JP2809209B2 - プロセス間通信方式 - Google Patents

プロセス間通信方式

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JP2809209B2
JP2809209B2 JP17574096A JP17574096A JP2809209B2 JP 2809209 B2 JP2809209 B2 JP 2809209B2 JP 17574096 A JP17574096 A JP 17574096A JP 17574096 A JP17574096 A JP 17574096A JP 2809209 B2 JP2809209 B2 JP 2809209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムに
おけるプロセス間通信方式に関し、特にUNIX−OS
(オペレーティングシステム)等を基盤とする計算機シ
ステムにおけるプロセス間通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばUNIX−OSを基盤とす
る計算機システムにおけるプロセス間でのイベント通信
方式としては、刊行物(W.リチャード・スティーヴン
ス著(篠田陽一訳)、「UNIXネットワークプログラ
ミング」、(株)トッパン、1992年7月30日発
行、特に105〜201頁参照)に記載されているよう
に、(1)パイプを介してイベントデータを通知する方
式(以下「第1の従来技術」という)や、(2)プロセ
ス間に共有メモリを設け、この共有メモリにイベントデ
ータを書き込み、イベント発生の旨をセマフォで通知す
る方式(以下「第2の従来技術」という)等が一般的に
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た第1の従来技術のようにパイプを用いた通信方式で
は、パイプ資源の不足等により送信失敗となった場合
や、パイプ障害等によりパイプそのものの切断が発生し
た場合に、イベント抜けとなることを防止するために
は、送信の再実行処理や、パイプの確立からのやり直し
等の処理が必要であり、処理が煩雑になるという問題が
ある。
【0004】また、前述した第2の従来技術のように共
有メモリを用いた通信方式では、同期をとったタイムリ
ーなプロセス間通信を実行するためには、イベントデー
タ受信側が常にセマフォでウェイト(WAIT)してい
なければならず、対等型のプロセス間通信を構築できな
いという問題がある。
【0005】なお、このような第2の従来技術における
問題点を解決するために、共有メモリを用いた通信方式
において、イベント発生の旨だけをパイプを介して通知
する方式を採用することが考えられる。これは、パイプ
を用いた通信における受信側の処理では、pollシス
テムコールによる非同期なデータ受信が可能であり、デ
ータ受信のためにウェイト(WAIT)する必要がない
からである。
【0006】しかし、この場合にも、パイプ資源の不足
による送信失敗やパイプ障害等の発生時に、次のイベン
ト発生時のパイプ通信まで受信側でイベント発生の旨を
認識できないことを防止するためには、パイプを用いた
送信の再実行処理や、パイプの確立からのやり直し等の
処理が必要であり、処理が煩雑になるという問題があ
る。
【0007】従って、本発明は前述した事情に鑑みてな
されたものであり、イベント発生の旨の通知回数を減ら
して伝送効率の向上を図るとともに、イベント発生の旨
の通知のためのパイプ通信が失敗した場合でもイベント
データ送信側においてこれに対しての再送等の考慮を不
要とし、仮にパイプが障害等により切断された場合でも
イベント通信を継続可能とするプロセス間通信方式を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、計算機システムにおけるプロセス間通
信方式において、イベント送信プロセス(図1の1)と
イベント受信プロセス(図1の2)とをパイプ(図1の
3)で結合するとともに、前記イベント送信プロセスと
前記イベント受信プロセスとの両方からアクセスできる
共有メモリ(図1の4)を備え、この共有メモリに、通
信するイベントデータ(イベント情報)を格納するイベ
ントデータ格納キュー(図1の5)と、格納されてまだ
取り出されていないイベントデータの個数を計上してお
く滞留イベントカウンタ(図1の6)と、を備え、前記
イベント送信プロセスに、イベントデータの送信時に前
記共有メモリ内の前記イベントデータ格納キューにイベ
