JP2655059B2 - 二重化ファイルの割り当て方式 - Google Patents

二重化ファイルの割り当て方式

Info

Publication number
JP2655059B2
JP2655059B2 JP5321233A JP32123393A JP2655059B2 JP 2655059 B2 JP2655059 B2 JP 2655059B2 JP 5321233 A JP5321233 A JP 5321233A JP 32123393 A JP32123393 A JP 32123393A JP 2655059 B2 JP2655059 B2 JP 2655059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
management table
name
storage medium
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5321233A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07152625A (ja
Inventor
雅晴 川浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5321233A priority Critical patent/JP2655059B2/ja
Publication of JPH07152625A publication Critical patent/JPH07152625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655059B2 publication Critical patent/JP2655059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重化ファイル割り当て
方式に関し、特に、二重化ファイルの割り当てを高速に
行なうことができる二重化ファイルの割り当て方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに於いては、信頼
性を向上させるため、ファイルを二重化するということ
が従来から行なわれている。
【0003】ところで、二重化ファイルの場合、ファイ
ルは正系,副系の記憶媒体に格納され、正系,副系の記
憶媒体は異なる装置に装填されるので、二重化ファイル
を使用するプログラムに対しては、2つの装置を割り当
てることが必要になり、従来は、次のようにしていた。
【0004】今、例えば、図26に示すように、磁気デ
ィスク装置等の装置MS01,MS02,MS03にそ
れぞれ媒体名A,B,Cの記憶媒体a,b,cが装填さ
れ、ファイル名αの二重化ファイルの正系,副系がそれ
ぞれ記憶媒体a,bに格納されているとする。
【0005】システム立ち上げ時に、システムは、各装
置MS01〜MS03に対して媒体認識を行ない、記憶
媒体の媒体名と、当該記憶媒体が装填されている装置の
装置情報とが登録される媒体管理テーブルに、認識結果
を反映させる。今、各装置MS01〜MS03の媒体認
識が全て成功したとすると、媒体管理テーブルの内容
は、図27に示すものとなる。
【0006】その後、プログラムからファイル名αの二
重化ファイルの割り当て要求(ファイル名α及び二重化
ファイルの正系,副系を格納している記憶媒体a,bの
媒体名A,Bを含む)があると、システムは、媒体管理
テーブルを参照し、媒体名A,Bと対応して登録されて
いる装置MS01,MS02をプログラムに割り当て、
以後、プログラムからの二重化ファイルαに対するアク
セスに対しては上記した2つの装置MS01,MS02
を用いた二重化運転を行なう。
【0007】その後、記憶媒体bをアクセスすることが
できない障害が発生すると、システムは、二重化ファイ
ルαに対するアクセスについては、装置MS01のみを
用いた片系運転を行なう。また、システムは、片系運転
になったことをコンソール等に表示し、管理者にそのこ
とを知らせる。
【0008】片系運転になったことを知った管理者は、
二重化運転にすることが必要な場合は、システムに、記
憶媒体bの代替処理の実行を指示する。
【0009】この指示を受けると、システムは、図28
に示すように、二重化ファイルαの正常な系の内容(記
憶媒体aの内容)を、装置MS03に装填されている代
替の記憶媒体cに複写し、更に、記憶媒体cに記録され
ている媒体名Cを、アクセスすることができない障害が
発生した記憶媒体bの媒体名Bに変更する。
【0010】次いで、システムは、媒体認識を行ない、
認識結果を媒体管理テーブルに反映させる。認識結果を
媒体管理テーブルに反映させる際、システムは、認識で
きた媒体名を含むエントリについては、その媒体名と対
応して登録されている装置情報を今回媒体認識を行なっ
た装置の装置情報に書き替え、認識できなかった媒体名
を含むエントリについては書き替えを行なわず、そのま
まにしておく。この例では、媒体名A,Bの記憶媒体
a,cがそれぞれ装置MS01,MS03に装填されて
いることが認識されるので、媒体管理テーブルの内容は
図29に示すものとなる。
【0011】更に、システムは、現在、二重化ファイル
αをアクセスするプログラムに割り当てている2つの装
置を、装置MS01,MS02から装置MS01,MS
03に変更する。以後、システムは、二重化ファイルα
に対するアクセスに対しては、装置MS01,MS03
を用いた二重化運転を行なう。
【0012】上記したような、記憶媒体の代替処理は、
管理者が必要であると判断した場合のみ行なうものであ
り、必ずしも行なう必要はない。
【0013】上記した記憶媒体の代替処理が行なわれた
後に、装置MS02を修理することにより、或いは装置
MS02に装填されている媒体を交換することにより、
障害が復旧したとする。
【0014】障害が復旧すると、管理者は、システムに
対して装置MS02に装填されている記憶媒体dの初期
化を指示する。その際、管理者は、記憶媒体dに付与す
る媒体名を指示するが、その媒体名は、後の管理を容易
にするために、記憶媒体dが復旧した記憶媒体であるこ
とを示す、まだ、使用されていない媒体名とするのが、
一般的である。
【0015】初期化指示により、システムは、図30に
示すように、装置MS02に装填されている記憶媒体d
に指示された媒体名を書き込む。
【0016】その後、システムは、図29に示す内容に
なっている媒体管理テーブルを参照し、記憶媒体dに付
与した媒体名が媒体管理テーブル上に存在するか否かを
判断する。
【0017】そして、存在しないと判断した場合は、媒
体管理テーブルに新たなエントリを1つ追加し、そのエ
ントリに記憶媒体dに付与された媒体名と装置情報MS
02とを書き込み、存在すると判断した場合は、記憶媒
体dに付与された媒体名と対応するエントリ中の装置情
報を装置情報MS02に書き替える。
【0018】今、例えば、記憶媒体dに媒体名Dを付与
したとすると、媒体管理テーブル上に存在しないと判断
されるので、図31に示すように、媒体管理テーブルに
新たなエントリが1つ追加され、そのエントリに媒体名
Dと装置情報MS02とが書き込まれる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来方式で
は、媒体管理テーブルのエントリを削除する処理がない
ため、障害の復旧時、復旧した記憶媒体に、媒体管理テ
ーブルに存在しない媒体名を付与する毎に媒体管理テー
ブルのエントリ数が増えることになる。このため、媒体
管理テーブルを参照して二重化ファイルの割り当てを行
なう際、参照しなければならないエントリ数が多くな
り、二重化ファイルの割り当てが遅くなるという問題が
ある。
【0020】本発明の目的は、媒体管理テーブルのエン
トリ数の増加を防ぐことにより、二重化ファイルの割り
当てを高速に行なうことができる二重化ファイルの割り
当て方式を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、(A)各エントリに記憶媒体の媒体名と、前
記記憶媒体が装填されていた装置の装置情報とが登録さ
れる媒体管理テーブルを有し、割り当て要求元からの、
二重化ファイルの正系,副系が格納されている記憶媒体
の媒体名を含む割り当て要求に応答して、前記媒体管理
テーブルに前記割り当て要求に含まれている媒体名と対
応して装置情報が登録されている装置を前記割り当て要
求元に割り当て、復旧時に復旧した記憶媒体の媒体名を
前記媒体管理テーブルに存在しないものにした場合、前
記復旧した記憶媒体の媒体名及び該記憶媒体を装填して
いる装置の装置情報を前記媒体管理テーブルに追加する
二重化ファイルの割り当て方式に於いて、前記媒体管理
テーブルに、記憶媒体を認識できたか否かを示す媒体認
識情報を登録するようにすると共に、システム立ち上げ
時に、前記媒体管理テーブルのエントリの内、媒体認識
情報が未認識になっているエントリを削除すると共に、
認識になっている媒体認識情報を未認識に変更する媒体
管理テーブル初期化手段と、該媒体管理テーブル初期化
手段による初期化が行なわれた後、各装置に装填されて
いる記憶媒体の媒体名を認識し、認識結果を前記媒体管
理テーブルに反映する媒体認識制御手段と、割り当て要
求元からの、二重化ファイルの正系,副系が格納されて
いる記憶媒体の媒体名を含む割り当て要求に応答して前
記媒体管理テーブルを参照し、前記割り当て要求に含ま
れている媒体名と対応する装置を前記割り当て要求元に
割り当てる二重化ファイル割り当て手段とを備えたもの
である。
【0022】また、本発明は上記目的を達成するため、
(B)各エントリに記憶媒体の媒体名と、前記記憶媒体
が装填されていた装置の装置情報とが登録される媒体管
理テーブルを有し、割り当て要求元からの、二重化ファ
イルの正系,副系が格納されている記憶媒体の媒体名を
含む割り当て要求に応答して、前記媒体管理テーブルに
前記割り当て要求に含まれている媒体名と対応して装置
情報が登録されている装置を、前記割り当て要求元に割
り当て、復旧時に復旧した記憶媒体の媒体名を前記媒体
管理テーブルに存在しないものにした場合、前記復旧し
た記憶媒体の媒体名及び該記憶媒体を装填している装置
の装置情報を前記媒体管理テーブルに追加する二重化フ
ァイルの割り当て方式に於いて、通知された装置に対応
する前記媒体管理テーブルのエントリを削除する媒体情
報削除手段と、システム立ち上げ時、各装置に装填され
ている記憶媒体の媒体名を認識し、媒体名を認識できた
装置を全て前記媒体情報削除手段に通知し、通知した装
置に対応するエントリが全て前記媒体情報削除手段によ
って削除された後、媒体認識結果を前記媒体管理テーブ
ルに反映する媒体認識制御手段と、割り当て要求元から
の、二重化ファイルの正系,副系が格納されている記憶
媒体の媒体名を含む割り当て要求に応答して前記媒体管
理テーブルを参照し、前記割り当て要求に含まれている
媒体名と対応する装置を前記割り当て要求元に割り当て
る二重化ファイル割り当て手段とを備えたものである。
【0023】
【作用】(A)の構成に於いては、システム立ち上げ
時、媒体管理テーブル初期化手段が、媒体管理テーブル
のエントリの内、媒体認識情報が未認識になっているエ
ントリを削除すると共に、認識になっている媒体認識情
報を未認識に変更する。その後、媒体認識制御手段が、
各装置に装填されている記憶媒体の媒体名を認識し、認
識結果を媒体管理テーブルに反映する。
【0024】これにより、前前回のシステム立ち上げ時
にも認識することができなかった記憶媒体に対応するエ
ントリ、即ち、媒体名と装置情報との対応関係が不明な
エントリは削除され、媒体管理テーブルのエントリ数増
加を防ぐことができる。
【0025】割り当て要求元から割り当て要求がある
と、二重化ファイル割り当て手段が、媒体管理テーブル
を参照して割り当て要求に含まれている媒体名と対応す
る装置を割り当て要求元に割り当てる。
【0026】(B)の構成に於いては、システム立ち上
げ時、媒体認識手段が、各装置に装填されている記憶媒
体の媒体名を認識し、媒体名を認識できた装置を全て媒
体情報削除手段に通知する。
【0027】媒体情報削除手段は、通知された装置に対
応する媒体管理テーブルのエントリを削除する。
【0028】媒体情報削除手段の処理が終了すると、媒
体認識制御手段は、媒体認識結果を媒体管理テーブルに
反映させる。
【0029】これにより、媒体管理テーブルのエントリ
を、今回のシステム立ち上げ時に認識した記憶媒体に対
応するエントリと、媒体認識できなかった装置に以前の
運用で装填されていた記憶媒体に対応するエントリとに
することができる。
【0030】割り当て要求元から割り当て要求がある
と、二重化ファイル割り当て手段が、媒体管理テーブル
を参照して割り当て要求に含まれている媒体名と対応す
る装置を割り当て要求元に割り当てる。
【0031】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、システム立ち上げ制御手段1と、媒体管理テーブル
初期化手段2と、媒体認識制御手段3と、媒体管理テー
ブル4と、二重化ファイル割り当て手段5と、割り当て
テーブル6と、アクセス手段7と、障害情報テーブル8
と、プログラム9と、代替処理手段10と、復旧手段1
1と、磁気ディスク装置等の装置MS01〜MS3とか
ら構成されている。
【0033】媒体管理テーブル4には、図2に示すよう
に、記憶媒体の媒体名と、その記憶媒体が装填されてい
た装置を示す装置情報と、その記憶媒体を認識できたか
否かを示す媒体認識情報とが格納される。尚、媒体管理
テーブル4は、前回の運用時の状態を引き継げることが
必要であり、揮発性のメモリ上に構成された場合は、シ
ステム運用停止時に磁気ディスク等にその内容を退避さ
せ、システム立ち上げ時に、磁気ディスク等から復元す
ることが必要である。
【0034】割り当てテーブル6には、二重化ファイル
のファイル名と、その二重化ファイルの割り当て要求に
応答して割り当て要求元に割り当てた装置の装置情報
と、割り当て要求元とが格納される。
【0035】障害情報テーブル8には、各装置MS01
〜MS03の装置情報に対応して、その装置に装填され
ている記憶媒体をアクセスすることができない障害が発
生しているか否かを示す情報が格納される。
【0036】図3は媒体管理テーブル初期化手段2の処
理例を示す流れ図、図4は媒体認識制御手段3の処理例
を示す流れ図、図5は二重化ファイル割り当て手段5の
処理例を示す流れ図、図6は代替処理手段10の処理例
を示す流れ図、図7は復旧手段11の処理例を示す流れ
図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0037】今、例えば、装置MS01,MS02,M
S03にそれぞれ媒体名A,B,Cの記憶媒体a,b,
cが装填され、ファイル名αの二重化ファイルの正系,
副系がそれぞれ記憶媒体a,bに格納され、媒体管理テ
ーブル4の内容が図2に示すものであるとする。
【0038】システム立ち上げ時、システム立ち上げ制
御手段1は、媒体管理テーブル初期化手段2を呼び出
す。
【0039】媒体管理テーブル初期化手段2は、システ
ム立ち上げ制御手段1から呼び出されると、図3の流れ
図に示す処理を行なう。
【0040】媒体管理テーブル初期化手段2は、先ず、
媒体管理テーブル4の第1番目のエントリを参照し (ス
テップS1,S2)、そのエントリに格納されている媒
体認識情報が「未認識」になっているか否かを判断する
(ステップS4)。
【0041】そして、「未認識」になっていると判断し
た場合 (ステップS4がYES)は、第1番目のエント
リを削除した後 (ステップS5)、第2番目のエントリ
を参照し (ステップS7,S2)、「認識」になってい
ると判断した場合 (ステップS4がNO)は、第1番目
のエントリ中の媒体認識情報を「未認識」にした後 (ス
テップS6)、第2番目のエントリを参照する (ステッ
プS7,S2)。
【0042】以下、媒体管理テーブル4の全てのエント
リについて前述したと同様の処理を行ない、全てのエン
トリについての処理が終了することにより (ステップS
3がYES)、その処理を終了する。
【0043】この結果、媒体管理テーブル4の内容は、
図2に示すものから図8に示すものとなる。
【0044】媒体管理テーブル初期化手段2の処理が終
了すると、システム立ち上げ制御手段1は、媒体認識制
御手段3を呼び出し、二重化ファイルを作成できる全て
の装置の装置情報を媒体認識制御手段3に渡す。ここ
で、二重化ファイルを作成できる装置とは、磁気ディス
ク装置等のように、記憶媒体が固定的に装填される装置
であり、システム立ち上げ制御手段1はそのような装置
の装置情報を全て媒体認識制御手段3に渡すものであ
る。
【0045】媒体認識制御手段3は、システム立ち上げ
制御手段1から呼び出され、装置情報が渡されると、各
装置情報について図4に示す処理を行なう。
【0046】媒体認識制御手段3は、先ず、システム立
ち上げ制御手段1から渡された装置情報が示す装置に装
填されている記憶媒体の媒体名を認識し (ステップS1
1)、認識できた場合(ステップS12がYES)は、
認識した媒体名と対応する媒体管理テーブル4中の媒体
認識情報を「認識」にし (ステップS13)、更に、認
識した媒体名と対応する装置情報を今回媒体認識を行な
った装置の装置情報とする (ステップS14)。また、
認識できなかった場合 (ステップS12がNO)は、媒
体管理テーブル4の書き替えは行なわない。
【0047】媒体認識制御手段3は、システム立ち上げ
制御手段1から渡された全ての装置情報に対して上述し
た処理を行なう。
【0048】今、例えば、装置MS01〜MS03に対
する媒体認識が全て成功したとすると、媒体管理テーブ
ル4の内容は、図8に示すものから図9に示すものとな
る。
【0049】その後、プログラム9から二重化ファイル
の割り当て要求(二重化ファイルのファイル名αと、二
重化ファイルの正系,副系を格納している記憶媒体a,
bの媒体名A,Bを含む)があると、二重化ファイル割
り当て手段5は、図5の流れ図に示す処理を行なう。
【0050】二重化ファイル割り当て手段5は、プログ
