JP2597527Y2 - 生体骨試料 - Google Patents
生体骨試料Info
- Publication number
- JP2597527Y2 JP2597527Y2 JP1990009321U JP932190U JP2597527Y2 JP 2597527 Y2 JP2597527 Y2 JP 2597527Y2 JP 1990009321 U JP1990009321 U JP 1990009321U JP 932190 U JP932190 U JP 932190U JP 2597527 Y2 JP2597527 Y2 JP 2597527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living bone
- sample
- strength
- bone sample
- living
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、動物の生体骨の強度を評価するに適した生
体骨試料に関する。
体骨試料に関する。
［従来技術］ 生体医学の分野において、投薬効果の評価、骨の治癒
状況や経時変化等の評価のために生体骨の強度データを
採取している。生体骨の強度評価法としては、３点曲げ
における荷重（Kgf）評価が主として行なわれている。
状況や経時変化等の評価のために生体骨の強度データを
採取している。生体骨の強度評価法としては、３点曲げ
における荷重（Kgf）評価が主として行なわれている。
［考案が解決しようとする課題］ 上記したように従来の骨の強度評価は、試料の固定を
考慮しないで変形状態のまま試験を行なっているため、
滑りが生じ３点曲げ試験によっても歪や弾性率等の正確
な測定が行なえないという問題点があった。
考慮しないで変形状態のまま試験を行なっているため、
滑りが生じ３点曲げ試験によっても歪や弾性率等の正確
な測定が行なえないという問題点があった。
［課題を解決するための手段］ 本考案は上記課題を解決するために、次のような構成
を採用した。すなわち、本考案にかかる生体骨試料は、
３点曲げ試験用生体骨試料であって、生体骨の少なくと
も両端部に樹脂等による固化成形部を形成してなること
を特徴とする。
を採用した。すなわち、本考案にかかる生体骨試料は、
３点曲げ試験用生体骨試料であって、生体骨の少なくと
も両端部に樹脂等による固化成形部を形成してなること
を特徴とする。
［作用］ 生体骨の３点曲げ試験を行なう際に、樹脂等による固
化成形部で生体骨の両端部を固定して行なえるので、試
料に加える荷重、支点間距離、曲げ、たわみ量を測定す
ることにより、強度、歪、弾性率等骨の性質、強度を算
出することができる。
化成形部で生体骨の両端部を固定して行なえるので、試
料に加える荷重、支点間距離、曲げ、たわみ量を測定す
ることにより、強度、歪、弾性率等骨の性質、強度を算
出することができる。
［実施例］ 第１図は本考案の実施例である生体骨試料１の外観を
示す図で、強度評価をすべき生体骨２の両端に樹脂等の
固化成形部３が形成されている。
示す図で、強度評価をすべき生体骨２の両端に樹脂等の
固化成形部３が形成されている。
このように前処理された生体骨試料１を用いて曲げ試
験を行なうには、第２図に示すように、万能型材料試験
機や圧縮試験機を使用し、支点5,6およびポンチ７から
なる曲げ試験装置を構成して３点曲げ試験方法によって
行なう。ポンチ７に荷重を加えていき、第３図に示すよ
うに荷重点の曲げたわみ量Δｌや破断荷重を測定する。
験を行なうには、第２図に示すように、万能型材料試験
機や圧縮試験機を使用し、支点5,6およびポンチ７から
なる曲げ試験装置を構成して３点曲げ試験方法によって
行なう。ポンチ７に荷重を加えていき、第３図に示すよ
うに荷重点の曲げたわみ量Δｌや破断荷重を測定する。
上記曲げ試験において、試料となる生体骨の径をＤ、
加えた荷重をＦ、支点間距離をＬ、測定された曲げたわ
み量をΔｌとすれば、３点曲げ試験における諸算出式に
よって応力、歪、弾性率等の強度評価値を求めることが
できる。破断強度は、破壊後の試料の破断面測定をして
計算式に代入し、求める方法を採用することにより正確
な評価データが求められる。
加えた荷重をＦ、支点間距離をＬ、測定された曲げたわ
み量をΔｌとすれば、３点曲げ試験における諸算出式に
よって応力、歪、弾性率等の強度評価値を求めることが
できる。破断強度は、破壊後の試料の破断面測定をして
計算式に代入し、求める方法を採用することにより正確
な評価データが求められる。
すなわち、応力σはσ＝8LF/πＤ3、歪εはε＝6D・
Δl/L2、弾性率σ／εは、σ／ε＝（4L3/3πＤ4）・
（F/Δｌ）の算出式によりそれぞれ求められる。
Δl/L2、弾性率σ／εは、σ／ε＝（4L3/3πＤ4）・
（F/Δｌ）の算出式によりそれぞれ求められる。
上記のように本考案にかかる生体骨試料によって強度
試験を行なえば、生体骨の両端部が確実に固定されるの
で、正確な強度測定を行なうことができる。生体骨の強
度測定により得られたデータに基づいて骨の治癒状況や
径時変化、骨の健康状態等の評価および投与された薬の
投薬効果の評価も行なうことができる。
試験を行なえば、生体骨の両端部が確実に固定されるの
で、正確な強度測定を行なうことができる。生体骨の強
度測定により得られたデータに基づいて骨の治癒状況や
径時変化、骨の健康状態等の評価および投与された薬の
投薬効果の評価も行なうことができる。
［考案の効果］ 上記説明から明らかなように本考案にかかる生体骨試
料によれば、滑りのないより正確な生体骨の強度評価を
行なうことができるようになった。
料によれば、滑りのないより正確な生体骨の強度評価を
行なうことができるようになった。
第１図は本考案の実施例である生体骨試料の外観を示す
図、第２図は本試料により３点曲げ試験を行なう場合を
示す図、第３図は曲げたわみ量を示す図である。 １……生体骨試料、２……生体骨、３……固化成形材
図、第２図は本試料により３点曲げ試験を行なう場合を
示す図、第３図は曲げたわみ量を示す図である。 １……生体骨試料、２……生体骨、３……固化成形材
Claims (1)
- 【請求項１】３点曲げ試験用生体骨試料であって、生体
骨の少なくとも両端部に樹脂等による固化成形部を形成
してなることを特徴とする生体骨試料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990009321U JP2597527Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 生体骨試料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990009321U JP2597527Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 生体骨試料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03101466U JPH03101466U (ja) | 1991-10-23 |
| JP2597527Y2 true JP2597527Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=31512928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990009321U Expired - Fee Related JP2597527Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 生体骨試料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597527Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4932535B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2012-05-16 | フランスベッド株式会社 | 枕装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5315669B2 (ja) * | 1973-11-21 | 1978-05-26 | ||
| JPS6051451U (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-11 | 三菱重工業株式会社 | 三点曲げ試験治具 |
| JPS61124437A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-12 | Hitachi Ltd | 粉粒体の排水装置 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP1990009321U patent/JP2597527Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03101466U (ja) | 1991-10-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Roriz et al. | From conventional sensors to fibre optic sensors for strain and force measurements in biomechanics applications: A review | |
| Narici et al. | Muscular adaptations to resistance exercise in the elderly | |
| Peltonen et al. | Viscoelastic properties of the Achilles tendon in vivo | |
| Aerts et al. | The mechanical properties of the human heel pad: a paradox resolved | |
| Manickam et al. | Characterization of biomechanical properties of agar based tissue mimicking phantoms for ultrasound stiffness imaging techniques | |
| Andersen | Reliability of isokinetic measurements of ankle dorsal and plantar flexors in normal subjects and in patients with peripheral neuropathy | |
| EP0897287B1 (en) | A method and a device for recording mechanical oscillations in soft biological tissues | |
| JP4958128B2 (ja) | 筋トーヌス計測装置 | |
| JP2013529539A (ja) | 骨格筋表面の生体力学的特性、収縮特性および粘弾性特性の非侵襲的かつ選択的な測定のための方法および装置 | |
| Wakahara et al. | Relationship between muscle architecture and joint performance during concentric contractions in humans | |
| EP2572639B1 (en) | Muscle tone measuring apparatus | |
| Ziegert et al. | In-vivo mechanical properties of soft tissue covering bony prominences | |
| JP2597527Y2 (ja) | 生体骨試料 | |
| CN109269752A (zh) | 用于确定对象的结构特性的系统和方法 | |
| JP2000271094A (ja) | 摩擦測定による皮膚の特性把握装置及び方法 | |
| Murayama et al. | Muscle tension dynamics of isolated frog muscle with application of perpendicular distortion | |
| Daly et al. | The response of the human periodontal ligament to torsional loading—I. Experimental methods | |
| JP2006247332A (ja) | 生体硬度測定装置 | |
| Gennisson | Musculoskeletal applications of supersonic shear imaging | |
| JP2003501645A (ja) | 材料の動的機械的性質を評価する装置 | |
| Breger-Lee et al. | Torque range of motion in the hand clinic | |
| Kay et al. | Development and clinical application of an external fixator monitoring system | |
| Jimenez et al. | The effects of grip proximity on perceived local in vitro tendon strain | |
| Dawes-Higgs et al. | Accuracy and reliability of a dynamic biomechanical skin measurement probe for the analysis of stiffness and viscoelasticity | |
| WO2008151581A1 (en) | A method of measuring mechanical properties of materials when at least one parameter characterising viscoelasticity of materials is estimated, and an apparatus for carrying out such a method |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |