JP2733486B2 - Speed adjustment mechanism - Google Patents
Speed adjustment mechanismInfo
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- JP2733486B2 JP2733486B2 JP61212000A JP21200086A JP2733486B2 JP 2733486 B2 JP2733486 B2 JP 2733486B2 JP 61212000 A JP61212000 A JP 61212000A JP 21200086 A JP21200086 A JP 21200086A JP 2733486 B2 JP2733486 B2 JP 2733486B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/12—Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は回転作動やスライド作動する部材の戻り速度
を粘性グリースの剪断抵抗を利用することにより緩やか
に調整する速度調整機構に関する。
[従来の技術]
門扉クローザ,ドアクローザ,テープカセット蓋ある
いは自動車のフットブレーキ装置等においては、門扉ド
ア,カセット蓋,ブレーキアーム等の可動体の速度を緩
速度として部材の損傷,操作上の安全性を向上させるた
め速度調整機構が装着されている。従来の速度調整機構
は、固定体と固定体に対して回転あるいはスライド作動
する可動体との間に粘性グリースが介在されると共に、
前記可動体を戻り作動させるリターンスプリング等のリ
ターン装置によって可動体が付勢された構造となってい
る。そして、リターン装置の付勢力を粘性グリースの剪
断抵抗で弱めて可動体を緩速度で作動させるようになっ
ている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら従来の速度調整機構においては、固定体
と可動体との相対位置が固定的であるため粘性グリース
の剪断抵抗が一定値となっている。従って、速度調整可
能範囲も一定となっているため、リターン装置の付勢力
に合わせた調整は不可能であり、上記付勢力にあった速
度調整機構を個々に選択することで上記調整が行われて
いる。このためリターン装置の付勢力が大きい場合には
速度調整機構も大型化するばかりでなく、リターン装置
の付勢力が経時的に減退するとオートリターンができな
くなる、問題点を有している。
本発明は上記事情を解決するためになされ、可動体の
速度調整を可変できるようにした速度調整機構を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明は、固定体と可動体と
の間に介在した粘性グリースの剪断抵抗で可動体の速度
を緩和する速度調整機構において、固定体と可動体に
は、一方にテーパ凹部が、他方に前記テーパ凹部に対応
する円錐凸部が設けられると共に、該テーパ凹部および
円錐凸部には、一方の中心に円孔が、他方の中心に円孔
に対応する芯軸が設けられ、この固定体と可動体はケー
ス内にテーパ凹部と円錐凸部が対向し、前記円孔に芯軸
が出入自在に挿入されて配置され、固定体および可動体
の少なくとも一方が移動調整可能となっており、その移
動調整により固定体と可動体との作用面積および作用間
隙幅が同時に連動して調整可能となっていることを特徴
とする。
また、本発明は、移動調整される方の固定体及び可動
体には、ケースに進退自在に設けられた調整ねじが直接
又は間接に当接され、該調整ねじの進退により固定体と
可動体との作用面積および作用間隙幅が同時に連動して
調整可能となっていることを特徴とする。
本発明において、「作用面積」,「作用間隙幅」と
は、粘性グリースから得られる剪断抵抗が固定体と可動
体との間に有効な抵抗力として作用する面積および間隙
幅をいう。一般に、粘性グリースの剪断抵抗は固定体と
可動体との双方に接触する粘性グリースの量が多い場合
には大きくなり、少ない場合には小さくなる。本発明は
固定体と可動体とのラップ部分の作用面積および作用間
隙幅を調整することで双方に接触する粘性グリース量を
間接的に調整するようにしたものである。これを第1図
により具体的に説明すると、同図(A)および(B)は
固定体1および可動体2のラップ部分を間隙Dが一定の
場合を示し、同図(C)は固定体1又は可動体2の相対
移動により、これらの間隙d(d<D)が小さくなった
場合を示している。又、同図(A)はこれらの間に介在
する粘性グリース3の量が同図(B)よりも少なく、こ
の条件の下では、固定体1および可動体2の双方に接触
する粘性グリース3の接触部分が同図(A)の方が少な
くなっている。従って、有効に作用する剪断抵抗は同図
(A)よりも同図(B)の方が大きく、同図(B)の場
合の方が可動体2の速度が緩慢となる。これに対し、同
図(C)のように固定体1と可動体2との間dが小さく
なると、粘性グリース3の量が一定であっても固定体1
と可動体2の双方に接触する部分が増大し、可動体2の
作動速度が緩慢となる。従って、固定体1と可動体2と
の作用間隙幅を調整することによって双方に接触する粘
性グリースの量が調整されるから粘性グリースの剪断抵
抗の調整が行われる。かかる関係は、固定体1と可動体
2との作用面積を調整することによっても同様であり、
作用面積が広い場合には粘性グリース3の剪断抵抗が大
きくなり、作用面積が小さい場合には小さくなり、この
ことにより可動体2の速度調整が行われる。なお、可動
体2が回転作動する場合においては、その作用点を回転
中心から遠くなるように調整すると、作用点の回転モー
メントが大きくなるから粘性グリースの剪断抵抗も比例
的に大きくなり、作用点を回転中心に近づけるように調
整すると剪断抵抗も比例的に小さくなり、上記と同様に
速度調整が可能となる。さらに、調整因子である作用面
積および作用間隙幅を組み合わせて同時に変化させれば
より効果的に速度調整が可能となる。
[作用]
固定体と可動体との作用面積および作用間隙幅を調整
すると、これらの間に介在する粘性グリースの剪断抵抗
が変化するから可動体の速度調整が可能となる。
固定体と可動体には、一方にテーパ凹部が、他方に前
記テーパ凹部に対応する円錐凸部が設けられると共に、
該テーパ凹部および円錐凸部には、一方の中心に円孔
が、他方の中心に前記円孔に対応する芯軸が設けられ、
固定体と可動体は、ケース内にテーパ凹部とこれに対応
する円錐凸部が対向し、前記円孔に芯軸が出入自在に挿
入されて配置され、固定体と可動体のうち少なくとも一
方が移動調整可能となっているから、固定体か可動体あ
るいは両者を移動調整することによって、固定体と可動
体との作用面積および作用間隙幅を調整できるが、この
時、固定体と可動体は、ケース内において移動調整さ
れ、ケース自体は変化しないので、ケース内容積は変化
しない。
[実施例]
以下、本発明を図示する実施例により、さらに具体的
に説明する。
第2図は本発明の実施例の断面図、第3図はそのIII
−III線断面図、第4図は調整後の断面図である。この
実施例は固定体と可動体との作用面積および作用間隙幅
を調整する例を示している。枠体4内に可動体となる回
転ドラム5が挿入されると共に、固定体となる固定ドラ
ム6が回転ドラム5に対向して挿入されている。回転ド
ラム5の上面にはテーパ凹部として摺鉢状のテーパ凹部
