JP2730225B2 - 荷物スペースを有する車両の二輪車固定装置 - Google Patents

荷物スペースを有する車両の二輪車固定装置

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JP2730225B2
JP2730225B2 JP1303634A JP30363489A JP2730225B2 JP 2730225 B2 JP2730225 B2 JP 2730225B2 JP 1303634 A JP1303634 A JP 1303634A JP 30363489 A JP30363489 A JP 30363489A JP 2730225 B2 JP2730225 B2 JP 2730225B2
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motorcycle
frame
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和志 尾崎
満 亀山
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、荷台あるいは荷室等の荷物スペースを有
するトラックあるいはバン等の車両のその荷物スペース
にオートバイあるいは自動車等の二輪車を固定する装置
に関し、特に荷台のガードフレームや荷室のパーティシ
ョンパイプ等の荷物スペースの荷物を仕切る立設部材の
上部を倒れ可能とし、この倒れ可能部に二輪車の車輪を
嵌め込む支柱を形成した荷物スペースを有する車両の二
輪車固定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のトラックの荷台に二輪車を固定する場合には、
第12図に示すように、荷台1のロープフック2にロープ
3を引っ掛けながら、ロープ3で二輪車4を縛り付けて
固定していた。
また、バン型車両の荷室に二輪車を固定する場合に
も、ロープで縛る等して固定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の荷物スペースを有す
る車両の二輪車固定方法にあっては、不安定な二輪車を
ロープ等で縛って固定するものであるため、何本ものロ
ープを強くかつバランス良く掛けなければならず、固定
が面倒であり、また、しっかり固定したつもりでも、運
搬時の振動等でロープが緩んで二輪車が転倒したり、荷
台やその他の積載物と干渉してしまう恐れがあるという
問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、トラックの荷台やバン型車両の荷室に二輪
車をロープを必要とせずに、簡単かつ確実に固定するよ
うにした荷物スペースを有する車両の二輪車固定装置を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明は、荷物スペースの荷物を仕切る立
設部材を下部の支持フレームと上部の可倒フレームとに
より構成するとともに、前記支持フレームを荷台から立
ち上げて車体に固定し、さらに前記可倒フレームを前記
支持フレームの上端に、当該可倒フレームの上部が前記
支持フレームの上端より低い高さまで倒れ可能に連結
し、当該可倒フレームには二輪車の車輪を嵌め込む支柱
を形成することにより、荷物スペースを有する車両の二
輪車固定装置とした。
〔作用〕
二輪車を固定しない場合には、荷台や荷室の荷物を仕
切る立設部材の上部をなす可倒フレームを直立させてお
く。そして、二輪車を固定する場合には、立設部材の可
倒フレームを、その上部が支持フレームの上端より低い
高さまで倒すことにより、可倒フレームを、支持フレー
ム側が高く且つそれより遠い側が低くなるように全体と
して傾斜姿勢にする。そこで、可倒フレームに形成した
支柱に車輪を嵌め込むと、車輪は高さ方向における中途
において支持されるために確実に支持され、二輪車は倒
れが防止された状態で車両に固定される。
そして、二輪車を搭載しないときには可倒フレームを
直立させておくことにより、支持フレームと可倒フレー
ムとで通常の立設部材として機能する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例としてトラックの荷台に二輪
車を固定する装置を図面を参照して説明する。
まず構成を説明する。
第2図に示すように、荷物スペースである荷台の前部
に、荷物を仕切る立設部材として設けられるガードフレ
ーム6の下部を、荷台に固定される支持フレーム7と
し、ガードフレーム6の上部をこの支持フレーム7に対
して倒れ可能な可倒フレーム8とする。
第3図及び第4図に示すように、支持フレーム7の上
部には可倒フレーム8の下部が結合ボルト9及びナット
10により回動可能に固定される。可倒フレーム8は直立
した状態で、結合ピン10を支持フレーム7及び可倒フレ
ーム8に形成した貫通孔に挿通し、結合ボルト9にナッ
ト10を締め付けることにより、第5図に示すように、直
立した位置で固定される。そして、第6図に示すよう
に、結合ピン11を抜き取り、結合ボルト9のナット10を
緩めることにより、可倒フレーム8を支持フレーム7に
対して倒すことができる。この時、可倒フレーム8の先
端は、荷台1のホイールハウス12に突き当たる。
可倒フレーム8には、第2図に示すように、上部8aと
水平部8bとの間に2対の斜めに平行な支柱8c,8c及び8d,
8dが形成される。
次ぎに上記実施例の動作を説明する。
二輪車を固定しない場合は、第2図〜第5図に示すよ
うに、支持フレーム7に対して可倒フレーム8が貫通孔
に結合ピン11を挿通され、結合ボルト9にナット10を締
め付けられて、直立した状態で固定される。
二輪車を固定する場合は、結合ピン11を抜き取り、ナ
ット10を緩めて、可倒フレーム8をホイールハウス12に
突き当たるまで荷台方向に倒し、再度結合ボルト9及び
ナット10を締め付けて、可倒フレーム8を倒れた状態で
支持フレーム7に固定する(第6図参照)。
この状態で、第1図及び第7図〜第9図に示すよう
に、可倒フレーム8の上部8aと水平部8bと2本の支柱8
c,8cの間に二輪車4の前輪13を嵌め込む。このとき、二
輪車4の前輪13は荷台1の床面より浮いた状態かつハン
ドルを切った状態で、可倒フレーム8の支柱8c,8cに固
定される。このため二輪車4は、ロープを必要とせず、
簡単かつ確実に固定される。
なお、二輪車4の前輪13は可倒フレーム8に形成され
たもう一対の支柱8d,8dに嵌め込んでもよいし、2対の
支柱8c,8c及び8d,8dの間にそれぞれ1台づつ2台の二輪
車を固定することもできる。
上述した実施例において、第10図に示すように、可倒
フレーム8の支柱8c,8cに嵌め込んだ二輪車4の前輪13
を支柱8c,8cに固定する固定部材14,15を設けるようにし
てもよい。
この固定部材14,15によれば、二輪車4の前輪13を強
固に固定できるため、悪路等でも運搬可能である。
また、第11図に示すように、支柱8c,8cの間の空間の
大きさを調整する調整部材16を設けてもよい。
この調整部材16によれば、種々の大きさのタイヤに対
応して、前輪13を固定することができる。
さらに、第11図に示すように、支柱8c,8cの内側に例
えばゴム等の柔軟な材料からなる保護部材17を設けても
よい。
この保護部材17によれば、支柱8c,8cの間に嵌め込ま
れる前輪13を傷付けないように保護することができる。
なお、荷物スペースを有する車両の二輪車固定装置と
して、トラックの荷台のガードフレームの上部を倒れ可
能とした実施例を示したが、この発明はバン型車両の荷
室のパーティションパイプに適用でき、パーティション
パイプの上部を倒れ可能とし、その倒れ可能部に二輪車
の車輪を固定する支柱を形成するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、立設部材の
上部の可倒フレームを倒すだけで二輪車固定装置とする
ことができる。
特にこの発明においては、二輪車を車両に搭載しない
ときには、立設部材を通常のガードフレームとして使用
することができるし、二輪車を搭載したときには、立設
部材のうち中途から上の可倒フレームを倒すことによ
り、全体として傾斜した固定装置とすることができる。
このとき可倒フレームは前記のように傾斜した状態で使
用されるから、車輪を上下方向中途において確実に保持
することができるし、立設部材の中途から上を倒すとい
う簡単な操作により、前記の傾斜した二輪車固定装置を
直ちに得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる荷物スペースを有する車両の
二輪車固定装置の一実施例を示す斜視図、第2図はこの
発明のガードフレームの斜視図、第3図はガードフレー
ムの支持フレームと可倒フレームとの結合部を示す拡大
側面図、第4図は第3図のIV−IV線における断面図、第
5図はガードフレームの可倒フレームが直立している状
態を示す側面図、第6図は可倒フレームが倒れている状
態を示す第5図と同様の側面図、第7図は可倒フレーム
に二輪車の前輪を嵌め込んで固定している状態を示す側
面図、第8図は第7図の平面図、第9図は第7図の正面
図、第10図はこの発明の別の実施例を示す側面図、第11
図はさらに別の実施例を示す平面図、第12図は従来の二
輪車固定方法を示す第1図と同様の斜視図である。 1……荷台(荷物スペース)、4……二輪車、6……ガ
ードフレーム(立設部材)、7……支持フレーム(立設
部材)、8……可倒フレーム(倒れ可能部)、8c,8d…
…支柱、9……結合ボルト、10……ナット、11……結合
ピン、13……前輪、14,15……固定部材、16……調整部
材、17……保護部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物スペースの荷物を仕切る立設部材を下
    部の支持フレームと上部の可倒フレームとにより構成す
    るとともに、前記支持フレームを荷台から立ち上げて車
    体に固定し、さらに前記可倒フレームを前記支持フレー
    ムの上端に、当該可倒フレームの上部が前記支持フレー
    ムの上端より低い高さまで倒れ可能に連結し、当該可倒
    フレームには二輪車の車輪を嵌め込む支柱を形成したこ
    とを特徴とする荷物スペースを有する車両の二輪車固定
    装置。
JP1303634A 1989-11-22 1989-11-22 荷物スペースを有する車両の二輪車固定装置 Expired - Lifetime JP2730225B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH03164337A JPH03164337A (ja) 1991-07-16
JP2730225B2 true JP2730225B2 (ja) 1998-03-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039293Y2 (ja) * 1981-04-30 1985-11-25 スズキ株式会社 貨物自動車における二輪車運搬用保持金具
JPS62189946U (ja) * 1986-05-26 1987-12-03
JPS6344847U (ja) * 1986-09-10 1988-03-25

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JPH03164337A (ja) 1991-07-16

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