JP2772907B2 - 靴 - Google Patents

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JP2772907B2
JP2772907B2 JP6218594A JP6218594A JP2772907B2 JP 2772907 B2 JP2772907 B2 JP 2772907B2 JP 6218594 A JP6218594 A JP 6218594A JP 6218594 A JP6218594 A JP 6218594A JP 2772907 B2 JP2772907 B2 JP 2772907B2
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば災害発生時の避
難用などに用いられ、悪路や岩場等でも安全・迅速に歩
行することができる靴に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、東京など大都市の直下を震源とす
る大地震が発生する可能性があるといわれており、この
ような天災地変が発生した場合は、危険地域から可能な
限り早くかつ安全に避難する必要がある。このため、カ
ンパンなどの非常食料品や飲料水、懐中電灯、きず薬な
どの医薬品、ヘルメットあるいは防災頭巾といった避難
・防災用品を常備することに対する認識が高まりつつあ
る。しかしながら、避難の際に履く安全な靴に関しては
盲点となっており、あまり考慮されていないのが実情で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シミュレーションによ
れば、例えば東京都心部に、直下型地震等によって建物
の倒壊などを含む大きな被害が発生した場合、拡大する
火災等から確実に逃れるには、都心から20〜30km
圏の地域へ5時間以内に移動しなければならないことが
判明している。ところが、密集した建物の内外や道路等
には、多量の窓ガラスや蛍光灯の破片、その他の破損物
が散乱し、滑りやすくなるため、通常の革靴やサンダ
ル、あるいは女性のハイヒール等の着用では、徒歩で避
難区域へ安全かつ迅速に逃れることが極めて困難になる
と予想される。実際、大都市郊外へ向けて避難を開始し
た場合、避難ルートとして想定されるのは幹線道路であ
るが、高速道路や歩道橋、鉄橋、陸橋、建物の倒壊や火
災等によって分断される可能性が高く、このような場
合、主要な避難ルートとしては、軌道敷地内(線路上)
しか考えられず、通勤用などの通常の靴ではとても歩く
ことができない。したがって本発明の主な技術的課題
は、通常の靴では歩行が困難な避難ルートや悪路等での
歩行に適し、保管に便利で、かつ容易に着用して迅速に
歩行することができる靴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る靴は、エラスティック素材製の靴底及びこ
れに一体の布製の甲被を持つ靴本体と、ファスナを設け
た上下に延びる分割部において開閉され下端が前記靴本
体の上端履き口部に連結された布製の下腿被と、この下
腿被の下端正面の切欠と靴本体の上端履き口部との間に
縫着された伸縮生地製の足首被とからなり、前記下腿被
が結束バンドを介して緊結されるものである。
【0005】
【作用】この靴は、下腿被を分割部から左右に開いて、
この下腿被から靴本体内へ足を挿入してから、前記分割
部のファスナを閉じると共に結束バンドで下腿被を緊結
することによって、しっかりと、かつ迅速に履くことが
でき、靴本体がエラスティック素材製の靴底を有するた
め、通常の靴では歩行困難な路上等でも安全かつ迅速に
歩くことができる。足甲を保護する靴本体の甲被と、
脛、ふくらはぎ及びくるぶしを含む下腿部分を保護する
下腿被は布製であるため軽量であると共に蒸れにくく、
しかも足首部分の正面となる下腿被の下端正面は切り欠
かれていて、その切欠を塞ぐ足首被は伸縮生地からなる
ため、長時間の歩行でも疲れない。また、保管時におい
ては、靴本体の甲被及び下腿被を潰した状態で足首被で
折り、かつ下腿被の結束バンドで緊結することによっ
て、小さく折り畳んでおくことができる。
【0006】靴本体の先端は、拇指が挿入される部分と
他の指が挿入される部分に二股に分割された形状とする
ことによって、歩きやすく、悪路での歩行を一層容易に
することができる。また、靴本体の甲被表面の所要箇所
に、光反射手段を設けることによって、夜間歩行時に、
この光反射手段が僅かな光でも明るく輝くので、歩行の
安全が図られる。
【0007】着用及び下腿被の緊結の容易化を図るため
には、結束バンドを、その基端が下腿被の分割部の一側
に縫着されると共に、先端が前記分割部の他側に縫着さ
れた尾錠を通して折り返され、その折り返し部分の対向
面同士が面ファスナによる係着片の対を介して互いに係
着される構造とすることが好ましい。この場合、結束バ
ンドは、下腿被を分割部と反対側で絞り込むようにする
ことによって、絞り込みによる襞がファスナの存在しな
い側に形成され、とくに、予め前記下腿被に、結束バン
ドの基端と尾錠の縫着位置の中間で略S字形に折り返さ
れた襞を形成しておけば、結束バンドの絞り込みによる
不規則な襞が形成されることがないので、履き心地が損
なわれない。また、結束バンドの基端の延長方向に、下
腿被の表面に結束バンドの先端側の係着片と係着される
もう一つの係着片を縫着しておけば、使用者の下腿が標
準より細い場合であっても、尾錠を通して折り返した結
束バンドを十分に引き絞ってその先端を前記もう一つの
係着片に係着することにより、下腿被をしっかり緊結す
ることができる。
【0008】
【実施例】図1は及び図2は、本発明に係る靴の好適な
一実施例を示すもので、符号10は靴本体、20は人体
の脛、ふくらはぎ及びくるぶしを含む下腿部分を覆う下
腿被、30は足首被である。
【0009】靴本体10は、厚いエラスティック素材、
具体的には軽量で弾性の優れた生ゴムあるいは合成ゴム
製であって下面に滑り止め用の多数の凹凸11aが適当
な紋様で反復形成された靴底11と、その上面側に一体
に設けられた布製の甲被12からなる。甲被12は綿
(例えばデニム)生地からなり、つま先部121及びそ
の近傍と踵部122は二枚重ねによって補強された構造
となっている。甲被12には、上端履き口部12aから
その前方の足背部分にかけて連続して延びるU字形の細
長い足背切欠12bが形成されており、甲被12の腰部
123及び後部縫い割り124の表面には、光の入射に
よって蛍光を発する光反射剤が配合された塩化ビニル布
等からなる装飾を兼ねた光反射テープ125が縫着され
ている。また、この靴本体10は、甲被12のつま先部
121及びこれに対応する靴底11先端部が、足の拇指
を挿入される部分10aと他の指を挿入される部分10
bに二股に分割されており、すなわち、靴本体10は全
体としてはスニーカー状の外観を呈するが、つま先は地
下足袋のような形状となっているものである。
【0010】下腿被20は、靴本体10の甲被12と同
様の綿(例えばデニム)生地からなるテーパ状のスリー
ブで、その内側面に裏地21が設けられている。この下
腿被20の内股側(土踏まずの真上側)となる周方向一
箇所は、その上端から下端にかけて延びる分割部22で
分断されており、その反対側となる周方向一箇所には、
略S字形に折り返され上下に延びる襞23が形成されて
いる。分割部22の両側22a,22bは、ジッパ(フ
ァスナ)24を介して互いに開閉可能となっており、そ
の一側22aの内側面には、ジッパ24へのズボンの裾
等の咬み込みを防止するために、ジッパ24の内側を覆
って分割部22の他側22bの内側面に達する帯片25
が縫着されている。また、下腿被20の下端20aの正
面には逆U字形に切り欠かれた切欠26が形成されてお
り、すなわち靴本体10の上端履き口部12aに縫着に
よって連結された下腿被20の下端20aは、左右のく
るぶし及びアキレス腱部分を覆うようになっている。
【0011】足首被30は、伸縮性、通気性及び肌ざわ
りの良好な例えば毛、綿及びアクリルの混紡のニット生
地からなり、靴本体10の甲被12の上端履き口部12
a及びこれに連続形成された足背切欠12bと、下腿被
20の下端20a正面の切欠26との間に縫着され、足
首の正面部分を覆うようになっている。
【0012】下腿被20には、ジッパ24で開閉される
分割部22と反対側の半周部分に位置して、二本の結束
バンド40及びこれに対応する二個の尾錠41が襞23
の両側に上下一対ずつ設けられている。各結束バンド4
0は、それぞれ基端40aが襞23の後側の位置に縫着
されており、各尾錠41は、前記基端40aの各縫着位
置と同じ高さで襞23の前側の位置に布片41aを介し
て縫着されている。結束バンド40の先端寄りの半部4
0b及び基端40a寄りの半部40cには、例えばマジ
ックテープあるいはタッチアンドクローズファスナ等の
商品名で呼ばれる周知の面ファスナによる係着片42,
43が縫着されている。このうち、結束バンド40の先
端寄りの半部40bに縫着された係着片42は、その表
面に極めて多数の輪状繊維群を密生したものであり、基
端40a寄りの半部40cに縫着された係着片43は、
その表面に前記係着片42の輪状繊維群と引っ掛かる極
めて多数の小突起群あるいは鉤状繊維群を密生したもの
である。すなわちこの結束バンド40は、襞23の外側
から尾錠41を通して外側へ折り返され、その折り返し
部分の対向面同士が面ファスナによる係着片42,43
を介して互いに係着される。
【0013】結束バンド40の基端40a半部40cに
縫着された係着片43と同一の、すなわち極めて多数の
小突起群あるいは鉤状繊維群を密生した係着片44が、
下腿被20の分割部22側の半周部の表面に、結束バン
ド40の基端40aの延長方向へ適当な間隔をおいて縫
着されている。
【0014】この実施例の靴は、靴本体10の甲被12
及び下腿被20を潰し、図3に示すように、靴本体10
を甲被12が下腿被20の襞23側の側面に重なるよう
