JP2816144B2 - Remedy for autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF - Google Patents

Remedy for autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF

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JP2816144B2
JP2816144B2 JP33004297A JP33004297A JP2816144B2 JP 2816144 B2 JP2816144 B2 JP 2816144B2 JP 33004297 A JP33004297 A JP 33004297A JP 33004297 A JP33004297 A JP 33004297A JP 2816144 B2 JP2816144 B2 JP 2816144B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はT細胞増殖分化因子
(T cell-replacing factor 以下、TRFと称す)に特
異的に結合するモノクローナル抗体に関するものであ
り、特にTRF活性の阻害剤、または、TRF(IL−
5と命名された)により引き起こされる自己免疫疾患又
は免疫不全患者の治療薬に関する。 【0002】TRF過剰分泌により自己免疫疾患が引き
起こされたり、TRF分泌不良により免疫不全がひきお
こされる。TRF活性の阻害剤の具体的な用途として、
TRF過剰分泌による自己免疫疾患の治療薬が挙げられ
る。また、本発明のモノクローナル抗体により精製した
TRFはTRF分泌不良による免疫不全の治療及び患者
自身の体内に抗TRF抗体が産出されることにより誘発
される自己免疫疾患の治療薬等に適用される。 【0003】さらには、本発明のモノクローナル抗体及
び精製したTRFを用いることにより未だ解決されてい
ない免疫機構のネットワークを解明することができるで
あろう。 【0004】 【従来の技術】未熟B細胞は抗IgM抗体で抗原レセプ
ター同士が架橋され活性化される。活性化されたB細胞
表面のレセプターにTRFが結合して、B細胞の増殖や
免疫グロブリン分泌細胞への分化を促進する。(Howard,
M.,Nakanishi,K.& Paul,W.E.,Immunol.Rev.78,185-210
(1984). Kishimoto,T.,Ann.Rev.,Immunol.,3,133-157(1
985). Dutton,R.W.,Folkoff,R.,Hirst,J.A. et al.,Pro
g. Immunol.,1,355-386(1971). Swain,L.L.,Howard,M.,
Kappler.J.W., et al.,J.Exp.Med.,158,822-835(1983).
参照) TRFはT細胞が分泌する因子であり、抗体を産生する
成熟したB細胞の分化をも促進する。(Schimpl,A. and
E.Wecker.,Nature,237,NB,15-17(1972). Takatsu,K.,To
minaga,A. & Hamaoka,T.,J.Immunol.,1224,2414-2422(1
980). Takatsu,K,Tanaka,K.,Tominaga,A. et al.,J.Imm
unol.,125,2646-2653(1980). Nakanishi,K. et al.,J.I
mmunol.,130,2219-2224(1983).参照) ネズミのT細胞融合細胞B151K12(Takatsu,K. et
al.,J.Immunol.,125, 2646-2653(1980).参照) から分
泌されるネズミTRFは以下の2つの特徴を持つ。(1)
BCL1 白血病B細胞株 (テキサス大学より入手) によ
るIgM分泌の誘導及びジニトロフェニル (DNP) −
卵白アルブミン (OA) 複合物で一次刺激されたB細胞
による in vitro でのIgGクラスの抗DNP抗体産生
応答の誘導。 (Takatsu,K.,Tanaka,K.,Tominaga,A. et
al.,J.Immunol.,125,2646-2653(1980). Takatsu,K.,Har
ada,N.,Hara,T. et al.,J.Immunol.,134,382-389(198
5).Harada,N.,Kikuchi,T.,Tominaga,A. et al.,J.Immun
ol.,134,3944-3951(1985).参照) (2) BCL1 白血病Bセルラインの増殖活性。 (1) をTRF活性,(2) をB細胞増殖因子II型(BCG
FII)活性と区別する場合もあるが、以降本明細書中で
は上記(1) ,(2) で示された活性をTRFが有するので
上記(1) ,(2) の活性を総称してTRF活性と云うこと
にする。ネズミのTRFは還元剤無添加の条件で分子量
45,000〜60,000(on gel filtration) 。等電点(pI 値)
4.7〜4.9 で、B細胞刺激因子1(BSF−1),イン
ターロイキン2(IL−2),インターロイキン3(I
L−3),免疫インターフェロン活性と異なるものであ
った。(Takatsu,K.,Harada,N.,Hara,T. et al.,J.Immun
ol.,134,382-389(1985). Harada,N.,Kikuchi,T.,Tomina
ga,A. et al.,J.Immunol.,134,3944-3951(1985) 参照)
なお、TRF活性としては、好酸球の増殖と分化を促進
する機能が有ることも報告されており、上記(1),
(2)の活性にこだわらない(Sanderson,C.J.,et al.,
Proc.Natl.Acad.Sci.USA,83,437(1985) 参照)。一方、
マウス以外のTRFに関しては、ヒツジTRFに関する
報告(Schimpl,A. and E.Wecker.,Nature,237,NB,15-17
(1972))やヒトTRFに関する報告(Muraguchi,A.et a
l.,J.Immunol.,127,412-416(1981).Okada,M.et al.,J.E
xp.Med.,157,583-590(1983).Mayer,L.et al.,Immunol.R
ev.,78,119-135,(1984).Okada,M.et al.,J.Immunol.,13
6,1288-1294,(1986))などが有る。とくに、ネズミTR
FとヒトTRFは均等物であることが報告されている
(Hirano,T.et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,82,5490-5
494(1985) 参照)。最近TRFをインターロイキン5
(IL−5)と呼ぶことが提唱されている。しかし、本
明細書中ではTRFとして統一して記載する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、TRFの活性を阻害することにより、TRFにより
引き起こされる種々の疾患に対する治療薬がなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、TRF活性による自己免疫疾患又は免疫不全の治療
薬を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のTRFにより引
き起こされる自己免疫疾患又は免疫不全の治療薬は、T
RF(IL−5)の抗原部分に特異的に結合し、かつ、
その活性を阻害し、IL−1、IL−2、IL−3およ
びBSF−1に結合しないモノクローナル抗体を含むこ
とを特徴とする。本発明のTRFにより引き起こされる
自己免疫疾患又は免疫不全の治療薬は、TRFの活性の
阻害剤であるため、TRFにより引き起こされる各種疾
患患者の治療薬として適用できる。 【0007】本発明のモノクロ−ナル抗体は、例えば、
融合細胞をin vivo,in vitroで培養することで製造され
る。融合細胞は、例えば、哺乳類動物をTRFで免疫し
て取り出した脾臓細胞とマウス骨髄細胞とをケ−ラ−及
びミルスタインの細胞融合技術(KOhlerand Milstein,N
ature,256,495-497(1975).参照)により細胞融合して製
造することができる。 【0008】 【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例1TRFの調製 T細胞ハイブリドーマB151K12セルライン (Taka
tsu, K. et at., J.Immunol., 125 , 2646-2653 (1980)
参照) をPMA (4 β -phorbol 12β -myristate 12α
-acetate ,シグマ社製) 3ng/ml中48時間無血清培養して
TRFを含む培養上清225 l を用意した。次に、この培
養上清から硫酸アンモニウム分画,陰イオン交換クロマ
トグラフ (DEAE−セルロース) ,ブルー・セファロ
ースカラムクロマトグラフ,モノPカラム (pharmacia
社製) クロマトグラフ,プロテインC4 (Vydac 社製)
を用いた逆相HPLC (LKB社製) によるゲルクロマ
トグラフにより比活性が 140万倍に上昇した精製TRF
を得た。なお、TRF活性は、BCL1 細胞を用いたI
gMプラーク形成細胞試験 (以下PFC試験と称す。)
で測定した。 【0009】IgM PFC試験は以下の手順で行っ
た。培養したBCL1 細胞浮遊液50〜 100μl とプロテ
インA結合ヒツジ赤血球10%浮遊液50μl とMEM培地
を含むアガロース 0.5%溶液 400μl を45℃で混和し、
スライドガラス上に注積し室温放置してゲル化させた。
このゲルに抗マウスIgM血清を加え37℃2時間30分イ
ンキュベートした。モルモット補体を加え37℃1時間イ
ンキュベートした後、プラーク数をカウントした。抗D
NPIgGPFC試験はDNP−OA複合物で刺激した
B細胞浮遊液50〜100 μl を用い同様に行った。( B細
胞がIgGを分泌するので上記の抗マウスIgM血清に
代えて抗マウスIgG血清の添加操作を行なう。) TR
F活性は精製TRFを用いた際のhalf-maximal respons
esを与える量を1単位 (U)として、培養液当たりの単位
(U/culture または PFC/culture) で表現した。脾臓細胞の調製 完全フロインドアジュバントに乳化させた精製TRF
3.5×105 Uでウィスターラットを免疫した。さらにウ
ィスターラットを精製TRF 2×105 Uで20日間毎に2
度ブーストした。最終免疫から3日後にウィスターラッ
トから脾臓細胞をとり出し以下の操作により脾臓細胞を
調製した。 【0010】Eagle's MEM 培養液5mlに脾臓を入れた。
次に、10ml用注射筒内に上記培養液4mlをとり、脾臓内
に注入した。ピンセットを用いて脾細胞をほぐした。そ
の後、細胞浮遊液を注射筒に入れ3回注射筒内に出し入
れして細胞塊を細かくした。単個化した細胞をとり出し
1000〜1200 r.p.mで遠心し洗浄した。洗浄した細胞をEa
gle's MEM 培養液2mlに浮遊させた。細胞融合 上記調製によりとり出したラットの脾臓細胞とマウス骨
髄腫細胞 P3 X63-Ag8.653 (ATCC受託番号CRL−
1580) とをケーラーとミルスタインの細胞融合技術によ
り融合した。 【0011】調製した脾臓細胞6×103 個とマウス骨髄
腫細胞 P3 X63-Ag8.6533×103 個を混合した後、遠心
し細胞をペレットにした。そのペレットに50%PEG−
1500を含むRPMI−1640培養液を1ml撹拌しながら徐
々に加えた。次にRPMI−1640培養液を撹拌しながら
徐々に加え希釈した。その後遠心にて上澄を除去し10%
FCSを含むRPMI−1640培養液にて1×106 cells/
mlになるように懸濁させ24穴マイクロプレートに1ml/
ウェルずつ分注した。翌日、500 μl/ウェルのHAT培
地を加えた。その後2日毎に同様の操作を繰り返し14日
間培養した。さらにHAT培地に替えヒポキサンチン,
チミジンを含むHT培地を2日毎に 500μl/ウェル交換
した。7〜10日後さらにHT培地に替え10%FCSを含
むRPMI−1640培養液を2日毎に 500μl/ウェル交換
した。スクリーニング 上記細胞融合により得たハイブリドーマ培養上清の抗T
RF活性をTRF活性阻害及びTRF活性吸収テストで
調べた。TRF活性阻害テストは、IgMPFC試験及
3Hチミジン( 3 H−thymidine)取り込み量に測定に
より行った。ここで、 3Hチミジン取り込み量の測定
は、TRF2U及び抗TRFモノクローナル抗体を含む
培養液 0.2ml中でBCL1 細胞 1.5×103 個培養し、培
養終了6時間前に 3Hチミジン 0.2μCi/ ウェル添加し
た。遠心操作により細胞を洗浄した後、細胞内に取り込
まれた 3Hを液体シンチレーションで測定した。 【0012】また、TRF活性吸収テストはウサギ抗ラ
ットIg抗体を吸着処理したマイクロプレートに培養上
清を加え37℃4時間インキュベートした後、洗浄し一定
量のTRFを加え更に37℃4時間インキュベートした。
上清液の残存TRF活性を測定した。その結果、ハイブ
リドーマを収容する 479ウェルのうち61ウェルが抗TR
F活性を示した。さらに61ウェルの中から再現性のある
阻害及び吸収活性を示した1ウェルを選択した。クローニング 選択した1ウェル中に含まれたハイブリドーマを限界希
釈法でクローン化し、ハイブリドーマTB13及びNC
17を得た。モノクローナル抗体の精製 ハイブリドーマTB13,NC17から抗TRFモノク
ローナル抗体を以下の操作で得た。 【0013】ハイブリドーマTB13の培養上清をヤギ
抗ラットIgG抗体結合アガロースによるアフィティー
カラムにアプライした。吸着画分を3MKSCNを含む
ホウ酸緩衝液 pH=8.0 にて溶出させて抗TRFモノクロ
ーナル抗体TB13を精製した。なお、大量精製は次の
操作により行った。BALB/ Cnu/ nuマウス腹腔
内にハイブリドーマTB131×107 個を注射後、約15
〜20日後に腹水を採取し逆相HPLCを用いたゲル濾過
によりIgG画分を得ることで抗TRFモノクローナル
抗体TB13を精製した。 【0014】抗TRFモノクローナル抗体NC17もハ
イブリドーマNC17を用いて同様の操作により精製し
た。 実施例2 (モノクローナル抗体TB13,NC17の理
化学的性質及び免疫学的性質)免疫グロブリンクラスの同定 抗TRFモノクローナル抗体TB13,NC17の免疫
グロブリンクラスをオクタロニー法で決定した。抗TR
Fモノクローナル抗体TB13,NC17はともにIg
1 であった。 分子 抗TRFモノクローナル抗体TB13,NC17の分子
量を以下の表1に示す。 【0015】 【表1】【0016】特異性 抗TRFモノクローナル抗体の特異性を検討するため
に、抗TRFモノクローナル抗体TB13,NC17が
TRF,BSF−1,IL−1,IL−2,IL−3の
各リンホカインの活性を阻害するかどうか調べた。結果
を表2に示す。表2から分かるように、TB13,NC
17の各抗TRFモノクローナル抗体は、BSF−1,
IL−1,IL−2,IL−3活性は阻害せず、TRF
活性のみを阻害した。 【0017】 【表2】 【0018】注: a) TRF (2U/ml)に対するBCL
1 細胞の応答は、2日培養後のIgMPFCの細胞数で
判定した。 b) 3 Hチミジン( 3H-thymidine) の取り