ラム9から割り当て要求があると、正系のファイルが格
納されている記憶媒体aの媒体名Aを媒体管理テーブル
4から探す (ステップS20)。
【0051】この場合、媒体管理テーブル4の内容は、
図9に示すものであるので、媒体名Aが媒体管理テーブ
ル4から探し出される (ステップS21がYES)。
【0052】媒体管理テーブル4から媒体名Aを探し出
すと、二重化ファイル割り当て手段5は、探し出した媒
体名Aと対応して格納されている装置情報MS01を取
得し、取得した装置情報MS01と二重化ファイルのフ
ァイル名αと、要求元(プログラム9)を、図10に示
すように割り当てテーブル6に登録することにより、要
求元のプログラム9に正系の装置MS01を割り当てる
(ステップS22)。尚、探し出せなかった場合は、ダ
ミーの装置を正系として割り当てる (ステップS2
3)。
【0053】正系の割り当てが終了すると、二重化ファ
イル割り当て手段5は、副系のファイルが格納されてい
る記憶媒体bの媒体名Bを媒体管理テーブル4から探す
(ステップS24)。
【0054】この場合、媒体管理テーブル4の内容は図
9に示すものであるので、媒体名Bが媒体管理テーブル
4から探し出される (ステップS25がYES)。
【0055】媒体名Bを探し出すと、二重化ファイル割
り当て手段5は探し出した媒体名Bと対応して登録され
ている装置情報MS02を取得し、取得した装置情報M
S02をステップS22で登録した二重化ファイルのフ
ァイル名α及び要求元と対応付けて図10に示すように
割り当てテーブル6に登録することにより、割り当て要
求元のプログラム9に副系の装置MS02を割り当てる
(ステップS26)。尚、探し出せなかった場合は、ダ
ミーの装置を副系として割り当てる (ステップS2
7)。
【0056】その後、二重化ファイル割り当て手段5
は、両系に割り当てた装置がダミー装置でないので (ス
テップS28がNO)、プログラム9に割り当て成功を
通知する (ステップS30)。尚、両系に割り当てた装
置が共にダミー装置である場合は、割り当て要求元に割
り当て失敗を通知する (ステップS29)。
【0057】その後、プログラム9からファイル名αの
二重化ファイルに対してアクセスがあると、アクセス手
段7が割り当てテーブル6及び障害情報テーブル8の内
容に基づいてアクセスを行なう。
【0058】即ち、アクセス手段7は、割り当てテーブ
ル6を参照してプログラム9に割り当てた装置MS0
1,MS02を取得し、その両方が正常であることが障
害情報テーブル8に示されている場合は、装置MS0
1,MS02を用いた二重化運転を行ない、一方が正常
であることが障害情報テーブル8に示されている場合
は、一方の装置のみを用いた片系運転を行ない、両方が
障害であることが障害情報テーブル8に示されている場
合は、プログラム9にアクセス不能であることを通知す
る。この場合、装置MS01,MS02は共に正常であ
るので、アクセス手段7は二重化運転を行なうことにな
る。
【0059】その後、装置MS02に装填されている記
憶媒体bをアクセスすることができない障害が発生する
と、障害情報テーブル8が、記憶媒体bを装填している
装置MS02の障害を示すので、プログラム9は装置M
S01のみを用いた片系運転を行なう。また、片系運転
になったことをコンソール等に表示し、管理者にそのこ
とを知らせる。
【0060】片系運転になったことを知った管理者は、
二重化運転にすることが必要な場合は、代替処理手段1
0に対し、記憶媒体bの代替処理の実行を指示する。そ
の際、管理者は、代替させる記憶媒体cの媒体名Cを指
定する。
【0061】この指示を受けると、代替処理手段10
は、図6の流れ図に示す処理を行なう。
【0062】先ず、代替処理手段10は、二重化ファイ
ルの正常な系の内容(記憶媒体Aの内容)を、装置MS
03に装填されている代替の記憶媒体cに複写し (ステ
ップS31)、次いで、記憶媒体cに記録されている媒
体名Cを、アクセスすることができない障害が発生した
記憶媒体bの媒体名Bに書き替える (ステップS3
2)。
【0063】その後、代替処理手段10は、各装置MS
01〜MS03に装填されている記憶媒体を認識し、認
識結果を媒体管理テーブル4に反映させる (ステップS
33)。
【0064】この場合、媒体名A,Bの記憶媒体が装置
MS01,MS03に装填されていることが認識され、
媒体名Cの記憶媒体は認識されないので、媒体管理テー
ブル4の内容は図9に示すものから図11に示すものと
なる。
【0065】その後、代替処理手段10は、障害の発生
した装置MS02をプログラム9に割り当て済みか否か
を割り当てテーブル6を参照して判断し (ステップS3
4)、割り当て済みであると判断した場合は、割り当て
テーブル6中の障害の発生した装置の装置情報MS02
を代替装置MS03の装置情報に書き替える (ステップ
S35)。
【0066】上記した記憶媒体の代替処理が行なわれる
ことにより、ファイル名αの二重化ファイルに対するア
クセスは、装置MS01のみを用いた片系運転から装置
MS01,MS03を用いた二重化運転になる。
【0067】上記した記憶媒体の代替処理を行なった
後、装置MS02を修理することにより、或いは装置M
S02に装填されている記憶媒体を交換することによ
り、障害が復旧したとする。
【0068】障害が復旧すると、管理者は、復旧手段1
1に対して、装置MS02に装填されている記憶媒体d
の初期化を指示する。その際、管理者は記憶媒体dに付
与する媒体名を指示するが、その媒体名は、後の管理を
容易にするために、復旧した記憶媒体であることを示
す、まだ、使用されていない媒体名とするのが一般的で
あるので、この例では媒体名Dを指示するとする。
【0069】初期化指示により、復旧手段11は、図7
の流れ図に示す処理を行なう。
【0070】復旧手段11は、先ず、装置MS02に装
填されている記憶媒体dの媒体名をDにする等の初期化
処理を行ない(ステップS41)、その後、媒体管理テ
ーブル4上に初期化した記憶媒体dの媒体名Dが存在す
るか否かを判断する (ステップS42)。
【0071】この時、媒体管理テーブル4の内容は、図
11に示すものになっており、ステップS42の判断結
果はNOとなるので、復旧手段11は、図12に示すよ
うに、媒体管理テーブル4に新たなエントリを追加し、
そのエントリに媒体名Dと、装置情報MS02を書き込
むと共に、媒体認識情報を「認識」にする (ステップS
43)。
【0072】この例の場合は、ステップS42の判断結
果はNOとなるが、もし、記憶媒体dに既に使用されて
いる媒体名を付与した場合は、ステップS42の判断結
果はYESとなり、復旧手段11は、初期化した記憶媒
体dに付与した媒体名が登録されている媒体管理テーブ
ル4のエントリ中の媒体認識情報を「認識」にすると共
に、上記エントリに初期化した記憶媒体dが装填されて
いる装置の装置情報MS02とを書き込む処理を行なう
(ステップS44)。
【0073】上記した復旧処理が行なわれた後に、シス
テム運用を停止し、その後、再びシステム立ち上げが行
なわれたとする。
【0074】このシステム立ち上げ時、媒体管理テーブ
ル4の内容は、図12に示すものになっているので、媒
体管理テーブル初期化手段2によって行なわれる図3に
示す処理により、媒体管理テーブル4の内容は図13に
示すものとなる。即ち、媒体管理テーブル初期化手段2
により、媒体認識情報が「未認識」になっている媒体名
Cに対応するエントリが削除され、「認識」になってい
る媒体認識情報が「未認識」に変更されるので、媒体管
理テーブル4の内容は図13に示すものとなる。このよ
うに、本実施例によれば、復旧時に媒体管理テーブル4
のエントリ数が増えた場合でも、媒体名と装置情報との
対応が誤っている不要なエントリを削除することができ
るので、媒体管理テーブル4のエントリ数の増加を防ぐ
ことができる。
【0075】更に、媒体認識制御手段3によって行なわ
れる図4に示す処理により、媒体管理テーブル4の内容
は図13に示すものから図14に示すものとなる。
【0076】上記した説明は、装置MS02に装填され
ている媒体名Bの記憶媒体bをアクセスできなくなる障
害が発生した後に、記憶媒体の代替処理を行ない、更
に、復旧処理を行なった場合の説明であるが、記憶媒体
の代替処理,復旧処理は必ずしも行なう必要があるもの
ではないので、次に、上記した障害が発生した後に、記
憶媒体の代替処理,復旧処理を行なうことなく、システ
ム運用を停止し、その後、システム立ち上げを行なった
場合の動作を説明する。
【0077】このシステム立ち上げ時、媒体管理テーブ
ル4の内容は、図9に示すものになっているので、シス
テム立ち上げ時に媒体管理テーブル初期化手段2,媒体
認識制御手段3によって行なわれる図3,図4に示す処
理により、媒体管理テーブル4の内容は、図9に示すも
のから図15に示すものとなる。即ち、装置MS02に
装填されている媒体名Bの記憶媒体bをアクセスするこ
とができない障害が発生したままであるので、媒体管理
テーブル4中の媒体名Bに対応するエントリ中の媒体認
識情報が「未認識」にされる。
【0078】その後、記憶媒体の代替処理,復旧処理を
行なうことなく、再び、システムの運用停止,システム
の立ち上げを行なったとする。
【0079】このシステム立ち上げ時、媒体管理テーブ
ル4の内容は図15に示すものになっているので、媒体
管理テーブル初期化手段2,媒体認識制御手段3が図
3,図4に示す処理を実行することにより、媒体認識情
報が「未認識」になっている媒体名Bに対応するエント
リが削除され、媒体管理テーブル4の内容は、図15に
示すものから図16に示すものとなる。
【0080】その後、プログラム9から二重化ファイル
の割り当て要求(二重化ファイルのファイル名αと、二
重化ファイルの正系,副系を格納している記憶媒体a,
bの媒体名A,Bとを含む)があると、二重化ファイル
割り当て手段5は、前述したと同様に、図5の流れ図に
示す処理を行なう。
【0081】この時、二重化ファイルの正系を格納して
いる記憶媒体aの媒体名Aは、媒体管理テーブル4から
探し出せるので(ステップS21がYES)、二重化フ
ァイル割り当て手段5は、探し出した媒体名Aと対応し
て登録されている装置情報MS01を取得し、取得した
装置情報MS01と、二重化ファイルのファイル名α
と、要求元とを図17に示すように割り当てテーブル6
に登録することにより、要求元のプログラム9に正系の
装置として装置MS01を割り当てる (ステップS2
2)。
【0082】正系の割り当てが終了すると、二重化ファ
イル割り当て手段5は、副系のファイルが格納されてい
る記憶媒体bの媒体名Bを媒体管理テーブル4から探す
(ステップS24)。
【0083】この場合、媒体管理テーブル4の内容は図
16に示すものになっており、媒体名Bを媒体管理テー
ブル4から探し出すことができないので (ステップS2
5がNO)、二重化ファイル割り当て手段5は、図17
に示すように、ダミーの装置情報MSzzを割り当てテ
ーブル6に書き込み、要求元のプログラム9に副系の装
置としてダミー装置MSzzを割り当てる (ステップS
27)。
【0084】その後、二重化ファイル割り当て手段5
は、両系に割り当てた装置が共にダミー装置でないので
(ステップS28がNO)、プログラム9に割り当て成
功を通知する (ステップS30)。
【0085】その後、プログラム9からファイル名αの
二重化ファイルに対してアクセスがあると、アクセス手
段7は、割り当てテーブル6の内容が図17に示すもの
であるので、装置MS01のみを用いた片系運転を行な
う。
【0086】その後、代替処理手段10により、記憶媒
体cを記憶媒体bの代替記憶媒体とする代替処理が行な
われると、代替処理手段10が図6に示したステップS
35までの処理を行なうことにより、割り当てテーブル
6の内容は図17に示すものから図18に示すものとな
り、それ以後、ファイル名αの二重化ファイルに対して
プログラム9からアクセスがあった場合、アクセス手段
7は装置MS01,MS03を用いた二重化運転を行な
う。
【0087】図19は本発明の他の実施例のブロック図
であり、システム立ち上げ制御手段21と、媒体認識制
御手段22と、媒体情報削除手段23と、媒体管理テー
ブル24と、二重化ファイル割り当て手段25と、割り
当てテーブル26と、アクセス手段27と、障害情報テ
ーブル28と、プログラム29と、代替処理手段30
と、復旧手段31と、磁気ディスク装置等の装置MS0
1〜MS03とから構成されている。
【0088】媒体管理テーブル24には、図22に示す
ように、記憶媒体の媒体名と、その記憶媒体を装填して
いる装置の装置情報とが格納される。
【0089】割り当てテーブル26,障害情報テーブル
28には、それぞれ図1に示した割り当てテーブル6,
障害情報テーブル8と同様の内容が格納される。
【0090】また、二重化ファイル割り当て手段25,
アクセス手段27,代替処理手段30,復旧手段31
は、それぞれ図1に示した二重化ファイル割り当て手段
5,アクセス手段7,代替処理手段10,復旧手段11
と同様の機能を有する。
【0091】図20は媒体認識制御手段22の処理例を
示す流れ図、図21は媒体情報削除手段23の処理例を
示す流れ図であり、以下各図を参照して本実施例の動作
を説明する。
【0092】今、例えば、装置MS01,MS02,M
S03にそれぞれ媒体名A,B,Cの記憶媒体a,b,
cが装填され、二重化ファイルαの正系,副系がそれぞ
れ記憶媒体a,bに格納され、媒体管理テーブル24の
内容が図22に示すものになっているとする。
【0093】そして、システム運用中に、装置MS02
に装填されている媒体名Bの記憶媒体bをアクセスでき
なくなる障害が発生したとする。
【0094】管理者は、上記障害が発生したことを知る
と、記憶媒体bの代替処理が必要な場合は、代替処理手
段30に対して代替処理の実施を指示する。
【0095】この指示を受けると、代替処理手段30
は、図1に示した代替処理手段10と同様の処理を行な
う。この結果、媒体管理テーブル24の内容は、図22
に示すものから図23に示すものとなる。
【0096】その後、装置MS02を修理したり、或い
は記憶媒体の交換を行なうことにより、障害が復旧する
と、管理者は復旧手段31に対して装置MS02に装填
されている記憶媒体dの初期化を行なうことを指示す
る。
【0097】この指示を受けることにより、復旧手段3
1は、図1に示した復旧手段11と同様の処理を行な
う。この結果、媒体管理テーブル24の内容は、図23
に示すものから図24に示すものとなり、エントリ数が
1つ増加する。
【0098】その後、システムの運用を停止し、再びシ
ステムの立ち上げを行なったとする。
【0099】システム立ち上げ時、システム立ち上げ制
御手段21は、媒体認識制御手段22を呼び出し、二重
化ファイルを作成可能な装置MS01〜MS03の装置
情報を全て媒体認識制御手段22に渡す。
【0100】媒体認識制御手段22は、装置MS01〜
MS03の装置情報が渡されると、図20の流れ図に示
す処理を行なう。
【0101】媒体認識制御手段22は、先ず、渡された
装置情報が示す全ての装置MS01〜MS03に対して
媒体認識を行ない (ステップS51)、媒体認識できた
装置を示す装置情報を媒体情報削除手段23に通知する
(ステップS52)。
【0102】この時、装置MS02の障害は既に復旧し
ているので、媒体情報削除手段23は装置MS01,M
S02,MS03に装填されている記憶媒体a,d,b
の媒体名A,D,Bを認識し、装置MS01,MS0
2,MS03を示す装置情報を媒体情報削除手段23に
通知することになる。
【0103】この通知を受けると、媒体情報削除手段2
3は、図21の流れ図に示すように、通知された装置情
報MS01〜MS03を含む媒体管理テーブル24のエ
ントリを全て削除し (ステップS61)、その処理が完
了すると、媒体認識制御手段22に完了通知を行なう
(ステップS62)。
【0104】この結果、媒体管理テーブル24のエント
リ数は「0」となる。
【0105】媒体認識制御手段22は、媒体情報削除手
段23からの完了通知を受けると(図20,ステップS
53がYES)と、ステップS52で認識した媒体名が
媒体管理テーブル24上に存在するか否かを判断し、存
在する媒体名については対応する装置情報を、ステップ
S52で媒体認識を行なった装置の装置情報に置き換
え、存在しない媒体名については新たなエントリを作成
し、媒体名と装置情報とを書き込む (ステップS5
4)。この結果、媒体管理テーブル24の内容は、図2
5に示すものとなる。このように、本実施例によれば、
復旧時に媒体管理テーブル24のエントリ数が増えた場
合も、媒体名と装置情報との対応関係が誤っているエン
トリを削除できるので、媒体管理テーブル24のエント
リ数の増加を防ぐことができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、媒体管
理テーブルに媒体認識を行なうことができたか否かを示
す媒体認識情報を格納するようにし、システム立ち上げ
時に、媒体認識情報が「未認識」になっているエントリ
を削除すると共に、「認識」となっている媒体認識情報
を「未認識」にするものであり、媒体名と装置情報との
対応が正しいか否かが不明な不要なエントリを削除する
ことができるので、復旧時にエントリ数が増えたとして
も、媒体管理テーブルのエントリ数の増加を防ぐことが
でき、この結果、媒体管理テーブルを参照して行なう二
重化ファイルの割り当てを、復旧が行なわれる毎に、エ
ントリ数が増える従来例に比較して高速に行なうことが
できる効果がある。
【0107】また、本発明は、システム立ち上げ時に、
媒体認識を行ない、媒体認識を行なうことができた装置
情報を含む媒体管理テーブルのエントリを削除し、その
後、認識結果を媒体管理テーブルに反映させるものであ
り、記憶媒体と装置情報との対応関係が誤っている媒体
管理テーブルのエントリを削除することができるので、
復旧時にエントリ数が増加したとしても、媒体管理テー
ブルのエントリ数の増加を防ぐことができ、この結果、
媒体管理テーブルを参照して行なう二重化ファイルの割
り当てを、復旧が行なわれる毎に、エントリ数が増える
従来技術の比較して高速に行なうことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】媒体管理テーブル4の内容例を示す図である。
【図3】媒体管理テーブル初期化手段2の処理例を示す
流れ図である。
【図4】媒体認識制御手段3の処理例を示す流れ図であ
る。
【図5】二重化ファイル割り当て手段5の処理例を示す
流れ図である。
【図6】代替処理手段10の処理例を示す流れ図であ
る。
【図7】復旧手段11の処理例を示す流れ図である。
【図8】媒体管理テーブル4の内容例を示す図である。
【図9】媒体管理テーブル4の内容例を示す図である。
【図10】割り当てテーブル6の内容例を示す図であ
る。
【図11】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図12】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図13】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図14】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図15】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図16】媒体管理テーブル4の内容例を示す図であ
る。
【図17】割り当てテーブル6の内容例を示す図であ
る。
【図18】割り当てテーブル6の内容例を示す図であ
る。
【図19】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図20】媒体認識制御手段22の処理例を示す流れ図
である。
【図21】媒体情報削除手段23の処理例を示す流れ図
である。
【図22】媒体管理テーブル24の内容例を示す図であ
る。
【図23】媒体管理テーブル24の内容例を示す図であ
る。
【図24】媒体管理テーブル24の内容例を示す図であ
る。
【図25】媒体管理テーブル24の内容例を示す図であ
る。
【図26】従来の技術を説明するための図である。
【図27】従来の技術を説明するための図である。
【図28】従来の技術を説明するための図である。
【図29】従来の技術を説明するための図である。
【図30】従来の技術を説明するための図である。
【図31】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】 1…システム立ち上げ制御手段 2…媒体管理テーブル初期化手段 3…媒体認識制御手段 4…媒体管理テーブル 5…二重化ファイル割り当て手段 6…割り当てテーブル 7…アクセス手段 8…障害情報テーブル 9…プログラム 10…代替処理手段 11…復旧手段 21…システム立ち上げ制御手段 22…媒体認識制御手段 23…媒体情報削除手段 24…媒体管理テーブル 25…二重化ファイル割り当て手段 26…割り当てテーブル 27…アクセス手段 28…障害情報テーブル 29…プログラム 30…代替処理手段 31…復旧手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各エントリに記憶媒体の媒体名と、前記
    記憶媒体が装填されていた装置の装置情報とが登録され
    る媒体管理テーブルを有し、割り当て要求元からの、二
    重化ファイルの正系,副系が格納されている記憶媒体の
    媒体名を含む割り当て要求に応答して、前記媒体管理テ
    ーブルに前記割り当て要求に含まれている媒体名と対応
    して装置情報が登録されている装置を前記割り当て要求
    元に割り当て、復旧時に復旧した記憶媒体の媒体名を前
    記媒体管理テーブルに存在しないものにした場合、前記
    復旧した記憶媒体の媒体名及び該記憶媒体を装填してい
    る装置の装置情報を前記媒体管理テーブルに追加する二
    重化ファイルの割り当て方式に於いて、 前記媒体管理テーブルに、記憶媒体を認識できたか否か
    を示す媒体認識情報を登録するようにすると共に、 システム立ち上げ時に、前記媒体管理テーブルのエント
    リの内、媒体認識情報が未認識になっているエントリを
    削除すると共に、認識になっている媒体認識情報を未認
    識に変更する媒体管理テーブル初期化手段と、 該媒体管理テーブル初期化手段による初期化が行なわれ
    た後、各装置に装填されている記憶媒体の媒体名を認識
    し、認識結果を前記媒体管理テーブルに反映する媒体認
    識制御手段と、 割り当て要求元からの、二重化ファイルの正系,副系が
    格納されている記憶媒体の媒体名を含む割り当て要求に
    応答して前記媒体管理テーブルを参照し、前記割り当て
    要求に含まれている媒体名と対応する装置を前記割り当
    て要求元に割り当てる二重化ファイル割り当て手段とを
    備えたことを特徴とする二重化ファイルの割り当て方
    式。
  2. 【請求項2】 各エントリに記憶媒体の媒体名と、前記
    記憶媒体が装填されていた装置の装置情報とが登録され
    る媒体管理テーブルを有し、割り当て要求元からの、二
    重化ファイルの正系,副系が格納されている記憶媒体の
    媒体名を含む割り当て要求に応答して、前記媒体管理テ
    ーブルに前記割り当て要求に含まれている媒体名と対応
    して装置情報が登録されている装置を前記割り当て要求
    元に割り当て、復旧時に復旧した記憶媒体の媒体名を前
    記媒体管理テーブルに存在しないものにした場合、前記
    復旧した記憶媒体の媒体名及び該記憶媒体を装填してい
    る装置の装置情報を前記媒体管理テーブルに追加する二
    重化ファイルの割り当て方式に於いて、 通知された装置に対応する前記媒体管理テーブルのエン
    トリを削除する媒体情報削除手段と、 システム立ち上げ時、各装置に装填されている記憶媒体
    の媒体名を認識し、媒体名を認識できた装置を全て前記
    媒体情報削除手段に通知し、通知した装置に対応するエ
