JP2796359B2 - 水中ブーツ - Google Patents

水中ブーツ

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JP2796359B2
JP2796359B2 JP1155928A JP15592889A JP2796359B2 JP 2796359 B2 JP2796359 B2 JP 2796359B2 JP 1155928 A JP1155928 A JP 1155928A JP 15592889 A JP15592889 A JP 15592889A JP 2796359 B2 JP2796359 B2 JP 2796359B2
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    • A63B21/008Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices using hydraulic or pneumatic force-resisters
    • A63B21/0084Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices using hydraulic or pneumatic force-resisters by moving the surrounding water
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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    • A63B21/00Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices
    • A63B21/00058Mechanical means for varying the resistance
    • A63B21/00061Replaceable resistance units of different strengths, e.g. for swapping
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は運動具、特に水中運動具に関する。
〔従来の技術〕
従来ウエイトリフテングおよび陸上運動具は比較的面
倒、煩雑かつ複雑であり、物理的容量および強度の異な
る男女、少年少女間での相互交換は大幅な改良無くして
不適当である。例えば、プーリー、ロープ運動具と同様
にバーベルは該運動具に重量を付加または除去して調整
しなければならない種種の寸法重量になっていてウエイ
トリフターの特定のリフト強度および物理的容量に該運
動具をあわせなければならない。また、これら従来の多
くの陸上運動具は使用者の関節に過度のトルクおよび歪
み(捻じれ)を与え、各種物理療法に通常適さない。
従って、上記欠点をできるだけ解決する改良された運
動靴を提供するのが望ましい。
〔発明の概要〕
本発明は筋肉を強化し、筋肉状態を改善し、筋肉共同
作用を向上するための水中で使用する水力学的水中運動
ブーツを提供しようとする。本発明の水中運動ブーツは
体力、体格の異なる男女、少年少女が実質的改造をする
ことなく容易に使用できる利点を有する。
本発明による水中運動ブーツは、患者の関節に加えら
れる歪み、および抵抗力は物理療法士により水中運動具
組立体の速度および運動量を所望量に簡単に変更調整で
きるので、特に、物理療法に有効である。本発明の水中
運動ブーツは使用が簡単で設計および構造が比較的容易
であるので低廉に製造できる。
この目的のために、本発明の水中ブーツは水中足組立
体 この目的のために、本発明の水中ブーツは複合、水中
足組立体、水中脚組立体、および水中くるぶし組立体か
ら成り、これらはひも、接着、縫合等により特定の水中
ソックスに連結されている。該水中足組立体、水中脚組
立体、および水中くるぶし組立体は人の足の頂部に適合
する水中足部、人の下脚の前部に適合する水中脚部、該
水中足部と脚部とを連結してそれぞれ人のくるぶしの前
部に適合するくるぶし部から成る。該足部、脚部および
くるぶし部は内パッドまたはクッションで内部が裏張り
されている。該各部は水抵抗前面部および少なくともひ
とつのフィンをもつ水係合自在のディフレクタを有す
る。該各部は一対の概ねV字形の側フィンを有する。
好ましくは態様において、上記各部は上記前面部の両
横から延びる相補的な対称対の概ねZ字形横対向フィン
を有する。上記足部の該側フィンは水中ブーツの水抵抗
を増すための三角形横湾曲部を有する。該足部の該側フ
ィンをスイミングプールの床から上げて該ブーツの摩耗
および有効寿命を増すために、該三角形部は上方傾斜角
をもって設定されている。
上記フィンおよびディフレクタは硬質、固定されかつ
細長い、締め金および横バーで強化されているのが好ま
しい。該フィンはブーツの水中での移動をよりスムーズ
にするための流体流路を有する。該外フィンは水中ブー
ツの安全と効果を増すための丸型縁部をもつ多角形であ
るのが好ましい。該フィンはまた成形を容易にするため
のスリットまたはリブを有する。
上記足、脚、くるぶし部は相互に埋頭孔状凹部内に特
定のヒンジによりす枢軸に連結されている。該特定ヒン
ジは各部の相互側移動を防止するものであるのが望まし
い。
上記ソックス組立体は湾曲した可撓性水中ソックスで
あって人の足、くるぶし、下脚の実質的部分に適合かつ
受容するものである。好ましくは、上記ソックスはエラ
ストマー性管状体であり、開口トウをもつ環状足部、ヒ
ールをもつ環状くるぶし部、および細長いジッパーまた
は多のファスナーをもつ環状脚部を有する。摩耗を最小
にして、水中ソックスの寿命を増すために、該足部はダ
イアモンド形リブをもつゴム引き複合ソールを有し、か
つ人の足のボールのまわりに摩耗抵抗領域を提供する厚
手部を有しいてよい。
本明細書において、『流体力学抵抗』の語は水中ブー
ツが水中を移動するときに該ブーツ上および使用者に加
わるり流体抵抗を意味する。
本発明について更に添付図面を参照して説明する。
〔実施例〕
第1−8図の水力学的水中脚運動具組立体および鍛練
装置20はコンパクト、構成簡単、かつ筋肉強化に効果的
で筋肉状態を改善し、かつ筋肉共同作用を向上させる水
中運動ブーツを提供する。この水中運動ブーツ20は、ま
た、安全、使用が簡単、かつ審美性がある。
上記水中運動ブーツ20は水中用に設計され、特に、脚
の怪我の治療とおよび回復ならびに各種運動、フットボ
ール、サッカー、野球、ランニング、ジョギング、バス
ケットボール、テニス、バレーボール、棒高飛び、ジャ
ンプ等の脚の強化に役立つ。水中運動ブーツ20は軽量、
快適、ポータブルであるので鍛練者(使用者)または治
療者は水中運動ブーツ20を介して鍛練者の脚、膝、足に
加わる水圧、トルクおよび歪みの量を過酷な衝撃力およ
びショックを最小にしながらコントロールできる。この
コントロールは水中運動ブーツ20の速度および量を変え
ることにより可能である。
水中運動ブーツ20は男女、子供が部品を交換、付加、
除去することなく行うことができる。水中運動ブーツ20
は各種寸法にできると共に対麻酔患者が足または脚の不
能および怪我の回復に使用することもできる。
ポータブルな水中運動ブーツ20は患者、対麻酔患者、
フットボール、野球、バスケットボール、ウエイトリフ
ト、ボデイビル、ランニング、ジョギング、テニス、ラ
ケットボール、ホッケイ等のプレイヤーの選手、その他
筋肉強化、筋肉状態改善、筋肉共同作用の向上を望む人
々により快適に使用されうる。
本発明の水中運動ブーツは特に物理治療者に有用であ
る。なぜなら、競技場のような陸上で使用される従来の
膝ウエイト、脚ウエイト、その他多種のウエイトリフト
や運動具よりも水中の運動範囲を広げる。水中運動靴20
は使用者の血管組織および全体的物理状態および強度の
改良に役立つ。
構造的に水中運動ブーツ20は実質的に耐衝撃性プラス
チックおよびゴム等の水不透過性および耐衝撃性材料で
