JP2783635B2 - プラント診断装置 - Google Patents

プラント診断装置

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JP2783635B2
JP2783635B2 JP2048672A JP4867290A JP2783635B2 JP 2783635 B2 JP2783635 B2 JP 2783635B2 JP 2048672 A JP2048672 A JP 2048672A JP 4867290 A JP4867290 A JP 4867290A JP 2783635 B2 JP2783635 B2 JP 2783635B2
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哲男 玉置
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、原子力発電プラント、火力発電プラント、
化学プラント等の大規模プラントの異常を早期に検知し
診断するプラント診断装置に関する。
(従来の技術) 大規模プラントの異常を発生初期の段階で検知し診断
する目的で、従来よりプラントのプロセス信号に含まれ
る変動成分の特性を監視する方法が開発されている。殊
に原子力プラントを対象に、中性子束、温度、流量、圧
力等のプロセス信号の周波数解析を行って、自己パワー
スペクトル密度(APSD)、コヒーレンス、等の各種統計
量を求め、正常状態や種々のプラント状態におけるそれ
ら統計量の基準値と比較することにより、現在のプラン
ト状態を自動的に診断する技術が、たとえば特開昭54−
96692号公報、特公昭60−10279号公報等で提案されてい
る。
このようなプラント状態の診断において、算出された
統計量とその基準値との比較には、統計的パターン認識
手法を用いることで自動化が図られている。人間のパタ
ーン認識能力が極めて優れているにも拘らずこのように
診断の自動化が図られているのは、人間には非常に多数
の信号を同時に監視することが難しいこと、また常に緊
張状態を維持することも難しいこと、殊に統計量のパタ
ーン認識ではある程度専門的な知識を有する人間を四六
時中監視に当たらせておくと言ったことが困難なこと等
が理由となっている。
パターン認識による診断では、始めて経験する異常が
発生した場合の診断結果は「未知状態」となるため、異
常状態の診断が可能なためには統計量基準値が種々のプ
ラント状態において学習されている必要がある。しかし
ながら、正常運転状態に対する基準値を除いて事前に学
習する機会は極めて少ない。
このような事情から、一旦「未知状態」の発生が認識
された場合に、現在の統計量算出値を新たなプラント状
態に対する基準値として保存し、以後の診断に使用する
「自動学習」の機能を備えたプラント診断装置が、たと
えば特開昭58−124995号等で提案されている。
このようなプラント診断装置においては、「自動学
習」機能により、一旦発生した「未知状態」が継続して
いるか、別の「未知状態」に変化しているかを判定する
ことが可能となる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、「自動学習」機能を備えた従来のプ
ラント診断装置では、一旦発生した「未知状態」が継続
しているのか、別の「未知状態」に変化しているのかを
判定することができる。
しかしながら、統計量パターンの変化がプラント状態
の如何なる変化によって引き起こされたのか、すなわち
「未知状態」とされたプラントの物理的状態を自動的に
判断することはできず、結局は診断システムの出力情報
を基に専門家が診断を下すことになり、迅速な対応処置
の決定が困難であった。
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもの
で、統計量の基準値が予め用意されていないプラント状
態が発生した場合にも、発生した物理現象を推定して必
要な対応処置の決定を行うことのできるプラント診断装
置を提供しようとするものである。
[発明の効果] (課題を解決するための手段) すなわち、本発明のプラント診断装置は、プラントか
ら入力されたプロセス信号に関するデータを保存するデ
ータ保存手段と、前記データ保存手段のデータを読み出
して周波数解析し各種統計量に変換する統計量計算手段
と、各種既知のプラント状態において予め学習した統計
量の基準値を保存する統計量基準値保存手段と、前記統
計量計算手段の出力と前記統計量の基準値とを比較照合
してプラント状態を診断する第1の診断手段と、前記第
1の診断手段による診断の結果、前記統計量計算手段の
出力が何れかの前記統計量の基準値とも合致しない場
合、前記統計量計算手段の出力と正常状態における前記
統計量の基準値とを入力し、正常状態からの変化の特徴
を抽出する特徴抽出手段と、種々の想定事象に対して前
記統計量の正常状態からの変化の特徴を記述した診断知
識を保存する診断知識保存手段と、前記特徴抽出手段の
出力と前記診断知識とを照合することによりプラント状
態を診断する第2の診断手段とを具備したことを特徴と
するプラント診断装置。
(作 用) 上記構成の本発明のプラント診断装置では、第1の診
断手段による診断の結果、統計量計算手段の出力が何れ
の統計量の基準値とも合致しない場合、特徴抽出手段に
おいて、統計量計算手段の出力と正常状態における統計
量の基準値とから、正常状態からの変化の特徴を抽出す
る。
そして、この特徴抽出手段の出力と、種々の想定事象
に対して統計量の正常状態からの変化の特徴を記述した
診断知識とを第2の診断手段において照合することによ
りプラント状態を診断する。
したがって、統計量の基準値が予め用意されていない
プラント状態が発生した場合にも、発生した物理現象を
推定して必要な対応処置の決定を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明のプラント診断装置を、一実施例につい
て図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のプラント診断装置の構成
を示すもので、図において符号1は、プラントの診断実
行指令を発する制御装置を示している。
この制御装置1からプラントの診断実行指令が発せら
れると、プラントの状態を診断するのに必要な温度、流
量、圧力、等の各種プロセス信号が信号入力装置2に入
力され、時系列データとして収集される。
収集されたデータは統計量計算のために、たとえば磁
気ディスク装置等のデータ保存装置3に一時記憶保存さ
れる。
上記データ保存装置3は統計量計算装置4に時系列デ
ータを与え、統計量計算装置4は例えば高速フーリエ変
換法を用いてこのデータの周波数解析を行い、APSD、コ
ヒーレンス、等の各種統計量を算出する。
診断装置I5では、統計量計算装置4において算出され
た各種統計量を、統計量基準値保存装置6に保存されて
いる各種の既知のプラント状態において学習された各々
の統計量の基準値と比較することにより診断を行う。
すなわち、算出された統計量パターンが、どのプラン
ト状態に対応するパターンに類似しているかを識別する
ことにより現在のプラント状態が診断されるが、この比
較照合には既存の統計的パターン認識技術を適用するこ
とができる。
診断装置I5による診断の結果、現在のプラント状態が
何れかの既知状態と同じであると判定された場合には、
必要であれば対応処置のガイドと共にその結果が診断結
果出力装置7に出力表示される。
一方、上記診断の結果が「未知状態」となった場合に
は、その結果が制御装置1に入力され、制御装置1は特
徴抽出装置8を起動する。
特徴抽出装置8は、たとえば第2図に示すように入力
層(第1層)21、中間層(第2層)22、出力層(第3
層)23の3層からなるいわゆるニューラルネットワーク
により構成される計算装置である。
これらの各入力層21、中間層22、出力層23は、図中円
で示すよう複数のユニットを含み、各ユニットの出力
は、以下に示す式で表されるように、入力信号に重み付
けした値の総和の関数として与えられる。また、結合係
数と呼ばれる重みは、事前の訓練により学習される。
すなわち第k層の第iユニットの出力をOk iと表す
と、 により算出される。ここでnkは第k層のユニット数、W
k-i j k iは第(k−1)層の第jユニットの出力から第k
層第iユニットへの結合係数、f(x)は段階状のしき
い値関数あるいはS字状のシグモイド(sigmoid)関数
(1+e-CX-1、hk iはしきい値を表す。
この中で、結合係数Wk-i j k iと、しきい値hk iは、事前
に典型的な特徴量パターンを与えることによって学習さ
せる。学習は次のようにして行う。
統計量パターンが正常状態の基準パターンから変化し
た時に人間がその原因を推察する場合、たとえば、 「もし(プロセス量XのAPSD)の低周波領域のレベルが
増加したならば、(制御系Cが手動モードに設定され
た)と考えられる」 と言った具合いに正常状態の基準値からの相対的な変化
の特徴を見て判断を下している。すなわち、「もし(統
計量…)について特徴Siが真ならば、(原因は〜)であ
る」 という、いわゆるプロダクション形式の判断基準を適用
して診断を行っている。
このように、事前に統計量基準値を学習することはで
きないが、想定される事象の発生による統計量の変化の
特徴的傾向を予測できるならば、前述した判断基準に従
って診断が可能となる。特徴抽出装置8は、判断基準の
条件部にある特徴Siが真か否かを評価するものである。
このため、出力層23のユニット数は、想定される特徴
的変化の数だけとしておいて、種々の典型的な基準パタ
ーンとそれから変化したパターンとを組み合せて特徴抽
出装置8に入力し、期待される特徴に該当する出力層23
ユニットの出力が「1」となるように結合係数Wk-i j k i
と、しきい値hk iを学習する。
このような学習は、たとえば「ニューラルネットワー
ク情報処理 −コネクショニズム入門、あるいは柔らか
な記号に向けて−、麻生英樹著、産業図書、1988」等記
述されている誤差逆伝播法等により行う。
入力層21のユニット数は、統計量の計算値と基準値と
で同数とし、特徴抽出の周波数分解能の必要性に応じて
決定する。
このようにして学習を行った特徴抽出装置8による特
徴評価結果は、診断装置II9に入力される。診断装置II9
は、診断知識保存装置10に保存されたプロダクション形
式の判断基準の条件部を検索し、特徴抽出結果と合致す
る判断基準を適用して、プラント状態を判定する。診断
の結果は、必要であれば対応処置のガイドと共に診断結
果出力装置7に出力表示される。
なお、診断装置I5あるいは診断装置II9による診断の
結果、プラントが異常と診断された場合、制御装置1に
より診断実行間隔を短縮することも可能である。
このように、この実施例のプラント診断装置によれ
ば、一度経験したプラント状態の診断が可能なばかりで
なく、プロセス信号の各種統計量に現れる変化が予め予
想できる種々の異常事象の診断も可能となる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明のプラント診断装
置によれば、統計量の基準値が予め用意されていないプ
ラント状態が発生した場合にも、発生した物理現象を推
定して必要な対応処置の決定を行うことができ、プラン
トの運転信頼性の向上に大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のプラント診断装置の構成を
示す図、第2図は第1図に示すプラント診断装置の特徴
抽出装置の構成を示す図である。 1……制御装置 2……信号入力装置 3……データ保存装置 4……統計量計算装置 5……診断装置I 6……統計量基準値保存装置 7……診断結果出力装置 8……特徴抽出装置 9……診断装置II 10……診断知識保存装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 21/00 G06F 15/18 G21C 17/00 G06F 9/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントから入力されたプロセス信号に関
    するデータを保存するデータ保存手段と、 前記データ保存手段のデータを読み出して周波数解析し
    各種統計量に変換する統計量計算手段と、 各種既知のプラント状態において予め学習した統計量の
    基準値を保存する統計量基準値保存手段と、 前記統計量計算手段の出力と前記統計量の基準値とを比
    較照合してプラント状態を診断する第1の診断手段と、 前記第1の診断手段による診断の結果、前記統計量計算
    手段の出力が何れかの前記統計量の基準値とも合致しな
    い場合、前記統計量計算手段の出力と正常状態における
    前記統計量の基準値とを入力し、正常状態からの変化の
    特徴を抽出する特徴抽出手段と、 種々の想定事象に対して前記統計量の正常状態からの変
    化の特徴を記述した診断知識を保存する診断知識保存手
    段と、 前記特徴抽出手段の出力と前記診断知識とを照合するこ
    とによりプラント状態を診断する第2の診断手段とを具
    備したことを特徴とするプラント診断装置。
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