JP2800515B2 - 断熱膜屋根構造 - Google Patents

断熱膜屋根構造

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JP2800515B2
JP2800515B2 JP3329748A JP32974891A JP2800515B2 JP 2800515 B2 JP2800515 B2 JP 2800515B2 JP 3329748 A JP3329748 A JP 3329748A JP 32974891 A JP32974891 A JP 32974891A JP 2800515 B2 JP2800515 B2 JP 2800515B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する外壁間にイン
フレート,デフレート可能に張架される膜屋根、とりわ
け、断熱機能を持った断熱膜屋根の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ドーム等の無柱構造となった大空
間施設の屋根を、膜屋根として構築するものが出現して
いる。この膜屋根構造は大空間施設を取り囲む外壁の上
端部間を、防水性の可撓性膜によって覆うようになって
いる。前記膜屋根は、大空間施設内部に空気を注入する
ことによりインフレート(膨脹)し、このインフレート
状態で中央部が膨出したドーム状の屋根が構成される。
また、前記膜屋根は、外壁間に適宜間隔をもって架設さ
れるケーブルに支持することにより、強風時にこの膜屋
根がフラッタリングするのを防止するようになってい
る。
【0003】ところで、かかる膜屋根構造にあっては、
この膜屋根が単膜構造として構成された場合には、外気
温が膜屋根を通して大空間施設内に大きく影響されてし
まう。特に、夏期にあって直射日光が照射された場合に
は、前記施設内が温室状態となって著しく温度上昇され
てしまい、施設内を空調するためのエネルギー消費量が
大きく、必然的に空調機の著しい大型化が来されてしま
う。
【0004】そこで、前記膜屋根を二重膜構造として、
その中に断熱材を取り付けることにより断熱効率を大幅
に向上し、外気温の影響を極力低減することが考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断熱効
率を向上するために、膜屋根を二重膜構造としてその中
に断熱材を介在させた場合には、膜屋根内外の温度差に
伴って二重膜の内部に結露現象が発生してしまう。従っ
て、このように膜屋根が結露されると二重膜内に水滴が
蓄積されるため、膜屋根自体の重量が重くなって、この
膜屋根をインフレートさせるために施設内に注入する空
気圧を高くする必要がある。また、結露した水滴により
膜屋根および断熱材自体の耐久性を低下させてしまうと
いう課題がある。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、膜屋根を二重膜構造として断熱効率を向上するとと
共に、その内部に結露現象が発生するのを防止すること
ができる断熱膜屋根構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、外気温より室内気温の低い屋内スケート
場等に適用される断熱膜屋根構造において、対向する外
壁間に張架される膜屋根を、外膜と内膜とにより二重膜
構造とし、これら外膜と内膜との間に断熱材を介在させ
ると共に、内膜に適宜間隔をもって連通穴を形成し、前
記連通穴を介して大空間部内の空気を前記二重膜内部に
導入する構成とする。
【0008】
【作用】以上の構成により本発明の断熱膜屋根構造にあ
っては、外膜と内膜とにより二重膜構造として、その中
に断熱材を介在させたので、断熱効率の著しい向上を図
ることができる。また、前記内膜に適宜間隔をもって連
通穴を形成したので、この連通穴を介して室内の空気を
外膜と内膜との間に供給して結露現象を防止することが
できる。また、前記連通穴を形成したことにより、この
連通穴を介して室内の空気圧を二重膜内に導入し、外膜
を押し上げることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1,図2は本発明にかかる断熱膜屋根構造
の一実施例を示し、図1は本発明が適用される大空間施
設の断面を示す概略構成図、図2は図1中A−A線から
の要部拡大断面図である。
【0010】即ち、図1に示す大空間施設は人工スキー
場10として用いるもので、両側に外壁12,12が構
築され、これら外壁12,12の上端部間に膜屋根14
が張架される。そして、前記外壁12,12および膜屋
根14で構成される大空間部16の床面18は図中紙面
直角方向に連続して傾斜され、この傾斜された床面18
に人工雪を積もらせてゲレンデを構成し、その積雪上を
滑走できるようになっている。
【0011】前記膜屋根14は、図1中実線状態では内
部に空気が注入されてインフレートされた状態を示し、
また、2点鎖線状態では内部の空気圧が排除されてデフ
レートされた状態を示す。前記膜屋根14は外壁12,
12の上端部間に架設されるケーブル20(図2参照)
で支持される。尚、前記外壁12,12の外側には機械
室24およびリフト室26が設けられ、機械室24には
空調機,人工造雪機およびスノーガン等が設置される。
【0012】前記膜屋根14は、図2に示したようにそ
れぞれ耐水性を有する可撓性膜で形成された外膜14a
と内膜14bとによって二重膜構造として構成される。
そして、これら外膜14aと内膜14bとの間に形成さ
れる空間部S1内に断熱材30(図中梨地状で示す)を
充填し、前記膜屋根14を断熱膜屋根として構成する。
【0013】前記ケーブル20は図2に示したように、
内外方向(尚、この内外方向は前記大空間部16を中心
とした方向で決定される。以下同様)に対を成す一次ケ
ーブル20aと二次ケーブル20bとで構成される。こ
れら一次ケーブル20aおよび二次ケーブル20bは、
前記外壁12,12の延設方向、つまり図1中紙面直角
方向に適宜間隔をもって複数本が設けられる。また、前
記一次ケーブル20aと二次ケーブル20bの両端部
は、アンカー金具を介して前記外壁12,12に上下回
動可能に取り付けられる。
【0014】前記屋根膜14は、前記ケーブル20を配
置した部分において外膜14aと内膜14bとが連結金
具32を介して互いに結合される。前記連結金具32は
一対の帯状板32a,32bを備え、これら帯状板32
a,32b間に前記外膜14aと内膜14bの接続側端
部を互いに重合して挾み込み、ボルト,ナット固定され
る。前記一対の帯状板32a,32bのうち、外側(図
中上側)の帯状板32aにはブラケット33aを介して
前記一次ケーブル20aが取り付けられ、かつ、内側
(図中下側)の帯状板32bには支持棒33bを介して
前記二次ケーブル20bが取り付けられる。
【0015】また、前記内膜14bの結合側端部内側に
は、分岐状態でそれぞれ継手膜34が延設され、互いに
隣接される継手膜34同志が、前記連結金具32の内側
を覆って接続されるようになっており、これら継手膜3
4は内膜14bの一部を構成する。尚、前記継手膜34
で覆われた空間部S2 内にも断熱材36(図中梨地状で
示す)が充填される。
【0016】ところで、前記外膜14aと内膜14bと
の間の空間部S1 および前記継手膜34で覆われた空間
部S2 内に充填される断熱材30および36としては、
発泡プラスチック粒子とか天然有機繊維のセルローズフ
ァイバー、若しくはこれら両者の混合物を用いるのが望
ましく、これら断熱材30,36は図外のジェットブロ
アを用いて吹込み充填が行われる。尚、前記断熱材3
0,36の充填時に接着剤も同時に吹込まれ、この接着
剤により断熱材30,36の定着が行われる。
【0017】ここで、本実施例にあっては前記内膜14
bおよび前記継手膜34の全面に亘って、複数の連通穴
40を適宜間隔をもって形成してある。
【0018】以上の構成により本実施例の断熱膜屋根構
造にあっては、外膜14aおよび内膜14bにより二重
膜構造とされた膜屋根14の内部に断熱材30,36が
充填されているため、この膜屋根14の断熱効率を著し
く向上し、例えば、夏期等にあって30℃〜35℃ある
外気温が、−2℃〜−5℃に保持される人工スキー場1
0内に影響するのを著しく低減することができる。従っ
て、人工スキー場10内を空気調和するためのエネルギ
ー消費量を少なくし、延いては、空調機の小型化を図る
ことができる。
【0019】ところで、本実施例では前記膜屋根14を
二重膜構造として、空間部S1 ,S2 内に断熱材30,
36を充填した場合にも、内膜14bおよび継手膜34
に連通穴40が形成されているため、膜屋根14をイン
フレートさせる大空間部16内の空気圧がこの連通穴4
0を介して前記空間部S1,S2 内に導入される。従っ
て、このように空間部S1 ,S2内に導入された大空間
部16内の空気により、内膜14bの内外両面間の温度
差を少なくすることができるため、特に本実施例のよう
なスキー場施設であっても、内膜14bの外側面、つま
り膜屋根14内部側に発生する結露現象を防止すること
ができる。
【0020】また、前記大空間部16内の空気圧が前記
空間部S1 ,S2 内に導入されることにより、この導入
された空気圧で外膜14aを押し上げて、この外膜14
aを常に緊張させた状態に設定することができる。
【0021】尚、本実施例にあっては人工スキー場10
に本発明を適用した場合を開示したが、これに限ること
なく他の大空間施設、例えば一般のドーム等に張架され
る膜屋根構造にあっても本発明を適用することができる
ことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の断熱膜屋根
構造にあっては、外気温より室内気温の低い屋内スケー
ト場等に適用される断熱膜屋根構造において、対向する
外壁間に張架される膜屋根を、外膜と内膜とにより二重
膜構造とし、これら外膜と内膜との間に断熱材を介在さ
せたので、二重膜内の空間を一定に保持でき、また、
屋根の断熱効率を著しく向上して空調機の小型化を達成
すると共に、空気調和のためのエネルギー消費量を著し
く低減することができる。
【0023】また、前記内膜に適宜間隔をもって連通穴
を形成し、前記連通穴を介して大空間部内の空気を前記
二重膜内部に導入するようにしたので、この連通穴を介
して室内の空気圧を外膜と内膜との間に供給することが
でき、大空間部内の気温と二重膜内部の気温とを等しく
することができるため、膜屋根内の結露現象を防止でき
ると共に、外膜を押し上げて常時緊張状態に保持するこ
とができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される人工スキー場の概略断面図
である。
【図2】本発明の一実施例を示す図1中A−A線からの
要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 人工スキー場(大空間施設) 12 外壁 14 膜屋根 14a 外膜 14b 内膜 30,36 断熱
材 34 継手膜(内膜) 40 連通穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温より室内気温の低い屋内スケート
    場等に適用される断熱膜屋根構造において、対向する外
    壁間に張架される膜屋根を、外膜と内膜とにより二重膜
    構造とし、これら外膜と内膜との間に断熱材を介在させ
    ると共に、内膜に適宜間隔をもって連通穴を形成し、前
    記連通穴を介して大空間部内の空気を前記二重膜内部に
    導入することを特徴とする断熱膜屋根構造。
JP3329748A 1991-11-20 1991-11-20 断熱膜屋根構造 Expired - Lifetime JP2800515B2 (ja)

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JPH05141132A JPH05141132A (ja) 1993-06-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102159160B1 (ko) * 2020-03-30 2020-09-23 정덕구 Etfe 필름을 활용한 구조물의 단열보강장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249203Y2 (ja) * 1972-08-22 1977-11-09
JPS615957U (ja) * 1984-06-18 1986-01-14 三井物産株式会社 無支柱の二重膜構造体

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