JP2744042B2 - マーカ - Google Patents

マーカ

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JP2744042B2
JP2744042B2 JP1022474A JP2247489A JP2744042B2 JP 2744042 B2 JP2744042 B2 JP 2744042B2 JP 1022474 A JP1022474 A JP 1022474A JP 2247489 A JP2247489 A JP 2247489A JP 2744042 B2 JP2744042 B2 JP 2744042B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子式物品監視(EAS)システムと、該シス
テムに使用するデユアルステータスマーカとに関し、特
にマーカで使用される一片の磁気材料が交番磁界により
質問され、増感状態となるとマーカの介在を指示すべく
検出可能の磁界調波を発生させ、減感状態では応答を変
更するマーカに関する。
(従来の技術) EASマーカを発生させる調波における応答材料として
一片の低保磁力、高透磁性の磁気材料を用いることが広
く知られている。そのような材料が初めて開示されたの
は多分、1934年にピエールアーサピカール(Pierre Art
hur Picard)に発行された仏国特許第763,681号におい
てであろう。さらに最近になって、例えば米国特許第3,
665,449号、同第3,790,945号および同第3,747,086号に
記載の高透磁性材料の細長い帯片のような特定の形状の
材料を用いることが比較的広く知られるようになつた。
また、前記米国特許から、磁化すると高透磁性の応答材
料をバイアスして交番の質問磁界におけるマーカの応答
を変える少なくとも1個の永久磁性可能材料を含めるこ
とによりデユアルステータスマーカを提供することが知
られている。
極めて高位数の調和した応答を得るには細長い、即ち
「開放帯片」の形が望ましいことを認めながらも、(モ
ンテイーン:Montean)への米国特許第4,075,618号は、
極めて高位数の調波を発生させることができそのため米
国特許第3,665,449号に記載のシステムにおいて作動す
るマーカが、「開放帯片」と定義するに十分な長さでな
い短い、高透磁性の材料の帯片に磁束コレクタを追加す
ることによつて作りうることを開示している。また、前
記の特許は、マーカの中央セクシヨン(即ち磁束コレク
タの間)における材料に隣接して残留磁化可能の材料の
少なくとも一片を追加することによりデユアルステータ
スの磁束コレクタタイプのマーカを作ることができ、該
マーカは磁化するとその中央セクシヨンをバイアスし、
その中央セクシヨンにより発生する信号の調波内容を変
えることを示している。
その他の細長くないデユアルステータスの磁束コレク
タタイプのマーカが米国特許第4,710,754号および同第
4,746,908号に開示されている。前記の開示はまた、低
保磁力の応答材料からなる中央の切換セクシヨンに隣接
してキーパエレメントを設けてよいと提案している。
前述の磁気マーカと共に使用するよう構成した典型的
なEASシステムは、ミネソタ マイニングアンド マニ
ユフアクチユアリング社(Minnesota Mining and Manuf
acturing Company)により市販されているWH-1000型お
よび1200型のシステムである。前記システムは典型的に
は10KHzで交番し、質問ゾーンの両側で発生した磁界が
反対の形状である場合前記ゾーンの中心における最小の
強度が約96A/mである助成形状のときは約192A/mである
磁界を質問ゾーン内で発生させる。前記システムの受信
部分は質問ゾーンに隣接してパネル内に位置した受信コ
イルからの信号を処理し、適用された磁界の極めて高位
数の調波に対応する信号が検出された場合には警報回路
を作動させる。
各種のマーカの性能を比較するには、所定の周波数で
交番する磁界を発生させかつ前述のようなEASシステム
で経験されるものと対比しうる制御可能な強度を有する
試験装置を用いると都合がよい。該試験装置は前述のよ
うなEASシステムに依存する調波特性により信号を検出
し、標準的なマーカに基づいて、対比しうる有効な結果
を保証する感度値を提供する。
前述の試験装置はマーカが該試験装置の磁界に対して
平行に挿入でき、かつ標準の感度値を指示するよう目盛
が調整できるように構成されることが好ましい。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来技術による磁束コレクタマーカと同様
に、本発明によるデユアルステータスマーカは低保磁力
で高透磁性の材料から形成された少なくとも1個の中央
セクシヨンと、各中央セクシヨンの各端に近接した磁束
コレクタとを含む。中央の切換セクシヨンをバイアスす
るよう磁化可能のキーパエレメントが位置している。従
来技術によるマーカとは対照的に、本発明によるマーカ
は、残留磁化が可能のキーパ材料の小片のような残留磁
化可能の手段を磁束コレクタの中の少なくともあるコレ
クタに近接して位置することによりデユアルステータス
とされる。従つて、前記磁化可能手段が非磁性とされる
と、中央セクシヨンと関連の磁束コレクタとは、電子式
物品監視システムの適用磁界に作用せられると調和して
特性信号に応答する。代替的に、かつ逆に、前記手段が
残留磁化されると、その結果得られる局部的な磁界が隣
接する磁束コレクタをバイアスさせ、かつ適用磁界に対
する応答を変更する。
好適実施例において、本発明によるマーカは、著しく
異なる方向に延び、少なくとも1個の共通磁束コレクタ
を有する少なくとも2個の中央セクシヨンを示す形状と
された、例えば四角あるいは長方形の、低保磁力で高透
磁性の材料のシート状片を含む。前記の構成により、マ
ーカが質問ゾーンにおける適用磁界に対して異る方向の
中のいずれかの方向に方向づけられると応答する。その
ような実施例において、前記マーカはさらに、応答材料
のシート状部材の少なくともある磁束コレクタの部分に
重なるシート状キーパ材の小片を含む。応答部分におけ
る中央セクシヨン即ち切換セクシヨンは前記シート状小
片の全体寸法と比較すると極めて短いことが望ましいの
で、前記セクシヨンは、その上に位置したキーパエレメ
ントを磁化することにより磁束コレクタの利点が示され
ても限界応答すら発生することができない。前記実施例
においては、いずれかの方向にキーパエレメントを磁化
すると、隣接する磁束コレクタの切換えを阻止し、その
作動を阻止する上で効果的であることが判明しているの
でマーカはその方向には関係なく非交番性の磁界を該マ
ーカに適用することにより活性化しうる。
さらに好適実施例においては、応答材料とキーパ材料
とのシート状片の形状は、薄い金属シートあるいはフオ
イルに希望するパターンを食刻することにより得ること
が望ましい。切換セクシヨンの小さい面積のみ非保護の
ままとすることにより、食刻過程の間に除去する必要の
ある材料をより少なくする。本発明によるマーカにより
発生する信号は、安定して検出を可能とする極めて高位
数の調波を含んでいるが、また調波自体を隔絶する必要
のないその他のシステムにおいてもマーカを有用とする
その他の隔絶可能の特性を含むことが判明している。
別の実施例においては、非活性を可能とする磁化可能
手段を残留磁化可能材料から磁束コレクタを形成するこ
とにより提供できる。また、前記の磁束コレクタは、例
えば、その中の1個のみが残留磁化可能である2個以上
の磁性層からなる積層を介して部分的に磁化可能であ
る。別の実施例においては、磁化可能手段はパターンあ
るいは交番極性の像の形で磁化可能である。
(実施例) 第1図において全体的に示す一実施例において、マー
カ10は例えば磁束コレクタ片14および16を磁気結合すべ
く各端に固定した高透磁性で低保磁力の応答材料からな
る例えば細長い帯片12のような中央セクシヨンを含む。
前記マーカは付加的なエレメントを付けていないと前述
の米国特許第4,075,618号の第7図に示すようなもので
ある。また、米国特許第4,075,618号には、前述の磁束
コレクタタイプのタグは、52%Co,10%Vおよび38%Fe
からなる磁性合金であるビツセロイのような少なくとも
1個の付加的な強磁性材料を細長い帯片の次に含めるこ
とによりデユアルステータスとしうることが示されてい
る。前述のような形状のマーカは、例えば細長い帯片12
が、長さが約8.9センチ、幅が0.38センチ、厚さが25.4
ミクロンのパーマロイの帯片であることが好ましい。予
め録音したオーデイオカセツトと共に用いることが好ま
しい。
前記のマーカを、特に第1図に示すように各磁束コレ
クタエレメント14および16の頂部に、301タイプの磁性
ステンレス鋼の1.27×3.8センチのキーパエレメント18
および20を追加することにより、本発明によるデユアル
ステータスマーカに変換した。前記キーパエレメント18
および20が磁化されると、マーカは、磁束コレクタ14お
よび16がもはや介在しないかの如く挙動した。このた
め、概ね細長い帯片を含み、キーパを付した磁束コレク
タのマーカは、キーパエレメントの磁化状態によつて異
なつた応答を示すことが認められる。そのような相違
は、その相違を示すよう特に構成されているシステムに
対しては十分であるが、さらに難しい用途、即ち以前か
らあるシステムに対しては不十分である。
マーカの応答部分がはるかに短い、即ち細長くない中
央の切換セクシヨンを有する場合本発明のさらに好まし
い実施例が得られる。そのような実施例の二次元の例を
第2図に示す。この実施例において、前述の米国特許第
4,710,754号の第5図から第8図までに示すものと概ね
同じ応答部分24が用いられている。前記応答部分24は、
例えばパーマロイの厚さが15.2ミクロンのシートのよう
な高透磁性で低保磁力の材料の一枚のシートから形成す
ることが好ましい。このシートには中央の孔28と、4個
の中央の切換セクシヨン30,32,34および36とが形成さ
れ、前記切換セクシヨンの幅は、前記一枚のシート26の
四辺の各々の中間に形成された小さい孔により規定され
る。それぞれの隅の領域38,40,42および44は隣接する切
換セクシヨン30から36までの各々に対する磁束コレクタ
を形成する。このようなマーカは、パーマロイシート
に、希望する形状を有する耐酸性のパターンを印刷し、
次いで希望しない部分を食刻して第2図に示す形を作る
ことにより形成することが好ましい。前記の食刻技術
は、応答材料にパーマロイのような材料が用いられる場
合は特に望ましい。何故なら、マーカの応答性を低下さ
せ、かつ切断や穿孔作業を必要とさせうる機械的加工が
排除されるからである。
第2図に示すように、直交状に切換セクシヨンを位置
させている単一ステータスの多方向性応答部分を、その
各々の隅の上方に残留磁化可能材料の四角片46,48,50お
よび52を位置させて追加することにより第3A図に示すよ
うなデユアルステータスのマーカに変換することが好ま
しい。そのような残留磁化可能の材料片はASTMタイプ30
1のステンレス鋼、ビツカロイおよび同様の合金のよう
な多数の周知の残留磁化可能材料から選択すれば都合が
よい。そのような材料片は、例えば厚さが25〜75ミクロ
ンの転写接着剤の層のような薄い接着剤によりその下の
応答性材料の層に接着すると都合がよい。そのような構
成を第3B図の断面図で示すが、転写接着剤は示していな
い。
第3A図および第3B図に示し、食刻により切換セクシヨ
ンの形状が形成された、2.54センチ平方のパーマロイの
小片から構成したマーカは160A/mの磁界強度で前述の試
験装置において活性化状態で測定した場合単一ステータ
スのマーカと概ね同じ感度値を示すことが判明した。前
記マーカが典型的な質問ゾーンで露出されうる最も強力
な磁界で応答がなされないよう確実にするために、マー
カを非活性化状態で試験する場合800A/mの試験磁界強度
を用いることが望ましい。そのような強度においては、
増感されたマーカは典型的には約2.2の感度値を示すこ
とが判明した。
このように、第3A図に示すマーカが、約1.11×1.11セ
ンチ角のASTMタイプ301ステンレス鋼46,48,50および52
を2.54×2.54センチ角のパーマロイ片の角隅に接着させ
ることにより形成された際、800A/mの磁界で測定のとこ
ろ該マーカは同様の感度値を示すことが判明した。前記
ステンレス鋼のセクシヨンは最悪の状態とされるところ
で均一に磁化されたときのそのような磁界での感度は約
0.1であることが観察された。そのような磁界強度にお
いては検出を安定して阻止するには、減感されたマーカ
は約0.8以上の感度値は必らず示してはならない。
前記ステンレス鋼の材料は横方向で示すもの以上に下
方向で種々の磁気特性を示す。従つて、ステンレス鋼片
の方向により、かつさらにキーパエレメントに対する磁
界の方向によつてまちまちの結果が見られうる。
別の一連のマーカにおいて、前述のような四角のマー
カの各隅に位置した4個の四角の片の寸法を小さくさせ
る効果を評価した。このように、例えば、各小片は依然
としてASTMタイプ301のステンレス鋼の厚さが50ミクロ
ンの小片であるが、4個の前記小片の各々の寸法が約0.
48センチ平方まで低減させ、ステンレス鋼片を磁化させ
ると約0.3の感度値が認められた。
キーパ材の連続したシートから除去する必要のある材
料の量を最小とする別のキーパセクヨンの好適パターン
を第4図に示す。第4図に示すように、キーパ材のシー
ト54は該シートに耐酸性の対応するパターンを付与し、
次いで酸による食刻を行つて、小片56,58,60および62が
隅に位置し、別のセクシヨン64が中央に位置するような
パターンを作ることにより適当な形状としうる。各小片
は相互に分離されてそれらの間の磁気連結を阻止する。
ASTMタイプ301のステンレス鋼の前記のパターンから
形成され、第2図に示すパターンのパーマロイの小片に
接着させたマーカは特に好ましい特性を示すことが判明
した。前記の形状のパーマロイの小片は2.54センチ平方
で、厚さが15.2ミクロンで、その中に0.76センチ幅の直
交配置の切換えセクシヨンが形成された。パターンを付
け厚さが50ミクロンのASTMタイプ301のステンレス鋼片
を転写接着剤の50ミクロン厚さの層で前述の形状のパー
マロイに接着させた。そのようなマーカは完全に増感さ
れると160A/mの磁界では約0.77の感度を、800A/mの磁界
では約2.5の感度を示すことが判明した。その後ステン
レス鋼の片に横方向並びに下方向に磁化し、かつその後
マーカを横方向並びに下方向で測定のところ、その結果
得られた感度値は0.05の範囲であることが認められ、ス
テンレス鋼の磁化の好適方向に対する磁界の方向および
質問磁界におけるマーカの整合とは無関係にマーカは完
全に減感しうることを示した。
またキーパ材料の隣接する小片の間の間隔も、磁気結
合を阻止する程度に適当に離されている限り極度に問題
でないことが判明した。このように、例えば前述の例に
おける隣接したキーパ材小片の間の間隔は約1.98ミリで
あつた。前記の間隔が約3.17ミリまで増大するか、約1.
19ミリまで減少すると、マーカの減感値が概ね同じであ
ることが判明した。
キーパエレメントの代替的な形状を示す別の実施例に
おいては、ASTMタイプ301の50ミクロン厚さのステンレ
ス鋼のシートが第5図に示す形状とされ、その後第2図
に示す形状のパーマロイ片上に接着された。初期状態に
おいては、四角のセクシヨン66,68,70および72のみが前
記パターンのパーマロイの小片の隅の上に位置された。
磁化されると、マーカは800A/mの磁界において約0.1の
減感値を示すことが判明した。追加のキーパ材の小片7
4,75,78および80がパーマロイの双極セクシヨン30,32,3
4および36上に位置され、かつ追加の小片82がマーカの
隅に位置されると減感された感度値は以前認められたも
のの約半分であることが判明した。このように、キーパ
材の追加片は減感された感度を下げて応答の変更を保証
し、かつマーカに対して剛性を増して狭幅の切換セクシ
ヨンの周りでの曲げを阻止することの双方を行う。
第6図に示すように、キーパエレメント83,84,86,88,
90,92,94,96および98の各々が同じサイズであり、かつ
相互から均等に離されているような構成の修正案が提供
される。このようにASTMタイプ301のステンレス鋼の前
記小片が形成され、再び第2図に示すような形状のパー
マロイ片上に接着されると、一般的に0.05以下の減感値
が認められた。
第2図および第4図に示すような応答およびキーパ部
分を有するマーカを作る好適な方法を第7A図、第7B図お
よび第7C図に示す。第7A図の破断図に示すように、前記
マーカは、両側の面に接着剤の層102および104を有する
(好ましくは2.5ミクロンの厚さのポリエステルであ
る)高分子材料のシートのような基層100をサンドイツ
チしたものからなる積層から構成しうる。接着剤の層は
ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリ
ング社で製造の転写接着剤の50ミクロン厚の層であると
都合がよい。例えば層102のような接着剤の層の1つに
例えばパーマロイの15.2ミクロン厚さのシートのような
適当な応答性材料106が接着され、一方反対側の接着剤
の層104には、例えばASTMタイプ301の50ミクロン厚さの
シートのような適当なキーパ材料のシートが接着され
る。
まず応答材料106のシートの露出面を検討すると、そ
のシートは、第7B図に示す形状を作るために除去するこ
とが望ましい応答材料の耐酸層で塗布しない領域を残し
て耐酸層110を塗布すればよい。同様に、かつ耐酸材110
のパターンと整合して、キーパ材108のシートの露出面
には耐酸性材料112のパターンで塗布され、第7C図に示
すパターンを作るよう除去することが望ましい領域は耐
酸剤を塗布せずに残しておく。第7C図では接着材の層10
4の一部がキーパ材の残留小片の間で見られる。このよ
うに、第7B図と第7C図の双方に共通に示す点線114,116
および118は最終的に隣接するマーカの境界を形成する
ことが理解される。このように、所定のマーカ120内
で、応答材料106のシートは4個の隅領域122,124,126お
よび128を有することを特徴とし、前記隅部の各々は、
それらの間に位置する切換セクシヨン130,132,134およ
び136用の磁束コレクタとしてそれぞれ機能する。対応
して、キーパ材108のシートは食刻の後5個のキーパセ
クシヨン138,140,142,144および146が残り、小片138か
ら144が磁束コレクタ部分122,124,126および128の中の
各々と対向位置するパターンとされている。
パターンを付した耐酸コーテイングを金属層106およ
び108上に付与した積層を次いで適当に処理して、例え
ば従来の酸により食刻処理により耐酸性材で被覆してい
ない各金属シートの部分を除去する。前記食刻処理によ
り露出された金属の面を各々の層から除去し、耐酸性材
で被覆されている金属層の部分を残す。このように、例
えば、応答材料106のシートが15.2ミクロン厚のパーマ
ロイの層であり、キーパ材108のシートが50ミクロン厚
のASTMタイプ301の磁性ステンレス鋼の層である場合、
各シートは露出された金属を除去するのに種々の食刻時
間を必要とする。このように例えば単一の食刻槽が用い
られたとすれば、組み合わされた積層がまず最も薄いパ
ーマロイを除去するに十分な時間露出すればよい。次い
で積層を食刻槽から除去し、その層がさらに食刻されて
しまわないようパーマロイを被覆する。次いで前記積層
を再び食刻槽へ挿入し、ステンレス鋼シートの希望しな
い部分が除去されるまで食刻を継続する。食刻作業が完
了すると、食刻用のフオトレジスト材を、従来のレジス
ト技術を用いて洗滌すればよい。
次いで、得られたパターン付き積層をステンレス鋼の
小片上にプリント可能のペーパ層を接着して最上面を形
成し、かつ転写接着剤と剥離ライナの層をパーマイロシ
ートの露出側に追加することにより最終のマーカに形成
すればよい。第8図に示すように、そのような最終の構
成を積層全体を通してウエブの下方向にスリツトし、テ
ープ148を形成し、前記テープにはその線150および152
等に沿つて部分的に切断され、このように各々の一連の
マーカ154は剥離ライナからむき外すことができるよう
にする。このように露出ずみの下方に位置する転写接着
剤はマーカが保護すべき対象物に接着できるようにす
る。
本発明の好適実施例に関して前述したマーカは例えば
パーマロイ、スーパマロイ等の結晶した応答材料から作
られることが望ましいが、広範囲の高透磁性、低保磁性
材料を用いうることも本発明の範囲である。このよう
に、鉄およびコバルトベースの多数のアモルフアス合金
を用いることができる。好ましい所定材料を選択するこ
とは特定のマーカを使用すべき適用例によつて変わる。
このように、マーカが撓んだり歪むと結晶質合金を含む
マーカの応答性に悪影響を及ぼす用途にマーカを使用す
る意図のときは、アモルフアス合金は一般的にそのよう
な作用に影響されないのでアモルフアス合金で形成のマ
ーカが好ましい。同様に、キーパエレメントとして使用
する材料は広範囲の、永久に磁化可能であるが比較的低
透磁力の材料から形成すればよい。ASTMタイプ301のス
テンレス鋼を好適材料として前述してきたが、ビツカロ
イ等の同様のシートも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるマーカの一実施例の斜視図、 第2図は、本発明による二次元応答性マーカの応答部分
の上面図、 第3A図は、キーパエレメントも介在している、第2図で
部分的に示すマーカの上面図、 第3B図は、線3B-3Bに沿つて得た、第3A図に示すマーカ
の断面図、 第4図から第6図までは第2図に示す応答部分と共に使
用するのに適したマーカのキーパエレメントの代替実施
例の上面図、 第7A図、第7B図、第7C図および第8図は、その要素が第
2図および第4図に示す形状を有するマーカの好適構造
を示す上面図と斜視図である。 図において、 10……マーカ 12,30,32,34,36……中央セクシヨン 14,16,38,40,42,44……磁束コレクタ 18,20,46,48,50,52……キーパエレメント。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】質問ゾーンにおいて交番磁場を生じさせ
    る、電子監視装置に用いるデュアルステータスマーカー
    において、少なくとも1つの中央セクションと各々の前
    記中央セクションの各端部に隣接した磁束コレクタを有
    するような形状にされた低保磁力、高透磁性の応答材料
    でできた少なくとも1つの片と、前記磁束コレクタのう
    ちの少なくともいくつかに隣接して位置した残留磁化可
    能なキーパ材の片とを含み、それにより前記キーパ材の
    片が磁化された時に、前記いくつかの磁束コレクタにお
    ける磁化にバイアスをかけ、かつ前記キーパ材の片が磁
    化されない時に生じる磁場と比較して、前記作用した磁
    場に対して変更された前記マーカーの応答を生じさせる
    局限された磁場が生じることを特徴とするデュアルステ
    ータスマーカー。
  2. 【請求項2】各々の前記中央セクションが細長い帯片で
    あり、応答材料でできた磁束コレクタが各々の帯片の各
    端部に隣接して位置していることを特徴とする請求項1
    記載のデュアルステータスマーカー。
  3. 【請求項3】応答材料の少なくとも1つの片が実質的に
    2つの異なる方向に延びていて、前記2つの異なる方向
    のいずれかに沿って全体として延びている前記質問ゾー
    ンにおける磁場に対して応答を可能にすることを特徴と
    する請求項1記載のデュアルステータスマーカー。
  4. 【請求項4】実質的に異なる方向に延びている少なくと
    も2つの中央セクションと少なくとも1つの共通の磁束
    コレクタとを示す形状にされたシート状のキーパ材の片
    を含むことを特徴とする請求項3記載のデュアルステー
    タスマーカー。
  5. 【請求項5】シート状のキーパ材の片が前記応答材料の
    シート状の片の少なくともいくつかの磁束コレクタ部分
    の上にあることを特徴とする請求項4記載のデュアルス
    テータスマーカー。
  6. 【請求項6】前記応答材料のシート状の片の各々の中央
    セクションが、内部で磁束が前記隣接した磁束コレクタ
    により集中される切換えセクションを画成する制限され
    た断面の領域を含むことを特徴とする請求項4記載のデ
    ュアルステータスマーカー。
  7. 【請求項7】前記応答材料のシート状の片が実質的に四
    角形であり、かつ前記中央セクションを示し、前記中央
    セクションは、前記磁束コレクタが大体において前記片
    の隅に位置した状態で互いに直交した方向において前記
    片の各々の辺に沿って延びていることを特徴とする請求
    項4記載のデュアルステータスマーカー。
  8. 【請求項8】前記応答材料の四角形の片は、その中央部
    分が内部から除かれた状態で形状づけられ、前記片の2
    つの隣接した外縁と前記除かれた部分の外縁との間の最
    も狭い領域が互いに直角に延びる2つの切換えセクショ
    ンを画成することを特徴とする請求項7記載のデュアル
    ステータスマーカー。
  9. 【請求項9】キーパ材の片が応答材料の四角形の片の各
    々の隅を覆って位置していることを特徴とする請求項8
    記載のデュアルステータスマーカー。
  10. 【請求項10】前記各々の切換えセクションを覆って位
    置しているキーパ材の追加のシート状の片をさらに含
    み、前記キーパ材の全ての前記片が互いに磁気的に隔離
    されており、前記追加のキーパ材の片がそれにより前記
    マーカーに剛性を付加して前記切換えセクションのまわ
    りの曲げを抑制し、かつ磁化された時に追加の局限され
    た磁場を提供し、この磁場が隣接した切換えセクション
    にバイアスをかけてさらに変更した応答を確保すること
    を特徴とする請求項9記載のデュアルステータスマーカ
    ー。
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