ントデータを格納し、前記滞留イベントカウンタを
“1”だけ加算するイベント情報格納手段(図1の1
1)と、前記滞留イベントカウンタが“0”から“1”
へ遷移する場合にだけ前記イベント情報格納手段から呼
び出され、前記パイプを介してイベント発生の旨をイベ
ント受信プロセスへ通知するイベント発生通知手段(図
1の12)と、を備え、前記イベント受信プロセスに、
前記パイプを介して非同期にイベント発生の旨を受信で
きるイベント発生受信手段(図1の13)と、このイベ
ント発生受信手段からの指示により前記共有メモリ内の
前記イベントデータ格納キューから前記滞留イベントカ
ウンタ分のイベントデータを取り出し、前記滞留イベン
トカウンタを“0”にリセットするイベント情報取得手
段(図1の14)と、を備えたことを特徴とするプロセ
ス間通信方式を提供する。
【0009】また、本発明のプロセス間通信方式は、前
記イベント受信プロセスに、あらかじめ定められた所定
間隔で前記イベント情報取得手段を呼び出すタイマ制御
手段(図1の15)をさらに備え、前記イベント情報取
得手段が、前記タイマ制御手段からの指示に呼応して前
記共有メモリ内の前記イベントデータ格納キューに滞留
しているイベントデータを取得するようにするとよい。
【0010】このように、本発明のプロセス間通信方式
によれば、イベント送信プロセスからイベント受信プロ
セスへのイベント発生の旨を通知するパイプ通信を、共
有メモリ内の滞留イベントデータの個数が“0”から
“1”へ遷移した場合にだけ実行することにより、イベ
ント発生の度にその旨を通知する従来の方式と比較して
伝送効率の向上を図る。
【0011】また、本発明のプロセス間通信方式によれ
ば、イベントデータ受信側において、共有メモリ内にイ
ベントデータが滞留しているか否かを所定間隔で検出
し、イベントデータが滞留している場合にこの滞留イベ
ントデータを取得することにより、イベントデータ送信
側においてイベント発生の旨の通知のためのパイプ通信
が失敗した場合でも、これに対しての再送等の考慮が不
要であり、また仮にパイプが障害等により切断された場
合でもイベント通信を継続可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【0014】図1を参照すると、本発明はその実施の形
態において、イベント送信プロセス1と、イベント受信
プロセス2と、イベント送信プロセス1とイベント受信
プロセス2とを結合するパイプ3と、イベント送信プロ
セス1とイベント受信プロセス2との両方からアクセス
できる共有メモリ4と、を備える。
【0015】共有メモリ4は、通信するイベントデータ
(イベント情報)を格納するイベントデータ格納キュー
5と、格納されてまだ取り出されていないイベントデー
タの個数を計上しておく滞留イベントカウンタ6と、を
備える。
【0016】イベント送信プロセス1は、イベントデー
タの送信時に共有メモリ4内のイベントデータ格納キュ
ー5にイベントデータを格納し、滞留イベントカウンタ
6を“1”だけ加算するイベント情報格納手段11と、
滞留イベントカウンタ6が“0”から“1”へ遷移する
場合にだけイベント情報格納手段11から呼び出され、
パイプ3を介してイベント発生の旨をイベント受信プロ
セス2へ通知するイベント発生通知手段12と、を備え
る。
【0017】イベント受信プロセス2は、パイプ3を介
して非同期にイベント発生の旨を受信できるイベント発
生受信手段13と、イベント発生受信手段13からの指
示により共有メモリ4内のイベントデータ格納キュー5
から滞留イベントカウンタ6分のイベントデータを取り
出し、滞留イベントカウンタ6を“0”にリセットする
イベント情報取得手段14と、あらかじめ定められた一
定間隔でイベント情報取得手段14を呼び出すタイマ制
御手段15と、を備える。
【0018】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。
【0019】図2は、図1に示したイベント送信プロセ
ス1内のイベント情報格納手段11の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0020】図1および図2を参照すると、イベントデ
ータの送信事象が発生した際に、イベント送信プロセス
1内のイベント情報格納手段11は、共有メモリ4内の
イベントデータ格納キュー5にそのイベントデータを格
納し(ステップ21)、共有メモリ4内の滞留イベント
カウンタ6を“1”だけ増加(1−UP)させる(ステ
ップ22)。
【0021】その際に、イベント情報格納手段11は、
