JP2694545B2 - 磁気冷凍作業物質 - Google Patents
磁気冷凍作業物質Info
- Publication number
- JP2694545B2 JP2694545B2 JP63280502A JP28050288A JP2694545B2 JP 2694545 B2 JP2694545 B2 JP 2694545B2 JP 63280502 A JP63280502 A JP 63280502A JP 28050288 A JP28050288 A JP 28050288A JP 2694545 B2 JP2694545 B2 JP 2694545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic refrigeration
- ions
- refrigeration
- single crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1K以下の、極低温環境を効率よく生成する
磁気冷凍機用の作業物質に関するものであり、特には希
土類磁性イオンR(Gd,Dy等)を含むR3Ga5O12ガーネッ
トを非磁性イオン(Y,La等)により希釈したことを特徴
とする磁気冷凍作業物質に関する。
磁気冷凍機用の作業物質に関するものであり、特には希
土類磁性イオンR(Gd,Dy等)を含むR3Ga5O12ガーネッ
トを非磁性イオン(Y,La等)により希釈したことを特徴
とする磁気冷凍作業物質に関する。
本発明磁気冷凍作業物質は宇宙その他の極限環境を含
めた広い分野での利用が期待される。
めた広い分野での利用が期待される。
(従来の技術) 磁気冷凍法は、磁性体を強磁界中に置き、磁気スピン
を整列状態にすると発熱が起こり、この熱を取り去った
後磁界を除いて磁気スピンをかく乱状態とすると吸熱が
起こり、外部の冷凍対象物から熱を奪い冷凍作用を示す
現象を原理とするものである。磁気冷凍法は、従来から
の気圧圧縮−膨張冷凍法に比べて、冷凍効率が高いこ
と、圧縮機が不要なこと、小型軽量化等の多くの優れた
特徴を有しており、特に現在では絶対零度に近い超低温
の環境を生成するシステムとして、宇宙その他の極限環
境を含めた広い分野での利用が期待されている。
を整列状態にすると発熱が起こり、この熱を取り去った
後磁界を除いて磁気スピンをかく乱状態とすると吸熱が
起こり、外部の冷凍対象物から熱を奪い冷凍作用を示す
現象を原理とするものである。磁気冷凍法は、従来から
の気圧圧縮−膨張冷凍法に比べて、冷凍効率が高いこ
と、圧縮機が不要なこと、小型軽量化等の多くの優れた
特徴を有しており、特に現在では絶対零度に近い超低温
の環境を生成するシステムとして、宇宙その他の極限環
境を含めた広い分野での利用が期待されている。
しかしながら、1K以下の生成を目標とした場合、従来
用いられて来たカリミョーバン等の磁性イオンを含んだ
水和物は、いずれも吸・脱水による変質等化学的安定性
に乏しい為、取扱いが極めて困難である上、熱伝導率が
悪く、カルノーサイクルによる連続的な磁気冷凍サイク
ルを実現するための致命的な障害となっていた。
用いられて来たカリミョーバン等の磁性イオンを含んだ
水和物は、いずれも吸・脱水による変質等化学的安定性
に乏しい為、取扱いが極めて困難である上、熱伝導率が
悪く、カルノーサイクルによる連続的な磁気冷凍サイク
ルを実現するための致命的な障害となっていた。
1K以下の生成には、磁性イオンを含み、それらの磁気
的相互作用が弱く、転移温度の低い磁性体が要求され
る。希土類の磁性イオン(Gd,Dy等)を含むGGG(Gd3Ga5
O12)やDAG(Dy3Al5O12)として知られるガーネット型
単結晶は磁気熱量効果が大きく熱伝導率が高いことで知
られており、1.8Kや4.2Kを生成する磁気冷凍に用いられ
てはきたが、これらは常磁性から反強磁性への転移温度
が高いために、1K以下のカルノーサイクルの実行には不
十分である。
的相互作用が弱く、転移温度の低い磁性体が要求され
る。希土類の磁性イオン(Gd,Dy等)を含むGGG(Gd3Ga5
O12)やDAG(Dy3Al5O12)として知られるガーネット型
単結晶は磁気熱量効果が大きく熱伝導率が高いことで知
られており、1.8Kや4.2Kを生成する磁気冷凍に用いられ
てはきたが、これらは常磁性から反強磁性への転移温度
が高いために、1K以下のカルノーサイクルの実行には不
十分である。
また、固体レーザ用材料として知られているEr又はNd
のイオンをドープしたYAG(Y3Al5O12)単結晶を用いた
断熱消磁の報告も為されているが、冷凍機を考えた時そ
の冷却能力の低さが問題であった。即ち、この場合は、
非磁性体のYAG99%に対し、Er,Nd等の磁性体を1%添加
するものであるが、その結果として到達温度はOKに近
く、申し分ないが、冷却能力値が極めて低い値であっ
た。
のイオンをドープしたYAG(Y3Al5O12)単結晶を用いた
断熱消磁の報告も為されているが、冷凍機を考えた時そ
の冷却能力の低さが問題であった。即ち、この場合は、
非磁性体のYAG99%に対し、Er,Nd等の磁性体を1%添加
するものであるが、その結果として到達温度はOKに近
く、申し分ないが、冷却能力値が極めて低い値であっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 近時、宇宙その他の極限環境を含めた広い分野での応
用技術への関心が高まりつつある。それに伴ない、磁気
冷凍は非常に重要な手段となっており、上記の問題点を
解決し、取扱いが容易なことに加えて、熱伝導率が良
く、十分な冷凍能力を得ることのできる、1K以下の超低
温を生成可能な磁気冷凍作業物質の開発が切望されてい
る。
用技術への関心が高まりつつある。それに伴ない、磁気
冷凍は非常に重要な手段となっており、上記の問題点を
解決し、取扱いが容易なことに加えて、熱伝導率が良
く、十分な冷凍能力を得ることのできる、1K以下の超低
温を生成可能な磁気冷凍作業物質の開発が切望されてい
る。
本発明の課題は、上記の要求を満たす新規な磁気冷凍
作業物質を開発することである。
作業物質を開発することである。
(課題を解決するための手段) 既に述べたように、希土類の磁性イオンを含むガーネ
ット型単結晶は磁気熱量効果が大きく熱伝導率が高いこ
とで知られており、1.8Kや4.2Kを生成する磁気冷凍に用
いられてきた。しかし、これは常磁性から反強磁性への
転移温度が高いために、1K以下の超低温の創出は困難視
されていた。しかし、本発明者等は、その固有の優れた
性能に注目し、その転移温度の低減化を試みるべく研究
を重ねた結果、希土類の磁性イオンR(Gd,Dy等)を含
むR3Ga5O12ガーネット型単結晶において、その磁性イオ
ンの一部を非磁性イオン(Y,La等)で置換して磁気的相
互作用を希釈することにより、ここに初めて転移温度を
低下させ、1K以下の超低温を実現することに成功した。
ット型単結晶は磁気熱量効果が大きく熱伝導率が高いこ
とで知られており、1.8Kや4.2Kを生成する磁気冷凍に用
いられてきた。しかし、これは常磁性から反強磁性への
転移温度が高いために、1K以下の超低温の創出は困難視
されていた。しかし、本発明者等は、その固有の優れた
性能に注目し、その転移温度の低減化を試みるべく研究
を重ねた結果、希土類の磁性イオンR(Gd,Dy等)を含
むR3Ga5O12ガーネット型単結晶において、その磁性イオ
ンの一部を非磁性イオン(Y,La等)で置換して磁気的相
互作用を希釈することにより、ここに初めて転移温度を
低下させ、1K以下の超低温を実現することに成功した。
この知見に基づいて、本発明は、 組成式(R1-xDx)3Ga5O12 (R=Gd,Dy,Er等の1種以上の希土類磁性イオン D=Y,La等の1種以上の非磁性イオン で表わされ、且つxの値が0.10≦x≦0.70の範囲にあ
る) を有する、希土類磁性イオンを含むR3Ga5O12ガーネット
単結晶を非磁性イオンにより希釈したことを特徴とする
磁気冷凍作業物質を提供する。
る) を有する、希土類磁性イオンを含むR3Ga5O12ガーネット
単結晶を非磁性イオンにより希釈したことを特徴とする
磁気冷凍作業物質を提供する。
その特定例は、RがGdでありそしてDがYである(Gd
1-xYx)3Ga5O12である。
1-xYx)3Ga5O12である。
(発明の具体的説明) 本発明で使用される磁気冷凍方式自体は周知である。
第3図の原理図に示すように、従来の方式と同様に磁気
冷凍作業物質1に吸熱、排熱用熱スイッチ2、3を取り
付け、マグネット4によってカルノーサイクルを制御す
る。カルノーサイクルの実行に対しては作業物質の高熱
伝導性が要求される。
第3図の原理図に示すように、従来の方式と同様に磁気
冷凍作業物質1に吸熱、排熱用熱スイッチ2、3を取り
付け、マグネット4によってカルノーサイクルを制御す
る。カルノーサイクルの実行に対しては作業物質の高熱
伝導性が要求される。
本発明で用いる材料は、(R1-xDx)3Ga5O12の組成を
有するガーネット型単結晶である。ここで、 R=Gd,Dy,Er,Ce,Nd,Sm,Eu,Tb,Ho等の少なくとも1種の
希土類磁性イオン D=Y,La等の少なくとも1種の非磁性イオン 0.10≦x≦0.70 を表わす。
有するガーネット型単結晶である。ここで、 R=Gd,Dy,Er,Ce,Nd,Sm,Eu,Tb,Ho等の少なくとも1種の
希土類磁性イオン D=Y,La等の少なくとも1種の非磁性イオン 0.10≦x≦0.70 を表わす。
希土類の磁性イオンを含むガーネット型単結晶は磁気
熱量効果が大きく熱伝導率が高いため、従来1.8Kや4.2K
を生成する磁気冷凍に用いられてきたものである。しか
し常磁性から反強磁性への転移温度が高い為、従来1K以
下の生成は困難とされてきた。本発明は、希土類の磁性
イオンR(Gd,Dy等)を含むR3Ga5O12ガーネット型単結
晶において、その磁性イオンの一部を非磁性イオンで置
換することによって磁気的相互作用を希釈し、転移温度
を低下させることにより、1K以下の生成を可能としたも
のである。
熱量効果が大きく熱伝導率が高いため、従来1.8Kや4.2K
を生成する磁気冷凍に用いられてきたものである。しか
し常磁性から反強磁性への転移温度が高い為、従来1K以
下の生成は困難とされてきた。本発明は、希土類の磁性
イオンR(Gd,Dy等)を含むR3Ga5O12ガーネット型単結
晶において、その磁性イオンの一部を非磁性イオンで置
換することによって磁気的相互作用を希釈し、転移温度
を低下させることにより、1K以下の生成を可能としたも
のである。
上記組成式のxは、制限範囲未満にすると、十分な転
移温度の低下が得られず、1K以下の生成は困難であり、
他方上記の制限範囲を超えると十分な冷凍能力を得るこ
とができないので上記の範囲内で選ぶことが必要であ
る。本発明磁気冷凍用作業物質は、適正な希釈度xの選
択により0.2〜0.5Kの最低到達温度と、1J以上の冷凍能
力を提供する。
移温度の低下が得られず、1K以下の生成は困難であり、
他方上記の制限範囲を超えると十分な冷凍能力を得るこ
とができないので上記の範囲内で選ぶことが必要であ
る。本発明磁気冷凍用作業物質は、適正な希釈度xの選
択により0.2〜0.5Kの最低到達温度と、1J以上の冷凍能
力を提供する。
本ガーネット単結晶の熱伝導率はGGGとほぼ同様で、4
Kで無酸素銅の1/10程度とカルノーサイクルの実行に対
して必要とされる十分の高熱伝導性を有している。
Kで無酸素銅の1/10程度とカルノーサイクルの実行に対
して必要とされる十分の高熱伝導性を有している。
化学的にも安定であり吸湿性もないので取扱いには従
来に比べて極めて容易になる。
来に比べて極めて容易になる。
また冷凍能力も組成式制限範囲内であれば、熱伝導率
の値が従来のものに比べて10から100倍程度大きいの
で、希釈による冷凍能力の低下分、サイクルの高速化に
より補うことが可能となり、トータルとしての冷凍能力
は従来のものと同程度以上を得ることができる。
の値が従来のものに比べて10から100倍程度大きいの
で、希釈による冷凍能力の低下分、サイクルの高速化に
より補うことが可能となり、トータルとしての冷凍能力
は従来のものと同程度以上を得ることができる。
本発明に従う(R1-xDx)3Ga5O12の組成を有するガー
ネット型単結晶は、磁性及び非磁性種それぞれの酸化物
原料粉を混合(ボールミル等)し、金型プレス、CIP等
で成形後、焼結(1100〜1550℃)し、チョクラルスキー
法等により単結晶とすることにより製造される。
ネット型単結晶は、磁性及び非磁性種それぞれの酸化物
原料粉を混合(ボールミル等)し、金型プレス、CIP等
で成形後、焼結(1100〜1550℃)し、チョクラルスキー
法等により単結晶とすることにより製造される。
(実施例) 磁気冷凍作業物質として従来主に1.8Kの生成に用いら
れている、ガーネット型単結晶GGG(Gd3Ga5O12)を非磁
性イオンであるYで希釈する場合についての実施例を示
す。この場合の磁気冷凍用作業物質組成式は (Gd1-xYx)3Ga5O12 である。希釈度x=0.1とx=0.4の2種類を作製した。
れている、ガーネット型単結晶GGG(Gd3Ga5O12)を非磁
性イオンであるYで希釈する場合についての実施例を示
す。この場合の磁気冷凍用作業物質組成式は (Gd1-xYx)3Ga5O12 である。希釈度x=0.1とx=0.4の2種類を作製した。
原料粉としてのGd2O3、Y2O3及びGa2O3を所定の比率で
ボールミルで充分に混合し、金型プレスにて成形後、12
00℃の温度で24時間焼成した。この焼結体350gからチョ
クラルスキー引上法により単結晶を作製した。
ボールミルで充分に混合し、金型プレスにて成形後、12
00℃の温度で24時間焼成した。この焼結体350gからチョ
クラルスキー引上法により単結晶を作製した。
チャクラルスキー引上条件は次の通りである: Ir製ルツボ:50mm直径×50mm高さ 雰囲気:N2+2%O2 引上げ軸 引上げ 回転数 速度 x=0.1 20rpm 2mm/hr x=0.4 50rpm 2mm/hr 作製された単結晶(x=0.2及び0.4)について4テス
ラの磁界で4.2Kから断熱消磁をした際の最低到達温度の
実験結果を第1図に示す。生じした低到達温度は転移温
度を反映しているので転移温度も同様の変化を与えてい
ると考えてよい。実験結果から非磁性イオンの希釈によ
る転移温度低下の効果は明らかである。x=0.1の結晶
でもx=0(GGG)に対して最低到達温度が約10%以上
低下している。
ラの磁界で4.2Kから断熱消磁をした際の最低到達温度の
実験結果を第1図に示す。生じした低到達温度は転移温
度を反映しているので転移温度も同様の変化を与えてい
ると考えてよい。実験結果から非磁性イオンの希釈によ
る転移温度低下の効果は明らかである。x=0.1の結晶
でもx=0(GGG)に対して最低到達温度が約10%以上
低下している。
他方、1Kにおける冷凍能力は第2図に示すように希釈
度により低下する。
度により低下する。
両者を勘案することにより、本発明は、所定の冷凍能
力を保持しつつ0.2〜0.5Kの、1K以下の超低温生成に、
ガーネット型単結晶の使用を可能ならしめるものであ
る。
力を保持しつつ0.2〜0.5Kの、1K以下の超低温生成に、
ガーネット型単結晶の使用を可能ならしめるものであ
る。
(発明の効果) 本発明は、所定の冷凍能力を保持しつつ1K以下の超低
温生成を可能ならしめるものである。本発明ガーネット
単結晶の熱伝導率はGGGとほぼ同様で、4Kで無酸素銅の1
/10程度と十分な値を有しカルノーサイクルの実行に対
して必要とされる十分の高熱伝導性を有している。化学
的にも安定であり吸湿性もないので取扱いは従来に比べ
