JP2786616B2 - ボール発射装置 - Google Patents

ボール発射装置

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JP2786616B2 JP7482896A JP7482896A JP2786616B2 JP 2786616 B2 JP2786616 B2 JP 2786616B2 JP 7482896 A JP7482896 A JP 7482896A JP 7482896 A JP7482896 A JP 7482896A JP 2786616 B2 JP2786616 B2 JP 2786616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、練習者に向けてボ
ールを自動的に順次発射し、野球、庭球などの球技の練
習に用いられるボール発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、先端にカップを有するアーム
をモータにより回転させ、同カップにのせられたボール
を発射するアーム式の野球ボール発射装置はよく知られ
ている。また、外周面を互いに対向させて配設された一
対のローラをそれぞれモータにより回転させ、両ローラ
間に供給されたボールを同両ローラの回転により発射す
るローラ式の野球及びテニスボール発射装置も知られて
いる。このローラ式のボール発射装置においては、両ロ
ーラを回転可能に支持するローラ支持体を備え、同ロー
ラ支持体をボールの発射方向と平行な軸線回りに回動す
るとともに、同ローラ支持体を上下方向及び左右方向に
揺動することにより回転方向及び発射方向の異なる種々
の球種のボールを発射することができるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
ーム式のボール発射装置は、同一の方向に同一の回転方
向のボールを発射するのみであるので、練習者は実際の
野球、庭球などで打返す種々の球種のボールを打つこと
ができず、充分な練習効果が得られないという問題があ
った。また、通常この種の装置の前方には練習者が打返
したボールから同装置を保護するためにネット、金網な
どが設けられるとともに、同ネット、金網などには同装
置が発射したボールを通過させるための通球孔が設けら
れるが、上記従来のローラ式のボール発射装置において
は、上記ローラ支持体の回動及び揺動に伴いボールが発
射される位置が変化するため、同変化を加味した上で常
に発射されたボールを通過させるように前記通球孔を大
きく設定しなければならず、前記ネット、金網などが充
分に同ボール発射装置を保護できなくなるという問題が
あった。また、このようにネット、金網などで同ボール
発射装置を保護した場合、練習者は前記変化したボール
の発射位置を把握しにくく、使い勝手が悪いという問題
もあった。
【0004】
【発明の概要】本発明は、回転速度及び発射速度の異な
る種々の球種のボールを発射できるように構成して練習
者の練習効果を向上させた上で、常に一定の位置からボ
ールを発射できるように構成することにより、ネット、
金網などによる練習者が打返したボールからの保護が確
実に得られるとともに、練習者がボールの発射位置を把
握できて使い勝手のよいボール発射装置を提供すること
を目的とする。
【0005】上記目的を達成するための本発明の構成上
の特徴は、軸線が前後方向にほぼ水平になるように配設
されるとともに後端から内部にボールが供給される発射
筒と、発射筒の中間部にて各外周面を互いに対向させる
とともに同発射筒内に侵入するように配設され、前記発
射筒の後端から同発射筒内に供給されたボールを各回転
により同発射筒の前端から発射する一対のローラと、発
射筒に組付けられて一対のローラを回転可能に支持する
ローラ支持体と、ローラ支持体に組付けられて一対のロ
ーラを回転させるモータと、発射筒を、同発射筒の軸線
回りに回動可能に支持するとともに、前後方向に直交す
る面内であって互いに直交する第1及び第2方向(例え
ば、上下方向及び左右方向)に同発射筒の前端を支点と
して揺動可能に支持する発射筒支持部材とを備えたこと
にある。
【0006】この場合、発射筒支持部材を、発射筒をそ
の前後両端にて同発射筒の軸線回りに回動可能に支持す
る一対の発射筒支持体と、一対の発射筒支持体のうちの
前側の発射筒支持体を支点として、同一対の発射筒支持
体を第1方向に揺動可能に支持する第1フレームと、前
側の発射筒支持体を支点として第1フレームを第2方向
に揺動可能に支持する第2フレームとで構成するとよ
い。
【0007】上記のように構成された本発明に係るボー
ル発射装置においては、発射筒の後端から同発射筒内に