滞留イベントカウンタ6が“0”から“1”へ遷移した
のであれば(ステップ23でYES)、イベント発生通
知データをイベント受信プロセス2へ送信するためにイ
ベント発生通知手段12を呼び出す(ステップ24)。
なお、滞留イベントカウンタ6が“0”から“1”へ遷
移したのでなければ(ステップ23でNO)、そのまま
処理を終了する。
【0022】図3は、図1に示したイベント送信プロセ
ス1内のイベント発生通知手段12の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0023】図1および図3を参照すると、イベント送
信プロセス1内のイベント発生通知手段12は、イベン
ト情報格納手段11からイベント発生通知データの送信
要求を受けると(ステップ31)、パイプ3を介してイ
ベント発生通知データをイベント受信プロセス2へ送信
する(ステップ32)。
【0024】図4は、図1に示したイベント受信プロセ
ス2内のイベント発生受信手段13の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0025】図1および図4を参照すると、イベント受
信プロセス2内のイベント発生受信手段13は、pol
lシステムコールにより非同期にパイプ3からのデータ
受信を待ち合わせている(ステップ41)。パイプ3を
介してイベント送信プロセス1からのイベント発生通知
データを受信すると(ステップ42)、イベント情報取
得手段14を呼び出す(ステップ43)。
【0026】図5は、図1に示したイベント受信プロセ
ス2内のタイマ制御手段15の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0027】図1および図5を参照すると、イベント受
信プロセス2内のタイマ制御手段15は、あらかじめ定
められた時間でタイマを起動し(ステップ51)、タイ
ムアウトの発生でイベント情報取得手段14を呼び出す
(ステップ52)。なお、タイマ制御手段15は、ステ
ップ51およびステップ52の処理をループで繰り返し
実行する。
【0028】図6は、図1に示したイベント受信プロセ
ス2内のイベント情報取得手段14の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0029】図1および図6を参照すると、イベント受
信プロセス2内のイベント情報取得手段14は、イベン
ト発生受信手段13またはタイマ制御手段15からイベ
ントデータの取得要求を受けると(ステップ61)、滞
留イベントカウンタ6が“0”か否かのチェックを実行
する(ステップ62)。
【0030】滞留イベントカウンタ6が“0”であった
場合には(ステップ62でYES)、そのまま処理を終
了し、滞留イベントカウンタ6が“0”でなかった場合
には(ステップ62でNO)、共有メモリ4内のイベン
トデータ格納キュー5から滞留イベントカウンタ6分の
イベントデータを取り出し(ステップ63)、共有メモ
リ4内の滞留イベントカウンタ6を“0”にリセットす
る(ステップ64)。
【0031】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、イベント送信プロセス1内のイベント情報格納手段
11およびイベント発生通知手段12により、イベント
発生通知データの送信のためのパイプ通信を、共有メモ
リ4内の滞留イベントカウンタ6が“0”から“1”へ
遷移する場合にだけ実行するため、従来の方式と比較し
てイベント発生通知データの送信回数を減らして伝送効
率の向上を図ることができる。
【0032】また、本発明の実施の形態によれば、イベ
ント受信プロセス2内のタイマ制御手段15およびこの
タイマ制御手段15からの指示に呼応して動作するイベ
ント情報取得手段14により、共有メモリ4内のイベン
トデータ格納キュー5にイベントデータが滞留している
か否かを一定間隔で検出し、滞留している場合にこの滞
留イベントデータを取得するため、イベント送信プロセ
ス1においてイベント発生通知データの送信のためのパ
イプ通信が失敗した場合でも、これに対しての再送等の
考慮が不要であり、また仮にパイプ3が障害等により切
断された場合でもイベント通信を継続することができ
る。
【0033】
【実施例】次に、前述した本発明の実施の形態をより具
体的に説明するために、本発明の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0034】図7は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0035】図7に示すように、本実施例においては、
プロセス(1)71とプロセス(2)72とのプロセス
間通信において、プロセス(1)71からプロセス
(2)72へイベントデータ(イベント情報)を送信す
るものとし、プロセス(1)71とプロセス(2)72
とはUNIX−OSで提供される機構であるパイプ3を
介して接続され、プロセス(1)71とプロセス(2)
72との両方からアクセスできる共有メモリ4を備え
る。
【0036】プロセス(1)71は、プロセス(1)7
1からプロセス(2)72へのイベントデータの送信時
に、図2および図3に示した手順に従って以下の処理を
実行する。
【0037】すなわち、プロセス(1)71は、送信し
ようとするイベントデータを共有メモリ4内のイベント
データ格納キュー5にキューイングし、共有メモリ4内
の滞留イベントカウンタ6を“1”だけ増加(1−U
P)させる。
【0038】ここで、この処理の直前に共有メモリ4内
のイベントデータ格納キュー5にイベントデータが1件
も滞留していなかった場合には、今回の処理で滞留イベ
ントカウンタ6が“0”から“1”へ遷移することとな
るが、この場合にはパイプ3を介してイベント発生通知
データをプロセス(2)72へ送信する。なお、その際
に送信されるデータは“?+(プロセス名)”、すなわ
ち本実施例の場合には“?プロセス1”と取り決めてお
く。
【0039】これに対し、イベントデータのキューイン
グの際に、既に何件かのイベントデータが共有メモリ4
内のイベントデータ格納キュー5に滞留していた場合に
は、今回の処理で滞留イベントカウンタがn(n≠0)
からn+1へ遷移することとなるが、この場合にはパイ
プ3を介してのイベント発生通知データの送信は実行し
ない。
【0040】次に、プロセス(2)72は、プロセス
(1)71からのイベントデータの受信時に、図4ない
し図6に示した手順に従って以下の処理を実行する。
【0041】すなわち、プロセス(2)72は、pol
lシステムコールにより非同期にパイプ3からのデータ
受信を待ち合わせている。パイプ3を介して“?プロセ
ス1”を受信すると、共有メモリ4内の滞留イベントカ
ウンタ6を参照する。
【0042】ここで、滞留イベントカウンタ6が“0”
であった場合には、何もせずに処理を終了し、再びpo
llシステムコールによるデータ受信の待ち状態に移行
する。
【0043】これに対し、滞留イベントカウンタ6がn
(n≠0)であった場合には、共有メモリ4内のイベン
トデータ格納キュー5からn個分のイベントデータを取
得し、滞留イベントカウンタ6を“0”にリセットす
る。なお、プロセス(2)72は、このイベントデータ
に基づいた処理を実行した後、再びpollシステムコ
ールによるデータ受信の待ち状態に移行する。
【0044】また、前述した処理とは非同期の処理とし
て、プロセス(2)72は、一定時間(例えば1秒程
度)でタイマを起動しており、タイムアウトのタイミン
グで共有メモリ4内の滞留イベントカウンタ6を参照す
る。
【0045】ここで、滞留イベントカウンタ6が“0”
であった場合には、何もせずに処理を終了し、再び1秒
のタイマを起動する。
【0046】これに対し、滞留イベントカウンタ6がn
(n≠0)であった場合には、共有メモリ4内のイベン
トデータ格納キュー5からn個分のイベントデータを取
得し、滞留イベントカウンタ6を“0”にリセットす
る。なお、プロセス(2)72は、このイベントデータ
に基づいた処理を実行した後、再び1秒のタイマを起動
する。
【0047】以上により、本発明のプロセス間通信方式
の一実施例の処理が完了する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イベント発生の旨を通知するパイプ通信を、イベント発
生の度に実行するのではなく、共有メモリ内の滞留イベ
ントデータの個数が“0”から“1”へ遷移する場合に
だけ実行するため、イベント発生の旨の通知回数を減ら
して伝送効率の向上を図ることができる。
【0049】また、本発明によれば、イベントデータ受
信側において、共有メモリ内にイベントデータが滞留し
ているか否かを所定間隔で検出し、イベントデータが滞
留している場合にこの滞留イベントデータを取得するた
め、イベントデータ送信側においてイベント発生の旨の
通知のためのパイプ通信が失敗した場合でも、これに対
しての再送等の考慮が不要であり、また仮にパイプが障
害等により切断された場合でもイベント通信を継続する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態におけるイベント送信プロ
セス内のイベント情報格納手段の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の形態におけるイベント送信プロ
セス内のイベント発生通知手段の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の実施の形態におけるイベント受信プロ
セス内のイベント発生受信手段の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態におけるイベント受信プロ
セス内のタイマ制御手段の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるイベント受信プロ
セス内のイベント情報取得手段の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 イベント送信プロセス 2 イベント受信プロセス 3 パイプ 4 共有メモリ 5 イベントデータ格納キュー 6 滞留イベントカウンタ 11 イベント情報格納手段 12 イベント発生通知手段 13 イベント発生受信手段 14 イベント情報取得手段 15 タイマ制御手段 71 プロセス1 72 プロセス2

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機システムにおけるプロセス間通信方
    式において、 イベント送信プロセスとイベント受信プロセスとをパイ
    プで結合するとともに、前記イベント送信プロセスと前
    記イベント受信プロセスとの両方からアクセスできる共
    有メモリを備え、 この共有メモリに、通信するイベントデータ(イベント
    情報)を格納するイベントデータ格納キューと、格納さ
    れてまだ取り出されていないイベントデータの個数を計
    上しておく滞留イベントカウンタと、を備え、 前記イベント送信プロセスに、イベントデータの送信時
    に前記共有メモリ内の前記イベントデータ格納キューに
    イベントデータを格納し、前記滞留イベントカウンタを
    “1”だけ加算するイベント情報格納手段と、前記滞留
    イベントカウンタが“0”から“1”へ遷移する場合に
    だけ前記イベント情報格納手段から呼び出され、前記パ
    イプを介してイベント発生の旨をイベント受信プロセス
    へ通知するイベント発生通信手段と、を備え、 前記イベント受信プロセスに、前記パイプを介して非同
    期にイベント発生の旨を受信できるイベント発生受信手
    段と、このイベント発生受信手段からの指示により前記
    共有メモリ内の前記イベントデータ格納キューから前記
    滞留イベントカウンタ分のイベントデータを取り出し、
    前記滞留イベントカウンタを“0”にリセットするイベ
    ント情報取得手段と、を備えたことを特徴とするプロセ
    ス間通信方式。
  2. 【請求項2】前記イベント受信プロセスに、あらかじめ
    定められた所定間隔で前記イベント情報取得手段を呼び
    出すタイマ制御手段をさらに備え、 前記イベント情報取得手段が、前記タイマ制御手段から
    の指示に呼応して前記共有メモリ内の前記イベントデー
    タ格納キューに滞留しているイベントデータを取得する
    ことを特徴とする請求項1記載のプロセス間通信方式。
  3. 【請求項3】イベント送信プロセスとイベント受信プロ
    セスとをパイプで結合するとともに、前記イベント送信
    プロセスと前記イベント受信プロセスとの両方からアク
    セスできる共有メモリを備え、この共有メモリにイベン
    トデータを書き込み、イベント発生の旨を前記パイプを
    介して通知するプロセス間通信方式において、 イベント発生の旨を通知するパイプ通信を、前記共有メ
    モリ内の滞留イベントデータの個数が“0”から“1”
    へ遷移する場合にだけ実行することを特徴とするプロセ
    ス間通信方式。
  4. 【請求項4】前記イベントデータの受信側において、前
    記共有メモリ内にイベントデータが滞留しているか否か
    を所定間隔で検出し、イベントデータが滞留している場
    合にこの滞留イベントデータを取得するようにしたこと
    を特徴とする請求項3記載のプロセス間通信方式。
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