JP2772072B2 - ヒートパイプ装置 - Google Patents

ヒートパイプ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば40〜90℃の比較的高温の飲料や流動食
品等を速やかに適温に下げるためのヒートパイプ装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、比較的高い温度40〜90℃、或いはそれ以上の温
度の飲料や流動食品は、調理の過程で高温となることが
殆どで、スープや味噌汁、鍋物等を除けば、概ね口中に
入れるに適した温度5〜40℃程度まで下げてから食に供
している。
そこで、温度を低下させるために一般的に採られてい
る手段としては、対象物(被冷水物)が飲料や食品であ
ることから衛生的で且つ風味を損なわないような手段を
採用しなければならないので、水や氷で直接薄めるので
はなく、例えば飲料や流動食品の入った小容器をそれよ
りも大きい別の容器に入れてその間に水や氷を入れた
り、小容器の外側から水を注ぐなど、つまり小容器の壁
を冷却することによる手段を採らざるを得なかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のように対象物を間接的に冷却する手
段では、新たに別の大きい容器と水や氷を用意しなけれ
ばならないため、面倒で手間がかかるという問題点があ
った。
また、近年は容器の材質に合成樹脂等の熱伝導性の良
くないもの、すなわち熱し難く冷め難いものが多用され
ており、それだけに保温性に富んでいるものの、急激に
その内容物の温度を変化させたい場合は極めて大きな不
便さを強いられていた。特に、育児用哺乳瓶は70〜80℃
の湯で粉乳を溶かし、35℃前後の飲みごろまで温度を下
げるのに長時間要してしまう問題がある。
そこで、本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、衛生的であって、対象物
の濃度を変えず、極めて短時間で所望の温度に変化させ
ることのできるヒートパイプ装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明にあっては、ヒ
ートパイプ本体の上部に、蓄熱体を一体的に設け、か
つ、ヒートパイプ本体及び蓄熱体の少なくとも一方は示
温材を有してなることを特徴とする。
また、蓄熱体はブロック状に形成したり、カップ状容
器に形成してもよく、或いはこのカップ状容器には冷水
入口及び冷水出口を取付けることも好ましい。そして、
蓄熱体はヒートパイプ本体と嵌合にて一体化したり、適
当な個所に把手を設けてもよい。
さらに、ヒートパイプ本体には表面積増大部を設けて
もよい。
カップ状容器にはその底部に水密無注油ベアリングを
設置し、ヒートパイプ本体を回転可能としたり、また、
カップ状容器におけるヒートパイプ本体に羽根を一体的
に取付け、ヒートパイプ本体が水流にて回転するように
してもよい。
さらに、ヒートパイプ本体にウォーム歯車機構を設
け、小型モータの駆動でウォーム歯車機構を介してヒー
トパイプ本体を回転させるようにしてもよく、このウォ
ーム歯車機構,小型モータ及びその電源は把手に内蔵さ
せることが好ましい。
〔作用〕
上記の構成を有する本発明においては、ヒートパイプ
本体の上部に、蓄熱体を一体的に設けたことによって、
ヒートパイプ装置を予め温湯等で暖めておくか、或いは
冷蔵庫等で冷しておき、ヒートパイプ本体下部を飲料や
流動食品等の対象物に浸漬して揺動させることにより、
対象物はヒートパイプの作用によってその温度と速やか
に平衡しようとする現象を表すことになる。
すなわち、対象物が適温より熱すぎるときは、冷却し
てあるヒートパイプ装置を、冷たすぎるときは熱してあ
るヒートパイプ装置を使用してそのヒートパイプ本体下
部を浸漬すればよく、ここで蓄熱体は対象物を温度変化
させるに十分な熱量を蓄える機能を果たすものである。
また、示温材をヒートパイプ本体及び蓄熱体の少なくと
も一方に設けることにより、容易にかつ素早く温度を知
ることができる。また、蓄熱体に対してヒートパイプ本
体を回転可能に設けることにより、被撹拌物を撹拌でき
る。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
5図に本発明に使用するヒートパイプ本体を示す。同図
に示すように、ヒートパイプ本体1は底部2a及び頂部2b
を密封し、且つ内部を減圧した上で純水,アルコール,
フロン等の適量の作動液3が封入されている。このヒー
トパイプ本体1は材質が主として銅,アルミニウム,ス
テンレス鋼等の金属からなり、これと同様な材質の細
線,網状体又は炭素等の極細繊維からなるウィック4
が、金属スパイラル5の拡開作用によりヒートパイプ本
体1の内周壁に密着するように押圧されている。
上記の構成において、下部6が加熱されて上部7が低
い温度であった場合、作動液3は減圧状態下にあること
から、常気圧におけるよりも極めて低い温度で沸騰し、
その蒸気は下部6から上部7に達して冷却され、凝縮液
となってウィック4の層間隙等を伝わって下部6に戻
り、再び蒸発を繰り返すものである。この動作は非常に
速い速度(蒸気流の速度は理論的に音速に達する)で行
われ、下部6と上部7との温度差がなくなるまで継続す
る。
つまり、温度差が大きいほどその効果は顕著であり、
ヒートパイプ本体1の材質が下部6と上部7とで熱伝導
率の大きいものほど、すなわち受熱と放熱の抵抗の小さ
いものほど優れた効果が現れる。ここで、ヒートパイプ
本体1が垂直に近い状態で使用され、下部6が受熱部で
ある場合は必ずしもウィック4や金属スパイラル5が存
在しなくても蒸発〜凝縮〜還流に支障のない場合があり
(いわゆるサーモサイホン)、この場合はウィック4等
が省略されたものが使用される。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例によるヒート
パイプ装置を示す。同図に示すように、ヒートパイプ本
体1の上部には温熱又は冷熱の蓄熱体としての蓄熱ブロ
ック8が一体的に設けられており、蓄熱ブロック8は第
1図に示すようにヒートパイプ本体1と同一材質で完全
な同一体であってもよく、また第2図に示すように同一
材質か、或いは異種金属のもの、セラミック等の異種の
もので、ヒートパイプ本体1とは別個に製作した上、例
えばヒートパイプ本体1に雄ねじを、蓄熱ブロック8に
雌ねじを各々形成して嵌合ねじ9となし、これを以てヒ
ートパイプ本体1と蓄熱ブロック8とを一体化してもよ
い。さらに、上記嵌合部は第2図に示すように必要に応
じ溶接部10或いは充填物によって封止してもよい。
第3図はヒートパイプ本体1と蓄熱ブロック8とを同
一材質の同一体で製作した上、蓄熱ブロック8内の孔を
波状部11として形成して吸・放熱表面積の増大を図って
いる。この場合、頂部に蓋体12を螺合させた後、溶接部
13等によって封孔を行うようにする。
また、第1図乃至第4図において、蓄熱ブロック8に
はヒートパイプ本体1と蓄熱ブロック8が温熱又は冷熱
を帯びているときに衛生的に挾み状把持具(図示せず)
で持ち上げるための溝部14が形成されているが、これは
第3図に示す溝形状に限らない。そして、これとは別に
第4図に示すようにヒートパイプ本体1又は蓄熱ブロッ
ク8に予めプラスチック等によって把手15をモールド成
形にて設けておけば、溝部14は必ずしも必要としない。
尚、把手15は必ずしも第4図に示す形状には限らない。
ヒートパイプ本体1と蓄熱体ブロック8は銅,アルミ
ニウム,ステンレス鋼等の金属又はその合金による熱伝
導の良好な材質からなり、必要により銀,錫,クロム等
のメッキを施しておけば、防錆に役立ち衛生的である。
次に、本実施例の作用を説明する。
一体化されたヒートパイプ本体1と蓄熱体ブロック8
の予め温度等で暖めておくか、或いは冷蔵庫等で冷して
おき、例えば哺乳瓶16に収容した乳湯17にヒートパイプ
本体1を浸漬して軽く揺動させることにより、乳湯17は
ヒートパイプ本体1の作用によってその温度と速やかに
平衡しようとする現象を表すことになる。
すなわち、乳湯17が適温より熱すぎるときは、冷却し
てあるヒートパイプ装置を、冷たすぎるときは熱してあ
るヒートパイプ装置を使用し、適宜そのヒートパイプ本
体1を浸漬すればよく、ここで蓄熱ブロック8は乳湯17
を温度変化させるに十分な熱量を蓄える機能を果たすも
のである。そして、適温を色等で表示する示温材18をヒ
ートパイプ本体1や蓄熱ブロック8等の適宜箇所に設け
ておけば、誰もが安心して容易に且つ素早く飲みごろの
温度を確認することができる。
尚、本発明は上記第1実施例のように哺乳瓶に限ら
ず、各種の調理物、例えばスープや汁のある和え物,お
ろしもの等幅広い応用範囲がある。そして、示温材18は
後述する第2実施例以降の実施例にも適用可能である。
第6図乃至第10図は本発明の第2実施例によるヒート
パイプ装置を示す。前記第1実施例と同一の部分には同
一の符号を付して説明する。同図に示すように、ヒート
パイプ本体1の上部には蓄熱体の容器としてカップ状容
器19が一体的に設けられている。カップ状容器19は金属
或いはプラスチック等のモールド成形品からなり、その
頂部に密閉蓋20が開閉可能に設けられ、その間にパッキ
ンを介在させて密閉することができるようになってい
る。そして、密閉蓋20の開閉手段はねじ22の螺合操作で
も、螺番状の押込み形式のいずれでもよい。
カップ状容器19内には予め温湯を収容するか、又は
水,ポリエチレングリコール等の蓄熱剤を収容して暖め
ることができるし、反対に予め冷水23を入れるか、氷を
入れたり、その双方を入れたり、水や蓄熱剤を入れて冷
蔵庫等で冷しておくことができる。蓄熱剤はカップ状容
器19内においてヒートパイプ本体1の表面に直接接触さ
せることが望ましいが、プラスチック等の袋入りのもの
或いは缶入りのものでもある程度の効果が得られる。
カップ状容器19は底部におけるヒートパイプ本体1と
の取付部分に水漏れを防止するために、金属相互間なら
ば溶接等、異質のものならば一体的なモールド成形等に
よって固定されることになるが、カップ状容器19に第2
図に示した要領で嵌合ねじを設けて一体化し、必要によ
り充填物によって封止してもよい。また、上記取付部分
にプラスチック等からなる把手15を併せて一体化してお
けば、取扱性が大幅に向上する。
さらに、第7図に示すようにカップ状容器19内におけ
るヒートパイプ本体1やヒートパイプ本体1の下部に
は、熱の吸収・放散の効率を高めるために表面積増大部
としての横フィン24a,24bを設けている。ここで、表面
積増大部としては第8図乃至第10図に示すようにヒート
パイプ本体1に縦フィン25,波状面26や環状部27を設け
ても同様の効果が得られる。このような表面積増大部は
第1実施例及び後述する第3実施例以降の実施例にも適
用可能であることは勿論である。その他の構成及び作用
は前記第1実施例と同一であるのでその説明を省略す
る。
第11図は本発明の第3実施例によるヒートパイプ装置
を示す。前記第2実施例と同一の部分には同一の符号を
付して説明する。同図に示すように、ヒートパイプ本体
1の上部には蓄熱体の容器としてカップ状容器19が一体
的に設けられ、且つこのカップ状容器19の上方の一側に
冷水入口28と、他側に冷水出口29が取付けられている。
尚、冷水入口28と冷水出口29との位置関係は第11図のそ
れに限定されない。
本実施例では冷水入口28と水道蛇口30とをホース31で
連結して、カップ状容器19内に冷水23を導入して、オー
バーフローした分は冷水出口29から排出することによ
り、前記第1実施例,第2実施例のように冷蔵庫等で使
用前に冷却しておくことを省略することができる。勿
論、湯沸器等の温水を入口から導入すれば、対象物に対
して暖める作用が働く。
本実施例は前記第2実施例と比べてホース31が連結さ
れているので、取扱性が若干損なわれることと、冷水や
温水が排出される分若干ではあるが、無駄になるもの
の、密閉蓋20の開閉操作の手間が不要であり、外部から
の水道蛇口30の流量調整を行うことで効率の加減ができ
る等、即応性が極めて優れているという利点を有する。
その他の構成及び作用は前記第2実施例と同一であるの
でその説明を省略する。
第12図乃至第14図は本発明の第4実施例によるヒート
パイプ装置を示す。前記第3実施例と同一の部分には同
一の符号を付して説明する。同図に示すように、ヒート
パイプ本体1の上部には蓄熱体の容器となるカップ状容
器19をその底部において水密無注油ベアリング32で取付
け、ヒートパイプ本体1がその軸線33を中心としてカッ
プ状容器19との間で自由に回転できるように構成してい
る。
また、カップ状容器19内のヒートパイプ本体1には、
略放射方向に延びる羽根34を一体的に取付けて冷水入口
28から冷水出口29に流れる水流によってヒートパイプ本
体1を回転させるようにしている。この回転数は必然的
に水流の速さで決定され、換言すれば水道蛇口30の流量
調整で自由に回転の速さを変化させることができるし、
乳湯のように撹拌で泡立っては具合の悪いものに対して
は、むしろヒートパイプ本体1を遅い回転数にも設定す
ることができる。
そして、ヒートパイプ本体1の回転速度が遅い場合で
も第13図及び第14図に示すようにヒートパイプ本体1の
下部を変形させるようにすればよい。すなわち、第13図
及び第14図に示すヒートパイプ本体1の下部は軸線33か
ら部分的に距離Rだけ偏心させ、弓状部35又はS状部36
に形成しておくことにより、ヒートパイプ本体1の回転
直径が大きくなり、被撹拌物を大きな範囲で撹拌でき、
それだけ熱の吸収・放散の効率を高めることができる。
このような弓状部35又はS状部36は第1〜第3実施例
及び後述する第5実施例にも適用可能であることは勿論
である。その他の構成及び作用は前記第3実施例と同一
であるのでその説明を省略する。
第15図は本発明の第5実施例によるヒートパイプ装置
を示す。前記第4実施例と同一の部分には同一の符号を
付して説明する。同図に示すように、ヒートパイプ本体
1の上部には蓄熱体の容器となるカップ状容器19をその
底部において水密無注油ベアリング32で取付け、ヒート
パイプ本体1がその軸線33を中心としてカップ状容器19
との間で自由に回転できるように構成している。
その回転動力としては水密無注油ベアリング32の直下
部においてヒートパイプ本体1に取付けたウォーム歯車
機構37と、これに連繋する小型モータ38と、この小型モ
ータ38を駆動させる小型電池等の電源39と、小型モータ
38をオン,オフさせるスイッチ40と、これらを電気的に
接続する配線41とにより得ている。
すなわち、スイッチ40をオンし、小型モータ38を駆動
させ、この回転動力をウォーム歯車機構37を介してヒー
トパイプ本体1に伝達することによって、ヒートパイプ
本体1は回転する。
ここで、ウォーム歯車機構37,小型モータ38,電源39,
スイッチ40及び配線41は、カップ状容器19と一体的に設
けられた把手15に内蔵するようにすれば、取扱性が著し
く高まることになる。また、外部電源により小型モータ
38を駆動させるようにすれば、電源39は不要となって、
装置の軽量化が図れることになる。その他の構成及び作
用は前記第4実施例と同一であるのでその説明を省略す
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、乳湯等の飲料
や流動食品,和え物,おろしもの等の経口に不適な温度
にあるものを速やかに適温にすることができると共に、
熱いコーヒーや紅茶を即座に冷たくして提供するのにも
好都合である。
また、飲料や流動食品等に水や湯を注ぐことがないの
で、濃度や風味を全く損ねることがなく、加えて、対象
物を直接冷却するため、新たに別の大きい容器と水や氷
を用意することがなく、取扱いが便利になる。そして、
ヒートパイプ本体を浸漬するだけで対象物を温度変化さ
せることが可能であるから、対象物は大きい容器に収容
してあるものでもよい。
さらに、構造が簡単であって、誰でも手軽に扱え、し
かも安全である。そして、堅牢であって、長寿命のヒー
トパイプ装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るヒートパイプ装置の第1実施例を
示す部分断面正面図、 第2図は第1図に示すヒートパイプ装置の変形例を示す
部分断面正面図、 第3図は第1図に示すヒートパイプ装置の他の変形例を
示す部分断面正面図、 第4図は第1図に示すヒートパイプ装置のさらに他の変
形例を示す部分断面正面図、 第5図は本発明に係るヒートパイプ装置におけるヒート
パイプ本体を示す部分断面正面図、 第6図は本発明に係るヒートパイプ装置の第2実施例を
示す部分断面正面図、 第7図は第6図に示すヒートパイプ装置の変形例を示す
部分断面正面図、 第8図(A),(B)はヒートパイプ本体に形成された
縦フィンを示す正面図,平面図、 第9図はヒートパイプ本体に形成された波状面を示す正
面図、 第10図はヒートパイプ本体に形成された環状部を示す正
面図、 第11図(A),(B)は本発明に係るヒートパイプ装置
の第3実施例を示す部分断面正面図,平面図、 第12図(A),(B)は本発明に係るヒートパイプ装置
の第4実施例を示す部分断面正面図,平面図、 第13図は第12図のヒートパイプ本体に形成された弓状部
を示す正面図、 第14図は第12図のヒートパイプ本体に形成されたS状部
を示す正面図、 第15図(A),(B)は本発明に係るヒートパイプ装置
の第5実施例を示す部分断面正面図,平面図である。 1……ヒートパイプ本体、 8……蓄熱ブロック、9……嵌合ねじ、 11……波状部(表面積増大部)、 14……溝部、15……把手、16……哺乳瓶、 18……示温材、19……カップ状容器、 24a,24b……横フィン(表面積増大部)、 25……縦フィン(表面積増大部)、 26……波状面(表面積増大部)、 27……環状部(表面積増大部)、 28……冷水入口、29……冷水出口、 32……水密無注油ベアリング、34……羽根、 37……ウォーム歯車機構、38……小型モータ、 39……電源、40……スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 正孝 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 菅野 新治 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−164993(JP,A) 特開 昭62−272090(JP,A) 特開 昭57−47188(JP,A) 実開 昭60−128176(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28D 15/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒートパイプ本体の上部に、蓄熱体を一体
    的に設け、かつ、ヒートパイプ本体及び蓄熱体の少なく
    とも一方は示温材を有してなることを特徴とするヒート
    パイプ装置。
  2. 【請求項2】蓄熱体はブロック状に形成してなる請求項
    1記載のヒートパイプ装置。
  3. 【請求項3】蓄熱体はカップ状容器に形成してなる請求
    項1記載のヒートパイプ装置。
  4. 【請求項4】カップ状容器には冷水入口及び冷水出口を
    取付けてなる請求項3記載のヒートパイプ装置。
  5. 【請求項5】蓄熱体はヒートパイプ本体と嵌合にて一体
    化してなる請求項1,2又は3記載のヒートパイプ装置。
  6. 【請求項6】ヒートパイプ本体及び蓄熱体の少なくとも
    一方は把手を有してなる請求項1,2又は3記載のヒート
    パイプ装置。
  7. 【請求項7】ヒートパイプ本体は表面積増大部を有して
    なる請求項1ないし6のうちのいずれか1項記載のヒー
    トパイプ装置。
  8. 【請求項8】ヒートパイプ本体の上部に蓄熱体を設け、
    蓄熱体に対してヒートパイプ本体を回転可能に設けたこ
    とを特徴とするヒートパイプ装置。
  9. 【請求項9】蓄熱体はカップ状容器であり、その容器底
    部とヒートパイプ本体を水密にし、ヒートパイプ本体を
    回転可能とした請求項8に記載のヒートパイプ装置。
  10. 【請求項10】カップ状容器におけるヒートパイプ本体
    に羽根を一体的に取付け、ヒートパイプ本体が水流にて
    回転するようにした請求項9記載のヒートパイプ装置。
  11. 【請求項11】ヒートパイプ本体にウォーム歯車機構を
    設け、小型モータの駆動でウォームの歯車機構を介して
    ヒートパイプ本体を回転するようにした請求項8または
    9記載のヒートパイプ装置。
  12. 【請求項12】ウォーム歯車機構,小型モータ及びその
    電源を把手に内蔵させた請求項6又は11記載のヒートパ
    イプ装置。
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