JP2587094B2 - 研削方法 - Google Patents

研削方法

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JP2587094B2
JP2587094B2 JP21593788A JP21593788A JP2587094B2 JP 2587094 B2 JP2587094 B2 JP 2587094B2 JP 21593788 A JP21593788 A JP 21593788A JP 21593788 A JP21593788 A JP 21593788A JP 2587094 B2 JP2587094 B2 JP 2587094B2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は研削方法に係り、特に研削中にドレッシング
により砥石摩耗を補正する研削方法に関する。
<従来の技術> 研削加工においては、研削により砥石が摩耗する。こ
のため、砥石が摩耗すると研削停止時にドレッサにより
砥石のドレッシングを行い、しかる後研削を行うように
している。
<発明が解決しようとしている課題> しかし、従来は研削停止時にしかドレッシングを行え
ないため、砥石が摩耗するとその都度研削を停止しなけ
ればならず効率の良い研削加工ができないという問題が
ある。尚、ドレッシング回数を少なくすると研削精度が
低下する。
このため、研削をしながら砥石をドレッシングするこ
とが考えられるが、ドレッシングにより砥石径が減少す
るため、正しい研削が行えなくなる。
以上から本発明の目的は研削中であっても砥石のドレ
ッシングが行え、しかも精度の良好な研削加工が行える
研削方法を提供することである。
<課題を解決するための手段> 本発明の課題は、砥石の摩耗補正量(ドレッシング軸
の移動量)が指定されているか判別する工程と、摩耗補
正量が指定されている場合には切り込み軸(研削軸)の
補間移動量を該摩耗補正量に基づいて補正する工程と、
研削加工において切り込み軸及びドレッシング軸を含め
た同時補間制御を行う工程と、砥石による研削加工と並
行して指定された摩耗補正量のドレッシングを行う工程
を有している。
<作用> 1回の研削サイクルに対する砥石GRD(第1図)の摩
耗補正量h(ドレッシング軸(W軸)の移動量は2h)が
指定されているか判別し、摩耗補正量hが指定されてい
る場合には研削軸(Z軸)の補間移動量をh補正し、研
削加工において研削軸及びドレッシング軸を含めた同時
補間制御を行い、砥石GRDによる研削加工と並行してド
レッサDRSによる摩耗補正量hのドレッシングを行う。
尚、研削軸の補間移動量の補正によりドレッシングによ
り砥石径が減少しても、砥石円周面が常にワーク面に当
接するように通路補正される。
<実施例> 第1図は本発明の概略説明図であり、GRDは円筒形の
砥石、DRSは砥石の摩耗を補正するドレッサ、WKはワー
クであり、ワーク面を平面研削する場合が示されてい
る。
砥石GRDは図示しない機構によりX,Y,Z方向への移動が
可能であり、該機構により砥石をZ軸(研削軸)方向に
位置決めした後、XY平面上をジグザグ状に(第2図参
照)、あるいはX方向への往復動とY方向へのピックフ
ィードを繰り返してワーク面を平面研削するようになっ
ている。
ドレッサDRSはドレッシング軸(研削軸と平行な軸)
方向に上下できるように構成されており、1回の研削サ
イクルにおける砥石の摩耗補正量hが指定されると、1
研削サイクルの間に該摩耗補正量のドレッシングを行え
るようになっている。尚、第1図ではポイントPSからポ
イントPE迄の片道研削動作を1研削サイクルとしている
が、通常1研削サイクルとは第2図のジグザグ研削を参
照するとポイントPS′かポイントPE′までの1往復の研
削動作であり、第2図の場合研削サイクルのNCデータは
以下に示すフォーマット G83 I; を有している。ただし、G83は連続送り平研削サイクル
を指令するGコード、Iは往路の切り込み量iを、Jは
復路の切り込み量jを、Uは研削範囲uを、Fは送り速
度fを、Pはドウエル時間pを、Lは繰り返し回数(サ
イクル数)lを、Hは砥石摩耗補正番号hをそれぞれ指
令するワードアドレス語であり、またI,J,Uは全てイン
クリメンタル指令である。
さて、本発明では1研削サイクルにおける砥石GRDの
摩耗補正量hが指定されているか判別し、摩耗補正量h
が指定されている場合には1研削サイクルの間における
研削軸の補間移動量をhだけ補正し、しかる後研削軸及
びドレッシング軸を含めた同時補間制御を行い、砥石GR
DのXY平面移動による研削加工と並行してドレッサDRSに
よる摩耗補正量hのドレッシングを行い、かつドレッシ
ングによる砥石径の減少を研削軸の補間移動量の補正に
より補償している。
第3図は本発明が適用されるNC装置のブロック図であ
り、11はプロセッサ、12は制御プログラムを記憶するプ
ログラムメモリ(ROM)、13は処理結果や実行中のNCプ
ログラム等を記憶するRAM、14は各種パラメータ、砥石
摩耗補正量、NCプログラム等を記憶するバッテリーバッ
クアップRAM(不揮発性メモリ)、15はデイスプレイ装
置15aとキーボード15bを備えたCRT&MDI装置、16はNCデ
ータ入力装置、17はパルス補間器と各軸サーボユニット
を有する軸制御部、18はプロセッサから指令されたM
−,S−,T−機能命令等を工作機械に出力し、工作機械か
らの各種信号をプロセッサに入力するインタフェース、
19は操作盤、21は工作機械である。尚、摩耗補正量は3
桁の摩耗補正番号001〜999に対応させて不揮発性メモリ
に多数記憶されており、NCプログラムにおいてはアルフ
ァベットHの後に補正番号を配置することにより所定の
摩耗補正量hを指定できるようになっている。
第4図は本発明の処理の流れ図である。以下、この流
れ図に従って本発明の研削方法を説明する。尚、摩耗補
正量hはCRT&MDI装置15よりオフセット量の設定と同様
に3桁の補正番号を付されて不揮発性メモリ14に記憶さ
れており、また研削サイクルを含むNCプログラムも既に
RAM13に記憶されている。
RAM13に記憶されているNCプログラムによるNC制御
(メモリ運転)が起動されると、プロセッサ11はNCプロ
グラムから1ブロックのNCデータを読み取り(ステップ
101)、該NCデータがプログラムエンドを示すM02または
M30かチェックし(ステップ102)、プログラムエンドで
なければ以降の処理を行い、プログラムエンドであれば
数値制御処理を終了する。
さて、プログラムエンドでなければプロセッサ11は該
NCデータが研削サイクルを指令するものであるかチェッ
クし(ステップ103)、研削サイクル指令でなければ通
常の周知の数値制御処理を実行し(ステップ104)、以
後ステップ101以降の処理を繰り返す。
一方、研削サイクル指令であれば、該研削指令により
摩耗補正量hあ指令されているかチェックする(ステッ
プ105)。すなわち、研削サイクル指令中にアルファベ
ットHが含まれているかチェックし、含まれていなけれ
ば通常の研削サイクル処理を実行し(ステップ106)、
以後ステップ101以降の処理を繰り返す。
しかし、ステップ105の判断処理において研削サイク
ル指令の中にアルファベットHが含まれて摩耗補正量h
が指令されていれば、プロセッサ11は研削軸の1研削サ
イクルにおける補間移動量をhに基づいて補正すると共
に、ドレッシング軸の1研削サイクルにおけるインクリ
メンタル移動を2hと認定する(ステップ107)。
しかる後、1研削サイクルが第2図に示すように往復
動であれば、片道の研削軸移動量をh/2、ドレッシング
軸移動量をhとしてX,Y軸を含めた同時4軸制御を行う
(X,Y軸の移動量はそれぞれu,i)。これにより、砥石GR
DがXY平面上を移動して研削加工が行われると共に、ド
レッサDRSがドレッシング軸方向にh連続的に下がり、
かつ砥石が研削軸方向に連続的にh/2下がってトータルh
/2のドレッシングが行われて砥石摩耗が補正される。
尚、砥石の研削軸方向の移動によりドレッシングによる
砥石径の減少が補償され、常に砥石円周面がワーク面に
当たって研削が行われる。
そして、往路の研削が完了すれば続いて復路の研削が
同様に行われて1研削サイクルあたり、総計hのドレッ
シングが行われる(ステップ108)。尚、上記処理と並
行して各軸の現在位置の更新処理が行われる。
1研削サイクルが終了すれば、プロセッサ11は繰り返
し回数(所期値はl)を1カウントダウンし、ついで零
になったか、換言すれば研削サイクルが完了したかチェ
ックし(ステップ109)、零であれば研削サイクルは完
了したものとして以後ステップ101以降の処理を繰り返
し、零でなければステップ107以降の処理を繰り返して
研削加工を継続する。
<発明の効果> 以上本発明によれば、1回の研削サイクルに対する砥
石の摩耗補正量hが指定されているか判別し、摩耗補正
量が指定されている場合には研削軸(切り込み軸)の補
間移動量を該摩耗補正量hに基づいて補正すると共に、
1研削サイクル当りのドレッシング軸の移動量を2hとみ
なし、研削加工において前記切り込み軸及びドレッシン
グ軸を含めた同時補間制御を行い、研削加工と並行して
前記指定された摩耗補正量のドレッシングを行うように
構成したから、研削中であってもドレッシングが行え、
しかも精度の良好な研削加工が行えるようにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略説明図、 第2図は研削サイクル説明図、 第3図は数値制御装置のブロック図、 第4図は本発明の研削方法の処理の流れ図である。 GRD……砥石、 DRS……ドレッサ、 WKはワーク、 h……摩耗補正量

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1回の研削サイクルにおける砥石の摩耗補
    正量が指定されているか判別し、 摩耗補正量が指定されている場合には切り込み軸の補間
    移動量を該摩耗補正量に基づいて補正すると共に、ドレ
    ッシング軸の移動量を該摩耗補正量とみなし、 研削加工において前記切り込み軸及びドレッシング軸を
    含めた同時補間制御を行い、 研削加工と並行して前記指定された摩耗補正量のドレッ
    シングを砥石に施すことを特徴とする研削方法。
  2. 【請求項2】砥石摩耗補正番号に対応させて摩耗補正量
    をメモリに記憶させておき、研削サイクルを特定するNC
    データ中に前記摩耗補正番号を含ませることにより摩耗
    補正量を指定することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の研削方法。
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