5aと、テーパ凹部5aから垂直状に下がる筒部5bとが形成
されており、又、その外径は枠体4と一定の隙間を有す
るようにその内径よりも小さくなっている。この回転ド
ラム5の下面には出力軸7が一体的に延設され、該軸7
が枠体4に回転可能に挿入されている。出力軸7は速度
調整機構が装着される各種装置の作動部材(図示せず)
に直接又は間接に連結されて作動部材の作動速度を調整
するものである。前記固定ドラム6はこのような回転ド
ラム5に対向して配設されており、回転ドラム5のテー
パ凹部5aに対向する円錐凸部6aと、回転ドラム5の筒部
5bに対向する軸部6bとが形成されている。すなわち、回
転ドラム5のテーパ凹部5aと固定ドラム6の円錐凸部6a
とが対向して対向面が作用面積となると共に対向する間
隙が作用間隙幅を形成し、また、軸部6bと筒部5bとの対
向面が作用面積を形成し、これらの部分が粘性グリース
の剪断抵抗を調整する作用面積および作用間隙幅となっ
ている。この固定ドラム6は回転ドラム5に対して上下
方向に移動可能となっており、これにより固定ドラム6
と回転ドラム5との作用面積および作用間隙幅が調整さ
れるようになっている。この固定ドラム6の上下動は第
3図に示すように、枠体4内面に上下方向に形成された
溝と該溝に嵌められた突起8とからなるガイド部に案内
されて行われるものである。又、このスライドは固定ド
ラム6上部に回転自由に取り付けられた調整ねじ9によ
って行われる。この調整ねじ9は枠体4の上部にスプリ
ングピン11によって固定された天板10に螺合されてお
り、このねじ9を時計方向あるいは反時計方向に回転さ
せると、ねじ9はその軸方向に移動し、これにより固定
ドラム6が上下動する。
このような本実施例の組み立ては、枠体4内に回転ド
ラム5を挿入して出力軸7を枠体4に嵌めると共に、回
転ドラム5上方から固定ドラム6を枠体4に嵌め込むこ
とで行われる。この場合においては、固定ドラム6の円
錐凸部6aと軸部6bおよび回転ドラム5のテーパ面5aおよ
び筒部5bのいずれか一方又は双方に粘性グリース(図示
せず)が予め、塗布されている。又、回転ドラム5と枠
体4との隙間にも粘性グリースが塗布されている。そし
て、前記突起8に沿って固定ドラム6を下降させ、次に
天板10を調整ねじ9に螺合させながら枠体4に被せ、こ
の天板10をスプリングピン11で止着する。このように組
み立てられた本実施例は、固定ドラム6の円錐凸部6aと
回転ドラム5のテーパ凹部5aおよび軸部6bと筒部5bとの
ラップする対向面および間隙幅が粘性グリースの剪断抵
抗を調整する作用面積および作用間隙幅となっている。
すなわち、第2図においては、固定ドラム6が回転ドラ
ム5よりも優れた上方に位置しており、この場合はこれ
らのラップ部の作用面積は少なくおよび両者間の間隙幅
が大きく、これらの間に介在する粘性グリースの剪断抵
抗が得られず、逆に、第4図のように調整ねじ9を回転
させて固定ドラム6を下降させ、その軸部6bを回転ドラ
ム5の筒部5b内に挿入させると共に、円錐凸部6aを回転
ドラム5のテーパ凹部5aに近接させると、回転ドラム5
と固定ドラム6の双方に接触する粘性グリースの接触面
積が増大し、剪断抵抗が増大する。従って、回転ドラム
5の速度が緩慢速度となる。又、第2図と第4図との間
では固定ドラム6の下降量に応じて固定ドラム6と回転
ドラム5との作用面積および作用間隙幅が変化し、これ
に応じて粘性グリースの剪断抵抗が増減するから回転ド
ラム5を適正速度で回転させる調整が可能となってい
る。なお、本実施例においては回転ドラム5と枠体4と
の隙間に粘性グリースを介在させなくてもよく、この場
合には第2図の状態での速度調整はなされない。
第5図ないし第7図は本発明の他の実施例を示してい
る。この実施例は、回転ドラム5の芯軸14の外側には円
錐凸部として下方に向かって徐々に大径となる傾斜角の
テーパ面16を有するリング体17が形成されている。一
方、この回転ドラム5に対向する固定ドラム6にはテー
パ凹部としてリング体17が挿入されるリング溝18および
中心に芯軸14が挿入される円孔が形成されている。この
リング溝18はリング体17のテーパ面16と同一の傾斜角度
を有して切り欠かれている。そして、リング体17,リン
グ溝18の双方又は一方に粘性グリース(図示せず)が塗
布されることで、これらの間に粘性グリースが介在して
いる。このような構成により、調整ねじ9を回転させて
固定ドラム6を上下動させると、リング溝18内へのリン
グ体17の挿入深度、すなわち作用間隙幅が変化するが、
リング体17とリング溝18とが同一角度で傾斜しているた
め、挿入深度に応じてリング体17とリング溝18との間の
ラップ部の作用面積も変化する。すなわち、第5図の状
態においては、リング体17の挿入深度が浅く、リング溝
18との作用間隙幅が大きいと共に、作用面積が狭く、リ
ング体17とリング溝18との間に介在する粘性グリースの
接触面積が小さい。従って、この場合には粘性グリース
の剪断抵抗が小さく回転ドラム6は比較的速く回転す
る。一方、固定ドラム6が下降して第7図の状態におい
ては、リング体17の挿入深度が深く、リング溝18との作
用間隙幅が小さくなり、しかも作用面積が広くなる。こ
れにより、粘性グリースの剪断抵抗が大きくなり、回転
ドラム5の回転が緩やかになるように速度調整される。
そして、これらの間ではリング体17の挿入深度に応じて
粘性グリースの剪断抵抗が変動するから、固定ドラム6
の上下調整により回転ドラム5の最適な回転速度を得る
ことができる。
次に、以上のような速度調整機構が適用される装置を
説明する。第8図は門扉クローザーに適用した場合の正
面図である。門扉側ヒンジ40と門柱側ヒンジ41とが相対
的に回転するようにヒンジ軸42によって連結されてい
る。ヒンジ軸42にはコイルばねからなるリターンスプリ
ング43が巻回されており、門扉側ヒンジ40が回転すると
ヒンジ軸42が一体的に回転すると共に、リターンスプリ
ング43にエネルギが蓄えられる。速度調整機構44はその
枠体が門柱側ヒンジ41に取り付けられ、該ヒンジ41に固
定されると共に内部にはヒンジ軸42が挿入されている。
かかる門扉クローザには、前記実施例の速度調整機構が
使用され、前記ヒンジ軸42は速度調整機構44の可動体と
なっている。このように門扉クローザーに使用すること
でリターンスプリング43のばね力の強弱に係わりなく、
門扉の閉じる速度および時間を自由に調整することがで
きる。
第9図および第10図はテープカセット装置のカセット
蓋開閉装置に適用した例を示している。ブラケット47が
取り付けられたシャフト45に捩りばねからなるリターン
スプリング46が巻回されると共に、シャフト45の一端が
速度調整機構48内に挿入されて、その出力端(図示せ
ず)に連結されている。リターンスプリング46の一端46
aはブラケット47に掛止されると共に、他端46bがシャフ
ト45を回転可能に支承する固定金具49に掛止されてい
る。カセット蓋(図示せず)はブラケット47に取り付け
られており、カセット蓋の開放によりブラケット47は第
10図の実線のように起立し、カセット蓋の閉止によりブ
ラケット47は同図鎖線のように倒れるようになってい
る。この閉止状態は図示しないロック爪等のロック機構
によって維持されており、ロック機構のロックを解除す
るとブラケット47はリターンスプリング46のばね力で回
動し、カセット蓋が自動開放される。この自動開放に際
