントの機能・
構造・運転マニュアル等に基づいて階層的に細分化する
とともに相互にネットワーク化した知識ベースを設け、 プラント運転に際して周期的に得られる各種のプラント
計測データを基に、前記知識ベースの上位に位置する各
運転目標ごとに、状態の正常性の度合いを示す達成度を
求め、 この達成度の値が所定の範囲内にある場合は異常状態に
はあるものの応急操作が可能と判定して、前記達成度、
各周期ごとの達成度の変化を示す達成度変化率、最上位
の運転目標を達成するための重要度、及び外乱に対する
感度等をパラメータとしてファジィ推論により緊急度を
求め、 この緊急度と他に異常の発生している運転目標について
の緊急度とを比較考量して、最優先的に異常抑制を行う
べき運転目標を決定し、 前記知識ベースに基づき、当該決定された運転目標の下
位に属する運転目標についての正常性チェックを順次行
うことにより、より正常な状態に移行させるために有効
な異常状態抑制操作の対象となる機器を特定し、 異常となっているすべてのプラント計測データの予測値
と、抑制操作機器を単位量だけ操作したときのプラント
計測データの変化量の時間経過を示す操作影響度関数と
を用い、前記プラント計測データの将来値が所定の制限
範囲内に入るように前記特定された抑制操作対象機器の
操作量を決定することを特徴とする応急操作決定システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4050959A JP2823731B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 応急操作決定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4050959A JP2823731B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 応急操作決定システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05249287A JPH05249287A (ja) | 1993-09-28 |
JP2823731B2 true JP2823731B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12873361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4050959A Expired - Lifetime JP2823731B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 応急操作決定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2823731B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP4050959A patent/JP2823731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
特開 昭63−298196JP,A) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05249287A (ja) | 1993-09-28 |
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