込み量を3日培養後に放射線で測定した。 c) 3 Hチミ
ジンの取り込み量を1日培養後に放射線量で測定した。
PC61 (スイス癌研究所より入手)(Lowenthal,J.W.,Z
ubler,R,H.,Nabholz,M. & MacDonald,R.H.,Nature(Lond
on),315,669-672(1985).参照) は、抗インターロイキン
2レセプター (α−IL−2 receptor)に対するラット
モノクローナル抗体である。18F10 (NIHより入
手)(Ohara,J.& Paul,W.E.,Nature(London),315,333-33
6.(1985).参照) は、BSF−1に対するIgG1 クラ
スのラットモノクローナル抗体である。WEHI−3
(WEHI (オーストラリア) より入手) はIL−3を
産生するTセルラインである。PC61 50ng/mlはTセ
ルラインGY−1(Takatsu,K.,Harada,N.,Hara,T., et
al.,J.Immunol.,134,382-389(1985). 参照) のIL−2
による増殖反応を阻害する。3万倍希釈で18F10は
抗IgM抗体の存在下でのBSF−1による休止B細胞
の増殖を阻害する。特異性の検討は、TRFによるBC
1 細胞のIgM分泌,BSF−1+抗IgM抗体によ
る休止B細胞刺激作用 (Ohara,J. & Paul,W.E.,Nature
(London),315,333-336(1985).参照) ,IL−1+PH
Aによる胸腺細胞刺激作用 (Mizel,S.B.Immunol.Rev.,6
3,51-72(1979).参照) ,IL−2によるGY−1細胞の
増殖,IL−3によるTセルラインFDCP−1刺激作
用 (Kikuchi,Y.,Kato,R.,Sano,Y.,Takahashi,H., et a
l.,J.Immunol.,136,3553-3560(1986). 参照) を各種モ
ノクローナル抗体が阻害するかどうか実験した。力 価 T細胞ハイブリドーマB151K12より得られたTR
FはBCL1 細胞をIgM分泌細胞へ分化させ、増殖を
高める作用を持つので、BCL1 細胞を用いたIgMP
FC試験および増殖試験を行った。 【0019】図1A,Bは抗TRFモノクローナル抗体
TB13,NC17をBCL1 細胞培養液に加えた時の
TRF活性阻害能を示すグラフである。試験は、in viv
o ラインで増殖させたBCL1 細胞 1.5×105 個/0.2ml
をTRF2Uと、種々の濃度の抗TRFモノクローナル
抗体TB13またはNC17または抗BSF−1モノク
ローナル抗体18F10を含む培養液 200μl 中でイン
キュベートした後行われた。 【0020】図1Aでは、2日培養後に逆IgMPFC
試験によりIgM産生細胞数を求めた。図中、記号▼は
BCL1 細胞のみを培養した培地中のIgMPFC測定
値、○はTRF添加での測定値、△はTRF+TB13
での測定値、●はTRF+NC17での測定値、□はT
RF+18F10 (in vivo 培養腹水抽出) での測定
値、■はTRF+TB13 (in vivo 培養腹水抽出) で
の測定値をそれぞれ表す。 図1Bでは、2日培養後に
3Hチミジン取り込み量を測定した。図中、記号▼はB
CL1 細胞のみを培養した場合の放射線測定値、○はT
RF添加での測定値、△はTRF+TB13での測定
値、●はTRF+NC17での測定値、□はTRF+1
8F10 (in vivo 培養腹水抽出) での測定値をそれぞ
れ表す。 【0021】比較のために行ったラットIgG1 クラス
の抗BSF−1モノクローナル抗体18F10はIgM
分泌阻害 (図1A) およびBCL1 細胞の増殖阻害 (図
1B) を有しなかった。また、抗TRFモノクローナル
抗体TB13,NC17は、どちらも40ngで強いIgM
分泌阻害 (図1A) およびBCL1 細胞の増殖阻害 (図
1B) を示した。 【0022】次に抗TRFモノクローナル抗体TB1
3,NC17がTRFで誘導される抗DNPIgG産生
応答を阻害するか検討した。DNP−OA複合物で刺激
されたB細胞は抗DNPIgGPFC試験の結果TRF
無添加で98PFC/cultureを示し、精製TRF3U/ml
添加で 638PFC/cultureを示した。抗TRFモノクロ
ーナル抗体TB13 50ng/ml を培養初日に添加で、抗
DNPIgGPFC試験結果は 126PFC/cultureであ
り抗DNPIgG産生応答を明らかに阻害していた。N
C17でも同様の結果が得られた。これはDNPで感作
されたB細胞を用いた実験でも、抗TRFモノクローナ
ル抗体TB13,NC17がTRF活性を阻害すること
を示す。 実施例3 (抗TRFモノクローナル抗体の応用例)免疫吸着剤への応用 抗TRFモノクローナル抗体TB13,NC17の混合
物 2.9mgをシアン化臭素活性化セファロースCL−4B
3g に結合させたものを免疫吸着剤として用いた。 【0023】逆相HPLC (Parmacia社製) ゲル濾過に
より得られたハイブリドーマ細胞B151K12培養上
清10ml( サンプル 1.2×104 U) を上記のアフィニティ
ーカラム (3ml packed volume) に流した流出液を回収
した後、lM Nacl 溶液50ml,PBS 100ml,水20mlで
アフィニティーカラムを洗浄した。その後、 0.8M酢酸
溶液20mlを流してアフィニティーカラムに結合している
TRFを溶出させた。溶出液は凍結乾燥後、水 0.8mlで
再溶解させた。なお、TRF活性はBCL1 細胞を用い
たIgMPFC試験で測定した。測定結果を表3に示
す。 【0024】 【表3】 【0025】表3から明らかなように粗精製したハイブ
リドーマB151K12産生TRFをアフィニティーカラ
ムに適用した結果、 138UのTRFが流出したが、 0.8
M酢酸溶液で10.8×103 UのTRFが溶出した。コント
ロールカラムとして正常ラットIgをセファロースCL
−4Bに結合したものを用意して同様の試験を行なった
結果、全てのTRFが流出した。TRFの物理化学的性質解明への応用 クロラミンT法により精製B151K12産生TRF1
×103 Uを 125 Iで標識した。 125I標識TRFより
セファデックスG−25 (Pharmacia 社製) を用いて未
結合 125Iを除去した。次に、 125I標識TRFを抗T
RFモノクローナル抗体TB13結合CL−4Bビーズ
に結合させた。CL−4Bビーズ上の 1 25I標識TRF
と抗TRFモノクローナル抗体TB13との複合物は2
−メルカプトエタノール (以下2MEと称する) 存在
(+) 及び非存在下 (−) で2%SDSを含む緩衝液に
より 125I標識TRFを解離させた。溶出した画分でS
DS−PAGEを行った。 125I標識TRFはオートラ
ジオグラフィーにて検出した。図3Aにその結果を示
す。 【0026】図中、番号1は2ME非存在下 (−2M
E) でCL−4Bビーズより 125I標識TRFを解離さ
せた画分のオートラジオグラフを示す。番号2は−2M
Eで抗TRFモノクローナル抗体TB13結合CL−4
Bビーズの代わりに正常ラットIg結合CL−4Bビー
ズを用いた際のオートラジオグラフを示す。番号3は2
ME存在下 (+2ME) で抗TRFモノクローナル抗体
TB13結合CL−4Bビーズより 125I標識TRFを
解離させた画分のオートラジオグラフを示す。番号4
は、+2MEで正常ラットIg結合CL−4Bビーズを
用いた際のオートラジオグラフを示す。 【0027】上記−2ME下で抗TRFモノクローナル
抗体TB13結合CL−4Bビーズから溶出した画分の
SDS−PAGE後のゲルを泳動方向に沿って2mm毎に
スライスし、各スライスしたゲル中の含有物質を電気泳
動的に溶出させた。その溶出物のTRF活性をIgMP
FC試験で測定した。図3Bにその結果を示す。図3A
中、番号1及びコントロールとして示した番号2から明
らかに、非還元下で主画分は分子量 44,000 〜48,000で
あった。番号3,4から還元下で分子量44,000 〜48,00
0 (−2ME下) の主画分は分子量 23,000 〜26,000
(+2ME下) に移動していることから、TRFは分子
量 23,000 〜26,000の物質の2量体であると認められ
た。しかも、図3Bで分子量 44,000 〜48,000特に約 4
6,000の画分に強いTRF活性が認められ、抗TRFモ
ノクローナル抗体TB13がTRF活性を持つ分子量 4
4,000 〜48,000のタンパク質と特異的に結合することが
証明された。 【0028】図1および表2の試験結果はTRFと数種
のリンホカインとの関係を示すものでもある。抗TRF
モノクローナル抗体TB13,NC17は50ng/ml でT
RF活性を著しく阻害するにもかかわらず、IL−1,
IL−2,IL−3,BSF−1の各リンホカインの活
性を10μg/mlの濃度でも阻害しない。以上の結果から、
TRFはBSF−1,IL−1,IL−2,IL−3と
異なり、かつ早期に作用することが明らかとなった。こ
れは、TRF標品にはインターフェロン活性が無いこと
を示したこれ迄の報告(Takatsu,K., et al.,J.Immuno
l.,134,382-389(1985).)と合わせて考えるとTRFがユ
ニークなリンホカインであることを示している。 実施例4 今までの実施例で使用したTRFはハイブリドーマB1
51K12セルラインより得られたものであるため、本
発明の抗TRFモノクローナル抗体が遺伝子組み替え技
術で製造された組み替えTRFの活性を阻害するかどう
か検討した。 【0029】最近、発明者らはTRF活性を持つcDN
Aの単離に成功した。単離したPSP6K−mTRF2
3をSalIで切断し直線のプラスミドDNAを得た。
次に、SP6RNAポリメラーゼでmRNAを合成し
た。合成されたRNAをアフリカツメガエル卵母細胞(
Xenopus oocytes)に注入し、20℃ 36 時間インキュベー
トした。組み換えTRF( rTRF) 、すなわち卵母細
胞にPSP6K−mTRF23を翻訳させた生成物質
は、BCL1 細胞の増殖およびIgM分泌細胞への分化
を刺激する。rTRFのTRF活性に対する抗TRFモ
ノクローナル抗体NC17の阻害効果を検討するため
に、抗TRFモノクローナル抗体NC17の存在下およ
び不存在下でBCL1 細胞1.5 ×105 / 0.2ml をrTR
Fと一緒に培養した。培養2日後、プロテインAを用い
たIgMPFC試験を行いIgM分泌細胞数を決定し
た。結果を図2に示す。 【0030】図2は抗TRFモノクローナル抗体NC1
7がrTRFのTRF活性阻害能を示すグラフである。
図中、記号▼はBCL1 細胞のみを培養したIgM P
FC測定値、○はrTRF( 1U/ml)添加での測定値、
●はrTRF( 3U/ml)添加での測定値、□はrTRF
( 1U/ml)+NC17添加での測定値、■はrTRF(
3U/ml)+NC17添加での測定値をそれぞれ示す。 【0031】図2から、明らかに抗TRFモノクローナ
ル抗体NC17はrTRFのTRF活性を添加量に依存
して阻害する。同様に、抗DNPIgGPFC試験を行
い、抗TRFモノクローナル抗体NC17がrTRFで
誘導されるIgG分泌を阻害するか検討した。DNP−
OA複合物で刺激されたB細胞はrTRF無添加で16
9PFC/cultureを示し、rTRF3U/ml 添加で10
03PFC/cultureを示した。抗TRFモノクローナル
抗体NC171μg/mlを培養初日に添加で、328PF
C/cultureを示し、明らかに抗DNPIgG分泌を阻害
した。 【0032】以上の結果は、抗TRFモノクローナル抗
体NC17が遺伝子組み替え技術で製造された組み替え
TRFに結合しその活性阻害すると同時に、由来の異な
る細胞系列を起源とするTRFに作用しその活性を阻害
することを示すものである。また、本発明のモノクロー
ナル抗体がTRF活性の阻害剤であるということは、広
範にわたるin vitro,in vivoの免疫応答を検討すること
が可能になるので、TRFの役割が明らかになるであろ
う。 【0033】 【発明の効果】本発明のTRFにより引き起こされる自
己免疫疾患又は免疫不全の治療薬は、TRFの活性を特
異的に阻害する阻害剤であるため、TRFにより引き起
こされる各種疾患患者の治療薬、例えば阻害剤または免
疫薬剤として有用である。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a monoclonal antibody which specifically binds to a T cell-replacing factor (hereinafter, referred to as TRF), In particular, an inhibitor of TRF activity, or TRF (IL-
No. 5) for treating autoimmune diseases or immunodeficiency patients. [0002] Excessive secretion of TRF causes autoimmune diseases, and poor secretion of TRF causes immunodeficiency. As a specific use of the TRF activity inhibitor,
Therapeutic agents for autoimmune diseases due to TRF hypersecretion are included. The TRF purified by the monoclonal antibody of the present invention is applied to the treatment of immunodeficiency due to poor secretion of TRF and the treatment of autoimmune diseases induced by the production of anti-TRF antibodies in the patient's own body. Furthermore, by using the monoclonal antibody of the present invention and purified TRF, it will be possible to elucidate a network of the immune mechanism that has not been solved yet. [0004] Immature B cells are activated by cross-linking antigen receptors with an anti-IgM antibody. TRF binds to the activated receptor on the surface of B cells and promotes B cell proliferation and differentiation into immunoglobulin secreting cells. (Howard,
M., Nakanishi, K. & Paul, WE, Immunol.Rev.78,185-210
(1984) .Kishimoto, T., Ann.Rev., Immunol., 3,133-157 (1
985) .Dutton, RW, Folkoff, R., Hirst, JA et al., Pro.
