JP2805889B2 - 小型地上局用屋外装置 - Google Patents

小型地上局用屋外装置

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JP2805889B2 JP1241229A JP24122989A JP2805889B2 JP 2805889 B2 JP2805889 B2 JP 2805889B2 JP 1241229 A JP1241229 A JP 1241229A JP 24122989 A JP24122989 A JP 24122989A JP 2805889 B2 JP2805889 B2 JP 2805889B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、小型地上局を用いた双方向衛星通信システ
ムにおける屋外装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の小型地上局用屋外装置は、第3図に示
すような構成であった。すなわち、交差偏波分波器25,
送信用電力増幅器21,受信用低雑音増幅器23,送信用周波
数変換器22,受信用周波数変換器24,送信用局部発振器2
6,受信用局部発振器27とを同一のハウジング20に収納
し、これをパラボナアンテナの焦点に設置していた。送
信用電力増幅器21に使用されている増幅素子は全てガリ
ウムヒ素FETであり、数Wの出力が得られる。ハウジン
グ20はアルミダイカストで構成されており、送信用電力
増幅器21の発熱や、太陽熱の吸収による温度上昇などを
考慮して放熱設計がなされている。このハウジング20の
放熱設計により、送信用電力増幅器21内の増幅素子のジ
ャンクション温度は、所要寿命を満足する温度を越えな
いようにされている。
発明が解決しようとする課題 このような小型地上局用屋外装置は、通常1.2〜1.8m
程度の小型パラボナアンテナの焦点部に設置するためハ
ウジング20の大きさや重量に制約があった。この制約を
上回る大きさや重量の屋外装置を設置するとアンテナ部
の機械的安定性が損われ、衛星局アンテナとの方向がズ
レてしまい、良好な送受信を行うことが困難となる。一
方、ハウジング20の大きさや重量は、放熱設計の観点か
ら定められており、これを無視して小形・軽量化を行う
と半導体のジャンクション温度が高くなり、屋外装置の
寿命を短くしてしまうことになる。
ところで、現在、衛星通信で実用化されている電波の
周波数帯にはCバンド,Kuバンド,Kaバンドがある。Kuバ
ンドの周波数帯を利用した衛星通信システムでは、第3
図に示したような屋外装置が広く利用されている。Kuバ
ンドで用いられているパラボナアンテナと同じものをC
バンドで利用しようとすると、ハウジングの大きさや重
量は、アンテナ部の機械的強度の点から、Kuバンドのハ
ウジンと同程度にしなければならない。しかし、電波の
周波数が下がると、アンテナの利得が低下するために、
送信用電力増幅器21の送信出力を増加させる必要があ
り、これに伴って、送信用電力増幅器21の発熱量も増加
するために、KuバンドのハウジングをCバンドのハウジ
ングに適用することは、放熱や寿命の点から困難であ
る。この様な理由から、Kuバンドのパラボナアンテナを
利用したCバンドの小型地上局用の屋外装置は、そのハ
ウジングがKuバンドに比べて大きくかつ重くなるのが一
般的であり、アンテナの焦点部に設置することが困難と
なる。本発明は、この様な課題に鑑み、Cバンドの小型
地上局用の屋外装置をKuバンドの小型地上局用パラボナ
アンテナで使用可能とすることを目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、パラボナアンテ
ナの近傍に設けられた支持部材を介して交差偏波分波器
と受信用低雑音増幅器とをパラボナアンテナの焦点部に
設置するとともに、送信用周波数変換器、受信用周波数
変換器、局部発振器、送信用電力増幅器を収納したハウ
ジングを前記パラボナアンテナの近傍に設けられた支持
部材に沿って設置し、さらに低損失の同軸ケーブルによ
って、ハウジングと受信用低雑音増幅器及び交差偏波分
波器とを接続することによって構成する。
作用 このような構成にすると、ハウジングをパラボナアン
テナの焦点部に設置しなくて済むため、ハウジングの大
きさや重量に関係なく、アンテナの機械的安定性を確保
することができるとともに、受信用低雑音増幅器をパラ
ボナアンテナの焦点部に設置しているために、雑音特性
を劣化させずに済むため、良好な受信性能が得られ、さ
らに、送信用電力増幅器と交差偏波分波器との接続が、
低損失の同軸ケーブルで接続されているために、ケーブ
ル損失による送信出力の低下を低く抑えることが可能で
ある。
実施例 以下、本発明の実施例について、第1図を用いて説明
する。第1図は、本発明による超小型地上局用屋外装置
の構成図である。ハウジング1の中には、送信用電力増
幅器2,送信用周波数変換器3,送信用局部発振器5,受信用
周波数変換器4,受信用局部発振器6が収納されている。
またハウジング1には、送信用出力端子7,送信用入力端
子9,受信用入力端子8,受信用出力端子10が設けられてい
る。なお、この屋外装置の送信周波数は6GHz帯,受信周
波数は4GHz帯であり、IF周波数は送受信ともに1GHz帯で
ある。送信用電力増幅器2の送信パワーは5Wであり、ハ
