JP2626086C

JP2626086C -

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Publication number: JP2626086C
Authority: JP
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd
Publication date: 1999-09-13

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、缶容器の飲料あるいはカップ容器の飲料を加熱するための自動販
売機の飲料加熱装置に関する。〔従来の技術〕缶容器の飲料を加熱する装置としては、電磁誘導コイルを用いて商品を一定温
度に誘導加熱するものが知られており、又、カップ容器の飲料の加熱装置として
は、サーミスタで検出した温度に基づきタンク内の水をヒータにより一定温度に
加熱制御されており、販売時、タンク内の温水を原料のシロップ等とともにミキ
シングボールもしくは直接カップへ吐出している。〔発明が解決しようとする課題〕上述した従来の加熱装置においては、飲料の温度は固定されているため、もし
、高い目の温度に設定してあれば、猫舌の人にとっては熱くて飲めないばかりか
手で商品を持つこともできず、一方、低い目の温度に設定してあれば、熱い飲料
を飲みたいと思っていた人にはもの足りなく感じ、又、寒い時候であれば、熱い
目に設定しないと直ぐに冷えてしまうといった欠点があった。この発明は、上述した問題点をなくすためになされたものであり、所望の温度
とした飲料を提供できる自動販売機の飲料加熱装置を提供することを目的とする
。〔課題を解決するための手段〕第１の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第１図に示すごとく、販売時
、記憶部51より読み出した標準時間Tsに基づき誘導加熱コイル52にて缶容器の飲
料53を誘導加熱する自動販売機において、所望の加熱温度を選択する加熱温度選
択手段54と、前記加熱温度選択手段54で選択された加熱温度に飲料が加熱される
よう、上記標準の通電時間Tsを補正する補正手段55と、を備える。第２の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第２図に示すごとく、販売時
に、温水タンク61にて所定の温度で加熱した温水及び、原料タンク62内のシロッ
プ又は粉末原料を所定量づつミキシングボール64に吐出し混合した飲料をカップ
63に吐出するようにした自動販売機において、飲料の加熱温度を選択する飲料温度選択手段65と、前記飲料温度選択手段65で選択された飲料温度に
飲料が加熱されるよう、上記温水タンク61より吐出した温水、またはカップ63に
吐出する飲料を再加熱する加熱手段66と、を備える。第３の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第３図に示すごとく、販売時
に、温水タンク61にて所定の温度で加熱した温水及び、原料タンク62内のシロッ
プ又は粉末原料を所定量づつミキシングボール64に吐出し混合した飲料をカップ
63に吐出するようにした自動販売機において、冷水を蓄える冷水タンク67と、冷
水タンク67より冷水を上記ミキシングボール64に吐出するバルブＢと、飲料の温
度を選択する飲料温度選択手段68と、販売する飲料が飲料温度選択手段68で選択
した飲料温度となるよう、前記バルブＢの開時間を制御するバルブ制御手段69と
を備えたことを特徴とする。第４の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第４図に示すごとく、販売時
に、温水タンク61にて所定の温度で加熱した温水及び、原料タンク62内のシロッ
プ又は粉末原料を所定量づつカップ63に吐出するようにした自動販売機において
、冷水を蓄える冷水タンク67と、冷水タンク67より冷水を上記カップ63に吐出す
るバルブＢと、飲料の温度を選択する飲料温度選択手段68と、販売する飲料が飲
料温度選択手段68で選択した飲料温度となるよう、前記バルブＢの開時間を制御
するバルブ制御手段69とを備えたことを特徴とする。第５の発明（請求項１）になる自動販売機の飲料加熱装置は、第５図に示すご
とく、温水タンク61にて所定の温度で加熱した温水及び、原料タンク62内のシロ
ップ又は粉末原料を所定量づつ吐出し混合するとともに、更に冷水タンク67より
の冷水を吐出して所望の温度としたカップ飲料を販売する自動販売機であって、
飲料温度を選択するための飲料温度選択手段68と、上記温水タンク61内の温水温
度及び外気温をそれぞれ検出する温水温度検出手段70及び外気温検出手段71と、
温水温度検出手段70で検出された温水温度と飲料温度選択手段68で選択された温
度との差を演算する温度差演算手段72と、前記温度差演算手段72で演算された温
度差に対し、選択された飲料温度となるよう、冷水タンク67よりの冷水を吐出す
るバルブＢの開時間を記憶するバルブ開時間記憶手段73と、バルブ開時間記憶手
段73より読み出したバルブＢの開時間を、外気温検出手段７１で検出された外気温に基づき補正する補正手段74と、を備え
たことを特徴とする。第６の発明（請求項２）になる自動販売機の飲料加熱装置は、第16図に示すご
とく、温水タンク61にて所定の温度で加熱した温水及び、原料タンク62内のシロ
ップ又は粉末原料を所定量づつ吐出し混合するとともに、更に冷水タンク67より
の冷水を吐出して所望の温度としたカップ飲料を販売する自動販売機であって、
飲料温度を選択するための飲料温度選択手段68と、上記温水タンク61内の温水温
度を検出する温水温度検出手段70と、温水タンク61より吐出される温水が、標準
の飲料温度となるよう、温水温度検出手段70で検出された温水温度に対応して、
冷水タンク67よりの冷水を吐出するバルブＢの標準開時間を記憶するバルブ開時
間記憶手段73と、前記飲料温度選択手段68で選択された温度の飲料が得られるよ
う、前記標準開時間を補正する補正手段74とを備えたことを特徴とする。〔作用〕第１の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、販売時に記憶部51より読み
出された標準の通電時間Tsが、飲料温度選択手段54で選択される温度、例えば標
準温度より“熱い”あるいは“ぬるい”かによって長い目に、あるいは短い目に
補正され、その補正された通電時間Ts′の間、誘導加熱コイル52に通電されるの
で、缶容器の飲料53は所望の温度に誘導加熱される。第２の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温水タンク61より吐出した
ぬるい目の温水は、例えば、温水タンク61の吐出配管Ｐの途中に加熱手段66を有
するサブタンクＱにて再加熱された後、原料タンク62よりの原料とともにミキシ
ングボールに吐出されて混合され、その後に飲料としてカップ63に吐出されるが
、この販売される飲料が、飲料温度選択手段65で選択した温度となるように、温
水タンク61より吐出した温水、またはミキシングボール64からカップ63に吐出さ
れる飲料がサブタンクＱにて加熱手段66で再加熱される。第３の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温水タンク61及び原料タン
ク62よりミキシングボールに吐出された、熱い目の温水と原料と混合した飲料が
、飲料温度選択手段68で選択した所望の温度となるように、バルブＢがバルブ制御手段69によって所定の時間開放され、冷水タンク67より冷水がミキシン
グボール64に吐出されることにより、飲料は前記所望の温度に冷却される。第４の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温水タンク61および原料タ
ンク62よりカップ63に吐出された、熱い目の温水と原料とを混合した飲料が、飲
料温度選択手段68で選択した所望の温度となるように、バルブＢがバルブ制御手
段69によって所定の時間開放され、冷水タンク67から冷水も併せてカップ63に吐
出されることにより、カップ内の飲料は前記所望の温度に冷却される。第４発明（第３発明でも同じ）では、温水タンク61内の温水温度を一定とみな
したが、実際には下限温度と上限温度との間で変動し、それに応じて飲料温度も
僅かながら変動する。この不具合を解消するのが第５発明および第６発明である
。第５の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、バルブ開時間記憶手段73は
、外気温を例えば春あるいは秋の標準温度としたときのバルブＢの開時間を記憶
しており、従って、外気温検出手段71で標準温度が検出されたときは、温度差演
算手段72で演算された温水温度と選択した飲料温度との温度差に基づき、バルブ
開時間記憶手段73から読み出されたバルブ開時間T₀の間、バルブＢが開にされ冷
水タンク67より冷水が吐出される。一方、外気温検出手段71で前記標準温度より
高い温度が検出されたとすると、前記バルブ開時間T₀は、補正手段74でT₁（＞T₀
）に補正され、逆に、外気温が標準温度より低ければ、前記バルブ開時間T₀はT₂
（＜T₀）に補正されるので、カップ63に吐出された飲料は、温水タンク61内の温
水温度および外気温に拘わらず飲料温度選択手段68で選択した一定の温度に保た
れる。第６発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、バルブ開時間記憶手段73にて
、温水温度検出手段70で検出した温水温度と標準飲料温度との温度差に対する冷
水バルブの標準開時間を読み出す。飲料温度選択手段68による飲料温度の選択が
なければ、前記の標準開時間に従ってバルブＢが開にされるが、飲料温度の選択
があった場合には、補正手段74により、前記標準開時間が補正される。これによ
り、温水温度に拘わらず、飲料温度選択手段68で選択した温度の飲料を提供できる。〔実施例〕第１の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を第６図に示している
。１は、CPU（中央処理装置）からなる制御装置であり、以下に記す各装置を集
中制御する。２は、投入した金銭を計数するとともに、商品販売後に釣銭を払い
戻す金銭計数機である。３は、所望の商品を選択する商品選択釦であり、４は、
所望の飲料温度を選択するための飲料温度選択釦であり、この実施例では、［熱
い］、［やや熱い］、［標準］、［ややぬるい］、［ぬるい］の５種類の飲料温
度を選択できる。５は、販売商品を種別に収納する商品収納ラックであり、６は
、商品収納ラック５より搬出された缶容器の商品を誘導加熱する誘導加熱コイル
であり、6aは、誘導加熱コイル６に実際に商品が搬出されたか否かを検出する商
品検出スイッチである。７は、誘導加熱コイル６の電源であり、８は、電源７を
制御する加熱制御部である。９は、誘導加熱コイル６により加熱された商品が搬
出される販売口である。又、上記制御装置１には、各商品を標準の加熱温度に加熱するのに必要な通電
時間Tsを商品別に記憶するROM（リード・オンリー・メモリ）1aと、ROM1aより読
み出された通電時間Tsがセットされると、その通電時間Tsを計時するタイマー1b
と、飲料温度選択釦４が押されたとき、タイマー1bにセットされる通電時間Tsを
、希望した熱い温度あるいは、ぬるい温度に応じて加減する補正部1cとを備える
。この実施例では、［標準］飲料温度選択釦4cが押されたときは、ROM1aに記憶
されていた標準通電時間Tsでもって加熱されるが、［やや熱い］、［熱い］の飲
料温度選択釦4a，4bが押されたときは，前記標準時間Tsに対し、それぞれ＋10％
，＋20％づつ長くなる。一方、［ややぬるい］、［ぬるい］の飲料温度選択釦4d
，4eが押されたときは、標準通電時間Tsより、それぞれ−10％，−20％づつ短く
なる。次に上記の装置を第７図のフローチャートに従い説明する。販売金額に達するコインが金銭計数機２に投入されると、ステップS1からステ
ップS2に進み、飲料温度選択釦４による割り込み入力が許可され、ステップ S3で商品選択釦３の押動を待つ。販売可能な商品選択釦３（例えば3aとする）が
押されれば、ステップS4にて選択した商品が商品収納ラック５より誘導加熱コイ
ル６上に搬出される。次のステップＳ５では、商品検出スイッチ6aのオンにより
、商品が実際に誘導加熱コイル６上に搬出されたか否かが判定される。実際に商
品が搬出されなかったときは、商品搬出機構の不良と判定され、ステップS6にお
いて、前記入金した額が金銭計数機２より払い戻され、売り切れ等の表示をして
販売が停止される。一方、誘導加熱コイル６に商品が搬出されたときは、ステップS5からステップ
S7に進み、選択した商品に対する標準時間Ts（例えば10秒）がROM1aより読み出
され、ステップS8でその通電時間Tsとして10秒がタイマー1bにセットされる。尚
、ステップS3での商品選択釦３の押動前に飲料温度選択釦４のうち、例えば飲料
温度選択釦4aを押したとすると、通電時間として、10秒に20％（２秒）加算した
12秒が補正部1cで演算され、この補正された通電時間Ts′がステップS8にてタイ
マー1bにセットされる。タイマー1bがセットされれば、ステップS9にて誘導加熱コイル６に通電が開始
され商品が加熱されるとともに、ステップS10でタイマー1bにセットされた時間
が減算される。ステップS11では通電時間Ts/2、つまり、10/2＝５秒を計時した
か否かが判定され、５秒を計時すれば、ステップS12で飲料温度選択釦４による
割り込み入力が禁止される。更にステップS13では、タイマー1bにセットされた
通電時間をタイムアップしたか否かが判定され、前記通電時間をタイムアップす
るまでステップS10〜ステップS13のループを回り、商品の加熱が継続される。さて、飲料温度選択釦４の押動によりタイマー1bに通電時間Ts′として12秒が
セットされている場合、12秒がタイムアップされると、ステップS13からステッ
プS14へと進み、誘導加熱コイル６への通電が停止され、ステップS15にて商品が
販売口９に搬出され、そしてステップS16で、釣銭がある場合には金銭計数機２
より払い戻され、販売が終了する。一方、飲料温度選択釦４が押されず、タイマー1bに標準の通電時間Tsとして10
秒がセットされているときは、通電後であっても、５秒が経過する前であれば、飲料温度選択釦４の割り込み入力が許可されている。この間に例えば、［
ややぬるい］飲料温度選択釦4dを押したとすると、通電時間を補正するために、
タイマー1bにおける減算されつつあるセット時間から標準通電時間10秒の10％、
つまり１秒が差し引かれる。従って、この場合は、通電開始後９秒でタイムアッ
プが完了し、通電が停止される。ここで述べた自動販売機のごとく、販売時に商品を加熱するタイプのものであ
れば、販売までの加熱のために１０秒前後かかるので、この実施例では、商品が
選択されれば、飲料温度選択釦４の押動を待たず、直ちに加熱を開始するように
し、加熱後より所定の時間が経過するまでは、飲料温度選択釦４による押動を受
け付けるようにして、販売時間が長くなるのを抑えた。第２の発明なる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を第８図（Ａ）に示して
いる。 11は、CPU（中央処理装置）からなる制御装置であり、以下に記す各装置を集
中制御する。12は、所望の商品を選択する商品選択釦であり、13は、所望の加熱
温度を選択するための飲料温度選択釦であり、前実施例と同様、［熱い］、［や
や熱い］、［標準］、［ややぬるい］、［ぬるい］の５種類の飲料温度を選択で
きる。14は、温水を蓄えるメインタンクであり、15は、前記メインタンク14内の
温水を加熱するための加熱装置であり、メインタンク14内に設けられたサーミス
タ14aにより検出温度に基づき温水は一定温度（この実施例では“ぬるい”温度
）に保たれる。16は、バルブB₁を介しメインタンク14より吐出されたカップ一杯
分の温水を受けるサブタンクであり、17は、サブタンク16に吐出された温水を所
望の温度に加熱するための加熱ヒータである。18は、それぞれシロップ原料を蓄
えるシロップタンクである。19は、バルブB₂を介しサブタンク16より吐出された
温水と、いずれかのバルブB₄〜Bxを介しシロップタンク18より吐出されたシロッ
プとを混合するためのミキシングボールであり、ミキシングボール19で混合され
た飲料はバルブB₃を介してカップ20に吐出される。又、上記制御装置11には、所定量の温水及びシロップを吐出させるために、上
記各バルブの開放時間を記憶するROM（リード・オンリー・メモリ）11aと、飲料温度選択釦13が押されたとき、選択した釦13a〜13eに応じ、サブタンク16内
の温水温度が所定の温度に加熱されるよう、加熱ヒータ17に対する通電時間を記
憶する通電時間記憶部11bとを備える。この実施例では、［ぬるい］飲料温度選択釦13eが選択されたときの加熱ヒー
タ17への通電時間は０秒であり、［ややぬるい］、［標準］、［やや熱い］、［
熱い］の各飲料温度選択釦13d〜13aが選択されたときの通電時間は、それぞれ、
３秒，４秒，５秒，６秒となっている。次に上記構成になる装置の動作を第９図のフローチャートに従い説明する。販売金額に達するコインが金銭計数機（不図示）に投入されると、ステップS2
1からステップS22に進み、飲料温度選択釦13による割り込み入力が許可され、ス
テップS23で商品選択釦12の押動を待つ。販売可能な商品選択釦12（例えば12aと
する）が押されれば、ステップS24にてカップ20が所定の位置に搬出され、そし
てステップS25でメインタンク14よりカップ一杯分の温水をサブタンク16に吐出
させるために、バルブB₁が所定時間開にされる。次のステップS26では、飲料温度選択釦13が押されたか否かが判定される。こ
の時点で飲料温度選択釦13が既に押されていれば、ステップS26からステップS27
に進み、［標準］飲料温度選択釦13cが選択されたか否かが判定され、13c以外の
飲料温度選択釦が選択された場合は、その選択した釦13a，13b，13dあるいは13e
に応じ、それぞれステップS28〜S31に進む。例えば、［ぬるい］飲料温度選択釦
13eを選択した場合は、メインタンク14にて“ぬるい”温度で加熱されていた温
水をそのまま吐出すればよいので、加熱ヒータ17に対する通電時間は０秒であり
、又、［熱い］飲料温度選択釦13aが選択されたときは、ステップS28にて加熱ヒ
ータ17に６秒通電されることにより、サブタンク16内の温水は、所望の“熱い”
温度まで再加熱される。一方、ステップS27の判定で［標準］飲料温度選択釦13c
が押されていれば、ステップS27からステップS35に進み、加熱ヒータ17に４秒間
通電される。このようにして加熱ヒータ17による再加熱が済めば、ステップS32にて、商品
選択釦12aで選択した商品に対するシロップを吐出させるためのバルブB₄〜Bxの
いずれかが所定時間開となり、シロップがミキシングボール19に吐出されるとともに、バルブB₂が開にされ、サブタンク16内の温水がミキシングボール
19に吐出される。その後、ステップS33にてバルブB₃が開にされることにより、
ミキシングボール19にて混合された飲料がカップ20に吐出される。一方、ステップS26の判定の時点で飲料温度選択釦13が押されていなかったと
きは、ステップS34の判定により、所定の時間内に飲料温度選択釦13が押動され
るのを待つ。この所定時間内に飲料温度選択釦13が押されれば、前述したステッ
プS27以降に進むが、前記所定時間が経過しても飲料温度選択釦13が押されなか
ったときは、ステップS34からステップS35に進むことにより、［標準］の飲料温
度が設定されるようになっている。この実施例のごとく、メインタンク14における温水を“ぬるい”温度とすれば
、メインタンク14よりの熱放射が少なくなり、加熱装置15の消費電力を少なくで
きるので省エネルギー効果が得られる。第８図（Ｂ）は第２の発明の別の実施例を示している。この実施例では、上記
の飲料温度選択釦の代わりに、あつい目温度釦13′が設けられ、又、加熱ヒータ
17を有するサブタンク16は、ミキシングボール19よりカップ20に対して吐出され
る飲料を選択的に加熱できるように、バルブB₁′を介して配管経路に設けられる
。又、メインタンク14より吐出した温水とシロップとが混合されてカップ20に吐
出される飲料が標準温度となるように、メインタンク14内の温水は、“標準”の
温度に加温されている。尚、このサブタンク16では、飲料が通過する間、加熱ヒ
ータ17に通電されるようになっているので、上記の通電時間記憶部11bは不要と
なっている。次に第８図（Ｂ）の装置の動作を説明する。所定額のコインが投入され、商品選択釦12が押されると、選択した飲料のシロ
ップタンク18のB₄〜Bxのいずれかが所定時間開となり、シロップがミキシングボ
ール19に吐出されると同時にバルブB₁が開になり、メインタンク14から温水がミ
キシングボール19に吐出され、このミキシングボール19にてシロップと温水とが
攪拌される。前記の商品選択釦12が押されてからミキシングボール19での攪拌が
終了するまで数秒を要し、この間にあつい目温度釦13′の押動を待ち、このあつ
い目温度釦13′が押されなかったときは、標準温度の飲料販売となり、前記攪拌終了後にバルブB₃が開となり、ミキシングボール19より
標準温度の飲料がカップ20に吐出される。一方、あつい目温度釦13′が押されたときは、前記の攪拌終了後、バルブB₃の
代わりにバルブB₁′が開になるとともに、加熱ヒータ17に通電されるので、ミキ
シングボール19よりの飲料は、サブタンク16にて加熱され、カップ20にあつい目
の温度の飲料が吐出される。第３の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を第10図に示しており
、第８図と同一の部分には同一の符号を付している。 14′は、温水を蓄える温水タンクであり、加熱装置15によりタンク内の温水は
“熱い”温度に加熱されている。B₁₁は、温水タンク14′内の温水をミキシング
ボール19へ吐出させるためのバルブである。21は冷水を蓄える冷水タンクであり
、内部にサーミスタ21aの検出温度に基づき冷却機22により、冷水は一定温度に
保たれる。B₁₂は、冷水タンク21内の冷水を吐出させるためのバルブである。尚
、これらの冷水タンク21及び冷却機22は、コールド飲料販売のための装置を代用
することができる。又、制御装置11内には、この装置の制御に必要なプログラム
を格納するROM11aを備えるとともに、温水タンク14′よりの熱い温水、冷水タン
ク21よりの冷水及びシロップタンク18よりのシロップの混合による飲料が飲料温
度選択釦13で選択した温度となるよう、温水及び冷水の吐出バルブB₁₁及びB₁₂の
それぞれの開時間を、選択釦13a〜13eの各温度毎に記憶している。開放時間記憶
部11b′を備える。次に上記構成になる装置の動作を第11図のフローチャートに従い説明する。尚
、ステップS41〜S44は、第９図に於けるステップS21ないしS24と同じで、商品が
選択され、カップ20が所定位置に搬出されると、次のステップS45にて、選択し
た商品のシロップが吐出される。ステップS46では、飲料温度選択釦13が押され
たか否かが判定される。［標準］飲料温度選択釦13c以外の飲料温度選択釦が選択された場合は、その
選択した釦13a，13b，13dあるいは13eの温度に対して記憶されていたバルブB₁₁
，B₁₂の開放時間がそれぞれ読み出され、それぞれステップS48〜S51にて、バル
ブB₁₁，B₁₂が開放される。［熱い］飲料温度選択釦13aが押されたときは、冷水を入れる必要はないのでバルブB₁₁のみが開放される。一方、ステップS47の判定で［標準］飲料温度選択釦13cが押されたときは、ス
テップS47からステップS53に進み、又、飲料温度選択釦が13が押されなくても所
定時間が経過すれば、ステップS46からステップS52を通り、ステップS53に進む
。ステップS53では、［標準］飲料温度に対するB₁₁，B₁₂の開放時間に基づきバ
ルブが開放される。このようにしてミキシングボール19内の飲料が所望の温度になれば、ステップ
S54にてバルブB₃が開にされ、ミキシングボール19内の飲料がカップ20に吐出さ
れる。なお、この実施例では、温水と冷水との合計の吐出量を一定としたが、冷水の
吐出量はそれほど多くはないので、温水の吐出量を一定にしてもよい。その場合
は、飲料温度選択釦13の押動を待たずに温水の吐出が行えるので、販売時間を短
縮できる。第12図は、本願発明者が特願昭61-231973号にて開示したカップ式飲料自動販
売機のカップ内攪拌装置の全体構成図を示しており、この第12図を引用して第４
の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を説明する。 31は、自動販売機のキャビネット、32は、その前面には開口した商品取出口で
あり、キャビネット31の内部には、前記商品取出口32に通じる例えばコンベア式
のカップ搬送機構33が装備されており、かつ、このカップ搬送機構33の搬送経路
途上に指定した各ステーションＡ〜Ｄに対応してカップ供給装置34、粉末原料35
を種類別に収容した原料タンク36の原料シュータ37、カップ内に向けて粉末原料
を溶解される飲料用水としての湯を噴出注入する噴射ノズル38、希釈用冷水供給
ライン39の供給ノズル40、及び製氷機41の氷シュータ42等が配置されている。尚
、43は、冷水供給ライン39及び製氷機41への給水用水リザーバ、44は冷水ポンプ
、45は冷却機46を装備した冷却水槽である。又、前記噴射ノズル38にはヒータ内
蔵の温水タンク47より加圧送水ポンプ48を介して給湯ライン49が配管接続される
。尚、この自動販売機を制御する制御装置や、商品選択釦及び飲料温度選択釦等
は、第９図とほぼ同様なので、第11図では省略している。尚、冷水ポンプ44 及び加圧送水ポンプ48は、第９図のバルブB₁₂とB₁₁とに対応し、それ故、第９図
でバルブの開放時間を記憶していた開放時間11b′に対応して、第11図における
制御装置には、前記ポンプ44，48への運転時間を飲料温度別に記憶する運転時間
記憶部（11b″とする）が備えられる。次に上記構成になる自動販売機の制御動作を説明する。商品選択釦が選択され、販売指令が与えられると、カップ供給装置34からカッ
プ50がステーションＡでカップ搬送機構33に搬出される。続くカップ搬送工程の
途上、ステーションＢでは、選択された商品の粉末原料35が原料タンク36よりカ
ップ内に投入され、更に次のステーションＣにて、カップ内へ所定量の熱い目の
温水が加圧送水ポンプ48の運転により噴射ノズル38を通じて噴出給水される。こ
こで吐出される温水量は、つまり、加圧送水ポンプ48の運転時間は、飲料温度選
択釦13で選択した温度に基づき、前記の運転時間記憶部11b″より読み出された
時間であり、［熱い］飲料温度選択釦13aを選択したときは、カップ１杯分の湯
が吐出され、［やや熱い］飲料温度選択釦13b〜［ぬるい］飲料温度選択釦13eを
選択したとき、吐出湯量は最も少なくなる。このようにして粉末原料35が温水の噴射により攪拌されると、次にステーショ
ンＤにて、運転時間記憶部11b″で記憶された、飲料温度別の運転時間に基づき
冷水ポンプ44が運転されることにより、給水ノズル40を通じて冷水タンク45の冷
水が吐出される。これにより、カップ内の飲料は、所望の温度となり、次に、カ
ップ50は、商品取出口32のステーションＥに搬送される。尚、［熱い］飲料温度
選択釦13aを選択したときは、冷水の吐出を行わないので、カップ50は、ステー
ションＣでの温水吐出後直ちにステーションＥに搬送される。又、コールド飲料の販売のときは、カップ50は、ステーションＣにて、粉末原
料35を溶かすに必要な量の温水が吐出され、その後、ステーションＤにて冷水、
あるいは冷水とともに製氷機41よりの氷が吐出される。第５の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を第13図に示しており
、第10図と同一の部分には同一の符号を付している。飲料温度選択釦13において、［熱い］飲料温度選択釦13a〜［ぬるい］飲料温
度選択釦13eの５個の各選択釦は、90℃，85℃，80℃，75，70℃の各飲料温度が選択できるようになっている。又、温水タンク14′内の温水は、サーミスタ
14aによる温度検出により、ほぼ90℃前後に保たれるようになっている。 11cは、前記サーミスタ14aが検出された温水温度と、飲料温度選択釦13で選択
された飲料温度との差を演算する演算部であり、11b″は、冷水タンク21より冷
水を吐出させるためのバルブB₁₂の開時間を記憶するバルブ開時間記憶部であり
、外気温が標準温度のときに、冷水の吐出により、温水タンク14′内の温水が飲
料温度選択釦13で選択した飲料温度となるよう、（温水温度−飲料温度）の温度
差に対応して、バルブ開時間を記憶している。23は、外気温を検出するサーミス
タである。11dは、バルブ開時間記憶部11b″より読み出された、標準温度（外気
温20℃とした）でのバルブ開時間を、サーミスタ23で検出された外気温に従って
補正する補正部である。次に上記構成の装置の動作を説明する。今、サーミスタ14aの検出により、温水タンク14′内の温水温度が90℃のとき
に、70℃の［ぬるい］飲料温度選択釦13eを選択したとき、演算部11cにより、温
水温度と飲料温度との温度差20℃が演算される。第14図は、バルブ開時間記憶部
11b″に記憶されている、温度差に対する標準温度時におけるバルブ開時間、つ
まり冷水吐出量の関係を示しており、温度差が20℃であれば冷水吐出量はQ₀とな
る。このとき、サーミスタ23で検出された外気温が標準温度である20℃であっ
たとすると、補正部11dによる補正はなく、冷水吐出量はQ₀であるが、外気温が
標準温度より低いときは、補正部11dにおいて、第15図に示した補正ラインＹに
基づき、バルブ開時間記憶部11b″よりのバルブ開時間が補正され、冷水吐出量
はQ₀より少なくなり、逆に、外気温が高ければ、冷水吐出量はQ₀より多くなる。この実施例で温水タンク14′内の温水温度を検出したのは以下の理由による。温水温度は一定温度に保たれているわけではなく、ある温度範囲内で温度が上
下し、従って販売される飲料の温度も温水温度に追従して変化する。そこで、サ
ーミスタ14aにより、温水温度を検出し、この検出温度も基づき適正な冷水吐出
量を求めている。更に前記の冷水吐出量を、検出した外気温でもって補正してお
り、その結果、温水温度及び外気温に拘わらずカップ20には、飲料温度選択釦13で選択した温度の飲料が吐出される。第６の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を第17図に示しており
、第13図の装置と同一の部分については同一の符号を付している。飲料温度選択釦としては、標準の飲料温度より、あつい目あるいはぬるい目の
温度を選択するための釦13′及び13″が設けられ、又、バルブ開時間記憶部11e
では、サーミスタ14aで検出された温水タンク14′の温度を、高温、中温、低温
の３つの温度区分し、これらの各温度の温水が標準温度に冷却されるように、冷
水吐出用のバルブB₁₂の標準開時間を記憶しており、そして、あつい目温度釦13
′あるいは、ぬるい目温度釦13″が選択されたとき、選択した所望の温度の飲料
が得られるように、前記標準開時間が補正部11dにて補正されるようになってい
る。次に上記構成の装置の動作を第18図のフローチャートに基づき説明する。まず、ステップS61にてサーミスタ14aにより温水タンク14′内の温水温度が検
出され、ステップS62，S63において、温水温度が、低温か中温か高温かのいずれ
の温度範囲区分にあるのかが判定され、それぞれの温度に対応してステップS64
，S65，S66において、標準の温度に冷却するのに要するバルブ開時間、即ち冷水
吐出量がバルブ開時間記憶部11eより読み出される。ステップS67では、温水タン
ク14′より吐出すべき温水量として、１カップ分の湯量から、ステップS64〜S66
で求められた冷水量を減じた量が演算される。次のステップS68，S69では、あつい目温度釦13′、あるいは、ぬるい目温度釦
13″が押されたか否かが判定され、ぬるい目温度釦13″を押したときは、ステッ
プS70にて、補正部11dにより、元の標準温度の温水からなるぬるい目温度の飲料
が得られるように、前記のステップにて求められた冷水吐出量（バルブ開時間）
が多い目に補正され、ステップS71では、前記ステップS67で求められた吐出湯量
も冷水吐出量の変化に伴い少ない目に補正される。又、あつい目温度釦13′を押
したときは、ステップS72，S73において、同様に冷水吐出量が少ない目に補正さ
れ、湯量は多い目に補正される。一方、ぬるい目温度釦13″及びあつい目温度釦
13′のいずれも押されなかったときは、標準温度の飲料販売として、ステップS6
4〜S66で求められた冷水吐出量、及びステップ S67で求められた湯量となる。ステップS74では、バルブB₄〜Bxのいずれかが開となり、シロップタンク 18か
ら原料としてシロップが所定量ミキシングボール19に吐出され、前記求められた
湯量及び冷水がステップS75，S76においてそれぞれ吐出される。〔発明の効果〕以上説明したように、この発明は、飲料温度を購入時に随意に選択できるよう
にしたので、顧客の好みに応じて所望の温度を選択することができ、顧客に対し
てきめのこまかいサービスを提供できる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [Industrial applications]   The present invention relates to an automatic vending machine for heating beverages in can containers or beverages in cup containers.
The present invention relates to a beverage heating device for a vending machine. [Conventional technology]   As a device for heating beverages in cans, products are heated to a certain temperature using electromagnetic induction coils.
Induction heating is known every time, and as a heating device for beverages in cup containers
Is to maintain the water in the tank at a certain temperature by the heater based on the temperature detected by the thermistor.
Heating is controlled.At the time of sale, hot water in the tank is mixed with raw syrup etc.
Discharged to sing ball or directly to cup. [Problems to be solved by the invention]   In the conventional heating device described above, since the temperature of the beverage is fixed,
If you set a high eye temperature, it is not only hot and not drinkable for people with cat tongue
You can't hold the product by hand, while if you set a low eye temperature,
For those who want to drink, it feels unsatisfactory, and in cold weather it is hot
If it is not set to the eyes, there is a drawback that it immediately cools down.   SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to eliminate the above-described problems, and has a desired temperature.
It is intended to provide a beverage heating device of a vending machine which can provide a softened beverage
. [Means for solving the problem]   The beverage heating device of the vending machine according to the first invention is, as shown in FIG.
,MemoryDepartmentDrinking cans with induction heating coil 52 based on standard time Ts read from 51
Temperature selection in a vending machine that induction heats the material 53
The beverage is heated to the heating temperature selected by the selecting means 54 and the heating temperature selecting means 54.
Correction means 55 for correcting the standard energization time Ts.   Second departureClearlyAs shown in Fig. 2, the beverage heating device of the vending machine
The hot water heated at a predetermined temperature in the hot water tank 61 and the syrup in the raw material tank 62
The mixed beverage is discharged into a mixing bowl 64 with a predetermined amount of
In a vending machine that discharges to 63, the heating temperature of the beverage is selected. Beverage temperature selection means 65 to select, and the beverage temperature selected by the beverage temperature selection means 65
As the beverage is heated, the hot water discharged from the hot water tank 61 or the cup 63
Heating means 66 for reheating the beverage to be discharged.   The beverage heating device of the vending machine according to the third invention is, as shown in FIG.
The hot water heated at a predetermined temperature in the hot water tank 61 and the syrup in the raw material tank 62
The mixed beverage is discharged into a mixing bowl 64 with a predetermined amount of
In a vending machine that discharges to a cold water 63, a cold water tank 67 for storing cold water,
A valve B for discharging cold water from the water tank 67 to the mixing ball 64;
Beverage temperature selection means 68 for selecting the degree, and the beverage to be sold is selected by the beverage temperature selection means 68
Valve control means 69 for controlling the opening time of the valve B so that the beverage temperature becomes
It is characterized by having.   The beverage heating device of the vending machine according to the fourth invention is, as shown in FIG.
The hot water heated at a predetermined temperature in the hot water tank 61 and the syrup in the raw material tank 62
In a vending machine in which a predetermined amount of powder or powder material is discharged into a cup 63
A cold water tank 67 for storing cold water, and discharging cold water from the cold water tank 67 to the cup 63.
Valve B, a beverage temperature selecting means 68 for selecting the temperature of the beverage, and a beverage to be sold.
The opening time of the valve B is controlled so that the beverage temperature is selected by the beverage temperature selecting means 68.
And a valve control means 69 that performs the control.   Fifth invention(Claim 1)The beverage heating device of the vending machine is as shown in Fig. 5.
In particular, hot water heated at a predetermined temperature in the hot water tank 61 and white water in the raw material tank 62
And a predetermined amount of the raw material is mixed and discharged from the cold water tank 67.
A vending machine that sells cup beverages with a desired temperature by discharging cold water,
Beverage temperature selection means 68 for selecting a beverage temperature, and the hot water tank61Hot water temperature inside
Hot water temperature detection means 70 and outside air temperature detection means 71 for detecting the temperature and the outside air temperature, respectively,
The hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means 70 and the temperature selected by the beverage temperature selecting means 68
Temperature difference calculating means 72 for calculating the difference from the temperature, and the temperature calculated by the temperature difference calculating means 72.
Dispense cold water from the cold water tank 67 so that the selected beverage temperature is reached for the difference in temperature.
Opening time storage means 73 for storing the opening time of the valve B,
The opening time of the valve B read from the stage 73 is Correction means 74 for correcting based on the outside air temperature detected by the outside air temperature detection means 71.
It is characterized by having.   Sixth invention(Claim 2)The beverage heating device of the vending machine is as shown in Fig. 16.
In particular, hot water heated at a predetermined temperature in the hot water tank 61 and white water in the raw material tank 62
And a predetermined amount of the raw material is mixed and discharged from the cold water tank 67.
A vending machine that sells cup beverages with a desired temperature by discharging cold water,
Beverage temperature selecting means 68 for selecting a beverage temperature, and a temperature of the hot water in the hot water tank 61.
The hot water discharged from the hot water tank 61 and the hot water temperature detecting means 70 for detecting the temperature
In correspondence with the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means 70,
When the valve that stores the standard opening time of the valve B that discharges cold water from the cold water tank 67 is opened.
It is possible to obtain the beverage having the temperature selected by the storage unit 73 and the beverage temperature selecting unit 68.
And a correcting means 74 for correcting the standard opening time. [Action]   In the beverage heating device for a vending machine according to the first invention, the memory is stored at the time of sale.DepartmentRead from 51
The standard energization time Ts issued isBeverageThe temperature selected by the temperature selecting means 54, for example,
Long or short eyes depending on whether the temperature is "hot" or "weak"
The current is supplied to the induction heating coil 52 during the corrected power supply time Ts'.
Thus, the beverage 53 in the can is induction-heated to a desired temperature.   In the beverage heating device of the vending machine according to the second invention, the beverage is discharged from the hot water tank 61.
The warm water has, for example, a heating means 66 in the middle of the discharge pipe P of the hot water tank 61.
After being reheated in the sub tank Q to be mixed,
Is discharged into the bowl and mixed, and then discharged into the cup 63 as a beverage.
The temperature of the beverage to be sold is adjusted so that the temperature is selected by the beverage temperature selecting means 65.
Hot water discharged from the water tank 61 or discharged from the mixing ball 64 to the cup 63
The beverage to be reheated in the sub tank Q by the heating means 66.   In the beverage heating device of the vending machine according to the third invention, the hot water tank 61 and the raw material tank are used.
Beverage mixed with hot water and ingredients discharged from the mixing ball
The valve B is controlled so that the desired temperature selected by the beverage temperature selecting means 68 is attained. Is released for a predetermined time by the lube control means 69, and the cold water is supplied from the cold water tank 67 to the mixer.
The beverage is cooled to the desired temperature by being discharged to the ball 64.   In the beverage heating device of the vending machine according to the fourth invention, the hot water tank 61 and the raw material
The beverage containing hot-eyed hot water and raw materials discharged from
The valve B is controlled by a valve control means so that the desired temperature selected by the material temperature selecting means 68 is attained.
Opened for a predetermined time by the step 69, the cold water is also discharged from the cold water tank 67 into the cup 63.
By being served, the beverage in the cup is cooled to the desired temperature.   In the fourth invention (the same applies to the third invention), it is assumed that the temperature of the hot water in the hot water tank 61 is constant.
However, in practice, the temperature fluctuates between the lower limit temperature and the upper limit temperature.Also
It fluctuates slightly. The fifth and sixth inventions solve this problem.
.   In the beverage heating device for a vending machine according to the fifth invention, the valve opening time storage means 73 is
Stores the opening time of the valve B when the outside air temperature is, for example, the standard temperature in spring or autumn.
Therefore, when the outside air temperature detecting means 71 detects the standard temperature, the temperature difference operation is performed.
Based on the temperature difference between the hot water temperature calculated by the calculating means 72 and the selected beverage temperature, the valve
The valve opening time T read from the opening time storage means 73₀During this time, valve B is opened to cool
Cold water is discharged from the water tank 67. On the other hand, the outside air temperature detecting means 71
If a high temperature is detected, the valve opening time T₀Is T₁(> T₀
), Conversely, if the outside air temperature is lower than the standard temperature, the valve opening time T₀Is T_Two
(<T₀), The beverage discharged into the cup 63 is heated in the hot water tank 61.
Maintained at a constant temperature selected by the beverage temperature selection means 68 regardless of the water temperature and the outside temperature
It is.   In the beverage heating device for a vending machine according to the sixth invention, the valve opening time storage means 73
The temperature difference between the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means 70 and the standard beverage temperature,
Read the standard open time of the water valve. Selection of the beverage temperature by the beverage temperature selection means 68
If not, the valve B is opened according to the standard opening time, but the selection of the beverage temperature
If there is, the correction means 74 corrects the standard opening time. This
The temperature of the beverage selected by the beverage temperature selecting means 68 regardless of the hot water temperature. Can be provided. 〔Example〕   FIG. 6 shows an embodiment of a beverage heating apparatus for a vending machine according to the first invention.
.   Reference numeral 1 denotes a control device including a CPU (Central Processing Unit), which collects each device described below.
Controlling inside. 2 counts the amount of money put in and pays change after the product is sold
It is a cash counter to return. 3 is a product selection button for selecting a desired product, and 4 is
It is a beverage temperature selection button for selecting a desired beverage temperature.
5 types of beverage temperature: [slightly hot], [standard], [slightly soft], [slimy]
You can choose the degree. Reference numeral 5 denotes a product storage rack that stores sales products by type, and 6 denotes a product storage rack.
Induction heating coil for induction heating of the products in the cans carried out of the product storage rack 5
6a is a quotient for detecting whether or not the product is actually carried out to the induction heating coil 6.
Product detection switch. 7 is a power supply for the induction heating coil 6, and 8 is a power supply 7
It is a heating control unit for controlling. 9 is for carrying the goods heated by the induction heating coil 6.
It is a sales outlet issued.   In addition, the controller 1 is supplied with electricity necessary to heat each product to a standard heating temperature.
ROM (read only memory) 1a that stores time Ts for each product, and read from ROM 1a
When the discharged power supply time Ts is set, the timer 1b measures the power supply time Ts.
When the beverage temperature selection button 4 is pressed, the energizing time Ts set in the timer 1b is
Compensation unit that adjusts according to the desired hot or tepid temperature1cComprising
. In this embodiment, when the [standard] beverage temperature selection button 4c is pressed, it is stored in the ROM 1a.
It is heated by the standard power-on time Ts,
When the material temperature selection buttons 4a and 4b are pressed, each of the standard time Ts is + 10%
, + 20% longer. On the other hand, [Slightly slim] and [Slim] beverage temperature selection buttons 4d
, 4e are depressed by -10% and -20%, respectively, from the standard energization time Ts.
Become.   Next, the above apparatus will be described with reference to the flowchart of FIG.   When a coin reaching the sales amount is inserted into the cash counter 2, the process proceeds from step S1.
Proceeding to step S2, interrupt input by the beverage temperature selection button 4 is permitted, and In S3, the operation waits for the product selection button 3 to be pressed. Sellable product selection button 3 (for example, 3a)
If pressed, the product selected in step S4 is
Is carried out on the file 6. In the next step S5, the product detection switch 6a is turned on.
It is determined whether or not the product has actually been carried out onto the induction heating coil 6. Actually quotient
If the product is not unloaded, it is determined that the product unloading mechanism is defective, and the process proceeds to step S6.
And the received amount is refunded by the cash counter 2 and the sold out is displayed.
Sales are suspended.   On the other hand, when the product is carried out to the induction heating coil 6, the process proceeds from step S5 to step S5.
Proceeds to S7, where the standard time Ts (for example, 10 seconds) for the selected product is read from the ROM 1a.
Then, in step S8, 10 seconds is set in the timer 1b as the energizing time Ts. still
Before the product selection button 3 is pressed in step S3, the beverage temperature selection button 4
If the temperature selection button 4a is pressed, 20% (2 seconds) is added to 10 seconds as the energizing time
12 seconds is the correction section1cThe corrected energization time Ts ′ is calculated in step S8.
Set to marker 1b.   When the timer 1b is set, energization of the induction heating coil 6 starts in step S9.
The product is heated and the time set in timer 1b in step S10
Is subtracted. In step S11, the energization time Ts / 2, that is, 10/2 = 5 seconds was measured.
It is determined whether or not 5 seconds have elapsed, and the beverage temperature selection button 4 is pressed in step S12.
Interrupt input is disabled. Further, in step S13, the timer 1b is set.
It is determined whether or not the energization time has expired, and the energization time is timed up.
Until the product is heated, the heating of the product is continued.   By pressing the beverage temperature selection button 4, the timer 1b has 12 seconds as an energizing time Ts'.
If set, when 12 seconds have elapsed, step S13 to step S13 are performed.
In step S14, the power supply to the induction heating coil 6 is stopped.
It is carried out to the sales outlet 9, and in step S16, if there is a change, the cash counter 2
Will be refunded and the sale will end.   On the other hand, the beverage temperature selection button 4 is not pressed, and the timer 1b sets the standard energization time Ts to 10
When seconds are set, even after power is turned on, before 5 seconds have elapsed. In this case, the interrupt input of the beverage temperature selection button 4 is permitted. During this time, for example,
Slightly tepid] If you press the beverage temperature selection button 4d, to correct the power-on time,
10% of the standard power-on time of 10 seconds from the set time being subtracted by the timer 1b,
That is, one second is subtracted. Therefore, in this case, the time is up 9 seconds after the start of energization.
Is completed, and the energization is stopped.   Like the vending machine described here, it is a type that heats products at the time of sale.
If it takes about 10 seconds to heat up to the sale, in this embodiment, the product is
If selected, start heating immediately without waiting for the beverage temperature selection button 4 to be pressed.
Until a predetermined time elapses after the heating, the pressing operation by the beverage temperature selection button 4 is received.
In this way, the sales time was kept down.   FIG. 8 (A) shows an embodiment of a beverage heating apparatus for a vending machine according to the second invention.
I have.   Reference numeral 11 denotes a control device including a CPU (Central Processing Unit), which collects each device described below.
Controlling inside. 12 is a product selection button for selecting a desired product, 13 is a desired heating
A beverage temperature selection button for selecting a temperature, similar to the previous embodiment, [hot], [
You can select from five types of beverage temperature: hot, normal, slightly tepid, and tepid.
Wear. 14 is a main tank for storing hot water, and 15 is a main tank in the main tank 14.
It is a heating device for heating hot water, and a thermistor provided in the main tank 14.
The hot water is kept at a constant temperature (in this embodiment,
) Is kept. 16 is valve B₁Full cup discharged from the main tank 14 via
A sub-tank for receiving the warm water discharged from the sub-tank 16;
This is a heater for heating to a desired temperature. 18 each store syrup ingredients
Syrup tank. 19 is valve B_TwoFrom the sub tank 16
Hot water and any valve B_Four~ Bx and the syrup discharged from the syrup tank 18
And a mixing ball for mixing with the mixing ball 19
Drink B_ThreeIs discharged to the cup 20 via the.   Further, the control device 11 has an upper part to discharge a predetermined amount of hot water and syrup.
A ROM (read only memory) 11a for storing the opening time of each valve, When the beverage temperature selection button 13 is pressed, the sub-tank 16 is set according to the selected buttons 13a to 13e.
The energization time to the heater 17 is recorded so that the hot water temperature is heated to a predetermined temperature.
And an energization time storage unit 11b.   In this embodiment, the heating heat when the [tele] beverage temperature selection button 13e is selected.
The energizing time to the data 17 is 0 seconds, [Slightly weak], [Standard], [Slightly hot], [
Hot] when the beverage temperature selection buttons 13d to 13a are selected,
3 seconds, 4 seconds, 5 seconds, and 6 seconds.   Next, the operation of the apparatus having the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG.   When coins reaching the sales amount are inserted into a cash counter (not shown), step S2
Proceeding from step 1 to step S22, interrupt input by the beverage temperature selection button 13 is permitted, and
In step S23, the control waits for the product selection button 12 to be pressed. Sellable product selection button 12 (for example, 12a
Is pressed, the cup 20 is carried out to a predetermined position in step S24, and
In step S25, add a cup of warm water from the main tank 14 to the sub tank.16Discharge to
Valve B₁Is opened for a predetermined time.   In the next step S26, it is determined whether or not the beverage temperature selection button 13 has been pressed. This
If the beverage temperature selection button 13 has already been pressed at the time point, the process proceeds from step S26 to step S27.
It is determined whether or not the [standard] beverage temperature selection button 13c has been selected.
When the beverage temperature selection button is selected, the selected button 13a, 13b, 13d or 13e
, Respectively, the process proceeds to steps S28 to S31. For example, [telescopic] beverage temperature selection button
If 13e is selected, the temperature that was heated at the "
Since the water may be discharged as it is, the energizing time for the heater 17 is 0 second.
On the other hand, when the [hot] beverage temperature selection button 13a is selected, in step S28 the heating heat is selected.
When the power is supplied to the16The hot water inside is the desired “hot”
Reheated to temperature. On the other hand, in the determination of step S27, the [standard] beverage temperature selection button 13c
If is pressed, the process proceeds from step S27 to step S35, in which the heater 17 is
It is energized.   After reheating by the heater 17 in this manner, in step S32, the product
Valve B for discharging syrup for the product selected with selection button 12a_Four~ Bx
Either is opened for a predetermined time, and the syrup is discharged to the mixing ball 19. And valve B_TwoIs opened, and the warm water in the sub tank 16
Discharged to 19. Then, in step S33, valve B_ThreeIs opened,
The beverage mixed by the mixing ball 19 is discharged to the cup 20.   On the other hand, the beverage temperature selection button 13 was not pressed at the time of the determination of step S26.
The beverage temperature selection button 13 is pressed within a predetermined time by the determination in step S34.
Wait for it. If the beverage temperature selection button 13 is pressed within this predetermined time, the above-described steps are performed.
The process proceeds to step S27, but the beverage temperature selection button 13 is not pressed even after the predetermined time has elapsed.
If it is, the process proceeds from step S34 to step S35, so that the [standard] beverage temperature is set.
The degree is set.   As in this embodiment, if the warm water in the main tank 14 is set to a "wet" temperature
The heat radiation from the main tank 14 is reduced, and the power consumption of the heating device 15 is reduced.
Energy saving effect.   FIG. 8 (B) shows another embodiment of the second invention. In this embodiment,
A hot eye temperature button 13 'is provided in place of the beverage temperature selection button, and a heater
The sub-tank 16 having 17 is discharged from the mixing ball 19 to the cup 20.
Valve B to selectively heat the beverage₁′ Is provided in the piping route
. Also, the warm water and syrup discharged from the main tank 14 are mixed and discharged into the cup 20.
The hot water in the main tank 14 should be “standard” so that the served beverage has a standard temperature.
Heated to temperature. In the sub-tank 16, the heating heat is applied during the passage of the beverage.
Since the power is supplied to the motor 17, the power supply time storage unit 11b is unnecessary.
Has become.   Next, the operation of the device shown in FIG. 8 (B) will be described.   When a predetermined amount of coins are inserted and the product selection button 12 is pressed, the white of the selected beverage is
Tank 18 B_Four~ Bx is open for a predetermined time, and the syrup is
At the same time as it is discharged to₁Is opened, and hot water is
The syrup and hot water are discharged to the mixing ball 19,
Stirred. After the product selection button 12 is pressed, stirring with the mixing ball 19 starts.
It takes a few seconds to finish, during this time wait for the hot eye temperature button 13 'to be pressed and
If the eye temperature button 13 'is not pressed, the standard temperature After the stirring, the valve B_ThreeIs open and mixing ball 19
The beverage at the standard temperature is discharged into the cup 20.   On the other hand, when the hot eye temperature button 13 'is pressed, the valve B_Threeof
Valve B instead₁′ Is opened and the heater 17 is energized.
The beverage from the sing ball 19 is heated in the sub tank 16 and
Is discharged.   FIG. 10 shows an embodiment of a beverage heating device for a vending machine according to the third invention.
8 are given the same reference numerals.   14 'is a hot water tank for storing hot water, and the hot water in the tank is heated by the heating device 15.
Heated to "hot" temperature. B₁₁The hot water tank 14′Mixing hot water inside
This is a valve for discharging to the ball 19. 21 is a cold water tank that stores cold water
The cold water is kept at a constant temperature by the cooler 22 based on the temperature detected by the thermistor 21a inside.
Will be kept. B₁₂Is a valve for discharging the cold water in the cold water tank 21. still
, These chilled water tanks 21 and coolers 22 substitute equipment for cold beverage sales
can do. The control device 11 has a program necessary for controlling the device.
And a hot and cold water tank from the hot water tank 14 '.
The temperature of the beverage due to the mixing of the cold water from step 21 and the syrup from the syrup tank 18
Discharge valve B for hot and cold water to reach the temperature selected with the degree selection button 13.₁₁And B₁₂of
Each opening time is stored for each temperature of the selection buttons 13a to 13e. Open time memory
A portion 11b 'is provided.   Next, the operation of the apparatus having the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. still
Steps S41 to S44 are the same as steps S21 to S24 in FIG.
When selected and the cup 20 is carried out to a predetermined position, in the next step S45, the selected
The syrup of the product is discharged. In step S46, the beverage temperature selection button 13 is pressed.
Is determined.   [Standard] When a beverage temperature selection button other than the beverage temperature selection button 13c is selected,
Valve B stored for the temperature of the selected button 13a, 13b, 13d or 13e₁₁
, B₁₂Are read out, and in steps S48 to S51,
B₁₁, B₁₂Is released. When the [hot] beverage temperature selection button 13a is pressed, No need to add cold water so valve B₁₁Only open.   On the other hand, if it is determined in step S47 that the [standard] beverage temperature selection button 13c has been pressed,
The process proceeds from step S47 to step S53, and even if the beverage temperature selection button 13 is not pressed,
If the fixed time has elapsed, the process proceeds from step S46 to step S52, and proceeds to step S53.
. In step S53, B for the [standard] beverage temperature₁₁, B₁₂Based on the opening time of the
The lube is released.   When the beverage in the mixing ball 19 reaches the desired temperature in this way,
Valve B at S54_ThreeIs opened and the beverage in the mixing ball 19 is opened.ButDispensed into cup 20
It is.   In this embodiment, the total discharge amount of the hot water and the cold water is set to be constant.
Since the discharge amount is not so large, the discharge amount of the hot water may be constant. In that case
Can discharge hot water without waiting for the beverage temperature selection button 13 to be pressed, shortening the sales time.
Can shrink.   FIG. 12 shows an automatic cup-type beverage disclosed by the present inventor in Japanese Patent Application No. 61-231973.Sales
Vending machineFIG. 1 shows an overall configuration diagram of a stirring device in a cup of FIG.12With reference to the figure, the fourth
An embodiment of a beverage heating device for a vending machine according to the present invention will be described.   31 is a vending machine cabinet, 32 is a product exit opening on the front
There is, for example, a conveyor type inside the cabinet 31 that leads to the product outlet 32.
Of the cup transport mechanism 33, and the transport path of the cup transport mechanism 33
Cup supply device 34, powder raw material 35 corresponding to each of stations A to D specified on the way
Raw material shooter 37 in raw material tank 36 containing different types of powder
Nozzle 38 for injecting and injecting hot water as drinking water that dissolves water, supplying cold water for dilution
A supply nozzle 40 of a line 39, an ice shooter 42 of an ice machine 41, and the like are arranged. still
And 43, a water reservoir for supplying water to the chilled water supply line 39 and the ice machine 41, and 44, a chilled water pump.
Reference numeral 45 denotes a cooling water tank equipped with a cooler 46. The injection nozzle 38 has a heater inside.
WarehouseHot water supply line 49 is connected to the hot water tank 47 via a pressurized water supply pump 48
.   A control device for controlling the vending machine, a product selection button, a beverage temperature selection button, etc.
Are almost the same as in FIG. 9, and are omitted in FIG. In addition, cold water pump 44 And the pressurized water supply pump 48 is provided with the valve B shown in FIG.₁₂And B₁₁And therefore Figure 9
Corresponding to the opening time 11b 'in which the opening time of the valve was stored in FIG.
The control device has an operation time for storing the operation time to the pumps 44 and 48 for each beverage temperature.
A storage unit (referred to as 11b ″) is provided.   Next, a control operation of the vending machine having the above configuration will be described.   When the product selection button is selected and a sales command is given, the cup supply device 34
The cup 50 is carried out to the cup transport mechanism 33 at the station A. In the following cup transport process
On the way, at station B, the powder raw material 35 of the selected product is collected from the raw material tank 36.
At the next station C, and a predetermined amount of hot eyes
Hot water is ejected and supplied through the injection nozzle 38 by the operation of the pressurized water supply pump 48. This
The amount of hot water discharged here, that is, the operation time of the pressurized water pump 48 depends on the beverage temperature selection.
Based on the temperature selected by the selection button 13, the operation time is read from the operation time storage unit 11b ″.
Time, and when the [hot] beverage temperature selection button 13a is selected, one cup of hot water
Is discharged, and the [slightly hot] beverage temperature selection button 13b to the [weak] beverage temperature selection button 13e are pressed.
When selected, the amount of discharged hot water is minimized.   When the powder raw material 35 is stirred by the injection of hot water in this manner, the next
D, based on the operation time for each beverage temperature stored in the operation time storage unit 11b ″.
When the chilled water pump 44 is operated, the chilled water tank 45 is cooled through the water supply nozzle 40.
Water is discharged. This causes the beverage in the cup to reach the desired temperature and then
The top 50 is transported to the station E of the product outlet 32. In addition, [hot] beverage temperature
When the selection button 13a is selected, since the cold water is not discharged, the cup 50 is
Immediately after the hot water is discharged at the station C, it is transported to the station E.   In addition, when selling cold beverages, the cup 50 is placed in the station C at the powder source.
Hot water required to dissolve the material 35 is discharged, and then cold water
Or ice making with cold waterMachineIce from 41 is discharged.   FIG. 13 shows an embodiment of a beverage heating apparatus for a vending machine according to the fifth invention.
10, the same parts as those in FIG. 10 are denoted by the same reference numerals.   In the beverage temperature selection button 13, [hot] beverage temperature selection buttons 13a to [weak] beverage temperature
The five selection buttons of the degree selection button 13e are for the beverage temperature of 90 ° C, 85 ° C, 80 ° C, 75, 70 ° C. The degree can be selected. The hot water in the hot water tank 14 'is
The temperature is kept at around 90 ° C by the temperature detection by 14a.   11c is selected with the hot water temperature detected by the thermistor 14a and the beverage temperature selection button 13.
11b ″ is a calculating unit that calculates the difference from the beverage temperature.
Valve B for discharging water₁₂Valve opening time storage unit that stores the opening time of
When the outside air temperature is at the standard temperature, the cold water is discharged to discharge hot water in the hot water tank 14 '.
The temperature of (hot water temperature-beverage temperature) so that the beverage temperature selected with the beverage temperature selection button 13
The valve opening time is stored corresponding to the difference. 23 is a thermist that detects the outside temperature
It is. 11d is the standard temperature (outside air) read from the valve opening time storage 11b ″.
Temperature was set to 20 ° C) according to the outside air temperature detected by the thermistor 23.
It is a correction unit for correcting.   Next, the operation of the apparatus having the above configuration will be described.   Now, when the temperature of the hot water in the hot water tank 14 'is 90 ° C by the detection of the thermistor 14a,
When the [tepid] beverage temperature selection button 13e of 70 ° C. is selected,
A temperature difference of 20 ° C. between the water temperature and the beverage temperature is calculated. FIG. 14 shows a valve opening time storage unit.
11b ”, the valve opening time at the standard temperature with respect to the temperature difference, and
This shows the relationship between the amount of cold water discharged and if the temperature difference is 20 ° C, the amount of discharged cold water is Q₀Tona
You. At this time, the outside air temperature detected by the thermistor 23 is 20 ° C. which is the standard temperature.
Therefore, there is no correction by the correction unit 11d, and the cold water discharge amount is Q₀But the outside temperature is
When the temperature is lower than the standard temperature, the correction unit 11d moves to the correction line Y shown in FIG.
The valve opening time from the valve opening time storage unit 11b ″ is corrected based on the
Is Q₀Conversely, if the outside temperature is high, the cold water discharge rate will be Q₀More.   The reason for detecting the temperature of the hot water in the hot water tank 14 'in this embodiment is as follows.   The hot water temperature is not maintained at a constant temperature, but increases within a certain temperature range.
Therefore, the temperature of the beverage to be sold also changes following the hot water temperature. So,
The hot water temperature is detected by the mister 14a, and the appropriate cold water
Seeking quantity. Further, the above-mentioned cold water discharge amount is corrected based on the detected outside air temperature.
As a result, regardless of the hot water temperature and the outside temperature,temperature The beverage of the temperature selected by the selection button 13 is discharged.   FIG. 17 shows an embodiment of a beverage heating device for a vending machine according to the sixth invention.
