JP2588443B2 - 食鳥の懸鳥装置 - Google Patents

食鳥の懸鳥装置

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JP2588443B2 JP2298151A JP29815190A JP2588443B2 JP 2588443 B2 JP2588443 B2 JP 2588443B2 JP 2298151 A JP2298151 A JP 2298151A JP 29815190 A JP29815190 A JP 29815190A JP 2588443 B2 JP2588443 B2 JP 2588443B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、食鳥の屠鳥処理に際し、食鳥を屠鳥処理装
置のシャックルに懸鳥するための食鳥の懸鳥装置に関す
る。
(従来技術) 従来、食鳥を屠鳥する際には、一般に作業者が生鳥を
収容した籠の上部開口から食鳥を持ち上げて取り出し、
屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベアに吊下げられて
移動しつつあるシャックルに懸鳥していた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の懸鳥方法では、 食鳥を籠から取り出す際、或いは屠鳥処理装置のシャ
ックルに食鳥を懸鳥した後に、食鳥が暴れ、埃や糞が飛
散して作業環境が悪化し、或いは食鳥が損傷して食鳥の
商品価値が低下する場合がある。
食鳥を籠の上部開口から持ち上げて取り出す作業は作
業者にとって肉体的にかなりきつい。
屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベアに吊下げられ
て移動しつつあるシャックルに懸鳥する作業を、人手に
より確実且つ迅速に行うのは、シャックルの移動および
食鳥の脚部がシャックルと係合する前にシャックルと干
渉することにより惹起されるシャックルの揺動により、
かなり難しく、屠鳥処理の作業効率の向上を阻む一因と
なっている。
等の問題があった。
従って、本発明の目的は、作業環境の悪化を招かず、
食鳥の損傷を防止でき、作業者の肉体的負担を軽減で
き、かつ懸鳥作業の困難性を解消できひいては屠鳥処理
の作業効率の向上を達成できる食鳥の懸鳥装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明においては、籠に
収容された食鳥を麻痺状態にする麻痺処理装置と、麻痺
状態になった食鳥を籠から取出す取出し装置と、籠から
取り出された麻痺状態の食鳥を屠鳥装置のシャックルに
懸鳥する懸鳥機と、麻痺処理装置と取出し装置との間に
配設された第1コンベアと、取出し装置と懸鳥機との間
に配設された第2コンベアとから成ることを特徴とする
食鳥の懸鳥装置を提供する。
本発明の好ましい態様においては、前記麻痺処理装置
は、搬送方向に所定の長さに亘ってトンネル状に包囲さ
れ、該包囲部の搬送方向中央部分が所定長さに亘って下
方に偏位されたコンベアと、該コンベアの下方偏位部に
配設された炭酸ガス注入装置とから成る。
本発明の他の好ましい態様においては、前記取出し装
置は、第1コンベアにより搬送された籠と係合し籠を支
持する一対のアームと、アームをその一端を通る水平軸
の回りに、籠と係合関係に入る初期位置と、籠を上下反
転させる揺動位置との間で揺動させる揺動装置と、アー
ムの揺動位置において籠から取出された食鳥を第2コン
ベアに案内する案内装置と、揺動位置において、籠とア
ームとの係合を解除し、空になった籠を取出し装置から
取除く籠除去装置と、アームが初期位置にある時にの
み、籠が初期位置におけるアーム間の空間に移動するの
を許容する籠移動規制装置とから成る。
本発明の更に別の好ましい態様においては、前記懸鳥
機は、シャックルを吊下げた屠鳥処理装置のオーバーヘ
ッドコンベアの走行区間の一部を側方を該コンベアと平
行に延び、該コンベアの走行に同期して一対の水平軸の
回りに回転駆動される互いに平行な一対の水平な無端チ
ェーンと、該無端チェーンの間で該無端チェーンに沿っ
て延びると共に、上側行程の一部が屠鳥処理装置のオー
バーヘッドコンベア側に偏位した無端の第1ガイド部材
とを備えた搬送機構と、前記一対の無端チェーンの一方
から他方に向けて延在し、一端が前記一対の無端チェー
ンの一方に他端が前記一対の無端チェーンの他方にそれ
ぞれ連結され、前記一対の無端チェーンにより駆動され
る第2ガイド部材と、第2ガイド部材の延在方向に相対
移動可能に第2ガイド部材と係合して第2ガイド部材に
より支持され、屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベア
側の上面縁部に前記無端チェーンの延在方向と平行に配
設された食鳥の両脚部を保持する一対の保持部材を備
え、下面に第1ガイド部材の延在方向に相対移動可能に
第1ガイド部材と係合するフォロアー部材を備えた移動
体とを含む食鳥の保持モジュールとから成る。
本発明の他の好ましい態様にあっては、前記懸鳥機
は、前記第1ガイド部材の偏位部の上方に、前記一対の
無端チェーンの水平軸と平行に延びる固定軸に回転自在
に支持されたローラー部材を備えている。
(作用) 本発明の上記構成によれば、籠に収容された食鳥を麻
痺状態にする麻痺処理装置を設けたので、食鳥を籠から
取り出す際、或いは屠鳥処理装置のシャックルに食鳥を
懸鳥した後に、食鳥が暴れるおそれはない。また、麻痺
状態になった食鳥を籠から取出す取出し装置を設けたの
で、作業者は食鳥を籠の上部開口から持ち上げて取り出
す作業から解放される。さらに、麻痺状態の食鳥を屠鳥
装置のシャックルに懸鳥する懸鳥機を設けたので、難し
いシャックルへの懸鳥作業は人手を介することなく自動
的に行われる。
(実施例) 以下添付図を参照しつつ、本発明の実施例を説明す
る。
本発明の実施例に係る食鳥の懸鳥装置1の全体構成を
示す第1図において、10は籠に収容された食鳥を麻痺状
態にする麻痺処理装置、20は麻痺状態になった食鳥を籠
から取出す取出し装置、40は麻痺状態の食鳥を屠鳥装置
のシャックルに懸鳥する懸鳥機である。
食鳥Aは籠Bに収容されたまま麻痺処理装置10により
麻痺状態にされた後、第1ベルトコンベア100により、
第1ベルトコンベア100の搬送方向下流端に配設された
取出し装置20まで搬送される。食鳥Aは懸鳥作業の初期
行程において麻痺状態にされるので、以降の作業行程に
おいて暴れるおそれはない。従って埃や糞が飛散して作
業環境が悪化し、或いは食鳥Aが損傷して食鳥Aの商品
価値が低下するおそれは無い。
取出し装置20により、麻痺状態の食鳥Aは自動的に籠
Bから第2ベルトコンベア200上に取出される。食鳥A
を籠Bから取出す作業は人手を介さずに行われるので、
作業者は肉体的にきつい労働から開放される。
第2ベルトコンベア200の搬送方向下流端の近傍に
は、懸鳥機40の搬送機構40Aの一端が配設されている。
食鳥Aは、作業者の手作業により、第2ベルトコンベア
200から搬送機構40Aに取付けられた保持モジュール40B
上に移され、保持モジュール40Bに対して所定の姿勢、
位置関係を持って保持モジュール40Bにより保持され
る。搬送機構40Aの搬送方向下流領域において、保持モ
ジュール40B上に保持された食鳥Aは、オーバーヘッド
コンベアに吊下げられて移動しつつある屠鳥装置のシャ
ックルEに自動的に懸鳥される。困難性を伴う懸鳥作業
は人手を介さず自動的に行われるので、作業の確実性、
迅速性が担保される。
次に、麻痺装置10、取出し装置20及び懸鳥機40の構成
を詳述する。
麻痺処理装置 第2図に示すように、籠Bを搬送するベルトコンベア
11が矢印で示す搬送方向に所定の長さに亘って気密性の
パネル12に包囲され、トンネル部13が形成されている。
トンネル部13は搬送方向中央部分が所定長さに亘って下
方に偏位されて下方偏位部13aが形成されている。トン
ネル部13の下方偏位部13aの天井部分には、搬送方向に
所定の間隔を隔てて炭酸ガス注入ノズル14a、14b、14c
が取付けられている。炭酸ガス注入ノズル14a、14b、14
cは炭酸ガス供給装置15に連結されている。ベルトコン
ベア11はトンネル部13の搬送方向下流端13bよりも搬送
方向に若干下流側で終端しており、該終端部11aに隣接
して第1ベルトコンベア100の搬送方向上流端が配設さ
れている。
上記構成を有する麻痺処理装置は以下の如くに作動す
る。すなわち、ベルトコンベア11上に載置された籠Bが
トンネル部13を通過する際に、炭酸ガス注入ノズル14
a、14b、14cから吐出され下方偏位部13a内に充満した炭
酸ガスに暴露される。その結果、籠B内の食鳥Aは酸欠
により麻痺状態になる。
取出し装置 第3a図〜第3c図において、21a、21bは第1ベルトコン
ベア100により搬送された籠Bと係合し籠Bを支持する
一対のアームである。アーム21a、21bの一端は、枠体22
に回動自在に支持された軸23に、相互の間隔を調節可能
に、固定されている。軸23は、ロッド24a、24b、24cか
ら成るリンク機構24を介してモータ25の出力軸に連結さ
れている。
第3b図に示すように、軸23に一端が固定されたロッド
24a、ひいては軸23は、モータ25が1回転する間に回転
位置P1〜P2間で揺動する。軸23の前記揺動に追従してア
ーム21a、21bは、実線で示す初期位置と想像線で示す揺
動位置との間で揺動する。初期位置においてアーム21
a、21bは、自由端21a1、21b1を第3a図〜第3b図で矢印で
示す第1ベルトコンベア100の搬送方向の上流側に向
け、且つ、第1ベルトコンベア100の搬送方向下流端に
隣接して配設されて下方に傾斜しつつ前記搬送方向に延
びる、複数の転子26を備えた導入路27に平行に延びる。
揺動位置においてアーム21a、21bは、軸23を通る鉛直面
に関して初期位置におけるアーム21a、21bと略面対称に
延び、且つ枠体22に固定され第1ベルトコンベア100の
搬送方向に直角に、すなわち第3a図で2重矢印で示す方
向に延びる2本の空籠ガイド部材28a、28bの傾斜した上
面に当接する。
導入路27の両側には、籠Bを初期位置にあるアーム21
a、21b間に導くための一対のガイド部材29が配設されて
おり、また、アーム21a、21bが初期位置にある時にのみ
籠Bがアーム21a、21b間に進入するのを許容するための
一対のピストンロッド30が配設されている。ピストンロ
ッド30は公知のリンク機構によりアーム21a、21bの揺動
に連動して作動する。
空籠ガイド部材28a、28b間の中央部上方に、空籠ガイ
ド部材28a、28bに平行に、空籠押出し用ピストン31が配
設されている。ピストン31は公知のリンク機構によりア
ーム21a、21bの揺動に連動して作動する。
空籠ガイド部材28a、28bの下方には揺動位置において
籠Bから取出された食鳥Aを、第1ベルトコンベア100
と直交して配設された第2ベルトコンベア200に案内す
るシュート32が配設されている。
以上の如くに構成された取出し装置20は以下の如くに
作動する。
第1ベルトコンベア100上を矢印方向に搬送された籠
Bは、ガイド部材29による案内の下に導入路27を滑り下
り、初期位置におけるアーム21a、21b間の空間に進入す
る。
アーム21a、21bが初期位置から揺動位置に向けて揺動
を開始する。アーム21a、21bは、初期位置から揺動位置
への揺動開始直後に、籠Bの上部の外周に設けられた鍔
部B1の下面に当接し、以降籠Bを伴って揺動位置まで揺
動する。また、アーム21a、21bが、初期位置から揺動位
置に向けて揺動を開始すると同時に、アーム21a、21bの
揺動に連動してピストンロッド30が導入路27上に突出
し、後続の籠Bが初期位置におけるアーム21a、21b間の
空間に進入するのを阻止する。
揺動位置では、籠Bは上下反転されて、鍔部B1の上面
が空籠ガイド部材28a、28bの傾斜した上面に当接する。
この状態で、籠Bの上面に設けられた蓋が重力をうけて
開き、籠B内に収容された麻痺状態の食鳥Aがシュート
32上に落下する。食鳥Aは、シュート32を滑落して、第
1ベルトコンベア100と直角方向に配設された第2ベル
トコンベア200上に落下する。
アーム21a、21bは、籠Bを揺動位置に残して揺動位置
から初期位置に戻る。アーム21a、21bの初期位置への揺
動中に、該揺動運動に連動して空籠押出し用ピストン31
が作動し、空になった籠Bをガイド部材28a、28bに沿っ
て2重矢印方向に取出し装置20から押出す。取出し装置
20から押出された空の籠Bは人手により、或いは自動的
に回収される。
ピストンロッド30が、後続の籠Bが初期位置における
アーム21a、21b間の空間に進入するのを阻止しているの
で、アーム21a、21bは後続の籠Bの鍔部B1と干渉するこ
となく、初期位置に戻る。アーム21a、21bが初期位置に
戻ると、アーム21a、21bの揺動に連動してピストンロッ
ド30は導入路27の下方に引き込まれる。これにより、後
続の籠Bが初期位置におけるアーム21a、21b間の空間に
進入し、以降前述の作動が繰り返される。
以上説明したごとく、籠Bからの食鳥Aの取出し作業
は人手を介することなく、取出し装置20により自動的に
行われる。
懸鳥機 第4a図〜第4c図において、Cは屠鳥処理装置のオーバ
ーヘッドコンベアのガイドレールである。ガイドレール
Cには下り傾斜区間C1、下方水平区間C2、上り傾斜区間
C3から成る下方偏位区間C′が形成されている。第4c図
に明示されているように、ガイドレールCの下方偏位区
間C′はY−Z平面内、即ち垂直平面内に形成されてい
る。ガイドレールCには駆動チェーンDにより矢印方向
に駆動される複数の懸鳥用シャックルEが所定の間隔を
S隔てて移動可能に懸架されている。懸鳥用シャックル
Eは、ガイドレールCに当接する一対のローラーE1と、
ローラーE1に支持するヨークE2と、ヨークに連結され下
方に延びるロッドE3と、ロッドE3の下端に連結された係
合部E4とから成る。係合部E4は略矩形の閉じた略平面の
骨組み構造から成り、両側部の内側下端には上向きに開
放したスリット部E41が、また内側空間の略中央部には
両スリット部E41を連結する上に凸の湾曲した連結部E42
が形成されている。連結部E42の上方は空虚な内部空間
となっている。スリット部E41の中心間距離は所定値s
に設定されている。Fは懸鳥用シャックルEを整列させ
るためのスペーサチェーンである。ガイドレールC、駆
動チェーンD、懸鳥用シャックルE及びスペーサチェー
ンFは屠鳥処理装置の公知のオーバーヘッドコンベアを
構成するものである。
第4a図において、41、41は、図示しない公知の同期機
構を介して、屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベアの
走行に同期して一対の水平軸42、42の回りに回転駆動さ
れる互いに平行な一対の水平な無端チェーンである。
無端チェーン41は、屠鳥処理装置のガイドレールの下
方偏位区間C′の下方側方に且つ下方偏位区間C′に平
行に、より詳しくは、ガイドレールの下方偏位区間C′
における懸鳥用シャックルEの係合部E4の側方に、且つ
整列した懸鳥用シャックルEに平行に配設されている。
無端チェーン41は二重矢印方向に回転駆動される。こ
れにより、無端チェーン41の上側走行区間は屠鳥処理装
置の懸鳥用シャックルEと同一方向に走行する。
無端チェーン41、41の間に該無端チェーンに沿って固
定のガイド部材、すなわち互いに平行な一対の水平な無
端の第1ガイド部材43、43が配設されている。第1ガイ
ド部材43の上側行程には、屠鳥処理装置のガイドレール
の下方偏位区間C′に接近する方向に折れ曲がった第1
屈曲区間431、ガイドレールの下方偏位区間C′に接近
してこれと平行に延びる平行区間432、ガイドレールの
下方偏位区間C′から遠ざかる方向に折れ曲がった第2
屈曲区間433から成る側方偏位区間43′が形成されてい
る。第4c図に明示されているように、第1ガイド部材の
側方偏位区間43′はX−Z平面内、すなわち水平面内に
形成されており、又側方偏位区間43′は、第1屈曲区間
431が屠鳥装置のガイドレールの下方水平区間C2に重畳
し、平行区間432が屠鳥装置のガイドレールの上り傾斜
区間C3に重畳するように、屠鳥装置のガイドレールの下
方偏位区間C′に対して位置決めされている。無端チェ
ーン41、水平軸42、第1ガイド部材43は懸鳥機40の搬送
機構40Aを構成する。
第4a図、第4b図に示すごとく、一対の無端チェーン4
1、41の一方から他方に向けて一対の第2ガイド部材4
4、44が延びている。第2ガイド部材44は、一端が無端
チェーン41、41の一方に他端が無端チェーン41、41の他
方にそれぞれアタッチメント部材45を介して連結され、
無端チェーン41に従動する。
直方体の箱状の移動体46が、第2ガイド部材44と、第
2ガイド部材44の延在方向に相対移動可能に係合し、第
2ガイド部材44により支持されている。この係合によ
り、移動体46は無端チェーン41に従動して走行する。移
動体46の構造を、移動体46が上側走行区間に在る状態、
すなわち第4a図の状態に着目して説明する。屠鳥処理装
置のガイドレールCの下方偏位区間C′に面する側の移
動体46の上面縁部には、矩形の板部材46aが移動体46の
側縁からオーバーハングして取付けられている。板部材
46aは、屠鳥処理装置のガイドレールCの下方偏位区間
C′に面する自由側縁46a1が下方偏位区間C′に平行に
延在するように位置決めされている。一対の溝形断面の
摺動片47、47が、溝内に板部材46aの自由側縁46a1を受
け入れた状態で配設されている。各摺動片47の、屠鳥処
理装置のガイドレールの下方偏位区間C′寄りの上面側
縁には、食鳥の両脚部を保持するための一対の、上方が
開口した二股状の弾性保持片48が固定されている。詳述
すると、これらの保持片48に、その上方開口部から二股
間に食鳥の両脚部を一旦押し入れると、保持片48は、そ
の弾性力によって、外部から一定の上向きの力が加わら
ない限り、食鳥の脚部を保持し続けるのである。保持片
48は、屠鳥処理装置のガイドレールの下方水平区間C2
おける懸鳥用シャックルの連結部E2の上方に位置決めさ
れている。各摺動片47の上側の脚部には板部材46aの自
由側縁46a1に平行に延びる長円形開口47aが穿設されて
おり、開口47aには板部材46aの上面に固定されたピン46
a2が嵌合している。摺動片47、47間の中央位置におい
て、板部材46aの下面に係止片49が固定されており、各
摺動片47はばね50を介して係止片49と連結されている。
ばね50には若干の初期張力が与えられており、該初期張
力により各摺動片47の開口47aは、係止片49から隔たっ
た側の端部がピン46a2に当接している。開口47aの係止
片49から隔たった側の端部がピン46a2に当接した状態
で、一対の保持片48は初期間隔s′を隔てている。初期
間隔s′は屠鳥装置の懸鳥用シャックルEのスリット部
E41の中心間距離sよりも小さな値に設定されている。
移動体46はまた、上面に食鳥の胴体部を保持するため
の一対のコーミング46bを、下面に第1ガイド部材43の
延在方向に相対移動可能に第1ガイド部材43と係合する
フォロアー部材、すなわちローラー51を備えている。
第2ガイド部材44、移動体46、移動体に取付られた諸
部材は懸鳥機40の保持モジュール40Bを構成する。前記
保持モジュール40Bは無端チェーン41の全長に亘って所
定の間隔Sを隔てて複数個取付られている。また前記保
持モジュール40Bは、該保持モジュール40Bが第1ガイド
部材の側方偏位区間43′に在る時に食鳥処理装置の懸鳥
用シャックルEに正対するように位置決めされている。
上記の如くに構成された懸鳥装置40は以下の如くに作
動する。
第2ベルトコンベア200により搬送機構40Aの一端近傍
まで搬送された食鳥Aは、作業者の手作業により第2ベ
ルトコンベア200から二重矢印方向に走行している保持
モジュール40Bに移される。食鳥Aは、第4a図に示すよ
うに、各脚部の基部が初期間隔s′を隔てた一対の保持
片48の各々にそれぞれ挟持され、各脚の先端部分と爪と
が各保持片48から側方に、すなわち屠鳥装置のシャック
ルEの方向に突出し、胴体が一対のコーミング46bに挟
まれた状態で移動体46上に固定保持される。
一対の第2ガイド部材44、44により支持された移動体
46は揺動しないので、第2ベルトコンベア200から保持
モジュール40Bへの食鳥Aの移し替えは容易且つ確実に
行われる。
食鳥Aを保持した保持モジュール40Bは、ローラー51
が係合する第1ガイド部材43の案内の下に、無端チェー
ン41に従動して二重矢印方向に走行する。屠鳥装置の懸
鳥用シャックルEが下り傾斜区間C1を通過して、下方水
平区間C2に到達した時に保持モジュール40Bは第1屈曲
区間431に到達する。懸鳥用シャックルEが下方水平区
間C2を走行する間に保持モジュール40Bは第1屈曲区間4
31を走行し、懸鳥用シャックルEに接近する。これによ
り、保持モジュール40Bの保持片48から懸鳥用シャック
ルE側に突出した食鳥Aの両脚部の先端部と爪とが、懸
鳥用シャックルの係合部E4に接近し、保持モジュール40
Bが平行走行区間432に到達した時点で、連結部E42の中
央部上方で懸鳥用シャックルEの係合部E4の内部空間を
貫通する。食鳥Aの脚部は、スリット部E41の間隔sよ
りも狭い間隔s′で保持モジュール40Bの保持片48によ
り保持されており、また連結部E42の上方は空虚な内部
空間となっているので食鳥Aの両脚部の先端部と爪とは
係合部E4を構成する骨組みと干渉することなく係合部E4
の内部空間を貫通する。屠鳥装置の懸鳥用シャックルE
が上り傾斜区間C3を走行する間に保持モジュール40Bは
平行走行区間432を走行する。すなわち、保持モジュー
ル40Bは懸鳥用シャックルEに平行に走行する。この間
に懸鳥用シャックルEは上昇し、一方食鳥Aの両脚部は
保持モジュール40Bの保持片48に挟持されて上下移動が
規制されているので、係合部E4の内部空間を貫通した食
鳥Aの各脚部の先端部は、係合部E4に対して下方に相対
移動する一方、保持片48を内方に付勢するばね50の力に
抗して凸状に湾曲した連結部E42に当接し、これに沿っ
て夫々の脚部に対応する左右のスリット部E41に向けて
移動され、脚部の先端部は、更なるシャックルとの相対
移動により、ついには、スリット部E41内に嵌まり込む
ことになる。
詳述すると、保持片48は弾性力に基づく十分な挟持力
を有しているので、食鳥Aの各脚部の先端部がスリット
部E41に入っていく際、スリット部E41との摩擦力によっ
て上向きの力が加えられても、保持片48による食鳥の脚
部の挟持が解除されるおそれは無い。したがって、スリ
ット部E41が上昇しても食鳥Aの脚部は上昇せず、これ
により、懸鳥用シャックルEが上昇するにつれて、食鳥
Aの脚部の先端部は下向きにスリット部E41に押し込ま
れる。連結部E42の案内により食鳥Aの両脚部の間隔
は、その初期値s′から増大するが、該増大は保持モジ
ュール40Bの各保持片48を支持する各摺動片47が、各ば
ね50の弾性力に抗して互いの間隔が増大する方向に移動
することにより担保される。屠鳥装置の懸鳥用シャック
ルEが上り傾斜区間C3を走行中に、懸鳥用シャックルの
係合部のスリット部E41の下端が保持モジュール40Bの保
持片48と同一高さになる。この時点で、食鳥Aの各脚部
の先端部はそれぞれ対応するスリット部E41の下端に達
する。スリット部E41の下端が保持モジュール40Bの保持
片48よりも高くなると、食鳥Aの脚の背部がスリット部
E41の下端で支持され、脚部から延びる3本の爪の甲
(これは胴から遠ざかるようには曲げることができな
い)がスリット部E41を構成するシャックルE4のフレー
ムにその背部から係合して、スリット部E41に固着した
状態となるので、食鳥Aの両脚部の基部は保持モジュー
ル40Bの保持片48による挟持から解放され、以降食鳥A
の両脚部は懸鳥用シャックルのスリット部E41のみによ
り挟持される。シャックルEが上り傾斜区間C3の上端に
到達する前に食鳥の下方端、即ち嘴の先端部が保持モジ
ーュール40Bの上面から離れる。これにより、屠鳥装置
への食鳥の懸鳥作業が完了する。保持モジュール40Bは
この後第2屈曲区間433を走行し、懸鳥用シャックルE
から遠ざかる。以降後続の各保持モジュール40Bにより
上述の懸鳥作業が連続的に行われる。
以上説明したごとく、籠Bから取出された食鳥Aの屠
鳥装置への懸鳥作業は、一部に人手による容易な作業を
包含するが、難しいシャックルEへの懸鳥作業は人手を
介することなく懸鳥機40により自動的且つ確実に行われ
る。
以上本発明の第1の実施例を説明したが、上記実施例
の構成に加えて、第5図に示すように、平行走行区間43
2の始端部4321近傍において、保持モジュールの保持片4
8の第1ガイドレール43寄りの側方上方に水平軸42と平
行な固定軸60により回転自在に支持されたローラー61を
設け、ローラー61の下端を保持片48と同一の高さ位置に
設定してもよい。これにより、シャックルEが上り傾斜
区間C3を走行する際に、該走行の初期において、食鳥A
の脚部の基部がローラー61の下端に当接して該基部の上
方への移動が完全に規制されるため、万が一にも保持モ
ジュール40Bの保持片48による食鳥Aの脚部の挟持が解
除される可能性は無くなる。したがって、食鳥Aの両脚
部の先端部分は確実にシャックルEのスリット部E41
下端まで押し込まれる。
また、第1実施例では、炭酸ガスを用いて食鳥の麻痺
処理を行っていたが、使用するガスは炭酸ガスに限定さ
れず、酸欠状態を惹起し得る他の適当な不活性ガスを使
用しても良い。又、例えば電気ショックを利用して食鳥
Aを麻痺させても良い。
また、第1実施例では、麻痺処理装置内の搬送手段、
及び麻痺処理装置と取出し装置間、取出し装置と懸鳥機
間の搬送手段としてベルトコンベアを使用したが、前記
搬送手段はベルトコンベアに限定されず、例えばチェー
ンコンベア、ローラーコンベア等を使用しても良い。
(効果) 以上説明したごとく、本発明においては、籠に収容さ
れた食鳥を麻痺状態にする麻痺処理装置を設けたので、
食鳥を籠から取り出す際、或いは屠鳥処理装置のシャッ
クルに食鳥を懸鳥した後に、食鳥が暴れるおそれはな
い。また、麻痺状態になった食鳥を籠から取出す取出し
装置を設けたので、作業者は食鳥を籠の上部開口から持
ち上げて取り出す作業から解放される。さらに、麻痺状
態の食鳥を屠鳥装置のシャックルに懸鳥する懸鳥機を設
けたので、難しいシャックルへの懸鳥作業は人手を介す
ることなく自動的に行われる。
従って、本発明により、作業環境の悪化を招かず、食
鳥の損傷を防止でき、作業者の肉体的負担を軽減でき、
かつ懸鳥作業の困難性を解消できひいては懸鳥処理の作
業効率の向上を達成できる食鳥の懸鳥装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る食鳥の懸鳥装置の全体
構成図である。 第2図は、麻痺処理装置の構成図である。 第3a図は、取出し装置の平面図、第3b図は第3a図のX−
X矢視図、第3c図は第3b図のY−Y矢視図である。 第4a図は、懸鳥機の斜視図である。 第4b図は、懸鳥機を構成する保持モジュールの斜視図で
ある。 第4c図は、屠鳥装置のガイドレールの下方偏位区間と懸
鳥機の第1ガイド部材との位置関係を模式的に示す斜視
図である。 第5図は、本発明の他の実施例に係る食鳥の懸鳥装置の
懸鳥機の部分斜視図である。 第6図は、食鳥の脚部及び爪を仮想線で示す、シャック
ルの拡大図である。 10……麻痺処理装置、20……取出し装置、40……懸鳥
機、40A……搬送機構、40B……保持モジュール、100…
…第1ベルトコンベア、200……第2ベルトコンベア。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】籠に収容された食鳥を麻痺状態にする麻痺
    処理装置と、麻痺状態になった食鳥を籠から取出す取出
    し装置と、籠から取り出された麻痺状態の食鳥を屠鳥装
    置のシャックルに懸鳥する懸鳥機と、麻痺処理装置と取
    出し装置との間に配設された第1コンベアと、取出し装
    置と懸鳥機との間に配設された第2コンベアとを有する
    食鳥の懸鳥装置において、 前記懸鳥機が、 シャックルを吊下げた屠鳥処理装置のオーバーヘッドコ
    ンベアの走行区間の一部の側方を該コンベアと平行に延
    び、該コンベアの走行に同期して一対の水平軸の回りに
    回転駆動される一対の水平な無端チェーンと、該無端チ
    ェーンの間で該無端チェーンに沿って延びると共に、一
    部が屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベア側に偏位し
    た無端の第1ガイド部材とを備えた搬送機構と、 前記一対の無端チェーンの一方から他方に向けて延在
    し、一端が前記一対の無端チェーンの一方に他端が前記
    一対の無端チェーンの他方にそれぞれ連結され、前記一
    対の無端チェーンに従動する第2ガイド部材と、第2ガ
    イド部材の延在方向に相対移動可能に第2ガイド部材と
    係合して第2ガイド部材により支持され、屠鳥処理装置
    のオーバーヘッドコンベア側の上面縁部に配設された食
    鳥の両脚部を保持するための一対の、上方が開口した二
    股状の弾性保持片を備え、下面に第1ガイド部材の延在
    方向に相対移動可能に第1ガイド部材と係合するフォロ
    アー部材を備えた移動体とを含む食鳥の保持モジュール
    と、を有することを特徴とする、 食鳥の懸鳥装置。
  2. 【請求項2】前記第1ガイド部材の偏位部の上方に、前
    記一対の無端チェーンの水平軸と平行に延びる固定軸に
    回転自在に支持されたローラー部材を備えていることを
    特徴とする、請求項第(1)項に記載の食鳥の懸鳥装
    置。
  3. 【請求項3】第1及び第2コンベアと、 搬送方向に所定の長さに亘ってトンネル状に包囲され、
    該包囲部の搬送方向中央部分が所定長さに亘って下方に
    偏位されたコンベアと、該コンベアの下方偏位部に配設
    された炭酸ガス注入装置とを備え、籠に収容された食鳥
    を麻痺状態にする食鳥の麻痺処理装置と、 第1コンベアにより食鳥の麻痺処理装置から搬送された
    籠と係合し籠を支持する一対のアームと、該一対のアー
    ムをその一端を通る水平軸の回りに、籠と係合関係に入
    る初期位置と、籠を上下反転させる揺動位置との間で揺
    動させる揺動装置と、前記一対のアームの揺動位置にお
    いて籠から取出された食鳥を第2コンベアの一端に案内
    する案内装置と、揺動位置において、籠とアームとの係
    合を解除し、空になった籠を取出し装置から取除く籠除
    去装置と、アームが初期位置にある時にのみ、籠が初期
    位置におけるアーム間の空間に移動するのを許容する籠
    移動規制装置とを備えた取出し装置と、 シャックルを吊下げた屠鳥処理装置のオーバーヘッドコ
    ンベアの走行区間の一部の側方を該コンベアと平行に延
    び、一方が第2コンベアの他端近傍に配設された一対の
    水平軸の回りに、前記オーバーヘッドコンベアの走行に
    同期して回転駆動される一対の水平な無端チェーンと、
    該無端チェーンの間で該無端チェーンに沿って延びると
    共に、一部が屠鳥処理装置のオーバーヘッドコンベア側
    に偏位した無端の第1ガイド部材とを備えた搬送機構
    と、前記一対の無端チェーンの一方から他方に向けて延
    在し、一端が前記一対の無端チェーンの一方に他端が前
    記一対の無端チェーンの他方にそれぞれ連結され、前記
    一対の無端チェーンに従動する第2ガイド部材と、第2
    ガイド部材の延在方向に相対移動可能に第2ガイド部材
    と係合して第2ガイド部材により支持され、屠鳥処理装
    置のオーバーヘッドコンベア側の上面縁部に配設された
    食鳥の両脚部を保持するための一対の、上方が開口した
    二股状の弾性保持片を備え、下面に第1ガイド部材の延
    在方向に相対移動可能に第1ガイド部材と係合するフォ
    ロアー部材とを備えた移動体とを含む食鳥の保持モジュ
    ールとを備えた懸鳥機と、を有することを特徴とする、 食鳥の懸鳥装置。
  4. 【請求項4】前記懸鳥機は、前記第1ガイド部材の偏位
    部の上方に、前記一対の無端チェーンの水平軸と平行に
    延びる固定軸に回転自在に支持されたローラー部材を備
    えていることを特徴とする請求項第(3)項に記載の食
    鳥の懸鳥装置。
  5. 【請求項5】食鳥を屠鳥装置のシャックルに懸鳥するた
    めの懸鳥機において、 シャックルを吊下げた屠鳥処理装置のオーバーヘッドコ
    ンベアの走行区間の一部の側方を該コンベアと平行に延
    び、該コンベアの走行に同期して一対の水平軸の回りに
    回転駆動される一対の無端チェーンと、該無端チェーン
    の間で該無端チェーンに沿って延びると共に、一部が屠
    鳥処理装置のオーバーヘッドコンベア側に偏位した無端
    の第1ガイド部材とを備えた搬送機構と、 前記一対の無端チェーンの一方から他方に向けて延在
    し、一端が前記一対の無端チェーンの一方に他端が前記
    一対の無端チェーンの他方にそれぞれ連結され、前記一
    対の無端チェーンに従動する第2ガイド部材と、第2ガ
    イド部材の延在方向に相対移動可能に第2ガイド部材と
    係合して第2ガイド部材により支持され、屠鳥処理装置
    のオーバーヘッドコンベア側の上面縁部に配設された食
    鳥の両脚部を保持するための一対の、上方が開口した二
    股状の弾性保持片を備え、下面に第1ガイド部材の延在
    方向に相対移動可能に第1ガイド部材と係合するフォロ
    アー部材を備えた移動体とを含む食鳥の保持モジュール
    と、 を有することを特徴とする懸鳥機。
  6. 【請求項6】前記第1ガイド部材の偏位部の上方に、前
    記一対の無端チェーンの水平軸と平行に延びる固定軸に
    回転自在に支持されたローラー部材を備えていることを
    特徴とする請求項第(5)に記載の懸鳥機。
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