ウジング1内の他回路ブロックも含めた全体の消費電力
は、約70Wである。導波管回路で構成された交差偏波分
波器11には、受信用低雑音増幅器12が取り付けられてお
り、この受信用低雑音増幅器の出力端子14とハウジング
1に設けられなた受信入力端子9は、低損失同軸ケーブ
ル16によって接続されている。同じく、交差偏波分波器
11の送信入力端子13と送信出力端子7は、低損失同軸ケ
ーブル16′によって接続されている。交差偏波分波器11
の共通端子15には、フィードホーンが取り付けられる。
本図において、低損失同軸ケーブルより右側に示した部
分が、パラボナアンテナの焦点部に設置され、ハウジン
グ1は、焦点部の近傍で、しかもアンテナ部の機械的安
定性を損わない位置に設置される。第2図は、本発明に
よる小型地上局用屋外装置をパラボナアンテナに設置し
た場合の様子を示す概略図である。パラボナアンテナ17
は、Kuバンドの小型地上局で用いている直径1.8mのもの
であり、支柱19によって固定されている。このパラボナ
アンテナ17とのインターフェースを行うフィードホーン
18は交差偏波器11の共通端子に取り付けられている。ハ
ウジング1は、交差偏波分波器11をパラボナアンテナ17
の焦点部に保持するための金具のパラボナアンテナ17に
近い方に取り付けられている。ハウジング1の形状は、
自然冷却により、自己発熱と太陽熱吸収による温度上昇
を抑え、所要寿命が得られるように設計されているが、
かなりの重量となるため、これをパラボナアンテナ17の
焦点部に設置することは、困難である。第1図及び第2
図における低損失同軸ケーブル16、16′は、近年、極め
て低損失のものが市販されており、これを用いている。
受信側の低損失同軸ケーブル16については、受信用低雑
音増幅器12の利得を高く設定しておけば、ケーブル損失
が地上局の雑音性能に及ぼす影響を低減することが出来
るため、比較的安価なものを採用することが可能であ
る。しかし、送信側のケーブル損失は、送信出力の低下
を招くため、十分に低損失なものを用いなければならな
い。この送信側の同軸ケーブルの代わりに、導波器を利
用すれば、低損失化が可能となるが、ハウジング1の設
置に対する柔軟性が無くなるために、本実施例のよう
に、低損失同軸ケーブル16′を用いて、かつハウジング
1をパラボナアンテナ17の焦点近傍に設置する方法が得
策である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ハウジングの大きさ
や重量の制御が低減されるために、ハウジングの放熱設
計の自由度を高くすることが出来、このことは、半導体
の寿命を永くすることにつながる。また、同軸ケーブル
によって、ハウジングと受信用低雑音増幅器及び交差偏
波分波器を接続するために、ハウジングの設置に柔軟性
を持たせることができる。さらに、受信用低雑音増幅器
は、アンテナの焦点部に設置しているため、地球局の雑
音性能を劣化させることが無い。勿論送信用電力増幅器
の送信パワーを上げることによりKuバンドのパラボナア
ンテナをCバンドで利用することが可能となるのは当然
であるが、この他にも、交差偏波分波器のみを交換する
ことによって、種種の偏波特性の通信システムに対応出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による小型地上局用屋外装置の一実施
例の構成図であり、第2図は、その設置の様子を示す概
略図である。第3図は従来の超小型地上局用屋外装置の
構成図である。 1……ハウジング、2……送信用電力増幅器、3……送
信用周波数変換器、4……受信用周波数変換器、5……
送信用局部発振器、6……受信用局部発振器、7……送
信出力端子、8……受信入力端子、9……送信入力端
子、10……受信出力端子、11……交差偏波分波器、12…
…受信用低雑音増幅器、13……交差偏波分波器送信入力
端子、14……低雑音増幅器出力端子、15……交差偏波分
波器共通端子、16,16′……低損失同軸ケーブル、17…
…パラボナアンテナ、18……フィードホーン、19……支
柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−233840(JP,A) 特開 昭63−299524(JP,A) 特開 平1−202032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/14 - 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラボナアンテナの焦点に、前記パラボナ
    アンテナの近傍に設けられた支持部材を介して交差偏波
    分波器と受信用低雑音増幅器とを設置するとともに、送
    信用周波数変換器、受信用周波数変換器、送信用電力増
    幅器、局部発振器を収納したハウジングを、前記パラボ
    ナアンテナの近傍に設けられた支持部材に沿って設置
    し、低損失の同軸ケーブルによってこのハウジングと前
    記受信用低雑音増幅器及び前記交差偏波分波器とを接続
    した小型地上局用屋外装置。
JP1241229A 1989-09-18 1989-09-18 小型地上局用屋外装置 Expired - Fee Related JP2805889B2 (ja)

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