g. Immunol., 1,355-386 (1971) .Swain, LL, Howard, M.,
Kappler. JW, et al., J. Exp.Med., 158, 822-835 (1983).
TRF is a factor secreted by T cells and also promotes differentiation of mature B cells that produce antibodies. (Schimpl, A. And
E. Wecker., Nature, 237, NB, 15-17 (1972) .Takatsu, K., To
minaga, A. & Hamaoka, T., J.Immunol., 1224,2414-2422 (1
980) .Takatsu, K, Tanaka, K., Tominaga, A. et al., J. Imm
unol., 125, 2646-2653 (1980) .Nakanishi, K. et al., JI.
mmunol., 130, 2219-2224 (1983).) Murine T cell fusion cell B151K12 (Takatsu, K. et al.
al., J. Immunol., 125, 2646-2653 (1980).) The murine TRF has the following two features. (1)
Induction of IgM secretion and dinitrophenyl (DNP) − by BCL 1 leukemia B cell line (obtained from the University of Texas)
Induction of IgG class anti-DNP antibody production response in vitro by B cells primed with ovalbumin (OA) complex. (Takatsu, K., Tanaka, K., Tominaga, A. Et
al., J.Immunol., 125,2646-2653 (1980) .Takatsu, K., Har
ada, N., Hara, T. et al., J. Immunol., 134, 382-389 (198
5) .Harada, N., Kikuchi, T., Tominaga, A. et al., J. Immun
ol., 134,3944-3951 (1985). See) (2) BCL 1 leukemic B cell line proliferation activity. (1) TRF activity, (2) B cell growth factor type II (BCG
Although it may be distinguished from FII) activity in the present specification, since TRF has the activities shown in the above (1) and (2), the activities of the above (1) and (2) are collectively referred to as TRF Let's call it activity. Rat TRF has a molecular weight in the absence of a reducing agent
45,000-60,000 (on gel filtration). Isoelectric point (pI value)
4.7-4.9, B cell stimulating factor 1 (BSF-1), interleukin 2 (IL-2), interleukin 3 (I
L-3), which was different from the immune interferon activity. (Takatsu, K., Harada, N., Hara, T. et al., J. Immun
ol., 134, 382-389 (1985) .Harada, N., Kikuchi, T., Tomina.
ga, A. et al., J. Immunol., 134, 3944-3951 (1985))
In addition, it has also been reported that the TRF activity has a function of promoting the proliferation and differentiation of eosinophils.
(2) Not particular about the activity (Sanderson, CJ, et al.,
Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 83, 437 (1985)). on the other hand,
Regarding TRF other than mice, a report on sheep TRF (Schimpl, A. and E. Wecker., Nature, 237, NB, 15-17)
(1972)) and a report on human TRF (Muraguchi, A. et a
l., J. Immunol., 127, 412-416 (1981); Okada, M. et al., JE
xp.Med., 157,583-590 (1983) .Mayer, L.et al., Immunol.R
ev., 78, 119-135, (1984); Okada, M. et al., J. Immunol., 13
6,1288-1294, (1986)). In particular, rat TR
It has been reported that F and human TRF are equivalent (Hirano, T. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 82, 5490-5).
494 (1985)). Recently, TRF is interleukin 5
It has been proposed to call it (IL-5). However, in this specification, it is unified as TRF. [0005] In the prior art, there has been no therapeutic agent for various diseases caused by TRF by inhibiting the activity of TRF.
The present invention has been made in view of such problems, and has as its object to provide a therapeutic agent for an autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF activity. [0006] The therapeutic agent for an autoimmune disease or immunodeficiency caused by the TRF of the present invention includes
Specifically binds to the antigen portion of RF (IL-5), and
It comprises a monoclonal antibody that inhibits its activity and does not bind to IL-1, IL-2, IL-3 and BSF-1. Since the therapeutic agent for an autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF of the present invention is an inhibitor of TRF activity, it can be applied as a therapeutic agent for patients with various diseases caused by TRF. [0007] The monoclonal antibody of the present invention is, for example,
It is produced by culturing the fused cells in vivo and in vitro. Fusion cells can be obtained, for example, by using a spleen cell obtained by immunizing a mammal with TRF and a mouse bone marrow cell, using a cell fusion technique of Keller and Milstein (KOhlerand Milstein, N.K.).
, 256, 495-497 (1975).). [0008] The present invention will be described based on an embodiment. Example 1 Preparation of TRF T cell hybridoma B151K12 cell line (Taka
tsu, K. et at., J. Immunol., 125 , 2646-2653 (1980)
PMA (4β-phorbol 12β-myristate 12α)
-acetate (manufactured by Sigma) was serum-free cultured in 3 ng / ml for 48 hours to prepare 225 l of a culture supernatant containing TRF. Next, ammonium sulfate fractionation, anion exchange chromatography (DEAE-cellulose), blue sepharose column chromatography, mono-P column (pharmacia)
Chromatograph, Protein C4 (Vydac)
TRF whose specific activity increased by 1.4 million times by gel chromatography using reverse phase HPLC (manufactured by LKB)
I got Incidentally, the TRF activity was measured using ICL using BCL 1 cells.
gM plaque forming cell test (hereinafter referred to as PFC test)
Was measured. [0009] The IgM PFC test was performed in the following procedure. 50 to 100 μl of the cultured BCL 1 cell suspension, 50 μl of a protein A-conjugated sheep red blood cell 10% suspension and 400 μl of agarose 0.5% solution containing MEM medium were mixed at 45 ° C.
