JP2591603Y2 - 中仕切付食品容器 - Google Patents
中仕切付食品容器Info
- Publication number
- JP2591603Y2 JP2591603Y2 JP1993035030U JP3503093U JP2591603Y2 JP 2591603 Y2 JP2591603 Y2 JP 2591603Y2 JP 1993035030 U JP1993035030 U JP 1993035030U JP 3503093 U JP3503093 U JP 3503093U JP 2591603 Y2 JP2591603 Y2 JP 2591603Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- container
- partition
- divided
- split
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、食品を少なくとも二段
状に分離状態で収納できる弁当容器などとして好適な中
仕切付食品容器に関する。
状に分離状態で収納できる弁当容器などとして好適な中
仕切付食品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、天重、かつ重、牛丼など、或い
は飯などの主食物の上に煮物その他の副食物を直接合わ
せて収納する食品容器として従来提供されているもの
は、区画の無い1つの収納部からなる容器に複数の食品
をいっしょに収納させる形式のものか、または、区画壁
で複数に区画した収納部を有する容器に食品の種類ごと
に区分収納するものか、或いは、容器を多段式に合わ
せ、各容器部に食品を多段収納するものであった。
は飯などの主食物の上に煮物その他の副食物を直接合わ
せて収納する食品容器として従来提供されているもの
は、区画の無い1つの収納部からなる容器に複数の食品
をいっしょに収納させる形式のものか、または、区画壁
で複数に区画した収納部を有する容器に食品の種類ごと
に区分収納するものか、或いは、容器を多段式に合わ
せ、各容器部に食品を多段収納するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記いっしょに収納さ
せる形式のものでは、臭いや味が混合し、或いは汁や油
などが浸透してしまうため、時間の経過と共に食品個々
の美味しさが損なわれてしまう問題があり、また、区分
収納は、通常の食品収納には好適であるが、重物や丼物
の如く主食、副食を合わせた状態で食するものの容器と
しては適しておらず、仮にその内の1つの収納部に主食
や副食を合わせて収納すれば、上記いっしょ収納と実質
上同じになってしまい、さらに、上記多段収納は、実質
的に区分収納と同じであり、仮に多段容器のものを互い
に合わせることはできるが、そのためには一方の容器を
ひっくり返さなければならず、その食品は逆さ状態でか
き乱され、取り扱い上も見た目も好ましいものではな
い。
せる形式のものでは、臭いや味が混合し、或いは汁や油
などが浸透してしまうため、時間の経過と共に食品個々
の美味しさが損なわれてしまう問題があり、また、区分
収納は、通常の食品収納には好適であるが、重物や丼物
の如く主食、副食を合わせた状態で食するものの容器と
しては適しておらず、仮にその内の1つの収納部に主食
や副食を合わせて収納すれば、上記いっしょ収納と実質
上同じになってしまい、さらに、上記多段収納は、実質
的に区分収納と同じであり、仮に多段容器のものを互い
に合わせることはできるが、そのためには一方の容器を
ひっくり返さなければならず、その食品は逆さ状態でか
き乱され、取り扱い上も見た目も好ましいものではな
い。
【0004】本考案は、上記の如き従来容器が、合わせ
て食するか或いは合わせて調理するための容器として好
ましい機能に欠けていることに想到してなされたもので
あり、食品を分離収納しておき、必要な時に簡便かつ安
全に、しかも見た目にも好ましい状態でこれらの食品を
合わせることができる中仕切付食品容器を提供せんとす
るものである。
て食するか或いは合わせて調理するための容器として好
ましい機能に欠けていることに想到してなされたもので
あり、食品を分離収納しておき、必要な時に簡便かつ安
全に、しかも見た目にも好ましい状態でこれらの食品を
合わせることができる中仕切付食品容器を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、周縁を外折れした上縁部としてなる容器
本体の上側開口内に、複数の分割体の組み合わせよりな
る分割型中仕切体を配し、容器本体と分割型中仕切体と
に食品を分離状態で収納し得るように形成された中仕切
付食品容器であって、上記分割体は、食品が載置される
中底面の分割側端に他の分割体と互いに重なり合う重合
部が一体に形成されていると共に、この分割側端を除く
他の三辺の周辺に容器本体の上縁部に接合する接合縁部
が設けられ、且つこの接合縁部に外方に延長した摘み片
が形成されてなり、各分割体の重合部を互いに重合させ
接合縁部を上記上縁部に接合させて容器本体内で一体の
中仕切体を構成し、その上に食品を載せたまま上記摘み
片を引っ張って各分割体に分割し、これらを容器外方に
引き分けることができるようにしたことを特徴とするも
のである。
め、本考案は、周縁を外折れした上縁部としてなる容器
本体の上側開口内に、複数の分割体の組み合わせよりな
る分割型中仕切体を配し、容器本体と分割型中仕切体と
に食品を分離状態で収納し得るように形成された中仕切
付食品容器であって、上記分割体は、食品が載置される
中底面の分割側端に他の分割体と互いに重なり合う重合
部が一体に形成されていると共に、この分割側端を除く
他の三辺の周辺に容器本体の上縁部に接合する接合縁部
が設けられ、且つこの接合縁部に外方に延長した摘み片
が形成されてなり、各分割体の重合部を互いに重合させ
接合縁部を上記上縁部に接合させて容器本体内で一体の
中仕切体を構成し、その上に食品を載せたまま上記摘み
片を引っ張って各分割体に分割し、これらを容器外方に
引き分けることができるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0006】上記構成において、分割体の重合部には、
他の分割体と互いに係合する係合部を設けることができ
る。
他の分割体と互いに係合する係合部を設けることができ
る。
【0007】重合部に設ける係合部としては、分割側端
から切込んだ1条以上の切込溝や、重合部内に設けた凹
凸突起などとすることができる。他の嵌合乃至係合構造
としてもよい。
から切込んだ1条以上の切込溝や、重合部内に設けた凹
凸突起などとすることができる。他の嵌合乃至係合構造
としてもよい。
【0008】また、本考案は、周縁を外折れした上縁部
としてなる容器本体の上側開口内に分割型中仕切体を配
し、容器本体と分割型中仕切体とに食品を分離状態で収
納し得るように形成された中仕切付食品容器であって、
上記中仕切体は、中間部に分割手段を有して上記開口を
塞ぐ中底面と、中底面周辺に形成した容器本体上縁部へ
の接合縁部と、接合縁部から外方に延長した摘み片とを
有して形成されており、容器本体内に配した中仕切体の
上に食品を載せたまま分割手段で各分割体に分割し、こ
れらを上記摘み片を引っ張って容器外方に引き分けると
ができるようにしたことを特徴とするものである。
としてなる容器本体の上側開口内に分割型中仕切体を配
し、容器本体と分割型中仕切体とに食品を分離状態で収
納し得るように形成された中仕切付食品容器であって、
上記中仕切体は、中間部に分割手段を有して上記開口を
塞ぐ中底面と、中底面周辺に形成した容器本体上縁部へ
の接合縁部と、接合縁部から外方に延長した摘み片とを
有して形成されており、容器本体内に配した中仕切体の
上に食品を載せたまま分割手段で各分割体に分割し、こ
れらを上記摘み片を引っ張って容器外方に引き分けると
ができるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】分割型中仕切体を容器本体の上側開口を塞ぐよ
うに接合すれば、容器は少なくとも分離した二つの収納
部を有したものとなり、分割部で中仕切体を分割し、各
分割体を同時的にまたは順次水平方向に引き抜けば、そ
の上の食品がそのまま容器本体内の食品上に合わさる。
うに接合すれば、容器は少なくとも分離した二つの収納
部を有したものとなり、分割部で中仕切体を分割し、各
分割体を同時的にまたは順次水平方向に引き抜けば、そ
の上の食品がそのまま容器本体内の食品上に合わさる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって説明
する。図1〜5は本考案の一例を示しており、図1,2
はその中仕切体を示し、図3〜5は容器本体と中仕切体
の組合せ及び作用を示している。
する。図1〜5は本考案の一例を示しており、図1,2
はその中仕切体を示し、図3〜5は容器本体と中仕切体
の組合せ及び作用を示している。
【0011】本考案に係る容器本体1は、上側開口2が
平面視矩形状或いは多角形状、さらには円形状など任意
形態でよいが、図では上側開口2が矩形状で、その周縁
を外折れした上縁部3として形成してあり、素材は任意
素材により圧空・真空成形、或いは射出成形など任意に
成形したものでよい。
平面視矩形状或いは多角形状、さらには円形状など任意
形態でよいが、図では上側開口2が矩形状で、その周縁
を外折れした上縁部3として形成してあり、素材は任意
素材により圧空・真空成形、或いは射出成形など任意に
成形したものでよい。
【0012】分割型中仕切体4は、複数の分割体の組合
せとしてあり、図では2枚の分割体5,6を組み合わせ
てある。分割体5,6は、図1,2の如くそれぞれ、上
側開口2を二分割した内の一方の面積分と略合致する大
きさを有した中底面7を有し、この中底面7の分割側端
に適宜巾分の分割部とての重合部8を一体に形成し、こ
の重合部8に分割側端から切込んだ切込溝9を1条以
上、図では適宜間隔をおいて2条形成し、中底面7の上
記分割側端を除く他の三辺の周端部を任意高さに立上げ
て立上り端部10を形成した上で、容器本体1の上縁部
3に被着状態で接合する接合縁部11を延設し、上記分
割側端とは反対辺に形成した接合縁部11の中央部に外
方延長状に摘み片12を形成してなっており、素材は非
吸湿素材で適度な保形性を有する任意素材を任意製法に
より、好ましくは圧空・真空成形により成形してなって
いる。
せとしてあり、図では2枚の分割体5,6を組み合わせ
てある。分割体5,6は、図1,2の如くそれぞれ、上
側開口2を二分割した内の一方の面積分と略合致する大
きさを有した中底面7を有し、この中底面7の分割側端
に適宜巾分の分割部とての重合部8を一体に形成し、こ
の重合部8に分割側端から切込んだ切込溝9を1条以
上、図では適宜間隔をおいて2条形成し、中底面7の上
記分割側端を除く他の三辺の周端部を任意高さに立上げ
て立上り端部10を形成した上で、容器本体1の上縁部
3に被着状態で接合する接合縁部11を延設し、上記分
割側端とは反対辺に形成した接合縁部11の中央部に外
方延長状に摘み片12を形成してなっており、素材は非
吸湿素材で適度な保形性を有する任意素材を任意製法に
より、好ましくは圧空・真空成形により成形してなって
いる。
【0013】上記立上り端部10は、分割型中仕切体4
上に載せる食品の種類に対応して食品が安定して載りや
すいような高さで形成し、分割型中仕切体4の中底面7
に任意の深さを持たせるように形成すればよく、好まし
くは、図示のように中底面7の分割側付近(好ましくは
中底面中央部付近)がその反対側端部付近よりも若干浅
くなるように即ち上位にあるように形成してある。
上に載せる食品の種類に対応して食品が安定して載りや
すいような高さで形成し、分割型中仕切体4の中底面7
に任意の深さを持たせるように形成すればよく、好まし
くは、図示のように中底面7の分割側付近(好ましくは
中底面中央部付近)がその反対側端部付近よりも若干浅
くなるように即ち上位にあるように形成してある。
【0014】分割体5,6は、互いの切込溝9,9を噛
み合わせるように係合し、互いの溝底を係止状態とすれ
ば、互いの重合部8,8が重合して、図2の如き分割型
中仕切体4となり、この分割型中仕切体4を、図3の如
く、その接合縁部11,11が上縁部3に接合するよう
にして容器本体1に重ねれば、容器本体1と分割型中仕
切体4とによる二段状容器となる。
み合わせるように係合し、互いの溝底を係止状態とすれ
ば、互いの重合部8,8が重合して、図2の如き分割型
中仕切体4となり、この分割型中仕切体4を、図3の如
く、その接合縁部11,11が上縁部3に接合するよう
にして容器本体1に重ねれば、容器本体1と分割型中仕
切体4とによる二段状容器となる。
【0015】このような二段状容器には、容器本体1に
予め例えば飯Aを収納し、分割型中仕切体4に接合前か
接合後かに飯A上に合わせて食したい所望の食品B、例
えばかつ重とする場合には調理したかつ、天重とする場
合にはてんぷらを載せて、蓋13を被着して使用するこ
とができる。
予め例えば飯Aを収納し、分割型中仕切体4に接合前か
接合後かに飯A上に合わせて食したい所望の食品B、例
えばかつ重とする場合には調理したかつ、天重とする場
合にはてんぷらを載せて、蓋13を被着して使用するこ
とができる。
【0016】この場合、分割型中仕切体4は、各分割体
5,6の中底面7,7がいずれもその重合部8,8付近
が摘み片12側端部よりも上位にあるように成形してあ
れば、食品Bの荷重を受けても下垂れ状に撓み凹んでし
まうことなく食品Bを安定して確実に支持することがで
きる。また、重合部8,8は食品Bの支持強度を増し、
分割体5,6の変形を少なくし、食品Bを分離状態で確
実に支持するのに役立つ。
5,6の中底面7,7がいずれもその重合部8,8付近
が摘み片12側端部よりも上位にあるように成形してあ
れば、食品Bの荷重を受けても下垂れ状に撓み凹んでし
まうことなく食品Bを安定して確実に支持することがで
きる。また、重合部8,8は食品Bの支持強度を増し、
分割体5,6の変形を少なくし、食品Bを分離状態で確
実に支持するのに役立つ。
【0017】食する時には、図5に示す如く、開蓋した
上で、分割体5,6を左右側方に軽く引き分ければ、分
割部としての重合部8,8が分離し、その間から食品B
が飯Aの上に載るので、そのまま合わせ食品として食す
ることができる。引き分けは摘み片12があれば一層便
利である。この場合、食品Bの下面にある中底面7を横
方向に引き抜く簡便な操作だけで、食品Bは原形状態を
損なわれることなく安全にかつ安定して飯Aの上に載る
ので、見た目も好ましい状態を維持することができ、新
鮮な状態の合わせ食品を得ることができる。
上で、分割体5,6を左右側方に軽く引き分ければ、分
割部としての重合部8,8が分離し、その間から食品B
が飯Aの上に載るので、そのまま合わせ食品として食す
ることができる。引き分けは摘み片12があれば一層便
利である。この場合、食品Bの下面にある中底面7を横
方向に引き抜く簡便な操作だけで、食品Bは原形状態を
損なわれることなく安全にかつ安定して飯Aの上に載る
ので、見た目も好ましい状態を維持することができ、新
鮮な状態の合わせ食品を得ることができる。
【0018】なお、容器本体1は、図では区画壁のない
容器として説明したが、区画壁を有した容器本体であっ
てもよいことは勿論であり、区画壁がある場合には、そ
の内の一以上の収納部に載るように、食品Bを収納し得
る中底面7構成するか、または使用に際してそのような
使い方をするようにすればよいものである。
容器として説明したが、区画壁を有した容器本体であっ
てもよいことは勿論であり、区画壁がある場合には、そ
の内の一以上の収納部に載るように、食品Bを収納し得
る中底面7構成するか、または使用に際してそのような
使い方をするようにすればよいものである。
【0019】また、分割型中仕切体4は、図では区画部
のない全体一つの受け面構成として説明したが、部分的
に適度な区画リブ乃至区画壁を形成して、一部が分離状
態で食品を収納できるようにしてもよいものである。
のない全体一つの受け面構成として説明したが、部分的
に適度な区画リブ乃至区画壁を形成して、一部が分離状
態で食品を収納できるようにしてもよいものである。
【0020】図6,7は、上記分割型中仕切体4とは別
の分割型中仕切体4aの実施例を示したものであり、分
割体5a,6aの中底面7a,7aの重合部8a,8a
内には、互いに係合する若干の凹凸突起14a,14a
が形成してあり、重合状態において両突起の係合によ
り、両分割体5,6の重合が安定するようにしたもので
ある。このような係合構造を採用すれば、前記立上り端
部10は全体的に略々同高状態であってもよい。分割体
5a,6aの引き分けは凹凸突起14a,14aの抵抗
が若干であるので、軽く外すようにしつつ簡便に引き分
けを行うことができる。
の分割型中仕切体4aの実施例を示したものであり、分
割体5a,6aの中底面7a,7aの重合部8a,8a
内には、互いに係合する若干の凹凸突起14a,14a
が形成してあり、重合状態において両突起の係合によ
り、両分割体5,6の重合が安定するようにしたもので
ある。このような係合構造を採用すれば、前記立上り端
部10は全体的に略々同高状態であってもよい。分割体
5a,6aの引き分けは凹凸突起14a,14aの抵抗
が若干であるので、軽く外すようにしつつ簡便に引き分
けを行うことができる。
【0021】なお、上記において中底面7,7aに適度
な保形性があれば、分割型中仕切体4、4aの切込溝
9、凹凸突起14aは設けず、単に重合部を重合する構
成とすることもできる。また、上記切込溝9、凹凸突起
14aに代えて、他の任意な嵌合乃至係合構成を採用す
ることができる。
な保形性があれば、分割型中仕切体4、4aの切込溝
9、凹凸突起14aは設けず、単に重合部を重合する構
成とすることもできる。また、上記切込溝9、凹凸突起
14aに代えて、他の任意な嵌合乃至係合構成を採用す
ることができる。
【0022】図8は、上記とはさらに別の分割型中仕切
体4bの実施例を示したものであり、この分割型中仕切
体4bは、容器本体1の上側開口2全体を塞ぎ得る一体
形のものとして形成してあり、中底面7bの中間部に、
短手方向全巾に亘って、ミシン目を形成し、或いは切り
裂き方向性を付与して延伸成形し、端部に切れ目を形成
するなどによる任意切り裂き可能な分割部15bを形成
することより、該分割部15bを指で摘んで切り取るな
どして分割型中仕切体4bを分割し、分割体5b,6b
となし得るように形成してなっている。分割体5b,6
bとした後は前記実施例と同様に扱うことができる。分
割部15b端部に摘み部を延設するなどは任意であり、
その他の構成は前記実施例と同様とすることができる。
体4bの実施例を示したものであり、この分割型中仕切
体4bは、容器本体1の上側開口2全体を塞ぎ得る一体
形のものとして形成してあり、中底面7bの中間部に、
短手方向全巾に亘って、ミシン目を形成し、或いは切り
裂き方向性を付与して延伸成形し、端部に切れ目を形成
するなどによる任意切り裂き可能な分割部15bを形成
することより、該分割部15bを指で摘んで切り取るな
どして分割型中仕切体4bを分割し、分割体5b,6b
となし得るように形成してなっている。分割体5b,6
bとした後は前記実施例と同様に扱うことができる。分
割部15b端部に摘み部を延設するなどは任意であり、
その他の構成は前記実施例と同様とすることができる。
【0023】上記いずれの実施例であっても、重合部8
或いは切分部15bなどの分割部を分割型中仕切体の中
央部に設ける外、一側寄り位置に設けることができる。
また、分割部を長手方向に形成してもよい。
或いは切分部15bなどの分割部を分割型中仕切体の中
央部に設ける外、一側寄り位置に設けることができる。
また、分割部を長手方向に形成してもよい。
【0024】さらに、分割型中仕切体の中底面を立上り
リブ乃至区画壁で複数の収納部に区画形成すると共に、
この複数の少なくとも一つの収納部内の中間部に分割部
を形成して分割可能とするか、または複数の収納部ごと
にそれぞれその中間部に分割部を形成し、各収納部ごと
に分割可能となるように形成することもできる。この場
合、分割型中仕切体の収納部が平面視矩形状の場合には
区画、分割部を縦横両方向に組み合わせて形成し、円形
状の場合には半径方向の区画、分割部の組み合わせとし
て形成するのが好ましい。
リブ乃至区画壁で複数の収納部に区画形成すると共に、
この複数の少なくとも一つの収納部内の中間部に分割部
を形成して分割可能とするか、または複数の収納部ごと
にそれぞれその中間部に分割部を形成し、各収納部ごと
に分割可能となるように形成することもできる。この場
合、分割型中仕切体の収納部が平面視矩形状の場合には
区画、分割部を縦横両方向に組み合わせて形成し、円形
状の場合には半径方向の区画、分割部の組み合わせとし
て形成するのが好ましい。
【0025】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、容器本
体の上側開口部に分割型中仕切体を接合して食品を分離
状態で収納することができ、同時に分割型中仕切体は横
方向に引き分けることによって、その上に収納した食品
を容器本体内の食品上に簡単に合わせることのできる中
仕切付食品容器を提供することができる。この容器によ
れば、分離収納ができると共に簡便かつ安全かつ安定し
て分離食品を合わせることができ、しかも全く見栄えを
損なわせることがないので、美味しい食品を新鮮状態で
提供することができる。
体の上側開口部に分割型中仕切体を接合して食品を分離
状態で収納することができ、同時に分割型中仕切体は横
方向に引き分けることによって、その上に収納した食品
を容器本体内の食品上に簡単に合わせることのできる中
仕切付食品容器を提供することができる。この容器によ
れば、分離収納ができると共に簡便かつ安全かつ安定し
て分離食品を合わせることができ、しかも全く見栄えを
損なわせることがないので、美味しい食品を新鮮状態で
提供することができる。
【図1】本考案容器の中仕切体の分離状態斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の中仕切体の重合状態斜視図である。
【図3】中仕切体を容器本体に接合した状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】本考案容器に収納物を収納した使用状態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】中仕切体を左右に引き抜いて収納物を合わせた
使用状態を示す縦断面図である。
使用状態を示す縦断面図である。
【図6】中仕切体の別の実施例を示す図1と同様の分離
状態斜視図である。
状態斜視図である。
【図7】図6の中仕切体を重合状態で示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】上記中仕切体のさらに別の実施例を示す斜視状
態断面図である。
態断面図である。
1 容器本体 2 上側開口 3 上縁部 4,4a 分割型中仕切体 5,6 分割体 5a,6a 分割体 7,7a 中底面 8,8a 重合部 9 切込溝 10 立上り端部 11 接合縁部 12 摘み片
Claims (3)
- 【請求項1】周縁を外折れした上縁部としてなる容器本
体の上側開口内に、複数の分割体の組み合わせよりなる
分割型中仕切体を配し、容器本体と分割型中仕切体とに
食品を分離状態で収納し得るように形成された中仕切付
食品容器において、上記分割体は、食品が載置される中
底面の分割側端に他の分割体と互いに重なり合う重合部
が一体に形成されていると共に、この分割側端を除く他
の三辺の周辺に容器本体の上縁部に接合する接合縁部が
設けられ、且つこの接合縁部に外方に延長した摘み片が
形成されてなり、各分割体の重合部を互いに重合させ接
合縁部を上記上縁部に接合させて容器本体内で一体の中
仕切体を構成し、その上に食品を載せたまま上記摘み片
を引っ張って各分割体に分割し、これらを容器外方に引
き分けることができるようにしたことを特徴とする中仕
切付食品容器。 - 【請求項2】分割体の重合部に他の分割体と互いに係合
する係合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
中仕切付食品容器。 - 【請求項3】周縁を外折れした上縁部としてなる容器本
体の上側開口内に分割型中仕切体を配し、容器本体と分
割型中仕切体とに食品を分離状態で収納し得るように形
成された中仕切付食品容器において、上記中仕切体は、
中間部に分割手段を有して上記開口を塞ぐ中底面と、中
底面周辺に形成した容器本体上縁部への接合縁部と、接
合縁部から外方に延長した摘み片とを有して形成されて
おり、容器本体内に配した中仕切体の上に食品を載せた
まま分割手段で各分割体に分割し、これらを上記摘み片
を引っ張って容器外方に引き分けるとができるようにし
たことを特徴とする中仕切付食品容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035030U JP2591603Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 中仕切付食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035030U JP2591603Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 中仕切付食品容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074342U JPH074342U (ja) | 1995-01-24 |
JP2591603Y2 true JP2591603Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12430671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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- 1993-06-28 JP JP1993035030U patent/JP2591603Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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