JP2643845C - - Google Patents

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JP2643845C
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本願発明は、ご飯の保温状態を常に良好に保持し得るようにした電気炊飯器に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】 現在使用されている多くの電気炊飯器では、72〜74℃程度の一定な設定保
温温度で保温しているが、これは、保温温度が高すぎるとご飯が変色(以下、褐
変という)して硬くなり、保温温度が低すぎると腐敗臭がするという理由から、
両者の中間をとった設定保温温度としているのである。 【0003】 また、現在使用されている電気炊飯器の場合、炊飯終了と同時に保温ヒータが
ONされて保温開始となるようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 ところが、炊飯終了時におけるご飯の温度は、保温を必要としないほど高く、
腐敗も生じにくく、所定時間経過した後から保温が必要となる。 【0005】 ところで、保温温度が低い程ご飯の保温状態は良好で、保温温度が低い状態を
長く続けると腐敗し、保温温度が高いと腐敗しにくいが褐変が多くなるというご
飯保温上での技術的難しさが存する。 【0006】 そこで、保温が不必要な程ご飯の温度が高い炊飯終了直後には保温ヒータをO
Nすることなく、保温が必要な程度にご飯の温度が低下した時点から保温ヒータ
をONし、しかも保温時間の経過に応じて保温温度を高く設定してやれば、消費
電力の節約が得られるとともに、保温状態を極めて良好に維持できるであろうこ
とに着目して本願発明をするに至ったのである。 【0007】 本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、消費電力の節約を図りつつ、
ご飯の保温状態を良好にすることを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】 本願発明の電気炊飯器は、飯器温度を検出する温度検出手段を備え、該温度検
出手段からの温度情報に基づいて炊飯ヒータおよび保温ヒータへの通電を制御す
るように構成された電気炊飯器において、炊飯終了後からの保温時間の経過に応
じて設定保温温度を通常保温温度より低い温度から高くなるように変更設定する
設定保温温度変更手段と、該設定保温温度変更手段により変更設定された設定保
温温度に飯器温度がなるように保温ヒータへの通電を制御する通電制御手段とを
備え、前記設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定を、一定保温時
間の経過に応じて段階的に高くなるように行うものとするのが設定保温温度の変
更設定処理工数を少なくしつつ設定温度の変更設定を行い得る点で好ましい。 【0009】 また、前記設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定を、保温時間
の経過に比例して高くなるように行うものとするのが設定保温温度の変更設定を
キメ細かく行い得る点で好ましい。 【0010】 また、前記設定保温温度変更手段により変更設定される設定保温温度に上限値
を設定するのが保温温度が高くなり過ぎるのを防止し得る点で好ましい。 【0011】 また、保温開始後の食事時間を予約設定する保温タイマースイッチと、該保温
タイマースイッチによる食事時間設定時においては、前記設定保温温度変更手段
に対して当該設定時間経過後に設定保温温度が上限値となるように設定保温温度
の変更設定を行わしめるように指令する指令手段とを付設するのが食事時間に合
わせてご飯を高い温度状態に保温できる(換言すれば、あつあつのご飯が自動的
に得られる)点で好ましい。 【0012】 また、保温スイッチがONされた場合において保温時間の経過に関係なく設定
保温温度を一定値に設定する固定保温温度設定手段を付設し、また、前記設定保
温温度変更手段による設定保温温度の変更設定と前記固定保温温度設定手段によ る設定保温温度の固定設定とを選択する選択手段を付設するのがユーザの意志に
より二つの保温状態を適宜選択できる点で好ましい。 【0013】 また、前記固定保温温度設定手段による設定保温温度の固定設定を、取消スイ
ッチのON操作時あるいは飯器再セット時においては優先させるのがユーザの多
様な使用形態に対応した良好な保温を得る点で好ましい。 【0014】 また、保温時間が所定時間以上となった場合に使用者に警告する警報手段を付
設するのが長時間保温によるご飯の変質を使用者に警告できる点で好ましい。 【0015】 【作用】 本願発明の電気炊飯器では、上記手段によって次のような作用が得られる。 【0016】 即ち、炊飯終了後からの保温時間の経過に応じて設定保温温度が通常保温温度
より低い温度から高くなるように変更設定され、かくして変更設定された設定保
温温度に飯器温度がなるように保温ヒータへの通電が制御されることにより、炊
飯終了時点(即ち、保温開始時点)の設定保温温度を低く設定すれば、炊飯終了
時点から飯器温度が設定保温温度に低下させて、保温時間の経過に応じて上記設
定保温温度からの保温温度を徐々に高くできる。即ち、炊飯直後の腐敗のおそれ
のない時には設定保温温度まで低下させて、良好な保温状態が得られる低温で保
温し、保温時間が長くなって腐敗のおそれのある時には上記設定保温温度より高
い温度で保温でき、前記設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定を
一定保温時間の経過に応じて段階的に高くなるように行うものとした場合、設定
保温温度の変更設定処理工数を少なくしつつ設定温度の変更設定を行うことがで
きる。 【0017】 また、前記設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定を、保温時間
の経過に比例して高くなるように行うものとした場合、設定保温温度の変更設定
を保温時間の経過に応じてキメ細かく行うことができる。 【0018】 また、前記設定保温温度変更手段により変更設定される設定保温温度に上限値
を設定した場合、保温温度が高くなり過ぎてご飯が変質(換言すれば、褐変)し
てしまうのを防止できる。 【0019】 また、保温開始後の食事時間を予約設定する保温タイマースイッチと、該保温
タイマースイッチによる食事時間設定時においては、前記設定保温温度変更手段
に対して当該設定時間経過後に設定保温温度が上限値となるように設定保温温度
の変更設定を行わしめるように指令する指令手段とを付設した場合、食事時間に
合わせてご飯を高い温度状態に保温できる(換言すれば、あつあつのご飯が自動
的に得られる)。 【0020】 また、保温スイッチがONされた場合において保温時間の経過に関係なく設定
保温温度を一定値に設定する固定保温温度設定手段を付設した場合、保温のみを
行う場合において良好な保温状態が得られ、前記設定保温温度変更手段による設
定保温温度の変更設定と前記固定保温温度設定手段による設定保温温度の固定設
定とを選択する選択手段を付設した場合、ユーザの意志により二つの保温状態を
適宜選択することができる。 【0021】 また、前記固定保温温度設定手段による設定保温温度の固定設定を、取消スイ
ッチのON操作時あるいは飯器再セット時においては優先させるようにした場合
、ユーザの多様な使用形態(即ち、正常な使用形態が取られなかった場合)に対
応した良好な保温(即ち、固定設定保温温度に基づいた保温制御による保温)が
得られる。 【0022】 また、保温時間が所定時間以上となった場合に使用者に警告する警報手段を付
設した場合、長時間保温によるご飯の変質(換言すれば、褐変の発生)を使用者
に警告することができる。 【0023】 【発明の効果】 本願発明の電気炊飯器によれば、炊飯終了後上記温度検出手段からの温度情報
に基づいて飯器温度を通常保温温度より低い温度である設定保温温度まで低下さ
せて保温時間の経過に応じて設定保温温度が通常保温温度より低い温度から高く
なるように変更設定され、かくして変更設定された設定保温温度に飯器温度がな
るように保温ヒータへの通電が制御されることにより、炊飯終了時点(即ち、保
温開始時点)の設定保温温度を低く設定すれば、炊飯終了時点から飯器温度が設
定保温温度に低下させて、保温時間の経過に応じて上記設定保温温度からの保温
温度を徐々に高くできる。即ち、炊飯直後の腐敗のおそれのない時には設定保温
温度まで低下させて、良好な保温状態が得られる低温で保温し、保温時間が長く
なって腐敗のおそれのある時には上記設定保温温度より高い温度で保温できるこ
ととなり、消費電力の節約ができるとともに、腐敗しにくく且つ褐変も生じにく
いご飯の保温ができるという優れた効果がある。 【0024】 【実施例】 以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施例を説明する。 【0025】 実施例1 図1ないし図3には、本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器が示されている
。 【0026】 本実施例の電気炊飯器は、図1に示すように、炊飯と保温とを兼用するものと
されており、内部に飯器6をセットし得るように構成された有底筒状の容器本体
1と、該容器本体1の上部を覆蓋する蓋ユニット7とによって構成されている。 【0027】 前記容器本体1は、薄い金属板で形成された筒状の外ケース2と、該外ケース
2の上下両端部にそれぞれ結合された合成樹脂製の肩部材4および底部材3とに
よって構成されており、その内部には前記飯器6を取り出し可能にセットするた
めの有底筒状の内容器5が設けられている。 【0028】 前記内容器5の底面中央部には、飯器6の底面に接触するセンタセンサ28が
設けられており、該センタセンサ28を包囲するように環状の炊飯ヒータH1
熱盤24内に埋設された状態で配設されている。なお、前記センタセンサ28内
には、飯器6の温度を検出する温度検出手段として作用する感温素子(後述する)
と、飯器6がセットされているか否かを検知する飯器セットセンサ(後述する)等
が内蔵されている。 【0029】 前記蓋ユニット7は、外周面を構成する合成樹脂製の外カバー8と、内周面を
構成する合成樹脂製の内カバー9とによって中空構造とされており、前記外カバ
ー8と内カバー9とは、高周波溶着等によって気密性良好に接合されている。こ
の蓋ユニット7は、前記肩部材4の一側に対してヒンジ機構20を介して回動自
在に取り付けられており、その開放端側には、蓋ユニット7の所定位置に係合し
て蓋ユニット7の閉塞状態を維持するロック機構21が設けられている。 【0030】 また、前記蓋ユニット7の略中央部には、蒸気排出口15が設けられており、
該蒸気排出口15の下部には、蒸気放出筒取付孔13が形成されている。該蒸気
放出筒取付孔13には、ゴム製の蒸気放出筒パッキン14が取り付けられている
。 【0031】 さらに、前記蓋ユニット7の下方には、前述の飯器6の上部開口を閉塞するた
めの内蓋10が設けられており、該内蓋10の中央部には、内蓋10の適所に形
成された蒸気口17を介して内蓋10の上方の内部空間16に導かれた蒸気を外
部へ逃がすための調圧装置11を内蔵した蒸気放出筒12が固定されている。こ
の蒸気放出筒12は、前記蒸気放出筒パッキン14に対して抜き取り可能に取り
付けられている。つまり、この内蓋10は、蒸気放出筒12を介して蓋ユニット
7に着脱自在に取り付けられているのである。なお、蓋ユニット7と内蓋10と
の間は、内カバー9の周縁部に取り付けられたパッキン18によって密閉されて
おり、蒸気が調圧装置11以外の部分から外部へ漏れ出るのを防止している。 【0032】 前記内容器5の側周部外面には保温ヒータH2が配設され、前記肩部材4にお
いて前記内蓋10が接合される部位には肩ヒータH3が配設されている。前記保
温ヒータH2は、主として炊飯後の米飯を保温して腐敗を防ぐために用いられ、
前記肩ヒータH3は、内蓋10を熱伝導により加熱してその表面に生じた水滴を
蒸発させ、飯器6内への水滴の落下を防ぐために用いられる。 【0033】 一方、前記外ケース2と内容器5との間には、炊飯ヒータH1、保温ヒータH2
および肩ヒータH3への給電制御を行うマイクロコンピュータ23が収容されて
いる。また、前記肩部材4には、操作部を構成する操作基板22が設けられてい
る。 【0034】 前記操作基板22には、図2に示すように、白米炊飯、早炊き炊飯、炊込み炊
飯、おこわ炊飯の4つの炊飯機能(換言すれば、炊飯メニュー)を選択するための
メニュースイッチ31と、再加熱時に操作される再加熱スイッチ32と、保温ス
タート時および各種操作の取り消しを行う時に操作される(即ち、1回のON操
作により保温がスタートされ、もう1回のON操作により各種操作の取り消しが
行われる)保温/取消スイッチ33と、炊飯を開始させるための炊飯スタートス
イッチ34と、炊飯開始時間をタイマー予約するための予約スイッチ35と、前
記炊飯スタートスイッチ34の投入時に点灯して炊飯状態にあることを表示する
炊飯表示灯36と、前記保温/取消スイッチ33の1回のON操作時に点灯して
保温状態にあることを表示する保温表示灯37と、前記予約スイッチ35の投入
時に点灯して予約状態にあることを表示する予約表示灯38と、前記再加熱スイ
ッチの投入時に点灯して再加熱状態を表示する再加熱表示灯40と、前記メニュ
ースイッチ31により選択された炊飯メニューの種類を表示して使用者に視認さ
せるための液晶表示部39と、時計セットスイッチ49と、時刻合わせ時に操作
する時スイッチ50と、時刻合わせ時に操作する分スイッチ51と、保温開始後
において食事時間を予約設定する保温タイマースイッチ56と、該保温タイマー
スイッチ56の作動時に点灯する保温タイマースイッチ表示灯57とが設けられ ている。 【0035】 前記液晶表示部39には、メニュースイッチ31によって「白米炊飯」、「早炊
き炊飯」、「炊込み炊飯」、「おこわ炊飯」を選択した時にこれを表示する液晶表示
装置(以下、LCDと略称する)41〜44が設けられている。なお、本実施例の
場合、メニュースイッチ31の投入毎に「白米炊飯」、「早炊き炊飯」、「炊込み炊
飯」、「おこわ炊飯」用のLCD41〜44のループを順に選択することとなって
いる。また、液晶表示部39には時計表示もなされる。 【0036】 ついで、図3に示す電気回路図に基づいて本実施例の電気炊飯器における電気
的な制御部の構成を説明する。なお、図3においては、図1および図2に示され
た各構成要素に対応する構成要素には同一の参照符号を付して示している。 【0037】 図3において、符号48は商用交流電源で、該商用交流電源48からの電力は
、炊飯ヒータH1、保温ヒータH2および肩ヒータH3に供給されるとともに、マ
イクロコンピュータ23に対してもその電源電力として供給される。符号52は
センタセンサ28内に内蔵され、飯器6の温度を検出する温度検出手段として作
用する感温素子(例えば、サーミスタ)、53は飯器6がセットされているか否
かを検知する飯器セットセンサ、54は温度ヒューズ、55は保温開始後の経過
時間をカウントするタイマーである。 【0038】 前記マイクロコンピュータ23は、基準周波数発生回路(図示省略)からのクロ
ック信号に基づいて所定のプログラムに従って動作し、図4に示すように、炊飯
終了後からの保温時間の経過に応じて設定保温温度を通常保温温度より低い温度
から高くなるように変更設定する設定保温温度変更手段231と、該設定保温温
度決定手段231により変更設定された設定保温温度に飯器温度がなるように保
温ヒータH2への通電を制御する通電制御手段232と、保温/取消スイッチ3
3の1回のON操作時(即ち、保温スタート時)において保温時間の経過に関係
なく設定保温温度を一定値に設定する固定保温温度設定手段233と、保温時間 が所定時間以上となった場合に使用者に警告する警報手段234と、前記保温タ
イマースイッチ56による食事時間設定時においては前記設定保温温度変更手段
231に対して当該設定時間経過後に設定保温温度が上限値となるように設定保
温温度の変更設定を行わしめるように指令する指令手段235とを備えて構成さ
れている。 【0039】 前記設定保温温度変更手段231による設定保温温度の変更設定は、炊飯終了
直後から時間t1(例えば、8時間)が経過するまでは通常保温温度(例えば、
72℃前後)より低い温度である設定温度Ts1(例えば、65℃)、炊飯終了
直後から時間t2(例えば、12時間)が経過するまでは設定温度Ts2(例えば
、68℃)、炊飯終了直後から時間t3(例えば、16時間)が経過するまでは
設定温度Ts3(例えば、71℃)、炊飯終了直後から時間t3が経過した後は設
定温度Ts4(例えば、74℃)というように一定保温時間の経過に応じて段階
的に行われる。 【0040】 また、前記固定保温温度設定手段233による設定保温温度は、前述の最高設
定保温温度Ts4とされる。 【0041】 さらに、警報手段234による警告は、保温表示灯37の点滅により行われ、
本実施例の場合、保温時間t3経過後に保温表示灯37を第1の点滅間隔Δt1
例えば、1秒間隔)で点滅させ、保温時間t4(例えば、20時間)経過後に保
温表示灯37を前記第1の点滅間隔Δt1より短い第2の点滅間隔Δt2(例えば
、0.5秒間隔)で点滅させることにより行われる。 【0042】 さらにまた、前記指令手段235は、前記設定保温温度変更手段231に対し
て保温経過時間t1,t2,t3を保温タイマースイッチ56による予約設定時間
tsに対応させてt1′,t2′,t3′に変更するように指令する。例えば、t
s=8時間の場合、t1′=4時間、t2′=2時間、t3′=2時間とされる。 【0043】 次に、上記マイクロコンピュータ23による保温制御の内容について図5およ
び図6に示すフローチャートを参照して説明する。 【0044】 図5に示すように、ステップS1において炊飯スタートスイッチ34がONさ
れたか否かの判定がなされ、肯定判定された場合にはステップS2において炊飯
表示灯36が点灯され且つ炊飯ヒータH1による炊飯が実行され、ステップS3
おいて炊飯終了か否かの判定がなされる。なお、ステップS1において否定判定
された場合には、ステップS4において保温スイッチ33がONされたか否かの
判定がなされ、肯定判定された場合には後述する固定保温温度設定手段233に
