JP2628534B2 - 原子炉炉心の連続出力分布合成方法及び装置 - Google Patents

原子炉炉心の連続出力分布合成方法及び装置

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JP2628534B2 JP63328102A JP32810288A JP2628534B2 JP 2628534 B2 JP2628534 B2 JP 2628534B2 JP 63328102 A JP63328102 A JP 63328102A JP 32810288 A JP32810288 A JP 32810288A JP 2628534 B2 JP2628534 B2 JP 2628534B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、原子力発電プラントの炉心出力分布マッピ
ング及び表示装置に関し、特に、限定された数の固定式
炉内検出器及び炉心出口熱電対を用いて全炉心出力分布
を合成するための方法及び装置に関するものである。
関連技術の説明 原子力プラントの原子炉炉心における三次元出力分布
を連続的に監視するために、中性子又はガンマ線に対し
感度を有する多数の固定式炉内検出器のストリングを使
用することは、一般に行われているところである。固定
式炉内検出器を用いて連続オンライン出力分布監視とい
う方法を実施する場合には、炉心内の3〜4体の燃料集
合体毎に、炉心の高さ範囲にわたり軸方向に位置するよ
うにして4〜7個の個々の検出器を含む1本のストリン
グを設置するのが通常の慣行である。大規模な(100 MW
e台の出力の)原子炉炉心においては、この種の固定式
炉内検出器ストリングが50〜60本用いられていると予想
される。このような検出器ストリングの配列は、固定式
炉内検出器のフル・コンプレメントもしくは全補数(fu
ll complement)と称されている。適当数の設置された
固定式炉内検出器ストリング並びに現在入手可能な慣用
のデイジタル・コンピュータ・ソフトウエア及びハード
ウエアを用いて、1〜2分のサイクルで、充分な正確さ
及び精密性を以て完全三次元炉心出力分布表示を生成し
更新して、システム設計技術者をして、その設計に含ま
れている運転出力安全マージンに課せられる不確定性ペ
ナルティを軽減することが可能である。また、これによ
り、出力分布における不確定性に対処するために課せら
れる運転制約条件を軽減することができ、フル・コンプ
レメントの検出器設備のオペレータに対して付加的な運
転余裕、即ち、より大きな安全運転範囲が与えられる。
設置された固定式炉内検出器の連続的なオンライン使
用により利用可能になる付加的な運転余裕は、原子力プ
ラントの稼動率並びに負荷変動に対する原子力プラント
の応答性を改善し、代替電力の費用を軽減するのに利用
することができる。しかし、多数の固定式炉内検出器ス
トリング並びに信号サンプリング及び計算システムに対
する信号伝送に要する支援電子装置の費用が比較的に大
きく、公称基底負荷運転環境においては、上述のシステ
ムから得られる利点が、経済的に有意味な程に設備費用
を上回るか否かは不明である。
この理由から、製造業者のなかには、標準装備として
フル・コンプレメントの固定式炉内検出器を供給せず
に、小型の中性子検出器が選択された燃料集合体内の特
定の計装シンブルを介し機械的に移動される可動式炉内
検出器システムを設けるものがある。このような多数の
計装シンブルの各シンブル内で、炉心の全高に亙り検出
器が移動される際に検出器の出力電流を記録することに
よつて得られる線図を用いて、マッピング時に存在して
いた三次元炉心出力分布を合成し、(事後的に)炉心出
力分布が規定の運転限界内の安全レベルにあったことを
検証することができる。
可動式炉内検出器システムに伴う費用は、フルコンプ
レメントの固定式炉内検出器システムの費用よりも、約
1/2〜1/3程低くなり、しかも、合成炉心出力分布の正確
さ及び精密性は少なくとも固定式炉内検出器システムで
達成されるものと同程度に高い。しかし、可動式炉内検
出器システムの機械的構成要素は摩耗を受け、そのため
このシステムの使用には必然的に限界がある。原子力発
電プラントの寿命期間に亙り可動検出器システムで炉心
出力分布を連続的に監視することは、最善に見積って