形成されている。他の不透水性材料が使用できる。
水中運動ブーツ20は水中脚部24と内ずねパッドまたは
クッション26とから成る複合、水中下脚組立体22、水中
足部30の内足パッドまたはクッション32とから成る複
合、水中足組立体28、水中くるぶし部36と内くるぶしパ
ッドまたはクッション38とから成る水中くるぶし複合、
水中くるぶし組立体34、および可撓性エラストマー管状
水中ソックス42から成る複合、水中ソックス組立体40を
含む4つの組立体またはユニットを有する。該水中脚組
立体22は膝頭とくるぶしとの間の人の下脚のすねまたは
前部に心地よく係合、フィットおよび概ね合致する。該
水中足組立体28は人の足に心地よく係合、フィットかつ
概ね合致する水中シューズを提供する。該水中くるぶし
組立体34は該足組立体28と該脚組立体22との間に位置し
かつそれらに枢軸連結されている。該脚組立体22は該足
組立体28および該くるぶし組立体38よりも大きい。該く
るぶし組立体34は該脚および足組立体22および28よりも
小さい。該脚、くるぶし、および足組立体は特記しない
限り構造的に似ている。該パッド26,32および38は人の
すね、足およびくるぶしに弾力的に合致かつ適度に係合
する独立気泡ネオプレンゴム等の弾性ゴム状の気泡フォ
ーム材で形成されている。他の材料が使用されてよい。
該水中ソックス組立体40は該足、くるぶしおよび脚組立
体22,28および34に連結されると共に人の足、くるぶし
および脚を心地よく受容、被覆し、かつそれらに係合す
る。
上記脚、足およびくるぶし部24,30および36は外方に
概ねU字形または溝形の水に係合自在(water−engagea
ble)のすね、足およびくるぶしディフレクタまたは邪
魔板44−46を有すると共に内方に面した水平の弓状リブ
を有する。該ディフレクタ44−46は概ね平面的またはフ
ラットな脚、足およびくるぶし前面部または前板48−50
と、対称的な一対の横対向の相補的なZ字形またはN字
形の脚、足およびくるぶし側フィン52−57を有する。該
フィンはそれぞれ該前面部48−50の側部に一体的にしっ
かりと連結されてそこから側外方向に延びている。該デ
ィフレクタ44−46と該フィン52−57は実質的に硬く、安
定しかつ細長い、耐衝撃性プラスチック材により形成さ
れている。
上記すねディフレクタ44の前面部48は前面にあり、平
行対の類似寸法、直立、埋頭孔状の逆U字形ヒンジ受け
凹部62と64をもつ下縁部60を有する。該足ディフレクタ
45の前面部49は上方に面し、平行対の類似寸法、埋頭孔
状U字形ヒンジ受け凹部68と70をもつ上縁部60を有す
る。該凹部68と70は概ね凹部62と64と一直線である。該
くるぶしディフレクタ46の前面部50は前方かつ上方へ面
し、(a)該すねディフレクタ44の凹部62と64と一直線
に隣接する平行対の類似寸法、埋頭孔状、上位のU字形
ヒンジ受け凹部74と76をもつ上縁部72;および(b)該
足ディフレクタ45の凹部68と70と一直線に隣接する平行
対の類似寸法、埋頭孔状下向きU字形ヒンジ受け凹部80
と82をもつ下縁部78を有する。直線状上下長形状プラス
チックヒンジ85−88がそれぞれ該凹部62,64,68,70,74,7
6,80および82内にきちんと位置づけられ、該ディフレク
タ44−46の対応隣接部に連結されて該くるぶしディフレ
クタ46を該すねおよび足ディフレクタ44と46に枢軸ヒン
ジ連結している。
上記ディフレクタ44−46の各々は、該ディフレクタ44
−46およびフィン52−57の構造的強度および剛性を向上
させるために該フィンの前後部と該ディフレクタの全面
および後部の外方水平方向に延びる外方に突出する前安
定横バー94を含む平行対の水平細長の硬質締め金90−92
を有する。該フィン52−57は抗力を高めかつブーツ20の
水中での動きをよりスムーズにするために水を通過させ
る流体流通路96を提供する水平スリット、孔または開口
を有する。該外フィンはフィンの早く効率的で良好な圧
縮成形を可能にするために垂直リブ98および/またはス
リット99を有するものであってよい。
上記Z字形またはN字形フィン52−57は水中ブーツ20
が水中を前後運動するに伴って水にカップ状(cuppingl
y)かつ抵抗して係合するために内方へ概ねV字形の前
ポケット100および外方へ概ねV形の後ポケット102を有
する。該前ポケット100は内V字形フィンから成り、該
フィンは(a)約105゜から約165゜、好ましくは約120
から約150゜の範囲の鈍角で上記面部48−50から外後方
に延びる内概ね矩形フィン104;(b)約30゜から約75゜
の範囲、好ましくは約60゜の鈍角で該内フィン104の外
端部から隣接して外前方または上方へ延びる概ね矩形の
中間フィン106;および(c)該内および中間フィン104
および106間に延びて両者を連結する内湾曲部108−110
により形成されている。
上記外後ポケット102はV字形フィンから成り、該フ
ィンは(a)中間フィン106;(b)約30゜から165゜、
好ましくは約45゜から150゜の範囲の角度で該中間フィ
ンの外端部に隣接して外後方または下方に延びる多角形
外フィンまたはウイング112;および(c)該中間および
外フィン106および112間に延びて両者を連結する概ね矩
形の後部116をもつ外湾曲部114により形成されている。
該外フィンは水中ブーツ20の安全性を高めかつ水中の近
くの鍛練者、遊泳者、他の人々を傷つけないために丸形
または面取りした角部117を有する。
上記脚およびくるぶし組立体22および34の内湾曲部10
8と109は概ね矩形の前部118と119を有する。上記足組立
体28の内湾曲部110は水中ブーツを水中で動かすに伴い
水流に対する流体抵抗を高めるために概ね三角形の横前
湾曲部120を有する。該三角形湾曲部120はスイミングプ
ールの床、または池、湖、川等の水中の砂底または石底
から該Z字形またはN字形フィン54,55を持ち上げて該
フィンの耐久かつ有効寿命を増長させるために約15゜か
ら75゜、好ましくは約30゜から60゜の範囲で外上方へ延
びている。
上記脚、くるぶしおよび足組立体22,28および34は、
各々、上記内前後湾曲部118−120を横切って水平に延び
て上記内および中間フィン104および106を連結する平行
対の強化横部材122を有する。該横部材は上記水平締め
金90−92間にあり、実質的にそれらよりも小さい。
上記Z字形またはN字形側フィン52−57およびディフ
レクタ44−46は水中の運動に効果的に抵抗するために上
昇表面領域を提供する。該フィン52−57およびディフレ
クタ44−46は耐水衝突面および流体力学的抵抗組立体を
提供する水衝突部を有する。流体力学的抵抗組立体は水
中ブーツ20が水中を移動するに伴って水を流体力学的に
逸らしかつ圧力頭および水流に対する多方向流体抵抗を
生じさせる。該Z字形またはN字形側フィン52−57は上
記面部48−50上かつ脚、くるぶしおよび足に流体力学的
トルクを与えて人の脚、くるぶしおよび足の筋肉を強化
するための該ディフレクタ44−46の前面部48−50から効
果的な距離に位置付けられている。
上記ディフレクタ44−46およびフィン52−57は上記内
湾曲部108−110の中間にあるひも受け孔124(第1図)
を除き実質的に無孔の中実バリヤを提供する。該孔124
はD−リング128をもつ可撓性の耐水ひもまたはベルト1
26を受けて上記脚、くるぶしおよび足組立体3を人の
脚、くるぶしおよび足に、また水中では片手で上記水中
ソックス組立体40に締めつけ、固定しまたは緩めること
のできるようにしている。該ひも126は該水中ソックス
組立体40に縫合されている。該水中ソックス組立体40は
組立体を実に堅く固定したり水中ブーツの部品取換えを
より簡単にするためにスナップ等によりパッド26,32 38
に固定されていてよい。上記装置は使い易さ、快適さお
よび効率を一定条件下で設けるのが好ましく、該ソック
ス組立体は船舶用接着剤により該内パッド、ディフレク
タ、フィンに接合されかつ該ひもはバックス、留金具、