より固定設定された設定保温温度Ts4=73℃による保温制御が実行される。
なお、ステップS4において否定判定された場合にはステップS1にリターンする
。 【0045】 そして、ステップS3において肯定判定された場合には、炊飯が終了して同時
に保温が開始されている状態なので、ステップS5において保温表示灯37が点
灯される。ついで、ステップS6において保温タイマースイッチ56がON操作
されたか否かの判定がなされ、肯定判定(即ち、保温タイマースイッチ56→O
N)の場合には、ステップS7に進み、食事時間の予約設定(換言すれば、時刻
セット)がなされ、ステップS8において前述したように保温経過時間t1,t2
,t3が指令手段235からの指令によりt1′,t2′,t3′に置き換えられた
後、ステップS9に進み、ステップS6における判定が否定判定(即ち、保温タイ
マースイッチ56→OFF)の場合、直接ステップS9に進み、タイマー55の
カウントが開始される。 【0046】 続いて、ステップS10〜ステップS13においてタイマー55による保温時間t
の経過が監視され、ステップS13においてt<t1=8時間と判定された場合(
保温タイマースイッチ56のON時においては、t<t1′)には、ステップS1
4においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステ
ップS15においてその時の設定保温温度Ts1=65℃との比較がなされ、T> Ts1=65℃となっている間はステップS16において保温ヒータH2はOFFと
される。そして、ステップS15においてT≦Ts1=65℃と判定されるとステ
ップS17において保温ヒータH2がONされ、保温が実行される。つまり、炊飯
直後から保温時間t1(保温タイマースイッチ56のON時においては、保温時
間t1′)が経過するまでは設定保温温度Ts1=65℃により保温制御されるこ
ととなり、炊飯終了直後には保温ヒータH2はONされることはなく、飯器温度
が設定保温温度Ts1=65℃にまで低下した後に保温ヒータH2のON/OFF
よる保温制御がなされることとなるのである(図7参照)。 【0047】 ステップS13においてt≧t1=8時間(保温タイマースイッチ56のON時
においては、t≧t1′)と判定された場合には、ステップS18においてセンタ
センサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステップS19において
その時の設定保温温度Ts2=68℃との比較がなされ、T≦Ts2=68℃とな
っている間はステップS17において保温ヒータH2はONされ、ステップS19
おいてT>Ts2=68℃と判定されるとステップS16において保温ヒータH2
OFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ステップS12において
t≧t2=12時間(保温タイマースイッチ56のON時においては、t≧t2
)と判定されるまで行われる。つまり、炊飯直後から保温時間t1(保温タイマ
ースイッチ56のON時においては、保温時間t1′)が経過した後保温時間t2
=12時間(保温タイマースイッチ56のON時においては、保温時間t2′)
が経過するまでは設定保温温度Ts2=68℃により保温制御されることとなる
(図7参照)。 【0048】 ステップS12においてt≧t2=12時間(保温タイマースイッチ56のON
時においては、t≧t2′)と判定された場合には、ステップS20においてセン
タセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステップS21におい
てその時の設定保温温度Ts3=71℃との比較がなされ、T≦Ts3=71℃と
なっている間はステップS17において保温ヒータH2はONされ、ステップS21
においてT>Ts3=71℃と判定されるとステップS16において保温ヒータH2 がOFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ステップS11におい
てt≧t3=16時間(保温タイマースイッチ56のON時においては、t≧t3
′)と判定されるまで行われる。つまり、炊飯直後から保温時間t2(保温タイ
マースイッチ56のON時においては、保温時間t2′)が経過した後保温時間
3=16時間(保温タイマースイッチ56のON時においては、保温時間t2
)が経過するまでは設定保温温度Ts3=71℃により保温制御されることとな
る(図7参照)。 【0049】 ステップS11においてt≧t3=16時間(保温タイマースイッチ56のON
時においては、t≧t3′)と判定された場合には、ステップS22において警報
手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第1の点滅間隔Δt1での点滅
)がなされ、ステップS23においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度
情報Tが入力され、ステップS24においてその時の設定保温温度Ts4=74℃
との比較がなされ、T≦Ts4=74℃となっている間はステップS17において
保温ヒータH2はONされ、ステップS24においてT>Ts4=74℃と判定され
るとステップS16において保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行される
。なお、上記制御はその後継続される。つまり、炊飯直後から保温時間t3=1
6時間(保温タイマースイッチ56のON時においては、保温時間t3′)が経
過した後には設定保温温度Ts4=74℃により保温制御されることとなる(図
7参照)。 【0050】 ステップS10においてt≧t4=20時間と判定された場合には、ステップS2
5において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第2の点滅間隔
Δt2での点滅)がなされ、その後ステップS23へ進み、以後の処理が実施され
る。 【0051】 その後、ステップS26において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS27においてタイマー55がリセットされ、ステップS28において保温表示灯
37が消灯されて初期モードにリターンする。なお、ステップS26において取消 スイッチ33がON操作されるまでの間は前述した保温制御が継続される。 【0052】 ところで、ステップS4において肯定判定された場合(換言すれば、保温スイ
ッチ33がON操作された場合)には、図6に示すように、ステップS29におい
て保温表示灯37が点灯され、ステップS30においてタイマー55のカウントが
開始され、ステップS31においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情
報Tが入力された後、ステップS32において固定保温温度設定手段233により
固定設定された設定保温温度Ts5=73℃との比較がなされ、T<Ts5=73
℃となっている間はステップS33において保温ヒータH2はONされ、ステップ
32においてT≧Ts5=73℃と判定されるとステップS34において保温ヒー
タH2がOFFされる保温制御が実行される。つまり、炊飯直後から保温時間に
関係なく固定設定保温温度Ts5=73℃により保温制御されることとなる(図
7参照)。このような保温制御の継続中において、ステップS35およびステップ
36において保温時間tの経過が監視され、ステップS36においてt≧t3=1
6時間と判定された場合には、ステップS37において警報手段234による警告
(即ち、保温表示灯37の第1の点滅間隔Δt1での点滅)がなされ、ステップ
35においてt≧t4=20時間と判定された場合には、ステップS38において
警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第2の点滅間隔Δt2での
点滅)がなされる。なお、ステップS36において否定判定された場合(換言すれ
ば、長時間保温でない場合)にはステップS29に戻る。 【0053】 その後、ステップS39において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS40においてタイマー55がリセットされ、ステップS41において保温表示灯
37が消灯されて初期モードにリターンする。なお、ステップS39において取消
スイッチ33がON操作されるまでの間は前述した固定設定保温温度Ts5によ
る保温制御が継続される。 【0054】 上記したように、本実施例によれば、炊飯終了後からの保温時間tの経過に応
じて設定保温温度Tsが通常保温温度より高くなるように変更設定され、かくし て変更設定された設定保温温度Ts1〜Ts4に飯器温度Tがなるように保温ヒー
タH2への通電が制御されるようにしたため、炊飯終了時点(即ち、保温開始時
点)の設定保温温度Ts1を低く設定すれば、炊飯終了時点から飯器温度Tが設
定保温温度Ts1に低下するまでは保温ヒータH2がOFF状態とできるとともに
、保温時間tの経過に応じて保温温度が徐々に高くできる(炊飯直後の腐敗のお
それのない時には良好な保温状態が得られる低温で保温し、保温時間tが長くな
って腐敗のおそれのある時には高い温度で保温できる)こととなり、消費電力の
節約ができるとともに、腐敗しにくく且つ褐変も生じにくいご飯の保温ができる
。 【0055】 また、設定保温温度Tsの変更設定を、初期保温経過時間後(t1あるいはt1
′)おいて一定保温時間tの経過(即ち、4時間経過)に応じて段階的に(即ち
、3℃きざみで)行われるものとしたことにより、設定保温温度Tsの変更設定
処理工数を少なくしつつ設定保温温度Tsの変更設定を行い得る。 【0056】 また、変更設定される設定保温温度Tsに上限値Ts4=74℃を設定するよ
うにしたことにより、保温温度が高くなり過ぎてご飯が変質(換言すれば、褐変
)してしまうのを防止できる。 【0057】 また、保温スイッチ33のON操作時においては保温時間tの経過に関係なく
保温温度を一定値Ts5=73℃に設定するようにしたことにより、保温のみを
行う場合において良好な保温状態(腐敗を防止しつつ褐変も生じない保温状態)
が得られる。 【0058】 また、保温タイマースイッチ56のON操作時(即ち、食事時間の予約設定を
行った時)には、当該予約設定時間の経過後に設定保温温度Tsが上限値Ts4
になるように設定保温温度が変更設定されるようにしたことにより、食事時間に
はあつあつのご飯を自動的に得ることができる。 【0059】 しかも、保温時間tが所定時間t3=16時間およびt4=20時間以上となっ
た場合に、長時間保温によるご飯の変質(換言すれば、褐変の発生)を使用者に
二段階警告することにより、長時間保温を回避するようアッピールできる。 【0060】 実施例2 本実施例の場合、設定温度変更手段231による設定温度Tsが、比例的に高
く変更設定されている点と、タイマー55として1時間タイマーが採用されてい
る点とが実施例1と異なるだけで、その他の構成は実施例1と同様なので重複を
避けて説明を省略する。 【0061】 次に、図8に示すフローチャートを参照して実施例2にかかる電気炊飯器にお
けるマイクロコンピュータによる保温制御について詳述する。 【0062】 ステップS1において炊飯スタートスイッチ34がONされたか否かの判定が
なされ、肯定判定された場合にはステップS2において炊飯表示灯36が点灯さ
れ且つ炊飯ヒータH1による炊飯が実行され、ステップS3において炊飯終了か否
かの判定がなされる。なお、ステップS1において否定判定された場合には、ス
テップS4において保温スイッチ33がONされたか否かの判定がなされ、肯定
判定された場合には後述する固定保温温度設定手段233により固定設定された
設定保温温度Ts4=73℃による保温制御が実行される。なお、ステップS4
おいて否定判定された場合にはステップS1にリターンする。 【0063】 そして、ステップS3において肯定判定された場合にはステップS5において保
温表示灯37が点灯され、ステップS6において保温タイマースイッチ56がO
N操作されたか否かの判定がなされ、否定判定された場合にはステップS7にお
いてΔT=0.5に設定し、肯定判定された場合にはステップS8において食事
時間の予約設定(換言すれば、時刻セット)がなされ、ステップS9においてΔ
Tを予約開始時刻と予約時刻との差tsにより決定される値ΔT′[例えば、Δ
T′=0.5×(16/ts)}に設定する。ここで、ΔTは、設定保温温度を 変更設定する場合の温度係数β(後述する)を算出する際の係数を示す。 【0064】 次に、ステップS10においてタイマー55のカウントが開始され、ステップS
11〜ステップS14においてタイマー55のカウントアップ(ステップS11)毎に
(換言すれば、1時間経過毎に)タイマー55をリセットし(ステップS12)、
時間係数αの書き換え(ステップS13)および温度係数βの演算(ステップS14
)が実施される。即ち、1時間経過毎にα:α+1とされ、β=ΔT×α(保温
タイマースイッチ56のON時においては、β=ΔT′×α)とされる。ここで
、αは0〜15の整数である。 【0065】 そして、ステップS11においてタイマー55がカウントアップしていないと判
定された場合(即ち、各1時間が経過していないと判定された場合)には、ステ
ップS15においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され
、ステップS16においてその時の設定保温温度Ts=65+β℃との比較がなさ
れ、T>Tsとなっている間はステップS17において保温ヒータH2はOFFと
される。そして、ステップS16においてT≦Tsと判定されるとステップS18
おいて保温ヒータH2がONされ、保温が実行される。つまり、炊飯終了直後か
ら1時間が経過するまでは飯器温度Tが65℃に低下した時点で保温ヒータH2
がONされ、その後は飯器温度Tが設定保温温度Ts=65℃となるように保温
制御され、炊飯終了直後から2時間経過した後には、1時間経過毎に設定保温温
度TsがΔT℃=0.5℃(保温タイマースイッチ56のON時においては、Δ
T′℃)きざみで高く変更設定され、その時の設定保温温度Tsに飯器温度Tが
なるような保温制御が継続されるのである。なお、本実施例の場合、設定保温温
度Tsの上限値Tsmaxは、α=16、β=16ΔTとなる73℃となり、そ
の後は73℃の設定保温温度で保温制御される。 【0066】 一方、ステップS4において肯定判定された場合(換言すれば、保温スイッチ
33がON操作された場合)には、ステップS19において保温表示灯37が点灯
され、ステップS20においてβ=8に設定し直された後、ステップS15に戻り、 前記したと同様な保温制御が実行されるが、この時の設定保温温度Tsは65+
8=73℃に固定される。 【0067】 上記のような保温制御の継続中には、ステップS21において保温時間tの累積
演算がなされ、ステップS22およびステップS23において保温時間tの経過を監
視し、ステップS23においてt≧t5=15時間と判定されると、ステップS24
において警報手段による警告(即ち、保温表示灯37の第1の点滅間隔Δt1
の点滅)がなされ、ステップS22においてt≧t6(=20時間)と判定された
場合には、ステップS25において警報手段による警告(即ち、保温表示灯37の
第2の点滅間隔Δt2での点滅)がなされる。 【0068】 その後、ステップS26において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS27においてα,βがリセットされ、ステップS28においてタイマー55がリ
セットされ、ステップS29において保温表示灯37が消灯されて初期モードにリ
ターンする。なお、ステップS26において取消スイッチ33がON操作されるま
での間は前述した保温制御が継続される(図9参照)。 【0069】 上記したように、本実施例によれば、設定保温温度Tsの変更設定を、一定保
温時間tの経過(即ち、1時間経過)に応じて(即ち、0.5℃あるいはΔT′
℃きざみで)行われるものとしたことにより、設定保温温度Tsの変更設定を、
図8に示すように保温時間tの経過に応じてほぼ比例的に行い得ることとなり、
キメ細かな設定保温温度変更による保温制御が実施できる。なお、保温時間tの
きざみを小さくし且つ温度きざみを小さくすれば、設定保温温度Tsの変更設定
をより一層比例的に行うことが可能となる。その他の作用効果は実施例1と同様
なので重複を避けて説明を省略する。 【0070】 実施例3 本実施例の場合、保温タイマースイッチ56による予約設定の場合において、
予約設定時刻より所定時間前の時刻から設定保温温度の変更を行うようにした点 が実施例1と異なるだけで、その他の構成は実施例1と同様なので重複を避けて
説明を省略する。 【0071】 次に、図10ないし図12に示すフローチャートを参照して実施例3にかかる
電気炊飯器におけるマイクロコンピュータによる保温制御について詳述する。 【0072】 図10に示すように、ステップS1において炊飯スタートスイッチ34がON
されたか否かの判定がなされ、肯定判定された場合にはステップS2において炊
飯表示灯36が点灯され且つ炊飯ヒータH1による炊飯が実行され、ステップS3
において炊飯終了か否かの判定がなされる。なお、ステップS1において否定判
定された場合には、ステップS4において保温スイッチ33がONされたか否か
の判定がなされ、肯定判定された場合にはステップS5において「通常保温」か
否かの判定がなされ、肯定判定された場合(即ち、「通常保温」の場合)後述す
る固定保温温度設定手段233により固定設定された設定保温温度Ts4=73
℃による保温制御が実行される(図11参照)。なお、ステップS4において否
定判定された場合にはステップS1にリターンする。 【0073】 そして、ステップS3において肯定判定された場合およびステップS5において
否定判定された場合には、炊飯が終了して同時に保温が開始されている状態およ
び保温スイッチ33のON操作時であって「通常保温」でない状態(即ち、「低
温保温」状態)なので、ステップS6において保温表示灯37が点灯される。こ
こで、「低温保温」とは、設定保温温度Tsを保温時間tの経過に応じて低温か
ら高温に変更する保温制御をいう。ついで、ステップS7において保温タイマー