も、実際上困難であり、そして機械的構成要素及び中性
子検出器の周期的交換を行わなければ恐らくは実現し得
ない。このために、システム費用は増加する。
従って、完全炉内検出器システムを用いた場合よりも
相当に小さいプラント寿命期間費用でしかも可動式炉内
検出器システムの初期費用を極く僅かに上回る程度の費
用で、フル・コンプレメントの固定式炉内検出器システ
ム或は可動式炉内検出器システムで達成されるものに匹
敵する正確さ及び精密度で炉心の三次元出力分布を連続
的に合成するための手段が望まれている。この手段もし
くはシステムは、プラントの残存寿命期間中、既に設置
されている可動式炉内検出器システムの費用を軽減する
ことができ、それにより保守費用並びに保守作業員の放
射線被曝を低減できるようなものであるべきである。
特願昭62−87255号明細書には、1)周辺の軸方向出
力分布を合成するために、必要に応じ、選択された炉心
出口熱電対からの信号により補完される炉外中性子検出
器からの信号の使用、2)上記合成された軸方向出力分
布を、炉外中性子検出器の視野内の領域以外の他の炉心
領域に対し横断方向に伝播させるためのX−Y乗数値ラ
イブラリの使用、並びに3)実際の炉心出力分布に存在
するX−Y平面の傾きを考慮するために、求められた三
次元炉心出力分布をX−Y方向において調整する目的で
フル・コンプレメントの炉心出口熱電対の使用に基づく
連続的な完全炉心出力分布合成に対する試みが記載され
ている。
上記特願昭62−87255号明細書に開示されている方法
論によれば、出力分布監視要件を満たし且つオペレータ
に対し現存の制約的な技術的運転仕様要件を緩和するの
に充分な正確さ及び精密性を有する合成炉心出力分布が
得られるが、完全固定式炉内検出器システム又は可動検
出器システムで実現し得る正確さ及び精密性を達成する
ことはできない。1個又は2個以上の固定式炉内検出器
ストリングが、監視下の炉心内で動作している場合に
は、これ等の固定式炉内検出器からの信号を、炉外検出
器からの信号と同じ仕方で利用することができよう。即
ち、局所的軸方向出力分布を合成するのに利用すること
ができよう。
可動式炉内検出器システムを用いる別の慣用の炉心マ
ッピング方法として、“炉心1/4(quarter core)”の
中性子束マッピングと称される方法がある。可動検出器
システムを用いる“炉心1/4"中性子束マッピングは、炉
心出力分布のX−Y成分における所要の正確さ及び精密
性が或る程度犠牲になることを甘受し得る限りにおい
て、炉心平均軸方向出力分布の測定における良好な正確
性及び精密性が必要とされる原子炉の過渡運転期間中に
用いるのに適している。炉心1/4の中性子束マッピング
の典型的な用途として、ウエスチングハウス(Westingh
ouse)社製の総ての原子炉において定期的に行われてい
る炉内/炉外軸方向オフセット較正手法における用途が
ある。この形式のマッピングに関する説明は、アール・
エイ・カー(R.A.Kerr)による“1/4炉心の中性子束マ
ップを用いる炉外検出器の再較正(Excore Detector Re
caliblation Using Quarter Core Flux Maps"と題する
ウエスチングハウス社報告書 WCAP 8648(1976年)に
記述されており、また、米国の原子力規制委員会(Nucl
ear Regulatory Commission)の公開文書室で閲覧する
ことができよう。1/4炉心中性子束マツプの作成には、
炉心内の制限された数のX−Y位置における検出器応答
線図を求めることが含まれる。典型的には、各可動検出
器駆動部でZ軸に沿い2回〜3回のパスが行われ、通常
の4ループ炉心においては12本又は18本を越えない線図
が得られる。各1/4炉心における各正規化された線図も
しくはトレースは、他の3つの象限の各々における対称
X−Y場所に対して変換される。実際のトレース並びに
変換によるトレースから導出された局所的軸方向出力分
布を補間及び(又は)外挿することにより、完全三次元
炉心出力分布が求められる。
全てのアクセス可能なシンブルが実際に可動検出器シ
ステムによりアクセスされて、全ての利用可能なX−Y
場所における検出器応答が記録される完全炉心中性子束
マッピングと比較して、1/4炉心中性子束マッピングに
は次のような2つの欠点がある。即ち、1)互いに共通
のシンブル内の全ての検出器の直接的相互校正を行うた
