JP2724994B2 - 軟玉粉が含浸されたステープルファイバー不織布の製造方法 - Google Patents

軟玉粉が含浸されたステープルファイバー不織布の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軟玉(Nephrite Jad
e) の微細な粉末粒子が含浸されたステープルファイバ
ー(staple fibre)の製造方法に関するもので、特に、
透角閃石−陽起石系列の繊維が非常に細い交織繊維懸微
構造になった軟玉の微細粉末粒子をポリアミド系及びポ
リエステル系混合単繊維のランダム組織組織内に含浸状
に吸着されるようにすることにより、軟玉の有する、例
えば人体の疾患(憂鬱症、目眩、頭痛等)治療効能、物
体の不純物除去(重金属除去、冷蔵庫悪臭除去等)機
能、水質改善機能、植物生長促進機能等の卓越した効能
を、人類の有益な生活で広範囲に適用される軟玉粉が含
浸されたステープルファイバー不織布の製造方法に関す
るものである。
【0002】より具体的には、特性の異なる二つの単繊
維の綿俵[6.6ナイロンのステープルファイバーベー
ル(Bale)とポリエチレンナフタレートステープルファ
イバーベール]を開俵し、これを3:2の比率に開繊
(bin Blending)→浄繊(Cleaning)→混繊(Blendin
g)の反復工程で合成して製造する既知のステープルフ
ァイバー不織布製造工程において、初期の開繊された繊
維面に微粒子状の軟玉粉末を水分存在下で霧状で撒布し
て繊維の表皮層に軟玉粉が吸着されるようにし、これを
高温で収縮するポリエチレン繊維の特性を用いて210
〜240℃で速乾させた後、常温に急冷させることによ
り、ポリエチレン繊維の表面に吸着されていた軟玉粉が
ポリエチレン繊維の熱収縮によってともに移行しナイロ
ン及びポリエチレン混合単繊維のランダム組織深層部に
含浸状に均一に吸着されて、軟玉専有の特性が転移され
た優れた効能のステープルファイバー不織布を簡単な工
程で量産し得る製法に関する。
【0003】
【従来の技術】周知のように、玉(Jade) は硬玉と軟玉
に大別され、硬玉(Jadeite) は、輝石族(pyroxene fam
ily) に属する鉛輝石組鉱物で、珪酸、酸化アルミニウ
ム、ソーダ(soda)より成る単斜晶系物質である。その
硬度は水晶のような緻密な塊に等しく、色は黒色、青緑
色、緑色であり、透明であるか半透明であるものであ
り、普通、玉という場合はこの硬玉を示す。
【0004】軟玉(Nephrite Jade)は、イノ珪酸塩(I
nosilicates) の単斜晶系輝閃石鉱物体として、苦土質
大理岩中軟玉と蛇紋石化超塩基性軟玉とに分けられ、こ
れらの品質はその微細構造、つまり透角閃石−陽起石晶
子が束組と繊維となる粗細な程度によって決定され、繊
維が極めて細くなるほど品質がよいものであると知られ
ている。
【0005】ドイツの権威ある医学系文献に発表された
報告(Mauda Palmer Die Verborgeneの”KRAFF der KRIS
TALLE und der EDELSTEINE”)によると、硬玉と軟玉は
相違した二種の鉱石で、これらは大部分の宝石のように
シリコンと酸素を含有しているが、硬玉は顆粒形クリス
タルより成っているのに対し、軟玉は繊維質、髪の毛の
ような無数なクリスタルと微粒集合体より成っている差
がある。特に軟玉は、硬玉におけるナトリウムとアルミ
ニウム組成分と異なり、人体に有益な3種の鉱物、つま
りカルシウム、鉄分、マグネシウムを主成分としている
ので、軟玉を着用した時、高血圧、糖尿病循環器障害、
心臓病及び腎臓障害による病苦の治癒に大きい影響を及
ぼす、と最近記されたことがある。
【0006】東洋医学の古典である東医宝鑑にも、玉を
烏米酒と地楡酒に入れると水に変わり、忽漿水に入れる
と飲みよく、玉屑を麻豆大の大きさで食べると老廃物を
体外に排出させ、玉屑1升、地楡草1升、稲米1升、白
露3升を一緒に混ぜて銅釜に入れ飯を炊くと玉屑が水に
変わり、これを玉液といい、いわゆる神仙玉漿というと
明かしている。又、神農本草、唐本草、本草綱目による
と、玉を粉に砕き胡麻粒のように作って服用すると五臓
六腑を潤沢にし、体内の老廃物をすっかり排出させる効
果があるだけでなく、下記のような主な治療効果がある
と明かしている。
【0007】 胃中の熱を除去して消化系統に効果が
ある。 気管支喘息と身熱が出胸苦しい貧血症によく渇を休
ませる。 胡麻粒のように砕いて長期服用すると、体が飛び立
つが如く軽くなり長寿する。 肺臓の機能を潤滑にし、声帯の発声を助け、咽喉に
よい。
【0008】 毛髪に影響を与え、五臓の機能を促進
させ、特にストレス症神経性疾患を鎮静させる。 そのほかにも、筋肉が引き締まり痙攣が起こる時、白玉
を粉に砕いて食べるとよく、顔、体に傷痕がある時、軟
玉で傷部位を数日間擦ると傷跡が無くされる等、軟玉の
主な成分は人体の主な要素と一致して、副作用なしに人
体に卓越した効能を発揮すると先々から知られてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軟玉
は、その希少性のため、前記のような卓越した医学的効
能があるものと知られているに拘わらず、首巻、指輪、
腕輪等の一部身辺装飾用装身具としての利用にだけ限定
されており、さらに高価品であるため経済的に不利であ
り、軟玉を用いた一般生活用品としての開発は殆ど皆無
であるのが実情であり、よってこれらの研究開発が切実
に要求されている。
【0010】本発明者は前記のような軟玉の卓越した医
学的効能に注目し、十数年間の研究実験を重ねた刻苦の
末、下記[表1]に示すような組成成分として究明され
た軟玉(Nephrite Jade)及び軟玉粉(Nephrite Jade p
owder) は、優れた医学的効能以外にも重金属除去機
能、悪臭除去機能、植物の成長促進機能、水質改善機能
等の物理的に優れた効能があることを発見し、本発明を
完成するに至った。
【0011】
【表1】本発明の玉粉試料の半定量的分析値(Semi-Qua
ntitative Analysis) 珪素 34% マグネシウム 10% カルシウム 4.9% 鉄 0.23% アルミニウム 0.16% 銅 0.17% コバルト 0.046% マンガン 0.14% 錫 0.024% ベリリウム 0.00072% 銀 0.0013% チタン 0.0038% ニッケル 0.0028% クロム 0.0030% その他 0% 従って、本発明の主たる目的は、前記[表1]に示した
ような軟玉粉の卓越した効能を用いて各種被服類、寝具
類、メディカルマットレス、パッジング剤用不織布、
枕、座布団等、日常生活に広範囲に適用し得る医学的、
物理学的効能の優れた新規のステープルファイバー不織
布の製造方法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、既存の開繊、浄繊、
混繊の反復工程により製造されるステープルファイバー
紡績工程において、繊維の表面に水分存在下で霧状に吸
着された軟玉粉が混合繊維中の熱収縮性繊維の高温体積
収縮により混合繊維のランダム組織内に含浸状で均一に
吸着された優れた効能を有するステープルファイバー不
織布の製造方法を提供することにある。
【0013】本発明のさらに異なる目的は、特異な組成
成分より成る希少性軟玉の採鉱時又は宝石細加工時に派
生される流失物又は廃棄物として処理される軟玉粉末の
利用を極大化し得るようにすることである。本発明のそ
の他の目的と利点は以下にはっきりと明記されている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1の発明に係る軟玉粉
が含浸されたステープルファイバー不織布の製造方法
は、ポリアミド系単繊維とポリエステル系単繊維で成る
混合繊維の初期開繊の繊維面に、軟玉粉微粒子を水分存
在下で霧状に撒布して吸着させ、これを開繊、浄繊、混
繊の反復工程により混合繊維のランダム組織内に含浸さ
れるようにしたものを、高温乾燥によるポリエステル系
単繊維の熱収縮により混合繊維の体積を収縮させながら
軟玉粉微粒子が混合繊維のランダム組織内に含浸状に吸
着されるようにすることを特徴とする。
【0015】請求項2の発明に係るステープルファイバ
ー不織布の製造方法は、前記請求項1に記載したポリア
ミド系単繊維が6.6ナイロンであることを特徴とす
る。請求項3の発明に係るステープルファイバー不織布
の製造方法は、前記請求項1に記載したポリエステル系
単繊維がポリエチレンナフタレートであることを特徴と
する。
【0016】請求項4の発明に係るステープルファイバ
ー不織布の製造方法は、前記請求項1に記載したポリエ
ステル系単繊維の熱収縮が、210〜240℃で速乾し
てから常温に急冷して、繊維表面に付着された軟玉粉微
粒子が繊維体積の縮小変化により緊密に含浸状に吸着さ
れるようにしたことを特徴とする。請求項5の発明に係
るステープルファイバー不織布の製造方法は、前記請求
項1に記載した軟玉粉が透角閃石−陽起石系列の繊維が
非常に細い交織繊維懸微構造になった軟玉を250〜3
50メッシュに粉末化したものであることを特徴とす
る。
【0017】請求項6の発明に係るステープルファイバ
ー不織布の製造方法は、前記請求項1又は5に記載した
軟玉粉が下記の半定量的分析値の組成成分より成る軟玉
粉末であることを特徴とする。 珪素 34% マグネシウム 10% カルシウム 4.9% 鉄 0.23% アルミニウム 0.16% 銅 0.17% コバルト 0.046% マンガン 0.14% 錫 0.024% ベリリウム 0.00072% 銀 0.0013% チタン 0.0038% ニッケル 0.0028% クロム 0.0030% その他 0%
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明のステープルファイバ
ー不織布を製造するための全体工程を示したブロック図
であり、図2〜図5は本発明のステープルファイバー不
織布を製造するための装置を設置した状態を示した全体
図であり、図6は軟玉粉撒布装置(4)を示した斜視図
である。
【0019】図1は具体的に、特性の相違した二つの原
綿の梱包、つまりポリアミド系ステープルファイバーベ
ールとポリエステル系ステープルファイバーベールを開
俵し、これを3:2の重量比でベールオープナー(A)
内に投入させながら開繊し、開繊された混合繊維には、
撒布器(4)で水分存在下で霧状に撒布される軟玉粉が
浸漬状に付着されるようにし、これを開繊したものをミ
キシングフィーダ(Mixing feeder)(B)→ミキシン
グビン(Mixing Bin)(C)→ストックビン(Stock Bi
n)(D)に順次送風移送させながら公知方法により混
繊、開繊工程を繰り返して軟玉粉が均一に付着された繊
維の撚りを形成し、これをカーディング部(Carding)
(E)→シーティング部(Sheeting)(F)→ヒーティ
ング部(Heating)(G)を経て常温に冷却することに
より軟玉粉が混合繊維のランダム組織内に含浸状に付着
されるようにした後、裁断工程を経て本発明の不織布を
完成する工程を示している。
【0020】図2〜図5に示すように、ポリアミド系ス
テープルファイバー3、ポリエステル系ステープルファ
イバー2の重量比で成る混合繊維はコンベヤー上に積載
されてベールオープナー(A)の内部に移送され、底部
コンベヤー(2)を通し大型スパイクラチス(3)とロ
ータリービータ(3a)により適宜の粒度に開綿され出
口に落下する。出口には、図6に示した軟玉粉撒布装置
(4)が設置されており、軟玉粉は、軟玉粉の含有され
た溶液槽(図示せず)から揚水ポンプ(41)により押
送され、必要によって4〜8個で構成されたノズル(4
2)により出口に落出される混合繊維に霧状に撒布され
て、混合繊維が浸漬状態で軟玉粉付着される。
【0021】このように軟玉粉が付着された混合繊維は
フィーダローラー(5)とビータ(6)により再開繊さ
れた後、ダクト(7)を介してミキシングフィーダー
(B)に送風移送され、ミキシングフィーダ(B)の上
部に設置された混繊器(8)により混繊工程を経て、混
繊工程を経た混合繊維はスパイクロール(10)により
再び開繊及び混繊工程を繰り返しながら軟玉粉の均一に
付着された繊維の撚りを形成した後、カーディング部
(E)でランダム組織の混合繊維を形成し、次いでシー
ティング部(F)でシート状の不織布を形成したものを
ヒーティング部(G)で210〜240℃で速乾してか
ら冷却器で常温に急冷させることにより、混合繊維のラ
ンダム組織内には軟玉粉が均一に含浸状に付着された不
織布が得られた。
【0022】このような本発明において、初期開繊の混
合繊維綿に付着される軟玉粉は、略35〜45%含水分
状態に混合繊維が浸漬されることにより付着させること
が望ましい。これは、以後繰り返される混繊、開繊工程
及び送風移送中に発生される水分の自然蒸発分を考慮す
るだけでなく、特に混合繊維の表面に付着された軟玉粉
の含水分と軟玉粉吸着量とは正比例する事実に起因する
もので、過量吸着時は以後完成品の引張強度、延伸性
等、原綿の固有特性に大きい影響を及ぼし、逆に適量以
下の吸着時は軟玉粉の効能が比較的低い品質低下をもた
らして製品の信頼性に影響を及ぼすためである。
【0023】従って、混合繊維、つまり原綿の固有特性
を維持しながら軟玉粉の優秀な効能を有する製品を得る
ためには35〜45%含水分状態で軟玉粉を付着させる
ことが最も望ましいことを実際、実験により確認するこ
とができた。このような本発明の前記実施例は軟玉粉含
浸不織布の製造の実施例を示すものであるが、本発明の
カーディング部(E)で繊維を形成する以前に公知方法
によりウェブ(Web)固定を経ることもできることはも
ちろんであり、更にウェブは口径約3.5〜4.5mm
のラッパ管(Trumpet)を通過させてロープ形状をスラ
イバー形状に変える配向(orientation)工程と平行(p
aralleligaition)工程とドラフト工程を経て1次繊維
集合体を形成した紡績糸を得ることもできる。
【0024】このような本発明に使用されるポリアミド
系繊維は6−ナイロン、6.6−ナイロン、6.10ナ