て極めて容易になる。こうした特性から、本発明磁気冷
凍作業物質は宇宙その他の極限環境を含めた広い分野で
の利用が期待される。
温生成を可能ならしめるものである。本発明ガーネット
単結晶の熱伝導率はGGGとほぼ同様で、4Kで無酸素銅の1
/10程度と十分な値を有しカルノーサイクルの実行に対
して必要とされる十分の高熱伝導性を有している。化学
的にも安定であり吸湿性もないので取扱いは従来に比べ
て極めて容易になる。こうした特性から、本発明磁気冷
凍作業物質は宇宙その他の極限環境を含めた広い分野で
の利用が期待される。
第1図は、磁気冷凍用作業物質を使用する磁気冷凍方式
の原理図である。 第2図は、本発明磁気冷凍用作業物質を使用して最低到
達温度と希釈度との関係を示すグラフである。 第3図は、希釈度と1Kにおける冷凍能力の関係を示すグ
ラフである。 1:磁気冷凍作業物質 2,3:吸熱、排熱用熱スイッチ 4:マグネット
の原理図である。 第2図は、本発明磁気冷凍用作業物質を使用して最低到
達温度と希釈度との関係を示すグラフである。 第3図は、希釈度と1Kにおける冷凍能力の関係を示すグ
ラフである。 1:磁気冷凍作業物質 2,3:吸熱、排熱用熱スイッチ 4:マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 充典 茨城県つくば市千現1丁目2番1号 科 学技術庁金属材料技術研究所筑波支所内 (72)発明者 前田 弘 茨城県つくば市千現1丁目2番1号 科 学技術庁金属材料技術研究所筑波支所内 (72)発明者 坂本 勝 埼玉県戸田市新曽南3丁目17番35号 日 本鉱業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−18394(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】組成式(R1-xDx)3Ga5O12 (R=Gd,Dy,Er等の1種以上の希土類磁性イオン D=Y,La等の1種以上の非磁性イオン で表わされ、且つxの値が0.10≦x≦0.70の範囲にあ
る) を有する、希土類磁性イオンを含むR3Ga5O12ガーネット
単結晶を非磁性イオンにより希釈したことを特徴とする
磁気冷凍作業物質。 - 【請求項2】RとしてGdをそしてDとしてYを選択し、
(Gd1-xYx)3Ga5O12の組成を有する特許請求の範囲第1
項記載の磁気冷凍作業物質。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63280502A JP2694545B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 磁気冷凍作業物質 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63280502A JP2694545B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 磁気冷凍作業物質 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129097A JPH02129097A (ja) | 1990-05-17 |
JP2694545B2 true JP2694545B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=17625984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63280502A Expired - Lifetime JP2694545B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 磁気冷凍作業物質 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694545B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3090830B1 (fr) * | 2018-12-20 | 2022-03-11 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif de refroidissement comprenant une ceramique de grenat paramagnetique |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0218394A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-22 | Natl Res Inst For Metals | 希土類−Al系ガーネット単結晶体 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP63280502A patent/JP2694545B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02129097A (ja) | 1990-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zhang et al. | Excellent magnetocaloric performance in the carbide compounds RE2Cr2C3 (RE= Er, Ho, and Dy) and their composites | |
Brück et al. | Magnetic refrigeration—towards room-temperature applications | |
JP4663328B2 (ja) | 冷却容量を有する磁気材料、当該材料の製造方法および当該材料の使用方法 | |
Bykov et al. | Magnetocaloric effect in the Laves-phase Ho 1− x Dy x Al 2 family in high magnetic fields | |
Balli et al. | Negative and conventional magnetocaloric effects of a MnRhAs single crystal | |
Liu et al. | Effect of Bi doping on the crystal structure, magnetic and magnetocaloric properties of La0. 7-xBixSr0. 15Ca0. 15MnO3 (x= 0, 0.05, 0.10, 0.15) manganites | |
KR20140026403A (ko) | 자기 냉동 재료 | |
Li et al. | Enhanced refrigeration capacity in Ho1-xDyxB2 compounds around liquid hydrogen temperature | |
CN101105996A (zh) | 一种高温低磁场大磁熵材料化合物及其制备方法 | |
Xu et al. | Low working temperature near liquid helium boiling point of RNiAl2 (R= Tm, Tb and Gd) compounds with large magnetocaloric effect | |
Tian et al. | Unstable antiferromagnetism and large reversible magnetocaloric effect in TmNi2Si2 | |
Hamad et al. | Room temperature magnetocaloric effect of Ce0. 65Mg0. 35Co3 | |
JPS6230840A (ja) | 磁気冷凍作業物質及びその製造方法 | |
Wang et al. | Magnetic and magnetocaloric properties of DyCo2Cx alloys | |
Li et al. | Magnetic properties and large reversible magnetocaloric effect in PrCo2B2 compound | |
JP2694545B2 (ja) | 磁気冷凍作業物質 | |
US5462610A (en) | Lanthanide Al-Ni base Ericsson cycle magnetic refrigerants | |
Von Ranke et al. | Anomalous magnetocaloric effect in YbAs associated with the giant quadrupolar interaction | |
Kuchin et al. | Mechanisms controlling magnetic properties of pseudobinary compounds TbNi5− xMx (M= Cu or Al) | |
Gschneidner Jr et al. | Magnetic refrigeration | |
Bouhbou et al. | Effect of Zn substitution on the magnetic and magnetocaloric properties of Cd 1− x Zn x Cr 2 Se 4 spinel | |
CN103334043B (zh) | 一种可用作磁制冷材料的磁性合金 | |
Bose et al. | Magnetocaloric properties of the La0. 7− xYxSr0. 3MnO3 giant magnetoresistance ceramics | |
Fujieda et al. | Control of Working Temperature of Large Isothermal Magnetic Entropy Change in La (FexTMySi1− x− y) 13 (TM= Cr, Mn, Ni) and La1− zCez (FexMnySi1− x− y) 13 | |
Hu et al. | Large magnetic entropy change in La (Fe, Co)~ 1~ 1~.~ 8~ 3Al~ 1~.~ 1~ 7 |