めには、(4ループ・プラントの場合)各可動検出器駆
動部による合計6回のパスが必要とされるので、各検出
器応答トレースの正規化に利用可能なデータが不完全で
あること、及び2)実際の炉心出力分布における真のX
−Yもしくは方位の傾きに関する情報がトレース転写過
程において失われてしまうことである。このような事実
にも拘わらず、合成された炉心出力分布は、1/4炉心毎
に方位対称性を示す。
発明の概要 本発明の目的は、フル・コンプレメントよりも少ない
数の炉内中性子束検出器並びにフル・コンプレメントの
炉心出口熱電対から完全な炉心出力分布マップを作成す
ることにある。
本発明の他の目的は、正確さもしくは精密性を犠牲に
することなく、炉心分布マッピングに要する設備費用を
低減することにある。
本発明の付加的な目的は、新たな設備の設置を必要と
することなく、全炉心出力分布を求めることができるよ
うに原子炉の経済的な装備換えを可能にすることにあ
る。
本発明の更に他の目的は、中性子束検出器の不完全な
校正から生ずる誤差を最小限度にし、連続的なオンライ
ン出力分布合成を可能にすることを確保することにあ
る。
上述の目的は、全炉心出力分布を合成するために局所
的軸方向出力分布及び出力分担(全出力に対するその場
所の出力の割合)マップを用いる出力分布合成方式によ
り達成することができる。炉心全体に亙り固定式炉内検
出器によって発生される局所的軸方向出力分布は、炉心
内の対称場所に写像もしくは変換される。炉心内のX−
Y面内における出力分布の傾きは、熱電対を使用するこ
とによって明示的に考慮される。固定検出器の出力分布
値並びに変換出力分布値は高さ方向で補間されて、近接
炉心場所における局所的出力分布が求められ、次いで補
間され且つ変換された実際の出力分布を、傾きが補正さ
れた分布に変換し、それにより完全な三次元出力分布マ
ップが作成され、オペレータはこのマップを検討するこ
とができる。
上述の目的及び利点並びに追って明らかとなるであろ
う他の目的及び利点は、本発明の実施例による構造及び
動作に関する以下の詳細な説明から明らかになるであろ
う。尚、以下の説明においては添付図面を参照し、これ
等の図面において同じ参照数字は全図面を通し同じ部分
を指すものとする。
好適な実施例の説明 原子炉容器10は、種々の原子炉状態検出器によつて監
視される原子炉炉心12を備えている。炉心12は、燃料集
合体14を有しており、その内の幾つかの燃料集合体14
は、各燃料集合体14の軸線に沿つて永久的に取り付けら
れている慣用の固定式炉内検出器16のストリングによっ
て監視される。冷却水は、水の流れを矢印で示すよう
に、炉心12の軸線に沿って炉心12を通流し、冷却水の温
度は、フル・コンプレメントもしくは全補数の炉心出口
熱電対18により監視される。この全補数の熱電対は、典
型例において、25〜35パーセントの炉心出口を監視す
る。熱電対18及び固定式炉内検出器16からの信号は、適
宜、ディジタル化され、本発明によれば、原子炉出力分
布計算/表示システム20のような計算手段により、全炉
心出力分布を求めるのに利用される。全炉心出力分布計
算/表示システムもしくは装置20においては、既述の1/
4炉心マッピング・システムもしくは全補数ストリング
マッピング・システムにおいて用いられている慣用の計
算機及びサンプリング装置が使用される。
本発明は、固定式炉内検出器16による炉心の充分な包
含範囲を必要とする。第2図は、炉心が八分割対称(ei
ghth core symmetric)である場合に充分な包含範囲を
与える配列で193体の燃料集合体間に分布された10個の
固定式炉内検出器16のストリングの配列を図解する図で
ある。充分な炉心包含範囲は一般に、第3図に示すよう
に、検出器ストリングのX−Y場所を、炉心の単一のセ
グメントに鏡映もしくは回転することにより決定され
る。第3図において、転写された検出器ストリング場所
も、やはり円で示されており、そして計装されていない
燃料場所に記入した数字は、変換されたストリング場所
による各場所の包含度の尺度を表す。所与の場所におけ
るこの包含度の評価において、側方に隣接する燃料集合
体に対する各検出器ストリングの包括度に対しては、寄
与分「1」がカウントされ、そして対角線方向に隣接す
る集合体に対する各検出器ストリングの包含度に対して
は、寄与分「1/2」がカウントされる。問題の場所から
八方にそれぞれ一つの場所を越える燃料場所に対して
は、固定式炉内検出器16のストリングによる包含範囲の
評価において値(寄与分)を割り当てられない。1/8炉
心における包括範囲は、少なくとも、可動検出器系を備
えた全炉心で達成し得る包含範囲に匹敵するが、1つの
ストリングの損失でも、多くの場合において、1つ又は
2つ以上の燃料場所の不充分で許容し得ない包含不足が
生ずるであろう。
第4図は、(検出器ストリングのフル・コンプレメン
トの約30%に過ぎない)合計18本の固定式炉内検出器ス
トリングを用いた炉心配列を示す。また、第5図は、炉
心の(1/8ではなく)単一の四分円もしくは単一象限へ
の鏡映及び/又は回転によるストリングのX−Y場所の
変換結果を示す図である。四分円もしくは一象限を用い
ることにより、本発明によるシステムの適用は、1/8対
称炉心と言う制限された事例の適用に限定されるのでは
なく、1/4炉心対称性(quarter core symmetry)の炉心
に拡張される。この例においても、計装されていない燃
料集合体場所における包含範囲は、それぞれの場所に記
入した数字によって示されている。固定式炉内検出器の
単一のストリングが故障した場合及び2つの検出器スト
リングの殆ど全ての組み合わせに故障が生じた場合で
も、現在用いられている可動検出器系で得ることができ
る包含範囲に匹敵し得る包含範囲が1/4対称炉心におけ
る全ての場所において得ることができると言う事実は、
一義的に明白ではないにしても、容易に証示することが
できる。この拘束要件が満たされることを確保するため
に包含充適性をどのようにして定量的に測定するかに関
する詳細な説明は、米国特許第4,637,910号明細書に見
ることができる。尚、この米国特許の記載内容は参考の
ために本明細書において援用してある。
1/8炉心対称が可能である場合の本発明の変換方法の
一部分が、第6図に図形的に示されている。更に具体的
には、第6図は、炉心のZ軸線に垂直な炉心のX−Y切
断面を略示する図である。各固定式検出器ストリング42
と関連の燃料集合体の局所的平均軸方向出力分布値は、
当該場所における炉心内の傾きを除去するように調整さ
れる(I)。各固定検出器ストリング42と関連の傾きが
調整された値を、炉心全体に亙り、対称場所44に割り当
てる(II)。対称変換された出力分布値44を、他の変換
された出力分布値並びに実際のストリング46の傾き調整
された出力値と共に用いて補間値52を生成する(II
I)。次いで、傾き調整され変換され且つ補間された実
際の出力分布値を、先に除去した傾きを再導入するよう
に調整し(IV)、次いで三次元分布の観察を許容する慣
用の表示装置を用いて、全体的三次元出力分布をオペレ
ータに提示する。
第7図は、第6図を用いて説明した演算の詳細なフロ
ーチャートを示す図である。ステップ60で対称型が決定
される。この場合、対称性には、慣用の幾何学的対称性
及び実質的に同一種の燃料であること(例えば、燃料集
合体が同じ濃縮度、バーンアップ、等々を有すべきこ
と)が要求される。本発明は、1/8炉心、1/4炉心及び1/
2炉心対称性で実施することができる。1/2炉心対称性
が、求め得る最良の対称性である。と言うのは、幾何学
的に対称な場所における全ての燃料集合体が幾つかの燃
料サイクルの生起後に公称的に同一であるとは限らない
からである。対称種もしくは対称型が同定された後に、
ステップ62において、固定式炉内検出器16のストリング
を具備している各燃料集合体に対し、米国特許第4,700,
174号明細書に記載されている方法に従い、固定式炉内
検出器中性子束値及び所要の出口熱電対温度値を用いて
局所的軸方向出力分布を合成する。この局所的軸方向出
力分布は幾つかの異なった公知の方法を用いて生成する
ことができよう。次いで、前述の特願昭62−87255号明
細書に詳細に記載されているように、熱電対温度信号を
用いて燃料集合体毎の出力分担マップを作成する(ステ
ップ64)。
出力分担マップの作成後に、実際の炉内検出器場所か
ら対称炉心場所への局所的出力分布値の変換を行うルー
プに入る。このループに入る前に、特定の検出器ストリ
ングを識別する指標nを初期設定する(ステップ66)。
用いられている対称型に依存し、n番目のストリングに
対する対称炉心場所を同定する(ステップ68)。原子力
技術分野において通常の知識を有する者であれば、運転
中の原子炉で入手可能な特定の炉心検出器配列及び炉心
対称性に対して、対称炉心場所のリストを作成すること
ができよう。全ての対称炉心場所における平均出力分担
値を、平均化方法により測定及び合成値に対し等しい重
みを与えて計算する(ステップ70)。次いで、測定値に
対する炉心のX−Y傾きRnを、X−Y平面が冷却材が流
れる炉心の軸線に対して垂直であるとした場合の各場所
における出力分担マップの実際の値から求める(ステッ
プ72)。次いで、特定の軸方向の点もしくは炉心の高さ
(Z軸上の点)を識別する指標jを「1」に設定する
(ステップ74)。次のステップ76で、各局所的出力値を
対称場所に鏡映することができるように、炉心傾きの影
響を除去する(I)。この演算中に、指標jを出力分布
合成で用いた軸方向の点(炉心の高さ位置)の総数と比
較し(ステップ78)、そして全ての出力分布値から傾き
が除去されるまで指標jを増分する(ステップ80)。次
に、変換された出力の値を場所n並びに場所nに対して
対称な総ての場所に割り当てる(ステップ82)(第6図
のステップIIに対応)。作用ストリングnの総数につい
て変換が行われていない場合(ステップ84)には、指標
nを増分する(ステップ86)。
変換IIが完了したならば、補間重み付け係数に対する
値並びに非計装場所に対する出力値を零にセットする。
これが、上述の変換値及び傾き調整値から非計装場所の
値を補間するループ(第6図に示したステップIII)へ
の入口点である。先ず、特定の炉心場所を識別する指標
mを「1」にセットする。この指標mは後に、炉心内の
計装されていない場所、即ち作用検出器ストリングを含
む場所と対称でない場所の総数であるMと比較される。
次に、指標kmを「1」にセットする。この指標は、Km
の場所の内、特定の場所を識別する指標であり、ここで
Kmは場所mからの距離d(中心)内にあり且つ作用検出
器ストリングを含む炉心場所と対称である炉心内の場所
の総数を表す。ステップ94において重み付け係数を計算
する。この重み付け係数は、距離dに依存する値を有す
る幾何学的重み付け係数である。この重み付け係数を表
す典型的な式は下式で与えられる。
W(m→km)=1/a+b*[d(m→km)] (1) 上式中、d(m→km)は、場所mと場所kmとの間にお
ける中心間距離を表し、a及びbの値は、当該技術分野
で通常の知識を有する者により実験又は分析により予め
決定することができる値である。次いで、軸方向炉心高
さ指標jをセットし(ステツプ96)、そして場所kmにお
ける燃料集合体の局所出力に対する場所mにおける燃料
集合体の局所出力の予め計算された比を選択する(ステ
ップ98)。燃焼サイクルにおける各種ステップでの各炉
心場所に対する上記比の値は、システム設計技術者によ
り決定されるものであって、プラントの事業者から入手
可能である。
今や利用可能である特定の場所に対する全ての変数を
用いて、ステップ100で、各炉心場所及び高さ毎の補間
値に対する局所的分布値の正規化されていない寄与分を
計算するループに入る。このループ中、高さ指標jを、
軸方向の点の総数jと比較し(ステップ102)、該指標
を増分する(ステップ104)。補間高さ値が求められた
ならば、重み付け係数の和を計算する(ステップ10
6)。このループ中、ループ指標kmを比較し(ステップ1
08)、そして必要に応じ増分する(ステップ110)。
次いで、補間された値を単位値に正規化する(ステッ
プ114)。この調整中、場所指標をセットし(ステップ1
12)、比較し(ステップ116)、増分する(ステップ11
8)。総ての場所に対しこの正規化調整が行われたなら
ば、ステップ120において、非計装場所計算の最後の計
算が完了しているか否かをチェックする。
補間プロセスが完了したならば、各個々の変換毎にX
−Y炉心傾き因子を考慮するために、傾き調整され変換
され且つ補間された出力分布値の変換を行うループに入
る。最初に、炉心場所指標lをセットし(ステップ12
4)、次いで、各炉心場所と対称である炉心場所を識別
もしくは同定する(ステップ126)。この識別過程にお
いては、計装場所もとより非計装場所に対する対称場所
の識別もしくは同定が行われる。この場合にも、当該技
術分野で通常の知識を有する者であれば、特定の原子炉
に対するこのリストを提示することができよう。次のス
テップ128においては、対称である炉心場所に対する平
均出力分担値の計算を行う。次いで、全ての場所間にお
けるX−Y傾き変換係数を計算し(ステップ130)、し
かる後、傾き値を用いて特定の場所に対し出力分布値を
調整する。この過程中、燃料場所に対する指標l並びに
軸方向の点もしくは炉心高さのための指標jを増分し
(ステップ138及び142)、必要に応じて比較する(ステ
ップ136及び140)。
限定数の固定式炉内検出器の適切に位置付けられたス
トリングからの応答を、ここに開示した全補数の炉心出
口熱電対からの応答と組み合わせることにより、完全数
の固定式炉内検出器又は慣用の可動検出器系を用いて得
ることができる正確さ並びに精密性に匹敵する正確さ及
び精密性で、三次元の全炉心出力分布を連続的に監視す
ることが可能となる。ここに提案した方式を用いて合成
された炉心出力分布は、現在用いられている方式で達成
することが可能な正確さ及び精密性に匹敵し得る正確さ
及び精密性を有するので、現在出力分布監視並びに計算
の目的に要求されている全炉心中性子束マップの少なく
とも或る部分を置換することができ、それにより、可動
検出器系の動作責務を軽減し、原子炉の運転寿命を延ば
すことができる。
本発明の多くの特徴及び利点は、上に述べた詳細な説
明から明らかであり、本発明の真の精神及び範囲内に包
含される限りにおいて本発明のあらゆる特徴及び利点は
本発明により包含されるものである。更に、当該技術分
野の専門家には数多の変更及び交換を容易に想到し得る
であろうから、本発明を、ここに開示した構造及び動作
に限定する意図はなく、従って、全ての適当な変更及び
均等物は本発明の範囲に包含されるものであることを付
記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用される原子炉系の全体的構成を
略示する図、第2図は、八分割炉心対称が可能である場
合の典型的な原子炉炉心における固定式炉内検出器の配
列を示す図、第3図は、第2図の検出器分布による充適
な検出器炉心包括範囲を例証する図、第4図は、四分割
炉心対称が可能である場合の固定式炉内検出器の配列を
示す図、第5図は、第4図の固定式炉内検出器配列によ
る包含が充適であることを例証する図、第6図は、本発
明に従って行われる変換シーケンスの一部分を図解する
図、第7A図〜第7C図は、互いに組み合わされて、本発明
で実施される演算をフローチャートで示す図である。 10……原子炉容器、12……原子炉炉心 14……燃料集合体、16……固定式炉内検出器 18……炉心出口熱電対 20……計算手段(原子炉出力分布計算/表示システム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−60593(JP,A) 特開 昭62−245996(JP,A) 特開 昭60−162994(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フル・コンプレメントより少ない数の固定
    式炉内検出器及びフル・コンプレメントと同数の炉心出
    口熱電対を用いる原子炉炉心の連続出力分布合成方法に
    おいて、 (a)前記固定式炉内検出器によって発生される中性子
    束信号及び前記熱電対によって発生される温度信号を監
    視し、 (b)局部的軸方向出力分布値を生成し、 (c)前記温度信号に対応した出力分担マップを生成
    し、 (d)前記局所的軸方向出力分布値及び前記出力分担マ
    ップから炉心出力分布を求める、 諸ステップを含む、原子炉炉心の連続出力分布合成方
    法。
  2. 【請求項2】原子炉炉心の連続出力分布合成装置であっ
    て、 前記原子炉炉心内に配置されて中性子束信号を発生する
    固定式炉内検出器を備え、該固定式炉内検出器の数は、
    該固定式炉内検出器のフル・コンプレメントよりも小さ
    く、 燃料集合体の出口に配置されて温度信号を発生するフル
    ・コンプレメントと同数の炉心出口熱電対と、 前記中性子束信号及び前記温度信号から炉心全体の出力
    分布を算定するための計算手段と、 を備える、原子炉炉心の連続出力分布合成装置。
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