スイッチ56がON操作されたか否かの判定がなされ、肯定判定(即ち、保温タ
イマースイッチ56→ON)の場合には、後述する保温制御が実行され(図12
参照)、ステップS7における判定が否定判定(即ち、保温タイマースイッチ5
6→OFF)の場合、ステップS8に進み、タイマー55のカウントが開始され
る。 【0074】 続いて、ステップS9〜ステップS12においてタイマー55による保温時間t
の経過が監視され、ステップS12においてt<t1=8時間と判定された場合に
は、ステップS13においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが
入力され、ステップS14においてその時の設定保温温度Ts1=65℃との比較
がなされ、T>Ts1=65℃となっている間はステップS15において保温ヒー
タH2はOFFとされる。そして、ステップS14においてT≦Ts1=65℃と判
定されるとステップS16において保温ヒータH2がONされ、保温が実行される
。つまり、炊飯直後から保温時間t1が経過するまでは設定保温温度Ts1=65
℃により保温制御されることとなり、炊飯終了直後には保温ヒータH2はONさ
れることはなく、飯器温度が設定保温温度Ts1=65℃にまで低下した後に保
温ヒータH2のON/OFFよる保温制御がなされることとなるのである(図7
参照)。 【0075】 ステップS12においてt≧t1=8時間と判定された場合には、ステップS17
においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステッ
プS18においてその時の設定保温温度Ts2=68℃との比較がなされ、T≦T
2=68℃となっている間はステップS16において保温ヒータH2はONされ、
ステップS18においてT>Ts2=68℃と判定されるとステップS15において
保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ステ
ップS11においてt≧t2=12時間と判定されるまで行われる。つまり、炊飯
直後から保温時間t1が経過した後保温時間t2=12時間が経過するまでは設定
保温温度Ts2=68℃により保温制御されることとなる(図7参照)。 【0076】 ステップS11においてt≧t2=12時間と判定された場合には、ステップS1
9においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステ
ップS20においてその時の設定保温温度Ts3=71℃との比較がなされ、T≦
Ts3=71℃となっている間はステップS16において保温ヒータH2はONされ
、ステップS20においてT>Ts3=71℃と判定されるとステップS15におい
て保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ス テップS10においてt≧t3=16時間と判定されるまで行われる。つまり、炊
飯直後から保温時間t2が経過した後保温時間t3=16時間が経過するまでは設
定保温温度Ts3=71℃により保温制御されることとなる(図7参照)。 【0077】 ステップS10においてt≧t3=16時間と判定された場合には、ステップS2
1において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第1の点滅間隔
Δt1での点滅)がなされ、ステップS22においてセンタセンサ28の感温素子
52からの温度情報Tが入力され、ステップS23においてその時の設定保温温度
Ts4=74℃との比較がなされ、T≦Ts4=74℃となっている間はステップ
18において保温ヒータH2はONされ、ステップS23においてT>Ts4=74
℃と判定されるとステップS15において保温ヒータH2がOFFされる保温制御
が実行される。なお、上記制御はその後継続される。つまり、炊飯直後から保温
時間t3=16時間が経過した後には設定保温温度Ts4=74℃により保温制御
されることとなる(図7参照)。 【0078】 ステップS9においてt≧t4=20時間と判定された場合には、ステップS24
において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第2の点滅間隔Δ
2での点滅)がなされ、その後ステップS22へ進み、以後の処理が実施される
。 その後、ステップS25において取消スイッチ33がON操作されると、ステ
ップS26においてタイマー55がリセットされ、ステップS27において保温表示
灯37が消灯されて初期モードにリターンする。なお、ステップS254において
取消スイッチ33がON操作されるまでの間は前述した保温制御が継続される。 【0079】 ところで、ステップS5において肯定判定された場合(換言すれば、「通常保
温」の場合)には、図11に示すように、ステップS28において保温表示灯37
が点灯され、ステップS29においてタイマー55のカウントが開始され、ステッ
プS30においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力された
後、ステップS31において固定保温温度設定手段233により固定設定された設
定保温温度Ts5=73℃との比較がなされ、T<Ts5=73℃となっている間 はステップS32において保温ヒータH2はONされ、ステップS33においてT≧
Ts5=73℃と判定されるとステップS37において保温ヒータH2がOFFされ
る保温制御が実行される。つまり、炊飯直後から保温時間に関係なく固定設定保
温温度Ts5=73℃により保温制御されることとなる。このような保温制御の
継続中において、ステップS34およびステップS35において保温時間tの経過が
監視され、ステップS35においてt≧t3=16時間と判定された場合には、ス
テップS36において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第1の
点滅間隔Δt1での点滅)がなされ、ステップS34においてt≧t4=20時間と
判定された場合には、ステップS37において警報手段234による警告(即ち、
保温表示灯37の第2の点滅間隔Δt2での点滅)がなされる。なお、ステップ
35において否定判定された場合(換言すれば、長時間保温でない場合)にはス
テップS28に戻る。 【0080】 その後、ステップS38において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS39においてタイマー55がリセットされ、ステップS40において保温表示灯
37が消灯されて初期モードにリターンする。なお、ステップS38において取消
スイッチ33がON操作されるまでの間は前述した保温制御(即ち、固定設定保
温温度Ts5に基づく通常保温制御)が継続される。 【0081】 一方、ステップS7において肯定判定された場合(換言すれば、保温タイマー
スイッチ56がON操作された場合)には、図12に示すように、ステップS41
に進み、食事時間の予約設定(換言すれば、時刻セット)がなされ、ステップS
42において20秒の経過が確認される。当該時間の経過は、時刻セットの完了を
確認するために設けられている。その後、ステップS43において予約設定時刻t
mと現在時刻tnとの差が監視され、両者の差が所定時間ta=30分になると
(即ち、tm−tn≦ta)、ステップS44においてセンタセンサ28の感温素
子52からの温度情報Tが入力された後、ステップS45において最高設定保温温
度Ta=73℃との比較がなされ、T≦Ta=73℃となっている間はステップ
46において保温ヒータH2はONされ、ステップS45においてT>Ta=73 ℃と判定されるとステップS47において保温ヒータH2がOFFされる保温制御
が実行され、ステップS43において否定判定された場合(換言すれば、tm−t
n>taの場合)には、ステップS48においてセンタセンサ28の感温素子52
からの温度情報Tが入力された後、ステップS49において低温設定保温温度Tb
=65℃との比較がなされ、T≦Tb=65℃となっている間はステップS50
おいて保温ヒータH2はONされ、ステップS49においてT>Tb=65℃と判
定されるとステップS51において保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行
される。つまり、食事時間の予約設定がなされた場合においては、予約設定時刻
tmより所定時間ta=30分前までは低温設定保温温度Tb=65℃での保温
制御が実行され、予約設定時間tmより所定時間ta=30分前からは最高設定
保温温度Taでの保温制御が実行されるのである(図13参照)。 【0082】 その後、ステップS52において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS53において「通常保温」がメモリされ、ステップS26(図10参照)に戻り
、前述と同様な処理が実行される。一方、ステップS52において否定判定された
場合(即ち、取消スイッチ33がON操作されなかった場合)、ステップS54
進み、飯器6がセットされているか否かの判定がなされ、肯定判定された場合(
即ち、飯器6がセットされている場合)にはステップS43に戻り、以後前述と同
様な処理がなされる。ステップS54において否定判定された場合(即ち、飯器6
がセットされていない場合)にはステップS55に進み、2秒経過したか否かの判
定がなされ、肯定判定された場合(即ち、飯器6がセットされない状態が2秒以
上継続した場合)にはステップS53に戻り、「通常保温」がメモリされる。なお
、ステップS55において否定判定された場合にはステップS43に戻る。 【0083】 上記したように、本実施例によれば、食事時間の予約設定がなされた場合にお
いては、予約設定時刻tmより所定時間ta=30分前までは低温設定保温温度
Tb=65℃での保温制御が実行され、予約設定時間tmより所定時間ta=3
0分前からは最高設定保温温度Taでの保温制御が実行されることとなっている
ため、予約設定時刻tmには、最高設定保温温度Taで保温されたあつあつのご 飯が得られるのである。 【0084】 また、本実施例の場合、取消スイッチ33のON操作時あるいは飯器6の再セ
ット時においては、「通常保温」が優先せしめられることとなっており、ユーザ
の多様な使用形態(即ち、正常な使用形態が取られなかった場合)に対応した良
好な保温(即ち、固定設定保温温度Ts5に基づいた保温制御による保温)が得
られる。 【0085】 その他の作用効果は、実施例1と同様なので重複を避けて説明を省略する。 【0086】 実施例4 図14ないし図18には、本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器における操
作基盤、電気回路およびマイクロコンピュータの構成並びにフローチャートが示
されている。 【0087】 本実施例の場合、実施例1において設定されている保温/取消スイッチ33を
保温スイッチ33と取消スイッチ58とに独立させて設定するとともに、前記設
定保温温度変更手段231による設定保温温度Tsの変更設定と前記固定保温温
度設定手段233による設定保温温度Tsの固定設定とを選択する選択手段とし
て作用する選択スイッチ59を付設している。符号60は選択スイッチ59の操
作時に点灯する選択スイッチ表示灯である。その他の構成は実施例1と同様なの
で重複を避けて説明を省略する。 【0088】 次に、図17および図18に示すフローチャートを参照して本実施例における
マイクロコンピュータによる保温制御について詳述する。 【0089】 本実施例の場合、設定保温温度変更手段231による設定保温温度Tsの変更
設定(以下、「低温保温」という)と固定保温温度設定手段233による設定保
温温度Tsの固定設定(以下、「通常保温」という)とを選択することとなって いるため、図17に示すように、ステップS1において「通常保温」をメモリし
ておき、ステップS2〜ステップS4において炊飯スイッチ34、保温スイッチ3
3および選択スイッチ59のON操作を確認する。炊飯スイッチ34および保温
スイッチがON操作されることなく、選択スイッチ59がON操作されると、ス
テップS5において「通常保温」か否かの判定がなされ、肯定判定された場合に
はステップS6に進み、ステップS1においてメモリされた「通常保温」が「低温
保温」に置き換えられ、否定判定された場合(即ち、既に「低温保温」となって
いる場合)には、ステップS7において「低温保温」が「通常保温」に置き換え
られる。この処理は、ユーザの意志により「低温保温」あるいは「通常保温」を
選択するために行われる。 【0090】 そして、炊飯スイッチ34がON操作されると、ステップS8において炊飯表
示灯36が点灯され且つ炊飯ヒータH1による炊飯が実行され、ステップS9にお
いて炊飯終了か否かの判定がなされる。そして、ステップS9において肯定判定
された場合には、炊飯が終了して同時に保温が開始されている状態なので、ステ
ップS10において保温表示灯37が点灯される。ついで、ステップS11において
保温タイマースイッチ56がON操作されたか否かの判定がなされ、肯定判定(
即ち、保温タイマースイッチ56→ON)の場合には、ステップS12に進み、食
事時間の予約設定(換言すれば、時刻セット)がなされ、ステップS13において
保温経過時間t1,t2,t3が指令手段235からの指令によりt1′,t2′,
3′に置き換えられた後、ステップS14に進み、ステップS11における判定が
否定判定(即ち、保温タイマースイッチ56→OFF)の場合、直接ステップS
14に進み、タイマー55のカウントが開始される。 【0091】 続いて、ステップS15〜ステップS18においてタイマー55による保温時間t
の経過が監視され、ステップS18においてt<t1=8時間と判定された場合に
は、ステップS19においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが
入力され、ステップS20においてその時の設定保温温度Ts1=65℃との比較
がなされ、T>Ts1=65℃となっている間はステップS21において保温ヒー タH2はOFFとされる。そして、ステップS20においてT≦Ts1=65℃と判
定されるとステップS22において保温ヒータH2がONされ、保温が実行される
。つまり、炊飯直後から保温時間t1が経過するまでは設定保温温度Ts1=65
℃により保温制御されることとなり、炊飯終了直後には保温ヒータH2はONさ
れることはなく、飯器温度が設定保温温度Ts1=65℃にまで低下した後に保
温ヒータH2のON/OFFよる保温制御がなされることとなるのである(図7
参照)。 【0092】 ステップS18においてt≧t1=8時間と判定された場合には、ステップS23
においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステッ
プS24においてその時の設定保温温度Ts2=68℃との比較がなされ、T≦T
2=68℃となっている間はステップS22において保温ヒータH2はONされ、
ステップS23においてT>Ts2=68℃と判定されるとステップS21において
保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ステ
ップS17においてt≧t2=12時間と判定されるまで行われる。つまり、炊飯
直後から保温時間t1が経過した後保温時間t2=12時間が経過するまでは設定
保温温度Ts2=68℃により保温制御されることとなる(図7参照)。 【0093】 ステップS17においてt≧t2=12時間と判定された場合には、ステップS2
5においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報Tが入力され、ステ
ップS26においてその時の設定保温温度Ts3=71℃との比較がなされ、T≦
Ts3=71℃となっている間はステップS22において保温ヒータH2はONされ
、ステップS26においてT>Ts3=71℃と判定されるとステップS21におい
て保温ヒータH2がOFFされる保温制御が実行される。なお、上記制御は、ス
テップS16においてt≧t3=16時間と判定されるまで行われる。つまり、炊
飯直後から保温時間t2が経過した後保温時間t3=16時間が経過するまでは設
定保温温度Ts3=71℃により保温制御されることとなる(図7参照)。 【0094】 ステップS16においてt≧t3=16時間と判定された場合には、ステップS2 7 において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第1の点滅間隔
Δt1での点滅)がなされ、ステップS28においてセンタセンサ28の感温素子
52からの温度情報Tが入力され、ステップS29においてその時の設定保温温度
Ts4=74℃との比較がなされ、T≦Ts4=74℃となっている間はステップ
22において保温ヒータH2はONされ、ステップS29においてT>Ts4=74
℃と判定されるとステップS21において保温ヒータH2がOFFされる保温制御
が実行される。なお、上記制御はその後継続される。つまり、炊飯直後から保温
時間t3=16時間が経過した後には設定保温温度Ts4=74℃により保温制御
されることとなる(図7参照)。 【0095】 ステップS17においてt≧t4=20時間と判定された場合には、ステップS3
0において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯37の第2の点滅間隔
Δt2での点滅)がなされ、その後ステップS28へ進み、以後の処理が実施され
る。 【0096】 その後、ステップS31において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS32においてタイマー55がリセットされ、ステップS33において保温表示灯
37が消灯されて初期モードにリターンする。なお、ステップS31において取消
スイッチ33がON操作されるまでの間は前述した保温制御が継続される。 【0097】 ところで、ステップS3において肯定判定された場合(換言すれば、保温スイ
ッチ33がON操作された場合)ステップS34に進み、「通常保温」か否かの判
定がなされ、否定判定された場合(換言すれば、「低温保温」が指定されている
場合)にはステップS10(図17参照)に戻り、以後前述したと同様な処理か実
行される。 【0098】 一方、ステップS34においては肯定判定された場合(換言すれば、「通常保温
」が指定されている場合)には、図18に示すように、ステップS35に進み、保
温表示灯37が点灯され、ステップS36においてタイマー55のカウントが開始 され、ステップS37においてセンタセンサ28の感温素子52からの温度情報T
が入力された後、ステップS38において固定保温温度設定手段233により固定
設定された設定保温温度Ts5=73℃との比較がなされ、T<Ts5=73℃と
なっている間はステップS39において保温ヒータH2はONされ、ステップS38
においてT≧Ts5=73℃と判定されるとステップS40において保温ヒータH2
がOFFされる保温制御が実行される。つまり、炊飯直後から保温時間に関係な
く固定設定保温温度Ts5=73℃により保温制御されることとなる。このよう
な保温制御の継続中において、ステップS41およびステップS42において保温時
間tの経過が監視され、ステップS42においてt≧t3=16時間と判定された
場合には、ステップS43において警報手段234による警告(即ち、保温表示灯
37の第1の点滅間隔Δt1での点滅)がなされ、ステップS41においてt≧t4
=20時間と判定された場合には、ステップS44において警報手段234による
警告(即ち、保温表示灯37の第2の点滅間隔Δt2での点滅)がなされる。な
お、ステップS42において否定判定された場合(換言すれば、長時間保温でない
場合)にはステップS35に戻る。 【0099】 その後、ステップS45において取消スイッチ33がON操作されると、ステッ
プS46において「通常保温」がメモリされ、ステップS32(図17参照)に戻り
、前述と同様な処理が実行される。一方、ステップS45において否定判定された
場合(即ち、取消スイッチ33がON操作されなかった場合)、ステップS47
進み、飯器6がセットされているか否かの判定がなされ、肯定判定された場合(
即ち、飯器6がセットされている場合)にはステップS37に戻り、以後前述と同
様な処理がなされる。ステップS47において否定判定された場合(即ち、飯器6
がセットされていない場合)にはステップS48に進み、2秒経過したか否かの判
定がなされ、肯定判定された場合(即ち、飯器6がセットされない状態が2秒以
上継続した場合)にはステップS46に戻り、「通常保温」がメモリされる。なお
、ステップS48において否定判定された場合にはステップS37に戻る。 【0100】 本実施例の場合、ユーザの意志により選択スイッチ59をON操作することに より、設定保温温度変更手段231による「選択保温」と固定保温温度設定手段
233による「通常保温」とを適宜選択できることとなる。 【0101】 また、本実施例の場合、取消スイッチ33のON操作時あるいは飯器6の再セ
ット時においては、「通常保温」が優先せしめられることとなっており、ユーザ
の多様な使用形態(即ち、正常な使用形態が取られなかった場合)に対応した良
好な保温(即ち、固定設定保温温度Ts5に基づいた保温制御による保温)が得
られる。 【0102】 その他の作用効果は実施例1と同様なので重複を避けて説明を省略する。 【0103】 本願発明は、上記各実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸
脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION       [0001]     [Industrial applications]   The present invention is directed to an electric rice cooker which is capable of always maintaining a good heat retaining state of rice.
It is about.       [0002]     [Prior art]   Many electric rice cookers currently used have a constant setting of about 72 to 74 ° C.
Rice is discolored if the temperature is too high (hereinafter, brown).
Because it becomes hard, and if the heat retention temperature is too low, it smells rotten.
The heat retention temperature is set in the middle between the two.       [0003]   In the case of an electric rice cooker currently in use, a heating heater is activated at the same time as rice cooking is completed.
It is turned on to start warming.       [0004]     [Problems to be solved by the invention]   However, the temperature of rice at the end of rice cooking is so high that it does not need to be kept warm.
Rot is unlikely to occur, and it is necessary to keep warm after a predetermined time has elapsed.       [0005]   By the way, the lower the heat retention temperature, the better the rice heat retention condition, and the lower the heat retention temperature.
If it keeps for a long time, it rots.
There is a technical difficulty in Iiwara.       [0006]   Therefore, immediately after the completion of rice cooking, the temperature of the rice is so high that it is not necessary to keep the heat, so that the heater is turned on.
Heating heater from the time when the temperature of rice is reduced to the extent that it is necessary to keep warm without N
Is turned on, and if the heat retention temperature is set higher as the heat retention time elapses,
It will save power and will be able to maintain the insulation very well.
Thus, the present invention has been made by paying attention to the above.       [0007]   The present invention has been made in view of the above points, and while saving power consumption,
The purpose is to improve the heat retention of rice.       [0008]     [Means for Solving the Problems]   The electric rice cooker according to the present invention includes a temperature detecting means for detecting the temperature of the rice cooker.
Control the energization of the rice cooker and the heater based on the temperature information from the outlet means.
In an electric rice cooker that is configured to
And change the set warming temperature from a temperature lower than the normal warming temperature to a higher temperature.
Means for changing the set warming temperature, and the setting temperature changed and set by the means for changing the warming temperature.
Power supply control means for controlling power supply to the warming heater so that the temperature of the rice cooker becomes equal to the temperature.
The setting for changing the set warming temperature by the set warming temperature changing means is provided at the time of constant warming.
It should be done so that the temperature rises gradually as the time elapses.
This is preferable in that the set temperature can be changed and set while the number of steps of the setting process is reduced.       [0009]   In addition, the setting for changing the set heat-retention temperature by the set heat-retention temperature changing means is a heat-retention time.
In order to increase the temperature in proportion to the progress of
This is preferable because it can be performed finely.       [0010]   In addition, the set insulation temperature changed and set by the set insulation temperature changing means has an upper limit value.
Is preferable in that it is possible to prevent the heat retention temperature from becoming too high.       [0011]   A warming timer switch for setting a meal time after the warming is started;
When the meal time is set by the timer switch, the set warming temperature changing means
Set the warming temperature so that the warming temperature becomes the upper limit after the set time has elapsed.
It is recommended that a command means for instructing the user to change the
Can keep the rice at a high temperature (in other words, the hot rice is automatically
Obtained from the above).       [0012]   Also, when the heat insulation switch is turned on, it is set regardless of the elapse of the heat insulation time.
A fixed insulation temperature setting means for setting the insulation temperature to a constant value is provided,
The change setting of the set warming temperature by the warming temperature changing means and the fixed warming temperature setting means It is at the user's will to provide a selection means for selecting a fixed setting of the warming temperature.
This is preferable because two more heat retaining states can be appropriately selected.       [0013]   Further, the fixed setting of the set heat retaining temperature by the fixed heat retaining temperature setting means is canceled by the switch.
When turning on the switch or resetting the riceware, many users
It is preferable in that good heat retention corresponding to various use forms can be obtained.       [0014]   Also, an alarm is provided to warn the user when the heat retention time exceeds a predetermined time.
It is preferable to provide such an apparatus because it can warn a user of deterioration of rice due to long-time heat retention.       [0015]     [Action]   In the electric rice cooker of the present invention, the following effects can be obtained by the above means.       [0016]   In other words, according to the elapse of the heat retention time from the end of rice cooking, the set heat retention temperature is the normal heat retention temperature.
The settings are changed from lower temperature to higher, and thus the changed settings
By controlling the power supply to the warming heater so that the temperature of the rice cooker becomes the temperature of the rice cooker,
If the set temperature is set low at the end of the rice (ie, at the start of the heat retention), the rice cooking will end.
The temperature of the rice cooker is reduced to the set temperature from the point in time, and
It is possible to gradually increase the temperature from the constant temperature. That is, there is a risk of spoilage immediately after cooking rice.
If there is no temperature, lower the temperature to the set temperature and keep it
If the temperature is long and the heat retention time is long and there is a risk of decay,
The temperature can be kept at a low temperature.
If you set the temperature to increase gradually as the fixed heat retention time elapses,
Change of set temperature The change of set temperature can be performed while reducing the number of process steps.