It was poured on a slide glass and left at room temperature to gel.
Anti-mouse IgM serum was added to the gel and incubated at 37 ° C. for 2 hours and 30 minutes. After adding guinea pig complement and incubating at 37 ° C. for 1 hour, the number of plaques was counted. Anti-D
The NPIgGPFC test was performed in the same manner using 50 to 100 μl of the B cell suspension stimulated with the DNP-OA complex. (Because B cells secrete IgG, an anti-mouse IgG serum is added instead of the anti-mouse IgM serum described above.) TR
F activity was determined by half-maximal response when purified TRF was used.
Unit per culture solution, with the amount giving es as 1 unit (U)
(U / culture or PFC / culture). Preparation of spleen cells Purified TRF emulsified in complete Freund's adjuvant
Wistar rats were immunized with 3.5 × 10 5 U. Wistar rats were further purified with 2 × 10 5 U of purified TRF every 2 days for 20 days.
Boosted. Three days after the final immunization, spleen cells were removed from Wistar rats, and spleen cells were prepared by the following procedure. [0010] The spleen was placed in 5 ml of Eagle's MEM culture.
Next, 4 ml of the above culture solution was taken in a 10 ml syringe and injected into the spleen. Splenocytes were loosened using forceps. Thereafter, the cell suspension was placed in the syringe and taken out of the syringe three times to reduce the cell mass. Take out singulated cells
It was centrifuged at 1000-1200 rpm and washed. Wash the washed cells with Ea
The cells were suspended in 2 ml of gle's MEM culture solution. Cell fusion Rat spleen cells and mouse myeloma cells P3 X63-Ag8.653 (ATCC accession number CRL-
1580) and Koehler and Milstein's cell fusion technology. After mixing 6 × 10 3 prepared spleen cells and 3 × 10 3 mouse myeloma cells P3 X63-Ag8.6533 × 10 3 cells, the cells were pelleted by centrifugation. Add 50% PEG- to the pellet.
1 ml of RPMI-1640 culture solution containing 1500 was gradually added with stirring. Next, the RPMI-1640 culture solution was gradually added and diluted with stirring. Then remove the supernatant by centrifugation and remove 10%
1 × 10 6 cells / RPMI-1640 culture solution containing FCS
1 ml / ml in a 24-well microplate.
Each well was dispensed. The next day, 500 μl / well of HAT medium was added. Thereafter, the same operation was repeated every two days, and the cells were cultured for 14 days. In addition, replacing HAT medium with hypoxanthine,
The HT medium containing thymidine was replaced every two days by 500 μl / well. After 7 to 10 days, the culture medium was further replaced with an HT medium and the culture medium of RPMI-1640 containing 10% FCS was exchanged every two days with 500 μl / well. Screening Anti-T of the hybridoma culture supernatant obtained by the above cell fusion
RF activity was determined by TRF activity inhibition and TRF activity absorption tests. TRF activity inhibition test was performed by measuring the IgMPFC test and 3 H-thymidine (3 H-thymidine) uptake. Here, the amount of 3 H-thymidine incorporation was measured by culturing 1.5 × 10 3 BCL1 cells in 0.2 ml of a culture solution containing TRF2U and anti-TRF monoclonal antibody, and adding 0.2 μCi / well of 3 H-thymidine 6 hours before the end of the culture. did. After washing the cells by centrifugation, 3 H incorporated into the cells was measured by liquid scintillation. In the TRF activity absorption test, the culture supernatant was added to a microplate on which a rabbit anti-rat Ig antibody had been adsorbed and incubated at 37 ° C. for 4 hours. After washing, a certain amount of TRF was added and the mixture was further incubated at 37 ° C. for 4 hours. .
The residual TRF activity of the supernatant was measured. As a result, 61 out of 479 wells containing hybridomas had anti-TR
F activity was exhibited. Further, one well showing reproducible inhibition and absorption activities was selected from the 61 wells. Cloning The hybridoma contained in the selected one well was cloned by the limiting dilution method, and hybridomas TB13 and NC were used.
17 was obtained. Purification of monoclonal antibody An anti-TRF monoclonal antibody was obtained from hybridomas TB13 and NC17 by the following procedure. The culture supernatant of the hybridoma TB13 was applied to an affinity column using a goat anti-rat IgG antibody-bound agarose. The adsorbed fraction was eluted with a borate buffer containing 3 MKSCN at pH = 8.0 to purify the anti-TRF monoclonal antibody TB13. In addition, mass purification was performed by the following operation. After injecting 131 × 10 7 hybridomas TB into the abdominal cavity of BALB / Cnu / nu mice, about 15
After about 20 days, ascites was collected, and an IgG fraction was obtained by gel filtration using reverse phase HPLC to purify the anti-TRF monoclonal antibody TB13. The anti-TRF monoclonal antibody NC17 was purified in the same manner using hybridoma NC17. Example 2 (Physicochemical and immunological properties of monoclonal antibodies TB13 and NC17) Identification of immunoglobulin class The immunoglobulin class of anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 was determined by the Ouchterlony method. Anti-TR
F monoclonal antibodies TB13 and NC17 are both Ig
It was G 1. The molecular weights of the molecular anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 are shown in Table 1 below. [Table 1] [0016] Inhibition To examine the specificity of the specific anti-TRF monoclonal antibody, anti-TRF monoclonal antibody TB13, NC17 is TRF, a BSF-1, IL-1, IL-2, the activity of the lymphokine IL-3 I checked whether to do it. Table 2 shows the results. As can be seen from Table 2, TB13, NC
Each of the 17 anti-TRF monoclonal antibodies was BSF-1,
It does not inhibit IL-1, IL-2, IL-3 activities,
Only activity was inhibited. [Table 2] Notes: a) BCL for TRF (2U / ml)
The response of one cell was determined by the number of IgMPFC cells after two days of culture. b) was measured with a radiation uptake of 3 H-thymidine (3 H-thymidine) after 3 days culture. c) The incorporation of 3 H-thymidine was measured by radiation dose after one day of culture.
PC61 (obtained from Swiss Cancer Institute) (Lowenthal, JW, Z
ubler, R, H., Nabholz, M. & MacDonald, RH, Nature (Lond
on), 315, 669-672 (1985)) is a rat monoclonal antibody against the anti-interleukin 2 receptor (α-IL-2 receptor). 18F10 (obtained from NIH) (Ohara, J. & Paul, WE, Nature (London), 315, 333-33
6. (1985).) Is an IgG 1 class rat monoclonal antibody against BSF-1. WEHI-3
(Obtained from WEHI (Australia)) is a T cell line that produces IL-3. PC61 50 ng / ml was obtained from T cell line GY-1 (Takatsu, K., Harada, N., Hara, T., et.
al., J. Immunol., 134, 382-389 (1985).
Inhibits the proliferative response. At a 30,000-fold dilution, 18F10 inhibits proliferation of resting B cells by BSF-1 in the presence of anti-IgM antibodies. Examination of specificity is performed by BC using TRF.
L 1 cells IgM secretion, resting B cell stimulatory effects of BSF-1 + anti-IgM antibody (Ohara, J. & Paul, WE, Nature
(London), 315, 333-336 (1985).), IL-1 + PH
A stimulates thymocytes (Mizel, SBImmunol. Rev., 6
3, 51-72 (1979)), proliferation of GY-1 cells by IL-2, stimulation of T cell line FDCP-1 by IL-3 (Kikuchi, Y., Kato, R., Sano, Y. , Takahashi, H., et a
l., J. Immunol., 136, 3553-3560 (1986).) was tested to determine whether various monoclonal antibodies inhibit it. TR obtained from titer T cell hybridoma B151K12
F is to differentiate BCL 1 cells into IgM secreting cells, because it has the effect of enhancing the growth, igmp with BCL 1 cells
An FC test and a proliferation test were performed. FIGS. 1A and 1B are graphs showing the ability to inhibit TRF activity when anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 are added to a BCL 1 cell culture solution. Exam is in viv
o BCL 1 cells grown in the line 1.5 × 10 5 cells / 0.2ml
Was incubated with TRF2U in 200 μl of culture containing various concentrations of anti-TRF monoclonal antibody TB13 or NC17 or anti-BSF-1 monoclonal antibody 18F10. FIG. 1A shows reverse IgMPFC after 2 days of culture.
The number of IgM producing cells was determined by the test. In the figure, the symbol ▼ is IgMPFC measurements in the medium cultured only BCL 1 cells, ○ is measured at TRF addition, △ is TRF + TB13
, T: TRF + NC17, □: T
The value measured with RF + 18F10 (in vivo cultured ascites extraction), and the symbol 表 す represents the value measured with TRF + TB13 (in vivo cultured ascites extraction). In FIG. 1B, 3H thymidine incorporation was measured after 2 days of culture. In the figure, the symbol ▼ is B
Radiation measurement value when cultured CL 1 cells alone, is ○ T
Measured value at RF addition, Δ represents measured value at TRF + TB13, ● represents measured value at TRF + NC17, □ represents TRF + 1
8F10 (in vivo culture ascites extraction) represents the measured value, respectively. [0021] The anti-BSF-1 monoclonal antibody 18F10 is IgM of rat IgG 1 class, which was carried out for the purpose of comparison
It had no secretion inhibition (FIG. 1A) and no inhibition of BCL1 cell growth (FIG. 1B). In addition, the anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 both had a strong IgM of 40 ng.
Inhibition of secretion (FIG. 1A) and growth inhibition of BCL 1 cells (FIG. 1B) were shown. Next, the anti-TRF monoclonal antibody TB1
3, It was examined whether NC17 inhibits the anti-DNP IgG production response induced by TRF. B cells stimulated with the DNP-OA conjugate were tested for TRF by anti-DNP IgGGPFC test.
Shows 98PFC / culture without addition, purified TRF3U / ml
The addition showed 638 PFC / culture. When 50 ng / ml of the anti-TRF monoclonal antibody TB13 was added on the first day of culture, the anti-DNP IgGGPFC test result was 126 PFC / culture, which clearly inhibited the anti-DNP IgG production response. N
Similar results were obtained with C17. This indicates that the anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 inhibit TRF activity in experiments using B cells sensitized with DNP. Example 3 (Application example of anti-TRF monoclonal antibody) Application to immunoadsorbent 2.9 mg of a mixture of anti-TRF monoclonal antibodies TB13 and NC17 was activated with bromine cyanide-activated Sepharose CL-4B
Those bound to 3 g were used as immunosorbents. Reverse phase HPLC (Parmacia) An effluent obtained by flowing 10 ml (1.2 × 10 4 U sample) of the culture supernatant of the hybridoma cell B151K12 obtained by gel filtration through the affinity column (3 ml packed volume) was collected. Thereafter, the affinity column was washed with 50 ml of 1M Nacl solution, 100 ml of PBS and 20 ml of water. Thereafter, 20 ml of a 0.8 M acetic acid solution was flowed to elute the TRF bound to the affinity column. The eluate was freeze-dried and redissolved in 0.8 ml of water. Incidentally, TRF activity was determined by IgMPFC test using BCL 1 cells. Table 3 shows the measurement results. [Table 3] As can be seen from Table 3, as a result of applying the roughly purified hybridoma B151K12-producing TRF to the affinity column, 138 U of TRF was eluted.
10.8 × 10 3 U of TRF eluted with the M acetic acid solution. Normal rat Ig was used as a control column in Sepharose CL.
A similar test was conducted using the sample bound to -4B, and as a result, all TRFs were discharged. Application of TRF to elucidation of physicochemical properties Purified B151K12-produced TRF1 by chloramine T method
× 10 3 U was labeled with 125 I. Unbound 125 I was removed from 125 I-labeled TRF using Sephadex G-25 (Pharmacia). Next, 125 I-labeled TRF was
RF monoclonal antibody was bound to TB13-bound CL-4B beads. CL-4B 1 on the beads 25 I-labeled TRF
The complex of the anti-TRF monoclonal antibody TB13 and
-The presence of mercaptoethanol (hereinafter referred to as 2ME)
125 I-labeled TRF was dissociated with a buffer containing 2% SDS in (+) and in the absence (-). S in the eluted fraction
DS-PAGE was performed. 125 I-labeled TRF was detected by autoradiography. FIG. 3A shows the result. In the figure, number 1 is in the absence of 2ME (−2M
The autoradiograph of the fraction from which 125 I-labeled TRF was dissociated from the CL-4B beads in E) is shown. Number 2 is -2M
E is anti-TRF monoclonal antibody TB13-bound CL-4
6 shows an autoradiograph when normal rat Ig-bound CL-4B beads were used instead of B beads. Number 3 is 2
The autoradiograph of the fraction from which 125 I-labeled TRF was dissociated from anti-TRF monoclonal antibody TB13-bound CL-4B beads in the presence of ME (+ 2ME) is shown. Number 4
Shows an autoradiograph using + 2ME and normal rat Ig-bound CL-4B beads. The gel after SDS-PAGE of the fraction eluted from the CL-4B beads conjugated with anti-TRF monoclonal antibody TB13 under -2ME was sliced every 2 mm along the direction of electrophoresis, and the substances contained in each sliced gel Was eluted electrophoretically. The TRF activity of the eluate was determined using IgMP.
Measured by FC test. FIG. 3B shows the result. FIG. 3A
From the results, the number 1 and the number 2 shown as a control clearly show that the main fraction had a molecular weight of 44,000 to 48,000 under non-reducing conditions. No. 3,4, molecular weight 44,000-48,00 under reduction
The main fraction at 0 (under -2ME) has a molecular weight of 23,000 to 26,000
(+2 ME), it was confirmed that TRF was a dimer of a substance having a molecular weight of 23,000 to 26,000. Moreover, in FIG. 3B, the molecular weight is 44,000 to 48,000, particularly
Strong TRF activity was observed in 6,000 fractions, and the anti-TRF monoclonal antibody TB13 had a molecular weight of 4 with TRF activity.
It was demonstrated to specifically bind to 4,000 to 48,000 proteins. The test results in FIG. 1 and Table 2 also show the relationship between TRF and several lymphokines. Anti-TRF
Monoclonal antibodies TB13 and NC17 were tested at 50 ng / ml.
Despite significantly inhibiting RF activity, IL-1,
It does not inhibit the activity of each lymphokine of IL-2, IL-3 and BSF-1 even at a concentration of 10 μg / ml. From the above results,
TRF was found to be different from BSF-1, IL-1, IL-2 and IL-3 and to act early. This is a previous report (Takatsu, K., et al., J. Immunol) showing that the TRF preparation has no interferon activity.
l., 134, 382-389 (1985).) indicates that TRF is a unique lymphokine. Example 4 The TRF used in the previous examples was hybridoma B1.
Since it was obtained from the 51K12 cell line, it was examined whether the anti-TRF monoclonal antibody of the present invention would inhibit the activity of recombinant TRF produced by genetic recombination technology. Recently, the present inventors have proposed a cDN having TRF activity.
A was successfully isolated. Isolated PSP6K-mTRF2
3 was cut with SalI to obtain a linear plasmid DNA.
Next, mRNA was synthesized with SP6 RNA polymerase. Xenopus oocytes (
Xenopus oocytes) and incubated at 20 ° C. for 36 hours. Recombinant TRF (rTRF), i.e. generant is translated PSP6K-mTRF23 in oocytes, stimulates the proliferation and differentiation into IgM secreting cells BCL 1 cells. In order to examine the inhibitory effect of anti-TRF monoclonal antibody NC17 on the TRF activity of rTRF, 1.5 × 10 5 /0.2 ml of BCL1 cells were subjected to rTR in the presence and absence of anti-TRF monoclonal antibody NC17.
Cultured with F. Two days after the culture, an IgMPFC test using protein A was performed to determine the number of IgM secreting cells. The results are shown in FIG. FIG. 2 shows the anti-TRF monoclonal antibody NC1.
7 is a graph showing the ability of rTRF to inhibit TRF activity.
In the figure, symbol ▼ indicates an IgMP obtained by culturing only BCL1 cells.
FC measured value, ○: measured value with addition of rTRF (1 U / ml),
● indicates the measured value with rTRF (3U / ml) added, □ indicates rTRF
(1U / ml) + Measured value with addition of NC17, ■ indicates rTRF (
3U / ml) and the measured value when NC17 was added are shown. FIG. 2 clearly shows that the anti-TRF monoclonal antibody NC17 inhibits the TRF activity of rTRF depending on the amount added. Similarly, an anti-DNPIgGPFC test was performed to examine whether the anti-TRF monoclonal antibody NC17 inhibits rTRF-induced IgG secretion. DNP-
B cells stimulated with the OA complex had 16 cells without rTRF.
9 PFC / culture, 10 rFRF at 3 U / ml addition
03 PFC / culture was indicated. The anti-TRF monoclonal antibody NC171 μg / ml was added on the first day of culture to give 328 PF.
C / culture and clearly inhibited anti-DNP IgG secretion. The above results indicate that the anti-TRF monoclonal antibody NC17 binds to and inhibits the activity of recombinant TRF produced by genetic engineering, and at the same time, acts on and inhibits the activity of TRF originating from cell lines of different origin. It shows that. In addition, the fact that the monoclonal antibody of the present invention is an inhibitor of TRF activity makes it possible to examine a wide range of in vitro and in vivo immune responses, so that the role of TRF will become apparent. The therapeutic agent for an autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF according to the present invention is an inhibitor that specifically inhibits the activity of TRF, and thus can be used to treat various patients caused by TRF. Useful as drugs, eg inhibitors or immunizing agents.

【図面の簡単な説明】 【図1】図1A,Bは、抗TRFモノクローナル抗体T
B13,NC17のTRF活性阻害能を示すグラフであ
る。 【図2】図2は、抗TRFモノクローナル抗体NC17
が遺伝子組み替え技術で製造された組み替えTRFのT
RF活性阻害能を示すグラフである。 【図3】図3Aは、125 I標識TRFのオートラジオグ
ラフを示す写真である。図3Bは、図3A番号1に対応
するSDS−PAGE後のゲルの各位置におけるTRF
活性能を示すグラフである。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1A and 1B show anti-TRF monoclonal antibody T;
It is a graph which shows the TRF activity inhibitory ability of B13 and NC17. FIG. 2 shows anti-TRF monoclonal antibody NC17.
Is T of recombinant TRF manufactured by genetic engineering technology
It is a graph which shows RF activity inhibitory ability. FIG. 3A is a photograph showing an autoradiograph of 125 I-labeled TRF. FIG. 3B shows TRF at each position of the gel after SDS-PAGE corresponding to FIG.
It is a graph which shows activity ability.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:91) ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 6 Identification code FI C12R 1:91)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 1.TRF(IL−5)の抗原部分に特異的に結合し、
かつ、その活性を阻害し、IL−1、IL−2、IL−
3およびBSF−1に結合しないモノクローナル抗体を
含むことを特徴とするTRFにより引き起こされる自己
免疫疾患又は免疫不全の治療薬。
(57) [Claims] Specifically binds to the antigen portion of TRF (IL-5),
In addition, its activity is inhibited, and IL-1, IL-2, IL-
3. An agent for treating an autoimmune disease or immunodeficiency caused by TRF, comprising a monoclonal antibody that does not bind to BSF-1 and BSF-1.
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