イロン、7ナイロン、11ナイロン中から選択的に使用
され、ポリエステル系繊維としてはポリエチレンテレフ
タレート繊維、ポリエチレンナフタレート繊維中から選
択的に使用されるが、望ましくは融点264℃の6.6
ナイロンと融点226〜230℃のポリエチレンナフタ
レート繊維を3:2重量比に混合使用するほうが良い。
これは本発明の加熱工程のうち、210〜240℃の速
乾によるポリエチレンナフタレート繊維の熱収縮により
軟玉粉含浸のランダム組織を有する混合繊維を効果的に
得るためのものであるが、必ずしもこれに限定されない
ことはもちろんである。
【0025】このような本発明による不織布をメディカ
ルマットリスに使用して臨床試験した結果は、下記のよ
うに臨床試験患者の88%が効果あることと判明され
た。 ◎被検査者の選定基準及び選定方法 大田大学校付属漢方病院に入院治療した患者のうち、頭
痛、不眠、眩暈、不安、手足の痺れ等の症状を訴えるか
診断される患者25人を臨床試験対象者として選定し
た。 ◎観察種目及び検査方法 頭痛、不眠、眩暈、不安、手足の痺れ等に対して入院治
療中の患者に一定期間(10日以上)使用させた後、患
者の状態及び身体変化の有無を観察した。 ◎評価基準及び評価方法 A.評価基準:観察種目に対し初診時の状態を基準にし
た。
【0026】B.評価方法:下記[表2]のような方法
で評価した。
【0027】
【表2】
【0028】◎臨床試験結果(主要効能効果) 1.頭痛及び眩暈の緩和 2.不眠、不安、症状の回復 3.手足の痺れ症状の改善 4.消化不良等の症状好転 (臨床結果に基づく)評価方法による試験結果は下記
[表3]の通りである。
【0029】
【表3】
【0030】
【実施例】このような本発明において、前記[表1]に
示すような組成成分の軟玉粉に関し、本発明者が多角的
に究明した軟玉粉の効能及び生体に及ぶ影響に対する実
験結果は下記の表等のようである。
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】100gの試料をオートクレーブ処理によ
り1リットルの水で抽出し、抽出液を分析した。
【0035】
【表7】
【0036】ND=濃度が検出限度未満であるか又は検
出されない。
【0037】
【表8】
【0038】<IRスペクトルにおいて> 形態:テトラヒドロフラン液化薄膜 ポリカーボネート樹脂のパターンと一致するものと現
れ、波長6〜52μの電磁気波を放射するものと現れ
た。
【0039】
【表9】
【0040】実験具(ウサギ)に軟玉粉が及ぶ影響に対
する実験結果は下記表のようであった。
【0041】
【表10】
【0042】方法:米合衆国連邦登録 Vol 43. No 163-
1978. 8. 22 p37359 実験過程:0.1mlの抽出物を一側目の裏返した下目
蓋に置いた後、上目蓋と下目蓋を放す前に1秒間軽くつ
かむ。他の一側目は処理しなく対照例として観察する。
六匹のウサギの処理された目は洗浄しなかったままで維
持し、三匹のウサギの目は処理直後微温水を1分間流し
て洗浄する。試料で処理する前に蛍光法により目をあら
かじめ検査し、角膜損傷を現さない動物のみを試験に使
用した。目の病変を処理した後、24時間、48時間、
72時間、7日及び14日に観察した。 結果:
【0043】
【表11】
【0044】I.角膜 (A)不透明度−密度(解毒のための領域) 正常−0 拡散領域が散らばっている−虹彩の細部が鮮明に見える
−1 易しく識別される半透明領域、虹彩の細部が少し微かで
ある−2 乳白色領域、虹彩の細部が見えなく、瞳孔の大きさが殆
ど識別不可能−3 不透明、虹彩が見えない−4 (B)角膜の面積 正常−0 1/4以下、しかし0でない−1 1/4以上、1/2以下−2 1/2以上、3/4以下−3 3/4以上、全体面積以下−4 点数はA×B×5、総最大値=80 II.虹彩 (A)値 正常−0 正常以上に折られ、充血、腫れ、角膜周囲の鬱血(これ
ら症状が任意の大きさに、単独又は組合で現れる)、虹
彩は同前に光に反応する(遅い反応が著しい)−1 光に反応しない、出血、総体的破壊(これら症状の一つ
又はすべて)−2 点数はA×5、可能な総最大値=10 III.結膜 (A)赤潮(目蓋の結膜のみに関係する) 正常−0 血管が正常以上に著しく充血される−1 より多い拡散、より濃い深紅色が現れ、各々の血管が易
しく区別されない−2 拡散が生牛肉のように赤い−3 (B)ケモシス 腫れなし−0 (まじろぎ膜を含み)正常以上の任意の腫れる現象−1 目蓋が部分的に裏返されながら明らかに腫れる−2 目蓋が半分程度閉まり腫れる−3 目蓋半分程度乃至完全に腫れる−4 (C)分泌 正常−0 正常とは異なる任意現象(正常動物の内側目端で観察さ
れる少量のものは包含しない)−1 目蓋と目蓋に隣接した眉毛のみに濡れた分泌物−2 目周囲に相当な面積を占める−3 点数(A+B+C)×2、総最大値=20 結論:この試料は目に対する刺激がないものと判定され
る。よって目化粧用製品に適すると現れた。
【0045】
【表12】
【0046】方法:米合衆国連邦登録 Vol. 43, No. 16
3 CTFA(The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Ass
ociation, Washington,D.C.)技術的指針 実験過程:白いウサギの剥いた皮膚と元の皮膚に対する
パッチテスト技術を使用した。毛は背部位と脇腹で短く
剃った。約10cm離れた背の二領域をパッチ位置に選
定した。一側領域はパッチ領域の4箇所に小さい表皮切
開を作り皮膚を剥く(このうち二つは残りに対して垂直
にして”tic-tac-toe”方式にする)。外科用ガーゼの
1インチ四方のパッチをゴムバンドと接着テープを使用
して付着させる。試料を各部位のパッチ下に0.5ml
(g)の量で導入する。動物の胴体を、24時間の露出
時間の間、ゴム処理された布でくるむ。動物は露出時間
の間動けなくなる。パッチを除去した後、各部位で現れ
た反応を下記の点数に基づいて評価した結果は次のよう
である。
【0047】皮膚反応の評価 紅斑及び仮皮形成 紅斑なし−0 非常に微かな紅斑(僅かに認識し得る程度)−1 大体に識別される紅斑−2 普通乃至酷い紅斑−3 酷い紅斑(ビート色の赤い)乃至少しの仮皮形成(深い
損傷)−4 ・浮腫形成 浮腫なし−0 非常に弱い浮腫(僅かに認識し得る程度)−1 少しの浮腫(領域の縁部が著しいことが明らかである)
−2 普通程度の浮腫(約1mm程度腫れる)−3 結果:
【0048】
【表13】
【0049】結論:この試料は皮膚に対する刺激がない
ものと判定される。従って、皮膚化粧用製品に使用する
に適するものと現れた。
【0050】
【表14】
【0051】
【表15】
【0052】試料の製造:滅菌蒸留水に試料一部を入れ
10分間沸かして抽出し、抽出物を体重100g当たり
0.5gの量で挿管により投与した。 結論:試料は経口的毒性があればならない基準に適合し
た。
【0053】
【表16】
【0054】実験方法:五つの玉平バラ(試験群)及び
同数の一般磁器平バラ(対照群)を飯と滅菌数1:1の
混合物で満たし、室温で24時間放置した。空気に完全
に露出されるように平バラの蓋を除去し、2群を約1メ
ートル離れたところに置いた。下記結果に示す時点に一
般微細物係数(Standard Plate Count)を遂行した。
【0055】
【表17】
【0056】結論:試験群の平ベラと対照群の平ベラの
食品内容物の分解において、試験群平ベラの食料品分解
率が比較的対照群平バラの食料品分解率より低く現れた
ことから見て、食品貯蔵性に良好な影響を及ぼすものと
思われる。
【0057】
【表18】
【0058】試験用カップと対照用カップ(ガラス体)
を均質のA級牛乳で満たし、周囲温度で48時間放置し
てから牛乳を分析した。
【0059】
【表19】
【0060】結論:人体に有害な微細物の減少が現れ
た。前記[表4]〜[表19]の実験以外にも、本発明
者は玉粉が生体に及ぶ色々の影響を究明するためのさら
に一つの方法として、植物細胞の活性に実際によい影響
を及ぼすかどうかをを知るため、Digitalis植物細胞の
増殖に及ぶ効果に対する実験を仁荷大学校生体情報シス
テム工学研究室に依頼して遂行した。
【0061】次に、軟玉の生体作用に対する医療用生体
工学的研究実験結果を詳述する。本実験では人体を構成
する要素の70%が水であるので、水の変化と人体に対
する影響間には大きい関連があろうと判断し、硬水を対
象としてどんな影響があるか調べ、次いでDigitalis植
物細胞の増殖に及ぶ効果に対する実験を遂行した。
【0062】A.硬水変化 実験1 人工的に作った硬水100ppmをそれぞれ四つのフラ
スコに50mlずつ移した後、その中の二つのフラスコ
底部に軟玉を約10分間置いた。硬度の変化を知るた
め、EDTA(力価2.9412)を用いた適正方法を
使用した。pH10の緩衝溶液を1ml、指示薬EBT
を使用した。
【0063】硬水の色がEDTAにより変わる瞬間まで
のEDTAの量で硬度の変化を測定した。この際に、時
間の経過につれて再び色が元に戻る場合があったが、こ
の実験では変わる瞬間を基準に測定した。 結果1 硬水100ppmではEDTA1.70ml所要、軟玉
実験後EDTA1.25ml所要、よって100.00
ppmの硬度が73.53ppmに低下する。即ち、1
00.00ppmの硬度が26.47%軟化された。
【0064】実験2 実験1と同様な方法で作った100ppmの硬水200
mlをビーカーに移し、軟玉を漬けた。約30分後、ビ
ーカーに満たされた水を三つのフラスコに分けて硬度の
変化を測定してみた。この実験では、より精密な実験を
するため、硬水の色がEDTAにより変わった後にもそ
れ以上変わらないまでEDTAを投入し、その時の硬度
を測定した。
【0065】結果2 軟玉実験前の100ppmの硬水がそれぞれ89.26
ppm、91.19ppm、89.62ppmで、平均
90.14ppm、よって9.9%の硬度減少 実験3 この実験は一般水道水を持って実験した。水道水を容器
に満たしてから六つのフラスコに移し、その中の三つの
フラスコ底部に軟玉を置き、約5分後に硬度測定をし
た。
【0066】結果3 軟玉実験をしなかった水道水は97.48ppm、9
7.48ppm、97.48ppmで、平均97.48
ppmであり、軟玉実験後の水道水は91.19pp
m、91.19ppm、91.19ppmで、平均9
1.19ppmであるので、平均6.5%の硬度減少 B.軟玉がDigitalis lanata懸濁植物細胞増殖に及ぶ影
響 生長培地でのDigitalis lanata細胞生長に及ぶ軟玉
の影響
【0067】
【表20】
【0068】
【表21】
【0069】
【表22】
【0070】
【表23】
【0071】前記[表20]〜[表23]において、
[表20]は生長培地で増殖する細胞の培養液全体容積
変化を11日間観察したものである。時間の経過につれ
て育つ細胞の増加に比例して培地成分の枯渇と培地の蒸
発が起こるので、全体培養液の容積変化はこのような要
因を反映することになる。特に、大気の湿度又は温度は
培地の蒸発に密接な関係があり、このような要素は細胞
生長速度にも影響を及ぼす。図表で表れるように、軟玉
を使用した場合は使用しなかった対照群に比べて全体培
養液の容積が少しずつ減少していることを示す。これ
は、対照群より軟玉を使用した場合が培地の蒸発又は栄
養分枯渇に対抗して速い細胞生長速度を有するので、枯
渇される培地の速い減少をどのくらい相殺させ得るため
である。このような現象は、沈んだ細胞のみの容積変化
を測定した[表21]のように接種してから4日から1
1日まで続けて軟玉を使用した場合が使用しなかった対
照群より細胞容積がより大きい増加を現すものとして観
察されることから推定できる。従って、軟玉を使用した
場合は軟玉を使用しなかった対照群に比べて速い生長速
度を現した。このような結果は栄養素の枯渇と培地の蒸
発による全体培養液の容積減少を相殺させて、対照群よ
り全体容積の減少速度が遅延される結果だといえる。
又、増加された細胞のみの容積を比較した結果も、4日
後から漸進的に細胞容積が増加する傾向を有するものと
観察されるので、このような結果を後押しし得ると思わ
れる。
【0072】細胞の増殖状態を測定する方法として最も
一般の尺度となる細胞生体重量と乾燥重量を測定する。
一般に、全ての細胞の生長曲線はS字形態の曲線に表示
され、これを分類すると4段階に分けて分類することが
できる。即ち、培地に適応する期間としての細胞の増殖
はなく、質量が増加しない状態に留まる状態であるlag
phase と、この時期が経過し、急速な増殖速度に質量が
増加して急な勾配を有する曲線を示すexponential phas
e と、どの程度生長が最大になって増殖がおおよそ停止
した状態で、それ以上の質量増加を現さないstationary
phaseと、栄養成分の枯渇と毒性成分の排出と細胞密度
の飽和状態により細胞が破裂して死んでしまう傾向によ
り、全体細胞容積と質量が減少するdead phaseとに分け
られる。
【0073】[表22]と[表23]は細胞生体重量と
乾燥重量を測定した結果である。[表22]は4段階の
生長曲線に従っている。軟玉を使用した場合は、7日目
以後に軟玉を使用しなかった対照群に比べて少しずつ高
い増殖速度を現してから増殖が停止して細胞生体質量の
減少を現す対照群とは異なり、10日目以後まで持続さ
れる傾向を現している。これは、培地内の主代謝基質と
して作用する栄養成分であるグルコース(glucose) の
濃度変化に比較する時、この栄養素が殆ど枯渇されて培
地内での濃度が0となる時点にも持続的に細胞生長を示
す点を注目し得る。軟玉を使用しなかった対照群のよう
に栄養成分が枯渇されるこの時点で増殖が停止し生長速
度が減少する傾向を現すことが一般的であるが、軟玉を
使用した場合はこれとは異なる現象を現すととを見て、
細胞生長に軟玉の影響があると推測される。このような
結果は、[表23]の細胞乾燥重量を測定した図からも
現れるように、3日目以後対照群より高い速度に増殖す
る細胞生長を示し、以後9日目からは[表22]のよう
な現象を現す。
【0074】結果的に、生長培地で軟玉を近付けて育っ
た細胞はそうしなかった対照群に比べて細胞生長によい
影響を及ぼした。約10日程度の生長限界期間を現すDi
gitalis lanata植物細胞は、軟玉を使用して培養する場
合、10日以後にも新たな培地での交換なしに細胞の怪
死等が起こらない安定した状態を維持し、むしろ細胞増
殖も見せる現象を現したため、有用物質の生産のための
生産工程において細胞生長と濃度の最適化のための有利
な方法として応用し得るものと予想される。 培地pHの変化に及ぶ軟玉の影響
【0075】
【表24】
【0076】
【表25】
【0077】[表24]は生長培地で軟玉を使用した場
合と使用しなかった対照群での培地pHの変化を測定し
たものである。対照群は一般の植物細胞の場合に適用さ
れる培地内のpH傾向を示し、時間が経過しながら漸次
低くなってからどの程度の線で維持する現象を現す。し
かし、軟玉を使用した場合は、7日目までは対照群に似
た様相を現してから少しずつ増加する傾向を現し、この
ような現象は軟玉粉を直接培養液に添加した生産培地で
の結果を示す[表25]の結果に極端に表れる。軟玉粉
を添加しなかった対照群の場合は持続的に低下するpH
を示している反面、軟玉粉を添加した場合はどの程度に
その値が維持される傾向を現す。これは軟玉に含有され
た鉱物生物によるイオン反応がその原因として作用する
ものでないかと推測される。 軟玉に対する水質の分析実験結果 下記の[表26]と[表27]は分析測定器の状態と分
析結果を示すもので、これらからデータを各サンプルに
対して整理すると[表28]乃至[表31]のようであ
る。[表28]は溶液中に20gの軟玉塊を入れてから
48時間が経過した後(サンプル1)に対する各分析項
目を測定したものである。この表では各測定項目の変化
量がなくて軟玉による影響は現れない。[表29]は溶
液外部に20gの軟玉塊を置いてから48時間が経過し
た(サンプル2)に各分析項目に対する測定値であり、
この実験でも各分析項目に対する変化は現れない。[表
31]の溶液外部に軟玉粉を置いた(サンプル4)場合
にも各分析項目に対する変化は現れない。サンプル3の
場合は溶液中に軟玉粉20gを入れた後に48時間が経
過したサンプルの各分析項目を測定したデータが[表3
0]に表示されている。この表から分かることは多くの
変化が表れたことで、この変化は次のようである。
【0078】人体に有害なCr、Pb、Ni、Coは4
8時間経過後に大きく変化した。Crは、軟玉粉を入れ
なかった場合、つまり反応前には45.30mgであっ
たものが軟玉粉を入れてから48時間後には0となって
除去され、Pbもやはり13.76mgから0に完全に
除去された。Niは51.8mgから1.733mgに
減少し、Coもやはり52.69mgから11.94m
gに減少した。
【0079】人体に必要な要素の一つであるMgは4
8.36mgから55.7mgに増加した。これは軟玉
自体の成分と結合して増加したが、硬度変化はなかっ
た。蒸留水の水素イオン濃度がpH3.5で酸性を示し
たが、反応後にはpH6.8で中性に変わり、伝導度も
急に減少した。吸着力は1g当たり約3〜4mmol.q(当
量)で物理的に大きい量である。
【0080】
【表26】
【0081】
【表27】
【0082】
【表28】
【0083】
【表29】
【0084】
【表30】
【0085】
【表31】
【0086】前述したように、軟玉を近付けて1周日間
培養したDigitalis lanata植物懸濁細胞の場合、軟玉が
なかった場合の約30%以上の増殖を現した。これは高
濃度培養のための従来のDigitalis lanata植物細胞に対
する増殖効果のために遂行した多くの実験でよりも希な
よい増殖結果である。又、軟玉が硬水にどんな変化を与
えるかに対する実験では軟玉が水と接触しなくても硬水
を軟化させたことが分かった。
【0087】特に蒸留水を使用した水に対する成分分析
実験において、軟玉粉を沈澱させてから48時間後の成
分分析ではpH増加とともにNi、Co成分の減少、C
r、Pbの除去等、重金属の除去とともにMgの増加等
の現象をもたらした特異現象が観察された。このよう
に、本発明による軟玉及び軟玉粉はこれまで明らかに理
論的に究明されたことはないが、水と接触しなくても水
の硬度を変化させ、かつDigitalis lanata植物懸濁細胞
を30%以上増殖させるだけでなく、Ni、Co成分の
減少、Cr、Pbの除去等、人体に有害な重金属成分を
除去させたことは、前記表5の”赤外線実験”結果から
分かるように、軟玉粉の電磁気波波長の放射影響と軟玉
に含有された鉱物成分によるイオン反応によることが確
実視される。又、これは後述する本発明による製品で表
れる効能によっても確実であると思われる。
【0088】
【本発明の奏する効果】以上説明したように、本発明
は、医学的にかつ物理学的に効能が優れた軟玉粉が含浸
されたステープルファイバー不織布を製造することにお
いて、既存の開繊、浄繊、混繊の紡績工程のうち、初期
開繊された混合繊維に微細な軟玉粉末を水分存在下で霧
状で付着させ、これを熱収縮性繊維の体積収縮により混
合繊維のランダム組織内に均一に含浸状に吸着させるこ
とにより、各種寝具類の綿、枕、座布団を始め、床紙心
材、ソファー心材、電子製品内装材、建築材等に広範囲
に利用できる優れた効能のステープルファイバー不織布
を簡単な工程で量産し得るだけでなく、国民健康増進に
大きく寄与し得る多様な商品を安価で広く補給し得る卓
越した効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステープルファイバー不織布を製造す
るための全体工程を示したブロック図である。
【図2】本発明のステープルファイバー不織布の製造手
順を示した第一工程図である。
【図3】本発明のステープルファイバー不織布の製造手
順を示した第二工程図である。
【図4】本発明のステープルファイバー不織布の製造手
順を示した第三工程図である。
【図5】本発明のステープルファイバー不織布の製造手
順を示した第四工程図である。
【図6】軟玉粉撒布装置を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 コンベヤーフィーダ 2、9、11、17、22 底部コンベヤー 3、12、19 スパイクラチス 4 軟玉粉撒布装置 5、13 フィードローラー 6、14 ビータ 7、15、20 ダクト 8、16、21 混繊器 10、18 スパイクロール A ベールオープナー B ミキシングフィーダ C ミキシングビン D ストックビン E カーディング部 F シーティング部 G ヒーティング部 H 冷却部 I 裁断成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/62 306 D01F 6/62 306A

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアミド系単繊維とポリエステル系単繊
    維で成る混合繊維の初期開繊の繊維面に、軟玉粉微粒子
    を水分存在下で霧状に撒布して吸着させ、これを開繊、
    浄繊、混繊の反復工程により混合繊維のランダム組織内
    に含浸されるようにしたものを、高温乾燥によるポリエ
    ステル系単繊維の熱収縮により混合繊維の体積を収縮さ
    せながら軟玉粉微粒子が混合繊維のランダム組織内に含
    浸状に吸着されるようにすることを特徴とする、軟玉粉
    が含浸されたステープルファイバー不織布の製造方法。
  2. 【請求項2】ポリアミド系単繊維は6.6ナイロンであ
    ることを特徴とする、請求項1に記載した軟玉粉が含浸
    されたステープルファイバー不織布の製造方法。
  3. 【請求項3】ポリエステル系単繊維はポリエチレンナフ
    タレートであることを特徴とする、請求項1に記載した
    軟玉粉が含浸されたステープルファイバー不織布の製造
    方法。
  4. 【請求項4】ポリエステル系単繊維の熱収縮は、210
    〜240℃で速乾してから常温に急冷して、繊維表面に
    付着された軟玉粉微粒子が繊維体積の縮小変化により緊
    密に含浸状に吸着されるようにしたことを特徴とする、
    請求項1に記載した軟玉粉が含浸されたステープルファ
    イバー不織布の製造方法。
  5. 【請求項5】軟玉粉は透角閃石−陽起石系列の繊維が非
    常に細い交織繊維懸微構造になった軟玉を250〜35
    0メッシュに粉末化したものであることを特徴とする、
    請求項1に記載した軟玉粉が含浸されたステープルファ
    イバー不織布の製造方法。
  6. 【請求項6】軟玉粉は下記の半定量的分析値の組成成分
    より成る軟玉粉末であることを特徴とする、請求項1又
    は5に記載した軟玉粉が含浸されたステープルファイバ
    ー不織布の製造方法。 珪素 34% マグネシウム 10% カルシウム 4.9% 鉄 0.23% アルミニウム 0.16% 銅 0.17% コバルト 0.046% マンガン 0.14% 錫 0.024% ベリリウム 0.00072% 銀 0.0013% チタン 0.0038% ニッケル 0.0028% クロム 0.0030% その他 0%
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