ベルクロ型ファスナ等の固定部材または装置を有するも
のであるのが望ましい。またある場合には、上記以外ま
たは以下のひもが使用されてもよい。更に、上記ひも受
け孔はひもが該フィンに接着または固定されている場合
には省略されてよい。
上記水中ソックス42(第2,3および8図)に環状楕円
形足部130、環状円形または楕円形下脚部132、および該
足および脚部130および132との間に延びかつ両者に一体
的にかつ環状に連結されている環状楕円形無孔くるぶし
部134を有する。該足部130は開放前トウ部136および凹
状の耐摩耗性、床把持式複合、水中ソール138を有す
る。該くるぶし部134は丸型ヒール部またはバック140お
よび丸型前部141を有する。上記下脚部132は凹形状型前
部142および後フラップ146と148(第6図)と直立垂直
ジッパー150とを有する。該ジッパー150は該ヒール部14
0に隣接する位置まで該後部144の実質的に全長に延びか
つ該後フラップ146と148を脱着自在に連結している。該
後部144はベルクロ型ファスナにより縫合または固定し
た1以上のひもを有しかつD−リングを有するので鍛練
者は該ジッパーを全面的に閉鎖することなく該後フラッ
プを固定できる。このことは大きなふくらはぎをもつ人
にとって時に便利である。
上記複合、水中ソール138は弾性内コア151(第4
図)、上面、内側Terry型布裏張り152および下面、硬質
ゴム引き外コーティング154を有する。該コア151はネオ
プレン等の可撓性エラストマー材料により形成されてい
る。他の材料が使用されてよい。該布裏張152は人の足
の裏およびかかとに適合する柔らかい係合面を提供す
る。該ゴム引き外コーティング154は水中ブーツがスイ
ミングプールの底、池、湖、川等水場の砂底または石底
を踏み、こすりかつそれらと係合するときに摩耗を最少
限かつ防止するダイヤモンド形隆起またはリブ156を有
する。該水中ソール138は人の足のボールのまわりに耐
摩耗領域158を提供して該水中ソール138長期有効寿命を
増長させる厚さにできる。
図示した上記複合ソール138は最良結果をもたらす上
で積層数を調整し、異材料で形成するのが場合によって
は望ましい。
従って、水中ブーツ20の上記各フィンはブーツ20を水
中であらゆる方向へ移動するに伴い水流の流体力学的抵
抗を増大させる概ね無孔の水衝突外面を有する。ブーツ
20が水中で移動するに伴ってブーツ20の該フィンにより
加えられる水抵抗(抵抗力)は該フィンのスパン、長
さ、横幅、または高さを増加させて増大させることがで
き、それにより水中ブーツ20の方向に概ね直角(垂直)
に位置する有効断面領域を拡大させる。
水中ブーツの上記フィンおよびディフレクタは剛性、
安定性のある材料で形成されている。図示した態様は最
良結果として望ましいが場合により該フィンは異なる寸
法のフィンと脱着自在または交換可能であり、または該
フィンは物理療法および鍛練に応じて異なる態様で異な
る位置に拡がり、調整自在または係止され、または該フ
ィンは可撓性、湾曲した、有孔質、可動、異なる寸法比
率であり、異なる形状または寸法を有し、異なる角度関
係にあり、また異なるフィン数が使用されるのが好まし
い。該フィンは布帛装および/または伸縮自在もしくは
可動性であり、および/またはパラシュート型フィン、
フィン状風せん、セールフィン、またはベロー型フィン
であってよい。更に、場合により、上記ポケットは流体
流路、孔等を有するのが望ましい。更に、ある鍛練、患
者、その他の人にとって内パッドのない水中ブーツが望
ましい。
上記パッドは上記脚、くるぶし、足およびソックス組
立体にぴったりと適合またはしっかりと連結されていて
よい。該パッドは、また上記脚、くるぶし、足およびソ
ックス組立体にスナップまたはベルクロ型ファスナ等に
より取り付けられていてよい。異層のパッドが使用され
てもよい。
上記水中ブーツは使用者の脚に簡単に挿入脱着させる
ために細長い直立のジッパーに解放可能に連結された取
外し自在のフラップをもつ脚部を有するのが好ましい
が、場合によっては1以上のジッパー、異なった位置に
付けたジッパー、またはスナップ、ボタン、レース、ひ
も、またはベルクロ型ファスナを用いて該フラップを閉
鎖するものが望ましい。更に、場合により、該ソックス
組立体の足部の上部または1もしくは2側部が取外し自
在のフラップを有し、該フラップがジッパー、スナッ
プ、靴ひも、またはベルクロ型ファスナに解放自在に連
結されていてもよい。
図示した水中ブーツは好ましいものであるが、水中ソ
ックスの代りに1以上の区画をもつ堅くまたは枢軸にか
つ係合する2枚貝であってもよい。該2枚貝は1以上の
後方フィンおよび/または側フィンを水抵抗を増するた
めに具備していてよい。更に、図示した態様は最良結果
であるが、本発明の水中ブーツのある構成部分のみ、例
えばくるぶしと足部、またはくるぶしと脚部等を使用す
るものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明の水中ブーツ20は物理療法者に多くの利益をも
たらす従来の陸上鍛練装置の種々のものと比べ、水中で
の広範囲の運動を可能にして使用者の関節にストレスを
与えない全方向抵抗装置を提供する。本発明の水中ブー
ツ20は、また大きな従来鍛練装置よりも多くの水抵抗表
面領域を提供しかつ大きな流体抵抗を達成する。
本発明による水中ブーツの主な利点は 1. 流体抵抗に優れる。
2. 著しい流体力学的効果を有する。
3. 水中鍛練装置が改良されている。
4. 物理療法能力が向上している。
5. 水中鍛練が広範囲にできる。
6. 迅速かつより完全な強度を展開させる。
7. 水中での良好な鍛練トレーニングが可能である。
8. 優れた構造的強度および完全性を有する。
9. 魅力的である。
10. 使用が簡単である。
11. 安全である。
12. 便利である。
13. 快適である。
14. ポータブルである。
15. コンパクトである。
16. 経済的である。
17. 信頼性がある。
18. 効率的である。
19. 効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による水中ブーツを人の下脚、くるぶし
および足上に着けた斜視図、 第2図は水中でトウ立ちしたときの本発明の水中ブーツ
の左側面図、 第3図は本発明の水中ブーツの左側面図、 第4図は本発明の水中ブーツの正面図、 第5図は本発明の水中ブーツの上面図、 第6図は本発明の水中ブーツの背面図、 第7図は本発明の水中ブーツの底面図、および 第8図は本発明の水中ブーツの右側面図である。 20……水中ブーツ、22……下脚組立体、 24……脚部、 26……すねパッドまたはクッション、 28……足組立体、30……足部、 32……足パッドまたはクッション、 34……くるぶし組立体、36……くるぶし部、 38……くるぶしパッドまたはクッション、 40……ソックス組立体、 44−46……ディフレクタまたは邪魔板、 52−57……フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A43B 1/00 - 23/30 A63B 21/008

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筋肉強化、筋肉状態改善、筋肉共同作用向
    上のための水中ブーツであって、人の足の頂部に適合す
    る水中足部、人の下脚の前部に適合する水中脚部、人の
    くるぶしの前部に適合する該水中足部を該水中脚部に連
    結する水中くるぶし部、および人の足、くるぶし、下脚
    の実質的部分を受ける該各部に連結された湾曲した可撓
    性水中ソックスから成り、該各部が少なくともひとつの
    フィンを有することを特徴とする水中ブーツ。
  2. 【請求項2】上記足部および上記脚部が水抵抗前面部を
    もつ水係合自在のディフレクタを有し、かつ上記フィン
    が該前面部から延びる一対の概ねV字形の側フィンを有
    する、請求項1の水中ブーツ。
  3. 【請求項3】上記足部のV字形側フィンが水抵抗を増大
