JP2592620B2 - 度数登算パルス検出回路 - Google Patents

度数登算パルス検出回路

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JP2592620B2 JP62268141A JP26814187A JP2592620B2 JP 2592620 B2 JP2592620 B2 JP 2592620B2 JP 62268141 A JP62268141 A JP 62268141A JP 26814187 A JP26814187 A JP 26814187A JP 2592620 B2 JP2592620 B2 JP 2592620B2
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浩 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁系の交換機のC線に接続し、該C線に
現れる度数計駆動用の度数登算パルスを検出する回路に
係り、特に多数のC線に現れる度数登算パルスを、集中
的に計数するに好適なパルス検出回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 電磁系の交換機においては、C線に接続された電磁度
数計を、C線に印加された度数登算パルスで駆動して利
用度数を登算するのが一般的であった。しかし従来か
ら、度数計に並列に度数登算パルス検出回路を接続して
使用する度数登算装置もあったが、これらは例えば、特
公昭52−2566号公報などに見られる様に、交換機のC線
毎にホトカプラや検出コイルで構成された度数登算パル
スの検出回路を設けていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術においては、検出回路を交換機のC線対応
に、即ち電話機毎に設けていたので、どうしてもコスト
高になり、経済性の点で問題があった。本発明は、より
経済的で電子的に集中処理可能な度数登算パルス検出回
路を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、度数登算パルスの検出点、即ち交換機の各
C線をマトリックス状に配置し、該マトリックスの行線
と列線にそれそれ駆動回路と検出回路を設けることによ
って経済性の高い度数登算パルス検出回路を実現するも
のである。即ち、各C線を、行、列に共通の電流制限抵
抗と、行、列にそれぞれ設けられた回り込み防止用ダイ
オードを介してそれぞれ行線、および列線に接続し、さ
らに各行線には行毎に検出器を駆動する駆動回路を、各
列線には度数登算パルスを検出する検出器を設ける。こ
の様な構成において、C線に加えられる度数登算パルス
幅の時間内に全行線を時分割的に逐次駆動することによ
って、マトリックス上のC線の度数登算パルスを検出す
るものである。
なお、行と列の関係を入替えても、発明の本質には何
等影響がない。
[作用] 電磁系交換機のC線は状態に応じて、無通話状態にお
いては負電位に、通話状態においてはアース電位に保た
れており、通話中は、ある時間間隔で通話度数計数用の
正電位の度数登算パルスが送られて来る。この度数登算
パルスは電磁度数計を駆動するため、かなり広いパルス
幅を有している。この特性を利用し、マトリックスの行
と列に駆動回路と検出回路を配置し、駆動回路によって
ある行だけが検出回路に接続される様駆動し、駆動回路
を逐次切替えてゆくことにより、行毎に、時分割的に度
数登算パルスを検出するものである。従って、行数だけ
の駆動回路と列数だけの検出回路で、行数掛ける列数の
数のC線の度数登算パルスの検出が可能になる。しか
も、C線毎に必要になる部品は、電流制限抵抗器1個と
ダイオード2個の大変安価な部品で済むので、従来技術
のフォトカプラや検出コイルに比べ大変経済的である。
さらに、電子的且集中的に検出するので、駆動回路の
駆動速度を速くして、一つの度数登算パルスに対する検
出回数を複数にし、多数決等の演算処理によって度数登
算パルスの有無を判定することも出来るので、雑音等に
よる誤登算を非常に小さくする検出精度上の改善も可能
になり、また、度数登算結果を計算処理するのにも適す
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図に、本発明の一実施例を示す度数登算パルス検
出回路の概略と、度数登算パルスの検出点であるC線と
の関係を示す。
図において、交換機の度数登算パルス検出点(C線)
111〜188(111以外は図示省略)は、マトリックス状に
配置された引込み端子311〜388にそれぞれ接続されてい
る。端子311〜388には、度数登算パルスが検出回路に流
入する電流を制限する電流制限抵抗器411〜488がそれぞ
れ接続されており、これら電流制限抵抗器411〜488のも
う一端にはそれぞれ回り込み防止ダイオード511〜588お
よび611〜688のアノード端子が接続されている。回り込
み防止ダイオード511〜588のカソード端子は列線91〜98
へ接続され、回り込み防止ダイオード611〜688のカソー
ド端子は行線81〜88へ接続される。行線81〜88には行線
駆動用トランジスタ21〜28のコレクタがそれぞれ接続さ
れ、またプルアップ抵抗41〜48および逆流防止ダイオー
ド31〜38を介して電源+Vに接続される。これらトラン
ジスタのエミッタは接地され、ベースは行線駆動信号用
オープンコレクタインバータ11〜18を介して行線駆動信
号をラッチするフリップフロップ3のQ1〜Q8へそれぞれ
接続されている。一方列線91〜98はそれぞれ登算パルス
電圧検出用抵抗器51〜58を介して接地されると共に、登
算パルス電圧検出器であるコンパレータ61〜68の入力端
子に接続される。コンパレータ61〜68の出力はバスバッ
ファゲート71〜78を介して、マイクロプロセッサ1のバ
ス線2に接続されている。
次に、第1図、第2図により、度数登算パルス検出動
作を説明する。
先ず、度数登算パルスは、第2図(イ)に示す様に、
交換機のC線から引込み端子311〜388に正の電圧パルス
として現れる。
第1図においてマイクロプロセッサ1はバス線2を介
して周期的にフリップフロップ3にデータをセットす
る。即ち、第2図(ロ−1)の信号をフリップフロップ
3のQ1に、(ロ−2)の信号をQ2に、同様に(ロ−3)
〜(ロ−7)(図示省略)の信号をQ3〜Q7に、(ロ−
8)の信号をQ8に順次セットする。
フリップフロップ3のQ1〜Q8の出力がアース電位の時に
は、即ち、フリップフロップ3の出力が第2図(ロ−
1)〜(ロ−8)に示す零電位にセットされた状態で
は、オープンコレクタインバータ11〜18の出力は正電位
になり、トランジスタ21〜28は導通状態になるので、電
流制限抵抗器411〜488のダイオード側はアース電位に保
たれる。従って、端子311〜388に度数登算パルスが現れ
ても、列線91〜98の電位は変化しない。次に、例えば、
フリップフロップ3のQ1の出力信号が正電位にセットさ
れた場合を考える。この場合オープンコレクタインバー
タ11の出力はアース電位となりトランジスタ21は遮断状
態となるので行線81の電位は+Vまたは度数登算パルス
の正の電位になる。この時、端子311〜318に度数登算パ
ルスが到来していれば、登算パルス電圧は電流制限抵抗
器411〜418と電圧検出用抵抗器51〜58によって分圧さ
れ、コンパレータ61〜68に入力される。コンパレータ61
〜68は、度数登算パルスが加わった時に出力が正電圧に
なるよう規準電圧リード4の電位が設定されているの
で、度数登算パルスが到来している列に対応するコンパ
レータの出力が正電圧になる。なお、規準電圧リード4
の電位は度数登算パルスと雑音電圧を区別できるよう設
定される。ここで交換機のC線に現れる雑音パルスにつ
いて考えてみると、大別して2種類ある。第一はリレー
やスイッチのコイルから発生するサージ電圧で、高い正
の電圧をもったスパイク性の雑音であり、第二は加入者
度数計回路試験装置が発生する試験電圧で、度数計を動
作させない様な低電圧ではあるが、発生時間が長い特性
を持つ。従って、前記規準電圧は、上記試験電圧により
高い値に設定される。なお、スパイク性の雑音に対する
対策は後で述べる。
マイクロプロセッサ1はトランジスタ21が遮断状態に
ある間、即ち、フリップフロップ3、Q1に出力が第2
図、(ロ−1)に示す様に正電圧にセットされている間
に、図示省略の回路により出力制御信号リード5を制御
して、(ハ)のクロックパルスの正の電位の間にコンパ
レータ61〜68の出力をバスバッファゲート71〜78を介し
て読取る。
以上の説明において、トランジスタ21が駆動されて
(遮断状態になって)いる時端子321〜388に度数登算パ
ルスが現れても、既に説明した通りトランジスタ22〜28
のコレクタ、即ち行線82〜88がアース電位になっている
ため、回り込み防止ダイオード621〜688を介して登算パ
ルス電圧が抑圧されてい列線には現れない。
以上の動作をフリップフロップ3のQ2〜Q8に対しても
第2図(ロ−2)〜(ロ−8)に示す駆動パルスに従っ
て逐次行うことによって、全引込み端子311〜388の度数
登算パルスを検出できる。また、以上の一連の動作を第
2図(ハ)に示すクロックパルスによって繰返し行うこ
とにより、ある時間間隔で送られて来る度数登算パルス
をすべて検出することができる。
第2図(ロ−1)〜(ロ−8)に示す駆動パルスの繰
返し周期を、度数登算パルスの幅より短くしておけば、
いつ度数登算パルスが到来しても検出することが可能で
ある。
既に述べた様に、スパイク性の雑音は正の電圧であ
り、継続時間は非常に短い。従って、誤検出としては度
数登算パルスが無いのに、誤って登算パルスがあると検
出することになる。この誤検出に対しては、検出の繰返
し周期を十分小さくして、同一度数登算パルスを連続し
て複数回検出するよう構成し、少なくとも2回、連続し
て登算パルスを検出した場合のみ正しいパルスと認識
し、単発の連続しない検出は誤検出として無視すれば、
雑音パルス等による誤動作も大幅に改善できる。同一登
算パルスの検出回数を増やし、正誤判定のアルゴリズム
を高度化すれば、誤動作率を更に減少できる。
[発明の効果] 本発明は、電磁系交換機において従来は電磁度数計を
動かし光学的に読取っていた利用度数を、電子的且集中
的にに読取ることを可能とする度数登算パルス検出回路
の改良に関するものであり、特に回路の経済化に大きな
効果を有すると共に、読取り結果の計算機による自動処
理をも経済的に実現可能にするものである。
更に、本発明による度数登算パルス検出回路を、無人
電話局の交換機に付加し、利用度数データを電子的に読
取ることによって、データ伝送によって度数データと自
動的に有人局へ転送することも経済的に実現可能にする
ものであって、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第2図は
度数登算パルスと第1図の回路の制御の時間関係を示す
タイムチャートである。 符号の説明 1……マイクロプロセッサ 2……マイクロプロセッサのバス線 3……フリップフロップ回路 4……規準電圧リード 5……出力制御信号リード 11〜18……行線駆動信号用のオープンコレクタインバー
タ 21〜28……行線駆動用トランジスタ 31〜38……逆流防止ダイオード 41〜48……プルアップ抵抗器 51〜58……登算パルス電圧検出用抵抗器 61〜68……登算パルス電圧検出器(コンパレータ) 71〜78……バスバッファゲート 81〜88……行線 91〜98……列線 111〜188……C線 211〜288……度数計 311〜388……引込み端子 411〜488……電流制限抵抗器 511〜588……回り込み防止ダイオード 611〜688……回り込み防止ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 政利 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特公 昭44−27327(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の行線と複数の列線とをマトリックス
    状に配置し、該行線と該列線との各交叉点に対応させて
    度数登算パルスの検出点(C線)を設けた度数登算パル
    ス検出回路において、 一方の端子が前記検出点に接続されている電流制限抵抗
    器と、アノード端子が前記電流制限抵抗器の他方の端子
    に接続されていると共に、カソード端子が対応する前記
    列線に接続されている第1の回り込み防止用ダイオード
    と、アノード端子が前記電流制限抵抗器の他方の端子及
    び前記第1の回り込み防止用ダイオードのアノード端子
    に接続されていると共に、カソード端子が対応する前記
    行線に接続されている第2の回り込み防止用ダイオード
    とを有し、前記交叉点の各々に対して設けられた交叉回
    路と、 前記列線を介して前記検出点に現れた前記度数登算パル
    スを検出する、前記複数の列線の各々に設けられた検出
    回路と、 コレクタ端子が対応する前記行線に接続されていると共
    に、エミッタ端子が接地された駆動用トランジスタを有
    し、当該駆動用トランジスタが導通状態のときは、前記
    検出点を前記第2の回り込み防止用ダイオードを介して
    接地電位にし、当該駆動用トランジスタが遮断状態のと
    きは、前記検出点に現れた前記度数登算パルスが前記第
    1の回り込み防止用ダイオードを介して前記検出回路で
    検出可能な状態にする、前記複数の行線の各々に対して
    設けられた駆動回路と、 前記駆動用トランジスタのベース端子を制御し、当該駆
    動用トランジスタの一つを遮断状態にすると共に、他の
    駆動用トランジスタを導通状態にし、当該遮断状態にあ
    る駆動用トランジスタに接続された行線に係る前記検出
    点に現れた前記度数登算パルスのみが前記検出回路で検
    出可能な状態にする制御回路と、を備えており、 前記制御装置は、前記度数登算パルス幅の時間内に、少
    なくとも1回、前記駆動用トランジスタの各々が遮断状
    態になるように逐次駆動する手段と、行線毎に、前記度
    数登算パルスを逐次検出する手段とを有することを特徴
    とする度数登算パルス検出回路。
  2. 【請求項2】前記列線の各々に設けられた検出回路は、
    入力端子が対応する前記列線に接続されていると共に、
    基準電圧入力端子に前記度数登算パルスの電圧の検出閾
    値を決定する閾値基準電圧が印加されているコンパレー
    タを備えており、前記入力端子に入力された前記度数登
    算パルスの電圧が前記閾値基準電圧より大きいとき、前
    記検出点(C線)に度数登算パルスが現れたことを示す
    情報を出力することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の度数登算パルス検出回路。
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