JP2602642Y2 - 定量排出ホッパ - Google Patents

定量排出ホッパ

Info

Publication number
JP2602642Y2
JP2602642Y2 JP1993033612U JP3361293U JP2602642Y2 JP 2602642 Y2 JP2602642 Y2 JP 2602642Y2 JP 1993033612 U JP1993033612 U JP 1993033612U JP 3361293 U JP3361293 U JP 3361293U JP 2602642 Y2 JP2602642 Y2 JP 2602642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
lid
upper limit
limit switch
lower limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993033612U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH074445U (ja
Inventor
治 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun Foods Inc
Original Assignee
Kibun Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun Foods Inc filed Critical Kibun Foods Inc
Priority to JP1993033612U priority Critical patent/JP2602642Y2/ja
Publication of JPH074445U publication Critical patent/JPH074445U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602642Y2 publication Critical patent/JP2602642Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、高粘度の液状又は半
固形状の材料を定量排出するためのホッパに関する。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする問題点】例え
ば、容器に充填密封した具入り豆腐を製造する場合に
は、高粘度の半固形状材料を一旦ホッパに入れ、周期的
に当該ホッパの底にある排出開口を開いて材料を材料充
填装置へ定量供給するようになっている。これまでのホ
ッパにおいては、排出開口から材料を排出する場合は、
ホッパの排出開口を一定時間だけ開き、同ホッパ内の材
料がその重量によって排出されるようになっている。従
って、ホッパ内の材料が少なくなれば当該材料にかかる
圧力が減少し、従って、同材料の量によって排出速度が
変化することになる。このため、収納している材料の量
に関係なく当該材料を定量排出するように制御すること
は困難であった。
【0003】
【考案の技術的解決課題】本考案は、上記の点に鑑み、
収納している材料の量に関係なく、当該材料を常に定量
排出することができるようにしたホッパを提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段並びに作用】すなわち、本
考案に係るホッパは、高粘度の液状又は半固形状の材料
を収納し、底部にある排出開口を開くことによって上記
材料を排出するようにしたホッパであって、当該ホッパ
の材料収納室内の材料の上に生じる空間を実質的に一定
圧力で加圧することにより、上記排出開口から排出され
る材料の排出速度が該材料の量の変動によって実質的に
影響を受けないようにしたことを特徴とする。
【0005】また、より具体的な例としては、本考案に
係るホッパが、ホッパの通常の作動状態において保持さ
れるべき材料上面の上下変動範囲の上限位置及び下限位
置に対応してそれぞれ設定された上限及び下限リミット
スイッチと、上記材料の上面に載せられて該上面ととも
に上下に変位可能とされ、材料の上面が上記下限位置に
来たときに下限リミットスイッチを作動させて材料供給
ポンプによるホッパへの材料供給を行わせ、該材料の供
給によって材料上面が上限位置に来たときに上限リミッ
トスイッチを作動させて上記ポンプによる材料供給を停
止させるようにする加圧蓋とを有するようにしている。
【0006】このようにすることにより、ホッパへの材
料の自動供給を可能とするとともに、ホッパ内の材料の
量の変動を少なくしてより安定した材料の定量排出を可
能としている。
【0007】
【実施例】以下、本考案を添付図面に示した実施例に基
づき詳細に説明する。
【0008】図1は、本考案に係るホッパ10の側面図
である。図示のように、ホッパ10は通常のものと同様
に、収納した材料を排出供給すべきの装置12(たとえ
ば充填装置)の上に設定され、図示しない底部にある排
出開口が開放されることによって材料を装置12に供給
するようになっている。
【0009】ホッパ10は、全体的には筒状にされてお
り、上記の如く、底部には排出開口が設けられており、
その反対側の頂部には上蓋14が設けられて密封されて
いる。該ホッパのほぼ中央部部分には材料供給パイプ1
6の一端が連結されており、他端に連結されている材料
供給ポンプ(図示せず)から材料が当該ホッパに供給さ
れるようになっている。
【0010】図1において、参照番号20で示すのはホ
ッパ内に収納されている材料の上面であり、本考案に係
るホッパにおいては該上面の上に載せられ、それととも
に上下動する加圧蓋22が設けられている。該加圧蓋2
2は、図2に示すように、ホッパの内径とほぼ等しい直
径を有する円盤状とされており、その円周面には一対の
Oリング24が設けられておりホッパの内面に気密性を
もって接触できるようになっている。
【0011】ホッパの外周面上には上限リミットスイッ
チ26及び下限リミットスイッチ28が上下方向で所定
間隔をあけて設定されている。すなわち、これらリミッ
トスイッチはホッパ内に収納される材料の量を一定レベ
ルに保持するためのものであり、ホッパ内部の材料が比
較的に少なくなって該材料の上面が低下し、該材料上に
載っている加圧蓋22が下限リミットスイッチ28の位
置に対応する位置にきたときには、該下限リミットスイ
ッチを作動させ、前記材料供給ポンプを作動させること
により、材料を当該ポンプ内に供給する。また、材料の
供給によって材料のレベルが上昇し加圧蓋が上限リミッ
トスイッチに対応する位置に来たときには上限リミット
スイッチを作動させて材料供給ポンプの作動を停止させ
ることにより材料の供給を止める。
【0012】上蓋14には、加圧空気を供給するための
エアーパイプ30の一端が接続されており、該パイプの
他端にはエアーコンプレッサ(図示せず)が接続されて
いる。エアーコンプレッサは、常時作動されておりホッ
パの材料収納室内の材料の上に形成される空間34内に
加圧空気を供給し同空間内を一定圧力(例えば1Kg/c
m2)に維持するようになっている。この圧力は、材料供
給ポンプによりホッパ内へ材料を供給するときには、当
該ポンプにより材料に加わえられる圧力によりホッパ内
の材料の上面のレベル、従ってその上の加圧蓋が上昇さ
れる程度のものとされている。
【0013】
【考案の効果】従って、本考案に係るホッパにおいては、
通常の材料供給操作をしている場合は、当該材料のレベ
ルは上限及び下限リミットスイッチによって一定範囲に
保たれ、従って、当該ホッパからの材料の排出速度は実質
的に一定に保たれる。また、ポンプからホッパヘ供給する
材料がなくなった場合には、加圧蓋が下限リミットスイ
ッチの位置に対応する位置に来たとしても材料の供給が
行われず、ホッパ内部の材料のレベルは低下する。従っ
て、レベル低下に伴う排出速度のある程度の低下は生じ
ると考えられるが、前述のように、材料に対して加圧空気
により一定圧力で加圧をしているので、その圧力に対す
る材料レベルの低下による圧力低下の比率をわずかなも
のとすることができ、従って、排出速度には実質的な影響
を与えることがなく、定量排出を可能としている。更
に、本考案においては、ホッパ内部が外部から密封され
た状態とされているので、細菌の侵入を防止することが
でき、従って、衛生の点でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る定量排出ホッパの側面図。
【図2】 同ホッパ内の加圧装置の拡大分解斜視図。
【符号の説明】
10−−−ホッパ; 14−−−加圧蓋。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高粘度の液状又は半固形状の材料を収納
    し、底部にある排出開口を開くことによって上記材料を
    排出するようにしたホッパであって、 ホッパの通常の作動状態において保持されるべき材料上
    面の上下変動範囲の上限位置及び下限位置に対応してそ
    れぞれ設定された上限及び下限リミットスイッチと、 上記材料の上面に乗せられて該上面と共に上下に変動可
    能とされ、材料の上面が上記下限位置に来たときに下限
    リミットスイッチを作動させて材料供給ポンプによるホ
    ッパへの材料供給を行わせ、該材料の供給によって材料
    上面が上限位置に来たときに上限リミットスイッチを作
    動させて上記ホッパによる材料供給を停止させるように
    する加圧蓋と、 を有することを特徴とする定量排出ホッパ。
  2. 【請求項2】 上記蓋が、上記ホッパの内径とほぼ等し
    い直径の円盤状とされており、ホッパの内面に機密性を
    もって接触できるようにするとともに、上記ホッパ内の
    上記蓋の上部に生じる空間を実質的に一定圧力で加圧す
    ることにより、上記排出開口から排出される材料の排出
    速度が、該材料の量の変動によって実質的に影響を受け
    ないようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の
    定量排出ホッパ。
JP1993033612U 1993-06-22 1993-06-22 定量排出ホッパ Expired - Fee Related JP2602642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033612U JP2602642Y2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 定量排出ホッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033612U JP2602642Y2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 定量排出ホッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH074445U JPH074445U (ja) 1995-01-24
JP2602642Y2 true JP2602642Y2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=12391287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993033612U Expired - Fee Related JP2602642Y2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 定量排出ホッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602642Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274654A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Kibun Foods Inc 連続式材料供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274654A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Kibun Foods Inc 連続式材料供給装置
JP4653331B2 (ja) * 2001-03-15 2011-03-16 株式会社紀文食品 連続式材料供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH074445U (ja) 1995-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2011406A1 (en) Apparatus for discharging a fluid, and, more particularly, for spraying a liquid
EP0355943A3 (en) Container with inflatable vessel for controlling flow of liquid or viscous material
US5035351A (en) Method and apparatus for maintaining a pressure within a product dispenser
US5232127A (en) Actuator and hood for dispensing device
JP2602642Y2 (ja) 定量排出ホッパ
US3848645A (en) Container filling apparatus
US4603795A (en) Center unloading bin for storing free-flowing granular material with side conveyor discharge
US3799222A (en) Container filling apparatus
US5038417A (en) Container for distributing doses of treatment fluid
US4170318A (en) Fixed volume discharge device
US5853111A (en) Two-compartment dispenser with an integrated sealing dose regulator and a process for dispensing liquids
JPH0443502Y2 (ja)
US4331269A (en) Nozzle adapter for tilt actuated nozzle down valves
JPS6445291A (en) Heavy filler
US3796350A (en) Toilet tank vapor dispenser
US4539717A (en) Submergible self-priming dispenser
JP2507880Y2 (ja) 回転注出体を備えた蓋体
JPH03124586A (ja) 流動性物質の加圧吐出容器
EP0160139B1 (en) Dispensing container for liquid products
JP2767874B2 (ja) 充填装置の充填量調整装置
JPH0523518Y2 (ja)
KR100377387B1 (ko) 물끓이는 장치
WO2022225423A1 (ru) Узел дозирования жидкости
JPH08322698A (ja) 定量液体さし
KR20230001545U (ko) 필기도구형 유체 식품 분사 용기

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991012

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees