JP2739710B2 - スノーボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテクター - Google Patents

スノーボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテクター

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JP2739710B2
JP2739710B2 JP8148092A JP14809296A JP2739710B2 JP 2739710 B2 JP2739710 B2 JP 2739710B2 JP 8148092 A JP8148092 A JP 8148092A JP 14809296 A JP14809296 A JP 14809296A JP 2739710 B2 JP2739710 B2 JP 2739710B2
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protector
head
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flat
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正幸 河田
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日新産商株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、後頭部を保護す
るスノーボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテクターに
関する。
【0002】
【従来の技術と解決しようとする課題】近年、スキー場
において、スノーボード等の雪上遊戯を行なう人が増加
しているが、スノーボードは一枚のボード上に載って滑
降するため、バランスがとりにくく、滑降中に転倒して
頭部を強打することによる死亡事故が多発している。
【0003】従来、スノーボードを楽しむときの頭部の
保護は、頭部にニットキャップを装着する程度であり、
十分な頭部保護が行なわれていないのが現状である。
【0004】そこで、この発明の課題は頭部を有効に保
護し、頭部強打による死亡事故を最小限に抑えることが
できると共に、ファッション性に優れ、装着に異和感の
ないスノーボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテクター
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、弾性体を用いて帯板状に
形成したプロテクター本体に紐挿通孔と両端部に面ファ
スナーを設け、このプロテクター本体の一面側に複数の
扁平突部を長さ方向の間隔をおいて並設し、各扁平突部
に衝撃の吸収部材を埋設した構成を採用したものであ
る。
【0006】請求項2の発明は、弾性体を用いて帯板状
に形成したプロテクター本体の一面側に複数の扁平突部
を長さ方向に間隔をおいて並設し、各扁平突部に衝撃の
吸収部材を埋設し、該プロテクター本体の他面側にバン
ドを通すホルダーを設けた構成を採用したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0008】図1乃至図4に示す第1の実施形態におい
て、ヘッドプロテクター1は、発泡ウレタン等の弾性体
を用い、後頭部から両耳部の後部に達する程度の長さ
と、後頭部を保護するのに十分な幅を有する帯板状のプ
ロテクター本体2を形成し、該本体2の一面側に矩形状
となる複数の扁平突部3を長さ方向に間隔4をおいて並
設し、各扁平突部3には衝撃の吸収部材5を埋設すると
共に、該本体2の両端部に連成した狭幅部6、6の一面
側に面ファスナー7が固定されている。
【0009】上記プロテクター本体2と扁平突部3の合
計厚みは衝撃吸収に対応できるように設定され、吸収部
材5は、例えばソルボ繊維を用いた衝撃吸収体8とウレ
タン樹脂を用いた衝撃反発体9の二層からなり、扁平突
部3の中央に設けた矩形状凹部10内に嵌め込んで固定
されている。
【0010】この吸収部材5は、扁平突部3に代えてそ
の全面に使用するのが好ましいが、上記した構造の吸収
部材5はコスト的に高く、全面に使用すると高価なもの
になるので、図示例のように部分的に使用するのがコス
ト的に有利である。
【0011】前記プロテクター本体2は、並列する扁平
突部3の間に間隔4を設けることにより、後頭部に沿う
湾曲性が良くなると共に、該本体2には、各間隔4の部
分と両端部の位置に、サングラスのホルダー用紐を通す
ための挿通孔11が設けられている。
【0012】この発明の第1の実施形態は、上記のよう
な構成であり、図4(A)乃至(C)は、その使用例の
いくつかを示している。
【0013】図4(A)は、太目のバンダナ12と併用
し、図4(B)はニットキャップ13と併用した例であ
り、バンダナ12又はニットキャップ13の内面で両側
面の位置に予め面ファスナーを取付けておき、ヘッドプ
ロテクター1をバンダナ12又はニットキャップ13の
内面後部の位置に沿わせ、両端の面ファスナー7をバン
ダナ12又はニットキャップ13の面ファスナーに係止
し、この状態でヘッドプロテクター1を後頭部に沿わせ
るようにして、バンダナ12又はニットキャップ13を
頭部に装着すれば、ヘッドプロテクター1が側頭部から
後頭部を保護し、スノーボードやスキーの転倒時に、プ
ロテクター本体2とこれに設けた扁平突部3及び吸収部
材5で後頭部が強打されるのを有効に防止することがで
きる。
【0014】また、ヘッドプロテクター1は、頭部を保
護する状態でバンダナ12又はニットキャップ13内に
納まり、ファッション性を損うことはない。
【0015】図4(C)は、サングラス14を利用する
例を示し、サングラス14の両側テンプル15に連結し
た紐16をプロテクター本体2に設けた挿通孔11に該
本体2の両端部から順に通し、両側の紐16をヘッドプ
ロテクター1の中央部で結び、サングラス14の装着と
同時にヘッドプロテクター1を後頭部に沿わせるように
している。
【0016】次に図5と図6はヘッドプロテクターの第
2の実施形態を示している。なお、第1の実施形態と同
一部分については、同一符号を付して説明に代える。
【0017】この第2の実施形態のヘッドプロテクター
1は、プロテクター本体2の他面側に細目のバンダナ1
7やゴーグル18のバンド19のホルダ−20が長さ方
向に複数設けられている。
【0018】上記ホルダー20は、上端をプロテクター
本体2の上部に固定し、下端を一対の面ファスナー21
でプロテクター本体2の下部に着脱自在とし、プロテク
ター本体2との間にバンダナ17やバンド19を挿通す
ることができるようになっている。
【0019】図6(A)は、ヘッドプロテクター1をバ
ンダナ17に装着し、図6(B)はゴーグル18のバン
ド19に装着した状態を示し、該プロテクター1は後頭
部に沿って配置される。
【0020】なお、第2の実施形態で示したホルダー2
0を第1の実施形態に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、後頭
部に装着することにより、後頭部を有効に保護すること
ができ、スノーボード、スキー等の雪上遊戯の転倒時に
頭部を強打されるのを防止し、転倒による死亡事故を防
ぐことができる。
【0022】また、後頭部に装着した状態をバンダナや
ニットキャップで覆うことができ、スノーボードやスキ
ーのファッション性を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドプロテクターの第1の実施形態を示す分
解斜視図。
【図2】同上の正面図。
【図3】同上の縦断面図。
【図4】(A)乃至(C)は同上の使用例を示す説明
図。
【図5】(A)はヘッドプロテクターの第2の実施形態
を示す平面図、(B)は同背面図、(C)は縦断面図。
【図6】(A)と(B)は同上の使用例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ヘッドプロテクター 2 プロテクター本体 3 扁平突部 4 間隔 5 吸収部材 7 面ファスナー 11 挿通孔 20 ホルダー 21 面ファスナー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体を用いて帯板状に形成したプロテ
    クター本体に紐挿通孔と両端部に面ファスナーを設け、
    このプロテクター本体の一面側に複数の扁平突部を長さ
    方向に間隔をおいて並設し、各扁平突部に衝撃の吸収部
    材を埋設したスノボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテ
    クター。
  2. 【請求項2】 弾性体を用いて帯状体に形成したプロテ
    クター本体の一面側に複数の扁平突部を長さ方向に間隔
    をおいて並設し、各扁平突部に衝撃の吸収部材を埋設
    し、該プロテクター本体の他面側にバンドを通すホルダ
    ーを設けたスノーボード等の雪上遊戯用のヘッドプロテ
    クター。
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