JP2622037B2 - 電磁信号の受信機 - Google Patents
電磁信号の受信機Info
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- JP2622037B2 JP2622037B2 JP3101508A JP10150891A JP2622037B2 JP 2622037 B2 JP2622037 B2 JP 2622037B2 JP 3101508 A JP3101508 A JP 3101508A JP 10150891 A JP10150891 A JP 10150891A JP 2622037 B2 JP2622037 B2 JP 2622037B2
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- G01S11/02—Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation using radio waves
- G01S11/10—Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation using radio waves using Doppler effect
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- Noise Elimination (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、未知の変動によって、
特にドップラー偏移によって、影響されやすい既知の公
称周波数の電磁信号の受信に関するものである。
特にドップラー偏移によって、影響されやすい既知の公
称周波数の電磁信号の受信に関するものである。
【0002】本発明は、特にドップラー偏移によって影
響されやすい既知の公称周波数を有する電磁信号の位相
の取得に適用される。そのように影響されるこの電磁信
号を、以下ドップラー信号と称する。
響されやすい既知の公称周波数を有する電磁信号の位相
の取得に適用される。そのように影響されるこの電磁信
号を、以下ドップラー信号と称する。
【0003】本発明は、さらに詳しくは、人工衛星追跡
または地上でのビーコン位置決定の装置に関するもので
あり、その装置の位置決定原理は、衛星搭載受信機によ
って受信される信号のドップラー偏移の測定に基づく。
または地上でのビーコン位置決定の装置に関するもので
あり、その装置の位置決定原理は、衛星搭載受信機によ
って受信される信号のドップラー偏移の測定に基づく。
【0004】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、この種の受信機は、未知の変動によって、特にドッ
プラー偏移によって、影響されやすい既知の公称周波数
を有する電磁信号を受信するための手段と、受信信号の
実際の周波数と同位相に設定することのできるフィード
バック制御ループとによって構成される。
に、この種の受信機は、未知の変動によって、特にドッ
プラー偏移によって、影響されやすい既知の公称周波数
を有する電磁信号を受信するための手段と、受信信号の
実際の周波数と同位相に設定することのできるフィード
バック制御ループとによって構成される。
【0005】 実際上、このフィードバック制御ループ
PLLは、後述する従来の装置を示す図3に明示されて
いるように、例えば、1.25MHzのドップラー信号
FEが入力される第1入力部6、第1局所信号OCT1
を受信する第2入力部8、及び出力部10により構成さ
れる入力部ミクサ4と、出力部36を有し、かつ、入力
部ミクサ4の出力部10、及び位相比較器30の第1入
力部32の間に配置されていて、固定中間周波数を中心
とする狭い帯域内で作動する中間周波数回線と、この出
力部36、及び入力部ミクサ4の第2入力部8の間に接
続され、第1局所信号OCT1を出力する可変発振器5
2を制御するループフィルタ46を含むフィードバック
回線とにより構成される。
PLLは、後述する従来の装置を示す図3に明示されて
いるように、例えば、1.25MHzのドップラー信号
FEが入力される第1入力部6、第1局所信号OCT1
を受信する第2入力部8、及び出力部10により構成さ
れる入力部ミクサ4と、出力部36を有し、かつ、入力
部ミクサ4の出力部10、及び位相比較器30の第1入
力部32の間に配置されていて、固定中間周波数を中心
とする狭い帯域内で作動する中間周波数回線と、この出
力部36、及び入力部ミクサ4の第2入力部8の間に接
続され、第1局所信号OCT1を出力する可変発振器5
2を制御するループフィルタ46を含むフィードバック
回線とにより構成される。
【0006】 実際上、この中間周波数回線は、入力部
ミクサ4の出力を受け取る狭い帯域の帯域フィルタ12
と、帯域フィルタ12の出力部16と、位相比較器30
の第1入力部32との間に配置された中間周波数増幅器
18とにより構成される。
ミクサ4の出力を受け取る狭い帯域の帯域フィルタ12
と、帯域フィルタ12の出力部16と、位相比較器30
の第1入力部32との間に配置された中間周波数増幅器
18とにより構成される。
【0007】 帯域フィルタ12は、ドップラー信号を
通過させながら、干渉信号と、ノイズとに対する保護を
確実にするために第2次数に設定されている。
通過させながら、干渉信号と、ノイズとに対する保護を
確実にするために第2次数に設定されている。
【0008】 フィードバック制御ループPLLは、時
間に関してドップラー信号の周波数変動(ドップラー偏
移)に係わらず、ドップラー信号の位相を正確に復原す
るために、少なくとも第3次数を有するように選択され
ている。
間に関してドップラー信号の周波数変動(ドップラー偏
移)に係わらず、ドップラー信号の位相を正確に復原す
るために、少なくとも第3次数を有するように選択され
ている。
【0009】 さらに、ループフィルタ46のパラメー
タは、フィードバック制御ループPLLの帯域幅を徐々
に狭め、そして、ドップラー信号に重畳されているノイ
ズの濾波を増大するために、可変となっている。
タは、フィードバック制御ループPLLの帯域幅を徐々
に狭め、そして、ドップラー信号に重畳されているノイ
ズの濾波を増大するために、可変となっている。
【0010】 従って、帯域フィルタ12の時定数が、
ループフィルタ46の時定数に加えられるから、フィー
ドバック制御ループPLLの良好な安定性は、フィード
バック制御ループPLLの取得範囲の制限、換言する
と、ドップラー信号の実際の周波数と、フィードバック
制御ループの待ち周波数との間の最大偏差の範囲の制限
を生じるループフィルタ46のパラメータを特別に選ぶ
ことにより、達成される。このループフィルタ46のパ
ラメータは、後述する図3に関する従来技術の説明にお
いて、ループフィルタ46は、フィードバック制御ルー
プPLLの幅を徐々に狭めるための図示しない制御手段
により変化されるパラメータを備えている、と述べてい
るように、上記した図示しない制御手段により変化され
る。ところで、帯域フィルタ12の時定数の影響は、フ
ィードバック制御ループPLLの位相取得範囲の減少を
生じさせ、位相取得範囲が減少すると、制御ループPL
Lの安定性の低下を生じる。さらに、その取得範囲は、
帯域フィルタ12の帯域に制限される。
ループフィルタ46の時定数に加えられるから、フィー
ドバック制御ループPLLの良好な安定性は、フィード
バック制御ループPLLの取得範囲の制限、換言する
と、ドップラー信号の実際の周波数と、フィードバック
制御ループの待ち周波数との間の最大偏差の範囲の制限
を生じるループフィルタ46のパラメータを特別に選ぶ
ことにより、達成される。このループフィルタ46のパ
ラメータは、後述する図3に関する従来技術の説明にお
いて、ループフィルタ46は、フィードバック制御ルー
プPLLの幅を徐々に狭めるための図示しない制御手段
により変化されるパラメータを備えている、と述べてい
るように、上記した図示しない制御手段により変化され
る。ところで、帯域フィルタ12の時定数の影響は、フ
ィードバック制御ループPLLの位相取得範囲の減少を
生じさせ、位相取得範囲が減少すると、制御ループPL
Lの安定性の低下を生じる。さらに、その取得範囲は、
帯域フィルタ12の帯域に制限される。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】そこで、本出願
人は、帯域フィルタ12により生じるフィードバック制
御ループの安定性の低下を弱めるように、フィードバッ
ク制御ループの構造を改良する問題自体を提案をしてい
る。この問題は、特に、フィードバック制御ループPL
Lのループフィルタ46を比例可変部と、積分可変部と
の2つの部分に分け、その比例可変部が帯域フィルタ1
2の影響を受けないようにすることにより解決される。
人は、帯域フィルタ12により生じるフィードバック制
御ループの安定性の低下を弱めるように、フィードバッ
ク制御ループの構造を改良する問題自体を提案をしてい
る。この問題は、特に、フィードバック制御ループPL
Lのループフィルタ46を比例可変部と、積分可変部と
の2つの部分に分け、その比例可変部が帯域フィルタ1
2の影響を受けないようにすることにより解決される。
【0012】 本発明の主なる特徴事項によれば、その
フィードバック制御ループは、第2局所信号を出力し
て、位相比較器(30)の第2入力部(34)に入力す
る第2の可変発振器(90)を備え、ループフィルタ
(46)は、位相比較器(30)の出力部(36)、及
び第2の可変発振器(90)の制御入力部(92)の間
に接続されていて、その利得パラメータを変えることが
出来る比例可変部(70)と、比例可変部(70)の出
力部(79)、及び第1の可変発振器(52)の制御入
力部(54)の間に接続されていて、その濾波パラメー
タを変えることが出来る積分可変部(80)と、比例可
変部(70)の利得パラメータ、及び積分可変部(8
0)の濾波パラメータを、同様に徐々に変えることが出
来る制御手段(100)とを備えている。
フィードバック制御ループは、第2局所信号を出力し
て、位相比較器(30)の第2入力部(34)に入力す
る第2の可変発振器(90)を備え、ループフィルタ
(46)は、位相比較器(30)の出力部(36)、及
び第2の可変発振器(90)の制御入力部(92)の間
に接続されていて、その利得パラメータを変えることが
出来る比例可変部(70)と、比例可変部(70)の出
力部(79)、及び第1の可変発振器(52)の制御入
力部(54)の間に接続されていて、その濾波パラメー
タを変えることが出来る積分可変部(80)と、比例可
変部(70)の利得パラメータ、及び積分可変部(8
0)の濾波パラメータを、同様に徐々に変えることが出
来る制御手段(100)とを備えている。
【0013】 このような設計は、帯域フィルタ(1
2)の時定数による歪を受けない比例可変フィードバッ
クが得られる利点を有している。これにより、フィード
バック制御ループの取得範囲は、増大する。
2)の時定数による歪を受けない比例可変フィードバッ
クが得られる利点を有している。これにより、フィード
バック制御ループの取得範囲は、増大する。
【0014】 本発明の実施例の特別なモードによる
と、中間周波数回線は、中間周波数を中心とする狭い帯
域を有し、そして、入力部ミクサ(4)の出力部(1
0)に接続されている入力部(14)、及び出力部(1
6)を備える帯域フィルタ(12)と、帯域フィルタ
(12)の出力部(16)に接続されている入力部(2
0)、及び出力部(22)を有する中間周波数増幅器
(18)と、第2局所信号に対して直角位相の信号を出
力する付加出力部(91)を備える第2の可変発振器
(90)とを備えている。
と、中間周波数回線は、中間周波数を中心とする狭い帯
域を有し、そして、入力部ミクサ(4)の出力部(1
0)に接続されている入力部(14)、及び出力部(1
6)を備える帯域フィルタ(12)と、帯域フィルタ
(12)の出力部(16)に接続されている入力部(2
0)、及び出力部(22)を有する中間周波数増幅器
(18)と、第2局所信号に対して直角位相の信号を出
力する付加出力部(91)を備える第2の可変発振器
(90)とを備えている。
【0015】 本発明の特別なモードによれば、位相取
得検出回路(58)が設けられ、この位相取得検出回路
(58)は、付加位相比較器(38)を備え、この付加
位相比較器(38)は、中間周波数増幅器(18)の出
力部(22)に接続されている第1入力部(40)と、
第2の可変発振器(90)の付加出力部(91)に接続
されていて、第2局所信号に対して直角位相の信号が入
力される第2入力部(42)と、位相比較器(30)の
入力信号が同位相であるときに、位相取得検出信号を出
力する濾波手段(FPB)、及び閾値比較手段(EC)
に接続されている出力部(44)とを備えている。
得検出回路(58)が設けられ、この位相取得検出回路
(58)は、付加位相比較器(38)を備え、この付加
位相比較器(38)は、中間周波数増幅器(18)の出
力部(22)に接続されている第1入力部(40)と、
第2の可変発振器(90)の付加出力部(91)に接続
されていて、第2局所信号に対して直角位相の信号が入
力される第2入力部(42)と、位相比較器(30)の
入力信号が同位相であるときに、位相取得検出信号を出
力する濾波手段(FPB)、及び閾値比較手段(EC)
に接続されている出力部(44)とを備えている。
【0016】 好ましくは、位相比較器(30)は、比
較器(30)の静位相誤差の自動修正回路(300)を
備え、自動修正回路(300)は、比較器(30)の出
力部(36)に接続されている第1入力部(304)、
第2入力部(306)、及び出力部(308)を備える
加算器(302)と、出力部(308)に接続されてい
る積分器(310)、及び第2入力部(306)の間に
設けられ、そして、位相ループの初期化段階では閉止さ
れ、動作段階ではドップラー信号が比較器(30)の入
力部(32)に入力されたときに開放するスイッチ(3
14)、及びオフセット電圧蓄積用コンデンサ(31
6)を備えるブロック標準化回路(312)とを備え
る。
較器(30)の静位相誤差の自動修正回路(300)を
備え、自動修正回路(300)は、比較器(30)の出
力部(36)に接続されている第1入力部(304)、
第2入力部(306)、及び出力部(308)を備える
加算器(302)と、出力部(308)に接続されてい
る積分器(310)、及び第2入力部(306)の間に
設けられ、そして、位相ループの初期化段階では閉止さ
れ、動作段階ではドップラー信号が比較器(30)の入
力部(32)に入力されたときに開放するスイッチ(3
14)、及びオフセット電圧蓄積用コンデンサ(31
6)を備えるブロック標準化回路(312)とを備え
る。
【0017】 本発明の別の観点によれば、受信機は、
受信した信号の周波数を再構成する回路(64)を備
え、この回路(64)は、付加ミクサ(65)を備え、
付加ミクサ(65)は、第1の可変発振器(52)の出
力部(56)に接続されている第1入力部(66)と、
第2の可変発振器(90)の出力部(94)に接続され
ている第2入力部(67)と、ドップラー偏移を有する
受信信号の周波数を出力する出力部(69)とを備え
る。
受信した信号の周波数を再構成する回路(64)を備
え、この回路(64)は、付加ミクサ(65)を備え、
付加ミクサ(65)は、第1の可変発振器(52)の出
力部(56)に接続されている第1入力部(66)と、
第2の可変発振器(90)の出力部(94)に接続され
ている第2入力部(67)と、ドップラー偏移を有する
受信信号の周波数を出力する出力部(69)とを備え
る。
【0018】 実際には、比例可変部(70)は、第1
の可変利得増幅器(75)を備え、第1の可変利得増幅
器(75)は、位相比較器(30)の出力部(36)に
接続されている入力部(76)と、第2の可変発振器
(90)の制御入力部(92)に接続されている出力部
(79)とを備える。
の可変利得増幅器(75)を備え、第1の可変利得増幅
器(75)は、位相比較器(30)の出力部(36)に
接続されている入力部(76)と、第2の可変発振器
(90)の制御入力部(92)に接続されている出力部
(79)とを備える。
【0019】 実際上、積分可変部(80)は、その入
力部(118)が第1の可変利得増幅器(75)の出力
部(79)に接続されていて、可変時定数を有する第1
の積分器(128)と、その入力部(130)が第1の
積分器(116)の出力部(120)に接続されてい
て、可変時定数を有する第2の積分器(128)と、そ
の第1、及び第2の入力部(142、及び144)がそ
れぞれ、第1、及び第2の積分器(116、及び12
8)の出力部(120、及び132)に接続され、そし
て、その出力部(146)が第1の可変発振器(52)
の入力部(54)に接続されている加算器(140)と
を備える。
力部(118)が第1の可変利得増幅器(75)の出力
部(79)に接続されていて、可変時定数を有する第1
の積分器(128)と、その入力部(130)が第1の
積分器(116)の出力部(120)に接続されてい
て、可変時定数を有する第2の積分器(128)と、そ
の第1、及び第2の入力部(142、及び144)がそ
れぞれ、第1、及び第2の積分器(116、及び12
8)の出力部(120、及び132)に接続され、そし
て、その出力部(146)が第1の可変発振器(52)
の入力部(54)に接続されている加算器(140)と
を備える。
【0020】 本発明の別の観点によれば、受信機は、
さらに、第1の可変発振器(52)の揺れ範囲検出器を
備え、この揺れ範囲検出器は、可変制御電圧を有する第
1の発振器(52)の入力部(54)に接続されている
第1入力部(202)、第1の基準信号を受信する第2
入力部(204)、及び出力部(206)を有する第1
の比較器(200)と、可変制御電圧を有する第1の発
振器(52)の入力部(54)に接続されている第1入
力部(212)、第2の基準信号を受信する第2入力部
(210)、及び出力部(214)を備える第2の比較
器(208)と、第1の可変発振器(52)の入力信号
が第1、及び第2の基準信号により限定されている周波
数範囲内に存在するのを示す検出信号を、その出力部
(226)に出力する第1、及び第2の比較器(20
0、及び208)の出力部(206、及び214)の間
に設けられているオア・ゲート(220)と、前記検出
信号の存在において、ループフィルタ(46)のパラメ
ータを再初期化し得る制御手段(100)とを備える。
さらに、第1の可変発振器(52)の揺れ範囲検出器を
備え、この揺れ範囲検出器は、可変制御電圧を有する第
1の発振器(52)の入力部(54)に接続されている
第1入力部(202)、第1の基準信号を受信する第2
入力部(204)、及び出力部(206)を有する第1
の比較器(200)と、可変制御電圧を有する第1の発
振器(52)の入力部(54)に接続されている第1入
力部(212)、第2の基準信号を受信する第2入力部
(210)、及び出力部(214)を備える第2の比較
器(208)と、第1の可変発振器(52)の入力信号
が第1、及び第2の基準信号により限定されている周波
数範囲内に存在するのを示す検出信号を、その出力部
(226)に出力する第1、及び第2の比較器(20
0、及び208)の出力部(206、及び214)の間
に設けられているオア・ゲート(220)と、前記検出
信号の存在において、ループフィルタ(46)のパラメ
ータを再初期化し得る制御手段(100)とを備える。
【0021】本発明のその他の特徴と利点は、以下の詳
細な説明と添付図面を参照することによって明らかにな
る。
細な説明と添付図面を参照することによって明らかにな
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
なお、添付図面には限定的性格の構成部分が多く含まれ
ている。従ってそれらの図面は、説明を理解しやすくす
るためにだけでなく、必要な場合は発明の限定にも役立
つように、説明の中で述べられている。
なお、添付図面には限定的性格の構成部分が多く含まれ
ている。従ってそれらの図面は、説明を理解しやすくす
るためにだけでなく、必要な場合は発明の限定にも役立
つように、説明の中で述べられている。
【0023】図1には地上TでビーコンBによって伝送
された信号FBを取得し、処理するために、人工衛星S
に搭載した受信機を使用する軌道記録装置または位置決
定装置が示されている。
された信号FBを取得し、処理するために、人工衛星S
に搭載した受信機を使用する軌道記録装置または位置決
定装置が示されている。
【0024】人工衛星Sは地球Tの周囲を回り、ドップ
ラー偏移によって影響された伝送信号FBから発するド
ップラー信号と呼ばれる信号FRを受信する。
ラー偏移によって影響された伝送信号FBから発するド
ップラー信号と呼ばれる信号FRを受信する。
【0025】次に図2を参照して説明する。
【0026】人工衛星のアンテナ2によって受信される
ドップラー信号FRは、受信手段3で増幅、周波数変更
された後、位相フィードバック制御ループPLLに伝送
される。
ドップラー信号FRは、受信手段3で増幅、周波数変更
された後、位相フィードバック制御ループPLLに伝送
される。
【0027】軌道や速度のような人工衛星の特徴に基づ
き、または内部分光分析に基づいて、ドップラー信号F
Rに含まれるドップラー偏移を人工衛星の位置に従って
評価することができる。したがって搭載装置UGEは、
受信信号FRの予測周波数に近似する設定周波数Pを、
フィードバック制御ループPLLに加える。
き、または内部分光分析に基づいて、ドップラー信号F
Rに含まれるドップラー偏移を人工衛星の位置に従って
評価することができる。したがって搭載装置UGEは、
受信信号FRの予測周波数に近似する設定周波数Pを、
フィードバック制御ループPLLに加える。
【0028】高いノイズレベルを受け、しばしば干渉信
号を伴う交差信号FE上で、フィードバック制御ループ
PLLは位相取得を行う。
号を伴う交差信号FE上で、フィードバック制御ループ
PLLは位相取得を行う。
【0029】フィードバック制御ループPLLの電気装
置には、ループPLLに先行して受信される信号の周波
数を変化させ、またループPLLの出力信号FSの周波
数を測定するために、数メガヘルツの周波数信号を発す
ることができる衛星搭載の超安定発振器OSが含まれて
いる。たとえば、出力信号FSの周波数は周波数測定手
段5によって測定される一方で、その測定結果は搭載制
御装置UGEによって処理され、人工衛星SATに伝送
される。
置には、ループPLLに先行して受信される信号の周波
数を変化させ、またループPLLの出力信号FSの周波
数を測定するために、数メガヘルツの周波数信号を発す
ることができる衛星搭載の超安定発振器OSが含まれて
いる。たとえば、出力信号FSの周波数は周波数測定手
段5によって測定される一方で、その測定結果は搭載制
御装置UGEによって処理され、人工衛星SATに伝送
される。
【0030】以下で詳細に述べるように、位相取得検出
信号ASは、制御装置UGEに送られ、フィードバック
制御ループPLLの位相設定が確立した場合に生ずる。
信号ASは、制御装置UGEに送られ、フィードバック
制御ループPLLの位相設定が確立した場合に生ずる。
【0031】信号ASに応答して、制御装置の帯域は、
ループフィルタのパラメータが連続的に変化することに
よって、徐々に低下する。
ループフィルタのパラメータが連続的に変化することに
よって、徐々に低下する。
【0032】出力信号FSはノイズと干渉信号を除去し
たドップラー信号FEのイメージであることにここで注
目すべきである。
たドップラー信号FEのイメージであることにここで注
目すべきである。
【0033】次に図3を参照して説明する。
【0034】フィードバック制御ループは、受信手段か
ら来るドップラー信号FEを受信する。既知の方法で、
信号FEの実際の周波数に合わせることのできるフィー
ドバック制御ループは、ドップラー信号FEを受信する
第1入力部6と、局所信号 OCT1 を受信する第2入力部
8と、出力部10とによって構成される入力部ミクサ4
を含んでいる。中間周波数回線が入力部ミクサ4の出力
部10と位相比較器30の入力部32の間に配置され、
その位相比較器は、超安定発振器OSから来る固定中間
周波数FIを有する第2局所信号を第2入力部34で受
信する。
ら来るドップラー信号FEを受信する。既知の方法で、
信号FEの実際の周波数に合わせることのできるフィー
ドバック制御ループは、ドップラー信号FEを受信する
第1入力部6と、局所信号 OCT1 を受信する第2入力部
8と、出力部10とによって構成される入力部ミクサ4
を含んでいる。中間周波数回線が入力部ミクサ4の出力
部10と位相比較器30の入力部32の間に配置され、
その位相比較器は、超安定発振器OSから来る固定中間
周波数FIを有する第2局所信号を第2入力部34で受
信する。
【0035】実際上、中間周波数回線は、入力部14が
ミクサ4の出力部10に接続されている、固定中間周波
数FIを中心とする狭帯域の帯域フィルタ12と、入力
部20が帯域フィルタ12の出力部16に接続されてい
る中間周波数増幅器18とによって構成されている。
ミクサ4の出力部10に接続されている、固定中間周波
数FIを中心とする狭帯域の帯域フィルタ12と、入力
部20が帯域フィルタ12の出力部16に接続されてい
る中間周波数増幅器18とによって構成されている。
【0036】中間周波数増幅器18によって、受信信号
FRのレベルの変動を補正することができ、位相比較器
30の操作点が決定される。ビーコンと人工衛星間の伝
送のS/N比を低くするために、正弦特性を備えた比較
器の使用が必要である。
FRのレベルの変動を補正することができ、位相比較器
30の操作点が決定される。ビーコンと人工衛星間の伝
送のS/N比を低くするために、正弦特性を備えた比較
器の使用が必要である。
【0037】帯域フィルタ12は例えば圧電フィルタで
あり、その中心周波数は例えば 3.125MHzで、数百H
z、例えば 570Hzの帯域幅がある。電磁信号の公称周
波数FEは例えば1.25MHzである。局所発振器 OCT1
は例えば 1.875MHzの中心周波数の周辺に設定する。
あり、その中心周波数は例えば 3.125MHzで、数百H
z、例えば 570Hzの帯域幅がある。電磁信号の公称周
波数FEは例えば1.25MHzである。局所発振器 OCT1
は例えば 1.875MHzの中心周波数の周辺に設定する。
【0038】位相干渉性の検出は、ループPLLが電磁
信号FEの実際の周波数に同調して設定された場合に、
取得状態ASを発する位相取得検出回路CDによって得
られる。
信号FEの実際の周波数に同調して設定された場合に、
取得状態ASを発する位相取得検出回路CDによって得
られる。
【0039】位相取得検出回路CDは位相比較器38を
含んでおり、その位相比較器の第1入力部40は中間周
波数増幅器20の出力部22に接続され、第2入力部4
9は、周波数FIで互いに同調するように変位させた2
つの信号を与えることのできる分周器D1を経由して安
定発振器から入力される固定局所中間周波数信号FIを
受信する。
含んでおり、その位相比較器の第1入力部40は中間周
波数増幅器20の出力部22に接続され、第2入力部4
9は、周波数FIで互いに同調するように変位させた2
つの信号を与えることのできる分周器D1を経由して安
定発振器から入力される固定局所中間周波数信号FIを
受信する。
【0040】位相比較器30の入力部信号が同調する
と、位相取得検出信号ASが発せられる。
と、位相取得検出信号ASが発せられる。
【0041】帯域フィルタFPBと閾値を備えた比較器
ECが比較器38の出力部44に接続され、比較器30
の入力部信号が同調すると、直接電圧を発する。
ECが比較器38の出力部44に接続され、比較器30
の入力部信号が同調すると、直接電圧を発する。
【0042】フィードバック回線が位相比較器30の出
力部36と入力部ミクサ4の第2入力部8との間に接続
されている。このフィードバック回線は、第1局所信号
OCT1 を発するために、可変発振器52を制御するルー
プフィルタ46を含む。
力部36と入力部ミクサ4の第2入力部8との間に接続
されている。このフィードバック回線は、第1局所信号
OCT1 を発するために、可変発振器52を制御するルー
プフィルタ46を含む。
【0043】 ループフィルタ46は第2次数に設定さ
れ、フィードバック制御ループの幅を徐々に狭めるため
の制御手段(図示せず)によって変化させることのでき
るパラメータを備えている。
れ、フィードバック制御ループの幅を徐々に狭めるため
の制御手段(図示せず)によって変化させることのでき
るパラメータを備えている。
【0044】軌道記録またはビーコン位置決定のような
例の範囲内では、次のように受信機の操作を行う。
例の範囲内では、次のように受信機の操作を行う。
【0045】最初に、たとえば局所発振器 OCT1 を 1.8
75MHzの予想周波数に設定する。次に中間周波数増幅
器20を、受信信号FRのレベルの変動補正ができるよ
うに調整する。最後に、広い帯域幅モードでループフィ
ルタ46の妥当性検査を行う。
75MHzの予想周波数に設定する。次に中間周波数増幅
器20を、受信信号FRのレベルの変動補正ができるよ
うに調整する。最後に、広い帯域幅モードでループフィ
ルタ46の妥当性検査を行う。
【0046】位相取得状態ASが得られたら、ループフ
ィルタの濾波パラメータを徐々に狭い帯域に移行するよ
うに変化させる。
ィルタの濾波パラメータを徐々に狭い帯域に移行するよ
うに変化させる。
【0047】 ところで、第2次数の帯域フィルタ12
の時定数の影響は、フィードバック制御ループPLLの
位相取得範囲を減少させ、位相取得範囲が減少すると、
この制御ループPLLの安定性の低下を生じる。さら
に、その取得範囲は、帯域フィルタ12の帯域に制限さ
れる。
の時定数の影響は、フィードバック制御ループPLLの
位相取得範囲を減少させ、位相取得範囲が減少すると、
この制御ループPLLの安定性の低下を生じる。さら
に、その取得範囲は、帯域フィルタ12の帯域に制限さ
れる。
【0048】 本出願人は、帯域フィルタ12により生
じるフィードバック制御ループの安定性の低下を弱める
ように、フィードバック制御ループの構造を改良する問
題自体を提起した。
じるフィードバック制御ループの安定性の低下を弱める
ように、フィードバック制御ループの構造を改良する問
題自体を提起した。
【0049】 この問題は、特に、フィードバック制御
ループPLLのループフィルタ46を、比例可変部70
と、積分可変部80との2つの部分に分け、比例可変部
70が帯域フィルタ12の影響を受けないようにするこ
とにより解決される。さらに、第2局所信号を与える第
2の可変発振器90を介在させるための処置を行う。
ループPLLのループフィルタ46を、比例可変部70
と、積分可変部80との2つの部分に分け、比例可変部
70が帯域フィルタ12の影響を受けないようにするこ
とにより解決される。さらに、第2局所信号を与える第
2の可変発振器90を介在させるための処置を行う。
【0050】次に図4を参照して説明する。図3を参照
して説明した受信機を構成する部分はここにも示されて
いる。
して説明した受信機を構成する部分はここにも示されて
いる。
【0051】本発明の非常に重要な特徴によれば、ルー
プフィルタ46は2つの可変部に分けられる。すなわち
位相比較器30の出力部36と第2局所信号 OCT2 を発
する第2可変発振器90の制御入力部92との間に配置
した比例可変部70と、比例可変部70と第1局所信号
OCT1 を発する第1可変発振器52の制御入力部との間
に配置した積分可変部80との、2つの部分である。
プフィルタ46は2つの可変部に分けられる。すなわち
位相比較器30の出力部36と第2局所信号 OCT2 を発
する第2可変発振器90の制御入力部92との間に配置
した比例可変部70と、比例可変部70と第1局所信号
OCT1 を発する第1可変発振器52の制御入力部との間
に配置した積分可変部80との、2つの部分である。
【0052】制御手段100は、積分可変部80のパラ
メータと同様に、比例可変部70のパラメータを徐々に
変化させる。
メータと同様に、比例可変部70のパラメータを徐々に
変化させる。
【0053】以下でさらに詳細に説明するように、ルー
プフィルタを2つに分けることの利点は、第2可変発振
器90を制御する比例可変部によって構成される制御装
置が帯域フィルタ12の影響を受けないという事実にあ
る。
プフィルタを2つに分けることの利点は、第2可変発振
器90を制御する比例可変部によって構成される制御装
置が帯域フィルタ12の影響を受けないという事実にあ
る。
【0054】本発明によれば、信号FEの周波数を再構
成することのできる出力信号FSの周波数を測定するた
めに回路64を設ける。この測定回路64にはミクサ6
5が含まれており、その第1入力部66は局所発振器5
2の出力部56に接続され、第2入力部67は局所発振
器90の出力部94に接続されている。ミクサ65の出
力部69は出力信号FSを発する。
成することのできる出力信号FSの周波数を測定するた
めに回路64を設ける。この測定回路64にはミクサ6
5が含まれており、その第1入力部66は局所発振器5
2の出力部56に接続され、第2入力部67は局所発振
器90の出力部94に接続されている。ミクサ65の出
力部69は出力信号FSを発する。
【0055】フィードバック制御ループは、信号FEの
位相が2つの局所信号OCT1 と OCT2 の間の位相差に等
しい場合に同調する。そのループが同調するとき、ミク
サ65の出力部69の出力信号FSの周波数は信号FE
の周波数に等しく、従って受信信号FRのドップラー偏
移を含む。
位相が2つの局所信号OCT1 と OCT2 の間の位相差に等
しい場合に同調する。そのループが同調するとき、ミク
サ65の出力部69の出力信号FSの周波数は信号FE
の周波数に等しく、従って受信信号FRのドップラー偏
移を含む。
【0056】図3に関連して説明した検出回路CDと実
質的に同一の検出回路58も設けられている。
質的に同一の検出回路58も設けられている。
【0057】しかしこの回路では、位相比較器38の第
2入力部42は局所発振器90の位相直角出力部91に
接続されている。
2入力部42は局所発振器90の位相直角出力部91に
接続されている。
【0058】その他、回路58の構造は回路CDと同一
である。同様にその動作も回路CDの場合と同じであ
る。即ち、回路58はその出力部62で周波数FEに対
するフィードバック制御ループの位相設定を表す検出信
号ASを発する。
である。同様にその動作も回路CDの場合と同じであ
る。即ち、回路58はその出力部62で周波数FEに対
するフィードバック制御ループの位相設定を表す検出信
号ASを発する。
【0059】次に図5を参照して説明する。この図は、
ループフィルタの2つの可変部の濾波パラメータの変動
の実施例の第1態様を詳細に表している。
ループフィルタの2つの可変部の濾波パラメータの変動
の実施例の第1態様を詳細に表している。
【0060】図4を参照して説明したような受信機の主
要構成部、即ち、入力部ミクサ4、入力部ミクサ4と位
相比較器30との間に配置された中間周波数回線、ルー
プフィルタ46、発振器52と90がここでも示されて
いる。
要構成部、即ち、入力部ミクサ4、入力部ミクサ4と位
相比較器30との間に配置された中間周波数回線、ルー
プフィルタ46、発振器52と90がここでも示されて
いる。
【0061】ループフィルタ46は2つの可変部70と
80に分れている。比例可変部70は可変利得G1 を有
する増幅器75を含み、その増幅器の入力部76は位相
比較器30の出力部36に接続され、出力部79は第2
局所発振器90の入力部92に接続されている。
80に分れている。比例可変部70は可変利得G1 を有
する増幅器75を含み、その増幅器の入力部76は位相
比較器30の出力部36に接続され、出力部79は第2
局所発振器90の入力部92に接続されている。
【0062】制御手段100は、多様な値の間で増幅器
の利得を変化させることのできる制御信号を出力部10
2で発する。
の利得を変化させることのできる制御信号を出力部10
2で発する。
【0063】この比例可変部では、パラメータの変動が
可変利得増幅器75の利得G1 の変動によって与えられ
る点に留意すべきである。その部分については、積分可
変部80は、同一構造の互いに直列に接続された2つの
可変積分器116と128によって構成されている。各
積分器には、制御手段100から来る制御信号104と
106によって変更できる複数の時定数がある。例えば
各積分器は異なる5つの時定数を備えている。
可変利得増幅器75の利得G1 の変動によって与えられ
る点に留意すべきである。その部分については、積分可
変部80は、同一構造の互いに直列に接続された2つの
可変積分器116と128によって構成されている。各
積分器には、制御手段100から来る制御信号104と
106によって変更できる複数の時定数がある。例えば
各積分器は異なる5つの時定数を備えている。
【0064】 加算器140が設けてあり、その第1入
力部142は積分器116の出力部120に接続され、
第2入力部144は積分器128の出力部132に接続
されている。加算器140の出力部146は、局所発振
器52の可変電圧を制御できる制御電圧を送る。
力部142は積分器116の出力部120に接続され、
第2入力部144は積分器128の出力部132に接続
されている。加算器140の出力部146は、局所発振
器52の可変電圧を制御できる制御電圧を送る。
【0065】可変利得増幅器の利得を変化させる順序づ
けと積分器の時定数は、以下のようである。
けと積分器の時定数は、以下のようである。
【0066】状態ASが検出回路58(図4)の出力部
で得られると、各可変部が5つの異なる値を有するかぎ
り、いくつかの段階、例えば5つの段階で広い帯域から
狭い帯域へと移行するようにパラメータが変化する。
で得られると、各可変部が5つの異なる値を有するかぎ
り、いくつかの段階、例えば5つの段階で広い帯域から
狭い帯域へと移行するようにパラメータが変化する。
【0067】第1段階で、可変利得G1 と2つの積分器
のうちの積分器の時定数とが広帯域での信号取得に対応
する設定値で初期化される。
のうちの積分器の時定数とが広帯域での信号取得に対応
する設定値で初期化される。
【0068】比例可変部が積分器を含まないと、この部
分は積分部より早い。従って第1可変発振器52が作動
する前に第2可変発振器90が作動することになる。そ
の部分については、積分部が2つの積分器を含む程度ま
でゆっくりと、比較器36の出力部で得られる位相変動
が出力信号FSの周波数と信号FEの周波数が同調する
まで第1可変発振器52の制御のために送られる。この
第1段階の終了の特徴は、取得状態ASの出現である。
分は積分部より早い。従って第1可変発振器52が作動
する前に第2可変発振器90が作動することになる。そ
の部分については、積分部が2つの積分器を含む程度ま
でゆっくりと、比較器36の出力部で得られる位相変動
が出力信号FSの周波数と信号FEの周波数が同調する
まで第1可変発振器52の制御のために送られる。この
第1段階の終了の特徴は、取得状態ASの出現である。
【0069】第2段階から第5段階まで、積分器の利得
G1 と時定数は、ループの帯域幅を狭めるために徐々に
変化する。できるかぎり速やかに最も狭い帯域幅を達成
するように、変動の振幅と時間を合わせることが望まし
い。
G1 と時定数は、ループの帯域幅を狭めるために徐々に
変化する。できるかぎり速やかに最も狭い帯域幅を達成
するように、変動の振幅と時間を合わせることが望まし
い。
【0070】次に図6を参照して説明する。この図は、
ループフィルタの2つの可変部の濾波パラメータの変動
を得る第2態様を詳細に表している。この図には、入力
ミクサ4と位相比較器30の間に配置された中間周波数
回線12と18、ループフィルタ46、2つの発振器5
2と90のような、図4と図5を参照しながら説明した
受信機の主要構成部が再び示されている。
ループフィルタの2つの可変部の濾波パラメータの変動
を得る第2態様を詳細に表している。この図には、入力
ミクサ4と位相比較器30の間に配置された中間周波数
回線12と18、ループフィルタ46、2つの発振器5
2と90のような、図4と図5を参照しながら説明した
受信機の主要構成部が再び示されている。
【0071】帯域フィルタ12の帯域は例えば 570Hz
である。位相比較器30は例えば 141 mV/rd の感度を
備えている。
である。位相比較器30は例えば 141 mV/rd の感度を
備えている。
【0072】比例可変部70は可変利得G1 を有する増
幅器75を含んでおり、その入力部76は位相比較器3
0の出力部36に接続されており、出力部79は、固定
減衰値、例えば 0.3、を有する減衰器71の入力部72
に接続されており、その減衰器は、出力部74を通じて
第2局所発振器90の入力部に接続されている。一定利
得、例えば13.6、のある増幅器77が可変利得増幅器7
5の前方に配置されることが望ましい。
幅器75を含んでおり、その入力部76は位相比較器3
0の出力部36に接続されており、出力部79は、固定
減衰値、例えば 0.3、を有する減衰器71の入力部72
に接続されており、その減衰器は、出力部74を通じて
第2局所発振器90の入力部に接続されている。一定利
得、例えば13.6、のある増幅器77が可変利得増幅器7
5の前方に配置されることが望ましい。
【0073】制御手段100は出力部102で、0.737
(広帯域)、0.234、0.110、0.055、0.034 (狭帯域)
の、5つの値の間で利得G1 を変化させることのできる
制御信号を発する。その部分について、積分可変部80
は可変利得G2 を有する増幅器82を含んでおり、その
入力部84は増幅器77と75を通じて出力信号36を
受信する。可変利得増幅器82の出力部86は固定減衰
値が0.15の減衰器110の入力部112に接続されてい
る。所定の時定数を備えた積分器116の入力部118
は、固定減衰値を備えた減衰器110の出力部114に
接続されている。積分器116の時定数は例えば 14.1
ミリ秒である。
(広帯域)、0.234、0.110、0.055、0.034 (狭帯域)
の、5つの値の間で利得G1 を変化させることのできる
制御信号を発する。その部分について、積分可変部80
は可変利得G2 を有する増幅器82を含んでおり、その
入力部84は増幅器77と75を通じて出力信号36を
受信する。可変利得増幅器82の出力部86は固定減衰
値が0.15の減衰器110の入力部112に接続されてい
る。所定の時定数を備えた積分器116の入力部118
は、固定減衰値を備えた減衰器110の出力部114に
接続されている。積分器116の時定数は例えば 14.1
ミリ秒である。
【0074】可変利得G2 を有する増幅器82は、制御
手段100から来る制御信号104によって変化できる
複数の利得を含んでいる。増幅器82は例えば、0.99
8、0.308、0.168、0.098、0.091 の、5つの異なる G2
を含んでいる。
手段100から来る制御信号104によって変化できる
複数の利得を含んでいる。増幅器82は例えば、0.99
8、0.308、0.168、0.098、0.091 の、5つの異なる G2
を含んでいる。
【0075】積分可変部80はさらに可変利得G3 を有
するもう一つの増幅器122を含んでおり、その入力部
124は積分器116の出力部120に接続されてい
る。所定の時定数を備えたもう一つの積分器128は可
変利得増幅器122の出力部126に接続されている。
固定減衰値が例えば 0.8 であるもう一つの減衰器 134
は積分器116の出力部120に接続されている。
するもう一つの増幅器122を含んでおり、その入力部
124は積分器116の出力部120に接続されてい
る。所定の時定数を備えたもう一つの積分器128は可
変利得増幅器122の出力部126に接続されている。
固定減衰値が例えば 0.8 であるもう一つの減衰器 134
は積分器116の出力部120に接続されている。
【0076】 加算器140の第1入力部142は減衰
器134の出力部138に接続されており、第2入力部
144は積分器128の出力部132に接続されてお
り、局所発振器52の可変電圧を制御できる制御電圧を
出力部146に出力する。
器134の出力部138に接続されており、第2入力部
144は積分器128の出力部132に接続されてお
り、局所発振器52の可変電圧を制御できる制御電圧を
出力部146に出力する。
【0077】可変利得G3 を有する増幅器122は、制
御手段100から来る制御信号106によって切り替え
られる。増幅器122は例えば、0.940(広帯域)、0.5
04、0.3、0.226、0.171(狭帯域)の、5つの異なる利
得G3 を有している。積分器128の時定数は例えば 1
4.1 ミリ秒である。
御手段100から来る制御信号106によって切り替え
られる。増幅器122は例えば、0.940(広帯域)、0.5
04、0.3、0.226、0.171(狭帯域)の、5つの異なる利
得G3 を有している。積分器128の時定数は例えば 1
4.1 ミリ秒である。
【0078】発振器90の感度は 500Hz/Vであり、
また発振器52の感度は5900Hz/Vである。
また発振器52の感度は5900Hz/Vである。
【0079】可変利得増幅器の利得の変動の順序づけ
は、図5を参照して説明したのと同じである。
は、図5を参照して説明したのと同じである。
【0080】次に図7を参照して説明する。この図は第
1局所発振器の揺れ範囲を制限できる検出器を表してい
る。
1局所発振器の揺れ範囲を制限できる検出器を表してい
る。
【0081】局所発振器52の揺れ範囲を制限するため
に、前記局所発振器52の入力部54に、所定の周波数
範囲内で局所発振器52の制御電圧を検出するための回
路が接続されている。検出回路によって発せられる信号
に応答して、制御手段100は、入力部電圧54が発振
器の揺れ範囲に含まれた場合には、フィードバック制御
ループの狭帯域が達成されるまで濾波パラメータの変動
を伴いつつ作動し続けるか、または入力電圧が発振器の
揺れ範囲内に含まれない場合は、取得の第1段階に戻
る。
に、前記局所発振器52の入力部54に、所定の周波数
範囲内で局所発振器52の制御電圧を検出するための回
路が接続されている。検出回路によって発せられる信号
に応答して、制御手段100は、入力部電圧54が発振
器の揺れ範囲に含まれた場合には、フィードバック制御
ループの狭帯域が達成されるまで濾波パラメータの変動
を伴いつつ作動し続けるか、または入力電圧が発振器の
揺れ範囲内に含まれない場合は、取得の第1段階に戻
る。
【0082】検出回路には比較器200が含まれてお
り、この比較器は発振器52の入力部54に接続された
第1入力部202と、第1基準信号を受信する第2入力
部204と、出力部206が含まれている。もう一つの
発振器208が設けてあり、その第1入力部210は第
2基準信号を受信し、第2入力部は発振器52の入力部
54に接続されている。
り、この比較器は発振器52の入力部54に接続された
第1入力部202と、第1基準信号を受信する第2入力
部204と、出力部206が含まれている。もう一つの
発振器208が設けてあり、その第1入力部210は第
2基準信号を受信し、第2入力部は発振器52の入力部
54に接続されている。
【0083】比較器200の出力部206と比較器20
8の出力部214は、ORゲート220の入力部222と
224とに各接続されている。ORゲート220の出力部
226は制御手段100の入力部228に接続されてい
る。
8の出力部214は、ORゲート220の入力部222と
224とに各接続されている。ORゲート220の出力部
226は制御手段100の入力部228に接続されてい
る。
【0084】入力部54での制御電圧が基準信号204
と210によって限界づけられた周波数範囲内に含まれ
る場合は、ORゲートの発する信号によって制御手段10
0は、状態ASの出現によって指示される信号FEの位
相取得が得られるまで、取得を続行できる。
と210によって限界づけられた周波数範囲内に含まれ
る場合は、ORゲートの発する信号によって制御手段10
0は、状態ASの出現によって指示される信号FEの位
相取得が得られるまで、取得を続行できる。
【0085】他方、発振器52の制御電圧が2つの基準
信号によって限定される範囲を逸脱した場合は、ORゲー
トの発する信号によって制御手段100は、上記の第1
段階の始めに戻ることになる。
信号によって限定される範囲を逸脱した場合は、ORゲー
トの発する信号によって制御手段100は、上記の第1
段階の始めに戻ることになる。
【0086】位相比較器30のオフセット電圧の自動修
正装置も設けられている。この修正装置によって、特に
位相比較器30の技術上の構成誤差を克服できる。
正装置も設けられている。この修正装置によって、特に
位相比較器30の技術上の構成誤差を克服できる。
【0087】次に図8を参照して説明する。
【0088】 修正装置300はフィードバック・ルー
プによって構成され、そのフィドバック・ループには加
算器302が含まれており、この加算器の第1入力部3
04は位相比較器30の出力部36に接続され、出力部
308は積分器310に接続されている。例えば、コン
デンサ316と、スイッチ314とにより構成されるブ
ロック化標準化回路が、積分器310の出力部と、加算
器302の第2入力部306との間に配置されている。
プによって構成され、そのフィドバック・ループには加
算器302が含まれており、この加算器の第1入力部3
04は位相比較器30の出力部36に接続され、出力部
308は積分器310に接続されている。例えば、コン
デンサ316と、スイッチ314とにより構成されるブ
ロック化標準化回路が、積分器310の出力部と、加算
器302の第2入力部306との間に配置されている。
【0089】位相ループの初期化段階で、比較器の入力
部32での信号は排除され、ブロック化標準化回路31
2は通過モードで、フィードバックループによって出力
部308が0に設定される。動作段階でドップラー信号
が比較器30の入力部32に与えられると、スイッチ3
14が開いて、コンデンサ316にオフセット修正電圧
が蓄電される。
部32での信号は排除され、ブロック化標準化回路31
2は通過モードで、フィードバックループによって出力
部308が0に設定される。動作段階でドップラー信号
が比較器30の入力部32に与えられると、スイッチ3
14が開いて、コンデンサ316にオフセット修正電圧
が蓄電される。
【図1】 地上のビーコンによって伝送された信号を取
得し処理するために、本発明による受信機を使用する衛
星搭載の軌道記録装置または位置決定装置の概略図であ
る。
得し処理するために、本発明による受信機を使用する衛
星搭載の軌道記録装置または位置決定装置の概略図であ
る。
【図2】 本発明による受信機のフィードバック制御ル
ープの電子装置の図である。
ープの電子装置の図である。
【図3】 既知の型の受信機のフィードバック制御ルー
プの概略図である。
プの概略図である。
【図4】 本発明によるフィードバック制御ループの主
要構成部分の概略図である。
要構成部分の概略図である。
【図5】 本発明によるループフィルタの濾波パラメー
タ変更の第1例の概略図である。
タ変更の第1例の概略図である。
【図6】 本発明によるループフィルタの濾波パラメー
タ変更の第2例の概略図である。
タ変更の第2例の概略図である。
【図7】 本発明による第1発振器の入力部に接続した
周波数範囲検出器の概略図である。
周波数範囲検出器の概略図である。
【図8】 本発明による静位相比較器のための誤差修正
回路の概略図である。
回路の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル ボズニアク フランス国 エフ−78340 レークレイ ースウーボア アレーデ アルシェール 18番地
Claims (8)
- 【請求項1】 未知の変動、特にドップラー偏移による
影響を受け易く、そして、ノイズ、及び干渉信号を伴い
易い既知の公称周波数(FR)を有する電磁信号の受信
機であって、 前記受信機は、 前記電磁信号を受信する手段(2、3)と、 受信された前記電磁信号の実際の周波数に同調されて設
定することが出来るフィードバック制御ループとを備
え、前記フィードバック制御 ループは、前記 受信手段(2、3)に接続されている第1入力部
(6)、第1局所信号を受信する第2入力部(8)、及
び出力部(10)を備える入力部ミクサ(4)と、 中間周波数を中心とする狭い帯域において作動し、入力
部ミクサ(4)の出力部(10)と、出力部(36)を
有し、かつ、第2入力部(34)において第2局所信号
を受信する位相比較器(30)の入力部(32)との間
に設けられている中間周波数回線と、前記 出力部(36)と、前記入力部ミクサ(4)の第2
入力部(8)との間に接続されていて、そして、前記第
1局所信号を出力する第1の可変発振器(52)を制御
するループフィルタ(46)を備えるフィードバック回
線と、 少なくとも第2次数に設定されていて、かつ、前記フィ
ードバック制御ループの帯域を徐々に狭め、そして、前
記ノイズ、及び干渉信号の濾波を強めるために変化でき
る濾波パラメータを有するループフィルタ(46)とを
備える電磁信号の受信機において、前記フィードバック制御 ループは、前記第2局所信号を
出力して、前記位相比較器(30)の第2入力部(3
4)に入力する第2の可変発振器(90)を備え、そし
て、前記 ループフィルタ(46)は、前記位相比較器(30)の 出力部(36)、及び前記第
2の可変発振器(90)の制御入力部(92)の間に接
続されていて、その利得パラメータを変えることが出来
る比例可変部(70)と、前記 比例可変部(70)の出力部(79)、及び前記第
1の可変発振器(52)の制御入力部(54)の間に接
続されていて、その濾波パラメータを変えることが出来
る積分可変部(80)と、前記 比例可変部(70)の利得パラメータ、及び前記積
分可変部(80)の濾波パラメータを、同様に徐々に変
えることが出来る制御手段(100)とを備えることを
特徴とする受信機。 - 【請求項2】 前記中間周波数回線は、 中間周波数を中心とする狭い帯域を有し、そして、前記
入力部ミクサ(4)の出力部(10)に接続されている
入力部(14)、及び出力部(16)を備える帯域フィ
ルタ(12)と、前記 帯域フィルタ(12)の出力部(16)に接続され
ている入力部(20)、及び出力部(22)を有する中
間周波数増幅器(18)と、前記 第2局所信号に対して直角位相の信号を出力する付
加出力部(91)を備える前記第2の可変発振器(9
0)とを備えることを特徴とする請求項1記載の受信
機。 - 【請求項3】 前記受信機は、位相取得検出回路(5
8)を備え、前記位相取得検出回路(58)は 、付加位相比較器(3
8)を備え、前記付加位相比較器(38)は 、前記 中間周波数増幅器(18)の出力部(22)に接続
されている第1入力部(40)と、前記第2の可変発振
器(90)の付加出力部(91)に接続されていて、前
記第2局所信号に対して直角位相の信号が入力される第
2入力部(42)と、前記位相比較器(30)の入力信
号が同調するときに、位相取得検出信号を出力すること
が出来る濾波手段(FPB)、及び閾値比較手段(E
C)に接続されている出力部(44)とを備えることを
特徴とする請求項2記載の受信機。 - 【請求項4】 前記受信機は、受信された信号の周波数
を再構成する回路(64)を備え、前記回路(64)は 、付加ミクサ(65)を備え、前記付加ミクサ(65)は 、 第1の可変発振器(52)の出力部(56)に接続され
ている第1入力部(66)と、前記第2の可変発振器
(90)の出力部(94)に接続されている第2入力部
(67)と、ドップラー偏移を有する受信信号の周波数
を出力する出力部(69)とを備えることを特徴とする
前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の受信機。 - 【請求項5】 前記比例可変部(70)は、第1の可変
利得増幅器(75)を備え、前記第1の可変利得増幅器(75)は 、前記 位相比較器(30)の出力部(36)に接続されて
いる入力部(76)と、前記第2の可変発振器(90)
の制御入力部(92)に接続されている出力部(79)
とを備えることを特徴とする前記請求項1乃至4の何れ
か1項に記載の受信機。 - 【請求項6】 前記積分可変部(80)は、その 入力部(118)が第1の可変利得増幅器(75)
の出力部(79)に接続されていて、可変時定数を有す
る第1の積分器(116)と、その 入力部(130)が前記第1の積分器(116)の
出力部(120)に接続されていて、可変時定数を有す
る第2の積分器(128)と、その 第1、及び第2の入力部(142、及び144)が
それぞれ、前記第1、及び第2の積分器(116、及び
128)の出力部(120、及び132)に接続され、
そして、その出力部(146)が前記第1の可変発振器
(52)の入力部(54)に接続されている加算器(1
40)とを備えることを特徴とする前記請求項1乃至5
の何れか1項に記載の受信機。 - 【請求項7】 前記位相比較器(30)は、前記比較器
(30)の静位相誤差の自動修正回路(300)を備
え、前記自動修正回路(300)は 、前記比較器(30)の出力部(36)に接続されている
第1入力部(304)、第2入力部(306)、及び出
力部(308)を備える加算器(302)と 、前記出力部(308)に接続されている積分器(31
0)、及び前記第2入力部(306)の間に設けられ、
そして、位相ループの初期化段階では閉止され、動作段
階ではドップラー信号が前記比較器(30)の入力部
(32)に入力されたときに開放するスイッチ(31
4)、及びオフセット電圧蓄積用コンデンサ(316)
を備えるブロック化標準回路(312)とを備える こと
を特徴とする前記請求項1乃至6の何れか1項に記載の
受信機。 - 【請求項8】 前記受信機は、前記第1の可変発振器
(52)の揺れ範囲検出器を備え、前記揺れ範囲 検出器は、 可変制御電圧を有する前記第1の発振器(52)の入力
部(54)に接続されている第1入力部(202)、第
1の基準信号を受信する第2入力部(204)、及び出
力部(206)を有する第1の比較器(200)と、 可変制御電圧を有する前記第1の発振器(52)の入力
部(54)に接続されている第1入力部(212)、第
2の基準信号を受信する第2入力部(210)、及び出
力部(214)を備える第2の比較器(208)と、前記第1の可変発振器(52)の入力信号が前記第1、
及び第2の基準信号により限定されている周波数範囲内
に存在するのを示す検出信号を、その 出力部(226)
に出力する前記第1、及び第2の比較器(200、及び
208)の前記出力部(206、及び214)の間に設
けられているオアゲート(220)と、 前記検出信号の存在において前記ループフィルタ(4
6)のパラメータを再初期化し得る制御手段(100)
とを備えることを特徴とする前記請求項1乃至7の何れ
か1項に記載の受信機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9005737A FR2661752B1 (fr) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | Recepteur d'un signal electromagnetique de frequence nominale connue susceptible d'etre affecte d'une variation inconnue, notamment par decalage doppler. |
FR9005737 | 1990-05-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05107328A JPH05107328A (ja) | 1993-04-27 |
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---|---|
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EP (1) | EP0456546B1 (ja) |
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AT (1) | ATE111610T1 (ja) |
CA (1) | CA2041459C (ja) |
DE (1) | DE69103954T2 (ja) |
DK (1) | DK0456546T3 (ja) |
ES (1) | ES2064056T3 (ja) |
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