    ントリが全て前記媒体情報削除手段によって削除された
    後、媒体認識結果を前記媒体管理テーブルに反映する媒
    体認識制御手段と、 割り当て要求元からの、二重化ファイルの正系,副系が
    格納されている記憶媒体の媒体名を含む割り当て要求に
    応答して前記媒体管理テーブルを参照し、前記割り当て
    要求に含まれている媒体名と対応する装置を、前記割り
    当て要求元に割り当てる二重化ファイル割り当て手段と
    を備えたことを特徴とする二重化ファイルの割り当て方
    式。
JP5321233A 1993-11-26 1993-11-26 二重化ファイルの割り当て方式 Expired - Fee Related JP2655059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321233A JP2655059B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 二重化ファイルの割り当て方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321233A JP2655059B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 二重化ファイルの割り当て方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07152625A JPH07152625A (ja) 1995-06-16
JP2655059B2 true JP2655059B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=18130305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321233A Expired - Fee Related JP2655059B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 二重化ファイルの割り当て方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655059B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07152625A (ja) 1995-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8732121B1 (en) Method and system for backup to a hidden backup storage
JP4199993B2 (ja) スナップショット取得方法
US6938135B1 (en) Incremental backup of a data volume
US7200664B2 (en) Distributed network storage system with virtualization
US6594744B1 (en) Managing a snapshot volume or one or more checkpoint volumes with multiple point-in-time images in a single repository
US7120768B2 (en) Snapshot acquisition method, storage system and disk apparatus
US7890720B2 (en) Snapshot system
US6978282B1 (en) Information replication system having automated replication storage
JP4809040B2 (ja) ストレージ装置及びスナップショットのリストア方法
US8229897B2 (en) Restoring a file to its proper storage tier in an information lifecycle management environment
US7330947B2 (en) Method and apparatus for backing up data in virtual storage medium
JP2005031716A (ja) データバックアップの方法及び装置
JP3246146B2 (ja) 外部記憶装置のデータ移行方法
US20110167234A1 (en) Backup system and its control method
KR20010007111A (ko) 데이터 프로세서 제어형 데이터 저장 시스템, 동적재동기화 방법 및 컴퓨터 프로그램
US20170139637A1 (en) A method of live migration
WO2004059488A2 (en) Instant refresh of a data volume copy
JP2007018312A (ja) ディスクアレイ装置及びその制御方法
JP2002132554A (ja) データベースアクセス方法
EP0482853A2 (en) Method and apparatus for storage device management
JP2655059B2 (ja) 二重化ファイルの割り当て方式
JP2005215940A (ja) ストレージシステム、サーバ装置及び先行コピーデータ生成方法
US5485475A (en) Data storage device and data managing method
JP4130076B2 (ja) データベース管理プログラムおよび記録媒体
US7219204B2 (en) Dynamic, policy-based control of copy service precedence

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees