JP2603721B2 - 浄化カ−トリッジおよびこれを用いる浄水装置ならびに浄化カ−トリッジ内部の清掃方法 - Google Patents
浄化カ−トリッジおよびこれを用いる浄水装置ならびに浄化カ−トリッジ内部の清掃方法Info
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
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Description
置ならびに浄化カートリッジ内部の清掃方法に関するも
のである。
ストレス解消にもっとも適した全身運動として、水泳を
する者が多くなり、老若男女、幼老を問わずプールに親
しむ者が多くなっている。それに応じてプールも公営の
ものからスポーツクラブ等の私営のものまで増加の一途
をたどっている。これに伴い、プールの衛生状況、とり
わけ水質を決定する浄化設備が関心を集めている。これ
は、特に温水プールに多く見られるごとく、プール水に
雑菌が繁殖し、若しくは人の汗や尿、フン、ツバ、髪等
が混じることにより、プール水が汚染され、水質が悪化
することによるものである。
プール水のろ過方法およびその装置が用いられ、そのろ
過方法に利用するろ材は、活性炭、セラミックフィルタ
ー等が使用される一方、そのろ過方法に加えて塩素殺
菌、紫外線殺菌、オゾン殺菌等が平行して行なわれる。
よれば、プール水の効率の良い浄化をするには、前記ろ
過装置が大きく、その設置に広大なスペースとばく大な
費用を必要とするので、私営のプールに用いる浄化装置
としては経済的に負担が大きくて不適当であるといえ
る。そこで、プール水を浄化するための浄水タンク等の
軽便な諸設備が種々提供されているが、いまだ充分なも
のがないといっても過言ではないのである。そのため、
プールの利用度が高くなっていることに比例して増大す
るプール水の汚染を、いかにして簡便、かつ、経済的に
解決するかが、プールの経営に重要な管理事項となって
いる。
省略と経済性を備えたカートリッジおよびこれを用いる
浄水装置ならびに浄化カートリッジ内部の清掃方法を提
供することを目的としてなされたものである。
それぞれ独立して閉塞可能な下部浄化室と上部浄化室を
備え、下部浄化室に汚染された水を供給する給水管を接
続可能に構成するとともに、上部浄化室に浄水の送水管
を接続可能に構成し、かつ、下部浄化室の内部に多孔質
ろ過器を収納し、該多孔質ろ過器と前記バルブを介して
連通する筒体を上部浄化室に設け、該筒体外周部の上部
浄化室内に活性炭等のろ材を収納してなることを特徴と
する浄化カートリッジを提供するものである。
設けられてなるのが好ましい。
設してなることを特徴とする浄水装置を提供する。
記送水管から浄水を浄化カートリッジ内に逆流させ、前
記給水管から排出することにより、浄化カートリッジ内
に付着する汚濁物質を除去することを特徴とする浄化カ
ートリッジ内部の清掃方法を提供する。
管から浄水を浄化カートリッジ内に逆流させ、前記給水
管から排出することにより、浄化カートリッジ内に付着
する汚濁物質を除去することを特徴とする浄化カートリ
ッジ内部の清掃方法を提供するものである。
を供給すると、その水は浄化カートリッジ内でろ過さ
れ、送水管から浄水として排出される。また、給水管か
ら浄水を供給し、その浄水を浄化カートリッジ内に逆流
させ、給水管からその浄水を排出すれば、ろ過器に付着
した物質が剥離して排出され、浄化カートリッジ内部の
清掃ができる。
図に示したように、プールから導かれた給水管1を、所
定面積の薄形の箱状体からなるタンク2にバルブ3等を
介して連通可能に接続し、そのタンク2の上面に複数本
の浄化カートリッジ4を直立させて着脱自在にナット5
で連接し、かつ、その浄化カートリッジ4の略中間部
に、タンク2と略同一構成のタンク6を、止水ストッパ
ー7及びナット8で接続し、そのタンク6には送水管9
をバルブ10を介して連通可能に接続する。
あって、その内部は下部と略中間部にそれぞれ遊水部1
1,11aを介在させて下部浄化室12と上部浄化室13と区分
して形成されている。下部浄化室12には、遊水部11との
間にバルブ14を介在させ、軸方向中心部に多孔質ろ過器
15が、その上端部を前記遊水部11と連通する通水口16に
密接させ、かつ、下端部をキャップ17に連結したロッド
18で隔壁19に吊支されている。多孔質ろ過器15はセラミ
ックろ材からなる筒体で、その筒体の上端部は遊水部11
と連通し、かつ、その外周面には珪藻土20が塗布されて
なる。一方、上部浄化室13は、前記遊水部11を形成する
隔壁21に、バルブ22を介して連通する通水口23を形成
し、その通水口23に筒体24の下端部を連通可能に密接さ
せ軸方向へ直立して連結し、その上端部を上部浄化室13
内に開放させる。筒体24は角筒体若しくは円筒体からな
り、その上端部にガラス管25が挿入され、そのガラス管
25は浄化カートリッジ4の上端部から軸方向へ挿入され
ていて、内部に空気供給管26と紫外線殺菌灯27が吊支さ
れて挿入されている。また、上部浄化室13の上端部には
開放孔28が穿設されていて内部の空気を抜くことがで
き、更にその上端部から筒体24と浄化カートリッジ4と
の間に、活性炭29と空気供給管30が挿入され、空気供給
管30は筒体24内の底部に進入している。空気供給管30は
空気とオゾンのそれぞれ単独で、若しくは両者を混合し
た気体を筒体24に供給する。
たように、給水管1から汚染されたプール水を供給する
と、プール水はタンク2内に流入して遊水部11に入り、
バルブ14を介して下部浄化室12内に流入する。下部浄化
室12内でプール水はその圧力で多孔質ろ過器内15に進入
し、その際、珪藻土20とセラミックにより、水に混入し
ている汚濁物質がろ過される。そして、多孔質ろ過器15
に進入した水はバルブ22を介して直接上部浄化室13内に
筒体24に進入する。そこで、筒体24内において、ガラス
管25内の紫外線殺菌灯27により更に滅菌され、筒体24の
上部から活性炭29上に落下する。活性炭29により、水に
含まれる有機物質が除去され、臭気等が除去される。か
くして、浄化された水は遊水部11aを経てタンク6内に
至り、タンク6から送水管9を経てプールに還流され
る。
るプール水は、予め毛髪その他固まり状物等の粗大ゴミ
を除去するろ過工程によりある程度浄水化しておくこと
が望ましい。
器15の外周面に、ろ過された汚濁物質が付着し、ろ過効
率が低下すると、第3図に示したように、送水管9から
清浄な水を圧送し、遊水部11aから多孔質ろ過器内15に
送り込み、下部浄化質12内に噴出させる。したがって、
多孔質ろ過器15の外周面に付着している汚濁物質が表面
から剥離して遊水部11からバルブ14を介してタンク2内
に入り、給水管1から外部に排出すればよいのである。
し、若しくは損傷等の使用不可能な状態になると、その
浄化カートリッジ4の使用を停止するため、バルブ14を
閉じて給水を停止させるか、当該浄化カートリッジ4そ
のものを交換する。交換する場合、給水管1と送水管9
の両方のバルブ14,22をそれぞれ閉じて、タンク2,6への
送水を停止し、第4図に示したように、当該浄化カート
リッジ4を取り外す。そして、取り外した部位に新しい
浄化カートリッジを装着して再びタンク2に給水をして
前記同様にして浄化作用を継続する。
る。
ぞれ供給し、各浄化カートリッジ内でそれぞれ浄化され
た水を清浄水として集めて送水するように、複数本の浄
化カートリッジをまとめて設置すれば、装置の設置のた
めの場所を取らず、かつ、経済的である。
化室と上部浄化室を備え、下部浄化室に汚染された水を
供給する給水管を接続可能に構成するとともに、上部浄
化室に浄水の送水管を接続可能に構成し、かつ、下部浄
化室の内部に多孔質ろ過器を収納し、該多孔質ろ過器と
前記バルブを介して連通する筒体を上部浄化質に設け、
該筒体外周部の上部浄化室内に活性炭等のろ材を収納し
てなる浄化カートリッジであるから、浄化カートリッジ
の簡便な単独交換が可能で、損傷したり耐用年数を経過
した浄化カートリッジそのものを交換することができ、
経済性を有する。
化室と上部浄化室を備え、下部浄化室に汚染された水を
供給する給水管を接続可能に構成するとともに、上部浄
化室に浄水の送水管を接続可能に構成し、かつ、下部浄
化室の内部に多孔質ろ過器を収納し、該多孔質ろ過器と
前記バルブを介して連通する筒体を上部浄化質に設け、
該筒体外周部の上部浄化室内に活性炭等のろ材を収納し
てなる浄化カートリッジの複数本を連設してなる浄水装
置であるから、大量の汚染された水を効率良く経済的に
浄化することができる。
化室と上部浄化室を備え、下部浄化室に汚染された水を
供給する給水管を接続可能に構成するとともに、上部浄
化室に浄水の送水管を接続可能に構成し、かつ、下部浄
化室の内部に多孔質ろ過器を収納し、該多孔質ろ過器と
前記バルブを介して連通する筒体を上部浄化質に設け、
該筒体外周部の上部浄化室内に活性炭等のろ材を収納し
てなる浄化カートリッジにおいて、前記送水管から浄水
を浄化カートリッジ内に逆流させ、前記給水管から排出
することにより、浄化カートリッジ内に付着する汚濁物
質を除去する浄化カートリッジ内部の清掃方法であるか
ら、浄化カートリッジの浄化能力を更新させ、その寿命
を長く維持させることができる。
化室と上部浄化室を備え、下部浄化室に汚染された水を
供給する給水管を接続可能に構成するとともに、上部浄
化室に浄水の送水管を接続可能に構成し、かつ、下部浄
化室の内部に多孔質ろ過器を収納し、該多孔質ろ過器と
前記バルブを介して連通する筒体を上部浄化質に設け、
該筒体外周部の上部浄化室内に活性炭等のろ材を収納し
てなる浄化カートリッジの複数本を連設してなる浄水装
置において、前記送水管から浄水を浄化カートリッジ内
に逆流させ、前記給水管から排出することにより、浄化
カートリッジ内に付着する汚濁物質を除去する浄化カー
トリッジ内部の清掃方法であるから、複数本の浄化カー
トリッジそのものの浄化能力を一度に全て更新させるこ
とができ、それぞれの浄化カートリッジの寿命を長く維
持させることができる。等の効果を奏する。
図は浄水作用説明図、第3図は本発明に係る浄水装置の
清掃方法を示す説明図、第4図は浄化カートリッジの交
換説明図である。 1……給水管、2,6……タンク 3,3a,14,22……バルブ 4……浄化カートリッジ、9……送水管 11,11a……遊水部、12……下部浄化室 13……上部浄化室、15……多孔質ろ過器 20……珪藻土、24……筒体 25……ガラス管、26,30……空気供給管 27……紫外線殺菌灯、28……開放孔 29……活性炭
Claims (5)
- 【請求項1】バルブを介しそれぞれ独立して閉塞可能な
下部浄化室と上部浄化室を備え、下部浄化室に汚染され
た水を供給する給水管を接続可能に構成するとともに、
上部浄化室に浄水の送水管を接続可能に構成し、かつ、
下部浄化室の内部に多孔質ろ過器を収納し、該多孔質ろ
過器と前記バルブを介して連通する筒体を上部浄化室に
設け、該筒体外周部の上部浄化室内に活性炭等のろ材を
収納してなることを特徴とする浄化カートリッジ。 - 【請求項2】請求項1に記載の浄化カートリッジであっ
て、前記上部浄化室内には、さらに、殺菌手段が設けら
れてなることを特徴とする浄化カートリッジ。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の浄化カートリッ
ジの複数本を連設してなることを特徴とする浄水装置。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の浄化カートリッ
ジにおいて、前記送水管から浄水を浄化カートリッジ内
に逆流させ、前記給水管から排出することにより、浄化
カートリッジ内に付着する汚濁物質を除去することを特
徴とする浄化カートリッジ内部の清掃方法。 - 【請求項5】請求項3に記載の浄水装置において、前記
送水管から浄水を浄化カートリッジ内に逆流させ、前記
給水管から排出することにより、浄化カートリッジ内に
付着する汚濁物質を除去することを特徴とする浄化カー
トリッジ内部の清掃方法。
Priority Applications (1)
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JP1126035A JP2603721B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 浄化カ−トリッジおよびこれを用いる浄水装置ならびに浄化カ−トリッジ内部の清掃方法 |
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JP1126035A JP2603721B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 浄化カ−トリッジおよびこれを用いる浄水装置ならびに浄化カ−トリッジ内部の清掃方法 |
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JPH02307585A JPH02307585A (ja) | 1990-12-20 |
JP2603721B2 true JP2603721B2 (ja) | 1997-04-23 |
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ID=14925067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1126035A Expired - Lifetime JP2603721B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 浄化カ−トリッジおよびこれを用いる浄水装置ならびに浄化カ−トリッジ内部の清掃方法 |
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Country | Link |
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CN101927106A (zh) * | 2009-06-25 | 2010-12-29 | 华英伦五金有限公司 | 净水器及其滤芯部件 |
Families Citing this family (2)
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JP2554211B2 (ja) * | 1991-02-28 | 1996-11-13 | 有限会社みかづき文化会館 | プール水浄化装置 |
Family Cites Families (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5518115Y2 (ja) * | 1975-06-24 | 1980-04-25 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1126035A patent/JP2603721B2/ja not_active Expired - Lifetime
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