The same parts as those of the apparatus in FIG. 13 are denoted by the same reference numerals.   As a beverage temperature selection button, the standard beverage temperature, hot or soft eyes
Buttons 13 'and 13 "for selecting a temperature are provided, and a valve opening time storage section 11e is provided.
Then, the temperature of the hot water tank 14 'detected by the thermistor 14a is changed to a high temperature, a medium temperature, and a low temperature.
The temperature is divided into three, and the cooling water is cooled to the standard temperature.
Valve B for water discharge₁₂Of the standard opening time, and the hot eye temperature button 13
Or, when the tepid temperature button 13 "is selected, the beverage having the selected desired temperature is selected.
The standard opening time is corrected by the correction unit 11d so that
You.   Next, the operation of the apparatus having the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG.   First, in step S61, the temperature of the hot water in the hot water tank 14 'is detected by the thermistor 14a.
And in steps S62 and S63, whether the hot water temperature is low, medium or high.
Temperature range classificationToIt is determined whether or not there is, and corresponding to each temperature, step S64
, S65, S66, the valve opening time required to cool to the standard temperature, ie, cold water
Discharge rate memorizes valve open timeDepartmentRead from 11e. In step S67, the hot water tank
As the amount of hot water to be discharged from the heater 14 ', the steps S64 to S66
The amount obtained by subtracting the amount of chilled water calculated in the above is calculated.   In the next steps S68 and S69, the hot eye temperature button 13 'or the luke eye temperature button
It is determined whether or not 13 "has been pressed. If the lug temperature button 13" has been pressed, the step
In step S70, the correction unit 11d uses the warm water of the original standard temperature to produce a warm-temperature beverage.
To obtain the cold water discharge amount (valve opening time) determined in the above step.
In step S71, the discharge hot water amount obtained in step S67 is corrected.
Is also corrected to a small number according to the change of the cold water discharge amount. Also, press the hot eye temperature button 13 '
If the chilled water discharge amount is small in steps S72 and S73,
The amount of hot water is corrected to a higher value. On the other hand, luke eye temperature button 13 "and hot eye temperature button
If none of 13 'is pressed, the standard temperature beverage is sold, and step S6 is executed.
Cold water discharge amount and steps determined in 4 to S66 The amount of hot water determined in S67.   In step S74, valve B_Four~ Bx is open and syrup tank 18
A predetermined amount of syrup is discharged to the mixing ball 19 as a raw material,
Hot water and cold water are discharged in steps S75 and S76, respectively. 〔The invention's effect〕   As described above, the present invention allows a beverage temperature to be arbitrarily selected at the time of purchase.
So that the desired temperature can be selected according to the customer's preference.
We can provide fine and detailed services.

【図面の簡単な説明】第１図は第１の発明になるクレーム対応図、第２図は、第２の発明になるクレ
ーム対応図、第３図は第３の発明になるクレーム対応図、第４図は、第４の発明
になるクレーム対応図、第５図は、第５の発明になるクレーム対応図、第６図は
、第１の発明における一実施例を示す制御ブロック図、第７図は、第６図の装置
の制御動作を示すフローチャート、第８図（Ａ）は、第２の発明における一実施
例を示す制御ブロック図、第８図（Ｂ）は、第２の発明における別の実施例を示
す制御ブロック図、第９図は、第８図の装置の制御動作を示すフローチャート、
第10図は、第３の発明における一実施例を示す制御ブロック図、第11図は、第10
図の装置の制御動作を示すフローチャート、第12図は、第４の発明における一実
施例を示す自動販売機の構成図、第13図は、第５の発明における一実施例を示す
制御ブロック図、第14図は、第13図におけるバルブ開時間記憶部に記憶された温
度差に対する冷水吐出量を示す図、第15図は、第13図の補正部における外気温に
対する吐出量の補正を示す図、第16図は、この第６の発明になるクレーム対応図
、第17図は、第６の発明における一実施例を示す制御ブロック図、第18図は、第
17図の装置の動作を示すフローチャートである。１，11…制御装置、1a，11a…ROM、1b…タイマー、1c，11d…補正部、11b…通
電時間記憶部、11b′…開放時間記憶部、11b″，11e…バルブ開時間記憶部、11c
…演算部、３，12…商品選択釦、４，13…飲料温度選択釦、５…商品収納ラック
、６…誘導加熱コイル、７…電源、８…加熱制御部、13′…あつい目温度釦、13″…ぬるい目温度釦、14…メインタンク、14′…温水タンク、14a…サー
ミスタ、15…加熱装置、16…サブタンク、17…加熱ヒータ、18…シロップタンク
、19…ミキシングボール、20…カップ、Ｂ…バルブ、21…冷水タンク、22…冷却
機、23…サーミスタ、34…カップ供給装置、36…原料タンク、38…噴射ノズル、
44…冷水ポンプ、45…冷水タンク、46…冷却機、48…加圧送水ポンプ。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a claim correspondence diagram according to the first invention, FIG. 2 is a claim correspondence diagram according to the second invention, FIG. 3 is a claim correspondence diagram according to the third invention, Figure 4 is a claim corresponding diagram becomes the fourth invention, Fig. 5, complaints view become the fifth invention, FIG. 6 is a control block diagram showing an embodiment of the first invention, the FIG. 7 is a flowchart showing the control operation of the apparatus shown in FIG. 6, FIG. 8 (A) is a control block diagram showing an embodiment of the second invention, and FIG. 8 (B) is a second invention. FIG. 9 is a control block diagram showing another embodiment in FIG. 9, FIG. 9 is a flowchart showing a control operation of the apparatus in FIG.
FIG. 10 is a control block diagram showing one embodiment of the third invention, and FIG.
12 is a flowchart showing a control operation of the apparatus shown in FIG. 12, FIG. 12 is a block diagram of a vending machine showing one embodiment of the fourth invention, and FIG. 13 is a control block diagram showing one embodiment of the fifth invention. FIG. 14 is a diagram showing the cold water discharge amount with respect to the temperature difference stored in the valve open time storage unit in FIG. 13, and FIG. 15 shows the correction of the discharge amount with respect to the outside air temperature by the correction unit in FIG. FIG. 16, FIG. 16 is a claim correspondence diagram according to the sixth invention, FIG. 17 is a control block diagram showing one embodiment of the sixth invention, and FIG.
18 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG. 1, 11: control device, 1a, 11a: ROM, 1b: timer, 1c, 11d: correction unit, 11b: energization time storage unit, 11b ': open time storage unit, 11b ″, 11e: valve open time storage unit, 11c
... Calculation unit, 3,12 ... Product selection button, 4,13 ... Beverage temperature selection button, 5 ... Product storage rack, 6 ... Induction heating coil, 7 ... Power supply, 8 ... Heating control unit, 13 '... Hot eye temperature button , 13 ″… Temperature temperature button, 14… Main tank, 14 ′… Hot water tank, 14a… Thermistor, 15… Heating device, 16… Sub tank, 17… Heating heater, 18… Syrup tank, 19… Mixing ball, 20… Cup, B ... Valve, 21 ... Cold water tank, 22 ... Cooling
Machine , 23 ... thermistor, 34 ... cup supply device, 36 ... material tank, 38 ... injection nozzle,
44… Cold water pump, 45… Cold water tank, 46… Cooler, 48… Pressure water pump.

Claims

Claims: 1. A hot water heated at a predetermined temperature in a hot water tank and a predetermined amount of syrup or powder raw material in a raw material tank are discharged and mixed, and further, cold water is discharged from a cold water tank. Vending machine for selling a cup beverage having a desired temperature, and a beverage temperature selecting means for selecting a beverage temperature, and a hot water temperature detecting means for detecting a hot water temperature and an outside air temperature in the hot water tank, respectively. And an outside air temperature detecting means, a temperature difference calculating means for calculating a difference between the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means and the temperature selected by the beverage temperature selecting means, and a temperature difference calculated by the temperature difference calculating means. The valve opening time storage means for storing the opening time of the valve for discharging the cold water from the cold water tank so as to reach the selected beverage temperature, and the valve read from the valve opening time storage means. The opening time of the probe, the beverage heating device for an automatic vending machine characterized by comprising a correction means for correcting, based on the detected outside air temperature by the outside air temperature detection means. 2. A hot water heated at a predetermined temperature in a hot water tank and a syrup or a powdered raw material in a raw material tank are discharged and mixed by a predetermined amount, and further, cold water from a cold water tank is discharged to achieve a desired temperature. A vending machine for selling a cup beverage, comprising: a beverage temperature selecting means for selecting a beverage temperature; a hot water temperature detecting means for detecting a hot water temperature in the hot water tank; and hot water discharged from the hot water tank. A valve opening time storing means for storing a standard opening time of a valve for discharging cold water from a cold water tank in accordance with the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means so as to be a standard beverage temperature; A correction means for correcting the standard opening time so as to obtain a beverage having a temperature selected by the selection means.