JP2739005B2 - 按摩装置の制御回路 - Google Patents

按摩装置の制御回路

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JP2739005B2 JP1022992A JP1022992A JP2739005B2 JP 2739005 B2 JP2739005 B2 JP 2739005B2 JP 1022992 A JP1022992 A JP 1022992A JP 1022992 A JP1022992 A JP 1022992A JP 2739005 B2 JP2739005 B2 JP 2739005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の足裏や腰などを
マッサージする按摩装置に係り、特に、按摩器が備える
モータの運転を制御する制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の按摩装置の制御回路を示し
ており、同図中61はコンデンサ、62は抵抗であり、
これらは平滑回路をなして商用交流電源63にヒューズ
64を介して接続されている。この平滑回路には按摩器
が有するモータ65と双方向性サイリスタ66との直列
回路が並列に接続され、サイリスタ66の主電極間には
抵抗67とコンデンサ68との直列回路が並列に接続さ
れている。
【0003】また、図7において符号69はマイクロコ
ンピュータからなる制御部で、その入力ポートIは、抵
抗70を介してプラスVccの電源端子に接続されている
とともに、起動スイッチ71を介してグランドに接続さ
れている。起動スイッチ71は按摩器に使用者の身体が
セットされることによりオンされる常開スイッチであ
る。
【0004】前記制御部69の出力ポートOにはモータ
65の運転を位相制御する位相制御部72が接続されて
いる。この位相制御部72は、前記双方向性サイリスタ
66と、このサイリスタ66の主電極間を接続したフォ
トカプラ73の受光素子73aおよび抵抗74の直列回
路と、PNP型トランジスタ75と抵抗76とフォトカ
プラ73の発光ダイオード73bからなる直列回路とを
備えている。
【0005】発光ダイオード73bのアノードは抵抗7
6を介してトランジスタ75のコレクタに接続されてい
るとともに、このダイオード73bのカソードはグラン
ドに接続されている。トランジスタ75のエミッタはプ
ラスVccの電源端子に接続され、ベースは抵抗77を介
して制御部69の出力ポートOに接続されている。ま
た、プラスVccの電源端子は抵抗78を介してトランジ
スタ75のベースに接続されている。
【0006】前記構成の制御回路において、起動スイッ
チ71が使用者の身体によりオンされると、制御部69
への入力がローレベルとなるから、制御部69は使用者
の身体が按摩器にセットされたと判断して、点弧信号を
出力ポートOから出力する。そうすると、トランジスタ
75がオンされるから、このトランジスタ75のエミッ
タ・コレクタ間および抵抗76を介してフォトカプラ7
3の発光ダイオード73bへの通電がなされる。したが
って、フォトカプラ73での光電変換により発生するト
リガ電流が双方向性サイリスタ66のゲートに与えら
れ、このサイリスタ66を導通させてモータ65への通
電を可能にして、このモータ65の運転を位相制御す
る。
【0007】また、起動スイッチ71がオフの場合に
は、制御部69への入力がハイレベルとなるから、制御
部69は使用者の身体が按摩器にセットされていないと
判断して、点弧信号を出力しない。したがって、按摩器
のモータ65は動作することがない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
成では、マイクロコンピュータからなる制御部69が誤
動作した際についての対策が講じられていない。したが
って、起動スイッチ71がオフであるにも拘らず、制御
部69が例えば故障してその出力ポートOから点弧信号
が出力される場合には、不用意にモータ65が駆動され
てしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、マイクロコンピュータか
らなる制御部が誤って点弧信号を出力した場合にも、按
摩器に使用者の身体がセットされていない限り不用意に
按摩器が動作されることがないようにした按摩装置の制
御回路を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る按摩装置の制御回路は、入
力ポートがプラス電源に接続されたマイクロコンピュー
タからなる制御部と、前記入力ポートとグランドとの間
に介挿され、使用者の身体が按摩器にセットされること
によりオンされる起動スイッチと、フォトカプラを有し
て前記制御部の出力ポートに接続され、前記フォトカプ
ラを介して前記按摩器が有するモータの運転を位相制御
する位相制御部とを具備した按摩装置の制御回路におい
て、前記フォトカプラが有した発光素子の前記制御部に
接続されていない極を、前記入力ポートと前記起動スイ
ッチとの間に接続したものである。
【0011】また、同様の目的を達成するために、本発
明の請求項2に係る按摩装置の制御回路は、入力ポート
が抵抗を介してグランドに接続されたマイクロコンピュ
ータからなる制御部と、前記入力ポートとプラス電源と
の間に介挿され、使用者の身体が按摩器にセットされる
ことによりオンされる起動スイッチと、フォトカプラを
有して前記制御部の出力ポートに接続され、前記フォト
カプラを介して前記按摩器が有するモータの運転を位相
制御する位相制御部と、前記フォトカプラが有した発光
素子の前記制御部に接続されていない極とグランドとの
間に介装されるとともに前記起動スイッチのオン・オフ
に連動してオン・オフされるスイッチング回路とを具備
した按摩装置の制御回路とを具備するとよい。
【0012】
【作用】請求項1においては、フォトカプラが有した発
光素子の制御部に接続されていない極が、制御部の入力
ポートと起動スイッチとの間に接続されているから、発
光素子の前記極には前記入力ポートに接続されたプラス
電源の電圧が常時印加されている。そのため、起動スイ
ッチがオフ状態において制御部から誤って点弧信号が出
力された場合、前記発光素子の両極間に電位差を生じる
ことがないから、この素子に電流が流されることがな
い。また、起動スイッチがオンされると同時に、このス
イッチを介して発光素子の制御部に接続されていない極
がグランドにつながって零電位となるから、制御部から
の点弧信号の出力に伴い発光素子に電流を流すことがで
きる。
【0013】請求項2において、フォトカプラが有した
発光素子の制御部に接続されていない極は、スイッチン
グ回路を介してグランドに接続されているが、このスイ
ッチング回路は起動スイッチがオフされた状態ではオフ
状態にあるから、制御部から誤って点弧信号が出力され
た場合、発光素子に電流が流されることがない。また、
起動スイッチがオンされると、それに連動してスイッチ
ング回路がオンされて、発光素子の前記極がグランドに
つながるから、制御部からの点弧信号の出力に伴い前記
発光素子に電流を流すことができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図2〜図4において符号1は略直方体
状をなすケーシングで、底板2と、この底板2で下端開
口を塞がれるケーシング本体3とを連結して形成されて
いる。ケーシング1は図示しないが操作パネルを持って
いる。ケーシング本体3の上壁には、長方形の開口3a
が形成されているとともに、この開口3a内に位置する
スイッチ板4が設けられている。
【0015】スイッチ板4は、図3に示されるように開
口3aの長辺に沿う基部4aの両端部に突部4bを設け
るとともに、中間部にも突部4cを設けて略E字形状を
なしている。このスイッチ板4は開口3aの縁部に設け
た一対の取付け部5(図4に一つのみ図示)に板ばね6
を介して取付けられている。板ばね6はスイッチ板4を
前記上壁と面一となるように常に上向きに付勢してい
る。スイッチ板4はその長さ方向両端に掛合片4dを夫
々有しており、これら掛合片4dは開口3aの短い方の
縁部下面に掛合され、それによりスイッチ板4を水平状
態に保持するようになっている。
【0016】図2に示されるように底板2には二つの上
向き支え突部11が突設され、これら突部11は互いに
逆方向に傾斜した取付け面11aを有している。そし
て、これら取付け面11aに接して按摩器12A,12
Bが夫々別々に支え突部11に固定されている。すなわ
ち、按摩器12A,12Bはケーシング1にその長さ方
向に所定間隔をもって並設されているとともに、前記傾
斜した取付け面11aによって図2に示されるようにケ
ーシング1の正面から見てハの字配置に設けられてい
る。しかも、以上の配置にあって後述する振動子相互の
間隔は、これら二つの振動子に夫々別々に足裏をのせた
時に両足が競り合うことがない寸法に定められている。
【0017】2個の独立した按摩器12A,12Bの構
成は図5に示されている。すなわち、符号13は、モー
タ14が内蔵されるとともに一端部に筒部13aを有し
た按摩器本体で、15は中空の球状をなし、その外面に
筒部15aを有した硬質の振動子である。振動子15に
は偏心重り16が内蔵されており、その軸16aは筒部
15aに軸受け17を介して回転自在に支持されてい
る。
【0018】軸16aは、筒部13aに挿入されたモー
タ14の回転軸14aに、これら両軸14a,16aに
両端部を嵌着して設けられた湾曲可能なコイルバネ18
を介して連結されている。そして、コイルバネ18は可
撓性材料からなる蛇腹管19に収納されており、この管
19の両端部は夫々筒部13a,15aに嵌着されてい
る。
【0019】このような構成の按摩器12A,12Bは
既述のように斜めに取付けられ、それによって振動子1
5がスイッチ板4の突部4b,4c間に位置してケーシ
ング1の開口3aに露出されている。なお、図2〜図4
において符号23は柔軟性を有する布状のカバーであっ
て、前記操作パネルを露出させてケーシング本体3の外
面を覆って設けられている。
【0020】ケーシング1内には底板2から起立した取
付け板20を介して起動スイッチ21が設けられてい
る。このスイッチ21には常開形のマイクロスイッチが
使用されている。起動スイッチ21のアクチュエータ2
1aと前記突部4cとの間には連結糸22が張り渡され
ている。この糸22を介してスイッチ板4は前記板ばね
6の力でアクチュエータ21aを常に引き上げている。
したがって、起動スイッチ21は、この按摩装置の非使
用時においてオフ状態を保持するとともに、按摩器12
A,12Bに使用者の身体がセットされることによりオ
ンされるものである。
【0021】また、ケーシング1内には2個の按摩器1
2A,12Bの運転を制御する制御回路25が収納され
ている。制御回路25の構成は図1に示され、前記起動
スイッチ21と、制御部31と、モータ14を位相制御
する位相制御部32とを具備して形成されている。
【0022】制御部31はマイクロコンピュータからな
り、その入力ポートIは、抵抗33を介してプラスVcc
の電源端子に接続されているとともに、起動スイッチ2
1を介してグランドに接続されている。
【0023】位相制御部32は、按摩器12A,12B
のモータ14に直列に接続された双方向性サイリスタ3
4と、このサイリスタ34のゲートとこのゲートと反対
側の主電極との間を接続したフォトカプラ35の受光素
子35aおよび抵抗36の直列回路と、PNP型トラン
ジスタ37と抵抗38とフォトカプラ35の発光素子と
しての発光ダイオード35bからなる直列回路とを備え
ている。
【0024】発光ダイオード35bのアノードは抵抗3
8を介してトランジスタ37のコレクタに接続されてい
るとともに、このダイオード35bのカソードは前記制
御部31の入力ポートIと起動スイッチ21との間に接
続されている。したがって、前記カソードはグランドに
直接接続されることなく、前記起動スイッチ21を介し
てグランドに接続されている。
【0025】前記トランジスタ37のエミッタはプラス
Vccの電源端子に接続され、ベースは抵抗39を介して
制御部31の出力ポートOに接続されている。また、プ
ラスVccの電源端子は抵抗40を介してトランジスタ3
7のベースに接続されている。
【0026】なお、図1中符号41はコンデンサ、42
はコンデンサ41に直列に接続された抵抗で、これらは
平滑回路をなしてヒューズ43を介して商用交流電源4
4に接続されている。また、図1中符号45は抵抗、4
6は抵抗45に直列に接続されたコンデンサであって、
この直列回路は前記サイリスタ34に並列に接続されて
いる。
【0027】前記構成の按摩装置は、商用交流電源に接
続して例えば床に置いた状態で上面に両足を載せたり、
腰部や背中を載せたりして使用される。すなわち、例え
ば両足を載せることによって、その重さでスイッチ板4
が板ばね6を中心に回動して押し下げられるから、足裏
がカバー23を介して按摩器12A,12Bの振動子1
5に支持されるとともに、連結糸22が緩んで起動スイ
ッチ21が自動的に閉じられる。
【0028】このようにして起動スイッチ21が使用者
の身体によりオンされると、制御部31への入力がロー
レベルとなるから、制御部31は使用者の身体が按摩器
12A,12B上にセットされたと判断して、点弧信号
を出力ポートOから出力する。そうすると、トランジス
タ37がオンされる。一方、前記起動スイッチ21のオ
ンと同時にフォトカプラ35が備える発光ダイオード3
5bのカソードが、起動スイッチ21を介してグランド
に接続されるから、前記トランジスタ37のオン動作に
伴って、そのエミッタ・コレクタ間および抵抗38を介
して発光ダイオード35bへの通電がなされる。
【0029】したがって、交流 100Vと直流とを分離し
ているフォトカプラ35での光電変換により発生するト
リガ電流が、双方向性サイリスタ34のゲートに与えら
れ、このサイリスタ34を導通させてモータ14への通
電を可能にして、このモータ14の運転が位相制御され
る。それにより、一対の按摩器12A,12Bが運転さ
れて、その振動子15の振動で両足をマッサ−ジでき
る。
【0030】そして、この按摩装置の上面から両足を外
すと、スイッチ板4が板ばね6の力で元の位置に戻され
るため、起動スイッチ21が開かれる(オフされる)。
そのため、制御部31への入力がハイレベルとなるか
ら、制御部31は使用者の身体が按摩器12A,12B
から離れたと判断して、その出力ポートOからの点弧信
号を出力を中止する。したがって、按摩器12A,12
Bの動作が停止される。
【0031】このような起動スイッチ21のオフ状態で
は、抵抗33を介して供給されるプラスVccの電源の電
圧が、制御部31の入力ポ−トに供給されるだけでな
く、発光ダイオード35bのカソードにも印加される。
【0032】そのため、起動スイッチ21がオフ状態に
おいて制御部31が故障等により誤って点弧信号を出力
した場合、発光ダイオード35bのアノードにはプラス
Vccの電源電圧が印加されるが、カソードにも同じ大き
さの電圧が供給されているので、発光ダイオード35b
の両極間に電位差を生じることがない。したがって、発
光ダイオード35bへの通電がなされることがなく、モ
ータ14が運転されることがない。
【0033】以上のように前記構成の按摩装置において
は、使用者が按摩器12A,12Bにセットされている
場合に限り運転されるものであり、使用者がセットされ
ていない状態でマイクロコンピュータからなる制御部3
1が誤って点弧信号を出力しても、モータ14が運転さ
れることはない。したがって、いわゆる空運転に伴う無
駄な電力消費がないとともに、安全性が高いものであ
る。
【0034】図6は本発明の第2実施例を示している。
この実施例において、マイクロコンピュータからなる制
御部31の入力ポートIは、使用者の身体が按摩器にセ
ットされることによりオンされる常開の起動スイッチ2
1を介してプラスVccの電源端子に接続されているとと
もに、抵抗51を介してグランドに接続されている。そ
して、位相制御部32のフォトカプラ35が備えた発光
ダイオード35bのカソードは、NPN型スイッチング
トランジスタ52のコレクタ・エミッタ間を介してグラ
ンドに接続されている。スイッチングトランジスタ52
のベースは、抵抗53を介して制御部31の入力ポート
Iと抵抗51との間に接続されている。スイッチングト
ランジスタ52と抵抗53とは、前記起動スイッチ21
のオン・オフに連動してオン・オフするスイッチング回
路54をなしている。なお、以上の点以外の構成は、図
示しない部分を含めて前記第1実施例と同じであるの
で、同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0035】この第2実施例によれば、起動スイッチ2
1が使用者の身体によりオンされると、制御部31への
入力がハイレベルとなるから、この制御部31は使用者
の身体が按摩器上にセットされたと判断して、点弧信号
を出力ポートOから出力する。同時にプラスVccの電源
電圧が抵抗53を介してスイッチングトランジスタ52
のベースに与えられて、このトランジスタ52がオンさ
れる。それにより、発光ダイオード35bのカソードが
スイッチングトランジスタ52のコレクタ・エミッタ間
を介してグランドに接続される。
【0036】したがって、前記点弧信号により位相制御
部32のトランジスタ37がオンされるに伴って、発光
ダイオード35bへの通電がなされ、モータ14の運転
が位相制御される。
【0037】動作状態にある按摩装置の上面から両足が
外されて起動スイッチ21がオフされると、制御部31
への入力がローレベルとなるから、この制御部31は使
用者の身体が按摩器から離れたと判断して、その出力ポ
ートOからの点弧信号を出力を中止する。そのため、按
摩器の動作が停止される。
【0038】同時に前記起動スイッチ21がオフされる
に伴って、スイッチングトランジスタ52のベースへの
電源電圧の印加が停止されるため、このスイッチングト
ランジスタ52はオフとなる。
【0039】このような起動スイッチ21のオフ状態に
おいて制御部31が故障等により誤って点弧信号を出力
した場合、発光ダイオード35bへの通電がなされるこ
とはないので、モータ14が運転されることがない。
【0040】以上のように第2実施例の按摩装置におい
ても、使用者が按摩器にセットされていない状態でマイ
クロコンピュータからなる制御部31が誤って点弧信号
を出力しても、モータ14が運転されることがないか
ら、いわゆる空運転に伴う無駄な電力消費がないととも
に、安全性が高いものである。
【0041】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1に係る按摩
装置の制御回路においては、起動スイッチがオフ状態で
おいてマイクロコンピュータからなる制御部より誤って
点弧信号が出力された場合、フォトカプラの発光素子の
両極間に電位差を生じて、この素子に電流が流されるこ
とがないから、按摩器に使用者の身体がセットされてい
ない限り按摩器が不用意に動作されることを防止でき
る。
【0042】請求項2に係る按摩装置の制御回路おいて
は、起動スイッチのオン・オフに連動してオン・オフさ
れるスイッチング回路を介して、フォトカプラが有した
発光素子の制御部に接続されていない極とグランドとを
接続したから、起動スイッチがオフ状態でおいてマイク
ロコンピュータからなる制御部より誤って点弧信号が出
力された場合、フォトカプラの発光素子に電流が流され
ることがないから、按摩器に使用者の身体がセットされ
ていない限り按摩器が不用意に動作されることを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る按摩装置の制御回路
を示す図。
【図2】第1実施例に係る按摩装置を図3中Z−Z線に
沿って示す断面図。
【図3】第1実施例に係る按摩装置全体をそのカバーの
一部を省略して示す平面図。
【図4】第1実施例に係る按摩装置を図3中Y−Y線に
沿って示す断面図。
【図5】第1実施例に係る按摩装置で使用する振動式按
摩器を示す縦断側面図。
【図6】本発明の第2実施例に係る按摩装置の制御回路
を示す図。
【図7】従来の按摩装置の制御回路を示す図。
【符号の説明】
12A,12B…按摩器、14…モータ、21…起動ス
イッチ、25…制御回路、31…制御部、I…入力ポー
ト、O…出力ポート、32…位相制御部、35…フォト
カプラ、35b…発光ダイオード(発光素子)、51…
抵抗、54…スイッチング回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ポートがプラス電源に接続されたマ
    イクロコンピュータからなる制御部と、前記入力ポート
    とグランドとの間に介挿され、使用者の身体が按摩器に
    セットされることによりオンされる起動スイッチと、フ
    ォトカプラを有して前記制御部の出力ポートに接続さ
    れ、前記フォトカプラを介して前記按摩器が有するモー
    タの運転を位相制御する位相制御部とを具備した按摩装
    置の制御回路において、前記フォトカプラが有した発光
    素子の前記制御部に接続されていない極を、前記入力ポ
    ートと前記起動スイッチとの間に接続したことを特徴と
    する按摩装置の制御回路。
  2. 【請求項2】 入力ポートが抵抗を介してグランドに接
    続されたマイクロコンピュータからなる制御部と、前記
    入力ポートとプラス電源との間に介挿され、使用者の身
    体が按摩器にセットされることによりオンされる起動ス
    イッチと、フォトカプラを有して前記制御部の出力ポー
    トに接続され、前記フォトカプラを介して前記按摩器が
    有するモータの運転を位相制御する位相制御部と、前記
    フォトカプラが有した発光素子の前記制御部に接続され
    ていない極とグランドとの間に介装されるとともに前記
    起動スイッチのオン・オフに連動してオン・オフされる
    スイッチング回路とを具備した按摩装置の制御回路。
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