JP2645059B2 - 飛翔体誘導装置 - Google Patents
飛翔体誘導装置Info
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- JP2645059B2 JP2645059B2 JP63055369A JP5536988A JP2645059B2 JP 2645059 B2 JP2645059 B2 JP 2645059B2 JP 63055369 A JP63055369 A JP 63055369A JP 5536988 A JP5536988 A JP 5536988A JP 2645059 B2 JP2645059 B2 JP 2645059B2
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばミサイルに搭載され、所定経路を
飛翔する弾道弾に当該ミサイルを所定の位置で会合させ
る飛翔体誘導体装置に関する。
飛翔する弾道弾に当該ミサイルを所定の位置で会合させ
る飛翔体誘導体装置に関する。
(従来の技術) 一般にミサイルを誘導する誘導装置は比例航法を採用
する。この比例航法によれば、目標が任意に運動する場
合、ミサイルの経路角変化を目標に対する目視線変化量
の数倍とすることにより、目標のいかなる運動に対して
も十分命中させることができる。但し、ミサイルにも運
動性能に上限があり、特に目標が急旋回した場合には横
加速度が飽和してしまうため、比例航法による誘導はき
かなくなるような場合がある。そこで、比例航法の限界
としてミサイルの運動時定数の10倍以上の誘導時間があ
って、その運動性能が目標の3倍以上である等の条件を
付加している。
する。この比例航法によれば、目標が任意に運動する場
合、ミサイルの経路角変化を目標に対する目視線変化量
の数倍とすることにより、目標のいかなる運動に対して
も十分命中させることができる。但し、ミサイルにも運
動性能に上限があり、特に目標が急旋回した場合には横
加速度が飽和してしまうため、比例航法による誘導はき
かなくなるような場合がある。そこで、比例航法の限界
としてミサイルの運動時定数の10倍以上の誘導時間があ
って、その運動性能が目標の3倍以上である等の条件を
付加している。
ところで、目標が弾道弾である場合、予め経路が定ま
っているので、上記のような比例航法を用いなくても目
標とミサイルの会合位置を推定し、この推定位置に向け
て直線的にミサイルを誘導すれば、上記の条件を取除
き、構造的に簡単な構成でかつ制度よく目標に命中させ
ることができる。従来より、このように予め経路の定ま
っている目標を簡単な構成でかつ精度よく目標に会合さ
せることのできる誘導装置の出現が望まれている。
っているので、上記のような比例航法を用いなくても目
標とミサイルの会合位置を推定し、この推定位置に向け
て直線的にミサイルを誘導すれば、上記の条件を取除
き、構造的に簡単な構成でかつ制度よく目標に命中させ
ることができる。従来より、このように予め経路の定ま
っている目標を簡単な構成でかつ精度よく目標に会合さ
せることのできる誘導装置の出現が望まれている。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように、従来から構造的に簡単な構成でか
つ精度よく目標に命中させることのできる飛翔体誘導装
置の出現が望まれている。
つ精度よく目標に命中させることのできる飛翔体誘導装
置の出現が望まれている。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、構造的に簡単な構成でかつ精度よく目標に命中させ
ることのできる飛翔体誘導装置を提供することを目的と
する。
で、構造的に簡単な構成でかつ精度よく目標に命中させ
ることのできる飛翔体誘導装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る飛翔体誘導
装置は、所定の経路を飛翔する目標に所定の位置で会合
するように飛翔体を誘導するものにおいて、前記目標の
飛翔経路及び現在位置と前記飛翔体の現在位置とから目
視線角を算出する目視線角算出手段と、前記飛翔体にて
実際の目視線角を測定する目視線角測定手段と、前記目
視線角算出手段により得られた目視線角と前記目視線角
測定手段で得られた目視線角とを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に基づいて前記飛翔体の速度を
補正する速度補正手段とを具備して構成される。
装置は、所定の経路を飛翔する目標に所定の位置で会合
するように飛翔体を誘導するものにおいて、前記目標の
飛翔経路及び現在位置と前記飛翔体の現在位置とから目
視線角を算出する目視線角算出手段と、前記飛翔体にて
実際の目視線角を測定する目視線角測定手段と、前記目
視線角算出手段により得られた目視線角と前記目視線角
測定手段で得られた目視線角とを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に基づいて前記飛翔体の速度を
補正する速度補正手段とを具備して構成される。
(作用) 上記構成による飛翔体誘導装置は、目標の飛翔経路及
び現在位置と前記飛翔体の現在位置とから目視線角を計
算によって求める一方、飛翔体にて実際の目視線角を測
定し、計算上の目視線角と測定上の目視線角とを比較
し、この比較手段の比較結果に基づいて飛翔体の速度を
補正することにより、所定の経路を飛翔する目標に所定
の位置で会合させる。
び現在位置と前記飛翔体の現在位置とから目視線角を計
算によって求める一方、飛翔体にて実際の目視線角を測
定し、計算上の目視線角と測定上の目視線角とを比較
し、この比較手段の比較結果に基づいて飛翔体の速度を
補正することにより、所定の経路を飛翔する目標に所定
の位置で会合させる。
(実地例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。
る。
第1図は弾道弾用のミサイルにこの発明を適用した場
合の構成を示すもので、11は加速度計である。この加速
度計11はミサイルにかかる加速度を検出するもので、こ
こで得られた加速度情報は距離計算部12に送られる。こ
の距離計算部12は加速度情報を二重積分することにより
発射地点からの距離を算出するもので、ここで得られた
距離情報は目視線角テーブル13に送られる。この目視線
角テーブル13は予め登録された目標の経路から目標の現
在位置を取出し、距離計算部12からの距離情報、すなわ
ちミサイルの現在位置と合わせて目視線角を算出するも
のである。
合の構成を示すもので、11は加速度計である。この加速
度計11はミサイルにかかる加速度を検出するもので、こ
こで得られた加速度情報は距離計算部12に送られる。こ
の距離計算部12は加速度情報を二重積分することにより
発射地点からの距離を算出するもので、ここで得られた
距離情報は目視線角テーブル13に送られる。この目視線
角テーブル13は予め登録された目標の経路から目標の現
在位置を取出し、距離計算部12からの距離情報、すなわ
ちミサイルの現在位置と合わせて目視線角を算出するも
のである。
一方、14は目視線角検出部で、この目視線角検出部14
はシーカによって構成される。この目視線角検出部14で
得られた実際の目視線角情報は上記目視線角テーブル13
で求められた計算上の目視線角情報と共に比較部15に入
力される。この比較部15は両目視線角の大きさを比較す
るもので、その比較結果はミサイルの速度制御装置16に
送られる。この速度制御装置16は予め設定された速度で
ミサイルを飛翔させるものであるが、比較部15の比較結
果に基づいてその速度制御量を補正するようになってい
る。
はシーカによって構成される。この目視線角検出部14で
得られた実際の目視線角情報は上記目視線角テーブル13
で求められた計算上の目視線角情報と共に比較部15に入
力される。この比較部15は両目視線角の大きさを比較す
るもので、その比較結果はミサイルの速度制御装置16に
送られる。この速度制御装置16は予め設定された速度で
ミサイルを飛翔させるものであるが、比較部15の比較結
果に基づいてその速度制御量を補正するようになってい
る。
上記構成において、以下第2図を参照してその動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
今、第2図において経路aを飛翔する弾道弾T(T1,T
2,…、Tn)に対し、ミサイルM(M1,M2,…、Mn)を地上
から垂直方向(図中矢印bの方向)に発射してA点で会
合させる場合を想定する。まず、ミサイルMの飛翔能力
及び弾道弾Tの経路、移動速度から発射時刻を算出し、
該発射時刻にミサイルMを発射する。ミサイルM内にお
ける誘導装置は加速度計11によりミサイルMにかかるt
時の加速度g(t)(tは発射時からの時間)を検出
し、距離計算部12にてこの加速度g(t)を二重積分す
る。これによって、発射地点からの距離、すなわちミサ
イルMの時々刻々の位置を求めることができる。この距
離情報(ミサイルの現在位置情報)を目視線角テーブル
13に送る。この目視線角テーブル13では予め登録された
目標の経路から目標の現在位置を取出し、距離計算部12
からの距離情報、すなわちミサイルの現在位置と合わせ
て目視線角θ′を算出する。
2,…、Tn)に対し、ミサイルM(M1,M2,…、Mn)を地上
から垂直方向(図中矢印bの方向)に発射してA点で会
合させる場合を想定する。まず、ミサイルMの飛翔能力
及び弾道弾Tの経路、移動速度から発射時刻を算出し、
該発射時刻にミサイルMを発射する。ミサイルM内にお
ける誘導装置は加速度計11によりミサイルMにかかるt
時の加速度g(t)(tは発射時からの時間)を検出
し、距離計算部12にてこの加速度g(t)を二重積分す
る。これによって、発射地点からの距離、すなわちミサ
イルMの時々刻々の位置を求めることができる。この距
離情報(ミサイルの現在位置情報)を目視線角テーブル
13に送る。この目視線角テーブル13では予め登録された
目標の経路から目標の現在位置を取出し、距離計算部12
からの距離情報、すなわちミサイルの現在位置と合わせ
て目視線角θ′を算出する。
一方、目視線角検出部14のシーカによって実際の目視
線角θ(θ1,θ2,…、θn)を検出する。目標Tは予め
経路及び移動速度が決まっているが、風等の影響により
多少の変化を生じている。このため、当然目視線角θも
計算上のθ′からずれを生じることになる。そこで、目
視線角テーブル13で求められた計算上の目視線角θ′と
実際の目視線角θとを比較部15にて比較し、θ′>θの
とき速度制御装置16を通じてミサイルMの速度を遅く
し、θ′<θのとき速度制御装置16を通じてミサイルM
の速度を速くする。つまり、計算上の目視線角θ′と実
際の目視線角θ(θ1,θ2,…、θn)とが常に等しくな
るようにミサイルMの速度を補正する。
線角θ(θ1,θ2,…、θn)を検出する。目標Tは予め
経路及び移動速度が決まっているが、風等の影響により
多少の変化を生じている。このため、当然目視線角θも
計算上のθ′からずれを生じることになる。そこで、目
視線角テーブル13で求められた計算上の目視線角θ′と
実際の目視線角θとを比較部15にて比較し、θ′>θの
とき速度制御装置16を通じてミサイルMの速度を遅く
し、θ′<θのとき速度制御装置16を通じてミサイルM
の速度を速くする。つまり、計算上の目視線角θ′と実
際の目視線角θ(θ1,θ2,…、θn)とが常に等しくな
るようにミサイルMの速度を補正する。
したがって、上記構成による誘導装置を用いれば、比
例航法によらず、計算上の目視線角θ′と実際の目視線
角θとの比較結果に応じて速度を補正するという簡単な
構成で正確にミサイルを弾道弾に会合させることができ
る。
例航法によらず、計算上の目視線角θ′と実際の目視線
角θとの比較結果に応じて速度を補正するという簡単な
構成で正確にミサイルを弾道弾に会合させることができ
る。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、構造的に簡単な構成
でかつ精度よく目標に命中させることのできる飛翔体誘
導装置を提供することができる。
でかつ精度よく目標に命中させることのできる飛翔体誘
導装置を提供することができる。
第1図はこの発明に係る飛翔体誘導装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は同実施例の誘導手段を説明する
ための模式図である。 11……加速度計、12……距離計算部、13……目視線角テ
ーブル、14……目視線角検出部、15……比較部、16……
速度制御装置。
すブロック図、第2図は同実施例の誘導手段を説明する
ための模式図である。 11……加速度計、12……距離計算部、13……目視線角テ
ーブル、14……目視線角検出部、15……比較部、16……
速度制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の経路を飛翔する目標に所定の位置で
会合するように飛翔体を誘導する飛翔体誘導装置におい
て、前記目標の飛翔経路及び現在位置と前記飛翔体の現
在位置とから目視線角を算出する目視線角算出手段と、
前記飛翔体にて実際の目視線角を測定する目視線角測定
手段と、前記目視線角算出手段により得られた目視線角
と前記目視線角測定手段で得られた目視線角とを比較す
る比較手段と、この比較手段の比較結果に基づいて前記
飛翔体の速度を補正する速度補正手段とを具備する飛翔
体誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055369A JP2645059B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 飛翔体誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055369A JP2645059B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 飛翔体誘導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01231000A JPH01231000A (ja) | 1989-09-14 |
JP2645059B2 true JP2645059B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12996570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63055369A Expired - Fee Related JP2645059B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 飛翔体誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2645059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5279478A (en) * | 1989-12-20 | 1994-01-18 | Westinghouse Electric Corp. | Seeker circuit for homing missile guidance |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP63055369A patent/JP2645059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01231000A (ja) | 1989-09-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |