JP2782437B2 - 電気接触端子 - Google Patents

電気接触端子

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JP2782437B2
JP2782437B2 JP62166761A JP16676187A JP2782437B2 JP 2782437 B2 JP2782437 B2 JP 2782437B2 JP 62166761 A JP62166761 A JP 62166761A JP 16676187 A JP16676187 A JP 16676187A JP 2782437 B2 JP2782437 B2 JP 2782437B2
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ウイリアム・ブライアン・ロング
ウイリアム・チャールズ・アーボガスト・ジュニア
ジョン・レイモンド・シューイ
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アンプ・インコーポレーテッド
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気コネクタの分野に係り、特に導体成端用
の複スロット型の電気接触端子に関する。 従来の技術と問題点 電気接触端子は、1対の導体を単一のスロットにおい
て、接触特にレーザ溶接により成端するのに用いられる
ものが知られている。このような接触端子は米国特許第
4,579,404号から三リード高速信号伝送ケーブルのアー
ス導体対を成端するための単列電気コネクタ用として知
られている。同様の、ただし複列の、コネクタが欧州特
許出願公告第0211496号から知られる。かような端子
は、ケーブルのそれぞれの信号導体から遠くで成端する
ために、アース導体対をスロットの頂き近くに並列に寄
せ集めて締り嵌めの状態にすることが必要である。信号
導体は別個に、ただし同じようにそれぞれの信号端子に
成端される。信号端子はそれらの端子が取付けられる誘
電体担持体によってアース端子から絶縁されている。導
体成端済みのサブアセンブリ全体は次いで被覆成形され
てコネクタを形成する。端子の接触区分は相手方電気接
続装置の対応する端子との電気的係合に備えてコネクタ
の前端に配置される。 並列する導体がレーザ溶接されるときは、その溶接継
手の面積は1本の導体が狭いスロットに溶接される場合
よりももちろん広い。いずれにしても、溶接継手は、レ
ーザによる溶接成端を最適化するためには頂面が導体の
頂部分と近似的に共平面となることが好ましいスロット
の側壁に結合しなければならない。しかし、代表的な導
体直径は約0.254mm(0.010インチ)であって並列導体の
対応する溶接継手は約1.016〜1.143mm(0.040〜0.045イ
ンチ)の直径となる。同じ導体1本だけの小さい溶接継
手は溶接に要するレーザビームのエネルギーが少なく、
エネルギーレベルが低いと非常に細い導体ワイヤを損傷
するおそれが少ない。 米国特許第4,602,831号(単列コネクタ用)および同
第4,655,515号(複列コネクタ用)からは、個々の信号
端子を誘電体の接触子担持体の一側沿いに置き単一のア
ース平面を担持体の他側に置くことが知られる。米国特
許第4,602,831号では、単一列の三リードケーブル(ま
たは三リード平形ケーブル)のすべてのアース導体が、
一つ一つそれぞれの単一幅スロット内にレーザ溶接など
で溶接されてアース平面に成端される。米国特許第4,65
5,515号では、各ケーブル列(または各平形ケーブル)
に一接触子担持体が関連してその片側に信号端子(複
数)を有し他側にアース平面を有しており、アース平面
の各スロットに一対の並列アース導体が受入れられレー
ザ溶接で成端される。いずれのアース平面も、まず金属
ブランクの一側縁近くに複数のスロットを型打ちし、次
いでその側縁に沿ったブランクの一部分を折返してそれ
らのスロットが新しくできた縁に達して導体または導体
対を受入れうるようにすることにより成形される。しか
し、いずれのアース平面でも、一列のケーブル(また平
形ケーブル)のすべてのアースは担持体の同じ側でしか
成端されず、各ケーブル列または各平形ケーブルに固有
の接触子担持体を必要とする。このように、いずれの型
のアース平面も複列コネクタのプログラム組込みを制約
または複雑化し、前記欧州特許第0211496号の複列コネ
クタには使えない。 個々のアース接触端子が2本の小径アース導体を個々
のスロットに受入れて導体を実質的にゆがませずに別々
