JP2619867B2 - ハーネス保全試験器 - Google Patents

ハーネス保全試験器

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JP2619867B2
JP2619867B2 JP62015050A JP1505087A JP2619867B2 JP 2619867 B2 JP2619867 B2 JP 2619867B2 JP 62015050 A JP62015050 A JP 62015050A JP 1505087 A JP1505087 A JP 1505087A JP 2619867 B2 JP2619867 B2 JP 2619867B2
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ピー サリヴアン トーマス
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ト−マス ピ− サリヴアン
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/58Testing of lines, cables or conductors

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電磁放射線を伝送する複数のラインの導通
の保全性を測定する装置に関するものである。
より詳細には、本発明は、精巧な現代的なジェット航
空機の胴体及び翼と整合する複数のワイヤケーブルすな
わちハーネスの導通の保全性を測定する装置すなわちハ
ーネス保全試験器に関する。
(従来の技術、発明が解決しようとする問題点) 精巧な現代的な航空機の胴体及び翼は、複数のワイヤ
ケーブルと整合される。欠陥のあるケーブルの故障修理
の従来のプロセスに含まれるコストは、人員及び設備の
両方の点から、相当高い。
このために、本発明の主目的は、一般に航空機のハー
ネス及び電磁放射線伝送ラインの束の導通の保全性を試
験する改良された装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明によれば、複数の
ほぼ同一のケーブルの各々において、ケーブルを流れる
電流を間欠的に減衰させる故障を検出する保全装置が提
供される。
この保全装置では、各ケーブルが、ケーブルの長さだ
け延びる複数のラインから成っていて、第1コネクタ手
段を含む第1端部と第2コネクタ手段を含む第2端部と
を有し、前記複数のラインの各々が、前記第1と第2の
コネクタ手段で終端し、前記第1と第2のコネクタ手段
の各々が、通常、保全装置内の結合手段に取外し可能に
接続され、保全装置を使用している間は前記結合手段か
ら取り外されている。
また、前記保全装置は、移動可能な制御ユニットと該
制御ユニットから独立した移動可能な検出ユニットとか
ら成っている。
前記移動可能な制御ユニットは、(i)該制御ユニッ
トを前記ケーブルの選択された1つの前記第1コネクタ
手段に取り付けて前記制御ユニットと該選択されたケー
ブルとを接続する手段と、(ii)前記選択されたケーブ
ルの第1端部において前記ラインの各々に第1の連続評
価量の電流を順次選択的に流す制御手段であって、前記
第1の連続評価量の電流は、通常の負荷条件の下で前記
選択されたケーブルの各ラインに通常流れる電流の量と
比較して最小で、該電流が前記選択されたケーブルの第
2端部に到達したことを単に確認するよう働くに過ぎな
い制御手段と、から成っている。
また、前記移動可能な検出ユニットは、(i)前記検
出ユニットを前記選択されたケーブルの第2コネクタ手
段に取り付けて前記検出ユニットと前記選択されたケー
ブルとを接続する手段と、(ii)前記制御手段が前記選
択されたケーブルの第1端部において前記ラインの各々
に前記第1の連続評価量の電流を流すときに、前記ライ
ンの各々について前記選択されたケーブルの第2端部に
到達する電流量を測定するセンサ手段と、から成ってい
る。
前記制御手段はまた、前記選択されたケーブルの第1
端部において前記ラインの各々に第2の負荷評価量の電
流を順次選択的に流し、前記第2の負荷評価量の電流
は、通常の負荷条件の下で前記選択されたケーブルの各
ラインに通常流れる電流の量と比較して同じ程度であ
る。
さらに、前記センサ手段はまた、前記制御手段が前記
選択されたケーブルの前記第1端部の前記ラインの各々
に前記第2の負荷評価量の電流を順次流すときに、前記
ラインの各々について電圧降下情報を測定する。
また、前記第2の負荷評価量の電流が前記複数の同一
のケーブルの第1端部において前記ラインに流されると
きに、前記複数の同一のケーブルにおいて前記ラインの
各々についての予め測定された電圧降下基準情報を記憶
する記憶手段を有し、前記記憶手段は前記ラインの各々
について前記記憶された電圧降下基準情報を読み出す手
段を含む。
さらに、本発明の保全装置は、前記電圧降下情報と前
記読出された電圧降下基準情報とを比較しその比較に応
答して負荷故障認識情報を発生する比較手段を有する。
(発明の効果) 本発明によれば、ケーブルの導通の連続性を試験する
ために、通常の負荷条件の下で通常流れる電流の量と比
較して最小な第1の連続評価量の電流を流すだけでな
く、通常の負荷条件の下で通常流れる電流の量と比較し
て同じである第2の負荷評価量の電流を流し、測定した
ケーブルの電圧降下情報を予め記憶した電圧降下基準情
報と比較して負荷故障認識情報を発生しているので、確
実にケーブルの保全試験を行うことができる。しかも、
本発明の保全装置は、ケーブルの第1端部に第1連続評
価量の電流及び第2負荷評価量の電流を流す制御手段を
接続し、ケーブルの第2端部に該第2端部に到達する電
流量を測定するセンサ手段を接続し、電圧降下基準情報
を記憶しかつ読み出す手段と、読み出した電圧降下基準
情報と測定した電圧降下情報を比較して負荷故障認識情
報を発生する手段とを設けることにより構成されるの
で、従来に比べて低コストでケーブルの保全試験を行う
ことができる。
(実施例) 本発明のこの及び他の、更に他の及びより特定の目的
は、図面に関連してなされる、本発明の次の詳細な記載
から当業者に明らかである。
図面に注目すると、図面は、本発明の実施例を示す目
的で本発明の好適な実施例を描いており、これは、本発
明の範囲を制限するものではなく、第1〜5図は、宇宙
線フォトン、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外
線、マイクロ波、ラジオ波、熱及び電流のような電磁放
射線を伝送するラインの導通の保全性を試験する装置を
示している。ケーブル11は、ライン11の長さで伸びてい
る伝送ラインすなわち導電ワイヤ13、14、15、及び16を
取り囲む絶縁被覆12を含む。各ワイヤ13〜16は、第1端
部及び第2端部を有する。第1端部は、コネクタユニッ
ト17に固定されかつ該コネクタユニット17を含む。第2
の端部は、コネクタユニット18に固定されかつ該コネク
タユニット18を含む。コネクタユニット17は、典型的
に、各ワイヤ13〜16に取り付けられたピン又はピンソケ
ットを有するキャノンプラグから成る。説明上、コネク
タユニット17は、各ワイヤ13〜16に取り付けられたピン
ソケット17Aを有するキャノンプラグであると仮定す
る。コネクタユニット18も、代表的には、各ワイヤ13〜
16に取り付けられたピン又はピンソケットを有するキャ
ノンプラグから成る。説明上、コネクタユニット18は、
各ワイヤ13〜16に取り付けられたピンソケット18Aを有
するキャノンプラグであると仮定する。本発明の試験装
置の制御ユニット(CU)は、全体的に、参照符号100で
示され、そして、この制御ユニット100は、マイクロプ
ロセッサ20、スイッチングユニット21、センサユニット
22、電源23、全負荷試験用のバネ押圧式フルロードボタ
ン24、ディスプレイライト25、プッシュボタンキーボー
ド26、LED表示器27、及びコネクタ手段を保持するハウ
ジング19を含み、前記コネクタ手段は、ワイヤ11の存在
するキャノンプラグ17と確実に相互適合するように構成
されて安定した測定環境を与えるようにし及びプラグ17
と組み合されるコネクタユニットとの間の所望の接続の
連続性を二重にするようにする。ここで利用されるよう
に、語“接続の連続性”は、ラインを通って移動する電
磁放射線がピン−ピンソケット接続のような接続すなわ
ち連結を介して流れるときに生ずる電磁放射線における
損失のことを言っている。最も良い接続の連続性を提供
する接続は、放射線が接続を介して流れるときに電磁放
射線の最小の損失を生ずる接続である。制御ユニットの
コネクタ手段は、キャノンプラグ17のピンソケット17A
内に滑動自在に相互適合するように形づくられかつ寸法
を設定されたピン28を含む。各ピン28は、センサユニッ
ト22に通じるワイヤ13A、14A、15A、16Aの1つに接続さ
れている。ワイヤ13B、14B、15B、16Bは、スイッチング
ユニット21とセンサユニット22とを相互に接続してい
る。ワイヤ13A〜16Aは、それぞれ、ワイヤ13〜16からコ
ネクタ17A、28を介して制御ユニット(CU)100に入る電
磁放射線信号を受ける。ワイヤ13A〜16Aを介してセンサ
ユニット22に入る電磁放射線は、それぞれ、ワイヤ13B
〜16Bを介して存在する。
キーボード26には、通常の電話に12個のプッシュボタ
ンが付いているのと同じ方法で、12個のバネ付ボタンが
設けられている。CU100についているバネ付きボタン
は、各々通常“オフ”の位置にされている。キーボード
26のボタンを押すと、マイクロプロセッサ20への信号29
が発生する。キーボード26上の押していたボタンを放す
と、ボタンは上方向に移動して、元の“オフ”の位置に
戻る。フルロードボタン24もバネ付であって、通常は、
“オフ”の位置にされている。このボタン24を押すと、
“オン”の位置に移動する。ボタン24を押している指を
離すと、このボタンは上方向に移動して“オフ”の位置
に戻る。ディスプレイライト25には赤色の漂遊信号指示
灯30、緑色の電力存在指示灯31、及び黄色の連続指示灯
32が備わっている。このディスプレイライト25はマイク
ロプロセッサ20によって制御される(33)。フルロード
ボタン24を押して2秒間そのままにすると、信号34がマ
イクロプロセッサ20に送られる。LED表示器27はマイク
ロプロセッサ20からの命令で文字・数字を表示する。電
源23はCU100のハウジング19の内側に内部で取り付けら
れた電池であるのが望ましい。しかし、電源は、適当な
内部又は外部電源によってCU100に供給される。マイク
ロプロセッサ20は、電源23内の監視回路から信号36を受
け取って、電源23の動作状態及びスイッチングユニット
21にマイクロプロセッサ20の必要とする電力量を伝送す
る能力を示す。マイクロプロセッサ20は、電源23がスイ
ッチングユニット21に伝送する(37)電力量を制御する
(38)。特定のワイヤ13〜16を選択して、キーボードの
適当なボタンを押すことで連続試験すると、マイクロプ
ロセッサ20はスイッチングユニット21に命令し(39)、
電源から伝送された(37)電力が、スイッチングユニッ
ト21を介して、キーボード26で選択されたワイヤ13〜16
に与えられる。センサユニット22は、ワイヤ13〜16に沿
って伝わる電磁放射線の性質又はその量を示す物理特性
や性質を示すデータをマイクロプロセッサ20に与える
(40)。
本発明の試験装置の検出ユニット(DU)は、参照番号
200で一般的に示されていて、マイクロプロセッサ50、
センサユニット52、全負荷試験用のバネ付フルロードボ
タン54、ディスプレイライト55、プッシュボタンキーボ
ード56、LED表示器57、及びワイヤ11のキャノンプラグ1
8と確実に結合して測定条件を安定にしてプラグ18との
所望の連続性の接続を与えるコネクタ手段を備えてい
る。検出ユニット(DU)200のコネクタ手段は、キャノ
ンプラグ18のピンソケット18Aに滑らか結合するように
形成されたピン59が設けられている。ピン59は各々セン
サユニット52につながっているワイヤ13C、14C、15C、1
6Cの1本と接続されている。ワイヤ13C、14C、15C、16C
は、ワイヤ13〜16からコネクタ18、59を介してDU200に
入る電磁放射線をそれぞれ受けとる。ワイヤ13C〜16Cを
介してセンサユニット52に入る電磁放射線は、ワイヤ13
D〜16Dをそれぞれ介してセンサユニット52を出る。ワイ
ヤ13D〜16Dはセンサユニット52とスイッチングユニット
69とを相互接続する。マイクロプロセッサ20はスイッチ
ングユニット69を制御する(70)。キーボード56は、通
常のプッシュボタン電話器についている12個のボタンと
同じ方法で表示された12個のバネ付ボタンを有してい
る。DUプッシュボタンは、それぞれ通常“オフ”の位置
にある。キーボード56のプッシュボタンを押すと、マイ
クロプロセッサ50への信号60が発生する。キーボード56
のプッシュボタンから手を離すと、ボタンは上方に移動
して元の“オフ”位置に戻る。フルロードボタン54もバ
ネ付きであって、通常“オフ”の位置にある。ボタン54
を押すと、移動して“オン”の位置になる。このボタン
54を押している指を離すと、ボタンは上方に移動して通
常の“オフ”の位置に戻る。ディスプレイライト55は、
赤色の漂遊信号指示灯61、緑色のフルロード指示灯62、
及び黄色の連続指示灯63を備えている。ディスプレイラ
イト55はマイクロプロセッサ50によって制御される(6
8)。フルロードボタン54を押して2秒間そのままにす
ると、信号64がマイクロプロセッサ50に送られる。LED
表示器57は、マイクロプロセッサ50から命令65を受け取
ると、文字・数字を表示する。特定のワイヤ13〜16を選
択して、キーボード56に適当な入力をすることで試験を
すると、マイクロプロセッサ50は、センサユニット52か
ら信号66を受け取って、ワイヤ13〜16を介して通過する
電磁放射線の量又は質の特性を示す量又は他の物理的特
性を示す。
第1図ないし第2図に示す本発明の装置の動作が、以
下のテーブルIないしIIIに詳細に説明されている。テ
ーブルIないしIIIに記述される修理の手続きを行うた
めに、第1図から第3図のケーブル11は、少なくとも一
つの隔壁コネクタ67を含んでおり、キャノンプラグ17を
含む第1端部と、キャノンプラグ18を含む第2端部を有
する現在の航空機に使用されるものと仮定される。
テーブルIないしIIIの試験を行う前に、キャノンプ
ラグ17、18は、航空機内の結合コネクタから外され、第
1図に示される様にそれぞれCU100およびDU200のコネク
タ手段に接続される。航空機内のプラグ17、18の接続コ
ネクタは通常コンピュータまたはLRUに関連している。C
U100およびDC200内のコネクタ手段は航空機の結合コネ
クタと本質的に同じであり4つのピンを含んでいる。こ
れらピンは各々プラグ17またはプラグ18の4つのピンソ
ケットの一つとスライドして嵌まり、プラグ17、18との
接続がなされ。プラグ17、18は、ワイヤ13〜16からの放
射線がピン−ピンソケット結合を通過してCU100またはD
U200内へのまたはそこから伝送された際に、連続性の高
い接続を与え、電磁放射線損失が最小になる。
テーブルIないしIIIにおいて、CUのLED表示器27およ
びDUのLED表示器57上の英数字表示が参照される。これ
らの表示の意味は以下の通りである。表示 意 味 PT ピン テスト DS デッド ショート SS 漂遊(ストレイ)信号 SP 信号存在 FL 全負荷(フルロード) 数字が表示器内に表される場合は、この数字は特定の
文字表示と関係している。文字表示は常に数字表示をと
もなって発生する。例えば、「PT13」はワイヤ13が試験
されていることを意味し、「SS 14」はワイヤ14上に漂
遊信号(ショート)があることを意味し、「SP 15」は
ワイヤ15上に信号があることを意味する。
テーブルI 第1図のケーブル11の試験手続き。ワイヤ13〜16は結
線、ワイヤ14はワイヤ13と短絡(ショート)。
ステップ1 ワイヤ13を試験するために「1」および「3」のボタ
ンはCU100のキーボード26上で順次押される。「1」お
よび「3」のボタンが押された時、信号29はマイクロプ
ロセッサ20によって受信される。このマイクロプロセッ
サ20は、電源23に、小電流、典型的には3から30ミリア
ンペア(ma)、をスイッチングユニット21に送る(37)
よう命令する(38)。マイクロプロセッサ20は、同様
に、スイッチングユニットに、ワイヤ13B上に小電流を
流すことを命令する(39)。ユニット21によってワイヤ
13Bに送られた信号はユニット22、ワイヤ13A、コネクタ
28、17Aを通り、ワイヤ13に送られる。
ステップ2 ワイヤ13を試験する手続きの一部として、検出ユニッ
ト(DU)200のキーボード56上でボタン「1」と「3」
が順次押される。ボタン「1」と「3」が押されると、
信号60はマイクロプロセッサ50に受信される。CU100に
よってワイヤ13に向けられた小電流はワイヤ13に沿って
伝送され、コネクタ18A、59を通り、センサユニット52
に入る。ワイヤ13とワイヤ14が短絡していると、ワイヤ
13からの信号がワイヤ14、コネクタ18A、59を通って、
ワイヤ14Cおよびセンサユニット52に入ることが可能に
なる。ワイヤ14を通過する信号はコネクタ17A、28を通
してワイヤ14Aおよびセンサユニット22に入る。センサ
ユニット52からマイクロプロセッサ50への信号66は、小
電流がワイヤ13Cおよび14Cを通して流れており、電流が
ワイヤ15Cおよび16Cを通して流れていないことを示す。
CU100のセンサユニット22はマイクロプロセッサ20に、
微小電流がワイヤ13A、14Aを通して流れており、ワイヤ
15Aおよび16Aを通して電流が流れていないことを伝える
(40)。このデータを受け取った後、マイクロプロセッ
サ20および50はLED表示器27、57にそれぞれ指示し(3
5、65)、ディスプレイライト25、55に以下に示す様に
表示するように指示する(33、68)。
a.制御ユニット(CU)100の表示: (1)LEDの表示器は順次“PT13"、“SS14"と表示す
る。ワイヤ15Aと16Aとを流れる電流をセンサユニット22
が検出していないのでワイヤ15と16についての表示はな
い。
(2)ワイヤ14Aを介して制御ユニットCUが信号を受け
ているので赤色の指示灯30がついている。マイクロプロ
セッサ20はワイヤ13が試験されていることを知ってい
る。従って、センサユニット22がワイヤ14Aを流れる電
流を検出するとき、マイクロプロセッサ20は、ワイヤ14
Aに漂遊信号があることを知り、そしてワイヤ14がワイ
ヤ13と短絡していることを知る。従ってマイクロプロセ
ッサ20は赤色の指示灯をつけるようにする。
(3)内部電源23は、マイクロプロセッサ20へ、電源23
が適正作動状態にあり、そして3ないし30ミリアンペア
の小さい電流をスイッチングユニット21へ送っているこ
とを知らせる(36)ので、緑色の指示灯31がついてい
る。
(4)ワイヤ13とその他のワイヤの一つとの間でキャノ
ンプラグ17に内蔵のジャンパコネクションがないので黄
色の指示灯32は消えている。例えば、ワイヤ13とワイヤ
15との間にでも内蔵のジャンパーコネクションがあった
としたら、この情報はマイクロプロセッサ20にプログラ
ムされて、マイクロプロセッサは電流がワイヤ13Aを流
れたとき電流がワイヤ15Aを通るという指示40をセンサ
ユニット22から受取るとき、 (a)黄色の指示灯32に点灯するよう命令し(33)、そ
して (b)LEDの表示器27に順次“PT13"、“SS14"、“SP15"
を表示するよう命令する(35)。
(5)フルロードボタン24は、全負荷試験が行なわれて
いないので、オフの位置にある。
b.検出ユニット(DU)200の表示: (1)LED表示器57は、順次“SP13、SS14"と表示する。
ワイヤ15Cと16Cを流れる電流をセンサユニット52が検出
しないのでワイヤ15、16についての表示はない。
(2)センサユニット52がワイヤ14Cの電流を検出して
いるので赤色の指示灯61はついている。マイクロプロセ
ッサ50はワイヤ13が試験されていることを知っている。
従って、センサユニット52がワイヤ14Cの電流を検出す
ると、マイクロプロセッサ50はワイヤ14に漂遊信号があ
ることを知り、そしてワイヤ14がワイヤ13と短絡してい
ることを知る。マイクロプロセッサ50は赤色の指示灯61
をつける。
(3)ワイヤ13Cにおいて信号がセンサユニット52によ
って検出されるので、黄色の指示灯63が点灯する。セン
サユニット52がマイクロプロセッサ50に、符号66で示し
たようにワイヤ13Cに電流が流れていることを指示し、
マイクロプロセッサ50は、黄色の指示灯63に点灯指令を
発する。指示灯63は、検査されているワイヤに信号が存
在するとき、点灯する。
(4)緑色の指示灯62は、全負荷試験が行なわれていな
いので、消灯する。
(5)全負荷試験が行なわれていないので、フルロード
ボタン54は“OFF"位置にある。DU200上の赤色の指示灯6
1が点灯すると、マイクロプロセッサ50は、ワイヤ13D〜
16Dへ負荷すなわち抵抗を与え、ワイヤに比較的大きな
電流を流してワイヤの耐負荷容量を試験することをスイ
ッチングユニットに指示しないことにより、DU200が全
負荷試験を行うことを禁止する。赤色の指示灯61が点灯
した場合には、フルロードボタン54が“ON"位置に押さ
れたときさえ、マイクロプロセッサ50は、全負荷試験が
行なわれることを禁止する。
結果 上述の事項に基づき、本発明の試験装置を使用する技
術者は、ワイヤ14がワイヤ13と短絡していること、およ
びワイヤ13および14が最小限の導通の連続性を有し、そ
れらが断線していないことを知る。
その後の保守手続き この保守手続きは、まずケーブル11を取外し、短絡し
ている場所を隔離するため、ケーブルの他の部分にCUま
たはDUを接続する、例えば、ケーブル11を隔壁コネクタ
67において切り離し、DU200をキャノンプラグ18から取
り外し、そのDU200を隔壁コネクタ67Aに接続する。その
後ワイヤ13の試験を繰り返して行なう、すなわち、キー
ボード26および56上の「1」および「3」のボタンを押
した後に、ケーブル11の種々の点を動かし、短絡箇所を
突き止めるよう試みる。ケーブル11の短絡箇所の付近を
動かすと、ワイヤ14は、瞬間的にワイヤ13から離れ、こ
れによって電流がワイヤ13からワイヤ14を通って流れな
くなる。結果的にワイヤ14Cへ電流が流れなくなると、
その旨をセンサユニット52がマイクロプロセッサ50に知
らせ、マイクロプロセッサ50が、符号68で示すように赤
色指示灯61の消灯を指示する。ケーブル11の特定の位置
を動かしたときに赤色指示灯61が消灯すると、それによ
り、CUおよびDUを使用している技術者は、短絡の箇所を
知ることとなる。
注記 試験されているワイヤの番号がCU100またはDU200のキ
ーボードに打ち込まれると、この情報はマイクロプロセ
ッサ20および50のメモリにそれぞれ記憶され、そしてそ
のワイヤには、小さな電流、または、全負荷試験のとき
には比較的大きな電流が流される。CU100は、他のワイ
ヤの新しい番号がキーボード26に打ち込まれた後にの
み、該他のワイヤに電流を流す。
ステップ3 CU100のキーボード36上の「1」および「5」のボタ
ンが続けて押される。このように「1」および「5」の
ボタンが押されたときには、マイクロプロセッサ20は、
信号29を受けて、ワイヤ15が試験中にあることを知り、
符号38に示すように、電源23に命令を出して、符号37で
示すような小さな電流(典型的には、3から30ミリアン
ペア(ma))をスイッチユニット21に流す。マイクロプ
ロセッサ20はまた、スイッチユニット21に命令を出し
て、ワイヤ15Bに小さな電流を流す。ユニット21によっ
てワイヤ15Bに供給されるこの信号は、センサユニット2
2、ワイヤ15A、コネクタ28および17Aを経てワイヤ15に
供給される。
ステップ4 検出ユニット(DU)200のキーボード56上の「1」お
よび「5」ボタンを順次に押す。これらの「1」および
「5」ボタンを押すと、マイクロプロセッサ50は信号60
を受取り、ワイヤ15が試験されていることを確認する。
CU100のスイッチングユニット21によってワイヤ15に供
給された小電流は、このワイヤを流れ、コネクタ18Aお
よび59を通って、センサユニット52に至る。このセンサ
ユニット52からマイクロプロセッサ50に供給される信号
66は、ワイヤ15Cを小電流が流れているが、ワイヤ13C、
14Cおよび16Cには電流が流れていないことを意味してい
る。CU100のセンサユニット22からマイクロプロセッサ2
0に送られる情報は、ワイヤ15Aに小電流が流れている
が、ワイヤ13A、14Aおよび16Aには電流が流れていない
ということである。前述したデータを受け取ると、マイ
クロプロセッサ20および50は、符号35、36、65で示すよ
うにLED表示器27および57をそれぞれ制御して、以下に
述べるように表示を行わせる。
a.制御ユニット(CU)の表示 (1)LED表示器27は順次にPT15を表示する。ここで、
ワイヤ13、14および16に関する表示情報はない。これ
は、センサユニット22によってこれらのワイヤを流れる
電流が検出されないからである。
(2)赤色の指示灯はオフ状態にある。これは、センサ
ユニット22によって、ワイヤ15以外のワイヤにおける電
流が検出されないからである。マイクロプロセッサ20
は、ワイヤ15が試験され、電流を伝達しているはずであ
ることを認識している。
(3)緑色の指示灯31はオン状態にある。
(4)黄色の指示灯32はオフ状態にある。これは、ワイ
ヤ13とその他のワイヤとの間のキャノンプラグ17内に
は、ジャンパコネクションが内蔵されていないからであ
る。
(5)フルロードボタン24は、オフ位置にある。
b.検出ユニット(DU)200の表示 (1)LED表示器57は順次にSP15を表示する。ワイヤ1
3、14および16に関する表示情報はない。これは、セン
サユニット52によって、ワイヤ13C、14Cおよび16Cを流
れる電流が検出されないからである。センサユニット52
は符号66で示すように、ワイヤ13C、14Cおよび16Cを流
れる電流が存在しないことを、マイクロプロセッサ50に
知らせる。従って、マイクロプロセッサ50によってLED
表示器57は駆動されず、ワイヤ13、14および16に関する
情報の表示は行われない。
(2)赤色の指示灯61はオフ状態にある。これは、セン
サユニット52によってワイヤ13C、14Cおよび16Cを流れ
る電流が検出されないからである。センサユニット52か
ら、マイクロプロセッサ50に提供される情報は、ワイヤ
13C、14Cおよび16Cを流れる電流が存在しないというこ
とである。従って、LED表示器57はマイクロプロセッサ5
0によって駆動されず、ワイヤ13、14および16に関する
いかなる情報も表示しない。
(3)黄色の指示灯63は、ワイヤ15Cの電流がセンサユ
ニット52により検出されるよう発光する。センサユニッ
ト52がマイクロプロセッサ50に対し電流がワイヤ15Cに
存在する事を指示すると、マイクロプロセッサ50は試験
中のラインに信号がある時に指示灯63を発光させるよう
指令する。
(4)緑色の指示灯62が消えている。
(5)フルロードボタン54はオフ位置にある。
結果 ステップ3、4の後の上記した表示に基づき本発明の
試験装置を利用している技術者はワイヤ15がワイヤ13、
14、16とは短絡しておらず且つこのワイヤ15は少く共僅
かな度合をもってどこかと導通している即ちワイヤ15が
完全には断線していない事を知る。
その後の保守手続き ステップ5〜8の以下の全負荷試験を行なう。
ステップ5 キーボードの“#”ボタンを押す。“#”ボタンはマ
イクロプロセッサ20がワイヤ15に対し全負荷試験をさせ
るために押すものである。
ステップ6 フルロードボタン24を押し“オン”位置にこれを保持
する。“#”ボタンとボタン24とが押された後は、マイ
クロプロセッサ20は信号29、34を受け、“#”ボタンが
押されており、ボタン24が“オン”位置に保持されてい
る事を検証する。次にマイクロプロセッサ20は電源23に
対しスイッチングユニット21が大電流、代表的には3〜
10Aの電流を供給すべき事を指令する。又、マイクロプ
ロセッサ20はスイッチングユニット21が電源23からワイ
ヤ15Bに電流を流す事を指令する(39)。ワイヤ15Bの信
号はセンサユニット22、ワイヤ15A、コネクタ28及び17A
を経てワイヤ15へと至る。この電流信号はワイヤ15を経
てDU200へと進む。
ステップ7 キーボードの“#”ボタンを押す。このボタン“#”
はマイクロプロセッサ50がワイヤ15に対し全負荷試験を
行わせるために押される。
ステップ8 フルロードボタン54を押しこれを“オン”位置に保持
する。“#”ボタンおよびボタン“54"が押された後は
マイクロプロセッサ50が信号60、64を受け、“#”ボタ
ンが押された事、そしてボタン54が“オン”位置に保持
されている事を検証する。次にマイクロプロセッサ50は
適当な負荷(抵抗)をワイヤ15Dに設ける様にスイッチ
ングユニット69に指令し(70)、ワイヤ15の全負荷試験
が出来る様にする。
ステップ5〜8の後、マイクロプロセッサ20及び50は
LED表示器27及び57夫々に指示し(35、及び65)、そし
てディスプレイライト25、55をして下記を表示する様指
示する(33、68)。
a.制御ユニット100の表示: (1)LED表示器27が順次に“FL15"を表示する。
(2)赤色の指示灯30がオフされる。
(3)緑色の指示灯31がオンされる。
(4)黄色の指示灯32がオフされる。
(5)フルロードボタン24が“オン”位置にある。
b.検出ユニット(DU)200の表示: (1)LED表示器57が順次に“FL15"を表示する。
(2)赤色の指示灯61が消灯。
(3)黄色の指示灯63が点灯。
(4)全負荷試験が行なわれていてワイヤ15に全負荷が
課せられているので、緑色の指示灯が点灯。センサユニ
ット52がワイヤ15の両端の電圧を決定。若し、例えば、
CU100がワイヤ15に24ボルトを発生するに充分な電流を
導くようにプログラムされると、DUマイクロプロセッサ
50は、コネクタ28および17A、隔壁コネクタ67、コネク
タ18Aおよび59における電圧降下を考慮に入れて、この
情報をそのメモリ内に保持して、センサユニット52が24
ボルトより若干低い電圧を検出することを期待する。若
し、センサユニット52が期待された電圧よりも低いワイ
ヤ15の両端の電圧を検出すると、マイクロプロセッサは
指示灯62を発光させることを命令しない。
(5)フルロードボタン54は“オン”位置にある。
結果 上記ステップ5〜ステップ8の結果に基いて、専門技
術者は、ワイヤ15はその全長に沿って期待された導通の
連続性を有すること、すなわちワイヤ15に沿って緩い隔
壁接続または他の緩い接続は存在しないことを知る。
その後の保守手続き 残りの幾つかのワイヤの試験を続行する。ワイヤ16は
ワイヤ15に対する上記ステップ3〜ステップ8に記載し
たのと同じ方法で試験されて同様な結果が得られるであ
ろう。ワイヤ16の全負荷試験は、ワイヤ16がその全長に
沿って期待された導通の連続性を有することを確証する
であろう。
テーブルII 第2図のケーブル11の試験手続き。
ワイヤ14〜16は結線、ワイヤ13は断線、ワイヤ14はワイ
ヤ13と短絡。
ステップ1 このステップはテーブルIにおけるステップ1と同一
である。
ステップ2 このステップは、ワイヤ13が断線しているのでCU100
によってワイヤ13に導かれる電流がDU200のワイヤ13Cに
到達せず、またセンサユニット52からDUマイクロプロセ
ッサ50に供給される信号66がワイヤ14Cを通して小さい
電流が流れておりワイヤ13C、15Cおよび16Cを通して電
流が流れていないことを示すことを除いて、テーブルI
におけるステップ2と同一である。直ぐ上に述べたステ
ップ1およびステップ2の後のCU100およびDU200の表示
は、 DU200において: (1)LED表示器57が順次に“SS14"を表示する。
(2)黄色の指示灯63が消灯することを除いて、テーブ
ルIにおけるステップ1およびステップ2の後のCUおよ
びDUの表示と同一である。
結果 上記の表示を基にして、本発明の試験装置を使用した
技術者は、ワイヤ14がワイヤ13に短絡したこと、ワイヤ
14の導電率が最低になってはいるが断線してはいないこ
と、及びワイヤ13が断線していることを知ることができ
る。
その後の保守手続き その後の保守手続きはステップ1及び2後におけるテ
ーブルIに示したのと同じである。
ステップ3〜8 ステップ3〜8はテーブルIのものと同じである。テ
ーブルIIにおける、ステップ3〜8のCU100及びDUの表
示、結果、その後の保守手続きは、テーブルIのステッ
プ3〜8のものと同じである。
注記 大地への短絡が生じた場合、CU100のマイクロプロセ
ッサ20がワイヤの試験を自動的に停止する。例えば、ワ
イヤ16が大地に短絡してボタン“1"及び“6"がキーボー
ド26で押された場合、マイクロプロセッサ20は、スイッ
チングユニット21に対し電源23からワイヤ16Aに電流を
流すように指令する。電流が100mAを超える場合は、マ
イクロプロセッサ20がワイヤ16の試験を停止する。マイ
クロプロセッサ20が、完全短絡のために試験を停止する
と、CU100の表示器は、 a.順次、LED表示器27が、“DS 16"となり(DSは完全短
絡を示す)、 b.赤色の指示灯30が消灯し、 c.緑色の指示灯31が点灯し、 d.黄色の指示灯が消灯し、 e.フルロードボタン24がオフ位置になる。
ワイヤ13〜16のうち一本が他のワイヤに短絡した場合
のように、ワイヤ13〜16が大地へ短絡すると、マイクロ
プロセッサ20は全負荷試験を禁止する。
テーブルIII ケーブル11の試験手続き。
ワイヤ13〜16は断線。
ステップ1 ステップ1は、テーブルIのステップ1と同じであ
る。
ステップ2 試験者は、DU200から出ているワイヤを把持し、その
ワイヤをCU100から出ているワイヤに接触させる。試験
者は、DU200およびCU100から出ているワイヤの断線した
端部しか見ることができず、それらワイヤがどれなのか
を見分ける方法が知らない。この説明では、試験者は、
DU200から出ているワイヤ14を把持し、そのワイヤ14をC
U100から出ているワイヤ13に接触させたと仮定する。
ステップ3 検出ユニット(DU)200のキーボード56の「1」およ
び「3」のボタンを、順次押圧する。「1」および
「3」のボタンが押圧される時、CU100によってワイヤ1
3に流れる小さな電流は、CU100から出ているワイヤ13に
そって流れコネクタ18Aおよび59を通して、DU200から出
ているワイヤ14へ流れ且つセンサユニット52へ流れる。
センサユニット52からDUマイクロプロセッサ50への信号
66は、ある小さな電流がワイヤ13C、15Cおよび16Cに流
れていることを示す。CU100のセンサユニット22は、あ
る小さな電流がワイヤ13Aに流れており、ワイヤ14A〜16
Aには電流が流れていないことを、ワイヤ40を通して、
マイクロプロセッサ20に指示する。前述したデータを受
けた後、マイクロプロセッサ20および50は、ワイヤ35、
65を通して、LED表示器27、57にそれぞれ指示し、且つ
ライン33、68を通して、ディスプレイライト25、55に指
示して、下記に示すような表示を行わせる。
a.制御ユニット(CU)100の表示 (1)LED表示器27は、順次に“PT15"を示す。
(2)赤色の指示灯30は、オフである。
(3)緑色の指示灯31は、オンである。
(4)黄色の指示灯32は、オフである。
(5)フルロードボタン24は、オフ位置にある。
b.検出ユニット(DU)200の表示 (1)LED表示器57は、順次に、“SS14"を示す。
(2)赤色の指示灯61は、オンである。
(3)黄色の指示灯63は、オフである。
(4)緑色の指示灯62は、オフである。
(5)フルロードボタン54は、オフ位置にある。
結果 CU100およびDU200の表示に基づいて前述したステップ
4に従って、試験者は、自分が触ったCUワイヤがワイヤ
13であり、CUワイヤ13に接触したDUワイヤがワイヤ14で
あったことを知る。
その後の保守手続き 試験者は、制御ユニット100から出ているワイヤ13に
印を付し、検出ユニット200から出ている。ワイヤ14に
印を付す。
ステップ4 キーボード26およびキーボード56の両方におけるボタ
ン「1」および「4」を順次押圧する。そして、DU200
から出ているワイヤ14を、LED表示器57に表示“SP14"が
表れるまで、CU100から出ている残りの識別されていな
いワイヤに接触させる。表示器57に“SP14"が表れる
時、DU200から出ているワイヤ14がCU100から出ているワ
イヤ14に接触させられたことになる。試験者は、CU100
から出ているワイヤ14に印を付す。
ステップ5 キーボード26およびキーボード56の両方におけるボタ
ン「1」および「5」を順次に押圧する。そして、DU20
0から出ているワイヤ14を、表示器57に表示“SS14"が表
されるまで、CU100から出ている残りの識別されていな
いワイヤに接触させる。表示器57に「SS14」が表れる
時、DU200から出ているワイヤ14がCU100から出ている。
ワイヤ15に接触させられたことになる。試験者は、CU10
0から出ている。ワイヤ15に印を付し、また、CU100から
出ている。残りのワイヤをワイヤ16として印を付す。
ステップ6 CU100からのワイヤ15を、DU200から出ている残りの識
別されていないワイヤに接触させて、これらのワイヤを
識別する。前述した説明から当業者には理解しうるよう
に、ワイヤ15をDU200から出ている残りの識別されてい
ないワイヤの一つに接触させる毎に、次のような表示の
うちの一つがLED表示器57に表れる:「SP15」、「SS1
4」、または「SS16」。DU200から出ている残りのワイヤ
の各々には、それが識別されるときにその印を付す。
ステップ7 CU100から延長するワイヤ14をDU200から出ているワイ
ヤ14に接続し、CU100から出ているワイヤ15をDU200から
出ているワイヤ15に接続し、CU100から出ているワイヤ1
6をDU200から出ているワイヤ16に接続し、CU100から出
ているワイヤ13をDU200から出ているワイヤ13に接続す
る。ワイヤを接続した後、各ワイヤに全負荷を加えてそ
れらワイヤが所望の導通の連続性を有していることを確
かめる。
CU100とDU200は在庫の電子部品から構成することもで
き、また、しばしばキャノンプラグ17、18の大きさによ
っては、携帯できるような大きさにすることもできる。
CU100とDU200の組み合わせは、ある電流と電圧を通すよ
うに構成され、かつ特定の形状と大きさのキャノンプラ
グ或いは他のコネクタ手段を有するケーブルを試験する
のに構成されることを理解されたい。CUとDUのコネクタ
28、29は、ケーブルのキャノンプラグ或いは、他のコネ
クタ手段と容易に組み合わせるように構成され、適正な
導通の連続性を有するケーブルCUとケーブルDUインター
フェースを与える。ケーブルに特有の構造および他の情
報、たとえば、ワイヤ間の備え付けジャンパの存在など
は、CU100とDU200に設けられるマイクロプロセッサのな
かにプログラムされる。
電磁放射線を伝送するのに使用される伝送線は図面及
びテーブルIないしIIIにおいては、導通ワイヤとして
記載されているが、この線は、他の形式のエネルギーを
運ぶのに適するように構成することもできる。例えば、
伝送線12は、光を通す光ファイバケーブルとすることも
でき、また熱波あるいは高周波を通す中空チューブとす
ることもできる。
CU100及びDU200を、本発明に従って機能させるために
は、必ずしも、マイクロプロセッサに含める必要ない。
CU100は、バッテリあるいは、他の電力源に試験される
ラインすなわちワイヤを接続する機械スイッチを備えて
いる。DU200は、試験されるラインすなわちワイヤを適
当な負荷及び表示灯に出来る機械スイッチを備えること
ができる。DUは、信号が試験されるラインを通してDUに
より送られたとき、そのラインの中に電流が存在してい
るかどうかきめるためにケーブルの中の各ワイヤを個々
にチェックし或いは、同時にモニタする手段を含む。た
とえば、第4図において、マイクロプロセッサ20、LED
表示器、及びキーボード26は省略することができる。ス
イッチングユニット21は、試験されるワイヤ13〜16へ回
転されたとき、電力源からの電流を、試験されるワイヤ
にだけ流す機械スイッチを含むことができる。センサユ
ニット22には、試験されるワイヤ以外の任意のワイヤに
電流を流し(90)、漂遊信号指示灯30を点灯するスイッ
チを設けることもできる。指示灯30の代わりに、各ワイ
ヤ13〜16に連結される指示灯を設けることもでき、これ
によって、漂遊信号を通す特定のワイヤを識別すること
ができる。各ワイヤの表示灯は、電流がそのワイヤを通
過したとき、点灯する。第5図において、マイクロプロ
セッサ50と、LED表示器57とキーボード56は、省略する
ことができる。スイッチングユニット69には、試験され
るワイヤへ回転されたとき、試験されるワイヤを流れる
電流を黄色の連続指示灯63へ流して(91)、その指示灯
を点灯する機械スイッチを設けることができる。センサ
ユニット52には、試験されるワイヤ以外の任意のワイヤ
に電流を発生させて、その電流を漂遊信号指示灯61に流
す(92)機械スイッチを設けることができる。表示灯61
の代わりにあるいは、これに加えて、各ワイヤ13〜16に
接続される表示灯を設けることができ、これによって、
その漂遊信号を送っている特定のワイヤを同定すること
ができる。各ワイヤに対する表示灯は、電流がそのワイ
ヤを流れたとき点灯する。
必要ならば、CUマイクロプロセッサ20からDUマイクロ
プロセッサ50に対しそのCUにおいて試験されているワイ
ヤの識別性あるいは、その他の情報を送る手段を設ける
ことができる。
上記のように、全負荷試験の間、DUマイクロプロセッ
サ50は、センサユニット52をモニタする。センサユニッ
ト52は、試験されるワイヤの電圧を検出する。マイクロ
プロセッサ50は、必要であれば、LED表示器57が試験さ
れているワイヤの電圧あるいは、電圧降下の何れかを表
示するようにプログラムしておくこともできる。ユーザ
は、航空機の他の機械あるいは、装置が正常に機能して
いる場合あるいは、新しい場合には、CU100及びDU200を
その装置の各ケーブルのワイヤの電圧降下や他の測定可
能な特性を決定するのに使用することができる。この
「電圧降下校正準備データベース」は、その航空機の保
守記録に残される。後に、航空機の故障あるいは、定期
的な保守作業によって再測定すべきワイヤの電圧降下が
必要になったときにはその新しい測定値は、ワイヤの電
圧降下校正基準データと比較される。この新しいデータ
と電圧降下校正基準データとの比較は、航空機の適正な
保守に対して重要であり、故障処理及びケーブルのキズ
の早期発見に大いに貢献する。さらに、ケーブルのキズ
は、ケーブルの初期試験でしばしば検出され、電圧降下
校正基準データベースを作り出す。
本発明は、当業者が容易に理解することができ実施で
きるように記載され、かつその好ましい実施例とベスト
モードが記載されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にしたがって構成された装置に取りつ
けられた航空機ハーネスを示す平面図、第2図は、本発
明の試験装置に取りつけられる航空機ハーネスを示す平
面図、第3図は、本発明の試験装置に取りつけられた切
断された航空機ハーネスを示す平面図、第4図は、本発
明の制御ユニットを示す概略図、第5図は、本発明の検
出ユニットを示す概略図である。 11……ケーブル、13、14、15、16……ワイヤ、17……コ
ネクタユニット、20、50……マイクロプロセッサ、61…
…表示灯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のほぼ同一のケーブル(11)の各々に
    おいて、ケーブルを流れる電流を間欠的に減衰させる故
    障を検出する保全装置であって、各ケーブルが、ケーブ
    ルの長さだけ延びる複数のライン(13〜16)から成って
    いて、第1コネクタ手段(17)を含む第1端部と第2コ
    ネクタ手段(18)を含む第2端部とを有し、前記複数の
    ラインの各々が、前記第1と第2のコネクタ手段で終端
    し、前記第1と第2のコネクタ手段の各々が、通常、保
    全装置内の結合手段に取外し可能に接続され、保全装置
    を使用している間は前記結合手段から取り外され、前記
    保全装置が、移動可能な制御ユニット(100)と該制御
    ユニットから独立した移動可能な検出ユニット(200)
    とから成り、 (a)前記移動可能な制御ユニット(100)が、 (i)前記制御ユニットを前記ケーブルの選択された1
    つの前記第1コネクタ手段(17)に取り付けて前記制御
    ユニットと該選択されたケーブルとを接続する手段(2
    8)と、 (ii)前記選択されたケーブルの第1端部において前記
    ラインの各々に第1の連続評価量の電流を順次選択的に
    流す制御手段(20、21、22、23、24、26)であって、前
    記第1の連続評価量の電流は、通常の負荷条件の下で前
    記選択されたケーブルの各ラインに通常流れる電流の量
    と比較して最小で、該電流が前記選択されたケーブルの
    第2端部に到達したことを単に確認するよう働くに過ぎ
    ない制御手段(20、21、22、23、24、26)と、 から成り、 (b)前記移動可能な検出ユニット(200)が、 (i)前記検出ユニットを前記選択されたケーブル(1
    1)の第2コネクタ手段(18)に取り付けて前記検出ユ
    ニットと前記選択されたケーブルとを接続する手段(5
    9)と、 (ii)前記制御手段が前記選択されたケーブルの第1端
    部において前記ラインの各々に前記第1の連続評価量の
    電流を流すときに、前記ラインの各々について前記選択
    されたケーブルの第2端部に到達する電流量を測定する
    センサ手段(52)と、 から成る、保全装置において、 (c)前記制御手段(20、21、22、23、24、26)はま
    た、前記選択されたケーブルの第1端部において前記ラ
    インの各々に第2の負荷評価量の電流を順次選択的に流
    し、前記第2の負荷評価量の電流は、通常の負荷条件の
    下で前記選択されたケーブルの各ラインに通常流れる電
    流の量と比較して同じ程度であり、 (d)前記センサ手段(52)はまた、前記制御手段が前
    記選択されたケーブルの前記第1端部の前記ラインの各
    々に前記第2の負荷評価量の電流を順次流すときに、前
    記ラインの各々について電圧降下情報を測定し、 (e)前記第2の負荷評価量の電流が前記複数の同一の
    ケーブルの第1端部において前記ラインに流されるとき
    に、前記複数の同一のケーブルにおいて前記ラインの各
    々についての予め測定された電圧降下基準情報を記憶す
    る記憶手段(50)を有し、前記記憶手段(50)は前記ラ
    インの各々について前記記憶された電圧降下基準情報を
    読み出す手段を含み、 (f)前記電圧降下情報と前記読出された電圧降下基準
    情報とを比較し、その比較に応答して負荷故障認識情報
    (62)を発生する比較手段(50)を有する、 ことを特徴とする保全装置。
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