供給されたボールは、ローラ支持体により支持された一
対のローラの各回転により発射筒の前端から発射され
る。このとき、発射筒を同発射筒の軸線回りに回動する
とともに同発射筒の前端を支点として第1方向及び第2
方向に揺動すれば、回転方向及び発射方向の異なる種々
の球種のボールが発射されるようになるため、練習者の
練習効果を向上させることができる。また、上記のよう
に発射筒を回動及び揺動した場合にも、ボールが発射さ
れる発射筒の前端の位置は一定であるため、練習者が打
返したボールから同装置を保護するためのネット、金網
などに設ける通球孔はボール一個が通過できる大きさに
設定すれば充分であり、同ネット、金網などによる保護
が確実に得られるようになる。さらに、この場合、練習
者はボールの発射位置を正確に把握できるので、同ボー
ル発射装置の使い勝手が向上する。
【0008】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
ボール発射装置において、発射筒を一対の発射筒支持体
に対して軸線回りに回動させる第1電気アクチュエータ
と、一対の発射筒支持体を第2フレームに対して同一対
の発射筒支持体のうちの前側の発射筒支持体を支点とし
て前記第1方向に揺動させる第2電気アクチュエータ
と、第1フレームを第2フレームに対して一対の発射筒
支持体のうちの前側の発射筒支持体を支点として前記第
2方向に揺動させる第3電気アクチュエータとを設けた
ことにある。
【0009】これによれば、前記発射筒の回動及び揺動
が電気的制御により自動的になされるようになるので、
同ボール発射装置の使い勝手がさらに向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は同実施形態に係るボール発
射装置を側面図により示しており、図2は同ボール発射
装置を正面図により示している。
【0011】このボール発射装置は、軸線が前後方向に
ほぼ水平になるよう配設された発射筒10と、発射筒1
0の後端に接続されて同発射筒10内にボールを供給す
るボール供給機構20と、発射筒10の中間部にて各外
周面を互いに対向させるとともに同発射筒10内に侵入
するよう配設され、前記発射筒10内に供給されたボー
ルを各回転により同発射筒10の前端から発射する一対
のローラR,Rと、発射筒10に組付けられてローラ
R,Rを回転可能に支持するローラ支持体30と、発射
筒10をその前後両端にて同発射筒10の軸線回りに回
動可能に支持する一対の発射筒支持体40A,40B
と、前側の発射筒支持体40Aを支点として、発射筒支
持体40A,40Bを上下方向に揺動可能に支持する第
1フレーム50と、前側の発射筒支持体40Aを支点と
して第1フレーム50を左右方向に揺動可能に支持する
第2フレーム60とを備えている。
【0012】ボール供給機構20は、上下方向に配設さ
れた供給管21を備えている。供給管21の上端はボー
ルホース22と接続されており、同供給管21内には外
部から同ボールホース22を介して順次ボールBが供給
されるようになっている。供給管21の下端は前後方向
に延設された供給管23の中間部に接続されており、前
記供給管21内に供給されたボールBは同供給管23内
に落下する。この場合、供給管21の中間部にはモータ
M1によりベルトM1aを介して回転されるボール送り
ローラ24が侵入しており、前記供給管21の上端から
供給されたボールBは直ちには供給管23内に落下せ
ず、同ボール送りローラ24の回転により一つずつ供給
管23へ供給されるようになっている。なお、モータM
1は、供給管21及び発射筒支持体40Bに一体的に組
付けられたフレーム25に組付けられている。また、供
給管21のボール送りローラ24が侵入している位置の
下流には、ボール送りセンサ26が組付けられている。
ボール送りセンサ26は光センサにより構成され、ボー
ルBが供給管21を通過して供給管23内に供給された
ことを検出する。
【0013】供給管23は、前端にて発射筒10に接続
されているとともに、後端にてブロワ27にエアホース
28を介して接続されている。ブロワ27は、作動状態
にて前記供給管21から供給管23内に供給されたボー
ルBを送風により発射筒10内に供給する。この場合、
供給管23の内周面であってボールBが供給管21から
落下する位置には山型の突起部29が設けられており、
同供給管21から落下したボールBが確実かつ速やかに
発射筒10へ供給されるようになっている。
【0014】ローラ支持体30は、図3に詳細に示すよ
うに、四角い筒状のフレーム31を備えている。フレー
ム31は発射筒10の中間部に同発射筒10の外周面を
囲むように組付けられ、同フレーム31の図示上下側壁
及び同上下側壁に対向する発射筒10の側壁にはローラ
R,Rを侵入させるための孔31a,10a,31a,
10aが設けられている。フレーム31の図示左右側壁
の外側面にはそれぞれ平板32,32が一体的に組付け
られており、両平板32,32間には図示各上下位置に
てローラR,Rがシャフト33,33により回転可能に
それぞれ組付けられている。両平板32,32の中央部
外側面にはプーリボックス34,34が各平板32,3
2と一体的に組付けられており、各プーリボックス3
4,34は同各プーリボックス34,34の外側に組付
けられたモータM2,M2により回転されるプーリ3
5,35を内蔵している。各プーリ35,35にはベル
ト36,36が巻かれているとともに、同ベルト36,
36は各プーリボックス34,34の側壁に設けられた
孔34a,34aをそれぞれ通過し、各シャフト33,
33の先端に組付けられたプーリ37,37にそれぞれ
巻かれている。これにより、モータM2,M2によりプ
ーリ35,35、ベルト36,36、プーリ37,37
及びシャフト33,33を介して各ローラR,Rがそれ
ぞれ回転駆動される。この場合、各モータM2,M2に
はそれぞれ独立に電圧が印加され、各ローラR,Rの回
転速度はそれぞれ独立に調整可能となっている。
【0015】前後一対の発射筒支持体40A,40B
は、それぞれ発射筒10の前端部及び後端部の外周を囲
んでなり、同発射筒10を軸線回りに回動可能に支持し
ている。
【0016】第1フレーム50は、平板状の台座51を
備えている。台座51の前端2隅の上面にはそれぞれポ
ール52,52が立設されており、両ポール52,52
の上端にはそれぞれ左右の水平方向に延設されたロッド
53,53が軸線回りに回動可能に組付けられている。
両ロッド53,53の内側端はそれぞれ発射筒支持体4
0Aの左右の外周面に固着されており、これにより同発
射筒支持体40Aが両ロッド53,53と一体的に同ロ
ッド53,53の軸線回りに回動可能に支持されてい
る。
【0017】また、第1フレーム50は、台座51より
小さい平板状の台座54を備えている。台座54の前端
2隅の上面にはそれぞれポール55,55が立設されて
いるとともに、両ポール55,55の上端はそれぞれロ
ッド53,53の中間部に固着されており、同ロッド5
3,53により台座54はポール55,55を介して同
ロッド53,53の軸線回りに揺動可能に懸架されてい
る。また、台座54の後端2隅の上面にはそれぞれフレ
ーム56,56が立設されているとともに、同フレーム
56,56の各上端は発射筒支持体40Bに組付けられ
ており、これにより発射筒支持体40Bが台座54に対
して一体的に支持されている。
【0018】第2フレーム60は、台座61を備えてい
る。台座61の前端中央の上面には軸線回りに回動可能
なシャフト62aを備えた第1フレーム支持体62が設
けられているとともに、台座61の後端2隅の上面には
それぞれ支持ボール63がボールフォルダ63aにより
転動可能に保持されており、同第1フレーム支持体62
及び支持ボール63,63は台座51をシャフト62a
の軸線回りに揺動可能に支持している。また、台座61
は、同台座61の下面4隅にそれぞれ上端を組付けられ
た脚64、及び同脚64のそれぞれ下端に上面4隅を組
付けられた基台65により、地面から若干高い位置に支
持されている。
【0019】また、このボール発射装置は、発射筒10
を発射筒支持体40A,40Bに対して軸線回りに回動
させる第1電気アクチュエータ70と、発射筒支持体4
0A,40Bを第2フレーム60に対して発射筒支持体
40Aを支点として上下方向に揺動させる第2電気アク
チュエータ80と、第1フレーム50を第2フレーム6
0に対して発射筒支持体40Aを支点として左右方向に
揺動させる第3電気アクチュエータ90も備えている。
【0020】第1電気アクチュエータ70は、モータM
3を備えている。モータM3はフレーム56,56に組
付けられた載せ台71上に設置され、プーリ72、ベル
ト73及びプーリ74を介して発射筒10を軸線回りに
回動させる。この場合、前記発射筒10の回動された角
度は、発射筒回動角度センサ75により検出されるよう
になっている。発射筒回動角度センサ75は、環状の回
動板75a及び光センサ75bを備えている。回動板7
5aは発射筒10の外周面に組付けられて同発射筒10
と共に回動するとともに、外周端部に図示しない複数の
スリットを備えている。光センサ75bは同スリットを
感知し、同光センサ75bにより感知されたスリットの
数により前記発射筒10のモータM3により回動された
角度が検出される。また、第1電気アクチュエータ70
はディスクブレーキ76も備えており、前記発射筒10
の回動を速やかに停止して同発射筒10の回動角度を正
確に制御できるようになっている。
【0021】第2電気アクチュエータ80は、モータM
4を備えている。モータM4は台座54の上面に設置さ
れ、台座54の後端部の上面に設置された減速機構8
1、及び同減速機構81の一対の出力軸82,82を介
してアーム83,83を回動させる。アーム83,83
の先端にはタイヤ84,84が回動可能に組付けられて
おり、同タイヤ84,84は台座54の後端2隅に設け
られた孔54a,54aを介して台座51の上面に当接
し、台座54の後端部を台座51に対して支持してい
る。これによれば、モータM4によりアーム83,83
が回動されると、タイヤ84,84は台座51の上面を
前後方向に転動しながら、その中心を同アーム83,8
3と共にシャフト82,82の軸線回りに回動させる。
このとき、同タイヤ84,84の中心の上下方向の変位
にともない台座54の後端も上下方向に変位するため、
同台座54はロッド53,53の軸線回りに揺動し、こ
れにともない発射筒支持体40A,40Bがロッド5
3,53の軸線回りに上下方向に揺動する。
【0022】また、前記発射筒支持体40A,40Bが
上下方向に揺動された角度は、上下角度センサ85によ
り検出されるようになっている。上下角度センサ85
は、半円盤状の回動板85a及び光センサ85bを備え
ている。回動板85aは一方のシャフト82に組付けら
れてアーム83と共に回動するとともに、外周端部に複
数のスリット85a1を備えている。光センサ85bは
同スリット85a1を感知し、同光センサ85bにより
感知されたスリット85a1の数により前記発射筒支持
体40BのモータM4により揺動された角度が検出され
る。
【0023】第3電気アクチュエータ90は、モータM
5を備えている。モータM5は台座61の後端に組付け
られ、シャフト91を介してアーム92を左右方向に回
動させる。アーム92には長孔92aが設けられてお
り、同長孔92aは台座51の後端部中央の上面に立設
されたピン93を同長孔92aの内周面に沿って摺動可
能に貫通させている。これにより、モータM5によりア
ーム92が回動されると、台座51はピン93を長孔9
2aの内周面に沿って摺動させながらシャフト62aの
軸回りに左右方向に揺動する。
【0024】また、前記台座51が左右方向に揺動され
た角度は、左右角度センサ94により検出されるように
なっている。左右角度センサ94は、円盤上の回動板9
4a及び光センサ94bを備えている。回動板94aは
シャフト91に組付けられてアーム92と共に回動する
とともに、外周端部に図示しない複数のスリットを備え
ている。光センサ94bは同スリットを感知し、同光セ
ンサ94bにより感知されたスリットの数により前記台
座51のモータM5により揺動された角度が検出され
る。
【0025】次に、上記のように構成した本発明に係る
ボール発射装置の作動を説明する。まず、当該ボール発
射装置の使用にあたって図示しない電源スイッチが投入
されると、ボール供給機構20の供給管21の上端には
ボールBが順次供給され始めるとともに、モータM1の
作動によりボール送りローラ24が回転して同供給管2
1に供給されたボールBを同供給管21の下端から供給
管23内に供給する。このとき、ボール送りセンサ26
が同ボールBの供給管23への供給を検出すると、モー
タM1は作動を一時停止して同ボールBの供給管23へ
の供給を一時停止するとともに、ブロワ27が所定時間
作動して前記供給管23内に供給されたボールBを発射
筒10内に供給する。
【0026】一方、前記電源スイッチの投入にともなっ
てモータM2,M2も作動を開始しており、これにより
発射筒10の中間部ではローラR,Rがそれぞれ回転し
続けている。そして、前記発射筒10内に供給されたボ
ールBが発射筒10内に侵入しているローラR,Rの外
周面間に供給されると、前記ローラR,Rの回転により
同ボールBは発射筒10の前端から前方に向けて発射さ
れる。同ボールBの発射後、再びモータM1は作動を開
始し、以後同様の動作が繰返される。これにより、当該
ボール発射装置は順次ボールBを自動的に発射し続け
る。
【0027】ここで、上記ボールBが発射される場合、
各モータM2,M2の印加電圧を独立に制御して各ロー
ラR,Rの回転速度を独立に調整するとともに、発射筒
回動角度センサ75の検出に基づきモータM3及びディ
スクブレーキ76を作動させて発射筒10を軸線回りに
回動させれば、発射筒10の前端から発射されるボール
Bの発射速度、回転速度及び回転方向を任意に調整する
ことができる。また、上下角度センサ85の検出に基づ
きモータM4を作動させて発射筒支持体40A,40B
をロッド53,53の軸線回りに上下方向に揺動すれ
ば、前記ボールBの発射方向を上下に調整することがで
きる。さらに、左右角度センサ94の検出に基づきモー
タM5を作動させて台座51をシャフト62aの軸線回
りに左右方向に揺動すれば、前記発射筒10の前端から
発射されるボールBの発射方向を左右に調整することが
できる。
【0028】上記作動説明のように、上記実施形態によ
れば、各モータM2,M2,M3,M4,M5をそれぞ
れ制御して、各ローラR,Rの回転速度、発射筒10の
軸線回りの回動角度、発射筒支持体40Bの上下方向の
角度及び台座51の左右方向の角度を調整することによ
り、当該ボール発射装置が発射するボールBの発射速
度、発射方向、回転速度及び回転方向を任意に調整する
ことができるため、練習者の練習効果を向上させること
ができる。また、上記各調整を実行した場合にも発射筒
10の前端の位置は一定であるため、練習者が打返した
ボールから当該ボール発射装置を保護するためのネッ
ト、金網などに設ける通球孔はボール一個が通過できる
大きさに設定すれば充分であり、同ネット、金網などに
よる保護が確実に得られるようになる。さらに、この場
合、練習者はボールの発射位置を正確に把握できるの
で、当該ボール発射装置の使い勝手が向上する。
【0029】なお、上記実施形態においては、第1、第
2及び第3アクチュエータ70,80,90により発射
筒10の軸線回りの回動角度、発射筒支持体40A、4
0Bの上下方向の角度及び台座51の左右方向の角度の
調整を電気的制御を用によって自動的になされるように
したが、同第1、第2及び第3アクチュエータを設けず
に手動で上記各調整を実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るボール発射装置の
側面図である。
【図2】 同ボール発射装置の正面図である。
【図3】 図1及び図2の発射筒及び発射筒支持体の縦
断面図である。
【符号の説明】
10…発射筒、20…ボール供給機構、30…ローラ支
持体、40A,40B…発射筒支持体、50…第1フレ
ーム、60…第2フレーム、70…第1電気アクチュエ
ータ、80…第2電気アクチュエータ、90…第3電気
アクチュエータ、R…ローラ、M1,M2,M3,M
4,M5…モータ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線が前後方向にほぼ水平になるように配
    設されるとともに後端から内部にボールが供給される発
    射筒と、 前記発射筒の中間部にて各外周面を互いに対向させると
    ともに同発射筒内に侵入するように配設され、前記発射
    筒の後端から同発射筒内に供給されたボールを各回転に
    より同発射筒の前端から発射する一対のローラと、 前記発射筒に組付けられて前記一対のローラを回転可能
    に支持するローラ支持体と、 前記ローラ支持体に組付けられて前記一対のローラを回
    転させるモータと、 前記発射筒を、同発射筒の軸線回りに回動可能に支持す
    るとともに、前後方向に直交する面内であって互いに直
    交する第1及び第2方向に同発射筒の前端を支点として
    揺動可能に支持する発射筒支持部材とを備えたことを特
    徴とするボール発射装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の第1及び第2方向
    は、それぞれ上下方向及び左右方向であるボール発射装
    置。
  3. 【請求項3】前記請求項1に記載の発射筒支持部材を、 前記発射筒をその前後両端にて同発射筒の軸線回りに回
    動可能に支持する一対の発射筒支持体と、 前記一対の発射筒支持体のうちの前側の発射筒支持体を
    支点として、同一対の発射筒支持体を前記第1方向に揺
    動可能に支持する第1フレームと、 前記前側の発射筒支持体を支点として前記第1フレーム
    を前記第2方向に揺動可能に支持する第2フレームとで
    構成したことを特徴とするボール発射装置。
  4. 【請求項4】前記請求項3に記載のボール発射装置にお
    いて、 前記発射筒を前記一対の発射筒支持体に対して軸線回り
    に回動させる第1電気アクチュエータと、 前記一対の発射筒支持体を前記第2フレームに対して同
    一対の発射筒支持体のうちの前側の発射筒支持体を支点
    として前記第1方向に揺動させる第2電気アクチュエー
    タと、 前記第1フレームを前記第2フレームに対して前記一対
    の発射筒支持体のうちの前側の発射筒支持体を支点とし
    て前記第2方向に揺動させる第3電気アクチュエータと
    を設けたことを特徴とするボール発射装置。
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