に離して溶接成端しうる、高品質高速信号伝送のための
三リードケーブル用コネクタを供することが望ましい。 また、各導体用に別のスロットを有し各スロットにそ
れぞれ導体を受入れて個別に溶接成端させる2本の導体
ワイヤ用の接触端子を供して、両導体を単一のスロット
に配置するために並列に寄せ集めることや、そのワイヤ
対を単一のスロットに圧力嵌めするとき該スロットの一
端上方から擦り込ませた両導体が真の並列配置に保たれ
るように注意していっしょに擦り込ませることの必要を
排除することが望ましい。 さらに、単一の接触子において一対の導体の各一用に
別々のスロットを設けて溶接がレーザ溶接のときの溶接
継手の所要幅を減少して導体ワイヤを損傷せずに確実な
レーザ溶接継手を供することが望ましい。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、一端近くに接触区分をもつ型打成形
された電気接触端子が、他端から内方に延びる離れた1
対の平行スロットを有しこれにそれぞれの導体を受入れ
て締り嵌めの状態に保ち、レーザ溶接などにより溶接成
端させる。各スロットはそれに沿った少なくとも一つの
軸線方向位置に導体の直径よりもわずかに小さい幅を有
し、その導体の最高部分かスロットの少なくとも一側の
頂部と近似的に共平面となるようにその導体を保持す
る。 一実施例において、本発明の電気接触端子は接触区分
および成端区分から後方に延びるタブ部分を含む端子ブ
ランクの型打によって製造され、そのタブ部分は比較的
に狭い頸部分で成端区分と結合され精確な選定幅を有す
る。成端区分の両側部分は上方に折曲げられて低背の垂
直側壁を形成し、タブ部分は頸部分で折返されて成端区
分に沿って両側壁間に配置され両側壁からは離れて精確
な幅の一対のスロットを画成する。折返されたタブ部分
の頂部はなるべくは両側壁の頂面と共平面とし、スロッ
ト沿いの両縁には据込みを施すことが好ましい。 他の一実施例によれば、本発明の複スロット端子は接
触区分とその後方の成端区分とを含む端子ブランクの型
打ちによって製せられる。前記の成端区分には中央ボス
が上方に叩き出され、精確な選定幅と精確な平行の垂直
側面とを有する。一実施例においては、成端区分の両側
部分が上方に折曲げられて平行な低背の垂直側壁を形成
し、両垂直側壁は中央ボスの側面から選定された距離だ
け離れて精確な幅の一対のスロットを画成する。中央ボ
スの頂面はスロットに配された導体ワイヤの頂面部分と
共平面にすることが好ましく、少なくともスロットに沿
った両側壁の縁に据込みを施すことが好ましい。他の一
実施例では、高い両側壁から内向きに丸ボスを突出させ
丸ボスの下方にスロット内導体を固定して導体ワイヤの
頂面部分を中央ボスの頂と共平面にする。 本発明の目的は、三リードケーブルのアース導体対な
どの2本の小径導体を多端子コネクタ内の一端子位置で
別々に成端する端子であって他の信号およびアースの端
子の位置と無関係に接触子担持体の任意の一側に位置さ
せうる端子を供するにある。 本発明のもう一つの目的は溶接成端前のワイヤ処理操
作を簡単化する端子を供することであり、また他の一目
的はアース導体の確実なレーザ溶接成端を可能ならしめ
ることである。 本発明のさらに他の一目的は複スロット端子であって
そのスロットがそれぞれの導体をレーザ溶接成端のため
スロット内に締り嵌めの状態に保持する精確に制御され
た幅をもつ複スロット端子とその製造方法を供するにあ
る。 本発明によれば、金属板から打抜き折曲げて形成さ
れ、相手コンタクトと接触する接触区分及び1対のワイ
ヤ導体の成端区分を有する電気接触端子において、前記
成端区分は、相互に略平行な1対の細長スロットにして
前記各細長スロットはその長さ方向に延びる底部及び両
側部を有して該底部及び両側部の3方向のみから前記各
ワイヤ導体を受承して保持する前記1対の細長スロット
を有し、前記各細長スロットの少なくとも一部の前記両
側部間の幅を前記各受承ワイヤ導体を圧入保持するため
前記各受承ワイヤ導体の外径より狭く構成し、前記各細
長スロットの前記両側部のうち少なくとも一方の側部の
頂面を前記各受承ワイヤ導体の頂面と略同一面となるよ
う構成し、前記各受承ワイヤ導体を前記各細長スロット
に圧入保持して溶接接続することを特徴とする電気接触
端子が提供される。 実施例 第1図は例えば欧州特許出願公告第0211496号などの
電気コネクタを示す。コネクタ(200)はその嵌合面(2
06)から後方に延びる通路(204)に複数の端子を配置
した端子アセンブリ(202)を包含する。端子の後方区
分(図示せず)は端子アセンブリの接触子担持部分(20
8)に沿って延びケーブル(210)の導体に成端される。
誘電体のカバー(212)が端子アセンブリに被覆成形さ
れて成端部を封止するとともにケーブル(210)沿いに
延びてケーブルをコネクタに固着させ、ケーブルハーネ
ス(214)を形成し、かつゆがみのない引張力緩和効果
を供する。また、カバー(212)から後方に離れた横バ
ー(216)が示され、軸線方向ウェブ(218)でカバー
(212)に結合されているが、この横バー(216)はカバ
ー(212)と一体になってケーブル上に成型されケーブ
ルの二次的なゆがみのない引張力緩和作用を示し、また
ケーブルを互いに離間させて支持する。 第2図はこのようなコネクタに使用しうる端子アセン
ブリを示し、このアセンブリは予備成型された前方ハウ
ジング(12)、信号端子(14)、およびアース端子すな
わち電気接触端子(16)を含む。ケーブル(20)の信号
導体(18)は信号端子(14)の成端区分(22)に成端さ
るべく剥離されており、ケーブル(20)のアース導体す
なわち1対のワイヤ導体(24A),(24B)はアース端子
(16)の成端区分(26)に成端さるべく剥離されてい
る。アース端子(16)の接触区分(28)は信号端子(1
4)の接触区分(30)と同一であって、ハウジングの嵌
合面(34)から接触子担持部分(36)に至るハウジング
(12)の通路(32)内に配置固着される。信号およびア
ースの両端子(14),(16)の成端区分(22),(26)
は接触子担持部分(36)に沿って、なるべくはその浅い
凹み(38)内に延在する。端子アセンブリ(10)の組立
ては、端子(14),(16)の接触区分(28),(30)を
ハウジング(12)の通路(32)内に保持し、次に導体
(18),(24A),(24B)を端子(14),(16)の各一
に成端し、その後に誘電体カバーを接触子担持部分、端
子および剥離導体の上並びにケーブルの端部分沿いに成
形することによって行われる。この被覆成形中は、通路
(32)の後端が型内のコアピンによって閉止され、また
それらのコアピンが端子(14),(16)をハウジング
(12)の接触子担持部分(36)のそれぞれの頂面または
底面に堅く保持する。 各信号端子(14)にはなるべく単一の導体受入れスロ
ット(40)を設けその幅を対応する信号導体(18)の直
径よりもわずかに小さくする。次に、信号導体(18)
を、適当な装置例えば米国特許第4,649,636号に開示さ
れる装置などでスロット(40)に沿ってその一端上方か
ら擦り入れる。この信号導体(18)は、なるべくはレー
ザ溶接によって、そこに溶接されるまでスロット(40)
内に締り嵌めで保持される。 第3図に示されるように、各アース端子(16)は端子
(16)の後端(44)から前方に延びる一対の相隔たる平
行な導体受入れスロット(42A),(42B)を含む。各ス
ロット(42A),(42B)内には、前記信号端子(14)の
スロット(40)における信号導体(18)と同じように、
アース導体(24A),(24B)をそれぞれのスロットに沿
ってその一端上方から擦り込ませる。 第4図においては、複スロット端子(50)は第5A図お
よび第5B図に成形中を図示される成端区分(60)を有す
る。端子(50)は燐青銅合金カッパーアロイ511番など
の厚さ例えば約0.1778mm(0.007インチ)の金属薄板か
ら打抜かれる。前方接触区分(52)は第4図に示すレセ
プタクル型のものでよい。成形に先立って、成端区分
(60)の上側縁(58A),(58B)とタブ部分(56)の下
側縁(62A),(62B)を傾斜面とすることが好ましい。 第5B図においては電気接触端子(50)の成端区分(6
0)の両側部分が面(66)から上方に折曲げられて各ス
ロットの一方の側部となる側壁(64A),(64B)がそれ
ぞれ形成される。 第5C図ではタブ部分(56)が面(66)から上方に曲げ
られてから成端区分(60)の面(66)に向って折返され
て隆起中央部分を形成し、その隆起中央部分の各側部
(61,63)が各スロットのもう一方の側部となると共
に、面(66)の一部が各スロットの底部を構成して、成
端区分(60)に二つのスロット(68A),(68B)が形成
される。金属ブランクの頸部分(54)の厚さを減じて曲
げやすくする方がよい。傾斜面を構成させた側縁(58
A),(58B)および(62A),(62B)はスロット(68
A),(68B)の頂部に沿って位置し、前述したように圧
入されるそれぞれの導体を受入れるための、軸線方向に
延びる導入面を形成する。一方、頸部分(54)はタブ部
分(56)よりも狭くまた傾斜していて成端区分(60)の
ケーブル近接端に初期導入面(70)を形成している。 第4図の端子のスロットへの導体挿置と溶接成端をそ
れぞれ示す第6A図と第6B図、及び該第6B図の線7−7に
よる断面図である第7図から理解されるように、スロッ
ト(68A),(68B)は幅がそれぞれのアース導体(24
A),(24B)の直径よりもわずかに小さくこれらの導体
を、そこになるべくはレーザ溶接により溶接されるに至
るまで、締り嵌めの状態に受入れ保持する。スロット
(68A),(68B)はそれぞれの導体を前述したようにし
て擦り入れるのを助けるための導入面(58A),(58B)
を有することが好ましく、代表的に約0.254mm(0.010イ
ンチ)の直径をもつ導体ワイヤを損傷するおそれを極減
する。 第6A図および第6B図には、剥離導体(72A),(72B)
がまずそれぞれのスロット(68A),(68B)に締り嵌め
の状態に半ば擦り込まされ、次に充分に擦り込まされた
ところを示す。導体(72A)は溶接継手(74A)によって
成端されるが、この継手はレーザ溶接継手とすることが
好ましい。第7図はタブ部分(56)の両側にある側部
(61,63)とそれぞれの対向側部すなわち側壁(64A),
(64B)との間に締り嵌めになっている導体(72A)、
(72B)を示し併せて導体(72A)の端子(50)との溶接
継手(74A)を示す。 第8図の電気接触子(80)は成端区分(82)を有しこ
の区分の成形される状況が第9A図および第9B図に示され
る。成端区分(82)には軸線方向に延びる隆起中央部分
すなわちボス(84)が上方に叩き出され精確な垂直側壁
(86A),(86B)と実質的に平面状の頂面(87)とを有
する。側壁(88A),(88B)は中央ボス(84)の頂面よ
りも高く、また両側壁からボス(84)の頂面よりもわず
かに上方に中心をもつ丸味のあるボスを、中央ボス(8
4)に向けて内向きに突出させれば、一つの軸線方向位
置における、導体ワイヤをスロット(90A),(90B)に
締り嵌め状に保持するに必要な狭いスロット幅を持たせ
ることができる。縁(58A),(58B)にはバリ取りを施
し、また、第5C図の端子(50)におけるごとく、縁(94
A),(94B)に傾斜面を設け、隅(96A),(96B)にも
傾斜面を設けるか屈折させ、またはその双方がそれぞれ
導入面および初期導入面を形成してスロット(90A),
(90B)へのそれぞれの導体ワイヤの擦り込みを助ける
ことが好ましい。第9B図の端子(80)はスロット幅の調
整が良好で製造が比較的容易と思われる。 第10A図および第10B図には本発明のさらに別の実施例
が示される。第8図の端子(80)と同様に、電気接触端
子(100)には隆起中央部分すなわちボス(102)が成端
区分(104)から上方に叩き出される。成端区分(104)
の両側部分からは丸ボス(106)が上方に叩き出され
る。次いでスロットの側部となる側壁(108)が成端区
分(104)の両側部分から垂直上方に折曲げられて相互
に略平行な1対のスロット(110),(110)が形成され
る。丸ボス(106)は中央ボス(102)の頂面(112)の
平面よりもわずかに上方を中心として内方に突出してい
る。導体ワイヤ(114)をこれらのスロット(110)に前
述したように擦り込ませるとき各ワイヤ(114)は丸ボ
ス(106)と中央ボス(102)の側部(116)との間を下
方に押下げられ丸ボス(106)によってスロット(110)
内に保持される。第10B図はまた、一方の導体ワイヤ(1
14)の端子(100)とのレーザ溶接継手(118)を示す。 第11図は本発明の電気接触端子のさらに他の実施例で
ある端子(120)を示す。 本発明の電気接触端子は、発明の精神および特許請求
の範囲から逸脱せずに、最終構造に小さな変更が加わる
いくつかの形に製造することができる。このような端子
は最も普通には、同じ信号導体に関連する1対のアース
ワイヤを受ける、三リードケーブル用のアース端子とし
て用いられよう。しかし、この端子は2本のケーブルか
らのアース導体(複数)の受入れや、さらにはこの端子
で一対のケーブルのうちどちらかの一ケーブルから電気
信号を伝導したい場合など二つの異なるケーブルからの
信号導体(複数)の受入れにも用いることができる。 発明の効果 本発明の電気接触端子によれば、ワイヤ導体の成端区
分はワイヤ導体を圧入保持可能な小径の部分を含む一対
の細長スロットを含むので、ワイヤ導体の溶接接続時ま
でワイヤ導体を確実に保持できる構成が比較的小型の外
形寸法で実現でき、したがって電気接続端子を含むコネ
クタも小型になる設計が可能となる。 特に本発明の電気接触端子によれば、ワイヤ導体を圧
入保持する細長スロットは、長さ方向に亘って底部及び
両側部の3方向からワイヤ導体を保持し、各細長スロッ
トの両側部のうち少なくとも一方の側部の頂面を受承し
たワイヤ導体と同一面となるよう構成されるので、ワイ
ヤ導体が仮保持状態にあるとき圧入保持部分が周囲の異
物と干渉することがなく、ワイヤ導体は細長スロットか
ら外れにくくなる。また、ワイヤ導体の溶接時にも他の
ワイヤ導体押さえ部材を必要とすることなくワイヤ導体
は細長スロット内の所定位置に確実に維持され、加えて
溶接位置へのアクセス及び溶接位置の確認が容易である
ので、ワイヤ導体の溶接接続作業を容易に且つ確実に行
うことができる。 従って本発明による電気接触端子は、複スロット型の
電気接触端子として、特に三リードケーブルのアース導
体対との接続等に特に有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を用いうる信号伝送ケーブル用複列コネ
クタの斜視図、第2図は第1図の電気コネクタに用いう
る本発明の電気接触端子を用いた端子アセンブリの分解
図、第3図は第2図の電気接触端子実施例の拡大図、第
4図は本発明のもう一つの実施例、第5A図〜第5C図は第
4図の電気接触端子の成端区分の成形状況を示す斜視
図、第6A図、第6B図は第4図の端子のスロットへの導体
挿置と一導体の溶接成端を示す斜視図、第7図は一導体
のレーザ溶接成端継手を示す第6B図の線7−7による断
面図、第8図は本発明の第三の実施例、第9A図、第9B図
は第8図の斜視図、第10A図、第10B図は本発明の他の一
実施例、第11図は本発明のさらに他の一実施例を示す。 16,50,80,100,120……電気接触端子 26,60,82,104……成端区分 24A,24B:72A,72B……1対のワイヤ導体 28……接触区分 42A,42B;68A,68B;90A,90B;110,110……1対の細長スロ
ット 64A,64B;108,108……スロットの一方の側部(側壁) 61,63;116,116……スロットのもう一方の側部(側壁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ブライアン・ロング アメリカ合衆国ペンシルバニア州キャン プ・ヒル、オールド・パイオニア・ロー ド 75 (72)発明者 ウイリアム・チャールズ・アーボガス ト・ジュニア アメリカ合衆国ペンシルバニア州メカニ クスバーグ、パットン・ロード 35 (72)発明者 ジョン・レイモンド・シューイ アメリカ合衆国ペンシルバニア州メカニ クスバーグ、ジェラサレム・ロード 1255 (56)参考文献 特開 昭54−111690(JP,A) 特開 昭53−122644(JP,A) 実開 昭57−179274(JP,U) 実開 昭55−177274(JP,U) 実開 昭54−26696(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.金属板から打抜き折曲げて形成され、相手コンタク
    トと接触する接触区分及び1対のワイヤ導体の成端区分
    を有する電気接触端子において、 前記成端区分は、相互に略平行な1対の細長スロットに
    して前記各細長スロットはその長さ方向に延びる底部及
    び両側部を有して該底部及び両側部の3方向のみから前
    記各ワイヤ導体を受承して保持する前記1対の細長スロ
    ットを有し、 前記各細長スロットの少なくとも一部の前記両側部間の
    幅を前記各受承ワイヤ導体を圧入保持するため前記各受
    承ワイヤ導体の外径より狭く構成し、 前記各細長スロットの前記両側部のうち少なくとも一方
    の側部の頂面を前記各受承ワイヤ導体の頂面と略同一面
    となるよう構成し、 前記各受承ワイヤ導体を前記各細長スロットに圧入保持
    して溶接接続することを特徴とする電気接触端子。
JP62166761A 1986-07-03 1987-07-03 電気接触端子 Expired - Lifetime JP2782437B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US882126 1986-07-03
US06/882,126 US4692121A (en) 1986-07-03 1986-07-03 Dual slot electrical contact and method of making same
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