Wear.       [0017]   In addition, the setting for changing the set heat-retention temperature by the set heat-retention temperature changing means is a heat-retention time.
If the setting is made to increase in proportion to the progress of
Can be performed finely according to the elapse of the heat retention time.       [0018]   In addition, the set insulation temperature changed and set by the set insulation temperature changing means has an upper limit value.
If the temperature is set too high, the heat retention temperature will be too high and the rice will deteriorate (in other words, brown)
Can be prevented.       [0019]   A warming timer switch for setting a meal time after the warming is started;
When the meal time is set by the timer switch, the set warming temperature changing means
Set the warming temperature so that the warming temperature becomes the upper limit after the set time has elapsed.
Command means for instructing the user to change the setting of
In addition, rice can be kept at a high temperature (in other words, hot rice is automatically
Obtained).       [0020]   Also, when the heat insulation switch is turned on, it is set regardless of the elapse of the heat insulation time.
When a fixed heat retention temperature setting means for setting the heat retention temperature to a constant value is attached,
In this case, a good heat insulation state is obtained, and the setting by the set heat insulation temperature changing means is performed.
Change setting of constant heat retention temperature and fixed setting of heat retention temperature set by the fixed heat retention temperature setting means
If a selection means for selecting the temperature is provided, two heat retention states can be set according to the user's will.
It can be selected as appropriate.       [0021]   Further, the fixed setting of the set heat retaining temperature by the fixed heat retaining temperature setting means is canceled by the switch.
When priority is given when the switch is turned on or when the rice cooker is reset
, The user's various usage patterns (that is, when a normal usage pattern is not taken)
Good insulation (that is, insulation by the insulation control based on the fixed set insulation temperature)
can get.       [0022]   Also, an alarm is provided to warn the user when the heat retention time exceeds a predetermined time.
If it is installed, the quality of the rice due to long-time heat retention (in other words, browning)
Can be warned.       [0023]     【The invention's effect】   According to the electric rice cooker of the present invention, the temperature information from the temperature detecting means after the rice cooking is completed
Based on the temperature of the rice cooker is lowered to the set insulation temperature, which is lower than the normal insulation temperature
Set the warming temperature higher than the normal warming temperature as the warming time elapses.
Is set so that the temperature of the rice cooker reaches the set temperature
The energization of the heat retention heater is controlled as described above, so that the rice cooking end point (that is,
If the heat retention temperature is set low, the rice cooker temperature will be set from the end of rice cooking.
Reduce the temperature to the constant temperature and keep it warm from the set temperature according to the elapse of the heat retention time.
The temperature can be raised gradually. In other words, if there is no risk of spoilage immediately after cooking rice, set the insulation.
Lower the temperature and keep it warm at a low temperature where a good heat retention state is obtained.
If there is a risk of rot, it can be kept at a higher temperature than the above set temperature.
As a result, power consumption can be saved, and it is hardly rotted and browning hardly occurs.
It has an excellent effect of keeping rice warm.       [0024]     【Example】   Hereinafter, some preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.       [0025]   Example 1   FIGS. 1 to 3 show an electric rice cooker according to a first embodiment of the present invention.
.       [0026]   As shown in FIG. 1, the electric rice cooker according to the present embodiment has both the function of cooking rice and the function of keeping heat.
And a bottomed cylindrical container body configured so that the rice cooker 6 can be set therein.
1 and a lid unit 7 for covering the upper part of the container body 1.       [0027]   The container body 1 includes a cylindrical outer case 2 formed of a thin metal plate,
2 and a synthetic resin shoulder member 4 and a bottom member 3 respectively connected to the upper and lower ends.
The rice cooker 6 is set inside so as to be able to be taken out.
A bottomed cylindrical inner container 5 is provided.       [0028]   In the center of the bottom of the inner container 5, a center sensor 28 that contacts the bottom of the rice cooker 6 is provided.
An annular rice cooker H is provided so as to surround the center sensor 28.1But
It is arranged so as to be buried in the hot platen 24. The center sensor 28
A temperature-sensitive element (described later) that acts as a temperature detecting means for detecting the temperature of the rice cooker 6
And a rice set sensor (described later) for detecting whether or not the rice 6 is set, etc.
Is built-in.       [0029]   The lid unit 7 includes an outer cover 8 made of a synthetic resin forming an outer peripheral surface, and an inner peripheral surface.
The inner cover 9 made of synthetic resin constitutes a hollow structure.
-8 and the inner cover 9 are joined with good airtightness by high frequency welding or the like. This
Of the shoulder member 4 is rotated by a hinge mechanism 20 with respect to one side of the shoulder member 4.
At its open end, engages with a predetermined position of the lid unit 7.
A lock mechanism 21 for keeping the lid unit 7 closed is provided.       [0030]   In addition, a steam outlet 15 is provided at a substantially central portion of the lid unit 7,
At the lower part of the steam discharge port 15, a steam discharge cylinder mounting hole 13 is formed. The steam
In the discharge cylinder mounting hole 13, a rubber vapor discharge cylinder packing 14 is mounted.
.       [0031]   Further, below the lid unit 7, an upper opening of the rice cooker 6 is closed.
An inner lid 10 is provided, and a central portion of the inner lid 10 is formed at an appropriate position of the inner lid 10.
The steam guided to the internal space 16 above the inner lid 10 through the formed steam port 17 is removed.
A steam discharge cylinder 12 having a built-in pressure regulating device 11 for escape to a part is fixed. This
Of the steam discharge cylinder 12 is detachably attached to the packing 14 of the steam discharge cylinder.
It is attached. That is, the inner lid 10 is connected to the lid unit via the steam discharge cylinder 12.
7 is detachably attached. The lid unit 7 and the inner lid 10
Is sealed by a packing 18 attached to the peripheral portion of the inner cover 9.
This prevents the steam from leaking outside from portions other than the pressure regulating device 11.       [0032]   A heat insulating heater H is provided on the outer peripheral side of the inner container 5.TwoIs disposed on the shoulder member 4.
And a shoulder heater H is provided at a portion where the inner lid 10 is joined.ThreeAre arranged. Said security
Heater HTwoIs mainly used to keep cooked rice warm and prevent rot,
The shoulder heater HThreeHeats the inner lid 10 by heat conduction and removes water droplets generated on its surface.
It is used to evaporate and prevent water drops from falling into the rice cooker 6.       [0033]   On the other hand, between the outer case 2 and the inner container 5, a rice cooker H1, Heating heater HTwo
And shoulder heater HThreeMicrocomputer 23 for controlling power supply to
I have. The shoulder member 4 is provided with an operation board 22 constituting an operation section.
You.       [0034]   As shown in FIG. 2, the operation board 22 has white rice cooked, fast cooked cooked, cooked cooked rice.
Rice and rice cooker for selecting four rice cooking functions (in other words, rice cooking menu)
A menu switch 31; a reheating switch 32 operated at the time of reheating;
It is operated when starting and when canceling various operations (that is, one ON operation).
Insulation starts warming, and another operation cancels various operations.
Performed) Insulation / cancel switch 33 and rice cooker start to start rice cooker
A switch 34, a reservation switch 35 for timer reservation of rice cooking start time,
Lights when the rice cooker start switch 34 is turned on to indicate that it is in the rice cooker state.
Lights when the rice cooker indicator light 36 and the heat insulation / cancel switch 33 are turned on once.
Turning on of the reservation switch 35 and the heat retention indicator light 37 for displaying that it is in the heat retention state
A reservation indicator light 38 illuminated at the time to indicate that the apparatus is in a reserved state;
A reheating indicator light 40 which lights up when the switch is turned on to indicate a reheating state,
-The type of rice cooking menu selected by the switch 31 is displayed and visually recognized by the user.
LCD 39, clock set switch 49, and time adjustment
Time switch 50, the minute switch 51 to be operated at the time setting, and
A heat retention timer switch 56 for setting a meal time in the
A heat retention timer switch indicator light 57 which is turned on when the switch 56 is operated is provided. ing.       [0035]   On the liquid crystal display section 39, "white rice cooking" and "fast cooking" are operated by the menu switch 31.
A liquid crystal display that displays this when you select "Kikiniku", "Rice-cooked rice", or "Okowa-cooked rice"
Devices (hereinafter abbreviated as LCDs) 41 to 44 are provided. Note that, in this embodiment,
In this case, every time the menu switch 31 is turned on, “rice cooked rice”, “cooked rice cooked quickly”, “cooked cooked rice”
The loop of LCD 41-44 for "rice" and "rice cooked rice" will be selected in order.
I have. The liquid crystal display 39 also displays a clock.       [0036]   Next, based on the electric circuit diagram shown in FIG.
The configuration of a typical control unit will be described. It should be noted that FIG.
The components corresponding to the components described above are denoted by the same reference numerals.       [0037]   In FIG. 3, reference numeral 48 denotes a commercial AC power supply, and the power from the commercial AC power supply 48 is
, Rice cooker H1, Heating heater HTwoAnd shoulder heater HThreeAs well as
The power is also supplied to the microcomputer 23 as its power. Symbol 52 is
It is built in the center sensor 28 and operates as temperature detecting means for detecting the temperature of the rice cooker 6.
The temperature sensing element (for example, thermistor) to be used, and 53 indicates whether or not the rice cooker 6 is set.
Rice cooker set sensor that detects whether or not, 54 is a temperature fuse, 55 is the elapsed time after the start of heat retention
It is a timer that counts time.       [0038]   The microcomputer 23 includes a clock from a reference frequency generation circuit (not shown).
It operates according to a predetermined program based on the cook signal, and as shown in FIG.
Set the warming temperature lower than the normal warming temperature according to the lapse of the warming time from the end.
A set temperature-maintaining temperature changing means 231 for changing and setting the temperature to be higher than
The temperature of the rice cooker is maintained at the set temperature maintained by the temperature determining means 231.
Heater HTwoPower supply control means 232 for controlling power supply to the
3 related to the elapse of the heat retention time at the time of one ON operation (that is, at the time of heat retention start)
And a fixed warming temperature setting means 233 for setting the warming temperature to a constant value, and a warming time Alarm means 234 for warning the user when the time has exceeded a predetermined time;
When the meal time is set by the immersion switch 56, the set warming temperature changing means is used.
231 so that the set warming temperature becomes the upper limit after the set time has elapsed.
Command means 235 for instructing to change the temperature and temperature.
Have been.       [0039]   The setting for changing the set warming temperature by the set warming temperature changing means 231 is the end of rice cooking.
Immediately after time t1Until (for example, 8 hours) elapses, the normal warming temperature (for example,
Set temperature Ts which is lower than around 72 ° C)1(Eg, 65 ° C)
Immediately after time tTwo(Eg, 12 hours) until the set temperature TsTwo(For example,
, 68 ° C), time t immediately after cookingThree(For example, 16 hours)
Set temperature TsThree(For example, 71 ° C.) and the time t immediately after the completion of rice cooking.ThreeIs set after
Constant temperature TsFour(For example, 74 ° C.)
Done       [0040]   In addition, the heat retention temperature set by the fixed heat retention temperature setting means 233 is the highest
Constant warming temperature TsFourIt is said.       [0041]   Further, the warning by the warning means 234 is performed by the blinking of the heat retention indicator light 37,
In the case of this embodiment, the heat retention time tThreeAfter the lapse of time, the heat indicator 37 is set to the first blinking interval Δt.1(
(For example, every 1 second)Four(For example, 20 hours)
The temperature indicator 37 is set to the first blinking interval Δt.1Shorter second blink interval ΔtTwo(For example,
, At 0.5 second intervals).       [0042]   Further, the command means 235 is provided to the set warming temperature changing means 231.
Elapsed heat retention time t1, TTwo, TThreeThe reservation setting time by the heat retention timer switch 56
t corresponding to ts1', TTwo', TThree′. For example, t
When s = 8 hours, t1'= 4 hours, tTwo'= 2 hours, tThree'= 2 hours.       [0043]   Next, the contents of the heat retention control by the microcomputer 23 will be described with reference to FIGS.
This will be described with reference to the flowchart shown in FIG.       [0044]   As shown in FIG.1The rice cooker start switch 34 is turned on
A determination is made as to whether or not an affirmative determination has been made.TwoCooked rice in
The indicator light 36 is turned on and the rice cooker H1Is performed, and step S is performed.ThreeTo
It is determined whether cooking is finished. Step S1Negative decision at
If so, step SFourWhether the heat retention switch 33 is turned on
The determination is made. If the determination is affirmative, the fixed warming temperature setting means 233 described later
More set temperature setting TsFour= 73 ° C is executed.
