JP2690586B2 - やりのねじれを防止する装置を有するコンパクトなやり - Google Patents

やりのねじれを防止する装置を有するコンパクトなやり

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JP2690586B2
JP2690586B2 JP2046001A JP4600190A JP2690586B2 JP 2690586 B2 JP2690586 B2 JP 2690586B2 JP 2046001 A JP2046001 A JP 2046001A JP 4600190 A JP4600190 A JP 4600190A JP 2690586 B2 JP2690586 B2 JP 2690586B2
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ベダ・オキシゲンテヒニック・アルマトウーレン・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃焼過程中酸素を噴射するためのコンパク
トなやりであって、ハンドルに導入された羽口をねじれ
を防止するように固定するための閉鎖体およびコレット
チャックと、羽口と接触していて、ガスケットスリーブ
により部分的に取り囲まれ、かつコレットチャックと内
側孔の突出部の間に圧縮することができる軸方向ガスケ
ットと、羽口の端部を包囲するスリーブとを備え、その
際制御レバーとハンドルに位置するスラグ阻止装置とに
より作用される迅速作用止め弁があるコンパクトなやり
に関する。
本明細書で用いる「やり」の原語は「ランス」である
が、「ランス」は普通直接溶湯中に挿入する転炉精錬時
に用いるものであり、混同の恐れがあるので、これと区
別するために「やり」を用いた。本明細書で用いる「や
り」は、酸素燃焼やり設備として、とりべのすべりゲー
トや電弧のタップ孔を開けるため、とりべや多孔性プラ
グを清浄にするため、スラグやスクラップを切断するた
めに用いられるか、または酸素噴射やり設備として、消
費可能なやりパイプを用いて電弧炉の溶融浴の中へ酸素
を噴射するために用いられる。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
このようなコンパクトなやりは、酸化過程中、燃焼可
能な酸素やりおよび/または羽口をハンドルと、それら
が取扱中確実に装着されているように部分的に連結する
ために用いられる。このような羽口ホルダは、大体ドイ
ツ実用新案19 39 317およびドイツ特許明細書23 27 595
に開示されている。従来技術のこれらの羽口ホルダに関
して、ハンドルは、内側孔を有するハウジングからな
り、このハウジングには、種々の挿入物のための支承部
として支持しかつ作用できるように内側孔がいくつかの
段部を有する。上記のことから分かるように、羽口が内
側孔に閉鎖体およびコレットチャックを通って導入さ
れ、ついには羽口の端部がスリーブに装着され、それに
よってスラグ阻止装置を開放させることができる。閉鎖
体をきつくねじこんだときに、コレットチャックが圧縮
されるので、導入された羽口を所定の場所に保持する。
同時に、コレットチャックが羽口の端部に向かって動か
され、それによりガスケットスリーブに装着されたガス
ケットが相応して圧縮される。この圧縮されたガスケッ
トにより、酸素ホースに面する端部とハンドルの端部と
の間にコレットチャックと閉鎖体によるガス密な結合が
ある。燃焼過程に依存して、真っ直ぐな羽口または湾曲
した羽口が使用される。後者の場合には、羽口に好まし
くない負荷が加わるため、コレットチャックがそれと共
に回り、このため意図しない羽口の弛みが容易に生じ得
るし、または管の湾曲した端部で酸化点に到達するのが
いっそう困難になる。ドイツ実用新案75 08 317は、従
来技術の制御レバーにより作用させることができる迅速
作用止め弁を開示している。しかし、コレットチャック
のねじれが防止されていない。
本発明の目的は、設計が安全、確実でありかつ操作が
容易である、ねじれに対する保護装置のついたコンパク
トなやりを創造することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明によるコンパク
トなやりは、コレットチャックとガスケットスリーブの
間に、ハンドハルの内側孔内で軸方向に移動できかつ半
径方向に固定できるブッシュが設けられ、それによりブ
シュは相応する仕方でコレットチャックに作用すること
を特徴とする。
ブシュがハンドルに挿入されて半径方向に適当に固定
される結果として、羽口がねじられたときにコレットチ
ャックの意図しない開放を確実に防止することができ
る。コレットチャックおよび半径方向に固定されたブシ
ュは、半径方向に固定されたブシュで、コレットチャッ
クも固定されるように設計される。たとえ羽口が回転す
るとしても、閉鎖が一度達成されると開くことができな
い。もちろん、羽口のねじれを一緒に防止することもで
きる。なぜなら、羽口が相応してハンドルに静止状態に
固定されるからである。それ故、ハンドルに一体化され
るねじれに対する保護装置が設けられるので、相応する
ユニットを短くすることができて有利である。
本発明の適当な実施例では、ブシュがスロットを有
し、かつハンドルが半径方向孔を有し、その際位置決め
ねじがスロットに係合している。それによって、ガスケ
ットを圧縮するために必要な半径方向可動性が保持され
ると共に、半径方向のねじれが確実に阻止される。
前述したように、コレットチャックの二次的なねじ
れ、従って意図しない開放はもそれによって阻止され
る。正確にこの点で、本発明は、大きな費用をかけず
に、適当な羽口ホルダに新たな改善を施すことができ、
その際相応する半径方向孔を加えることは著しい費用に
ならないし、またブシュをホルダまたはハンドルの内側
孔に改装することができる。
羽口がねじられるときにコレットチャックの二次的な
ねじれを防止するために、ブシュをコレットチャックに
好ましくは溶接により連結することができる。このよう
な配置は特に設計の変更に適しており、一方新規に製造
されるユニットについては、コレットチャックとブシュ
を単一の部片にするのが適切である。
ブシュが介在するために、およびコンパクトな構造を
ねらって、本発明に従って特定されるように、コレット
チャックを保持するハンドルの部分が、閉鎖体の雌ねじ
に対応する雄ねじを有するのが有利である。それによ
り、羽口が締めつけられまたは固定されるときに閉鎖体
がハンドルに沿って押される。なぜなら、両方共互いに
対応するねじを有するからである。それ故、同時に羽口
の固定により生じる圧力がコレットチャックに及ぼされ
る。それにより、緻密さと全体の安全の点から見て有利
である完全に閉鎖されたハウジングが可能になる。なぜ
なら、とりわけねじ付き棒のような付加的な部品はもは
や必要でないからである。
羽口がハンドルの内側孔に挿入されるときに、ブシュ
の内径が隣接するガスケットと同じ直径であるように設
計されているので、ガスケットに対する損傷が確実に防
止される。このようにして、羽口がブシュの中へ真っ直
ぐに案内されるので、羽口をガスケットの中に容易に導
入することができる。この場合、ブシュを通しての挿入
を保証するために適当な調節をすることができることが
理解される。
ブシュを通してすでに心出しされた羽口はガスケット
を通して容易に導入できるだけではなく、もし羽口を保
持するスリーブが羽口に適合する肩部を有すると共に、
内側孔にさらに伸びるスリーブ部分が圧力負荷弁を取り
つけるためのタペットとして設計されている場合に、同
時に端部で正確に固定される。それにより、羽口は、ハ
ンドルに導入されたときに、肩部を有するスリーブの対
応する拡大部分の中へ自動的にすべり、ついには羽口が
肩部の前方に接触するので、そのとき相応する圧力負荷
弁が接続されていれば、その圧力負荷弁をスリーブの適
当な変位により所定の場所に自動的に押しこむことがで
きる。他方では、羽口が取り除かれたときにスリーブの
排出を容易にするために適当に付形された肩部を使用す
るのが有利である。
本発明の一つの配置では、スリーブの肩部が内側孔に
弾性的に支持されることの結果としてスリーブの戻りが
達成される。スリーブに加わる圧力が、例えば羽口の除
去により取り除かれると、スリーブがその元の位置へ自
動的に押し戻されるので、スリーブは羽口を繰り返し導
入できるように確保される。固定のために、閉鎖体を動
かすことにより、羽口をハンドル内に押さなければなら
ないので、羽口の移動が必要である。スリーブは、羽口
を下方へ変位させることができるように保証する。
スリーブ部分の外壁に、内側孔で突出部に支えられた
コイルばねを形成することにより、弾性配置を適切に達
成することができる。この螺線ばねは、ハンドルの内側
孔内でスリーブの相応する好都合な位置を密閉しかつ達
成する。
好ましくは、パイロットねじのための半径方向孔がハ
ンドルのハンジングの比較的厚い部分の付近に位置して
いる場合に、位置決めねじを確実に支承するための充分
な壁厚がある。或る観点から見て、ハウジングのこの比
較的厚い部分は、閉鎖体が例えば安全の理由のためにス
リーブに必要であることが判明している場合に、閉鎖体
の変位を制限するために用いることもできる。ハンジン
グのこの比較的厚い部分は、位置決めねじの先端を適当
な長さにわたってピボットとして設計して、それにより
ブシュの長手方向変位能力を達成し、しかもその半径方
向の回転を阻止できるという付加的な利点を有する。
羽口をハンドル内に確実に締めつけるには、コレット
チャックが、半径方向延長部を有するスリーブの円みの
付いた縁と相互作用するようにコレットチャックの自由
端を先細にし、スリーブと閉鎖体が介在して玉軸受によ
り接触しているようにしてもよい。玉軸受により、スリ
ーブへの、そしてスリーブを経てコレットチャックへの
相応する運動の一様なかつ確実な伝達が存在することが
確実になる。
取扱やすさを改善しかつ安全を増加させるために、締
切弁、焼結金属円板および独立してないガス逆止弁、な
らびに独立したガス逆止弁、ならびに人間工学的に付形
された作用レバーおよび流線型の迅速作用止め弁の形態
のガスおよびスラグ阻止装置の特別な配置がある。
本発明は、たとえ湾曲したまたは角度のついたハンド
ルを使用したとしても、羽口ホルダの簡単で安全な作用
も可能にする、ねじれに対する保護装置を適当な仕方で
一体化することにより非常にコンパクトなハンドルが利
用可能になることを特徴とする。コンパクトな構造に加
えて、本発明による配置により、ハンドル内に位置する
全ての個々の部品を必要な最小の数に減らすことも可能
になり、その結果スペア部品の在庫の減少を維持でき
る。羽口ホルダのコンパクトな実施例の結果としてであ
る操作の安全の増加にも留意しなければならない。
〔実施例〕
以下、本発明を、図面に示す実施例により詳細に説明
する。
第1図に示した羽口ホルダ1は、横断面で示されてい
る。個々の部品の機能は明瞭に示されている。まず第一
に、ここに示されてない羽口の端部に、羽口ホルダは閉
鎖体2と、これにより囲まれるコレットチャック3とを
有する。両方がハンドル4に案内され、その際コレット
チャックは、ホルダ4の内部孔5の内側を個々に移動で
きるように案内される。
閉鎖体2に位置しているスリーブ6は、コレットチャ
ック3のテーパー12に対応する縁部7を有し、コレット
チャック3に作用する。閉鎖体2は玉軸受9によりスリ
ーブの延長部8に直接作用するので、閉鎖体2をねじる
ことにより、スリーブ6を移動させることもできる。開
放過程中スリーブ6を閉鎖体2と共に移動させることが
できることを確実にするために、サークリップ10があ
る。
前述したようにコレットチャックがねじられると、ス
リーブ6が第3図に示したようにコレットチャック3の
尖った先端12の上へ押しこまれる。そのとき、まず第一
に、コレットチャック3全体が内側孔5の長手方向に押
されて、ついには後述されるように羽口の端部が固定さ
れる。コレットチャック3の弾性作用は、テーパー先端
および隣接する部分の適当な配置により達成され、その
際コレットチャック3は端部にリング状の肩部13を有す
る。
肩部13は、実際にはコレットチャック3の延長部であ
るブッシュ14と接触している。以下に説明されるよう
に、これらの二つが一緒に溶接される。コレットチャッ
ク3の肩部13はブシュ14の肩延長部15と接触している。
ブシュ14はスロット16を有し、このスロットの中に位置
決めねじ19が突出しているので、ブシュ14をコレットチ
ャック3と共にハンドル4の長手方向に変位させること
ができる。このようにして、軸方向運動が保証される
が、半径方向運動またはねじれは阻止される。
位置決めねじ19がハンドル4の対応する半径方向孔17
にねじこまれ、その際位置決めねじはそのロケータ20が
羽口に対して直角に延びている。半径方向孔17はハウジ
ング18のいっそう厚い部分の付近に位置しているので、
必要な壁厚は位置決めねじ19の確実な座を作るように利
用可能である。
ブッシュ14に隣接して、ガスケット23を部分的に囲む
ガスケットスリーブ22がある。羽口ホルダ1を内側孔5
の長手方向に移動させたときに、ガスケットスリーブ22
がそれと共に移動する。
ガスケット23を長手方向に移動させることができない
ので、すなわちガスケットが拡張できないので、ガスケ
ットが相応して下部で圧縮され、それによりガスケット
が密閉状態になり、従って第3図に示したように羽口の
壁に密閉接触する。ガスケット23は圧縮中ガスケットス
リーブ22と突出部24の間で締めつけられるので、ガスケ
ットが羽口を密閉状態に囲むようにさせられる。
ガスケット23とブシュ14は対応する内径を有するのが
適当であり、それによってブシュ14が同時にガスケット
の案内として役立つ。ガスケット23に隣接して、付加的
なスリーブ25があり、このスリーブは、羽口の外径に適
合された肩部26を有する拡大部分を有するので、羽口端
部41を確実に導入することができる。
肩部26の両側に、スリーブ27の下部が、突出部29の上
に一定の弾性支持を達成するためにコイルばね28を有す
る。全ハンドル4の端部に、それを酸素やり(図示省
略)と連結するために雄ねじ30がある。
第1図は、内側孔5の適当な配置のため、羽口に面す
る端部の全ての個々の部品を一変のハンドルに挿入する
ことができる。このように、非常にコンパクトな構造と
共に著しい単純化が可能になる。
第2図は、酸素やり33を下から導入することができる
鋼容器32を示す。対応する羽口34が羽口ホルダ1または
ハンドル4の端部に締めつけられ、図示した配置に従っ
て、たとえ羽口34が湾曲(35)していても、確実な締め
つけが可能である。
羽口ホルダ1が第3図に従って設計されている場合、
いくつかの慣用の横断面の羽口34を使用できるので有利
である。なかんずく、非常に小さい直径の羽口でさえ確
実に締めつけることができる。そうでなければ、非常に
小さい直径の羽口は、第1図に示したように取り扱われ
た場合、容易にねじれる傾向があるだろう。
第3図は、第1図に示した羽口ホルダ1の拡大図であ
り、その場合ここでは羽口34が導入されているが、まだ
所定の場所に固定されていない。この図は非常にコンパ
クトなハンドル4の設計を示しており、その際閉鎖体2
がコレットチャック3とハンドル4の最も上の部片を越
えて突出している。閉鎖体2の変位は適当なねじり運動
によりなされ、その際ハンドル4は雄ねじ37を有し、閉
鎖体2は雌ねじ38を有する。両方のねじ37、38は互いに
対応しており、それにより閉鎖体2がねじられると、閉
鎖体が自動的にハンドル4の下端36の方へ動かされる。
このように両方の部品2、4を互いに対して運動させる
と、閉鎖体2の内側のスリーブ6の運動が引き起こさ
れ、そして再び閉鎖体2を経て、下端36に向かうコレッ
トチャック3の運動が引き起こされる。コレットチャッ
ク3に隣接して、二つの部品が互いに連結しているため
コレットチャック3と共に両方向に前後に移動するブッ
シュ14がある。次いでブシュ14はガスケットスリーブ22
とガスケット24に影響を与え、今やガスケットは、相応
する圧縮の結果として、羽口34の外壁と接触している。
しかしながら、この時点まで、かつそれを若干越えて、
全羽口34がそれと共に変位されるので、羽口端部41を保
持する内側孔5内のスリーブ25も軸方向に動かされなけ
ればならない。内側孔5内にスロット16があるので、ス
リーブはこの運動を問題なく実施することができる。
羽口ホルダ1を解放するときには、閉鎖体2を逆方向
にねじり、それにより閉鎖体がコレットチャック3をそ
れと共に連行し、移行の範囲で、二つの部品は実質的に
ユニットを形成するように互いに摩擦する。さらに、ス
リーブ25はコイルばね28の配置のため自動的に引っ込め
られ、それによりスリーブ25全体を含む肩部が羽口ホル
ダ1の上端に向かって押され、すなわち押し戻される。
それにより、コレットチャック3を含む他の部品を内側
孔5内で後方へ移動させることができ、または他の部品
を自動的に押し戻すことができる。なぜなら、スリーブ
6がその鋭い縁7で閉鎖体2と共に移動するからであ
る。
ブシュ14とコレットチャック3は溶接39により互いに
連結されているので、それらは両方共同じ運動を実施
し、かつ半径方向に移動することができないしまたはね
じられることができない。
第4図は、コンパクトなやりの全体図を示し、ハンド
ル4全体が縦断面で示されている。羽口またはやりハイ
プ34は概略的にしか示してない。羽口を上から閉鎖体2
の中へそしてコレットチャック3を通して導入すること
ができる。閉鎖体2を締め付けることにより、そのとき
羽口34が前述したように羽口ホルダ1に締め付けられ
る。
ハンドル4の内側にガスおよびスラグ阻止装置43があ
る。後述するように、ハンドル4に挿入した羽口34によ
り、スリーブ25、したがってスリーブ部分27をガス締切
弁46に向かって移動させることにより、ガス通路用の開
口部45を有するスリーブ端部44がガス締切弁46に到達で
きるように作用する。しかしながら、スリーブ25とガス
締切弁46は単一の構成要素であるのが適当である。ガス
締切弁46はばね47により負荷されることにより、羽口34
が導入されてその弁座から持ち上げられない限り、密閉
が確保される。
第4図において、羽口34を閉鎖体2の側から羽口ホル
ダ1の中へコレットチャック3およびガスケット23を通
してスリーブ25の端部まで差し込む。このとき、ガス締
切弁46はばね47により閉じたままである。羽口34を固定
するために、閉鎖体2をねじ込む。閉鎖体2をねじ込む
と同時に、コレットチャック3が羽口34をクランプし、
そして閉鎖体2のねじ込みによりさらに前述したように
コレットチャック3をハンドル4の下端36(第3図)の
方へ動かすので、コレットチャック3にクランプされた
羽口34がスリーブ25をガス締切弁46の方向に押し戻す。
この押圧力により、ガス締切弁46がその座から持ち上げ
られて開放される。
焼結金属円板48はガス透過性であり、この焼結金属円
板により、スラグ侵入の場合または焼結金属円板48にこ
の材料が同様な望ましくない作用をする場合に、スラグ
がさらにハンドル4の中を通ることができないように確
保される。したがって、焼結金属円板48はばね47、47′
の間に固定されまたは支えられている。
ガスがガス逆止弁49、したがってガスおよびスラグ阻
止装置43を通過できる前に、ガスはまず迅速作用止め弁
62を通って流れなければならない。迅速作用止め弁62
は、案内スロット54で回転軸心55を中心として回動させ
ることができる制御レバー56により開放されるようにな
っている。
制御レバー56により迅速作用止め弁62を開放すると、
ガスが詳細に図示されてない溢流通路52を通ってハンド
ル4の残りの範囲へ、開口51を備えた案内50を有する逆
止弁49の上流の空間へガスが流れ、このガスの圧力がば
ね47′の力に抗してガス逆止弁49を押して開放するの
で、そのガスがガス透過性の焼結金属円板48を通り、羽
口34により押し上げられて開放しているガス締切弁46を
通って羽口34を下流へ流れることができる。
なお、ガス逆止弁49は常時ガスがばねに抗して下流へ
流れることができるが、逆流を許さない古典的な逆止弁
であり、その機能は羽口34を通るガスの逆流がある場合
に、コンパクトなやりを通ってホースや酸素供給ライン
の中へ通るのを阻止することである。
制御レバー56の握り57は、確実な保持を保証するため
に人間工学的に設計されている。制御レバー56を回動さ
せたときに、端部に円みのついたカム58があるので、作
業者の手が案内腕60のレバー案内59の付近にすべりこむ
ことができない。
前述したように、迅速作用止め弁62が制御レバー56に
より開放され、かつ制御レバー56を解放すると再び自動
的に閉鎖される。この目的のために、迅速作用止め弁62
は密閉座63を有し、この密閉座から止め弁がピストン64
により持ち上げられ、このピストンはハンドル4の長手
方向に制御レバー56にボルト止めされた案内ピン65によ
り端部で動かされる。有効な密閉がガスケット66により
なされ、その際迅速作用止め弁62が密閉座63からばね69
の力に抗して持ち上げられるとき、ガスがピストン64に
平行なここには示されていない溢流通路52により流れる
ことができる。
密閉座63の両側で、迅速作用止め弁62は流線型である
ので、下方では密閉座63の上の円みの付いた流れ延長部
67に隣接しており、かつ上方では鋭角で走る流れ円錐体
68に隣接している。酸素入口孔70が広がっており、その
際必要に応じてフィルタを使用できる。
コンパクトなやり用の羽口ホルダについて、特に小さ
い直径の羽口について、コレットチャックとガスケット
スリーブの間にブシュを設けることによりコンパクトで
かつ確実なホルダを達成することができる。このブシュ
はハンドルの内側孔内を軸方向に動かすことができる
が、半径方向には固定され、その際特にこの固定位置で
は、ブシュはコレットチャックに作用し、すなわちコレ
ットチャックを動かないように保持する。ねじれが、特
にブシュのスロットおよびハンドルの半径方向孔により
位置決めねじで防止される。位置決めねじを羽口の外側
ジャケットへ下方に回すことにより、有利な連結および
羽口ホルダ内の羽口の締めつけがある。また、ハンドル
の特に確実なガスおよびスラグ阻止装置と、流線型の迅
速作用止め弁とがある。迅速閉鎖弁は、人間工学的に設
計された作用レバーにより作用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は羽口ホルダの縦断面図、第2図は羽口やりと共
に鋼容器を示す概略図、第3図は羽口が導入された状態
の羽口ホルダの縦断面図、第4図はコンパクトなやり全
体の縦断面図である。 1……羽口ホルダ、3……コレットチャック、4……ハ
ンドル、5……内側孔、14……ブシュ、22……ガスケッ
トスリーブ、23……軸方向ガスケット、26……スリー
ブ、34……羽口、43……ガスおよびスラグ阻止装置、56
……制御レバー、62……迅速作用止め弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−288026(JP,A) 特開 昭59−232208(JP,A) 特開 昭57−192212(JP,A) 特開 昭59−76659(JP,A) 特開 昭60−4720(JP,A) 実開 平1−128956(JP,U)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼過程中酸素を噴射するためのコンパク
    トなやりであって、ハンドルに導入された羽口を固定す
    るためのコレットチャックと、羽口と接触していて、ガ
    スケットスリーブにより部分的に取り囲まれ、かつコレ
    ットチャックと内側孔の突出部の間に圧縮することがで
    きる軸方向ガスケットと、羽口の端部を保持するスリー
    ブとを備え、その際ハンドルには、制御レバーとガスお
    よびスラグ阻止装置により作用させることができる迅速
    作用止め弁があるコンパクトなやりにおいて、コレット
    チャック(3)とガスケットスリーブ(22)の間に、ハ
    ンドル(4)の内側孔(5)内で軸方向に移動できかつ
    半径方向に固定できるブシュ(14)が設けられ、それに
    よりブシュは相応する仕方でコレットチャックに作用す
    ることを特徴とするコンパクトなやり。
  2. 【請求項2】ブシュ(14)がスロット(16)を有し、か
    つハンドル(4)が半径方向孔(17)を有し、その際位
    置決めねじ(19)がスロットに係合していることを特徴
    とする、請求項1に記載のコンパクトなやり。
  3. 【請求項3】ブシュ(14)が好ましくは溶接によりコレ
    ットチャック(3)と結合されることを特徴とする、請
    求項1に記載のコンパクトなやり。
  4. 【請求項4】コレットチャック(3)とブシュ(14)が
    単一の部片として設計されることを特徴とする、請求項
    1に記載のコンパクトなやり。
  5. 【請求項5】コレットチャック(3)を保持するハンド
    ル(4)の部分が、閉鎖体(2)の雌ねじ(38)に対応
    する雄ねじ(37)を有することを特徴とする、請求項1
    に記載のコンパクトなやり。
  6. 【請求項6】ブシュ(14)の内径が、引き続くガスケッ
    ト(23)の内径と一致するように設計されることを特徴
    とする、請求項1に記載のコンパクトなやり。
  7. 【請求項7】羽口(34)を保持するスリーブ(26)が、
    羽口にそろえた肩部(26)を有すると共に、さらに内側
    孔(5)に突出するスリーブ部分(27)が、ガスおよび
    スラグ阻止装置として作用する引き続く圧力負荷弁のた
    めのタペットとして設計されることを特徴とする、請求
    項1に記載のコンパクトなやり。
  8. 【請求項8】スリーブ(25)の肩部(26)が内側孔
    (5)にたわみうるように支持されることを特徴とす
    る、請求項1または7に記載のコンパクトなやり。
  9. 【請求項9】スリーブ部分(27)の外壁に、内側孔
    (5)で突出部(29)に支えられたコイルばね(28)が
    あることを特徴とする、請求項8に記載のコンパクトな
    やり。
  10. 【請求項10】位置決めねじ(19)のための半径方向孔
    (17)が、ハンドル(4)のハウジング(18)の比較的
    厚い部分の付近に位置していることを特徴とする、請求
    項2に記載のコンパクトなやり。
  11. 【請求項11】コレットチャック(3)が露出された端
    部で先細になっていて、かつスリーブ(6)の円みの付
    いた縁(7)と相互に作用し、その際スリーブは半径方
    向延長部(8)を有し、この延長部で、閉鎖体(2)が
    介在した玉軸受(9)と接触していることを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンパクトなやり。
  12. 【請求項12】ガスおよびスラグ阻止装置(43)として
    作用する弁は、スリーブ部分(27)と連結されたばね負
    荷された逆止弁(46)であり、この逆止弁はガスが透過
    可能な焼結金属円板(48)と、制御レバー(56)と無関
    係に閉鎖する案内(50)を有するガス逆止弁(49)とを
    有することを特徴とする、請求項1または7に記載のコ
    ンパクトなやり。
  13. 【請求項13】ハンドル(4)に位置する回転軸心(5
    5)を中心として回動できる制御レバー(56)がハンド
    ルに向かって若干曲げられ、かつレバー案内(59)に面
    する端部に円みの付いたカム(58)を有することを特徴
    とする、請求項1に記載のコンパクトなやり。
  14. 【請求項14】レバー(56)により作用させることがで
    きる迅速作用止め弁(62)は旋回座(63)の両側で流線
    型であることを特徴とする、請求項1または13に記載の
    コンパクトなやり。
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