JP2625062B2 - 自由電子レーザ発生装置 - Google Patents

自由電子レーザ発生装置

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JP2625062B2
JP2625062B2 JP4179892A JP17989292A JP2625062B2 JP 2625062 B2 JP2625062 B2 JP 2625062B2 JP 4179892 A JP4179892 A JP 4179892A JP 17989292 A JP17989292 A JP 17989292A JP 2625062 B2 JP2625062 B2 JP 2625062B2
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electron
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多喜夫 冨増
康行 宮内
明 小林
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株式会社自由電子レーザ研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、波長の異なる多種類
の自由電子レーザを同時に発生させ、低速陽電子の発生
など電子ビームの高効率利用を可能とする自由電子レー
ザ発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自由電子レーザ(以下FELと呼ぶ)は
相対論的なエネルギを持つ電子ビームと電磁場との共鳴
的な相互作用によりコヒーレントな電磁波を発生させる
ものであり、アンジュレータ又は光クライストロンと呼
ばれる周期的な電磁場を形成する手段に電子ビームを導
き、電子ビームを蛇行させて誘導放射によりレーザ光が
発生する。
【0003】かかるFELによる世界初の発振は、赤外
域で1977年に達成され、電子リニアックによる赤外
域FELは高強度で利用研究に使用されている。短波長
の紫外域FELも行なわれているが、この場合は未だ電
子蓄積リングによっている。かかるFELの原理を用い
て波長の異なる種類のFELを同時に発生させ、電子ビ
ームの高効率利用を図るいくつかの試みが Nuclear Ins
truments and Methodsin Physies Research A304(1991)
P.163〜167,ibid A272(1988)P.208〜217 に示されてお
り、その一例を図5に示す。
【0004】この例では、電子銃100で発射された電
子ビームは、プレバンチャー101、バンチャー102
で集群化(バンチ)された後電子リニアック103で加
速し、この電子ビームを分岐器104により複数列(図
示の例では3列)に分岐して、上、下の系ではアンジュ
レータ105に入射しFEL光を発生させた後これを外
部へ取り出し、あるいは中間の系では分岐後もう1度電
子リニアック103により加速してその後同様にアンジ
ュレータ105で別のFEL光を発生させている。
【0005】別の例として図6のFEL発生装置も先の
文献に示されている。この発生装置では、電子入射器
(Injector)110からの電子ビームを加速器111で
加速した後4重極レンズ112でビームを集束し、これ
を第1段目の共振器113間に置かれたアンジュレータ
114から成るFEL1へ導いてFEL光を発生させ、
上記FELで使用された電子ビームはさらに第1段のF
EL1と直交して設けられた第2段目のFEL2へ送ら
れ、ここで再びFEL光を発生させ、こうして次々と第
3段〜第6段のFELでそれぞれFEL光を発生する。
【0006】上記各段のFELでは図示のように各段毎
に順により長波長の異なるFEL光を得るようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、FEL発生
装置は、発生するFEL光の波長が任意に変えられる点
が大きな特徴であるが、波長を可変とする場合、電磁界
の強度を変えるかあるいは電子ビームのエネルギを変え
る方法が一般的である。
【0008】電子ビームを複数段のFEL発生装置に通
過させると、各段のFEL発生装置でFEL光を放射す
る毎に電子のエネルギは減少する。電子のエネルギが減
少すると一般にFEL光の波長は長波長側に寄る。従っ
て、短波長化するためには電子ビームを再加速する必要
がある。
【0009】しかしながら、前述したいずれのFEL発
生装置の例でも、各段のFELは単にそれらを直列に配
列したに過ぎず、アンジュレータとアンジュレータの間
は四重極レンズで集束されているだけで、短バンチ化等
のFEL発生条件の調整機構は設けられていない。
【0010】電子ビームの再加速や位相幅、エネルギ幅
の再調整をしない場合は電磁場との相互作用で得られる
FEL光が効率よく発生しないだけでなく、短波長化が
できないため、各段のFEL発生装置で所望の波長のF
EL光が得られないことになる。
【0011】この発明は、上述した従来の多段のFEL
発生装置でFEL光を得る際の問題点に留意して、多段
のFEL発生装置に対して各段毎に電子ビームの位相幅
の調整を行なって再加速又は減速をし、広波長域にわた
るそれぞれ波長の異なる何種類かのFEL光を同時に発
生させ、かつ低速陽電子やシンクロトロン放射光も同時
に発生させることができるFEL発生装置を提供するこ
とを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
としてこの発明は、光速に近い速度を有する電子ビーム
をアンジュレータ又は光クライストロンで蛇行させて自
由電子レーザを発生した電子ビームを位相幅調整後、別
途用意した電子加速器に入射し、再加速又は減速した電
子ビームをアンジュレータ又は光クライストロンで蛇行
させて、より短波長又はより長波長の自由電子レーザを
発生することから成る自由電子レーザ発生装置としたの
である。
【0013】上記FEL発生装置において、前記再加速
又は減速した電子ビームを別途用意したX線ターゲット
に照射し、発生したX線をタングステン箔に照射して低
速陽電子を発生させるものとしてもよい。
【0014】あるいは、前記再加速又は減速した電子ビ
ームを別途用意した電子蓄積リングに大電流蓄積し、大
電流化した後にアンジュレータか光クライストロンで蛇
行させ、さらに短波長の自由電子レーザを発生させる装
置とすることもできる。
【0015】
【作用】本願の第1の発明では、例えば電子入射器から
射出される電子ビームは磁気バンチャにより十分に小位
相幅に集群化した状態で加速度により光速に近い速度に
加速される。この加速された電子ビームをアンジュレー
タ又は光クライストロンのような周期的に変化する電磁
場を形成する手段内に導き、その電磁場内で相互作用に
より自由電子レーザ光(FEL)を発生させる。
【0016】電子ビームはビーム輸送系に含まれる分析
系で測定され、磁気バンチャーによって電子ビームの集
群化状態やビームエネルギ、位相幅を調整し、上記電磁
場へ導入される。
【0017】発生したFEL光はその段の共振器内で増
幅されて外部へ取り出され、一方電磁場を通過した電子
ビームはビーム輸送系によって共振器から外部へ導かれ
る。
【0018】外部へ導かれた電子ビームの位相幅を磁気
バンチャで調整した後再び下流の加速管で電子ビームを
再加速又は減速して次の段へ送る。こうして電子ビーム
を再加速又は減速して送ると、次の段では電子のエネル
ギレベルが調整されているためより短波長又は長波長の
FEL光が得られる。
【0019】こうして次々と複数段の作用を重ねること
で、同時に異なる波長のFEL光が得られる。
【0020】第2の発明では、上記再加速された電子ビ
ームをX線ターゲットに照射し、発生したX線をタング
ステン箔に照射すると効率よく低速陽電子を発生させる
ことができる。
【0021】あるいは第3の発明の装置のように、電子
蓄積リングに再加速された電子ビームを入射し、蓄積す
ると、周回軌道を周回する電子ビームによりシンクロト
ロン放射光が得られると共に直線軌道の一部に設けられ
る電磁場でもFEL光が得られ、このFEL光も波長が
異なるものとすることができる。
【0022】このようにして、広波長域に亘る何種類か
のFEL光、例えば赤外、可視、紫外のレーザを同時に
発生させ、かつ低速陽電子やシンクロトロン光なども同
時発生することになり、電子ビームを高効率に利用した
多面的な利用が可能となる。
【0023】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0024】図1は本願発明の装置の全体概略構成図で
あり、図2は図1の装置における1段目の装置部分の拡
大図である。図示のように、この実施例の装置は自由電
子レーザ(以下FELと呼ぶ)を3段に直線状に設けた
例である。図中I、II、IIIの符号は1段目、2段目、
3段目の各装置部分を示し、各装置部分の構成はそれぞ
れ一部を除いてほぼ同じであり、各段で発生するFEL
光の波長が異なるだけであるから、同一部材については
同じ符号を付して説明は省略する。
【0025】1は電子入射器であり、電子銃等から成
る。2は加速管でありプリアクセレータとして電子ビー
ムを加速する。3は磁気バンチャとして設けられ、電子
ビームを小位相幅に集群化(bunching)する。磁気バン
チャ3の次にはさらに電子ビームを加速するための加速
管2’が設けられている。
【0026】上記各構成部材は一直線上に設けられてい
るが、加速管2’の後方には直線ラインと並行にFEL
発生部が設けられている。このFEL発生部は、ビーム
輸送系4、アンジュレータ5、ビーム輸送系4’、共振
器6から成る。アンジュレータ5は光クライストロンと
してもよい。7は水槽から成るビームキャッチャーであ
る。
【0027】ビーム輸送系4は、輸送される電子ビーム
のエネルギ幅を分析するエネルギ分析系、入射電磁石と
ビーム収束用の四重極電磁石、軌道を微調整するための
補正用コイル、ビーム断面形状を観測するモニタなどか
ら成る。
【0028】4aはバンチ幅観測ポート、4bは入射電
磁石、4cは偏向電磁石、4dは四重極電磁石、4eは
ビーム収束用電磁石である。エネルギ分析系は上記偏向
電磁石4c、四重極電磁石4dなどから成る。ビーム輸
送系4’もほぼ同様な構成であり、バンチ幅観測ポート
4a’の位置が若干異なっている。
【0029】アンジュレータ5は、ウイグラ磁石とも呼
ばれ、対向して設けられるN極とS極の一対の磁石を隣
り合う磁極の極性が90°ずつ互いに異なるように設け
た複数対の磁石から成る。
【0030】光クライストロンは、上記ウイグラ磁石を
第1ウイグラ部と第2ウイグラ部として設け、両ウイグ
ラ部の中間にこれらより周期長が長く、磁場強度の強い
一周期分のウイグラ部を設けたものから成る。
【0031】以上のように構成された第1段目のFEL
発生部では、磁気バンチャ3で効率よく集群化された電
子ビームを加速管2’で所要のエネルギレベルに加速し
て光速に近い速度でビーム輸送系4を介して共振器6、
6内に送り込む。電子ビームはアンジュレータ5の周期
的に変化する電磁場により蛇行させられ、電磁場との相
互作用によりFEL光を放射し、このFEL光は共振器
6、6内を多数回往復して共振器の一方の出力側ミラー
から取り出され、所定波長のFEL光が得られる。
【0032】一般にはこのFEL光の波長を変える方法
として、輸送される電子ビームのエネルギを予め所定レ
ベルに調整する方法又はアンジュレータでの磁界強度を
調整する方法がある。
【0033】アンジュレータ5を通過した電子ビームは
もう1つのビーム輸送系4’と磁気バンチャー3’で位
相幅を調整した状態で次の加速管に送られる。なお、第
1段目のFEL発生部を使用しないときは、電子ビーム
は直線ライン上の加速管で加速され、第2段目、又は第
3段目へと送られる。又、第1段目のみを独立に使用す
るときは電子ビームは第1段目のビームキャッチャ7へ
送られ減速処理される。
【0034】上述した作用を図3を用いてさらに詳しく
説明する。
【0035】加速管2’で電子ビームが加速されると、
電子ビームはエネルギΕ0 に加速され、エネルギ幅ε0
を持つ。電子群のバンチ長が短い電子ビームをビーム輸
送系4、4’で輸送する場合、Ε0 +ε0 /2の高エネ
ルギビームとΕ0 −ε0 /2の低エネルギビームの輸送
系での両者の軌道長の差を考える必要がある。一般に輸
送系4、4’を構成する偏向電磁石では、高エネルギビ
ームは低エネルギビームより偏向されにくいため四重極
電磁石を含む輸送系4、4’でも軌道長が短くなる。こ
の軌道長の長短による電子バンチ長はバンチ幅観測ポー
ト4aと4a’、3a’により観測できるので、ビーム
輸送系4、4’によるバンチ幅の増減を知ることが可能
であり、それに応じて磁気バンチャによりバンチ長を調
整したり、加速管2’へ再入射する位相を電子入射のタ
イミングを調整することが可能である。
【0036】例えば電子エネルギの高低による軌道長の
長短差は電子群のバンチ長をΔtだけ長くし、次の段の
磁気バンチャ3’の下流側の加速管2’でバンチ長の長
くなった電子群が再加速される場合を考えると、図3に
示すように輸送系4、4’を通過した高エネルギビーム
はバンチ長t0 +Δt/2の加速管2’の電界Ε1 −ε
1 /2で再加速されることになり、高エネルギビームの
エネルギはΕ0 +Ε1+(ε0 /2−ε1 /2)とな
る。同様に低エネルギビームのエネルギはΕ0 +Ε1
(ε0 /2−ε1 /2)になる。磁気バンチャ3’は、
ε0 /2−ε1 /2の値を零に近づけるために設けたも
ので、加速管2’で再加速される電子群のバンチ長を調
整する。
【0037】第2段目のFEL発生部は、加速管2’が
2段設けられかつ磁気バンチャ3’付近にバンチ幅観測
ポート3a’が設けられている点のみが異なる。この第
2段目では、第1段目のFEL発生部からの電子ビーム
を磁気バンチャ3’で小位相幅に再集群化して再加速
(又は減速)してFEL光を発生する。このとき、電子
ビームは、位相幅をビーム輸送系とバンチャーで調整さ
れた状態で次の加速管に送り込まれ、再加速によって電
子ビームのエネルギ幅を調整することができるから、第
2段目のFEL発生部では第1段目と異なる短波長のF
EL光を発生させることができる。
【0038】第3段目のFEL発生部では、3段の加速
管2’、2’、2’及び磁気バンチャ3”が設けられて
いる。従って、さらに短波長のFEL光が得られる。な
お、この第3段目のFEL発生部の共振器としては、共
振器長さが異なる6、6と6’、6’の2種類のものが
設けられている。より短波長のFEL光に対応させるた
めである。
【0039】第3段目のFEL発生部を通過した電子ビ
ームは、ビーム輸送系4’で送られた後低速陽電子発生
装置10へ送られる。この発生装置10は、図1に示す
ように、X線ターゲット11、タングステン箔12から
成り、低速の陽電子を発生させる。発生した陽電子は陽
電子処理部10’へ送られる。
【0040】上記第3段目FEL発生装置を出た電子ビ
ームを、陽電子発生装置10へ送る代りに、次の電子蓄
積リング13へも送ることができる。
【0041】電子蓄積リング13は、図示のように導入
される電子ビームが周回軌道上を周回するように偏向電
磁石や集束電磁石を設け、その軌道上に光クライストロ
ン5’(アンジュレータとしてもよい)と、共振器
6”、6”とを備えている。
【0042】輸送系4”で送り込まれる電子ビームは電
子蓄積リングで蓄積され、光クライストロン5’との相
互作用によりFEL光を発生すると共に、周回軌道上を
周回する間にシンクロトロン放射光Sを発生する。
【0043】図4は、第2実施例の装置概略構成を示
す。第1段〜第3段のFEL発生部のそれぞれの構成は
基本的に第1実施例と同じであり、同一部材には同じ符
号を付して説明は省略する。
【0044】この実施例では、各段のFEL発生部との
間に偏向磁石20をそれぞれ設けることによって全体を
コの字形に形成している点のみが第1実施例と異なる。
作用についても原則として第1実施例と同じである。
【0045】
【効果】以上詳細に説明したように、本願発明によるF
EL発生装置では前段の電磁場でFEL光を発生した
後、前段の電磁場を通過した電子ビームの位相幅を調整
して再加速又は減速してこれを次の電磁場へ送り、そこ
で再びFEL光を発生させる装置である。このように電
子ビームを再利用できるFEL光発生段階を複数段設け
ることにより所望の異った複数の波長のFEL光が同時
に得られ、電子ビームの高効率利用が可能となる。
【0046】又、第2の発明ではFEL光発生後の電子
ビームを利用することにより低速陽電子も同時に得ら
れ、第3の発明ではシンクロトロン光と共に別波長のF
EL光が得られるなど種々の用途に電子ビームを高効率
に利用できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のFEL発生装置の全体概略図
【図2】同上の第1段目のFEL発生部の拡大図
【図3】加速管の電界強度とバンチ長の関係を示す図
【図4】第2実施例のFEL発生装置の全体概略図
【図5】従来例の多段FEL発生装置の概略図
【図6】もう1つの従来例の多段FEL発生装置の概略
【符号の説明】
1 電子入射器 2、2’ 加速管 3、3’、3” 磁気バンチャ 4、4’ ビーム輸送系 5 アンジュレータ 5’ 光クライストロン 6、6’、6” 共振器 7 ビームキャッチャ 10 陽電子発生装置 11 X線ターゲット 12 タングステン箔 20 偏向電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−57989(JP,A) 米国特許4511850(US,A) 米国特許4479218(US,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光速に近い速度を有する電子ビームをア
    ンジュレータ又は光クライストロンで蛇行させて自由電
    子レーザを発生した電子ビームを位相幅調整後、別途用
    意した電子加速器に入射し、再加速又は減速した電子ビ
    ームをアンジュレータ又は光クライストロンで蛇行させ
    て、より短波長又はより長波長の自由電子レーザを発生
    することを特徴とする自由電子レーザ発生装置。
  2. 【請求項2】 前記再加速又は減速した電子ビームを別
    途用意したX線ターゲットに照射し、発生したX線をタ
    ングステン箔に照射して低速陽電子を発生させることを
    特徴とする請求項1に記載の自由電子レーザ発生装置。
  3. 【請求項3】 前記再加速又は減速した電子ビームを別
    途用意した電子蓄積リングに大電流蓄積し、大電流化し
    た後にアンジュレータか光クライストロンで蛇行させ、
    さらに短波長の自由電子レーザを発生させることを特徴
    とする請求項1に記載の自由電子レーザ発生装置。
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US4479218A (en) 1979-11-02 1984-10-23 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Free electron laser using Rf coupled accelerating and decelerating structures
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