し、シャフト45が速度調整機構48に連結されているか
ら、その開作動の速度を任意に変更することができる。
第11図および第12図はトースター,オーブンの横蓋等
の開閉装置に適用したものである。固定金具51に対して
可動金具50が自重によって第12図の実線位置から鎖線位
置に回動して蓋が開くものであり、可動金具50が速度調
整機構52に連結されている。従って、速度調整機構52の
調整によって可動金具、すなわち蓋の開作動の速度を任
意に調整することができる。
[発明の効果]
以上のとおり本発明は、固定体と可動体には、一方に
テーパ凹部が、他方に前記テーパ凹部に対応する円錐凸
部が設けられると共に、該テーパ凹部および円錐凸部に
は、一方の中心に円孔が、他方の中心に前記円孔に対応
する芯軸が設けられ、固定体と可動体は、ケース内にテ
ーパ凹部とこれに対応する円錐凸部が対向し、前記円孔
に芯軸が出入自在に挿入されて設置され、固定体と可動
体との作用面積および作用間隙幅を同時に調整して粘性
グリースの剪断抵抗を変化させるようにしたから、可動
体の速度を極めて効果的に任意所望に調整することがで
きると共に、装置のコンパクト化が達成でき、さらに
は、リターン装置の附勢力が経時的に減退してオートリ
ターンができなくなるというような不具合も確実に防止
することができる。
また、固定体と可動体は、ケース内において移動調整
され、ケース自体は変化しないので、ケース内容積は変
化しない。従って、ケースを変化させることにより剪断
面の面積の減少及び粘性グリース量がケース内容積より
少なくなり剪断抵抗が急激に低下するということもな
い。
更に、固定体あるいは可動体を移動調整させ、作用面
積および作用間隙幅を調整するのは、調整ねじによりお
こなえるので、調整が簡単であるし、軸方向を問わずに
適用が可能となる、という効果を奏する。
また、本発明は、作用面積および作用間隙幅を同時に
連動して調整できるので調整が容易である。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a speed adjusting mechanism that slowly adjusts a return speed of a member that rotates or slides by utilizing the shear resistance of viscous grease. [Prior Art] In gate closers, door closers, tape cassette lids, foot brake devices for automobiles, and the like, the speed of movable bodies such as gate doors, cassette lids, and brake arms is set to a low speed to damage members and to improve operational safety. A speed adjusting mechanism is mounted to improve the speed. In the conventional speed adjusting mechanism, viscous grease is interposed between a fixed body and a movable body that rotates or slides with respect to the fixed body,
The movable body is biased by a return device such as a return spring for returning the movable body. Then, the urging force of the return device is weakened by the shear resistance of the viscous grease to operate the movable body at a slow speed. [Problems to be Solved by the Invention] However, in the conventional speed adjusting mechanism, since the relative position between the fixed body and the movable body is fixed, the shear resistance of the viscous grease is constant. Therefore, since the adjustable speed range is also constant, it is not possible to adjust according to the urging force of the return device, and the above adjustment is performed by individually selecting a speed adjusting mechanism suitable for the urging force. ing. For this reason, when the urging force of the return device is large, not only the size of the speed adjusting mechanism is increased, but also when the urging force of the return device decreases over time, automatic return cannot be performed. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in order to solve the above circumstances, and has as its object to provide a speed adjusting mechanism capable of changing the speed adjustment of a movable body. [Means for Solving the Problems] In order to achieve the above object, the present invention provides a speed adjusting mechanism for reducing the speed of a movable body by shearing resistance of viscous grease interposed between the fixed body and the movable body. The body and the movable body are each provided with a tapered concave portion on one side and a conical convex portion corresponding to the tapered concave portion on the other side. The tapered concave portion and the conical convex portion each have a circular hole at one center and the other central portion. A core shaft corresponding to the circular hole is provided, and the fixed body and the movable body are arranged such that the tapered concave portion and the conical convex portion face each other in the case, and the core shaft is inserted into and out of the circular hole so as to be freely inserted and removed. At least one of the movable body and the movable body is adjustable in movement, and by the movement adjustment, the working area and the working gap width of the fixed body and the movable body can be simultaneously and simultaneously adjusted. Further, according to the present invention, the fixed body and the movable body which are moved and adjusted are directly or indirectly abutted on an adjustment screw provided to the case, and the fixed body and the movable body are moved by the advance and retreat of the adjustment screw. And the action gap width and the action gap width can be simultaneously and simultaneously adjusted. In the present invention, the “working area” and “working gap width” refer to the area and gap width where the shear resistance obtained from the viscous grease acts as an effective resistance force between the fixed body and the movable body. In general, the shear resistance of viscous grease increases when the amount of viscous grease that contacts both the fixed body and the movable body is large, and decreases when the amount is small. According to the present invention, the amount of viscous grease that comes into contact with both the fixed body and the movable body is adjusted indirectly by adjusting the working area and the working gap width of the wrap portion. This will be described in detail with reference to FIG. 1. FIGS. 1A and 1B show a case where the gap D is constant between the wrap portion of the fixed body 1 and the movable body 2, and FIG. The case where the gap d (d <D) is reduced by the relative movement of the movable body 1 or the movable body 2 is shown. FIG. 3A shows that the amount of the viscous grease 3 interposed therebetween is smaller than that of FIG. 3B, and under this condition, the viscous grease 3 contacting both the fixed body 1 and the movable body 2 is provided. (A) in FIG. Therefore, the effective shear resistance is larger in FIG. 6B than in FIG. 7A, and the speed of the movable body 2 is slower in the case of FIG. On the other hand, when the distance d between the fixed body 1 and the movable body 2 is reduced as shown in FIG.
The portion that comes into contact with both the movable body 2 and the movable body 2 increases, and the operating speed of the movable body 2 becomes slow. Therefore, by adjusting the working gap width between the fixed body 1 and the movable body 2, the amount of viscous grease that comes into contact with both is adjusted, so that the shear resistance of the viscous grease is adjusted. This relationship is the same when the working area between the fixed body 1 and the movable body 2 is adjusted.
When the action area is large, the shear resistance of the viscous grease 3 increases, and when the action area is small, the shear resistance decreases, whereby the speed of the movable body 2 is adjusted. In the case where the movable body 2 rotates, if the point of action is adjusted to be farther from the center of rotation, the rotational moment at the point of action increases, so that the shear resistance of the viscous grease increases proportionally. Is adjusted so as to be closer to the center of rotation, the shear resistance also decreases proportionally, and the speed can be adjusted in the same manner as described above. Furthermore, if the operating area and the operating gap width, which are adjustment factors, are simultaneously changed by combining them, the speed can be more effectively adjusted. [Action] When the action area and the action gap width between the fixed body and the movable body are adjusted, the shear resistance of the viscous grease interposed therebetween changes, so that the speed of the movable body can be adjusted. The fixed body and the movable body are each provided with a tapered concave portion on one side and a conical convex portion corresponding to the tapered concave portion on the other side,
A circular hole is provided at one center of the tapered concave portion and the conical convex portion, and a core shaft corresponding to the circular hole is provided at the other center,
The fixed body and the movable body are arranged such that the tapered concave portion and the corresponding conical convex portion face each other in the case, and the core shaft is inserted into and out of the circular hole so that the core shaft can come and go, and at least one of the fixed body and the movable body is provided. Since the movement can be adjusted, the working area and the working gap width between the fixed body and the movable body can be adjusted by moving and adjusting the fixed body or the movable body or both. , Is adjusted within the case, and the case itself does not change, so that the volume in the case does not change. EXAMPLES Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples illustrating the present invention. FIG. 2 is a sectional view of an embodiment of the present invention, and FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view after adjustment. This embodiment shows an example in which the working area and the working gap width between the fixed body and the movable body are adjusted. A rotating drum 5 serving as a movable body is inserted into the frame 4, and a fixed drum 6 serving as a fixed body is inserted facing the rotating drum 5. On the upper surface of the rotary drum 5, a tapered recess having a mortar shape is used as a tapered recess.
5a and a cylindrical portion 5b vertically extending from the tapered concave portion 5a are formed, and the outer diameter is smaller than the inner diameter so as to have a certain gap with the frame 4. An output shaft 7 is integrally provided on the lower surface of the rotary drum 5,
Are rotatably inserted into the frame 4. The output shaft 7 is an operating member (not shown) of various devices to which the speed adjusting mechanism is mounted.
To directly or indirectly adjust the operating speed of the operating member. The fixed drum 6 is disposed to face the rotating drum 5, and has a conical convex portion 6 a facing the tapered concave portion 5 a of the rotating drum 5, and a cylindrical portion of the rotating drum 5.
A shaft portion 6b opposed to 5b is formed. That is, the tapered concave portion 5a of the rotating drum 5 and the conical convex portion 6a of the fixed drum 6
The opposing surface has an operation area, and the opposing gap forms an operation gap width, and the opposing surface of the shaft portion 6b and the cylindrical portion 5b forms an operation area, and these portions are made of viscous grease. Are the action area and the action gap width for adjusting the shear resistance. The fixed drum 6 is vertically movable with respect to the rotary drum 5, whereby the fixed drum 6
The operation area and the operation gap width between the motor and the rotary drum 5 are adjusted. As shown in FIG. 3, the vertical movement of the fixed drum 6 is performed by being guided by a guide portion including a groove formed in the vertical direction on the inner surface of the frame 4 and a projection 8 fitted in the groove. is there. The slide is performed by an adjusting screw 9 rotatably mounted on the upper portion of the fixed drum 6. The adjusting screw 9 is screwed to a top plate 10 fixed to the upper part of the frame 4 by a spring pin 11. When the screw 9 is rotated clockwise or counterclockwise, the screw 9 moves in the axial direction. The stationary drum 6 moves up and down. The assembly of this embodiment is performed by inserting the rotating drum 5 into the frame 4 and fitting the output shaft 7 to the frame 4 and fitting the fixed drum 6 to the frame 4 from above the rotating drum 5. Done. In this case, viscous grease (not shown) is previously applied to one or both of the conical convex portion 6a and the shaft portion 6b of the fixed drum 6 and the tapered surface 5a and the cylindrical portion 5b of the rotary drum 5. . Viscous grease is also applied to the gap between the rotary drum 5 and the frame 4. Then, the fixed drum 6 is lowered along the protrusion 8, and then the top plate 10 is put on the frame 4 while being screwed to the adjusting screw 9, and the top plate 10 is fixed with the spring pin 11. In this embodiment assembled as described above, the conical convex portion 6a of the fixed drum 6, the tapered concave portion 5a of the rotating drum 5, and the facing surface where the shaft portion 6b and the cylindrical portion 5b wrap, and the gap width are equal to the shear resistance of the viscous grease. And the action gap width.
That is, in FIG. 2, the fixed drum 6 is located above the rotating drum 5, and in this case, the working area of these wrap portions is small and the gap width between them is large. 4. On the contrary, as shown in FIG. 4, the fixed screw 6 is lowered by rotating the adjusting screw 9 and the shaft portion 6b is moved into the cylindrical portion 5b of the rotary drum 5. When the conical convex portion 6a is brought into close proximity to the tapered concave portion 5a of the rotating drum 5,
The contact area of the viscous grease that comes into contact with both the drum and the fixed drum 6 increases, and the shear resistance increases. Therefore, the speed of the rotating drum 5 becomes a slow speed. 2 and 4, the working area and the working gap width between the fixed drum 6 and the rotary drum 5 change according to the amount of lowering of the fixed drum 6, and the shearing resistance of the viscous grease changes accordingly. Can be adjusted to rotate the rotary drum 5 at an appropriate speed. In this embodiment, it is not necessary to interpose viscous grease in the gap between the rotary drum 5 and the frame 4, and in this case, the speed is not adjusted in the state shown in FIG. 5 to 7 show another embodiment of the present invention. In this embodiment, a ring body 17 having a tapered surface 16 having an inclination angle whose diameter gradually increases downward is formed as a conical protrusion outside the core shaft 14 of the rotary drum 5. On the other hand, the fixed drum 6 facing the rotary drum 5 is formed as a tapered recess with a ring groove 18 into which the ring body 17 is inserted and a circular hole into which the core shaft 14 is inserted at the center. The ring groove 18 is cut out at the same inclination angle as the tapered surface 16 of the ring body 17. By applying viscous grease (not shown) to both or one of the ring body 17 and the ring groove 18, viscous grease is interposed between them. With such a configuration, when the adjustment screw 9 is rotated to move the fixed drum 6 up and down, the insertion depth of the ring body 17 into the ring groove 18, that is, the working gap width changes.
Since the ring body 17 and the ring groove 18 are inclined at the same angle, the working area of the wrap portion between the ring body 17 and the ring groove 18 changes according to the insertion depth. That is, in the state of FIG. 5, the insertion depth of the ring
The working gap width with the ring 18 is large, the working area is small, and the contact area of the viscous grease interposed between the ring body 17 and the ring groove 18 is small. Therefore, in this case, the shear resistance of the viscous grease is small, and the rotating drum 6 rotates relatively quickly. On the other hand, in the state shown in FIG. 7 in which the fixed drum 6 is lowered, the insertion depth of the ring body 17 is large, the working gap width with the ring groove 18 is small, and the working area is large. As a result, the shear resistance of the viscous grease is increased, and the speed is adjusted so that the rotation of the rotary drum 5 becomes gentle.
Since the shear resistance of the viscous grease fluctuates according to the insertion depth of the ring body 17 between these, the fixed drum 6
The optimal rotation speed of the rotary drum 5 can be obtained by the vertical adjustment of. Next, an apparatus to which the above speed adjustment mechanism is applied will be described. FIG. 8 is a front view when applied to a gate closer. The gate side hinge 40 and the gate column side hinge 41 are connected by a hinge shaft 42 so as to rotate relatively. A return spring 43 composed of a coil spring is wound around the hinge shaft 42. When the gate-side hinge 40 rotates, the hinge shaft 42 rotates integrally and energy is stored in the return spring 43. The frame body of the speed adjusting mechanism 44 is attached to the portal-side hinge 41, and the speed adjusting mechanism 44 is fixed to the hinge 41 and has a hinge shaft 42 inserted therein.
In such a gate closer, the speed adjusting mechanism of the embodiment is used, and the hinge shaft 42 is a movable body of the speed adjusting mechanism 44. By using the door closer in this way, regardless of the strength of the return spring 43,
The closing speed and time of the gate can be freely adjusted. 9 and 10 show an example in which the present invention is applied to a cassette lid opening / closing device of a tape cassette device. A return spring 46 made of a torsion spring is wound around a shaft 45 to which a bracket 47 is attached, and one end of the shaft 45 is inserted into a speed adjusting mechanism 48 and connected to an output end (not shown). I have. One end 46 of the return spring 46
a is hooked on a bracket 47, and the other end 46b is hooked on a fixing bracket 49 that rotatably supports the shaft 45. The cassette lid (not shown) is attached to the bracket 47, and the bracket 47 is opened by opening the cassette lid.
It stands up as shown by the solid line in FIG. 10, and the bracket 47 falls down as shown by the chain line in FIG. 10 by closing the cassette lid. This closed state is maintained by a lock mechanism such as a lock claw (not shown). When the lock of the lock mechanism is released, the bracket 47 is rotated by the spring force of the return spring 46, and the cassette lid is automatically opened. At the time of this automatic opening, since the shaft 45 is connected to the speed adjusting mechanism 48, the speed of the opening operation can be arbitrarily changed. FIGS. 11 and 12 show a case where the present invention is applied to an opening and closing device such as a toaster and a side lid of an oven. The movable metal fitting 50 is rotated by its own weight from the solid line position in FIG. 12 to the chain line position with respect to the fixed metal fitting 51, and the lid is opened. The movable metal fitting 50 is connected to the speed adjusting mechanism 52. Therefore, the speed of the opening operation of the movable fitting, that is, the lid can be arbitrarily adjusted by adjusting the speed adjusting mechanism 52. [Effects of the Invention] As described above, according to the present invention, the fixed body and the movable body are each provided with a tapered concave portion on one side and a conical convex portion corresponding to the tapered concave portion on the other side. A circular hole is provided at one center, and a core shaft corresponding to the circular hole is provided at the other center, and the fixed body and the movable body have a tapered concave portion and a corresponding conical convex portion opposed to each other in a case, The core shaft is inserted and installed in the circular hole so as to be freely inserted and removed, and the working area and the working gap width between the fixed body and the movable body are simultaneously adjusted to change the shear resistance of the viscous grease. The speed can be adjusted effectively and arbitrarily as desired, and downsizing of the device can be achieved. In addition, there is a problem that the biasing force of the return device decreases over time and auto return cannot be performed. To prevent Can be. Further, the fixed body and the movable body are moved and adjusted in the case, and the case itself does not change, so that the case internal volume does not change. Therefore, by changing the case, the area of the shear surface is not reduced, and the amount of viscous grease is less than the internal volume of the case, so that the shear resistance does not suddenly decrease. Furthermore, since the adjustment of the working area and the working gap width by moving and adjusting the fixed body or the movable body can be performed by the adjusting screw, the adjustment is simple and the application is possible regardless of the axial direction. It works. Further, according to the present invention, the working area and the working gap width can be simultaneously and simultaneously adjusted, so that the adjustment is easy.
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B),(C)は本発明の原理を示す断
面図、第2図、第3図および第4図は本発明の実施例の
断面図、III−III線断面図および調整状態の断面図、第
5図,第6図及び第7図は、本発明の他の実施例を示す
断面図、IX−IX線断面図および調整状態の断面図、第8
図は門扉クローザーに適用した正面図、第9図および第
10図はカセット蓋開閉装置に適用した側面図および正面
図、第11図および第12図は一般の蓋開閉装置に適用した
側面図および正面図である。
1……固定体、2……可動体、
3,15……粘性グリース、
5……回転ドラム(可動体)、
6……固定ドラム(固定体)、
9……調整ねじBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1 (A), 1 (B) and 1 (C) are cross-sectional views showing the principle of the present invention, and FIGS. 2, 3 and 4 are cross-sectional views of an embodiment of the present invention. FIG. 5, a sectional view taken along line III-III and a sectional view in an adjusted state, FIGS. 5, 6, and 7 are sectional views showing another embodiment of the present invention, a sectional view taken along a line IX-IX, and an adjusted state. Sectional view, eighth
The figure shows a front view applied to a gate closer, FIG. 9 and FIG.
FIG. 10 is a side view and a front view applied to a cassette lid opening / closing device, and FIGS. 11 and 12 are a side view and a front view applied to a general lid opening / closing device. 1 ... fixed body, 2 ... movable body, 3,15 ... viscous grease, 5 ... rotating drum (movable body), 6 ... fixed drum (fixed body), 9 ... adjustment screw
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−12077(JP,A) 実開 昭51−43788(JP,U) 実開 昭51−43787(JP,U) 実開 昭53−165192(JP,U) ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (56) References JP-A-54-12077 (JP, A) Actual opening Sho 51-51788 (JP, U) Actual opening Sho 51-43787 (JP, U) Actually open 1979-165192 (JP, U)
Claims (1)
断抵抗で可動体の速度を緩和する速度調整機構におい
て、固定体と可動体には、一方にテーパ凹部が、他方に
前記テーパ凹部に対応する円錐凸部が設けられると共
に、該テーパ凹部および円錐凸部には、一方の中心に円
孔が、他方の中心に前記円孔に対応する芯軸が設けら
れ、この固定体と可動体はケース内にテーパ凹部と円錐
凸部が対向し、前記円孔に芯軸が出入自在に挿入されて
配置され、固定体および可動体の少なくとも一方が移動
調整可能に固定されており、その移動調整により固定体
と可動体との作用面積および作用間隙幅が同時に連動し
て調整可能となっていることを特徴とする速度調整機
構。 2.固定体と可動体との間に介在した粘性グリースの剪
断抵抗で可動体の速度を緩和する速度調整機構におい
て、固定体と可動体には、一方にテーパ凹部が、他方に
前記テーパ凹部に対応する円錐凸部が設けられると共
に、該テーパ凹部および円錐凸部には、一方の中心に円
孔が、他方の中心に前記円孔に対応する芯軸が設けら
れ、この固定体と可動体はケース内にテーパ凹部と円錐
凸部が対向し、前記円孔に芯軸が出入自在に挿入されて
配置され、固定体および可動体の少なくとも一方が移動
調整可能に固定され、その移動調整される方の固定体及
び可動体には、ケースに進退自在に設けられた調整ねじ
が直接又は間接に当接され、該調整ねじの進退により移
動調整可能となっており、その移動調整により固定体と
可動体との作用面積および作用間隙幅が同時に連動して
調整可能となっていることを特徴とする速度調整機構。(57) [Claims] In a speed adjusting mechanism that moderates the speed of the movable body by the shear resistance of the viscous grease interposed between the fixed body and the movable body, one of the fixed body and the movable body has a tapered concave portion, and the other has a tapered concave portion. A conical convex portion is provided, and the tapered concave portion and the conical convex portion are provided with a circular hole at one center and a core shaft corresponding to the circular hole at the other center. A tapered concave portion and a conical convex portion are opposed to each other in the case, and a core shaft is inserted into and out of the circular hole so as to be freely inserted and removed. A speed adjusting mechanism characterized in that the action area and the action gap width of the fixed body and the movable body can be simultaneously adjusted in conjunction with each other. 2. In a speed adjusting mechanism that moderates the speed of the movable body by the shear resistance of the viscous grease interposed between the fixed body and the movable body, one of the fixed body and the movable body has a tapered concave portion, and the other has a tapered concave portion. A conical convex portion is provided, and the tapered concave portion and the conical convex portion are provided with a circular hole at one center and a core shaft corresponding to the circular hole at the other center. The tapered concave portion and the conical convex portion face each other in the case, and a core shaft is inserted and arranged in the circular hole so as to be freely inserted and removed. An adjustment screw provided to the case is movable directly or indirectly to the fixed body and the movable body, and the movement of the adjustment screw can be adjusted by the movement of the adjustment screw. Working area and work with movable body Speed adjustment mechanism, characterized in that the gap width is adjustable in conjunction simultaneously.
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