に下腿被20の下端20a及び足首被30の位置で折り
畳み、結束バンド40を靴本体10の靴底11の外側
(下面)を経由して尾錠41に通し、そこで外側へ折り
返して適当に引き絞ってから、その折り返し部分で互い
に対向する面ファスナの係着片42,43同士を互いに
係着することによって、小さく折り畳むことができる。
したがって平常時においては、このようにして折り畳ん
で、図示されていない巾着状あるいは信玄袋状の吊り紐
付きの袋などに収容して、玄関近くのわかりやすい場所
に吊り下げておいたり、各家庭においては、カンパンな
どの非常食料品や飲料水、懐中電灯、きず薬、防災頭巾
といった避難・防災用品を収納しておくための避難用の
袋やリュックサック等に一緒に保管しておくことができ
る。また、上記のように小さく折り畳まれるので、事務
所等においては、各自の机の引き出しやロッカー等に保
管しても、それほど場所を取らない。
【0015】この靴を実際に使用するに際しては、まず
折り畳み状態を解除し、下腿被20の分割部22を、ジ
ッパ24のつまみを引き下ろすことにより開いて、この
下腿被20から靴本体10内へ足を挿入する。下腿被2
0はその下端20a位置まで開かれるので、容易に足を
挿入することができる。また、伸縮自在な足首被30に
よって、靴本体10の甲被12の上端履き口部12a及
びこれに連続形成された足背切欠12bが適度に開かれ
るので、靴本体10への足の挿入も容易に行われる。足
を挿入したら、ジッパ24のつまみを引き上げることに
よって下腿被20の分割部22を閉じ、その両側22
a,22b同士を結合すると共に、結束バンド40を尾
錠41で折り返して適当に引き絞り、係着片42と係着
片43又は44に係着することにより下腿被20を緊結
する。震災等によって緊急に避難する必要がある場合に
は、履いてからジッパ24のみを閉じ、適当な機会に結
束バンド40で緊結すれば良い。また、甲被12が布製
であるため、一般の革靴のように必ずしも靴下を着用す
る必要はなく、これも緊急時に迅速に履くことに役立
つ。
【0016】結束バンド40は、下腿被20を分割部2
2と反対側で絞り込むようになっているので、分割部2
2側が絞り込みによって内側へ折り畳まれてジッパ24
による異物感を感じるようなことがなく、履き心地が良
好である。また、図4(A)に示すように、使用者の下
腿1の太さが標準的もしくはある程度太い場合は、前述
のように、尾錠41に通して折り返した結束バンド40
を適当に引き絞ってから、その先端寄りに縫着された係
着片42を基端40a寄りに縫着された係着片43に係
着するが、図4(B)に示すように、使用者の下腿1の
太さが標準より細い場合は、図4(A)の場合よりも更
に大きく結束バンド40を引き絞って、その先端寄りの
係着片42を、結束バンド40の基端40aの延長方向
の位置に縫着されたもう一つの係着片44に係着するこ
とによって下腿被20の襞23を大きくし、すなわち下
腿被20の絞り込みを大きくする。このため、使用者の
下腿1の太さの個人差に拘らず、しっかりと固定するこ
とができる。
【0017】靴本体10は、その靴底11が軽量で厚手
の生ゴムあるいは合成ゴム等からなるため、ガラス等の
散乱した路上や、線路の敷石上でも安全かつ迅速に歩く
ことができる。甲被12は、つま先部121及びその近
傍と踵部122が補強されることによって、足に対する
保護機能及び強度の向上が図られている。また、歩行や
走行に際しては、足の力は主に拇指及びその近傍に集中
的に作用するため、靴本体10の先端を、足の拇指を挿
入される部分10aと他の指を挿入される部分0bに二
股に分割された地下足袋形状としたことによって、歩き
やすく、長時間の歩行でも疲れにくいものとなってい
る。光反射テープ125は僅かな光でも明るく蛍光を発
するので、暗闇の中でもこの靴を探すことが容易にな
り、また、夜間に避難する際の避難者の確認や安全性の
向上に役立つ。靴底11の下面の凹凸11aは、例えば
図3に示すように、つま先側の屈曲したブロック状部分
111と土踏まず近傍の縦溝状部分112と踵側の波形
部分113とからなり、これによって歩きやすさや滑り
にくさの向上が図られている。
【0018】下腿被20は、歩行中に靴本体10内に砂
や小石などを入りにくくすると共に、例えばスカートを
着用した女性のくるぶし及び下腿部がむきだしになるの
を防止して草摺りや泥による汚れなどから適切に保護す
る。靴本体10と下腿被20の間の足首正面部分は通気
性及び伸縮性に富むニット生地からなる足首被30で構
成され、歩行中の足首の動きを阻害しにくいので、歩き
やすさを向上させ、しかも、甲被12及び下腿被20も
綿素材からなるため、軽量で蒸れにくく、長時間の歩行
による疲れを緩和する。また、足首が自由であるため、
過って水中に転落した場合に、この靴を履いたままでも
比較的有効な泳ぎを行うことができ、あるいは水溜まり
中での歩行によって靴本体10内に水が入った場合は、
この靴を脱がないでも、侵入した水の殆どは、歩行の過
程で足首被30から排出される。
【0019】なお、上記実施例は、災害発生時の避難用
として説明したが、通気性が良いこと、動きが良く軽量
で疲れにくいこと、滑りにくいことなどから、例えば釣
り、登山、散策、アウトドアスポーツ用や、作業用とし
ても好適である。また、下腿被20の裏地21に適当な
色合いもしくは模様付きの生地を用いれば、この裏地2
1が外側に露出するように下腿被20を上部から折り返
した状態で履くことにより、ファッション性も一層優れ
たものとなる。
【0020】また、例えば、下腿被20の分割部22を
開閉するファスナとしては、ジッパ24に代えて結束バ
ンド40の係着片42,43と同様の面ファスナ等を用
いることもできる。更に、足首被30や甲被12には防
水加工を施して、釣り等において着用した場合に水が容
易に侵入しないようにすることも好ましい。
【0021】
【発明の効果】本発明の靴によると、次のような効果が
実現される。 (1) 非使用時には折り畳んで結束バンドでコンパクトに
結束しておくことができるので、保管に場所を取らな
い。 (2) 下腿被の分割部が、靴本体と結合された下端部まで
開くので、容易・迅速に履くことができる。 (3) ガラス等の散乱した路上や線路の敷石上でも歩行の
困難さが緩和され、歩行時に靴本体に砂や小石が入りに
くく、長時間歩いても疲れにくいので、避難経路を20
〜30kmも離れた安全地域へ5時間程度で移動しなけ
ればならないといった過酷な避難条件でも安全に避難す
ることができる。 (4) 靴本体の拇部分が分割されていることによって、一
層歩きやすい。 (5) 光反射手段が僅かな光でも明るく輝くので、夜間に
おける歩行の安全性が向上する。 (6) 結束バンドでの締め付けによる下腿被の襞が、ファ
スナの存在しない側に形成されるので、異物感がなく、
履き心地が損なわれない。 (7) 下腿被に襞を形成し、また、好ましくは係着片を多
段に設けることによて、使用者の下腿部の太さの個人差
に拘らず、しっかりと着用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴の一実施例のうち左足に着用する靴
を左外側から見た側面図である。
【図2】上記靴を図1と反対側から見た側面図である。
【図3】上記靴の折り畳みの過程を示す説明図である。
【図4】上記靴の着用状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 靴本体 10a 拇指を挿入される部分 10b 他の指を挿入される部分 11 靴底 12 甲被 12a 上端履き口部 125 光反射テープ(光反射手段) 20 下腿被 22 分割部 23 襞 24 ジッパ(ファスナ) 30 足首被 40 結束バンド 41 尾錠 42,43,44 係着片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A43B 3/00 - 3/04 A43B 23/00 - 23/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラスティック素材製の靴底及びこれに
    一体の布製の甲被を持つ靴本体と、 ファスナを設けた上下に延びる分割部において開閉され
    下端が前記靴本体の上端履き口部に連結された布製の下
    腿被と、 この下腿被の下端正面の切欠と靴本体の上端履き口部と
    の間に縫着された伸縮生地製の足首被と、 前記下腿被を絞り込んで緊結する結束バンドと、を具え
    ることを特徴とする靴。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 靴本体の先端は拇指を挿入される部分と他の指を挿入さ
    れる部分に二股に分割されていることを特徴とする靴。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、 靴本体の甲被表面の所要箇所に、光反射手段が設けられ
    ていることを特徴とする靴。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、 結束バンドはその基端が下腿被に縫着されていて、前記
    基端から下腿被の周方向へ適宜離れた位置に縫着された
    尾錠を通して折り返した状態での対向面同士が面ファス
    ナによる係着片の対を介して互いに係着され、前記下腿
    被を、分割部と反対側で絞り込むものであることを特徴
    とする靴。
  5. 【請求項5】 請求項1の記載において、 結束バンドの基端と尾錠の縫着位置の間で、下腿被に略
    S字形に折り返された襞が形成されていることを特徴と
    する靴。
  6. 【請求項6】 請求項4の記載において、 結束バンドの先端側の係着片と係着されるもう一つの係
    着片が、結束バンドの基端の延長方向に位置して下腿被
    の表面に縫着されていることを特徴とする靴。
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