JP2697923B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフアクシミリ装置や画像フアイル装置等に用
いられる画像信号の画像符号化装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、フアクシミリ装置等において、画像信号にMR
(モデイフアイドREAD)符号化処理を行う場合、符号化
ラインの起点画素をa0とし、a0以後の最初の反対色への
変化点をa1、同様に参照ラインにおいて、起点画素a0
直上の画素をb0とし、以後の最初の反対色への変化点
b1、b1以後のa0と同一色への変化点をb2とする。そし
て、垂直、水平、パスの3種の符号化モードを決定する
ために距離a0a1,b0b1,b0b2を計算したのち、これらの計
数結果を比較し、算術演算する方法がとられていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
以上のように、従来例ではMR符号の符号化モードを決
定するには複数のカウンタと、それらのカウント結果の
差分を求めるための比較器、又、次の符号化に備え、こ
れらのカウント結果をその符号モードに応じて加工し、
記憶するという複数の手順が必要となる為、これらの処
理はマイクロコンピユータを用いたプログラム制御によ
り行われていた。
そして、1変化点の符号化モードの決定には少なくと
も数クロツクを要し、変化点の発生頻度が高くなると、
処理速度もそれに応じて遅くなる欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、複雑な算
術演算等を行なうことなしに、高速に画像の符号化を行
なうことを目的とし、詳しくは、参照ラインにおける画
素の色の変化点と符号化ラインにおける画素の色の変化
点との位置関係に基づいて符号化ラインの画像を符号化
する画像符号化装置において、参照ラインの画像の白か
ら黒への変化点を表わす第1信号を伝達する第1伝達手
段と、参照ラインの画像の黒から白への変化点を表わす
第2信号を伝達する第2伝達手段と、符号化ラインの画
素の色の変化点を表わす第3信号を伝達する第3伝達手
段と、符号化すべき画素位置を参照ラインの変化点が通
過したか否かを検出する検出手段と、符号化の基点画素
の色に応じて前記第1、第2伝達手段により伝達される
第1、第2信号の一方を選択する選択手段と、前記検出
手段の出力、前記選択手段により選択された第1または
第2信号及び前記第3伝達手段により伝達される第3信
号とにより符号化モードを決定する決定手段と、符号化
ラインの終端において前記第1、第2伝達手段に変化点
を表わす第1、第2信号を入力する入力手段と、前記第
1、第2伝達手段により伝達される第1、第2信号がと
もに変化点を表わすといに符号化ラインの終端と判定す
る判定手段とを有する画像符号化装置を提供するもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明を好ましい実施例を用いて説明する。
まず、具体的な実施例構成の前に、フアクシミリ装置
等に用いられるモデイフアイドREAD(MR)符号について
簡単に説明を行う。
CCITTのMR符号に関する勧告T4において、2次元符号
化時の変化点が以下の如く定義される。
a0−符号化ラインの符号化起点画素 a1−上記a0の右側の最初の変化点 a2−上記a1の右側の最初の変化点 b1−上記a0より右で、a0と反対の色を持つ参照ライン
上の最初の変化点 b2−上記b1の右の参照ラインの最初の変化点 この様に定義されたa0,a1,a2は符号化ライン上に有
り、又、同じくb1及びb2は参照ライン上に有る。そし
て、これらのa0,a1,a2のグループとb1,b2のグループの
相対位置(距離)により、符号化モードを次の3つのモ
ードのうちから一義的に選択し、符号化するよう規定さ
れている。
(1)パスモード(Pモード) b2がa1より左にある時(発生コードは1種のみ) (2)垂直モード(Vモード) |a1b1|≦3の時(発生コードは距離ごとに違う計7種
の発生コード) (3)水平モード(Hモード) 上記(1)(2)以外の時(ラン・レングス・コード
表に従う) 形式:H+M(a0a1)+M(a1a2) ここで、HはHモードを示すコード、M(a0a1)は白
又は黒の|a0a1|のランレングス・コード、M(a1a2)は
黒又は白の|a1a2|のランレングス・コードである。
但し、上記(1),(2),(3)のうち2モード以
上が同時に満たれた場合には、 (1)Pモード>(2)Vモード>(3)Hモードの順
位で優先される。
第4図は本実施例の基本動作を説明する図である。
第4図(a)は起点画素a0が白である場合の符号化を
例とし、実際の画素データの位置関係を示すものであ
る。
C,Rは変化画素信号であり、Cは符号化ラインにおけ
る変化画素を1で、その他画素を0で表わす符号化ライ
ンのデータであり、更にCnは符号化対象画素を示し、Cn
が1の場合符号化対象画素が変化点であることを表わ
す。またRは、参照ラインにおける白から黒への変化点
の画素を1で、その他画素を0で表わす参照ラインのデ
ータであり、更にRnはCnの直上の参照画素を示し、
Rn-3,Rn+3はそれぞれRnに対し左に3画素、右に3画素
離れていることを示す。
又、RB1はRnが一担1になると1となるデータであ
り、その状態を保持するものとし、RfarはRn-3より左側
に1(即ち白から黒への変化点)が存在することを示す
データである。
一方、RB2はRn-3〜Rn+3とは逆に、参照ラインにおい
て、黒から白への変化点を1で表わすデータであり、Cn
の直上に相当する画素を示すものとする。
今、第4図(b)の状態にある参照ライン,符号化ラ
インの上述の変化画素信号C及びRを走査ラインの左か
ら右にシフトしていくとすると、MR符号の水平、垂直、
パスの各モードはそれぞれ第4図(b)〜(h)に分類
される。このときRfarは変化点b1がCnに対し、左3画素
以上離れたところに存在したことを示し、又、RB1は変
化点b1がCnの直上をすでに通過したことを示すことにな
る。
第4図(b)は垂直モードのVR(3)の場合である。R
far=0,Rn-3=1であることから、Rn-3が変化点b1であ
ると判定し、このときCn=1、つまりa1を検出したこと
になる。なお、図中*マイクはその内容が0,1いずれで
もかまわないことを示す。
同様にして第4図(c)はVR(2)、(d)はVL(2)
(e)はVL(3)をあらわす。
第4図(f)は水平モードとなる第1の場合であり、
変化点b1がRn-3〜Rn+3にあらわれる以前に、Cn=1つま
りa1を検出した場合である。また、(g)は水平モード
となる第2の場合であり、Rfar=1,Cn=1、つまりa1
り3画素をこえた左側にb1がある場合である。
第4図(h)はパスモードとなる場合であり、RB1
1,Cn=0,RB2=1、つまりa1を検出する以前にb1,b2を検
出したことを示す。
第1図、第2図、第3図は以上に述べた基本動作を具
体化した回路の実施例である。なお、これらの図中の全
てのフリツプフロツプ及びカウンタは1ラインの開始毎
にリセツトされ、また全てが共通のクロツク信号により
同期して動作するものであり、回路図中では簡略化の
為、図示しない。
第1図において、101,102は1ビツトDフリツプフロ
ツプ(以下F/Fと略記)、109,110,111,112は4ビツトD
F/F、115,116,117は2ビツトD F/F、118〜122はJ
−K F/F、132,133は2tolセレクタ(反転出力)、134
は2tolセレクタ(非反転出力)である。
また、入力信号Rは参照ラインの2値シリアル画素信
号、入力信号Cは符号化ラインの2値シリアル画素信
号、入力信号Aは1ライン開始時から1となり、終端画
素の次からは0となる1ラインの終了位置表示信号、入
力信号▲▼は符号モードが決定した時0となる信
号である。
出力信号COLORは符号化起点画素a0の色を示す信号、
出力信号ENDは1ラインの終端まで符号化が終了したこ
とを示す信号、出力信号ENは第3図のランレングスカウ
ンタのカウントを許可する信号、出力信号Cn, ▲▼,B1,B2は第4図に示す各画素信号に相当す
る信号である。
なお、2値の画素信号は白画素時0、黒画素時1とす
る。
以下、動作を説明する。
D−F/F101,102はそれぞれ入力画素信号R,Cに対し1
画素前の状態を保持する。
ANDゲート103はD−F/F101のQ出力が1で、入力画素
信号Rの反転信号が1のとき、即ち、参照ライン上にお
ける黒画素から白画素への変化画素のみを1とし、ま
た、ANDゲート104はD−F/F101の出力が0で、入力画
素信号Rが1のとき、即ち、参照ライン上における白画
素から黒画素への変化画素のみを1とする変化点信号を
作る。
一方、符号化ラインの画素信号については、排他的OR
ゲート105にてD−F/F102のQ出力と入力画素信号Cと
の排他的ORをとることにより白から黒、又黒から白への
変化画素を1とする変化点信号を作る。
次にORゲート106,107,108は1ラインの開始時から1
となり、終端画素以降0となる終了位置表示信号Aによ
り入力画素信号にかかわりなく、終端画素以降の変化点
信号を強制的に1とする為のものである。これによりMR
符号化の規則である「終端画素の直後に仮想変化点を置
く」という条件を満たす。
以上の3つの変化点信号と、1ラインの有効画素範囲
でのみ1となる終了位置表示信号Aは、4ビツトD−F/
F109〜112により順次伝達される。
今、符号化対象画素をD−F/F112のQ3出力であるCn
すると、F/F109の出力Q1,Q2は参照ライン上において、
上記符号化対象画素Cnに対し、主走査ライン上で3画素
右に位置する画素の状態を示すことになる。同様にF/F1
10,111,112の各Q1,Q2出力は、それぞれ符号化対象画素
の右側2画素目、1画素目及び直上の参照ライン上の画
素の状態を示す。又、F/F112の出力Q4はランレングスカ
ウンタのカウントイネーブル信号となる。
一方、2ビツトのD−F/F115,116,117は4ビツトD−
F/F112の出力Q1,Q2を順次伝達するもので、符号化対象
画素Cnに対し、参照ラインにおける左側1画素目、2画
素目、3画素目の画素の状態を示す。これらのF/F115,1
16,117の入力にあるANDゲート124〜129は、一旦符号化
モードが決定した際に、これらのF/F115,116,117にある
変化点情報を全てクリアする為のゲートである。
J−K F/F118,119は4ビツトD−F/F111の出力Q1,Q
2をJ入力とし、1符号化モードの検出中に参照ライン
の変化点b1が符号化対象画素位置を通過したか否か(4
ビツトD−F/F112に入力したか否か)を検出するゲート
である。
J−K F/F120は4ビツトD−F/F112の出力Q3を入力
とし、符号化起点画素a0の色を判別するものであり、信
号Cnに変化点1が出現するごとに白/黒(Q出力)を反
転する。この色情報により、上記参照ラインの変化点情
報に対し、白から黒への変化点情報か、黒から白への変
化点情報かのいずれを参照すべきか選択する。
J−K F/F121,122はF/F117の出力Q1,Q2を入力と
し、注目画素に対応した変化点信号Cnに対し4画素以上
左側に変化点があったことを検出するゲートである。従
って、Cn=1になる以前、つまり符号化ラインの変化点
a1を検出する前に、当F/F121の出力Qが0となると垂直
モードの符号化はありえないことになる。
132〜134は、上記F/F120の出力である色表示信号COLO
Rにより、A入力及びB入力に夫々印加されている2種
類の参照ライン信号のいずれかを選択するセレクタ回路
である。
ANDゲート135はF/F111の出力Q1,Q2がいずれも1とな
ったときに1出力を行う終了検出回路である。即ち、通
常は白から黒への変化と、黒から白への変化が同時に発
生することはなく、1ラインの終了時にのみORゲート10
6,107により両変化点信号が共に1とされるので、当AND
ゲート135の出力が1になる。従って、これに基づいて
1ラインが終了することを検出できる。J−K F/F136
は他回路との同期をとる為であり、Q出力=1となるこ
とでEOLコードを作成すべきであることを示す。又、反
転出力Qは後述する第3図のランレングスカウンタの最
下位ビツトのリロード入力に接続される。これにより、
ランレングスのカウント値は通常の起点画素a0ごとに1
からカウントを始めるが、例外として水平モードにおけ
る第1のランで1ラインの終端に達した場合の第2のラ
ンを0とすることができる。
以上のようにして、第4図に示す各信号に相当するも
のが当回路により得られる。
第2図は、上記第1図の回路により得られた変化点情
報Cn, Rfar,B1,B2を元に、MR符号の垂直Vn、水平H、パスPの
各モードのいずれで符号化すべきかを決定する回路であ
る。
図中、201はプライオリテイエンコーダであり、垂直
モードで符号化すべき場合に7つの垂直モードにいずれ
かを3ビツトコードで出力する。J−K F/F202は水平
モードを検出した場合、これにより符号化される2つの
ランレングスが終了するまで他の符号化モードなること
を禁止する為のものである。
垂直モードとなる条件は、変化点a1,b1の相対距離が
3画素以下であるので、これは Cn=1のとき、 のいずれかが0となることに相当し、出力V2,V1,V0にそ
のモードに相当するコードを出力する。203は▲
▼及びCnがともに1であることを検出するためのNAND
ゲートである。
水平モードとなる条件は、変化点a1に対しb1がその左
側4画素以上の場合と、右側4画素以上の場合の2つが
あるが、前者は で、後者は となるときに相当し、ANDゲート204の出力が1となると
き水平モードであると決定する。
パスモードの場合は変化点a1を検出しないまま変化点
b1,b2を検出した場合であり、当回路においてはCn=0,B
1=1,B2=1の条件が成立するときであり、ANDゲート20
5の出力を1とすることでパスモードであることを示
す。
出力信号DETは何らかのモードが確定したことを示す
信号であり、符号化ラインの変化点は必らず何らかのモ
ードで符号化されるので、まずCn=1となる場合と、パ
スモードが成立した場合のいずれかのとき、ORゲート20
6の出力を1としてDET=1となる。信号▲▼はモ
ードが1つ確定するごとに第1図、第3図の回路中の所
定部分を初期化する為の信号である。
第3図は水平モードの符号化に用いるランレングスカ
ウンタの実施例である。
301〜304は4ビツトのバイナリ同期カウンタであり、
信号iNiTは第1図のJ−K F/F136の出力、信号DET
は第2図のインバータ207の出力、信号ENは第1図D−F
/F112のQ4出力である。
以下、動作を説明する。
まず、1ラインの符号化開始時、カウンタ301〜304は
前記第1図、第2図の全てのF/Fと共にリセツトされ
る。以後、符号化ラインの画素入力に対応したクロツク
CKをカウントし、1クロツクごとに1加算されるが、入
力信号ENにより1ラインの最初の画素が第1図D−F/F1
12のQ3出力に出現するまでカウント動作は禁止される。
又、第2図の回路により符号化モードが決定するごと
に、入力信号▲▼により当カウンタには初期値が
ロードされる。ロードされる初期値はすでにのべたとお
り、信号iNiTにより1ラインの途中では1、1ライン終
端後では0となる。
基本動作は以上のとおりであるが、ANDゲート305によ
り当実施例の16ビツトカウンタは、0A3FHの次は1040Hと
計数する。以後、下位12ビツトがA3FHとなった次は最下
位4ビツトが1加算され、下位12ビツトは040Hに初期化
される。
このような構成にすることにより、CCiTT勧告T4によ
るメークアツプランレングスの最大値は2560画素であ
り、これ以上の長さのランを表わすには2560の拡張メー
クアツプコードにつづけて、さらに他のメークアツプコ
ードを付加することが行なわれる。従って、当カウンタ
の最下位6ビツト(カウンタ301のQA〜QD、カウンタ302
のQA,QB)はターミネイトランレングスを表わし、中位
6ビツト(カウンタ302のQC,QD、カウンタ303のQA
QD)は64から2560までのメークアツプランレングスを表
わし、最上位4ビツト(カウンタ304のQA〜QD)はメー
クアツプランレングス2560の回数を表わすことになる。
尚、このような構成でなく単なるバイナリカウンタで
カウントすると、カウント値をA00Hで割り算をしなけれ
ばならなくなる。又、最上位4ビツトへの桁上げを93FH
でなく、A3FHとすることにより拡張メークアツプRLが0
以外のとき、メークアツプRL部分が0となることを防ぐ
ことができる。
第5図は、第1図,第2図,第3図に示す実施例にお
ける主要な信号のタイミングシヤートである。
第5図中、CKは回路中の全てのF/F及びカウンタを駆
動するクロツク、▲▼は1ラインの開始ごとに1
パルスLowになるトリガ信号で、これにより全てのF/Fカ
ウンタはリセツトされる。
R及びCは夫々黒画素=1、白画素=0とする上記ク
ロツクCKに同期したシリアルな参照ライン信号及び符号
化ライン信号、Aは上記▲▼により1となり、1
ラインの所定長さ以後0となる終端指示信号、Cnは符号
化対象となる符号化ラインの変化点信号、DETは符号化
モードが確定したことを示す出力信号、V2〜V0は垂直モ
ードである場合、1から7のコードでそれを示す出力信
号、Hは水平モードである場合1となる出力信号で、H
=1となったときカウンタ出力RLの値と、COLOR信号の
出力が水平モード時の第1のランレングスを示し、また
第2のランレングスはDET=1,V2〜V0,H,P=0のときのR
Lの値で示される。
Pはパスモード時、1となる出力信号、RLは第3図に
示すカウンタのカウント値、COLORは起点画素a0の色を
示す信号、ENDは1ラインの符号化終了時1とすること
でEOL符号が必要であることを示す出力信号である。
以下、順を追って説明する。
まず、▲▼信号により第3図示のランレングス
カウンタのカウンタRLは0に初期化される。符号化ライ
ンの最初の変化点である2画素目の変化点b1より左3画
素であるから、CK6において、DET=1,V2〜V0=1となる
ことでVL(3)を示す。この後、カウンタRLは1に初期化
されると共に、COLORが反転し1となる。
次はCK8において、DET=1,H=1,RL=2,COLOR=1とな
り、水平モードであり,第1のランレングスは黒2であ
ることを示す。これに続く第2のランレングスはCK11に
おいて、DET=1,RL=3,COLOR=0となることで白画素3
となる。
CK14ではDET=1,P=1となることでパスモードを示
す。
1ラインの最後では終了信号Aが0となることによ
り、変化点信号であるORゲート107,106,108の全ての出
力が1となる。これは終端画素の次に仮想変化点を置く
ことと等価であり、CO=tにおいて、DET=1,V2〜V0
4となることにより垂直モードV0であることが示され
る。又、これと同時にEND信号も1となり、1ラインが
この符号で終了することを示す。
前記実施例は、MR符号の2次元符号化時について述べ
たが、MMR符号化にも適用でき、また、参照ラインとし
て入力する画像データを0に固定し、V2〜0,H,Pの各
信号出力を禁止することにより、1次元符号化時にも応
用できる。
又、符号化ラインの信号として参照ラインと同様に、
白から黒、黒から白それぞれの変化点を示す2種の信号
を用い、起点画素a0の色に応じて選択しても同様な効果
が得られる。又、このとき1ラインの終端の検出条件と
して符号化ライン側の2種の信号が共に1となる条件を
用いることもできる。1ラインの終端の検出方法として
は、他に第1図のF/F112の出力Q4が1から0に変化した
時とすることもできる。
以上説明したとおり、参照ラインについては白から黒
への変化点、黒から白への変化点の2種の信号と、符号
化ラインについては変化点を表わす信号を複数段のF/F
を伝達し、それらの出力を比較するだけで何らの算術演
算をすることなく、MR符号の符号化モードを決定できる
ので、非常に高速な処理が可能となる。
又、1ラインの最終画素以降、前記3種の変化点信号
を全て1とすることにより、符号化に必要な仮想変化点
が設定できると共に、前記参照ラインの2種の変化点信
号が同時に1になる時が1ラインの終端であることを表
わすことになり、簡単な方法で1ラインの終了条件も設
定できる。
又、前述のようなランレングスカウンタを構成するこ
とにより、ランレングスが2560を超える場合、ランレン
グスのカウント結果をいくつのメークアツプランレング
スで組合わせるべきかの算術演算をする必要がない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によると、参照ラインに
おける画素の色の変化点と符号化ラインにおける画素の
色の変化点との位置関係に基づいて符号化ラインの画像
を符号化する画像符号化装置において、複雑な算術演算
等を行なうことなしに、高速に画像の符号化を行なうこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の変化点信号を伝達する回路図、 第2図は上記第1図の変化点情報から符号モードを決定
する回路図、 第3図はランレングスをカウントするカウンタを示す
図、 第4図は本発明の概念を示す概略図、 第5図は上記実施例の第1図,第2図,第3図の回路に
より得られる信号のタイミングチヤート図である。 103,104,135……ANDゲート 105……排他的ORゲート 106,107,108……ORゲート 109〜112,115〜122……フリツプフロツプ 132〜134……セレクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】参照ラインにおける画素の色の変化点と符
    号化ラインにおける画素の色の変化点との位置関係に基
    づいて符号化ラインの画像を符号化する画像符号化装置
    において、 参照ラインの画素の白から黒への変化点を表わす第1信
    号を伝達する第1伝達手段と、 参照ラインの画素の黒から白への変化点を表わす第2信
    号を伝達する第2伝達手段と、 符号化ラインの画素の色の変化点を表わす第3信号を伝
    達する第3伝達手段と、 符号化すべき画素位置を参照ラインの変化点が通過した
    か否かを検出する検出手段と、 符号化の基点画素の色に応じて前記第1、第2伝達手段
    により伝達される第1、第2信号の一方を選択する選択
    手段と、 前記検出手段の出力、前記選択手段により選択された第
    1または第2信号及び前記第3伝達手段により伝達され
    る第3信号とにより符号化モードを決定する決定手段
    と、 符号化ラインの終端において前記第1、第2伝達手段に
    変化点を表わす第1、第2信号を入力する入力手段と、 前記第1、第2伝達手段により伝達される第1、第2信
    号がともに変化点を表わすときに符号化ラインの終端と
    判定する判定手段とを有することを特徴とする画像符号
    化装置。
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