Step SFourIf a negative determination is made in step S1Return to
.       [0045]   And step SThreeIf an affirmative determination is made in
Since the heat retention has been started at step SFiveInsulation indicator light 37
Is lit. Then, step S6Operation of the heat retention timer switch 56
It is determined whether or not the determination has been made, and an affirmative determination (that is, the warming timer switch 56 → O
If N), step S7And set the meal time reservation (in other words, the time
Set) is made and step S8As described above, the heat retention elapsed time t1, TTwo
, TThreeIs t by a command from the command means 2351', TTwo', TThree'
Later, step S9To step S6Is negative (that is, the insulation tie
If the switch 56 is OFF), go directly to step S9Proceed to timer 55
The count starts.       [0046]   Then, step STen~ Step S13In the warming time t by the timer 55
Is monitored, and step S13At t <t1= 8 hours (
When the heat retention timer switch 56 is ON, t <t1') Includes step S1
FourAt a time, temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is inputted, and
Top S15At the set warming temperature Ts at that time1= 65 ° C. and T> Ts1Step S while = 65 ° C16Insulation heater HTwoIs OFF
Is done. And step S15At T ≦ Ts1= 65 ° C
Top S17Insulation heater HTwoIs turned on, and the heat retention is executed. In other words, rice cooking
Immediately after the warming time t1(When the heat retention timer switch 56 is ON,
Interval t1') Until the set heat retention temperature Ts1= Insulation controlled by 65 ° C
And immediately after the end of rice cooking, the heater HTwoIs not turned on, rice cooker temperature
Is the set insulation temperature Ts1= Heat insulation heater H after falling to 65 ° CTwoON / OFF
Thus, the heat retention control is performed (see FIG. 7).       [0047]   Step S13At t ≧ t1= 8 hours (when the heat retention timer switch 56 is ON)
, T ≧ t1'), Step S18At the center
The temperature information T from the temperature sensing element 52 of the sensor 28 is input, and step S19At
Set warming temperature Ts at that timeTwo= 68 ° C., and T ≦ TsTwo= 68 ° C
Step S while17Insulation heater HTwoIs turned on and step S19To
Where T> TsTwo= 68 ° C., Step S16Insulation heater HTwoBut
The heat retention control that is turned off is executed. The above control is performed in step S12At
t ≧ tTwo= 12 hours (when the heat retention timer switch 56 is ON, t ≧ tTwo
). In other words, immediately after cooking rice, the warming time t1(Warm timer
When the switch 56 is ON, the warming time t1') Has elapsed and the heat retention time tTwo
= 12 hours (when the heat retention timer switch 56 is ON, the heat retention time tTwo′)
Until elapse, the set warming temperature TsTwo= Insulation controlled by 68 ° C
(See FIG. 7).       [0048]   Step S12At t ≧ tTwo= 12 hours (ON of the heat retention timer switch 56)
At times, t ≧ tTwo'), Step S20In Sen
Temperature information T from the temperature sensing element 52 of thetwenty onesmell
Set warming temperature Ts at that timeThree= 71 ° C. and T ≦ TsThree= 71 ° C
Step S while it is17Insulation heater HTwoIs turned on and step Stwenty one
At T> TsThree= 71 ° C, step S16Insulation heater HTwo Is turned off, the heat retention control is executed. The above control is performed in step S11smell
T ≧ tThree= 16 hours (when the heat retention timer switch 56 is ON, t ≧ tThree
') Until it is determined. In other words, immediately after cooking rice, the warming time tTwo(Insulation Thailand
When the switch 56 is ON, the warming time tTwo′) After the heat retention time
tThree= 16 hours (when the heat retention timer switch 56 is ON, the heat retention time tTwo
) Until the set warming temperature TsThree= 71 ° C will be controlled
(See FIG. 7).       [0049]   Step S11At t ≧ tThree= 16 hours (ON of heat retention timer switch 56)
At times, t ≧ tThree'), Step Stwenty twoAlarm at
The warning by the means 234 (that is, the first blinking interval Δt of the heat retaining indicator 37)1Flashing on
) Is performed, and step Stwenty threeAt the temperature from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28
Information T is input, and step Stwenty fourAt the set warming temperature Ts at that timeFour= 74 ° C
And T ≦ TsFour= 74 ° C while step S17At
Heating heater HTwoIs turned on and step Stwenty fourAt T> TsFour= 74 ° C
Then step S16Insulation heater HTwoIs turned off and the heat retention control is executed
. The above control is continued thereafter. In other words, immediately after cooking rice, the warming time tThree= 1
6 hours (when the warming timer switch 56 is ON, the warming time tThree')
After passing, set warming temperature TsFour= 74 ° C.
7).       [0050]   Step STenAt t ≧ tFour= 20 hours, step STwo
FiveAt the warning by the warning means 234 (that is, the second blinking interval of the heat retention indicator 37).
ΔtTwoFlashing), and then step Stwenty threeAnd the subsequent processing is performed
You.       [0051]   Then, step S26When the cancel switch 33 is turned ON in
S27The timer 55 is reset at step S28Insulation indicator light in
37 is turned off and the process returns to the initial mode. Step S26Canceled at Until the switch 33 is turned on, the above-described heat retention control is continued.       [0052]   By the way, step SFourIf a positive determination is made in (in other words, the heat retention switch
When the switch 33 is turned on), as shown in FIG.29smell
The warming indicator light 37 is turned on, and step S30In the count of the timer 55
Start, step S31At the temperature sensor 52 from the temperature sensor 52 of the center sensor 28.
After the information T has been input, step S32In the fixed heat retention temperature setting means 233
Preset heat retention temperature Ts fixedly setFive= 73 ° C. and T <TsFive= 73
Step S while the temperature is ℃33Insulation heater HTwoIs turned on and the step
S32At T ≧ TsFive= 73 ° C, step S34Heat insulation in
TA HTwoIs turned off, the heat retention control is executed. In other words, immediately after cooking
Irrespective of the fixed set temperature TsFive= 73 ° C.
7). During such continuation of the heat retention control, step S35And steps
S36In step S, the elapse of the heat retention time t is monitored, and36At t ≧ tThree= 1
If it is determined to be six hours, step S37In the warning by the warning means 234
(That is, the first blinking interval Δt of the heat retaining indicator 37)1Flashing on) and step
S35At t ≧ tFour= 20 hours, step S38At
The warning by the warning means 234 (that is, the second blinking interval Δt of the heat retaining indicator 37)TwoAt
Flashing). Step S36If a negative judgment is made in (in other words,
(If not keeping warm for a long time)29Return to       [0053]   Then, step S39When the cancel switch 33 is turned ON in
S40The timer 55 is reset at step S41Insulation indicator light in
37 is turned off and the process returns to the initial mode. Step S39Canceled at
Until the switch 33 is turned on, the above-mentioned fixed set insulation temperature Ts is set.FiveBy
Insulation control is continued.       [0054]   As described above, according to the present embodiment, the response to the elapse of the heat retention time t from the end of rice cooking is as follows.
The set insulation temperature Ts is changed and set so as to be higher than the normal insulation temperature. Insulation temperature Ts changed and set1~ TsFourTo keep the rice cooker temperature T
TA HTwoPower supply is controlled so that when cooking rice ends (that is, when
(Point) set insulation temperature Ts1Is set low, the rice cooker temperature T is set from the end of rice cooking.
Constant warming temperature Ts1Until the temperature drops toTwoCan be turned off
The heat retention temperature can be gradually increased as the heat retention time t elapses.
Otherwise, heat is kept at a low temperature where a good heat retention state is obtained, and the heat retention time t becomes longer.
Can be kept at a high temperature when there is a risk of rot)
In addition to saving money, it can keep rice warm and hard to rot and hardly brown
.       [0055]   In addition, the change setting of the set heat retention temperature Ts is changed after the initial heat retention elapsed time (t1Or t1
′) In a stepwise manner (ie, according to the elapse of the constant heat retention time t (ie, four hours))
(In 3 ° C increments), so that the setting of the set warming temperature Ts can be changed.
The change setting of the set warming temperature Ts can be performed while reducing the number of processing steps.       [0056]   In addition, the set warming temperature Ts to be changed is set to the upper limit value Ts.Four= 74 ℃
As a result, the heat retention temperature became too high and the rice deteriorated (in other words, browning
) Can be prevented.       [0057]   Also, when the heat insulation switch 33 is turned on, regardless of the elapse of the heat insulation time t,
Keeping the insulation temperature at a constant value TsFive= 73 ° C, so that only heat retention
Good heat insulation when performing (heat insulation without browning while preventing rot)
Is obtained.       [0058]   In addition, when the heat retention timer switch 56 is turned on (that is, the reservation setting of the meal time is performed).
Is performed), after the elapse of the reservation setting time, the set heat retention temperature Ts is increased to the upper limit value Ts.Four
By changing the set warming temperature so that it becomes
Can get hot rice automatically.       [0059]   Moreover, the warming time t is equal to the predetermined time t.Three= 16 hours and tFour= More than 20 hours
If the rice is kept warm for a long time, the quality of rice (in other words, browning)
By giving a two-step warning, you can appeal to avoid long-term heat retention.       [0060]   Example 2   In the case of the present embodiment, the set temperature Ts by the set temperature changing means 231 is proportionally higher.
And the one-hour timer is used as the timer 55.
Only the difference from the first embodiment is that the other configuration is the same as that of the first embodiment.
The explanation is omitted and avoided.       [0061]   Next, with reference to the flowchart shown in FIG.
The heat retention control by the microcomputer will be described in detail.       [0062]   Step S1Is determined whether the rice cooker start switch 34 is turned on or not.
If the determination is affirmative, step STwoThe rice cooker lamp 36 lights up at
And rice cooker H1Is performed, and step S is performed.ThreeWhether cooking is finished in
Is determined. Step S1If a negative determination is made in
Tep SFourIt is determined whether or not the heat retention switch 33 has been turned on in
If it is determined, the temperature is fixedly set by the fixed heat retaining temperature setting unit 233 described later.
Set insulation temperature TsFour= 73 ° C is executed. Step SFourTo
If a negative determination is made in step S1Return to       [0063]   And step SThreeIf a positive determination is made in step SFiveAt
The temperature indicator light 37 is turned on, and step S6In the warming timer switch 56 is O
It is determined whether or not N operations have been performed, and if a negative determination is made, step S7In
ΔT = 0.5, and if an affirmative determination is made, step S8Meals at
Time reservation setting (in other words, time setting) is performed, and step S9At Δ
T is a value ΔT ′ [e.g., ΔT ′ determined by the difference ts between the reservation start time and the reservation time.
T ′ = 0.5 × (16 / ts)} is set. Here, ΔT is the set warming temperature This shows a coefficient for calculating a temperature coefficient β (described later) in the case of changing and setting.       [0064]   Next, step STenStarts counting by the timer 55 in step S
11~ Step S14In step S55, the timer 55 counts up (step S11)Every
The timer 55 is reset (in other words, every one hour) (step S12),
Rewriting of time coefficient α (step S13) And the calculation of the temperature coefficient β (step S14
) Is implemented. That is, α: α + 1 is set every hour, and β = ΔT × α (heat insulation
When the timer switch 56 is ON, β = ΔT ′ × α). here
, Α is an integer of 0 to 15.       [0065]   And step S11Judges that the timer 55 has not counted up
If it is determined (that is, if it is determined that one hour has not elapsed),
Top S15, Temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is input.
, Step S16In comparison with the set warming temperature Ts = 65 + β ° C at that time,
Step S while T> Ts holds17Insulation heater HTwoIs OFF
Is done. And step S16If it is determined in step S that T ≦ Ts, step S18To
Insulation heater HTwoIs turned on, and the heat retention is executed. In other words, right after cooking rice
Until one hour elapses, when the rice cooker temperature T drops to 65 ° C., the heat retaining heater HTwo
Is turned on, and then the rice cooker temperature T is kept at the set temperature Ts = 65 ° C.
It is controlled, and after 2 hours have passed since the end of rice cooking, the set warmth is kept every 1 hour
The degree Ts is ΔT ° C. = 0.5 ° C. (When the heat retention timer switch 56 is ON, ΔT
T '° C) The temperature is set to a higher value in increments, and the rice cooker temperature T is
Such heat retention control is continued. In the case of this embodiment, the set temperature
The upper limit value Tsmax of the degree Ts is 73 ° C., where α = 16 and β = 16ΔT.
After that, the heat retention is controlled at the set heat retention temperature of 73 ° C.       [0066]   On the other hand, step SFourIf a positive determination is made in (in other words, the heat retention switch
33 is turned ON), step S19Insulation indicator light 37 lights up at
And step S20Is reset to β = 8 in step S15Back to The same heat retention control as described above is executed, but the set heat retention temperature Ts at this time is 65+
8 = fixed to 73 ° C.       [0067]   During the continuation of the heat retention control as described above, step Stwenty oneAccumulation of heat retention time t
An operation is performed, and step Stwenty twoAnd step Stwenty threeMonitoring the elapse of the heat retention time t
And step Stwenty threeAt t ≧ tFive= 15 hours, step Stwenty four
At the warning means (that is, the first blinking interval Δt of the heat retaining indicator 37).1so
Flashes), and step Stwenty twoAt t ≧ t6(= 20 hours)
If so, step Stwenty fiveAt the warning by the warning means (that is,
Second blink interval ΔtTwoFlashing).       [0068]   Then, step S26When the cancel switch 33 is turned ON in
S27Are reset at step S28Timer 55 is reset
Set, step S29At this time, the heat indicator 37 is turned off and the system returns to the initial mode.
Turn. Step S26Until the cancel switch 33 is turned on.
During this period, the above-described heat retention control is continued (see FIG. 9).       [0069]   As described above, according to the present embodiment, the change setting of the set warming temperature Ts is kept constant.
Depending on the lapse of the warming time t (ie, 1 hour) (ie, 0.5 ° C. or ΔT ′)
(In increments of ° C), the change setting of the set warming temperature Ts
As shown in FIG. 8, it can be performed almost proportionally with the elapse of the heat retention time t,
Insulation control can be performed by finely changing the set insulation temperature. Note that the heat retention time t
If the size is reduced and the temperature is reduced, the setting of the set heat retention temperature Ts can be changed.
Can be performed more proportionally. Other effects are the same as those of the first embodiment.
Therefore, description is omitted to avoid duplication.       [0070]   Example 3   In the case of the present embodiment, in the case of the reservation setting by the heat retention timer switch 56,
The set warming temperature is changed from a time that is a predetermined time before the reservation setting time. However, only the difference from the first embodiment is the same as in the first embodiment.
Description is omitted.       [0071]   Next, a third embodiment will be described with reference to flowcharts shown in FIGS.
The heat retention control by the microcomputer in the electric rice cooker will be described in detail.       [0072]   As shown in FIG.1Rice cook start switch 34 is ON
It is determined whether or not the determination has been made. If the determination is affirmative, step STwoCooking in
The rice indicator light 36 is turned on and the rice cooker H1Is performed, and step S is performed.Three
It is determined whether cooking is finished or not. Step S1Negation in
If set, step SFourWhether the heat retention switch 33 is turned on
Is determined, and if a positive determination is made, step SFiveIn "normal warming"
The determination is made as to whether or not the determination is affirmative (that is, in the case of “normal heat retention”), which will be described later.
The set insulation temperature Ts fixedly set by the fixed insulation temperature setting means 233Four= 73
The heat retention control by ° C. is executed (see FIG. 11). Step SFourNo in
Step S if the determination is fixed1Return to       [0073]   And step SThreeIf a positive determination is made in step SFiveAt
If a negative determination is made, the rice cooker is finished and the heat retention is started at the same time.
And when the heat insulation switch 33 is ON and is not in the “normal heat insulation” state (that is,
Step S)6, The warming indicator light 37 is turned on. This
Here, “low temperature insulation” means that the set insulation temperature Ts is set to a low temperature according to the elapse of the insulation time t.
Temperature control to change the temperature to a higher temperature. Then, step S7Insulation timer
A determination is made as to whether the switch 56 has been turned ON, and an affirmative determination (ie,
In the case of the immersion switch 56 → ON), the heat retention control described later is executed (FIG. 12).
Step S)7Is negative (that is, the warming timer switch 5
6 → OFF), step S8And the timer 55 starts counting.
You.       [0074]   Then, step S9~ Step S12In the warming time t by the timer 55
Is monitored, and step S12At t <t1= 8 hours
Is the step S13, The temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is
Input and step S14At the set warming temperature Ts at that time1= Comparison with 65 ° C
And T> Ts1Step S while = 65 ° C15Heat insulation in
TA HTwoIs set to OFF. And step S14At T ≦ Ts1= 65 ° C
If set, step S16Insulation heater HTwoIs turned on and the heat retention is executed
. In other words, immediately after cooking rice, the warming time t1Until elapse, the set warming temperature Ts1= 65
The temperature is controlled by the temperature control, and immediately after the rice cooking is completed, the heat retaining heater H is set.TwoIs ON
The temperature of the rice cooker is not1= 65 ° C
Heater HTwoThe heat insulation control is performed by turning ON / OFF the power supply (see FIG. 7).
reference).       [0075]   Step S12At t ≧ t1= 8 hours, step S17
At a time, temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is input, and the
S18At the set warming temperature Ts at that timeTwo= 68 ° C., and T ≦ T
sTwo= 68 ° C while step S16Insulation heater HTwoIs turned on,
Step S18At T> TsTwo= 68 ° C., Step S15At
Heating heater HTwoIs turned off, the heat retention control is executed. Note that the above control
Top S11At t ≧ tTwo= 12 hours. In other words, rice cooking
Immediately after the warming time t1After the elapse of the heat retention time tTwo= Set until 12 hours elapse
Insulation temperature TsTwo= 68 ° C (see Fig. 7).       [0076]   Step S11At t ≧ tTwo= 12 hours, step S1
9At a time, temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is inputted, and
Top S20At the set warming temperature Ts at that timeThree= 71 ° C., and T ≦
TsThree= 71 ° C while step S16Insulation heater HTwoIs turned on
, Step S20At T> TsThree= 71 ° C, step S15smell
Insulation heater HTwoIs turned off, the heat retention control is executed. Note that the above control Tep STenAt t ≧ tThree= 16 hours. In other words, cooking
Warm-up time t right after the mealTwoAfter the elapse of the heat retention time tThree= Set until 16 hours have elapsed
Constant warming temperature TsThree= 71 ° C (see Fig. 7).       [0077]   Step STenAt t ≧ tThree= 16 hours, step STwo
1At the warning by the warning means 234 (that is, the first blinking interval of the heat-retention indicator 37).
Δt1At step S).twenty twoIn the temperature sensor of the center sensor 28
52, the temperature information T is input from step S52.twenty threeInsulation temperature set at that time
TsFour= 74 ° C., and T ≦ TsFourStep while the temperature is 74 ° C
S18Insulation heater HTwoIs turned on and step Stwenty threeAt T> TsFour= 74
Step S15Insulation heater HTwoInsulation control that turns off
Is executed. The above control is continued thereafter. In other words, keep warm immediately after cooking
Time tThree= After 16 hours have passed, the set warming temperature TsFour= Insulation control by 74 ° C
(See FIG. 7).       [0078]   Step S9At t ≧ tFour= 20 hours, step Stwenty four
At the warning means 234 (that is, the second blinking interval Δ
tTwoFlashing), and then step Stwenty twoProceed to and the subsequent processing is performed
. Then, step Stwenty fiveWhen the cancel switch 33 is turned ON in
Top S26The timer 55 is reset at step S27Insulation display at
The light 37 is turned off and the process returns to the initial mode. Step S254At
The above-described heat retention control is continued until the cancel switch 33 is turned on.       [0079]   By the way, step SFiveIf an affirmative decision is made in (in other words,
In the case of “temperature”), as shown in FIG.28Insulation indicator light 37 in
Is lit, and step S29The timer 55 starts counting at
S30, The temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 was input.
Later, step S31In the setting which is fixedly set by the fixed heat retention temperature setting means 233,
Constant warming temperature TsFive= 73 ° C. and T <TsFive= 73 ° C Is Step S32Insulation heater HTwoIs turned on and step S33At T ≧
TsFive= 73 ° C, step S37Insulation heater HTwoIs turned off
Is performed. In other words, immediately after cooking, the fixed setting is maintained regardless of the warming time.
Temperature TsFive= 73 ° C. Such a heat retention control
During the continuation, step S34And step S35In elapse of heat retention time t
Monitored, step S35At t ≧ tThree= 16 hours
Tep S36At the warning by the warning means 234 (that is, the first
Flashing interval Δt1At step S).34At t ≧ tFour= 20 hours
If determined, step S37In the warning by the warning means 234 (that is,
Second blinking interval Δt of heat retention indicator 37TwoFlashing). Note that step
S35If a negative determination is made (in other words, if the temperature is not kept for a long time),
Tep S28Return to       [0080]   Then, step S38When the cancel switch 33 is turned ON in
S39The timer 55 is reset at step S40Insulation indicator light in
37 is turned off and the process returns to the initial mode. Step S38Canceled at
Until the switch 33 is turned on, the above-described heat retention control (that is, the fixed setting retention) is performed.
Temperature TsFiveThe normal warming control based on the above is continued.       [0081]   On the other hand, step S7If a positive determination is made in (in other words, the heat retention timer
When the switch 56 is turned ON), as shown in FIG.41
To make a reservation setting of meal time (in other words, time setting), and
42It is confirmed that 20 seconds have elapsed. The lapse of the time indicates completion of the time set.
It is provided for confirmation. Then, step S43At the reservation set time t
The difference between m and the current time tn is monitored, and when the difference between them becomes a predetermined time ta = 30 minutes.
(That is, tm−tn ≦ ta), step S44At the temperature sensor of the center sensor 28
After the temperature information T is input from the slave 52, the process proceeds to step S45The highest setting warmth in
The degree Ta is compared with 73 ° C., and the step is performed while T ≦ Ta = 73 ° C.
S46Insulation heater HTwoIs turned on and step S45Where T> Ta = 73 Step S47Insulation heater HTwoInsulation control that turns off
Is executed, and step S43Is negative in (in other words, tm−t
n> ta), step S48At the temperature sensor 52 of the center sensor 28
After the temperature information T is input from the49Low temperature setting temperature Tb
= 65 ° C, and while T ≦ Tb = 65 ° C, step S50To
Insulation heater HTwoIs turned on and step S49T> Tb = 65 ° C
If set, step S51Insulation heater HTwoIs turned off and heat retention control is executed.
Is done. In other words, when a meal time reservation is set, the reservation setting time
Insulation at low temperature setting insulation temperature Tb = 65 ° C. until a predetermined time ta = 30 minutes before tm
The control is executed, and the maximum setting is made for a predetermined time ta = 30 minutes before the reservation setting time tm.
The heat retention control at the heat retention temperature Ta is executed (see FIG. 13).       [0082]   Then, step S52When the cancel switch 33 is turned ON in
S53Is stored in step S,26(See FIG. 10)
, The same processing as described above is performed. On the other hand, step S52Was judged negative
In this case (that is, when the cancel switch 33 has not been turned ON), step S54To
Proceeds, it is determined whether or not the rice cooker 6 is set, and when a positive determination is made (
That is, if the rice cooker 6 is set), the process proceeds to step S.43And the same as above
Such processing is performed. Step S54Is negative (ie, the rice cooker 6)
Is not set), step S55To determine if 2 seconds have passed
Is set, and a positive determination is made (that is, the state in which the rice cooker 6 is not set is less than 2 seconds)
Step S)53And the "normal heat retention" is stored. Note that
, Step S55If a negative determination is made in step S43Return to       [0083]   As described above, according to this embodiment, when the reservation setting of the meal time is performed,
In other words, until the predetermined time ta = 30 minutes before the reservation set time tm, the low-temperature set heat retention temperature
The heat retention control at Tb = 65 ° C. is performed, and the predetermined time ta = 3 from the reservation set time tm.
From 0 minutes before, the heat retention control at the maximum set heat retention temperature Ta is to be executed.
Therefore, at the reservation setting time tm, the hot apple kept warm at the maximum set warming temperature Ta You can get rice.       [0084]   In the case of the present embodiment, when the cancel switch 33 is turned on or when the rice cooker 6 is reset.
In normal operation, "normal heat retention" is to be given priority,
Good for various usage patterns (that is, when a normal usage pattern is not taken)
Good heat insulation (that is, a fixed set heat insulation temperature Ts)FiveHeat control by heat control based on
Can be       [0085]   Other functions and effects are the same as those of the first embodiment, and thus the description will be omitted to avoid duplication.       [0086]   Example 4   FIGS. 14 to 18 show the operation of the electric rice cooker according to the fourth embodiment of the present invention.
The construction and flowchart of the operation base, electric circuit and microcomputer are shown.
Have been.       [0087]   In the case of this embodiment, the heat retention / cancel switch 33 set in the first embodiment is
The heat insulation switch 33 and the cancel switch 58 are set independently of each other.
The change setting of the set heat retaining temperature Ts by the constant heat retaining temperature changing means 231 and the fixed heat retaining temperature.
Selection means for selecting the fixed temperature setting Ts by the temperature setting means 233.
And a selection switch 59 that operates. Reference numeral 60 denotes an operation of the selection switch 59.
It is a selection switch indicator light that lights up during operation. Other configurations are the same as in the first embodiment.
The description is omitted to avoid duplication.       [0088]   Next, with reference to the flowcharts shown in FIGS.
The heat retention control by the microcomputer will be described in detail.       [0089]   In the case of the present embodiment, the set warming temperature change unit 231 changes the set warming temperature Ts.
Setting (hereinafter referred to as “low temperature insulation”) and the setting and maintenance by the fixed insulation temperature setting means 233.
The fixed setting of the temperature Ts (hereinafter referred to as “normal heat retention”) is selected. Therefore, as shown in FIG.1Memory of "normal heat retention"
Previously, step STwo~ Step SFourIn rice cooker switch 34, heat retention switch 3
3 and the ON operation of the selection switch 59 is confirmed. Rice cook switch 34 and heat insulation
If the selection switch 59 is turned on without the switch being turned on, the switch is turned on.
Tep SFiveIt is determined whether or not it is “normal heat retention” in
Is Step S6To step S1"Normal heat retention" stored in
Insulation is replaced with a negative judgment (that is, it is already "low temperature insulation"
Step S)7"Low temperature insulation" replaced with "Normal insulation"
Can be In this process, “low temperature insulation” or “normal insulation” is performed according to the user's will.
Done to choose.       [0090]   When the rice cooker switch 34 is turned on, step S is performed.8Cooking table in
Indicator light 36 is turned on and rice cooker H1Is performed, and step S is performed.9In
It is determined whether cooking is finished. And step S9Affirmative decision
If the food is cooked, the rice is cooked and the heat retention is started at the same time.
Top STen, The warming indicator light 37 is turned on. Then, step S11At
It is determined whether or not the heat retention timer switch 56 has been turned ON, and an affirmative determination (
That is, in the case of the heat retention timer switch 56 → ON), step S12Proceed to eat
Event time reservation setting (in other words, time setting) is performed, and step S13At
Elapsed heat retention time t1, TTwo, TThreeIs t by a command from the command means 2351', TTwo′,
tThree′, Then step S14To step S11Is determined by
If a negative determination is made (that is, the heat retention timer switch 56 is turned off), the process proceeds directly to step S
14The timer 55 starts counting.       [0091]   Then, step S15~ Step S18In the warming time t by the timer 55
Is monitored, and step S18At t <t1= 8 hours
Is the step S19, The temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is
Input and step S20At the set warming temperature Ts at that time1= Comparison with 65 ° C
And T> Ts1Step S while = 65 ° Ctwenty oneHeat insulation in TA HTwoIs set to OFF. And step S20At T ≦ Ts1= 65 ° C
If set, step Stwenty twoInsulation heater HTwoIs turned on and the heat retention is executed
. In other words, immediately after cooking rice, the warming time t1Until elapse, the set warming temperature Ts1= 65
The temperature is controlled by the temperature control, and immediately after the rice cooking is completed, the heat retaining heater H is set.TwoIs ON
The temperature of the rice cooker is not1= 65 ° C
Heater HTwoThe heat insulation control is performed by turning ON / OFF the power supply (see FIG. 7).
reference).       [0092]   Step S18At t ≧ t1= 8 hours, step Stwenty three
At a time, temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is input, and the
Stwenty fourAt the set warming temperature Ts at that timeTwo= 68 ° C., and T ≦ T
sTwo= 68 ° C while step Stwenty twoInsulation heater HTwoIs turned on,
Step Stwenty threeAt T> TsTwo= 68 ° C., Step Stwenty oneAt
Heating heater HTwoIs turned off, the heat retention control is executed. Note that the above control
Top S17At t ≧ tTwo= 12 hours. In other words, rice cooking
Immediately after the warming time t1After the elapse of the heat retention time tTwo= Set until 12 hours elapse
Insulation temperature TsTwo= 68 ° C (see Fig. 7).       [0093]   Step S17At t ≧ tTwo= 12 hours, step STwo
FiveAt a time, temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28 is inputted, and
Top S26At the set warming temperature Ts at that timeThree= 71 ° C., and T ≦
TsThree= 71 ° C while step Stwenty twoInsulation heater HTwoIs turned on
, Step S26At T> TsThree= 71 ° C, step Stwenty onesmell
Insulation heater HTwoIs turned off, the heat retention control is executed. Note that the above control
Tep S16At t ≧ tThree= 16 hours. In other words, cooking
Warm-up time t right after the mealTwoAfter the elapse of the heat retention time tThree= Set until 16 hours have elapsed
Constant warming temperature TsThree= 71 ° C (see Fig. 7).       [0094]   Step S16At t ≧ tThree= 16 hours, step STwo 7 At the warning by the warning means 234 (that is, the first blinking interval of the heat-retention indicator 37).
Δt1At step S).28In the temperature sensor of the center sensor 28
52, the temperature information T is input from step S52.29Insulation temperature set at that time
TsFour= 74 ° C., and T ≦ TsFourStep while the temperature is 74 ° C
Stwenty twoInsulation heater HTwoIs turned on and step S29At T> TsFour= 74
Step Stwenty oneInsulation heater HTwoInsulation control that turns off
Is executed. The above control is continued thereafter. In other words, keep warm immediately after cooking
Time tThree= After 16 hours have passed, the set warming temperature TsFour= Insulation control by 74 ° C
(See FIG. 7).       [0095]   Step S17At t ≧ tFour= 20 hours, step SThree
0At the warning by the warning means 234 (that is, the second blinking interval of the heat retention indicator 37).
ΔtTwoFlashing), and then step S28And the subsequent processing is performed
You.       [0096]   Then, step S31When the cancel switch 33 is turned ON in
S32The timer 55 is reset at step S33Insulation indicator light in
37 is turned off and the process returns to the initial mode. Step S31Canceled at
Until the switch 33 is turned on, the above-described heat retention control is continued.       [0097]   By the way, step SThreeIf a positive determination is made in (in other words, the heat retention switch
Switch 33 is turned on) Step S34To determine if it is "normal heat retention"
Is determined and a negative determination is made (in other words, "low temperature insulation" is specified
Step S)Ten(Refer to FIG. 17).
Is performed.       [0098]   On the other hand, step S34Is affirmatively determined (in other words, "normal heat retention"
"Is designated), as shown in FIG.35Proceed to
The temperature indicator light 37 is turned on, and step S36Starts counting by timer 55 And step S37At the temperature information T from the temperature sensing element 52 of the center sensor 28
Is input, then step S38Fixed by the fixed heat retention temperature setting means 233
Set heat retention temperature TsFive= 73 ° C. and T <TsFive= 73 ° C
Step S while it is39Insulation heater HTwoIs turned on and step S38
At T ≧ TsFive= 73 ° C, step S40Insulation heater HTwo
Is turned off, the heat retention control is executed. In other words, immediately after cooking,
Fixed set temperature TsFive= 73 ° C. like this
During the continuation of the warm insulation control, step S41And step S42At the time of warming
The progress of the interval t is monitored, and step S42At t ≧ tThree= Determined to be 16 hours
If so, step S43At the warning by the warning means 234 (that is,
37 first blink interval Δt1At step S).41At t ≧ tFour
= 20 hours, step S44By the alarm means 234
The warning (that is, the second blinking interval Δt of the heat retaining indicator 37)TwoFlashing). What
Contact, step S42If a negative determination is made in (in other words, the heat is not kept for a long time)
Step S)35Return to       [0099]   Then, step S45When the cancel switch 33 is turned ON in
S46Is stored in step S,32(See FIG. 17)
, The same processing as described above is performed. On the other hand, step S45Was judged negative
In this case (that is, when the cancel switch 33 has not been turned ON), step S47To
Proceeds, it is determined whether or not the rice cooker 6 is set, and when a positive determination is made (
That is, if the rice cooker 6 is set), the process proceeds to step S.37And the same as above
Such processing is performed. Step S47Is negative (ie, the rice cooker 6)
Is not set), step S48To determine if 2 seconds have passed
Is set, and a positive determination is made (that is, the state in which the rice cooker 6 is not set is less than 2 seconds)
Step S)46And the "normal heat retention" is stored. Note that
, Step S48If a negative determination is made in step S37Return to       [0100]   In the case of the present embodiment, the selection switch 59 is turned ON by the user's will. More specifically, “selective heat insulation” by the set heat insulation temperature changing means 231 and fixed heat insulation temperature setting means
233 "normal heat retention" can be appropriately selected.       [0101]   In the case of the present embodiment, when the cancel switch 33 is turned on or when the rice cooker 6 is reset.
In normal operation, "normal heat retention" is to be given priority,
Good for various usage patterns (that is, when a normal usage pattern is not taken)
Good heat insulation (that is, a fixed set heat insulation temperature Ts)FiveHeat control by heat control based on
Can be       [0102]   Other functions and effects are the same as those of the first embodiment, so that the description is omitted to avoid duplication.       [0103]   The invention of the present application is not limited to the configuration of each of the above-described embodiments, but departs from the gist of the invention.
Needless to say, the design can be changed as appropriate within a range that does not deviate.

【図面の簡単な説明】 【図1】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器の縦断面図である。 【図2】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器における制御基板部を示す拡大平面図
である。 【図3】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器における制御回路部を示す電気回路図
である。 【図4】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器におけるマイクロコンピュータの内容
を示すブロック図である。 【図5】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのメインルーチンである。 【図6】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのサブルーチンである。 【図7】 本願発明の実施例1にかかる電気炊飯器における炊飯特性および設定保温温度
の変化を示す特性図である。 【図8】 本願発明の実施例2にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トである。 【図9】 本願発明の実施例2にかかる電気炊飯器における炊飯特性および設定保温温度
の変化を示す特性図である。 【図10】 本願発明の実施例3にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのメインルーチンである。 【図11】 本願発明の実施例3にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トの一つのサブルーチンである。 【図12】 本願発明の実施例3にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのもう一つのサブルーチンである。 【図13】 本願発明の実施例3にかかる電気炊飯器における炊飯特性および設定保温温度
の変化を示す特性図である。 【図14】 本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器における制御基板部を示す拡大平面図
である。 【図15】 本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器における制御回路部を示す電気回路図
である。 【図16】 本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器におけるマイクロコンピュータの内容
を示すブロック図である。 【図17】 本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのメインルーチンである。 【図18】 本願発明の実施例4にかかる電気炊飯器における保温制御を示すフローチャー
トのサブルーチンである。 【符号の説明】 22は操作基板、23はマイクロコンピュータ、28はセンタセンサ、33は
保温/取消スイッチ、34は炊飯スタートスイッチ、37は保温表示灯、39は
液晶表示部、52は感温素子、55はタイマー、56は保温タイマースイッチ、
59は選択スイッチ、231は設定温度変更手段、232は通電制御手段、23
3は固定保温温度設定手段、234は警報手段、235は指令手段、H1は炊飯
ヒータ、H2は保温ヒータ。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an electric rice cooker according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged plan view showing a control board unit in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 3 is an electric circuit diagram showing a control circuit unit in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 4 is a block diagram showing the contents of a microcomputer in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 5 is a main routine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 6 is a subroutine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 7 is a characteristic diagram showing changes in rice cooking characteristics and a set warming temperature in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention. FIG. 8 is a flowchart illustrating heat retention control in the electric rice cooker according to the second embodiment of the present invention. FIG. 9 is a characteristic diagram showing changes in rice cooking characteristics and a set warming temperature in the electric rice cooker according to the second embodiment of the present invention. FIG. 10 is a main routine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the third embodiment of the present invention. FIG. 11 is one subroutine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the third embodiment of the present invention. FIG. 12 is another subroutine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the third embodiment of the present invention. FIG. 13 is a characteristic diagram showing changes in rice cooking characteristics and a set warming temperature in the electric rice cooker according to the third embodiment of the present invention. FIG. 14 is an enlarged plan view showing a control board unit in the electric rice cooker according to the fourth embodiment of the present invention. FIG. 15 is an electric circuit diagram showing a control circuit unit in the electric rice cooker according to the fourth embodiment of the present invention. FIG. 16 is a block diagram showing the contents of a microcomputer in an electric rice cooker according to a fourth embodiment of the present invention. FIG. 17 is a main routine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the fourth embodiment of the present invention. FIG. 18 is a subroutine of a flowchart showing heat retention control in the electric rice cooker according to the fourth embodiment of the present invention. [Explanation of References] 22 is an operation board, 23 is a microcomputer, 28 is a center sensor, 33 is a warming / cancelling switch, 34 is a rice cooker start switch, 37 is a warming indicator lamp, 39 is a liquid crystal display, and 52 is a thermosensitive element. , 55 is a timer, 56 is a warming timer switch,
59 is a selection switch, 231 is a set temperature change means, 232 is a power supply control means, 23
3 fixed retained temperature setting means, the warning means 234, the command means 235, H 1 is cooking heater, H 2 is kept heater.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 飯器温度を検出する温度検出手段を備え、該温度検出手段から
の温度情報に基づいて炊飯ヒータおよび保温ヒータへの通電を制御するように構
成された電気炊飯器であって、炊飯終了後からの保温時間の経過に応じて設定保
温温度を通常保温温度より低い温度から高くなるように変更設定する設定保温温
度変更手段と、該設定保温温度変更手段により変更設定された設定保温温度に飯
器温度がなるように保温ヒータへの通電を制御する通電制御手段とを備え、前記
設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定は、一定保温時間の経過に
応じて段階的に高くなるように行われるものとされていることを特徴とする電気
炊飯器。 【請求項2】 飯器温度を検出する温度検出手段を備え、該温度検出手段から
の温度情報に基づいて炊飯ヒータおよび保温ヒータへの通電を制御するように構
成された電気炊飯器であって、炊飯終了後からの保温時間の経過に応じて設定保
温温度を通常保温温度より低い温度から高くなるように変更設定する設定保温温
度変更手段と、該設定保温温度変更手段により変更設定された設定保温温度に飯
器温度がなるように保温ヒータへの通電を制御する通電制御手段とを備え、前記
設定保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定は、保温時間の経過に比例
して高くなるように行われるものとされていることを特徴とする電気炊飯器。 【請求項3】 前記設定保温温度変更手段により変更設定される設定保温温度
には上限値が設定されていることを特徴とする前記請求項1ないし請求項2のい
ずれか一項記載の電気炊飯器。 【請求項4】 保温開始後の食事時間を予約設定する保温タイマースイッチと
、該保温タイマースイッチによる食事時間設定時においては、前記設定保温温度
変更手段に対して当該設定時間経過後に設定保温温度が上限値となるように設定
保温温度の変更設定を行わしめるように指令する指令手段とを付設したことを特
徴とする前記請求項3記載の電気炊飯器。 【請求項5】 保温スイッチがONされた場合において保温時間の経過に関係
なく設定保温温度を一定値に設定する固定保温温度設定手段を付設し、前記設定
保温温度変更手段による設定保温温度の変更設定と前記固定保温温度設定手段に
よる設定保温温度の固定設定とを選択する選択手段を付設したことを特徴とする
請求項1ないし請求項4のいずれか一項記載の電気炊飯器。 【請求項6】 前記固定保温温度設定手段による設定保温温度の固定設定は、
取消スイッチのON操作時あるいは飯器再セット時においては優先されることを
特徴とする前記請求項5記載の電気炊飯器。 【請求項7】 保温時間が所定時間以上となった場合に使用者に警告する警報
手段を付設したことを特徴とする前記請求項1ないし請求項6のいずれか一項記
載の電気炊飯器。
Claims 1. A temperature detecting means for detecting a temperature of a rice cooker, wherein a power supply to a rice cooking heater and a heat retaining heater is controlled based on temperature information from the temperature detecting means. An electric rice cooker, wherein a set insulation temperature changing means for changing and setting a set insulation temperature from a temperature lower than a normal insulation temperature to a temperature higher than a normal insulation temperature according to the elapse of the insulation time after completion of rice cooking, and the set insulation temperature changing means Power supply control means for controlling power supply to the warming heater so that the rice cooker temperature becomes the set warming temperature changed and set by the setting warming temperature change setting by the set warming temperature changing means, and An electric rice cooker characterized in that the electric rice cooker is operated so as to be gradually increased as time passes. 2. An electric rice cooker comprising a temperature detecting means for detecting a temperature of a rice cooker, wherein the electric rice cooker is configured to control energization to a rice cooking heater and a heat retaining heater based on temperature information from the temperature detecting means. A setting temperature changing means for changing and setting the set temperature setting from a temperature lower than the normal temperature setting to a temperature higher than the normal temperature setting in accordance with a lapse of the temperature keeping time after the completion of rice cooking; and a setting changed and set by the setting temperature setting means. Energization control means for controlling energization to the insulated heater so that the rice cooker temperature becomes equal to the insulated temperature, the change setting of the set insulated temperature by the set insulated temperature changing means increases in proportion to the elapse of the insulated time. An electric rice cooker characterized by being performed as follows. 3. The electric rice cooker according to claim 1, wherein an upper limit value is set for the set warming temperature changed and set by the set warming temperature changing means. vessel. 4. A heat-retention timer switch for setting a meal time after the heat-retention is started, and when the meal time is set by the heat-retention timer switch, the set heat-retention temperature is set to the set heat-retention temperature changing means after the set time elapses. 4. The electric rice cooker according to claim 3, further comprising command means for instructing to change the set warming temperature so as to reach the upper limit value. 5. A fixed heat-retention temperature setting means for setting the set heat-retention temperature to a constant value regardless of the elapse of the heat-retention time when the heat-retention switch is turned on, and changing the set heat-retention temperature by the set heat-retention temperature changing means. The electric rice cooker according to any one of claims 1 to 4, further comprising selection means for selecting a setting and a fixed setting of the set heat retaining temperature by the fixed heat retaining temperature setting means. 6. The fixed setting of the set heat retaining temperature by the fixed heat retaining temperature setting means,
6. The electric rice cooker according to claim 5, wherein the priority is given when the cancel switch is turned on or when the rice cooker is reset. 7. The electric rice cooker according to claim 1, further comprising alarm means for warning a user when the heat retention time is equal to or longer than a predetermined time.

Family

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