JP2625644B2 - 流線表示方法及びコンピュータ・システム - Google Patents

流線表示方法及びコンピュータ・システム

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JP2625644B2 JP6146018A JP14601894A JP2625644B2 JP 2625644 B2 JP2625644 B2 JP 2625644B2 JP 6146018 A JP6146018 A JP 6146018A JP 14601894 A JP14601894 A JP 14601894A JP 2625644 B2 JP2625644 B2 JP 2625644B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/20Finite element generation, e.g. wire-frame surface description, tesselation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・グラフ
ィックスに係り、さらに詳しくは、3次元空間における
流線の表示に係る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・グラフィックスにおい
て、3次元空間の離散的ベクトル・データを表示するこ
とは可能ではあるが、その表示を見る者にとって理解す
るのが困難であることが多い。例えば、ベクトル・デー
タを代表させる矢印を3次元空間内で表示する場合、矢
印の向きに曖昧性があったり、奥行き方向に矢印が重な
ったりしてしまうこともある。そこで、しばしば流線表
示が行われる。ここで流線とは、各点での接線がそこで
の速度場に平行であるような曲線である。
【0003】この流線表示を行うにあたって問題となる
のは、流線の適切な開始点を見つけることである。即
ち、流線は重さ及び大きさが0の仮想的な物体がある開
始点で放たれた時に、その物体が移動する軌跡であるか
ら、その開始点が異なれば描かれる流線が異なる。この
ような流線表示を行おうとする者は、通常単なる流体の
流れの概要を知りたいのではなく、特定の現象が観測域
のどこかで起きていないかを知りたいのである。特定の
現象とは例えば渦である。よって、適当でない開始点を
選んでも、渦とは関係のないところを仮想物体が移動す
るだけで、有効なデータを得ることができない。グラフ
ィック・ディスプレイ上で対話式に開始点を選択するの
は1つの方法であるが、通常選択できるポイントは無数
にあり、ベクトル・データの分布を予め知っていなけれ
ば、短時間に適切な流線の開始点を見つけることは困難
である。
【0004】開始点の選択方法として有効な1つの方法
として、特異点(a critical point)付近に開始点を設
定することである。特異点とは、ベクトル・データがゼ
ロ・ベクトルになるような点である。例えば、A.C.Glob
us 及びT.Lasinski による"ATool for Visualizing the
Topology of Three Dimensional Vector Fields",IEEE
Visualization '91, pp.33-40,1991では、直交格子上
で定義されたベクトル・データを対象としている。この
手法では、格子内部における速度場は格子点で定義され
た8つの速度ベクトルと、3次元線形補間を用いて表現
される。これらを、数1、数2で示す。
【0005】
【数1】
【0006】但し、 Nk=1/8*(1+xk・x)*(1+yk・y)*
(1+zk・z)
【0007】
【数2】
【0008】これは図7に示す立方体に関して記述した
ものであり、任意の点X(x,y,z)での速度V
(u,v,w)を求める式である。ここで、Xk(xk
k,zk)(k=0〜7)は、 X0=(−1,−1,−1) X1=( 1,−1,−1) X2=( 1, 1,−1) X3=(−1, 1,−1) X4=(−1,−1, 1) X5=( 1,−1, 1) X6=( 1, 1, 1) X7=(−1, 1, 1) である。また、VkはXkでの速度を示す。
【0009】数1及び数2を参照すると、確実に3次式
が生ずるのが分かる。これでは、非線型連立方程式を解
かねばならないので、容易に解は得られない。また、A.
C.Globus 等は、これらの式をNewton−Raph
son法で解を求めようとしているが、この方法は近似
であり、また場合によっては収束しないで解を得ること
ができない場合もある。
【0010】また、直交格子を用いる方法では、四面体
を用いる有限要素法解析の結果を適用することが不可能
で、直交格子用にデータを収集しなければならないとい
う欠点もある。
【発明が解決しようとする課題】よって本願発明の目的
は、上述の欠点を解決するものであって、従来からある
有限要素法解析の結果を用いて、簡便に流線の開始点を
求めることである。また、非線型連立方程式を解くこと
なく、特異点を求め、それを用いて流線の開始点を求め
ることも目的である。さらに、ヤコビヤン行列Jを簡単
に求めて、その固有値及び固有ベクトルにて流線の開始
点を求めることも本発明の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上述べたような目的を
達成することのできる本発明は、ある空間におけるベク
トル・データを流線表示するディスプレイを有するコン
ピュータ・システムにおいて、空間を複数の四面体に分
割して、その頂点の位置データ及びその位置におけるベ
クトル・データを収集する収集ステップと、位置データ
及びベクトル・データにより各四面体の内部であって且
つベクトル・データがゼロになる特異点を求めるステッ
プと、特異点が存在する場合に、ヤコビアンJを計算す
るステップと、計算されたヤコビアンJの固有値を計算
するステップと、各四面体の内部であって、特異点から
微小距離移動した流線の開始点を固有値ごとに計算する
ステップと、開始点から流線を計算し、ディスプレイ上
に流線を表示するステップを実行する流線表示方法であ
る。この方法により、簡便に流線の開始点を求めること
ができ、よって、簡便に流線を表示することができる。
【0012】また同様なシステムにおいて、上述の収集
ステップが、有限要素法解析により求められた位置デー
タ及びベクトル・データを収集することによりなされて
もよい。これにより、従来技術のように直交格子のため
に新たにデータを収集する必要がなくなる。
【0013】また、上述の特異点を求めるステップが、
体積座標に変換された位置データ及びベクトル・データ
を用いて実行されてもよい。これにより、特異点の計算
が非常に簡便になる。
【0014】さらに、上述したヤコビアンJを計算する
ステップが、位置データに関する体積座標への座標変換
マトリクスMxと、ベクトル・データに関する体積座標
への座標変換マトリクスMvを用いて行われると、ヤコ
ビアンJを計算するのが簡便になり、従来より計算が高
速化される。
【0015】また、上述した流線を表示するステップ
が、所定の値を有する固有値にかかる開始点からの流線
のみを表示することもある。その値が複素数であっても
よい。これにより、所望の現象のみを表示して、表示す
る空間の状態を明瞭に示すことができる。複素数であれ
ば、渦が示される。
【0016】さらに、流線を表示するステップが、所望
の点を選択し、その点からの流線をディスプレイ上に表
示するステップをさらに含む場合もある。これにより、
自由な流線表示を可能とする。
【0017】
【実施例】図1に本発明の装置構成を示す。本発明は四
面体格子データ格納装置7から読み出した各格子の頂点
における位置データ及び流体の速度データを用いて、メ
イン・メモリ5に格納された制御プログラムに従ってプ
ロセッサ1が必要な計算を行う。但し、四面体格子デー
タ格納装置はメイン・メモリの一部であってもよい。こ
の計算結果を用いて流線を求め、ディスプレイ・コント
ローラ9を介してディスプレイ15に表示する。入出力
装置13はマウスやキーボード、プリンタといったもの
であって、ディスプレイ15上の位置等を指定する際
や、紙に流線を出力する際等に用いられる。上述したよ
うに流線を表示する場合に、入出力装置13によって指
定された点を開始点として流線を表示するようにしても
よい。また、ハード・ディスク11は、メインメモリ5
にロードされるプログラムや、四面体格子データ格納装
置7に格納されるデータを保持する装置であり、通常用
いられるものと変わりはない。
【0018】図2に本発明の概略的なフローチャートを
示す。まず、四面体格子データを収集する必要がある
(ステップ23)。このデータは、各四面体格子の頂点
の位置データ及びその点での速度データである。これら
から、各四面体格子につき特異点を求める(ステップ2
5)。但し、必ずしもその四面体格子内に速度0の点が
あるわけではない。もし特異点があれば、ヤコビアンJ
を求め、固有値、固有ベクトルを求める(ステップ2
7)。この計算は単なる行列演算である。そして、特異
点では、速度が0であるから、そこから流線を描くこと
はできない。そこで、特異点から微小距離離れた点を開
始点とする(ステップ29)。この開始点から流線を計
算しディスプレイ等に表示する(ステップ31)。
【0019】以下図2に従って詳述する。まず四面体格
子データを収集するわけであるが、これは有限要素法解
析により得られたデータを用いる。よって、特別なデー
タが必要なわけではなく、本発明ではこれ以上述べな
い。
【0020】次に各四面体格子内の特異点を求める。そ
の前に、基本的な説明を行う。図3には一般的な四面体
を示す。ここで、各頂点及びこの四面体の内部の任意の
点Xの座標は全体座標XYZで示されている。しかし、
四面体の内部を記述するのには、全体座標を用いたので
は複雑になる。そこで図4のように、四面体全体の体積
を1として4つの部分に分割すると、体積p,q,rそ
して1−p−q−rの小四面体となる。点Xが移動すれ
ばそれぞれの小四面体は体積がそれによって変化するの
で、点Xを記述するのには有用である。この全体座標X
YZ系を体積座標に変換するのには、以下のようにすれ
ばよい。
【0021】
【数3】
【0022】ここでxi,yi,ziは、頂点iでの頂点座
標である。また、同様に速度ベクトルは、以下のとおり
である。
【0023】
【数4】
【0024】ここでui,vi,wiは、頂点iでのベクト
ル・データである。
【0025】四面体の中に特異点があるかどうかを調べ
るために、行列Mvを求める。この値がゼロであれば、
特異点は存在せず、以後の計算は不要となる。もしゼロ
でなければ、四面体内部に速度ゼロの点を求めるため
に、数4のu,v,wをゼロにする。すると以下のとお
りとなる。
【0026】
【数5】
【0027】これを求めればよいわけであるが、もし求
まった点が四面体の外部であれば、その解は意味がな
い。そこで、0≦p≦1,0≦q≦1,0≦r≦1,0
≦1−p−q−r≦1であれば、その解が意味があるこ
とを確認することができる。ここまでで、特異点の有無
及びその座標を得ることができる。
【0028】次にヤコビアンJを求める。ヤコビヤンJ
の一般的な式は次のように知られている。
【0029】
【数6】
【0030】これは以下のとおりに変換される。
【0031】
【数7】
【0032】ところで、先に述べたMxは、四面体の内
部に特異点が存在し、かつ縮退していなければ、以下の
とおりに変形される。
【0033】
【数8】
【0034】この式は数3をx,y,zで偏微分したも
のを変形すると求まる。また、Mvも同様にして数4を
u,v,wで偏微分して変形すればよい。
【0035】
【数9】
【0036】この数8と数9よりヤコビアンJは次のよ
うに変形される。
【0037】
【数10】
【0038】但し、Atは行列Aの転置を、A-1は行列
Aの逆行列をそれぞれ意味する。このようにして簡単に
ヤコビアンJが求まった。以前は、u,v,wがそれぞ
れx,y,zの関数であったため、ヤコビアンJをいち
いち求めなければならなかったが、このように体積座標
を用いることにより単なる行列の計算のみになり、ヤコ
ビアンJの計算が簡便になったという効果も生じた。こ
のヤコビアンJの固有値及び固有ベクトルを求めるの
は、従来の方法と何等変わりない。よって、固有値及び
固有ベクトルの求め方については説明を省略する。ここ
までで、図2のステップ27まで説明が終わったことに
なる。
【0039】ここで、ヤコビアンJの固有値により流線
の形態を分類してみる。これは、JHelman and L Hessel
ink, "Visualizing Vector Field Topology in Fluid F
lows", IEEE Computer Graphics and Applications, Vo
l.11, NO.3,pp.33-46に記載されているものである。こ
れによると、正の固有値は特異点から離れていく方向の
速度ベクトルに対応し(図5参照)、負の固有値は特異
点に向かう方向の速度ベクトルに対応する。また図6の
ように、固有値が複素数である場合は、速度ベクトルが
局所的に渦を形成していることに対応する。このような
状態であることがわかれば、その特異点に注目して流線
を描けば所望の現象を可視化することができる。渦のみ
に着目するならば、固有値が複素数である場合のみ流線
を計算して描画すればよい。吸い込み状態のみに着目す
るならば、負の固有値の場合のみ描けばよい。
【0040】なお、固有値は3つ生ずるので、それぞれ
固有ベクトルが求まる。但し、複素数の固有値がある場
合には2つが複素数で、1つが実固有値となる。固有値
それぞれについて流線を描くか、選択するかは自由であ
り、流線を表示する空間の状態にもよる。
【0041】このようにして固有値及び固有ベクトルが
求まると、これを用いて流線を描画すればよいのである
が、特異点は速度ベクトルがゼロの点であるから、特異
点からは流線を描くことはできない。よって、特異点か
ら微小距離移動させた点を開始点とする。但し、固有ベ
クトルは1つの四面体の内部で有効であるので、移動量
は、四面体を飛び出さない範囲に設定されなければなら
ない。従って、開始点を以下のとおりに表現する。
【0042】
【数11】
【0043】ここで、位置ベクトルPseedが開始点を表
し、位置ベクトルPcは特異点を表し、ベクトルV
eigenvectorはその固有値の固有ベクトルである。ここ
でkをPseedの各成分が0と1の間の値になるように調
節すれば、四面体の外部に飛び出すおそれはない。な
お、固有値に複素数がある場合に、ベクトルV
eigenvectorを残りの実固有値の固有ベクトルに垂直な
ベクトルとして計算する必要がある。これは、渦を巻く
時にはその方が表示しやすいからである。得られた開始
点は、体積座標で記述されているので、全体座標XYZ
系にするには、数3を用いればよい。ここまでで、図2
のステップ29まで説明したことになる。
【0044】このようにして開始点が求まれば、開始点
から重さ及び大きさが0の仮想的な点を放した時の軌跡
を計算すれば、流線を描くことができる。このような軌
跡を描く方法は周知であり、市場には種々の製品があ
り、本願発明においてその内容を説明することは省略す
る。また、先に述べたように1の四面体で固有値が複数
ある場合、対象とする空間において特異点を有する四面
体が複数ある場合に、どの点につき表示するか、全部表
示するのかについては自由であり、対象とする場の性
質、表示を欲する現象の種類を指定して、表示するのは
当業者には周知の技術である。なお、固有値が負の場合
には、特異点に引き込まれるような場合を示すわけであ
るから、そのまま表示するのは困難なので、引き込まれ
るのを逆にたどった軌跡を流線として表示することとな
る。これで図2のステップ31まで説明が終わり、所望
の流線が表示された。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって、従
来からある有限要素法解析の結果を用いて、簡便に流線
の開始点を求めることができた。また、非線型連立方程
式を解くことなく、特異点を求め、それを用いて流線の
開始点を求めることもできた。さらに、ヤコビヤン行列
Jを簡単に求めて、その固有値及び固有ベクトルにて流
線の開始点を求めることもできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成のブロック図である。
【図2】本発明の高レベルのフローチャートである。
【図3】四面体格子の例である。
【図4】全体座標から体積座標への変換を概略する図で
ある。
【図5】特異点を有する四面体格子の固有値が正の場合
を示した図である。
【図6】特異点を有する四面体格子の固有値が複素数の
場合を示した図である。
【図7】従来技術において用いられる直交格子の例であ
る。
【符号の説明】
1 プロセッサ 3 バス 5 メイン・メモリ 7 四面体格子データ格納装置 9 ディスプレイ・コントローラ 11 ハード・ディスク 13 入出力装置 15 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 貴之 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある空間におけるベクトル・データを流線
    表示するディスプレイを有するコンピュータ・システム
    において、 空間を複数の四面体に分割して、その頂点の位置データ
    及びその位置におけるベクトル・データを収集する収集
    ステップと、 前記位置データ及びベクトル・データにより各前記四面
    体の内部であって且つベクトル・データがゼロになる特
    異点を求めるステップと、 前記特異点が存在する場合に、ヤコビアンJを計算する
    ステップと、 計算された前記ヤコビアンJの固有値を計算するステッ
    プと、 各前記四面体の内部であって、前記特異点から微小距離
    移動した流線の開始点を前記固有値ごとに計算するステ
    ップと、 前記開始点から流線を計算し、前記ディスプレイ上に前
    記流線を表示するステップとを含む流線表示方法。
  2. 【請求項2】前記収集ステップが、有限要素法解析によ
    り求められた位置データ及びベクトル・データを収集す
    ることによりなされることを特徴とする請求項1記載の
    流線表示方法。
  3. 【請求項3】前記特異点を求めるステップが、体積座標
    に変換された前記位置データ及びベクトル・データを用
    いて実行されることを特徴とする請求項1記載の流線表
    示方法。
  4. 【請求項4】前記ヤコビアンJを計算するステップが、
    前記位置データに関する前記体積座標への座標変換マト
    リクスMxと、前記ベクトル・データに関する前記体積
    座標への座標変換マトリクスMvを用いて行われる請求
    項3記載の流線表示方法。
  5. 【請求項5】前記流線を表示するステップが、所定の値
    を有する前記固有値にかかる開始点からの流線のみを表
    示することを特徴とする請求項1記載の流線表示方法。
  6. 【請求項6】前記固有値の所定の値が、複素数であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の流線表示方法。
  7. 【請求項7】前記流線を表示するステップが、所望の点
    を選択し、その点からの流線を前記ディスプレイ上に表
    示するステップを含む請求項1記載の流線表示方法。
  8. 【請求項8】ある空間におけるベクトル・データを流線
    表示するディスプレイを有するコンピュータ・システム
    であって、 空間を複数の四面体に分割して、その頂点の位置データ
    及びその位置におけるベクトル・データを格納する四面
    体格子データ格納装置と、 前記位置データ及びベクトル・データにより各前記四面
    体の内部であって且つベクトル・データがゼロになる特
    異点を求める手段と、 前記特異点が存在する場合に、ヤコビアンJを計算する
    手段と、 計算された前記ヤコビアンJの固有値を計算する手段
    と、 各前記四面体の内部であって、前記特異点から微小距離
    移動した流線の開始点を前記固有値ごとに計算する手段
    と、 前記開始点から流線を計算し、前記ディスプレイ上に前
    記流線を表示する手段とを有するコンピュータ・システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記四面体格子データ格納装置が、有限要
    素法解析により求められた位置データ及びベクトル・デ
    ータを格納することを特徴とする請求項8記載のコンピ
    ュータ・システム。
  10. 【請求項10】前記特異点を求める手段が、体積座標に
    変換された前記位置データ及びベクトル・データを用い
    て特異点を計算することを特徴とする請求項8記載のコ
    ンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】前記ヤコビアンJを計算する手段が、前
    記位置データに関する前記体積座標への座標変換マトリ
    クスMxと、前記ベクトル・データに関する前記体積座
    標への座標変換マトリクスMvを用いてヤコビアンJを
    計算する請求項10記載のコンピュータ・システム。
  12. 【請求項12】前記流線を表示する手段が、所定の値を
    有する前記固有値にかかる開始点からの流線のみを表示
    することを特徴とする請求項8記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記固有値の所定の値が、複素数である
    ことを特徴とする請求項12記載のコンピュータ・シス
    テム。
  14. 【請求項14】前記流線を表示する手段が、所望の点を
    選択し、その点からの流線を前記ディスプレイ上に表示
    する手段を含む請求項8記載の流線表示方法。
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