    させるための概ね三角形の横部を有する、請求項2の水
    中ブーツ。
  4. 【請求項4】上記各部と上記ソックスとの間に位置付け
    られた内パッドを有する、請求項1の水中ブーツ。
  5. 【請求項5】上記水中ソックスが開放トウ部をもつ弾性
    管状ソックスから成る、請求項1の水中ブーツ。
  6. 【請求項6】筋肉強化、筋肉状態改善、筋肉共同作用向
    上のための水中ブーツであって、人の足の頂部に適合す
    る水中足組立体、人の下脚の前部に適合する水中脚組立
    体、人のくるぶしの前部に適合するための該水中足組立
    体の該水中脚組立体に連結する水中くるぶし組立体、お
    よび人の足、くるぶし、下脚の実質的部分を受ける該各
    組立体に連結された丸型可撓性水中ソックスから成り、
    該各組立体が内パッドを有し、該各組立体が水抵抗前面
    部をもつ水係合自在のディフレクタおよび該前面部から
    側外方に延びて該前面部に一体的に連結された概ねZ字
    形の一対の横対向フィンを有し、該足組立体の該Z字形
    横フィンがスイミングプールの床または水中の砂状また
    は石状底から間隔を置いていることを特徴とする水中ブ
    ーツ。
  7. 【請求項7】上記水中ソックスがフラップおよび該フラ
    ップを取り外し自在に連結するスナップ、留め金、ボタ
    ン、ジッパーおよびベルクロ型フアスナーのグループか
    ら選んだフアスナー手段をもつ脚部を有する、請求項6
    の水中ブーツ。
  8. 【請求項8】筋肉強化、筋肉状態改善、筋肉共同作用向
    上のための水中ブーツであって、 人の脚のすねおよび下前面部に適合かつ概ね合致する複
    合、水中下脚組立体、 人の足の頂部に適合かつ概ね合致する複合、水中足組立
    体、 人のくるぶしの前部に適合かつ概ね合致するための上記
    脚組立体と上記足組立体との間に枢軸連結された複合、
    水中くるぶし組立体、 人の足、くるぶし、下脚の実質的部分をぴったりと受
    け、それに係合しかつそれを被覆するための上記足部、
    くるぶしおよび脚組立体に連結された複合、水中ソック
    ス組立体、 上記複合、水中脚組立体は前方に面する水抵抗前すね面
    部および該前面部から側外方に延びる概ねZ字形の対称
    対の相補的すねフィンをもつ水係合自在のすねディフレ
    クタおよび該フィンディフレクタの後方に位置しかつ該
    フィンディフレクタと係合する弾性フィンから成り、 上記フィンディフレクタの上記前面は一対の直立、埋頭
    孔状の逆U字形凹部をもつ下縁部を有し、 上記複合、水中足組立体は上方に面する水抵抗前足面お
    よび該前足面から側外方に延びる概ねZ字形の対称対の
    相補的Z字形足フィンを部をもつ水係合自在の足ディフ
    レクタ、および該足ディフレクタの下方に位置しかつ該
    足ディフレクタに係合する弾性足パットから成り、 上記足ディフレクタの上記前面は一対の埋頭孔状のU字
    形凹部をもつ上縁部を有し、 上記複合、水中くるぶし組立体は水抵抗前くるぶし面部
    および該前くるぶし面部から側外方に延びる対称対の相
    補的な概ねZ字形のフィンをもつ水係合自在のくるぶし
    ディフレクター、および該くるぶしディフレクタの後方
    に位置しかつ該くるぶしディフレクタと係合する弾性く
    るぶしパットから成り、 上記くるぶしディフレクタの上記前くるぶし面部は上記
    すねディフレクタの逆U字形凹部と一直線の一対のU字
    形上凹部もつ上縁部を有し、かつ上記足ディフレクタの
    該U字形凹部と一直線の一対の下逆U字形上凹部をもつ
    下縁部を有し、 上記起立の長形ヒンジおよび下方長形ヒンジから成るヒ
    ンジ組立体であって、該上方起立長形ヒンジは上記すね
    ディフレクタと上記くるぶしディフレクタとを枢軸に連
    結して両者間の横運動を実質的に防止するために該すね
    ディフレクタの逆U字形凹部および該くるぶしディフレ
    クタの上U字か形凹部内に位置付けられており、該下方
    長形ヒンジは上記足ディフレクタと上記くるぶしディフ
    レクタとの間を枢軸に連結して両者間の横運動を実質的
    に防止すべく該上ヒンジと実質的に一直線に該くるぶし
    ディフレクタの下逆U字形凹部および該足ディフレクタ
    の該逆U字形凹部内に位置付けられており、 上記ディフレクタの各々は上記Z字形フィンの上記前面
    部の外方へ実質的に水平に延びる細長い横バーから成る
    実質的に平行対の細長い締め金を有し、 上記ディフレクタ、フィンおよびヒンジは耐衝撃性プラ
    スチックから成り、 上記Z字形フィンは実質的に剛性かつ固定的であり、そ
    れらの隣接対応ディフレクタに一体的に連結固定されて
    おり、水中ブーツが水中を前後に移動するに伴って水に
    カップ状に抵抗して結合するための概ねV字形内前ポケ
    ットおよび概ねV字形外後ポケットを有し、かつ概ね矩
    形の内フィン、湾曲した丸型縁部をもつ外多角形フィ
    ン、該内フィンと該外フィンとの間で両者を連結する概
    ね矩形の中間フィン、該内フィンと該中間フィンとを連
    結かつ両者と共働して該V字形前ポケットを提供する内
    湾曲部、および該中間フィンと該外フィンとを連結かつ
    両者と共働して該V字形前ポケットを提供する外湾曲部
    を有し、該外湾曲部は概ね矩形の後部を有し、 上記フィンおよび前面部は、水中ブーツが前後、上下に
    水中を移動するに伴って、流体力学的に水を偏向させて
    圧力頭を生成する水抵抗衝突表面および水流に対する全
    方向流体抵抗を提供する実質的な不透水性部を有し、 上記くるぶし組立体および上記足組立体の上記湾曲部は
    概ね矩形の前湾曲部を有し、かつ該足組立体の内湾曲部
    は水中ブーツが水中を前上方に移動するに伴って水流に
    対する流体抵抗を高めるための概ね三角形の前湾曲部を
    有し、 上記各組立体の各々は上記前湾曲部を横切って実質的に
    水平に延びて上記内および中間フィンを連結する実質的
    に平行対の強化横部材を有し、該横部材は上記締め金間
    に位置し、 上記複合、水中ソックス組立体は環状足部、該環状足部
    および上記環状脚部間に延び両者を一体的かつ環状に連
    結する環状くるぶし部をもつ弾性可撓性管状ソックスか
    ら成り、該環状足部は開放前トウ部および弾性コア、上
    方に面する布裏張り、および水中ブーツがスイミングプ
    ールの底、水中の砂底または石底を擦り、踏みつけてそ
    れと係合するときに摩耗を最小にするためのダイヤモイ
    ド形状のリブで硬くごむ引きされた下方に面するコーテ
    ィングから成る複合凹部状ソールを有し、該環状くるぶ
    し部は丸型ヒール部を有し、かつ該環状下脚は凹状後部
    および実質的に該環状凹状後部の全長に延びる直立ジッ
    パーを有し、かつ 上記フィンは上記前面部から有効的距離にありかつ水中
    ブーツが水中を移動するときに脚、くるぶしおよび足の
    筋肉を強化するための流体力学的トルクをそれらに与え
    るための流体力学的抵抗を構成する、ことを特徴とする
    水中ブーツ。
  9. 【請求項9】上記凹状ソールが該ソールの有効寿命を増
    長するための人の足の回りに摩耗抵抗領域を形成する厚
    さである、請求項8の水中ブーツ。
  10. 【請求項10】上記内湾曲部はひも受け孔を有し、かつ
    上記水中ブーツが上記ソックス組立体に縫合された可撓
    性耐水ひもを有し、該ひもが該ひも受け孔および上記デ
    ィフレクタの回りに該ひもを調整自在に連結かつ締結す
    るための実質的D形リングを通って延びている、請求項
    8の水中ブーツ。
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