JP2749943B2 - データ読取り機構 - Google Patents

データ読取り機構

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JP2749943B2 JP2084744A JP8474490A JP2749943B2 JP 2749943 B2 JP2749943 B2 JP 2749943B2 JP 2084744 A JP2084744 A JP 2084744A JP 8474490 A JP8474490 A JP 8474490A JP 2749943 B2 JP2749943 B2 JP 2749943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本願は、1987年、7月、20日付米国特許出願第75,125
号の一部継続出願である。また、米国特許出願第75,125
号は、1986年、8月、25日付米国特許出願第899,645号
の継続出願であり、該米国特許出願第899,645号は、198
5年、6月、24日付米国特許出願第747,704号の一部継続
出願であり、該米国特許出願第747,704号は、1982年、
9月、27日付米国特許出願の継続出願である。また、本
願発明は、ここに参考として掲示する米国特許第4,343,
129号、第4,312,109号及び上記米国特許出願に記載の発
明を改良したものである。
本発明は、書類の改善された読取り機構に関し、より
詳しくは、書類を供給する前に読取る機構に関する。
本件出願人による上記米国特許出願において説明され
かつ特許請求の範囲に記載されているように、種々の販
売促進対策として、封筒及び封筒への同封物又はメッセ
ージは、パーソナライズ(個人的に特定化)することが
要求されている。上記米国特許出願には、書類を供給す
る前に読取ることの利点が説明されかつ特許請求されて
いる。
本発明による機構は、書類を供給する前に読取る能力
が改善されている。本発明の機構には、光学コードデー
タ読取り認識機構〔光学マーク読取り(OMR)、バーコ
ード読取り(BCR)、光学文字認識(OCR)、又はパター
ン認識の各機構〕を用いることができ、これらの機構に
より、書類上のコードデータが、読取られ、デコード
(復号)され、かつ識別されて、対応する既存の比較デ
ータ手段に入れられた同じデータと符合される。
既存のプリンタにおいては、用紙(forms)は、その
上面を下にして印刷されかつ移送されるため、最初の用
紙は、デリバリ機構において表(おもて)を下にして配
置される。従って、ホッパが1,000枚のシートを保持す
るものとすると、最初(1枚目)のシートが底(すなわ
ち下)に配置され、1,000枚目のシートが頂(すなわち
上)に配置されることになる。この態様で用紙の積み重
ね(スタック)を処理する場合には、次のスタックの底
には1,001枚目のシートがきて、頂にある最後のシート
が2,000枚目のシートになる。既存の折畳み機又はシー
ル機では、シートの表を下にしてこれらのシステムに供
給しなければならないため、最初のスタックでは1,000
枚目のシートが最初に製品化され、最初のシートが最後
に製品化される。次のスタックでは、1,001枚目のシー
ト(このシートは、前のスタックの最初のシートの後に
続くシートである)からスタートし、以下、このように
して全システムが連続的に進行する。
この問題は、1,000,000枚の用紙のうちの最初のレタ
ーがプリカット折畳み機及びシール機に通される前であ
って、逆の順序すなわち1,000,000枚目の用紙が最初に
なってスタートし、これらの用紙が正規の順序になる前
に、1,000,000枚の全用紙の移送を完了させることによ
り解決できるけれども、多数の用紙のスタックを貯蔵し
ておくのは不便でありかつ重大な問題が生じる。
従って本発明の目的は、上記問題を解決すること、及
び書類がプリンタで印刷されるときに正確に書類を処理
できかつ供給装置から書類を送り出して供給装置に連続
装填できるようにした機構を提供することにある。各シ
ートがホッパすなわち供給装置から送り出される前に、
シートは読取り機構により読取られ、シートが、比較デ
ータに関するデータに実際に一致していることが確認さ
れるが、この能力は従来の機械では得られないものであ
る。
また、本発明による機構では、書類が積み重ねられて
いるとき及び供給される前でも、書類上のコードデータ
を走査(スキャニング)しかつ読取ることができるよう
に読取り装置が配置されている。
本発明は、供給前の読取りが、衝撃プリンタ又は非衝
撃プリンタでコンピュータ生成された書類に与えるデー
タの完全性(integrity)について種々適用することが
できる。
供給前の読取りを行う電子工学的な種々の方法は、ほ
ぼ次のように類別することができる。すなわち、 1.光学文字読取り、 2.バーコード読取り、 3.光学マーク読取り、 4.パターン認識読取り、 である。
電子工学的な上記読取り/認識方法の1つを使用する
ことにより、各書類に関する識別コードデータをランダ
ムに読取ること、及びこの読取ったデータをコンピュー
タ分析して、ペーパシートを供給すべきか否かを決定す
ること(なぜならば、読取ったデータが比較データベー
スに比べて間違ったコードデータを含んでいたりシーケ
ンスから外れることがあるからである)ができる。この
技術形式の基本的な利点は、不適当な書類が機械に供給
されないようにすることにある。そうしなければ、その
書類を除去しなければならず、ひいては連続工程の全体
を遅延させることになる。
次に、上記方法を理解する上での全体的作動及びいか
にして上記方法を適用するかについて説明する。
光学文字読取り(OPTICAL CHARACTER READING:OCR) 一群の文字は、ペーパシート上の所定位置に配置され
ている。供給前に読取るには、ペーパが静止している間
に群として文字を走査するか、或いはペーパを横切るよ
うに読取りヘッドを移動して、一度に1文字を読取るこ
とが必要である。好ましい方法は、一度に一群の文字を
読取り、次いで、認識論理の中でそれらの文字をデコー
ド(復号)して、この情報をコンピュータ端末に伝達
し、このコンピュータ端末により、情報の完全性、情報
の適正な順序、及びこの特定のペーパシート又は一群の
ペーパシートを後続の処理機械にいかにして処理するか
についての決定を行わせることである。これらのあらゆ
る決定は、ペーパシートが後続の処理機械の次のステー
ションに供給される前になされる。読取りミスの可能性
があるため、同じ文字群を複数回読取るようにして、供
給機能及び他の機械的機能を働かせる前に、一回以上の
同一連続読取りを行うことが望ましい。
移動ヘッド読取り装置によっても同様な機能をさせる
ことができるが、ヘッドが機械的に移動すること及び文
字を横切ってヘッドを移動させる時間を要することの点
で好ましくなく、或る場合には特定のシート上の文字の
読取り方法としてのみ使用される。
バーコード読取り(BAR CODE READING:BCR) バーコード読取りにおいても、上記OCR法において用
いられているのと同じ基本技術が使用されているが、読
取り可能な文字は、例えば、UPCコード9の3、コード
5の2というような読取り可能なバーコード論理(bar
code logic)に変換される。バーコード読取りの利点
は、ペーパシートの同一スペース又はより小さなスペー
ス内により多くの情報をプリントできることに加え、よ
り短時間内により高品位の読取りが行える固有の能力が
あることである。
しかしながら、任意の所与の1つのライン内に非衝撃
プリントの不一致(variance)があるときは、バー内の
1つ以上の位置にバーコードの空隙(voids)を設ける
ことができる。小さな空隙のために全部の文字が拒絶さ
れることを回避するには、印刷された全コードの上を数
回に亘ってラスタ走査するのが有効である。3回以上の
同一の連続読取りを行った場合には、制御コンピュータ
に情報が伝達され、供給を行うか否か、及びいかにして
シート又は一群のシートを処理すべきかについての次の
決定がなされる。
光学マーク読取り(OPTICAL MARK READING:OMR) ペーパシートについての正に基本的な情報を必要とす
る場合には、供給前の光学マーク読取りを用いることが
できる。この一例は、ペーパ上に予め印刷されたマーク
が、適正に配向された供給ホッパ内にあるか否かを確認
することである。殆どのシート供給形レーザプリンタで
は、ペーパを反転モード(ペーパの上面を下にしたモー
ド)でレーザプリンタに供給することが必要であるた
め、オペレータは、必ずしもペーパを適正に配向して装
填することができるわけではない。或る位置に予め印刷
されている場合には、OMRの読取り装置は、ペーパシー
トが適正に配向されていて供給すべき状態にあるか、或
いは不適正に配向されていて供給すべき状態にないかの
信号を必ず制御コンピュータに伝達することができる。
プリンタに供給するのにマルチビン供給装置(multib
in infeed device)を使用できるところであれば、OMR
を使用することができる。マルチビン供給装置を用いる
理由は、予め印刷された種々の形式の用紙を用いて完成
書類をランダムに作成できることにある。書類は、表を
下にして入力ホッパに入れられるため、オペレータは、
予め印刷された不適正な用紙をホッパに装填することが
可能である。各シートにユニークな用紙識別マークを付
しておけば、各ビンがプリンタに供給される前に、各ビ
ンが予め印刷された適正な用紙を備えていることを確認
することができる。
パターン認識 パターン認識は、供給前の読取りを制御機能として用
い、適正な情報が存在するか否か、及びそれが適正な情
報であるか否かを確認することができるもう1つの技術
である。この方法は、審美的な理由から、ペーパシート
上に読取り可能な文字やバーコードを付すことを好まな
い場合に用いられる。しかしながら、プリンタ又は後続
の処理装置に適正なペーパシートを供給することの確認
が必要である。この技術の簡単な例は、一群のペーパシ
ートを印刷することは望まれるが、読取り可能な文字や
バーコードは好ましくないということである。非衝撃プ
リンタのアドレスが可能な全ての点を使用すると、文字
の印刷と同時に図形(グラフィックス)を作ることがで
きる。この場合、ユーザは、異なる図形記号(グラフィ
ックシンボル)で各シートを識別し、適正なシーケンス
が印刷されることを期待できる。従って、最初のシート
に「ハート」の絵、次に「クラブ」の絵、次に「スペー
ド」の絵、最後のシートに一群の「ダイアモンド」の絵
を付してもよい。コンピュータ論理により、最初のシー
ト上に見られる図形パターン(ハートの絵)が、最初の
図形として記憶されている絵(パターン)に一致してい
るか否かが確認され、一致している場合には、制御コン
ピュータにより、シートを供給する命令がなされる。次
に、制御コンピュータは、次のシートに「クラブ」の絵
が印刷されていることを期待し、以下同じことが繰り返
される。
もしも、何らかの図形パターンが所定のシーケンスに
一致しないようなことがあると、制御コンピュータによ
って、当該特定シートは供給されず、エラー状態が生じ
たことになる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例
について説明する。
第1図は、本発明を使用する1つの方法を示すもので
あり、挿入紙(インサート)5のスタックと封筒すなわ
ち封筒アッセンブリ6のスタックとが用意されている。
各スタックは、表を下にしてホッパ(図示せず)内に供
給される。各レターアッセンブリ(すなわち挿入紙アッ
センブリ)5には、メッセージや個人の住所を記載して
おくことができ、他のコードをも記載しておくことがで
きる。各封筒アッセンブリ6はフロントパネル7を有し
ており、該フロントパネル7には、レターアッセンブリ
5に記入した個人住所と一致する個人住所が記載され
る。また、フロントパネル7には返信住所が記載され
る。更に、各封筒6は、折曲げ線10を介してフロントパ
ネル7に連結されたリアパネル8と、折曲げ線11を介し
てフロントパネル7に連結されたフラップ9とを有して
いる。また、封筒アッセンブリ6には、フロントパネル
7の端縁部から延在している端フラップ60が設けられて
いる。この封筒6は、通常の郵便封筒と同様にして封止
される。理想的には、最初にフロントパネル7上に挿入
紙5を置き、次に側端フラップ60を挿入紙(レター)5
の上に折畳む。次に、端フラップ60の上にリアパネル8
を折畳んで糊付けし、最後に、リアパネル8の上にシー
ルフラップ9を折畳んで、リアパネル8に糊付けする。
こうして出来上がった封筒は、通常のビジネス封筒と同
様に封止されたことになる。
挿入紙5のスタック及び封筒6のスタックは、上下に
重ねられた1対のコンベア手段20、21の両側に配置する
のが好ましい。レター5のスタック及び封筒6のスタッ
クは、真空手段のような任意の慣用的な供給手段によ
り、底から供給されていき、挿入紙5は上方のコンベア
手段21上に、封筒6は下方のコンベア手段20上に置かれ
る。前述のように、スタックの挿入紙5は逆の順序に数
えるため、このスタックの頂の上に追加の挿入紙5のス
タックを置くことができる。レター5及び封筒6にはコ
ード表示が記されており、レター5及び封筒6の各スタ
ックの下には、それぞれ読取り手段23及び24が設けられ
ている。これらの読取り手段23、24は、レター5及び封
筒6に記されたコード又は他の表示を読取ることができ
るように設計されていて、適正な封筒6と適正なレター
5とを一致(マッチング)させることができるようにな
っている。この読取り及びマッチングは、挿入紙及びレ
ターがスタックから供給される前に行われる。また、読
取り装置(読取り手段)23、24は、レター5又は封筒6
の他の表示を読取って、機械に、封筒6の上に追加の挿
入紙5を置かせるように構成することができる。
プリカットされた封筒アッセンブリ6及びプリカット
されたそれぞれのレター挿入紙アッセンブリ5は、これ
らのスタックの底から供給される。読取り機構(読取り
手段)23、24はスタックの底に隣接して取り付けられて
いるため、レター挿入紙アッセンブリ5及び封筒アッセ
ンブリ6の識別データは、これらのアッセンブリ5、6
がスタックからコンベアに供給される前に読取られる。
両アッセンブリ5、6が一致しない場合には、直ちにオ
ペレータに警告され、この異常を矯正すべく挿入紙及び
レターの供給が停止される。しかしながら、機械は、既
に供給されておりかつ互いに一致しているレター挿入紙
アッセンブリ5及び封筒アッセンブリ6については、折
畳み及び糊付けを連続して行うことができる。
封筒6及びレター5は、これらが切換え機構30に到達
するまで、コンベア20、21に沿って移動される。好まし
くは、両供給機構が、レター5及び封筒6のスタックの
底から同時に供給できるように、コンベア20、21の運動
がずれて(staggered)行われるように構成する。
所望ならば、コンベア手段20、21の後方すなわち下流
側に付加的な供給機構を設けておき、プリカットされた
追加の挿入紙5をコンベアに供給できるようにしてもよ
い。また、未だプリカットされていないけれどもコンベ
ア装置20、21に供給される前に切断されるようにした別
の挿入紙を供給するための連続ウェブ供給手段28を使用
することも可能である。
切換え組立体(切換え機構)30はコンベア手段20、21
の直前に設けられていて、封筒アッセンブリ6をコンベ
ア手段40に向けて下方に指向させる下向きランプ(ram
p)機構31と、挿入紙アッセンブリ5を折畳み組立体
(図示せず)内に挿入すべく上方に向けて挿入紙アッセ
ンブリ5を移動させる上向きランプ手段32とを備えてい
る。
コンベア手段40は、ホイール・チェーン組立体(図示
せず)により駆動される連続移動コンベア41を備えてい
る。この連続移動コンベア41は、該コンベアの横方向に
おいて、長手方向に間隔を隔てて配置されている複数の
上向きの駆動ピン44を備えている。これらの駆動ピン44
は、コンベア41の中心線に関して両側に配置されてい
る。封筒アッセンブリ6がコンベア41上に置かれると、
駆動ピン44が各封筒アッセンブリ6の後縁部に当たって
該アッセンブリ6をコンベア41に沿って移動させるよう
になっている。ピン44は、封筒アッセンブリ6に当たっ
てこれを移動させるだけでなく、封筒アッセンブリ6上
にレターアッセンブリ5を載せて、両アッセンブリ5、
6を一緒に移動させる働きをも有している。
レターアッセンブリ5が封筒アッセンブリ6上に載せ
られる前にレターアッセンブリ5を2回以上折畳むこと
ができる折畳み機構として、例えば、米国特許第1,879,
990号に開示のものと同様の良く知られた任意の機構で
構成することができる。この折畳み機構は、所望の折畳
み形式に基づいてレターアッセンブリ5を2回以上折畳
むことができる標準形の折畳み機構であるので、ここで
これ以上の説明は省略する。
レターアッセンブリ5を折畳んだ後、該レターアッセ
ンブリ5は傾斜シュート53に移動される。この傾斜シュ
ート53は、コンベア41の上に横たわるように配置されて
いて、水平な先端部(t−oe)54に終端している。レタ
ーアッセンブリ5は、該アッセンブリ5が傾斜シュート
53の先端部54上に載るまで、シュート53に沿って滑降す
る。所望ならば、スライド(傾斜シュート)53上でレタ
ー5を押し下げるためのローラ(図示せず)を用いるこ
とができる。シュート53の先端部54は、コンベア41の上
に近接して配置されている。シュート53には、コンベア
41のピン44が通ることのできる長手方向のスリット55が
形成されている。また、レターアッセンブリ5がシュー
ト53を滑降するときに、該レターアッセンブリ5が傾く
ことを防止するガイドローラ(図示せず)を設けること
もできる。
レターアッセンブリ5がシュート53の先端部54上に載
ると、封筒アッセンブリ6を前方に移動させているピン
44がスリット55を通って移動し、折畳まれたレターアッ
センブリ5の後縁部に当たる。これにより、レターアッ
センブリ5はシュート53の先端部54から離されて、対応
する個人の封筒アッセンブリ6上に置かれる。レターア
ッセンブリ5は封筒アッセンブリ6とほぼ同じ速度で移
動しているので、シュート53は、封筒アッセンブリ6が
シュート53の先端部54の下に到達するのと少なくとも同
程度に迅速に、レターアッセンブリ5がシュート53の先
端部54まで滑降することを可能にし、これにより、各個
人のレターアッセンブリ5がそれぞれの個人の封筒アッ
センブリ6の上に載せられるようになっている。
所望ならば、レターアッセンブリ5を載せた封筒アッ
センブリ6を、次いで、ピン44により追加挿入紙載せ装
置(図示せず)の下に移動し、該装置により追加挿入紙
を載せるように構成することもできる。
互いに組み合わされたレターアッセンブリ5及び封筒
アッセンブリ6は、次いで、ピン44により接着剤アプリ
ケータ(図示せず)の下に移動され、封筒アッセンブリ
6には接着剤が付着される。接着剤アプリケータは、ス
プレーヤ、ローラ又はスポッタ等の任意の公知の形式の
ものでよい。しかしながら、所望ならば、ガム引き封筒
を用いることもできる。
互いに組み合わされたレターアッセンブリ5及び封筒
アッセンブリ6は、次に、第1コンベア41に対して或る
角度(好ましくは直角)をなして配置された第2コンベ
ア(図示せず)上に移動される。この第2コンベアは、
封筒アッセンブリ6をフラップ折曲げ機構(図示せず)
に通して移動させる。フラップ折曲げ機構は、各封筒ア
ッセンブリ6が該フラップ折曲げ機構を通過するとき
に、封筒アッセンブリ6のフラップ9を折り曲げるよう
になっている。封筒アッセンブリ6が適当なアプリケー
タを通過するとき、該アプリケータにより接着剤が付着
される。次に、封筒アッセンブリ6は、フラップ9をシ
ールする適当な圧力ローラに通して移動され、その後、
コンベアから排出される。
第2図及び第3図には、本発明を使用する他の手段が
示されており、これらの図面には、全体を番号105で示
す走査機構(スキャニング機構)に隣接して配置された
ホルダ102(概略的に示してある)に保持されたスタッ
ク101として書類100が示されている。以下に詳細に説明
するように、第2図の実施例における走査機構105は、
文字106をマスタ手段108上に投影するためのレンズ機構
であり、第3図の実施例における走査機構105は、バー
コード107を走査するレーザスキャナである。各場合に
おいて、データが正しく読取られたときには、供給機構
104(該機構104は、簡便化のため、大幅に簡略化して概
略的に示してある)により、シート(書類)100がスタ
ック101から供給される。しかしながら、データが正し
くない場合には、誤りが矯正されるまで、シート100は
供給されずに、スタック内に留められる。
第2図は、OCRについて本発明を使用する場合を示す
ものであり、書類100上に示された文字106は、レンズ機
構110の形態をなすスキャナ105により走査される。レン
ズ機構110は、示された文字106を集合的に形成する増分
エレメント(incremental elements)の情報内容を電圧
代表配列(array of voltages representative)で表す
ようになっている。スキャナ105はOCR用の良く知られた
機構であり、文字106を像111として装置(ハードウェ
ア)108上に投影するレンズ機構を備えている。装置108
は、文字(すなわち文字106の像)111と、既存の比較デ
ータとを比較して、両者が一致するか否かを決定する。
両者が一致している場合には、書類100がスタック101か
ら供給される。両者が一致しない場合には、書類100は
供給されず、装置が停止されるため、誤りを矯正するこ
とができる。検出された代表電圧の配列は、複数の定量
レベルに定量化され、これにより、対応する複数のデー
タ場幾何学的形状(data field geometric configurati
on)が形成される。データ場幾何学的形状は2進信号に
より表され、表示された文字106の幾何学的パターンと
ほぼ一致している。各データ場幾何学的形状は、正常な
走査パターンを表すものであり、従って、表示された文
字の非均一性を補完するものである。複数のデータ場幾
何学的形状の離散領域(discrete area)の情報の内容
は、連続的に、或いは他の特徴をもつ分析方法により、
所定の電圧特性と比較される。比較された離散領域は、
好ましい比較に応答する前記所定の電圧特性の1つとし
て特徴付けられる。公知の形式に関連する予め確立され
た順序として特徴付けのシーケンスが得られる場合に
は、表された文字は、公知の形式として識別される。
第3図のスキャナ105は、バーコード107を読取ること
ができる装置として良く知られており、バーコード107
を上下に走査するレーザビーム121を発射するバーコー
ドレーザ読取り装置120を備えている。同時に、レーザ
ビーム121は、バーコード107を横切ってスイープ又はラ
スターするようになっている。この機能により、良好な
プリントが得られるように読取り装置120を走査させる
ことができる。バーコード107は、レーザビーム121によ
り数回走査(ラスター)される。スキャナビーム121に
より3回の正しい走査が行われた場合には、スキャナ10
5が書類を受け入れる。所定時間の経過後の連続的な正
しい走査回数が3回に満たない場合には、スキャナ105
は書類100を拒絶し、機械が停止される。これにより、
誤りを矯正することができる。連続的な正しい走査が3
回行われた場合には、供給装置104により書類100がスタ
ック101から供給される。現存する非衝撃プリンタで
は、必ずしも中実の黒線を印刷できるとは限らないの
で、ラスタリングによるバーコード読取り法では数回行
うのが本質的である。読取り装置は、中実な線で印刷さ
れたバーを絶えず探査している。
以上説明したこの形式による供給前の読取りを行う主
たる用途は、書類の印刷シーケンスを確認する必要があ
る場合と、いかなるシートも二重印刷されていないこと
及び全く印刷されていないシートが存在しないことを確
認する場合である。これらの書類は、下記のような、安
全又は品質管理チェックを要する書類として類別され
る。
1.保険証券(INSURANCE POLICIES) 保険証券は、以前には、通常の植字法により植字さ
れ、これらの証券の内容及び精度について校正を行い、
次に、正規の印刷機で印刷されていた。この方法によれ
ば、版面を作った後、版面を変えることが不可能である
ため、各連続証券の内容についての矯正が保証されてい
た。
以前は受け入れられていたこの方法の大きな問題点
は、プリプリントされた証券の約33%が毎年廃棄されて
いたことである。これは、かような証券についての連邦
法又は州法が細かく又は大きく改正されたこと、及びあ
らゆる規定地区(regulatory districts)に適合させる
には多数の異なる形式の証券を蓄えておく必要があるこ
とによる。
コンピュータを用いた非衝撃プリントの出現により、
必要であるならば、日毎に証券を作ることも可能になっ
た。また、各州毎にプリプリントされた証券を設ける必
要はなく、日毎の必要性に基づいて証券を作ればよい。
しかしながら、この形式のコンピュータプリントに関
連する主な関心は、次の点にあった。
1.証券はシート供給形プリンタで印刷されかつシーケン
スとは無関係にできること。
2.コンピュータプリンタが停止できること及びページが
印刷されないようにするか、オペレータからの再始動命
令で複雑化されること。
3.これが電子工学的になされない場合は、各証券の品質
管理のために各証券の校正を行う必要があったこと。
4.証券のアッセンブリ時に、一緒に併合された2つの異
なるコンピュータプリントの運転から、個人的な(すな
わちパーソナライズされた)シートを得ることが時々必
要になること、及び2つの異なるコンピュータプリント
の運転が適正なシーケンス順序でなされなければならな
いこと。
5.大部分のシートが両面に印刷されるため、画面が印刷
されていることを確認する必要があること。
これらの証券のサイズは10ページから150ページまで
変化できるため、大きな保険会社は1日当り数千の証券
を発行できる。従って、各証券の各ページを手作業で確
認することが殆ど不可能な仕事であることは明らかであ
る。
通常の電子的読取り方法によれば、ペーパ書類は読取
りヘッドを通って移動され、光学文字認識、バーコード
認識、光学マーク認識又はパターン認識を受ける。この
技術の主問題は、データを読取るチャンスが読取り装置
に1回与えられるに過ぎないことである。読取りヘッド
を通ってペーパが移動する間に読取りを行うこの方法
は、次の理由があると、読取りミスを引き起こし易い。
すなわち、 1.走査される領域が充分に印刷されていないか、空所
(ヌケ)があること、 2.走査される領域が、ペーパ上の適正な位置にないこ
と、 3.1つの文字又はマークが適正に判読されないこと、で
ある。
これらのいずれの問題があっても、当該特定のペーパ
シートは他の機械(通常は、アッセンブリステーション
又はコンベア)に導かれ、全機械が停止されてしまう。
このため、オペレータはペーパシートを除去し、原因が
何であったかを突き止めなくてはならない。原因がシー
ケンスの1つにある場合には2枚のシートを除去する必
要があり、その場合には、供給ホッパから次のシートを
除去して、シーケンス以外にも原因があるか否かを確認
する必要がある。あらゆる高速非衝撃シート供給形プリ
ンタでは、表を下にして印刷が行われるため、シーケン
スの完全性について次のシートを試験するには、ペーパ
の全スタックを除去しなければならない。
原因の追求には1分以上の時間を要し、無駄なロス時
間が必要になる。また、多量のカットされたペーパシー
トを数回取り扱う必要があることによる多くの問題を引
き起こすこともあろう。
供給前に読取りを行う方法によれば、読取り装置に次
のような利点をもたらすことができる。すなわち、 1.データは、種々の領域において1秒間に付き600回走
査できるため、良好な読取りを確実に行うことが可能に
なること、 2.データをデータベースに対してチェックし、次の点、
すなわち、 a)グループの完全性(Group integrity)、 b)シーケンスの完全性、 c)適正に両面印刷がなされているか否か、 についての適正さを確認すること、 3.上記の全ての機能は、シートの供給前に達成されるた
め、機械の他の機能を停止させる必要なくして、生産工
程の種々の箇所から多量のペーパを手で除去できるこ
と、である。
これらの保険証券は多数の後工程による印刷を必要と
するため、同時作業又はインライン生産形作業により多
数の仕事が行える1台の後工程印刷機械が必要になる。
ペーパシートの供給前の読取り能力があると、極めて精
巧な後工程印刷機械に情報を与えて、ペーパシートが実
際にコンベア装置に供給される前に仕事をさせることが
可能になる。
この一例は、個人化された2つのペーパスタックから
供給して、1つの証券の中にシートを差し込むことがで
きることである。この機能は、2台の供給装置を対面さ
せて配置し、同一のアッセンブリステーションにペーパ
を配給することにより達成される。供給前の読取りを行
うことにより、各連続番号(シーケンス番号)を同時に
読取り、連続番号に従って、どちらの供給装置によりペ
ーパシートをアッセンブリステーションに供給させるか
を決定できるようになる。このことは、読取り前にシー
トの供給を必要とする機械では不可能である。なぜなら
ば、供給後に機械が判断できるのは連続番号のみであ
り、他の供給装置に切り換えるべきであるか否かについ
ては判断できないからである。
2.ペイロールチェック(PAYROLL CHECK) 現在、ペイロールチェック(給料支払い名簿)の大規
模作成業者は、チェックが実際に印刷されているか否
か、及び適正な金額が各従業員に支払われたか否かを確
認する何らかの方法も有していない。コンピュータのプ
リント記録は、それ程の困難性を要せずして変えること
ができるため、何者かが幾つかのチェックについてドル
支払い金額を変更し、気付かれることなく追跡会計検査
のバランス(残高)に合わせることは可能である。
この簡単な一例として、或る会社が1,000人の従業員
を保有していて、1週間の給料支払い総額が500,000$
であるとする。追跡会計検査(audit trail)の一般的
な方法は、1,000枚のチェックが印刷されかつ全支払い
総額が500,000$であると計算されたことを確認するこ
とである。これらの2つの数字が確認されたならば、通
常、全てのバランスがとれていると考えることになる。
しかしながら、次のような状況も非常に起こり得ること
である。すなわち、 従業員Aの給料: 700.00$ 従業員Bの給料: 600.00$ 従業員Cの給料: 800.00$ 3人全体の給料:2,100.00$ であるとき、何者かがコンピュータのプリントファイル
に侵入し、記録を次のように、すなわち、 従業員Aの給料: 650.00$ 従業員Bの給料: 500.00$ 従業員Cの給料: 950.00$ 3人全体の給料:2,100.00$ のように変えたものとする。
殆ど全てのペイロールプログラム(給料支払いプログ
ラム)はバランスがとれており、従業員A及びBが、彼
らのチェック(給料明細書)に記載された金額が正しく
ないことに気付いて初めて、問題が明らかになるであろ
う。ペイロールの記録を見れば、このことが真実であり
かつ彼らが適正金額の給料支払いを受けるべきことを確
認できようが、従業員Cが、適正な金額を超える支払い
を受けたことを見出すのは殆ど不可能である。
MICR印刷能力を備えた非衝撃プリンタの出現により、
今や、チェックの連続番号、従業員番号、及びチェック
へのドル金額表示の全てを同時に印刷することが可能で
ある。供給前にこの全ての情報を読取ることができれ
ば、特定の従業員に支払われた金額が正しいか否かを、
オンラインにより、又は後で主データベースに戻すこと
により確認することが可能になる。
供給論理(feeding logic)の前に読取りを行うペイ
ロールチェックの処理方法の他の利点は、前の週の仕事
についてペイロールチェックを作成できることである。
多数の大組織においては、チェックの作成時には既に従
業員がその企業には居なくなっていること、又はチェッ
クの計算中に誤りが識別されることもある。供給前の読
取りが可能であれば、供給ステーションにおいて特定の
チェックが識別された場合にはそのチェックを更に処理
することなく正常な流れから外す旨の命令を受ける後処
理装置を設けることができる。これは、供給中に読取り
を行う機構では不可能である。なぜならば、チェック
は、識別される前に、既に付加的な処理装置へと移動し
ているからである。
また、多額の給料支払い総額の財務上の関係及びペイ
ロールの処理に固有の安全性の問題から、供給中に読取
りを行う機構においてしばしば生じた読取りミスが、い
かなる場合でも生じないようにすることが要求される。
3.給付チェック(BENEFIT CHECKS)及びEOB′S ペイロールの場合と同様に、大きな保険会社による給
付チェックの郵送(メーリング)の場合、及び金融機関
による配当金チェックの郵送の場合にも、追跡会計検査
に関する同じ問題があり、チェックの金額及び受取人の
正当性を確認する必要がある。
この種の多くの場合において、多数のチェックが同一
の受取人に郵送される。チェックの供給前の読取りが可
能であれば、1つ以上のチェックが1つの封筒内に同封
されているか否かを確認することができる。供給ステー
ションにおける次のチェックが、以前の1つの供給と同
時に行われたか否かを確認できれば、一群のチェックを
1つの封筒内に挿入するアッセンブリが可能になる。
4.投資計算書(INVESTMENT STATEMENT) 供給中に読取る方法により、郵送の目的で投資計算書
を蓄積する現在の方法は、光学マークを読取ることに基
づいて、或るシートの群の最初と、群の最終シートの群
の最後とを表示している。しかしながら、全てのシート
が印刷されて、適正な順番で供給装置に取り入れられた
ことを確認することはできない。供給前に読取りを行う
ことにより、課金番号(account number)及び各連続ペ
ージ番号を実際に読取って、全体の精度を保証すること
が可能になる。
5.銀行計算書及びマッチングチェック(BANK STATEMENT
& MATCHING CHECKS) 米国のチェックには、チェックの下部に磁性インクで
印刷された課金番号が付されている。これらの番号は、
磁気読取り装置又は光学的読取り装置により読取ること
ができる。銀行業務においては、全ての番号が磁気的に
読取られて、銀行による借り入れ、クレジット及び分類
の目的に供される。しかしながら、チェックのメーカの
毎月の計算書と共に銀行がメーカにチェックを返送する
場合には、これらのチェックは、非常に粗野な併合方法
で一緒にまとめられてメーカに返送される。多年に亘っ
て使用されておりかつ今でも広く使用されているこの方
法は、郵送の用意をするとき、行員がバッチカードの一
端及び各チェック群の端部を置くという方法である。次
いで、銀行計算書が用意され、かつ計算書のページ上に
2進バーコードが置かれて、群の始まりを表示すると共
に、特定の計算書に何通のチェックを帯同させるべきか
を表示し、次に、計算書の最後のページに群の終わりを
マークする。この作業方法では、計算書が郵送機械の1
つのホッパ内に入れられ、チェックが別のホッパ内に入
れられる。計算書のページが郵送機械に供給され、読取
り装置により読取られるとき、計算書のマークの始まり
が確認されかつ特定の計算書に何通のチェックを帯同さ
せるべきかが確認される。次に、計算書の残余のページ
が郵便機械に供給され、計算書の群が、チェックのアッ
センブリを行う次の入力ステーションに移動される。次
に、チェックは郵便機械に供給されて計数される。計算
書のページに25通のチェックを帯同させるべきことが表
示されている場合には、群をなすカードの端が確認され
る前に、25通のチェックが郵便機械に供給される。これ
により、対応する計算書のページに正しい数のチェック
が帯同されたものと考えられる。この方法の理論上の誤
りは、2人の顧客(クライアント)が同じチェック番号
をもっている場合に、チェックを他の誰かの封筒に同封
してしまうことが起こり得ることである。このようなこ
とが起こる機会は極めて稀であり、かつ番号が一致しな
い場合には2つから3つ数えるうちに誤りに気付くであ
ろうけれども、その可能性があることは事実である。よ
り煩わしい問題は、挿入作業の前に、誤ったチェックが
群の中に入り込んでしまうことである。その場合、正し
い計数はなされるけれども、1つ又は2つのチェックが
特定の群に属さないことを知ることは不可能である。
供給前の読取りが可能な方法によれば、各チェックが
供給される前にそれらを読取り、この読取った番号と計
算シート自体から読取った課金番号とを実際に比較する
ことが可能になる。これらの有価証券的書類を実際に識
別するには、各群の始まりと終わりとを正確にマーキン
グするだけでは不充分である。
6.請求計算書(BILLING STATEMENTS) 請求計算書は、1ページから数百ページの範囲で変化
する。殆どの小売り店で使用する形式の請求書は、長さ
が1〜2ページであるが、産業用及び商業用としては、
長さが数百ページに及ぶものもある。これらの請求計算
書の完全性の確認をするには、複雑な処理工程をモニタ
リングしなければならない。
これらの計算書を送る既存の方法は、コンピュータに
より連続フォームでプリントアウトするか、複数の個々
のページをプリントアウトするかのいずれかである。連
続フォームによる方法においては、同一の群に属する最
初のページ及び最後のページを視覚で確認することは比
較的容易である。しかしながら、シート供給形非衝撃プ
リンタの出現により、1つの顧客に属する多数のページ
は一緒に郵送しなければならなくなっている。重要なこ
とは、シートの数を正確に数えることよりも、課金番号
及び各シートの連続番号を読取って、1つの群に属する
全てのシートが一緒の群になっていることを確認し、全
てのシートが同一の顧客に属していることを望むことで
ある。
各顧客に送られるシートの数は異なっているため、異
なるサイズの封筒で送る必要がある。読取り/供給機構
は、蓄積コンベア(該蓄積コンベアは、1つのサイズの
封筒は右に、他のサイズの封筒は左に移動できるもので
なくてはならない)に供給するようになっているため、
読取り/供給ステーションにおける次のシートが、蓄積
コンベアに現に蓄積されている群に属するか否か、或い
は、コンベアに信号を伝達して移動させ、新しい群のア
ッセンブリが行えるようにするか否かを知ることが必要
である。このことは、供給前の読取りを行うことによっ
てのみ達成される。
7.株券(STOCK CERTIFICATES) 株券は、当事者間でやりとりされる典型的な有価証券
の1つである。1つの株券は、お金とほぼ同じ価値を有
しているため、正しい株券が適正な当事者に実際に送ら
れているか否かを確認することが必要である。株券の製
造における連続性、株数、株券の所有者、その他の記録
を確立するには、完全な追跡会計検査を行わなくてはな
らない。このことは、株券についての多量のデータを読
取りかつ書類をマッチングさせることによってのみ行わ
れ、有価証券の全体的な有効性を確認するには、データ
を1回以上読取る必要がある。この種の正確さ及び管理
を得ることができる唯一の方法が、供給前に読取りを行
うことである。
8.クーポン及び小切手帳(COUPON & CHECK BOOKS) これらの両書類は、個人についての多数のページを必
要とし、これらのページは、異なる時点で、異なる種類
のペーパに、恐らくは異なる機械で印刷することができ
る。
これらの種々の個人化された書類を密着した群に一体
化して1つの小切手帳を作ることには大きな問題があ
る。多くの場合、これらの小切手帳は、個人的なシート
の量が小切手帳毎に異なっている。従って、個々の供給
装置から蓄積ホッパへと適正に供給できるようにするに
は、課金番号及び連続番号をどのようにすべきかを知る
必要がある。
これらの小切手帳を適正なシーケンスに蓄積しかつ各
ページを小切手帳内の適正な位置に確実に配置できる唯
一の自動的な方法が、供給前の読取りを行うことであ
る。1つの例として、個人の署名ページ、個人の保証金
ページ、一群の個人チェック、次の個人的リオーダペー
ジ(personalized reorder page)及び連続する個人の
チェックをもつ貯蓄性預金勘定小切手帳(savings acco
unt check book)がある。これらの種々の書類は別々の
供給ホッパに入れることもできるし、或る場合には1つ
又は2つのみのホッパに入れることもできる。しかしな
がら、蓄積ホッパに供給すべき各シートは、実際には前
のシート群に属しているということを確認しなければな
らない。シートがホッパに供給されるときにシートの読
取りのみが行われ、かつ誤った番号が発見される(これ
は、多分、読取りヘッドの通過時に番号の読取りができ
ないことによる)と、全機械が停止されるため、オペレ
ータは手を入れて、蓄積ホッパから1枚以上のシートを
除去しなければならない。もちろん、このことはシステ
ムの安全性の多くを否定し、書類を機械から除去できる
ようにするか、或いは書類の作成を不能にしかつ小切手
帳の製造を遅延させることになる。
9.自動化された倉庫(AUTOMATED WAREHOUSI−NG) 大きな配送センタにおいては、パッケーシ、ボック
ス、及びコンテナが、建屋の全体に張りめぐらされた一
方のコンベアから他方のコンベアへと移動され、特定の
貯蔵ビン又は最終的な分配を行う一定の積み込みドッグ
まで運ばれるようになっている。供給前の読取りを行う
ことにより、適正な製品のビン配置を見出す1つの例
は、或る製品を倉庫全体の所定位置に貯蔵することであ
る。現在では、倉庫中を動き回ってビンを選択し、該ビ
ンから1つ以上の製品を取り出してくる電子制御形ピッ
カーが使用されている。この自動化されたピッカーは適
正なビンのところに行って製品を取り出すことができる
けれども、ビン内の製品が正しいものであるか否かにつ
いての保証はない。
ピッカーがコンベア上又はボックス内に製品を置く前
に、製品に記された情報を読取ることができる機構によ
れば、適正な製品が現に包装されかつ出荷されたか否か
を確認することができる。製品が適正な製品であること
を読取る装置がなければ、ボックス内又はコンベア上に
置かれた製品を後で検査し、出荷が正しく行われたこと
を確認しなければならない。
この管理方式は倉庫のあらゆる作業方式において非常
に重要であり、薬品や他の管理物質のような安全性を要
する製品については全体的に必要とされるものである。
10.マニュアルの発行(MANUAL PUBLISHING) マニュアルの発行は、多くの範疇に亘って行われてお
り、それらには、情報マニュアル、軍用規格販売マニュ
アル、訓練マニュアル、価格表、その他がある。以前に
は、これらのマニュアルは、先ず版面を作り、次に慣用
的な印刷機で印刷するという伝統的な方法で印刷されて
いた。しかしながら、高速レーザプリンタの出現によ
り、今やこれらの種々の書類は、必要とするだけダイナ
ミックに製造することができる。このように必要量だけ
印刷することの利点は、旧形マニュアルが残らないよう
にできること、コンピュータ端末の幾つかのキー操作の
みにより迅速な変更が行えること、及び一部の価格表を
容易に製造できることである。
しかしながら、このダイナミック印刷の問題点は、二
重刷りがなく全てのページが印刷されているか否か、マ
ニュアルの最終バージョンが、装丁及び頒布用として作
られているか否かを確認することにある。前述のよう
に、大多数の高速非衝撃プリンタでは、シートの表を下
にして印刷が行われるため、次のシートが実際に前のシ
ートに属するものであるか否かを確認することは困難で
ある。また、ページが適正であることの確認は、ページ
に関する特定の情報を読取り、これらの情報をデータベ
ースと比較して、その正確さを確認することによっての
み行うことができる。
上記の例は、軍事的又は非軍事的な製品についての政
府仕様書のマニュアルに関するものである。製品は年々
変更されかつ新型化されるため、古い仕様書は改訂する
必要がある。マニュアルのアッセンブリを行う前に各シ
ートについての決定的な情報を読取ることにより、適正
な改訂ページが頒布用に集められているということが保
証される。
11.ダイレクトメール(DIRECT MAIL) ダイレクトメール市場においては、同一の封筒中に1
つ以上の個人的書類を同封することが非常に重要になっ
ている。種々の書類は異なった時点で印刷されるため、
これらの書類は、自動化された郵便機械の種々の供給ス
テーション(挿入ステーション)に置くことが必要にな
る。同一の個人への全ての書類が同一の封筒に入れられ
ることを保証するには、パッケージが機械を通るときで
あって、各書類と前の書類とのアッセンブリを行う前
に、各書類を読取る必要がある。供給前の読取りを行う
ことにより、複数のステーションにおける全ての書類が
同一の個人に属するものであることを、最初のパッケー
ジピースが供給される前に確認することができる。この
ような確認を行わない場合には、元の書類は、不一致
(ミスマッチ)が生じる前に、機械の半工程を通過して
しまうことになろう。また、それまでには、1/2ダース
の他のパッケージについて機械による部分的なアッセン
ブリがなされるため、全てのパッケージを除去して検査
し、装置を同期状態に戻すことを試みる必要がある。
12.郵便物の仕分け(MAIL SORTING) 現在では、米国郵便局及び個々の産業の郵便仕分け業
者が高速郵便物仕分け機械を使用しており、郵便物は、
一度に1文字を読取る読取りヘッドに通して、高速供給
装置上を移動されるようになっている。この方法による
合否判定率は、処理される郵便物の60%に過ぎない。郵
便物は数百万通に及ぶため、40%の拒絶割合というのは
非常に多くの郵便物が拒絶されることでありかつコスト
高を招くことになる。供給前の読取りを行う方法によれ
ば、同じ領域を複数回読取る試みが可能になり、同時
に、実際に拒絶がなされる前に、フィールド(場)のコ
ントラスト及び深さ、及び種々の字体論理(font logic
s)を電子工学的に変更することができる。
また、書類を供給する前に読取るこの方法によれば、
拒絶された40%のうちの60〜70%を良好書類として合格
させることができ、年間で数十万〜数百万ドル節約する
ことが可能になるであろう。
以上から、本発明によれば、OMR、BCR、OCR又はパタ
ーン認識により、供給前の読取りを行うことができる改
善された機構を提供できることが理解されよう。この改
善された機構は、読取られたデータが比較データと比較
されない限り、書類のスタックすなわち貯蔵所から書類
が更に供給されることを防止できるようになっている。
このため、機械を停止して誤りを矯正する際の問題を、
シートが更に供給される前に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を使用した機構を示す概略図である。 第2図は、本発明を使用する1つの機構を示す概略図で
ある。 第3図は、本発明を使用する別の機構を示す概略図であ
る。 5……挿入紙(インサート)、 6……封筒、 20、21……コンベア手段、 23、24……読取り手段、 28……連続ウェブ供給手段、 30……切換え機構、 31……下向きランプ機構、 32……上向きランプ機構、 40……コンベア手段、 41……連続移動コンベア(第1コンベア)、 44……駆動ピン、53……傾斜シュート、 54……傾斜シュートの先端部、 55……傾斜シュートのスロット、 100……書類、101……スタック、 102……ホルダ、104……供給機構、 105……操作機構、106……文字、 107……バーコード、108……マスタ手段、 110……レンズ機構、111……像、 120……バーコードレーザ読取り装置、 121……レーザビーム。

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードデータが付された書類のデータを読
    取る読取り機構において、前記書類を所定位置に置く手
    段と、前記所定位置から前記書類を供給する手段と、前
    記読取り機構に一連の比較データを連続的に供給する手
    段と、前記書類が前記所定位置から供給される前に、前
    記書類の前記コードデータを検出する読取り手段と、該
    読取り手段により検出された前記書類のコードデータ
    を、比較の時点で最初の一連の比較データと比較して、
    前記書類のコードデータが前記比較データに一致するか
    否かを決定する比較手段と、前記書類のコードデータが
    前記比較データに一致しない場合には、書類の供給を停
    止すべく、前記比較手段に応答して前記書類の供給を中
    止する手段とを有していることを特徴とするデータ読取
    り機構。
  2. 【請求項2】前記読取り手段が、光学文字認識読取り装
    置であることを特徴とする請求項1に記載のデータ読取
    り機構。
  3. 【請求項3】前記読取り手段が、バーコード読取り装置
    であることを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り
    機構。
  4. 【請求項4】前記読取り手段が、光学マーク読取り装置
    であることを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り
    機構。
  5. 【請求項5】前記読取り手段が、パターン認識読取り装
    置であることを特徴とする請求項4に記載のデータ読取
    り機構。
  6. 【請求項6】前記コードデータが文字で構成されてお
    り、前記文字が、投影手段により、比較を行う位置に投
    影されることを特徴とする請求項2に記載のデータ読取
    り機構。
  7. 【請求項7】前記コードデータがバーコードであり、該
    バーコードがレーザスキャナで走査されることを特徴と
    する請求項3に記載のデータ読取り機構。
  8. 【請求項8】前記走査が、正しい読取りが行われるまで
    繰り返されることを特徴とする請求項7に記載のデータ
    読取り機構。
  9. 【請求項9】前記バーコードが、3回の連続的な正しい
    読取りが行われるまで繰り返されることを特徴とする請
    求項8に記載のデータ読取り機構。
  10. 【請求項10】前記書類が、保険証券を形成すべく一緒
    にアッセンブリされたシートで構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  11. 【請求項11】前記書類がチェックで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  12. 【請求項12】前記書類が投資計算書で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  13. 【請求項13】前記書類が銀行計算書で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  14. 【請求項14】前記書類が請求計算書で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  15. 【請求項15】前記書類が株券で構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  16. 【請求項16】前記書類がクーポンで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ読取り機構。
  17. 【請求項17】コードデータが付された書類のデータを
    読取る読取り機構において、前記書類を所定位置に保持
    する手段と、前記所定位置から前記書類を供給する手段
    と、前記読取り機構に比較データを供給する手段と、前
    記書類が前記所定位置から供給される前に、前記書類の
    前記コードデータを検出する読取り手段と、該読取り手
    段により検出された前記書類のコードデータを比較デー
    タと比較して、前記書類のコードデータが前記比較デー
    タに一致するか否かを決定する比較手段と、前記書類の
    コードデータが前記比較データに一致しない場合には、
    書類の供給を停止すべく、前記比較手段に応答して前記
    書類の供給を中止する手段とを有していることを特徴と
    するデータ読取り機構。
  18. 【請求項18】前記書類がスタックの状態に保持されて
    いて、前記供給手段により前記スタックから1枚ずつ供
    給されることを特徴とする請求項17に記載のデータ読取
    り機構。
  19. 【請求項19】前記書類がシートであることを特徴とす
    る請求項18に記載のデータ読取り機構。
  20. 【請求項20】前記シートが前記スタックの底から供給
    されることを特徴とする請求項19に記載のデータ読取り
    機構。
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