JP2576683B2 - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JP2576683B2
JP2576683B2 JP2296551A JP29655190A JP2576683B2 JP 2576683 B2 JP2576683 B2 JP 2576683B2 JP 2296551 A JP2296551 A JP 2296551A JP 29655190 A JP29655190 A JP 29655190A JP 2576683 B2 JP2576683 B2 JP 2576683B2
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信一 金田
雅子 竹田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、比較的狭い空間において好適に使用される
収納家具に関するものである。
[従来の技術] 比較的狭い空間において使用される収納家具の一つ
に、ロッカーがある。ロッカーは、更衣室等に配置さ
れ、我々が日常生活の中で利用する機会の最も多い収納
家具の一つとなっている。ロッカーは、従来から幅寸
法、高さ寸法および奥行き寸法等が規格化され、単純な
箱形をなしているのが通例である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のロッカーでは、収納効率を向上させ
ることが難しいという問題がある。すあわち、ロッカー
は本来の性質から、普段身につけている衣服や小物を収
納する利用形態が最も多く、バッグ等の形態品を収納す
る利用形態がこれに次ぐ。そこで、更衣室などのロッカ
ーは、種々の規格の中から、常識的な範囲内でバッグ等
の最も大きい物に準拠して相応の収納力を有した規格を
選定しているのが通例である。ところが、バッグ等の携
帯品は奥行きと幅はとるが、上下方向に大きな収納空間
を必要とするものではない。このため、バッグ等を収納
していない場合は勿論のこと、実際にそれを収納した場
合にも、ロッカー内部に大きな無駄空間ができるという
不都合を生じる。しかも、このような無駄空間が存在す
るにも拘らず、ロッカーの正面側には、通行や更衣も満
足に行い得ないような狭い通路しか確保されていないケ
ースが度々見受けられる。
このような不具合に鑑みて、近時、人間の背丈に対応
する下収納部およびこの下収納部の上に位置する上収納
部を設け、上収納部の前面を下収納部の前面よりも正面
側へ突出させてなる収納家具が考えられている。すなわ
ち、例えばこの収納家具をロッカーとして説明すると、
ロッカーの使用の実態に則し、使用者の動作空間と抵触
する下収納部は例えば衣服のみを収納できる薄手のもの
にして正面側にできるだけ広い空間を確保し、逆に使用
者の動作空間と抵触しない頭上は正面側に突出させて十
分な収納空間を確保することができるようにしている。
しかし、このような形態のロッカーでは、下収納部に
衣服を収納する際にみごろが手前を向くようにして収納
しなければならないケースが生じる。このため、出し入
れに違和感を伴い、衣服と扉の緩衝も起こし易くなる。
本発明は、このような課題を有効に解決することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 狭い空間に配設されるこの種の収納家具は、両側を正
面として背合わせに配置することが多い。本発明は、こ
のような実状に着目して次のように構成したものであ
る。
すなわち、本発明の収納家具は、両側を正面とする家
具本体に、人間の背丈に対応した高さの下収納部および
この下収納部の上に位置する上収納部を設け、上収納部
の前面を下収納部の前面よりも正面側へ突出させてなる
ものにおいて、前記下収納部に、一方の正面側に全奥行
きを開放することのできる収納領域および他方の正面側
に全奥行きを開放することのできる収納領域を幅方向に
交互に隣接して設け、前記上収納部に、両正面側に奥行
きの半分づつを開放することのできる収納領域を背合わ
せに隣接して設けていることを特徴とする。
収納家具を作り易いものにするためには、家具本体
を、互いに別体をなす下収納部および上収納部を連結し
て構成するのが望ましい。
家具本体の重心が高くなり、転倒し易くなるのを防止
するためには、家具本体に、転倒防止手段を設けておく
のが望ましい。
[作用] このような構成のものであれば、下収納部を極力薄手
のものにしてできるだけ広い動作空間の確保し、上収納
部は逆に頭上に突出させてできるだけ広い収納空間を確
保することができる。
この場合、下収納部は一方の正面側においてのみ使用
される収納領域と他方の正面側においてのみ使用される
収納領域とが幅方向に交互配置され、それらの収納領域
には下収納部の全奥行きが解放されるため、下収納部が
薄手であっても衣服を通常の状態で収納することがで
き、みごろを手前に向けて収納するといった不自然な対
応を迫られることがなくなる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して
説明する。
この収納家具であるロッカーは、第1図および第2図
に示すように、人間の背丈に対応した高さ(例えば170c
m程度)の下収納部2と、この下収納部2とは別体品で
ある上収納部3とを図示しない位置で上下に連結し、ロ
ッカー本体1を構成している。このロッカー本体1は両
側を正面P、Qとするものであり、前記上収納部3の奥
行きd3を前記下収納部2の奥行きd2に対して2倍近くに
設定することによって、上収納部3の前面p3(q3)が下
収納部2の前面p2(q2)よりも正面P(Q)側へ突出し
た位置に配設されるようにしている。
下収納部2には、第1図および第4図に示すように、
扇21aを開成することによって正面P側へ全奥行きd2
開放することのできる収納領域21と、扇22aを開成する
ことによって他方の正面Q側へ全奥行きd2を開放するこ
とのできる収納領域22とが幅方向に交互に隣接して設け
てある。
上収納部3には、第2図および第3図に示すように、
扇31aを開成することによて正面P側に奥行きd3の半分
を開放することのできる収納領域31と、扇32aを開成す
ることによって正面Q側に奥行きd3の残り半分を開放す
ることのできる収納領域32とが背合わせに隣接して設け
てある。
そして、このロッカー本体1の左右両端面に第5図に
示すエンドパネル4を取着し、更衣室などに配設するよ
うにしている。このエンドパエネル4は、上収納部3の
奥行きd3に等しい接地面を有しており、下収納部2の接
地面が小さいことからくる不安定さをカバーできるよう
になっている。
このようなロッカーであると、基本的な効果として、
下収納部2を極力薄手のもの(例えば奥行きd3が50cm程
度)にして正面P、Q側に使用者のための動作空間を確
保しても、上収納部3が頭上に突出しており、収納領域
31、32にバッグb等比較的大きいものを十分収納するこ
とが可能になる。
しかも、下収納部2の収納領域21、22は、従来のよう
に背合わせの関係にせず幅方向に交互に隣接して設けた
ことで、それらの収納領域21、22において下収納部2の
奥行きd3の全てを開放することを可能にしている。この
ため、これらの収納領域21、22においては、図中想像線
で示すように全く通常の状態で衣服aを収納することが
でき、衣服aのみごろを手前に向けて収納するといった
不自然な対応を迫られることがなくなる。その上、肩口
が正面P、Q側に来るため扇21a、22aとの干渉も少なく
しておくことができる。
なお、上記実施例ではエンドパネル4を転倒防止手段
としてのみ用いているが、このエンドパネル4を上下両
収納部2、3の連結具として用いることも可能である。
また、他の転倒防止手段としては、第6図に示すように
ロッカー本体1の底部に脚5を設けこの脚5を床タイル
で隠すようにしたものや、第7図に示すようにロッカー
本体1の底板6を正面P、Q側に踏み板のように延出さ
せたもの等が有効となる。さらに、収納部の形状やこれ
らに設定される収納領域の数等は図示例に限定されるも
のではない。その他、この収納家具をロッカー以外のも
のに適用するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明の収納家具は、以上のような構成であるから、
収納機能を喪失することなく正面側に人間が行動し易い
ようなスペースを有効に確保することができる効果があ
る。すなわち、例えがこの収納家具をロッカーに適用し
た場合は、従来のロッカーに比べて、狭い場所に配置し
た場合にも下収納部の前面で更衣や通行を不都合なく行
うことができ、衣服の出し入れも通常の状態でスムーズ
に行うことができ、比較的大きなバッグ等も上収納部に
不都合なく収納することができるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はロッカー本体
の模式的な正面図、第2図は同側面図、第3図は第1図
におけるIII-III線断面図、第4図は同IV-IV線断面図、
第5図は転倒防止手段を取り付けたロッカーの斜視図で
ある。第6図および第7図は本発明の他の実施例を示す
斜視図である。 P、Q……正面 p2、q2……下収納部の前面 p3、q3……上収納部の前面 d2……下収納部の奥行き d2……上収納部の奥行き 1……家具本体 2……下収納部 3……上収納部 4……転倒防止手段(エンドパネル) 5……転倒防止手段(底板) 6……転動防止手段(脚) 21、22……下収納部の収納領域 31、32……上収納部の収納領域

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側を正面とする家具本体に、人間の背丈
    に対応した高さの下収納部およびこの下収納部の上に位
    置する上収納部を設け、上収納部の前面を下収納部の前
    面よりも正面側へ突出させてなる収納家具において、 前記下収納部に、一方の正面側に全奥行きを開放するこ
    とのできる収納領域および他方の正面側に全奥行きを開
    放することのできる収納領域を幅方向に交互に隣接して
    設け、 前記上収納部に、両正面側に奥行きの半分づつを開放す
    ることのできる収納領域を背合わせに隣接して設けてい
    ることを特徴とする収納家具。
  2. 【請求項2】家具本体を、互いに別体をなす下収納部お
    よび上収納部を連結して構成していることを特徴とする
    請求項1記載の収納家具。
  3. 【請求項3】家具本体に、転倒防止手段を設けているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の収納家具。
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